JP2001071449A - 高速書込製版装置 - Google Patents
高速書込製版装置Info
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- JP2001071449A JP2001071449A JP25099499A JP25099499A JP2001071449A JP 2001071449 A JP2001071449 A JP 2001071449A JP 25099499 A JP25099499 A JP 25099499A JP 25099499 A JP25099499 A JP 25099499A JP 2001071449 A JP2001071449 A JP 2001071449A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 書込ヘッドの書込を必要とする部位と必要と
しない部位に分別して書込に際しての書込ヘッドの移動
速度に差を設け後者の書込不要部位の高速移動を図った
高速書込製版装置を提供する。 【構成】 本発明の高速書込製版装置は、版・版胴50
と版・版胴50の回転角を計測するエンコーダ10と、
レーザ書込ヘッド11と、該書込ヘッドの2段変速送り
機構12と、前記2速制御をするステージドライバ13
と、書込コントローラ14と、イメージ制御部16と、
データサーバ15とより構成する。
しない部位に分別して書込に際しての書込ヘッドの移動
速度に差を設け後者の書込不要部位の高速移動を図った
高速書込製版装置を提供する。 【構成】 本発明の高速書込製版装置は、版・版胴50
と版・版胴50の回転角を計測するエンコーダ10と、
レーザ書込ヘッド11と、該書込ヘッドの2段変速送り
機構12と、前記2速制御をするステージドライバ13
と、書込コントローラ14と、イメージ制御部16と、
データサーバ15とより構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷時に使用され
る絵柄イメージを書き込む光学的書込ヘッドを使用した
高速書込製版装置に関する。
る絵柄イメージを書き込む光学的書込ヘッドを使用した
高速書込製版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】版胴に装着した版面に絵柄イメージの書
込む製版システムでは、画像処理により取り出した絵柄
イメージを示す白黒のビットマットを光学的書込ヘッド
で、回転円筒状版胴に装着されたフィルム状版面に、前
記回転軸芯に平行に移動させながら螺旋状に書き込んで
いる。
込む製版システムでは、画像処理により取り出した絵柄
イメージを示す白黒のビットマットを光学的書込ヘッド
で、回転円筒状版胴に装着されたフィルム状版面に、前
記回転軸芯に平行に移動させながら螺旋状に書き込んで
いる。
【0003】即ち、図4に示すように、絵柄イメージの
画像処理により取り出したビットデータを書込コントロ
ーラ55に導入して光学書込ヘッド52を介して、回転
する版胴と該版胴に装着された版面を含む版・版胴50
に書き込む際は、前記版・版胴50を一定速度Nで回転
させるとともに、その回転角度をエンコーダ50aによ
り検出して、回転角に合わせて前記書込ヘッド52をス
テージドライバ54を介してボールねじ53aを駆動さ
せ矢印A方向に一定速度vで移動させ、図に見るように
書込ライン51を螺旋状に形成しながら書き込んで白黒
のビットマットを版面に形成している。
画像処理により取り出したビットデータを書込コントロ
ーラ55に導入して光学書込ヘッド52を介して、回転
する版胴と該版胴に装着された版面を含む版・版胴50
に書き込む際は、前記版・版胴50を一定速度Nで回転
させるとともに、その回転角度をエンコーダ50aによ
り検出して、回転角に合わせて前記書込ヘッド52をス
テージドライバ54を介してボールねじ53aを駆動さ
せ矢印A方向に一定速度vで移動させ、図に見るように
書込ライン51を螺旋状に形成しながら書き込んで白黒
のビットマットを版面に形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、印刷物によ
っては、絵柄イメージの中に天地方向に白紙のスペース
を設ける場合がしばしば多用されている。上記のように
中間に書込を必要としない白部が介在する絵柄イメージ
の刷版においては、版胴の回転に合わせて書込ヘッド
を、書込を必要とする絵柄部と書込を必要としない白部
の差別をすることなく一定速度で移動させているため、
書込時間の短縮は望めない状況にある。
っては、絵柄イメージの中に天地方向に白紙のスペース
を設ける場合がしばしば多用されている。上記のように
中間に書込を必要としない白部が介在する絵柄イメージ
の刷版においては、版胴の回転に合わせて書込ヘッド
を、書込を必要とする絵柄部と書込を必要としない白部
の差別をすることなく一定速度で移動させているため、
書込時間の短縮は望めない状況にある。
【0005】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、絵柄イメージを書込を必要とする部位と必要
としない部位に分別して書込に際しての書込ヘッドの移
動速度に差を設け後者の書込不要部位には高速移動を図
った高速書込製版装置の提供を目的とするものである。
たもので、絵柄イメージを書込を必要とする部位と必要
としない部位に分別して書込に際しての書込ヘッドの移
動速度に差を設け後者の書込不要部位には高速移動を図
った高速書込製版装置の提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、絵柄
イメージの画像処理により取り出した白黒のビットマッ
プを、円筒状版胴の回転とともに移動する光学的書込ヘ
ッドにより版胴に装着された版板面に螺旋状に書き込む
印刷用刷版の高速書込製版装置において、書込ヘッドの
移動を版胴の回転角に合わせて行なうべく、版胴に付設
したエンコーダと、前記書込ヘッドに書き始めと書き終
わりの制御をする書込コントローラと、前記書込ヘッド
の書込期間及び書込停止期間における書込ヘッドの移動
速度に差を持たせ、書込期間は第1速度で、書込停止期
間は前記第1速度より高速の第2速度で前記書込ヘッド
を移動可能とするステージドライバと、上記白黒のビッ
トマップを形成するビットデータを、イメージ制御部へ
転送するデータサーバと、転送されたビットデータを書
込順に白部と絵柄部に分別演算をするとともに、絵柄部
の書込には前記書込ヘッドを前記第1速度で移動し書込
始めと書込終了をさせ、白部の移動期間は前記第2速度
で高速移動の制御をさせるイメージ制御部とを備えたこ
とを特徴とする。
イメージの画像処理により取り出した白黒のビットマッ
プを、円筒状版胴の回転とともに移動する光学的書込ヘ
ッドにより版胴に装着された版板面に螺旋状に書き込む
印刷用刷版の高速書込製版装置において、書込ヘッドの
移動を版胴の回転角に合わせて行なうべく、版胴に付設
したエンコーダと、前記書込ヘッドに書き始めと書き終
わりの制御をする書込コントローラと、前記書込ヘッド
の書込期間及び書込停止期間における書込ヘッドの移動
速度に差を持たせ、書込期間は第1速度で、書込停止期
間は前記第1速度より高速の第2速度で前記書込ヘッド
を移動可能とするステージドライバと、上記白黒のビッ
トマップを形成するビットデータを、イメージ制御部へ
転送するデータサーバと、転送されたビットデータを書
込順に白部と絵柄部に分別演算をするとともに、絵柄部
の書込には前記書込ヘッドを前記第1速度で移動し書込
始めと書込終了をさせ、白部の移動期間は前記第2速度
で高速移動の制御をさせるイメージ制御部とを備えたこ
とを特徴とする。
【0007】本発明は、書込を必要とする絵柄部の上下
方向に書込を必要としない白部を設ける場合は、書込の
高速化を図るべく、書込ヘッドの移動速度に書込を必要
としない白部においては高速移動を可能とさせ、書込の
高速化を図ったものである。即ち、絵柄イメージの画像
処理により取り出した白黒のビットマップよりなるビッ
トデータを書込順にイメージ制御部へ転送し、該制御部
で転送されたビットデータを演算処理をして、絵柄部と
白部に分別して分別結果に対応して書込コントローラと
書込指令ないし停止指令及び、ステージドライバに速度
指令を出力して、絵柄部の書込には従来通りの所定速度
(低速)で書込を行ない、書込終了後次の絵柄部までの
白部に対しては高速移動をさせるようにしてある。
方向に書込を必要としない白部を設ける場合は、書込の
高速化を図るべく、書込ヘッドの移動速度に書込を必要
としない白部においては高速移動を可能とさせ、書込の
高速化を図ったものである。即ち、絵柄イメージの画像
処理により取り出した白黒のビットマップよりなるビッ
トデータを書込順にイメージ制御部へ転送し、該制御部
で転送されたビットデータを演算処理をして、絵柄部と
白部に分別して分別結果に対応して書込コントローラと
書込指令ないし停止指令及び、ステージドライバに速度
指令を出力して、絵柄部の書込には従来通りの所定速度
(低速)で書込を行ない、書込終了後次の絵柄部までの
白部に対しては高速移動をさせるようにしてある。
【0008】また、前記絵柄イメージは、版面の回転方
向に配列されたn個のドット群を書込み上流側より下流
側に配列したm行の画素群により形成され、各行のドッ
ト群は書込ドットとブランクドットを構成要素とし、絵
柄部は書込ドットを少なくとも1個以上を含むドット群
よりなる「行」により構成され、白部は全てドットがブ
ランクドットにより形成されている「行」により構成さ
れ、前記第1速度から前記第2速度への変換は前記版胴
が1回転を単位として行うように構成することも本発明
の有効な手段である。
向に配列されたn個のドット群を書込み上流側より下流
側に配列したm行の画素群により形成され、各行のドッ
ト群は書込ドットとブランクドットを構成要素とし、絵
柄部は書込ドットを少なくとも1個以上を含むドット群
よりなる「行」により構成され、白部は全てドットがブ
ランクドットにより形成されている「行」により構成さ
れ、前記第1速度から前記第2速度への変換は前記版胴
が1回転を単位として行うように構成することも本発明
の有効な手段である。
【0009】かかる技術手段によると、書込ヘッドの速
度変換を版胴の1回転周期の最終ドットから下流側の絵
柄ドットラインの最初のドットまでの間に変換して、速
度を安定させる必要がある。版胴の1回転周期の最終ド
ットから下流側の絵柄ドットラインの最初のドットまで
の間には、版板の取り付け部が介在するので、その取り
付け部とマージン部分とを含んだ距離は、各ドットライ
ンとも同じであり、該距離を版胴が回転するまでの間の
時間は一定するので、速度制御が簡単にある。
度変換を版胴の1回転周期の最終ドットから下流側の絵
柄ドットラインの最初のドットまでの間に変換して、速
度を安定させる必要がある。版胴の1回転周期の最終ド
ットから下流側の絵柄ドットラインの最初のドットまで
の間には、版板の取り付け部が介在するので、その取り
付け部とマージン部分とを含んだ距離は、各ドットライ
ンとも同じであり、該距離を版胴が回転するまでの間の
時間は一定するので、速度制御が簡単にある。
【0010】また、前記イメージ制御部を、事前に前記
版胴の1回転内の書込ドットラインに存在する最初と最
後の書込ドットの列方向位置を演算し、上流側の書込ド
ットラインの前記最後の書込ドットから下流側の書込ド
ットラインの最初の書込ドットまでの間を前記第2速度
で前記書込ヘッドを移動するように構成することも本発
明の有効な手段である。
版胴の1回転内の書込ドットラインに存在する最初と最
後の書込ドットの列方向位置を演算し、上流側の書込ド
ットラインの前記最後の書込ドットから下流側の書込ド
ットラインの最初の書込ドットまでの間を前記第2速度
で前記書込ヘッドを移動するように構成することも本発
明の有効な手段である。
【0011】かかる技術手段によると、上流側の書込ド
ットラインの前記最後の書込ドットから版胴における版
板の取り付け部へ至る距離、また、該取り付け部から下
流側の書込ドットラインの最初の書込ドットへ至る距離
が、1回転を単位として行う場合より多くとることがで
き、速度変換のための時間に余裕が生まれより正確な速
度制御が可能である。
ットラインの前記最後の書込ドットから版胴における版
板の取り付け部へ至る距離、また、該取り付け部から下
流側の書込ドットラインの最初の書込ドットへ至る距離
が、1回転を単位として行う場合より多くとることがで
き、速度変換のための時間に余裕が生まれより正確な速
度制御が可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施の
形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施の形態に
記載される部品の形状その他の相対的配置などは特に特
定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限
定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施の形態に
記載される部品の形状その他の相対的配置などは特に特
定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限
定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
【0013】図1は本発明の一実施の形態に係る高速書
込製版装置の概略の構成示す模式図で、図2は図1のデ
ータサーバよりビットデータとしてイメージ制御部に転
送される白黒ビットマップの一例を示す模式図で、図3
は図2に示す白黒ビットマップについてイメージ制御部
が行なう制御の状況及び書込ヘッドと2段変速送り機構
の作動の状況を示すフローチャートである。
込製版装置の概略の構成示す模式図で、図2は図1のデ
ータサーバよりビットデータとしてイメージ制御部に転
送される白黒ビットマップの一例を示す模式図で、図3
は図2に示す白黒ビットマップについてイメージ制御部
が行なう制御の状況及び書込ヘッドと2段変速送り機構
の作動の状況を示すフローチャートである。
【0014】図1に示すように、本発明の実施の形態に
係る高速書込製版装置は、版・版胴50と版・版胴50
の回転角を計測するエンコーダ10と、レーザ書込ヘッ
ド11と、該書込ヘッドの焦点位置を版・版胴50面上
を版胴軸芯に平行に移動させる図示してないリニアガイ
ドと2段変速機構と該機構に係止するボールねじ12a
とよりなる2段変速送り機構12と、前記2段変速送り
機構12の2速制御をするステージドライバ13と、書
込ヘッド11の書込制御をする書込コントローラ14
と、前記ステージドライバ13と書込コントローラ14
にそれぞれ速度指令と書込指令を出すイメージ制御部1
6と、該イメージ制御部にビットデータを転送するデー
タサーバ15とより構成する。
係る高速書込製版装置は、版・版胴50と版・版胴50
の回転角を計測するエンコーダ10と、レーザ書込ヘッ
ド11と、該書込ヘッドの焦点位置を版・版胴50面上
を版胴軸芯に平行に移動させる図示してないリニアガイ
ドと2段変速機構と該機構に係止するボールねじ12a
とよりなる2段変速送り機構12と、前記2段変速送り
機構12の2速制御をするステージドライバ13と、書
込ヘッド11の書込制御をする書込コントローラ14
と、前記ステージドライバ13と書込コントローラ14
にそれぞれ速度指令と書込指令を出すイメージ制御部1
6と、該イメージ制御部にビットデータを転送するデー
タサーバ15とより構成する。
【0015】なお、上記ビットデータは、絵柄イメージ
より画像処理により取り出した白黒のビットマップより
形成されたもので、制御部での演算により書込順に行の
なかに書込ドットが1つ以上あれば絵柄部、書込ドット
が一つもなければ白部と分別する。この分別に基づき書
込コントローラ14には書込開始ないし書込終わりの指
令を出すとともに、ステージドライバ13には絵柄部の
書込期間を低速の第1速度で移動させ次の書込期間まで
の白部の書込停止期間には高速の第2速度で移動させる
速度指令出すようにしたものである。なお上記書込開始
と同時に版胴の回転角度を検出するエンコーダの10の
信号を読取り、該信号に合わせてステージドライバ13
よりの速度指令を出し書込ヘッドの移動を開始するよう
にしてある。
より画像処理により取り出した白黒のビットマップより
形成されたもので、制御部での演算により書込順に行の
なかに書込ドットが1つ以上あれば絵柄部、書込ドット
が一つもなければ白部と分別する。この分別に基づき書
込コントローラ14には書込開始ないし書込終わりの指
令を出すとともに、ステージドライバ13には絵柄部の
書込期間を低速の第1速度で移動させ次の書込期間まで
の白部の書込停止期間には高速の第2速度で移動させる
速度指令出すようにしたものである。なお上記書込開始
と同時に版胴の回転角度を検出するエンコーダの10の
信号を読取り、該信号に合わせてステージドライバ13
よりの速度指令を出し書込ヘッドの移動を開始するよう
にしてある。
【0016】また、前記絵柄イメージは、版面の回転方
向に配列されたn個のドット群を書込み上流側より下流
側に配列したm行の画素群により形成され、各行のドッ
ト群は書込ドットとブランクドットを構成要素とし、絵
柄部は書込ドットを少なくとも1個以上を含むドット群
よりなる「行」により構成され、白部は全てドットがブ
ランクドットにより形成されている「行」により構成さ
れるが、前記イメージ制御部16は前記第1速度から前
記第2速度への変換は前記版胴が1回転を単位として行
われる。
向に配列されたn個のドット群を書込み上流側より下流
側に配列したm行の画素群により形成され、各行のドッ
ト群は書込ドットとブランクドットを構成要素とし、絵
柄部は書込ドットを少なくとも1個以上を含むドット群
よりなる「行」により構成され、白部は全てドットがブ
ランクドットにより形成されている「行」により構成さ
れるが、前記イメージ制御部16は前記第1速度から前
記第2速度への変換は前記版胴が1回転を単位として行
われる。
【0017】図2は、図1のデータサーバよりビットデ
ータとしてイメージ制御部に転送される白黒ビットマッ
プの一例を示す模式図である。図に見るように、この場
合のビットマップは、書込を必要とする上流側の絵柄部
20aと下流側の絵柄部20bとその中間に介在させた
書込を必要としない白部21を構成するn列m行のドッ
ト群よりなる。
ータとしてイメージ制御部に転送される白黒ビットマッ
プの一例を示す模式図である。図に見るように、この場
合のビットマップは、書込を必要とする上流側の絵柄部
20aと下流側の絵柄部20bとその中間に介在させた
書込を必要としない白部21を構成するn列m行のドッ
ト群よりなる。
【0018】上記上流側絵柄部20aはデータサーバよ
りイメージ制御部へ1番目に転送された12行の白黒混
合のドットブロックで、白部21は2番目に転送された
3行のすべてブランクドットよりなるドットブロック
で、絵柄部20bは3番目に転送された12行の白黒混
合のドットブロックである。図に見るように、上記絵柄
部を構成する「行」の中に1個でも書込ドットを場合は
絵柄部と見做してある。
りイメージ制御部へ1番目に転送された12行の白黒混
合のドットブロックで、白部21は2番目に転送された
3行のすべてブランクドットよりなるドットブロック
で、絵柄部20bは3番目に転送された12行の白黒混
合のドットブロックである。図に見るように、上記絵柄
部を構成する「行」の中に1個でも書込ドットを場合は
絵柄部と見做してある。
【0019】図3は、図2に示す白黒ビットマットにつ
いてイメージ制御部が行なう制御の状況及び書込ヘッド
と2段変速送り機構の作動の状況を示すフローチャート
である。以下上記フローチャートに従いイメージ制御部
16の制御の状況及び書込ヘッド11及び2段変速送り
機構12の作動の状況を説明する。 ステップ30:データサーバ15より内蔵するビットデ
ータを書込順にイメージ制御部16へ転送する。
いてイメージ制御部が行なう制御の状況及び書込ヘッド
と2段変速送り機構の作動の状況を示すフローチャート
である。以下上記フローチャートに従いイメージ制御部
16の制御の状況及び書込ヘッド11及び2段変速送り
機構12の作動の状況を説明する。 ステップ30:データサーバ15より内蔵するビットデ
ータを書込順にイメージ制御部16へ転送する。
【0020】ステップ31〜32:転送先のイメージ制
御部16では書込を必要としない白部検出シフトを起動
させ、転送されたビットデータについて白部と絵柄部と
の分別演算を行なう。なお、こ場合には上流側絵柄部2
0a、白部21、下流側絵柄部20bを順に分別する。
御部16では書込を必要としない白部検出シフトを起動
させ、転送されたビットデータについて白部と絵柄部と
の分別演算を行なう。なお、こ場合には上流側絵柄部2
0a、白部21、下流側絵柄部20bを順に分別する。
【0021】ステップ33:上記分別した上流側絵柄部
20aの書込指令と、その後の白部の書込停止期間の経
過後に行なう下流側絵柄部20bの書込指令を、書込コ
ントローラ14へ出力する。 ステップ34〜35:上記書込指令の発令とともにエン
コーダ10より版・版胴50の回転角の検出信号を取込
むと同時に、検出信号に合わせてステージドライバ13
へ、速度指令v1 (書込時の書込ヘッドの低速移動速
度)を出力する。
20aの書込指令と、その後の白部の書込停止期間の経
過後に行なう下流側絵柄部20bの書込指令を、書込コ
ントローラ14へ出力する。 ステップ34〜35:上記書込指令の発令とともにエン
コーダ10より版・版胴50の回転角の検出信号を取込
むと同時に、検出信号に合わせてステージドライバ13
へ、速度指令v1 (書込時の書込ヘッドの低速移動速
度)を出力する。
【0022】ステップ36:上記指令を受け、書込ヘッ
ド11は書込終始ライン上の書込始め点S1 より上流側
絵柄部20aの書込を始めるとともに、2段変速送り機
構12はエンコーダ10の検出信号に合わせ低速移動
(速度v1)を開始して螺旋状書込をする。 ステップ37〜38:書き終わり点p1 を検出したかど
うかを確かめ、検出した場合は書込を停止するととも
に、白部21の書込停止期間を高速v2移動する。な
お、前記書き終わり点p1 を検出しない場合は書込を続
ける。
ド11は書込終始ライン上の書込始め点S1 より上流側
絵柄部20aの書込を始めるとともに、2段変速送り機
構12はエンコーダ10の検出信号に合わせ低速移動
(速度v1)を開始して螺旋状書込をする。 ステップ37〜38:書き終わり点p1 を検出したかど
うかを確かめ、検出した場合は書込を停止するととも
に、白部21の書込停止期間を高速v2移動する。な
お、前記書き終わり点p1 を検出しない場合は書込を続
ける。
【0023】ステップ39:書込停止期間の終了ととも
に、書込始め点S2 で下流側絵柄部20bの書込を開始
するとともに書込ヘッド11を前記v1 の低速移動を開
始させ、螺旋状書込を再開する。 ステップ40〜42:書込終わり点p2 を検出したかど
うか、及び全ブロックの処理が終了したかどうかを確か
めて、前記処理が終了していない場合は、ステップ35
へ戻り、前記処理が終了している場合は完了する。
に、書込始め点S2 で下流側絵柄部20bの書込を開始
するとともに書込ヘッド11を前記v1 の低速移動を開
始させ、螺旋状書込を再開する。 ステップ40〜42:書込終わり点p2 を検出したかど
うか、及び全ブロックの処理が終了したかどうかを確か
めて、前記処理が終了していない場合は、ステップ35
へ戻り、前記処理が終了している場合は完了する。
【0024】尚、前記実施の形態においては、前記イメ
ージ制御部16は前記第1速度から前記第2速度への変
換は前記版胴が1回転を単位として行われているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、事前に前記版胴
の1回転内の書込ドットラインに存在する最初と最後の
書込ドットの列方向位置を演算し、上流側の書込ドット
ラインの前記最後の書込ドットから下流側の書込ドット
ラインの最初の書込ドットまでの間を前記第2速度で前
記書込ヘッドを移動するように前記イメージ制御部を構
成することができる。
ージ制御部16は前記第1速度から前記第2速度への変
換は前記版胴が1回転を単位として行われているが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、事前に前記版胴
の1回転内の書込ドットラインに存在する最初と最後の
書込ドットの列方向位置を演算し、上流側の書込ドット
ラインの前記最後の書込ドットから下流側の書込ドット
ラインの最初の書込ドットまでの間を前記第2速度で前
記書込ヘッドを移動するように前記イメージ制御部を構
成することができる。
【0025】
【発明の効果】上記構成により、イメージ制御部におい
て転送されてきたビットデータに付き逐次、絵柄部と白
部の分別演算を行い分別結果に基づき介在する白部に対
しては高速移動をさせる構成としたため、書込を必要と
しない白部を含む絵柄イメージの製版の場合は時間短縮
が図ることができる。
て転送されてきたビットデータに付き逐次、絵柄部と白
部の分別演算を行い分別結果に基づき介在する白部に対
しては高速移動をさせる構成としたため、書込を必要と
しない白部を含む絵柄イメージの製版の場合は時間短縮
が図ることができる。
【図1】 本発明の一実施の形態に係る高速書込製版装
置の概略の構成示す模式図である。
置の概略の構成示す模式図である。
【図2】 図1のデータサーバよりビットデータとして
イメージ制御部に転送される白黒ビットマットの一例を
示す模式図である。
イメージ制御部に転送される白黒ビットマットの一例を
示す模式図である。
【図3】 図2に示す白黒ビットマップについてイメー
ジ制御部が行なう制御の状況及び書込ヘッドとステージ
の作動の状況を示すフローチャートである。
ジ制御部が行なう制御の状況及び書込ヘッドとステージ
の作動の状況を示すフローチャートである。
【図4】 従来のレーザ書込製版装置の概略の構成示す
模式図である。
模式図である。
10 エンコーダ 11 書込ヘッド 11a 書込ライン 12 2段変速送り機構 13 ステージドライバ 14 書込コントローラ 15 データサーバ 16 イメージ制御部 17 書込ドット 18 ブランクドット 20a 上流側絵柄部 20b 下流側絵柄部 21 白部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永井 秀明 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 (72)発明者 池田 弘昭 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社三原製作所内 Fターム(参考) 2H084 AA05 AA14 AE05 BB16
Claims (3)
- 【請求項1】 絵柄イメージの画像処理により取り出し
た白黒のビットマップを、円筒状版胴の回転とともに移
動する光学的書込ヘッドにより版胴に装着された版板面
に螺旋状に書き込む印刷用刷版の高速書込製版装置にお
いて、 書込ヘッドの移動を版胴の回転角に合わせて行なうべ
く、版胴に付設したエンコーダと、 前記書込ヘッドに書き始めと書き終わりの制御をする書
込コントローラと、 前記書込ヘッドの書込期間及び書込停止期間における書
込ヘッドの移動速度に差を持たせ、書込期間は第1速度
で、書込停止期間は前記第1速度より高速の第2速度で
前記書込ヘッドを移動可能とするステージドライバと、 上記白黒のビットマップを形成するビットデータを、イ
メージ制御部へ転送するデータサーバと、 転送されたビットデータを書込順に白部と絵柄部に分別
演算をするとともに、絵柄部の書込には前記書込ヘッド
を前記第1速度で移動し書込始めと書込終了をさせ、白
部の移動期間は前記第2速度で高速移動の制御をさせる
イメージ制御部とを備えたことを特徴とする高速書込製
版装置。 - 【請求項2】 前記絵柄イメージは、版面の回転方向に
配列されたn個のドット群を書込み上流側より下流側に
配列したm行の画素群により形成され、 各行のドット群は書込ドットとブランクドットを構成要
素とし、絵柄部は書込ドットを少なくとも1個以上を含
むドット群よりなる「行」により構成され、白部は全て
ドットがブランクドットにより形成されている「行」に
より構成され、 前記第1速度から前記第2速度への変換は前記版胴が1
回転を単位としておこなわれることを特徴とする請求項
1記載の高速書込製版装置。 - 【請求項3】 前記イメージ制御部は、事前に前記版胴
の1回転内の書込ドットラインに存在する最初と最後の
書込ドットの列方向位置を演算し、上流側の書込ドット
ラインの前記最後の書込ドットから下流側の書込ドット
ラインの最初の書込ドットまでの間を前記第2速度で前
記書込ヘッドを移動するように構成したことを特徴とす
る請求項1記載の高速書込製版装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25099499A JP2001071449A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 高速書込製版装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25099499A JP2001071449A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 高速書込製版装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001071449A true JP2001071449A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17216086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25099499A Withdrawn JP2001071449A (ja) | 1999-09-06 | 1999-09-06 | 高速書込製版装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001071449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007053909A1 (de) * | 2007-11-09 | 2009-06-04 | Hell Gravure Systems Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Gravur von Druckzylindern |
-
1999
- 1999-09-06 JP JP25099499A patent/JP2001071449A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102007053909A1 (de) * | 2007-11-09 | 2009-06-04 | Hell Gravure Systems Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Gravur von Druckzylindern |
DE102007053909B4 (de) * | 2007-11-09 | 2009-08-13 | Hell Gravure Systems Gmbh & Co. Kg | Verfahren und Vorrichtung zur Gravur von Druckzylindern |
US8164800B2 (en) | 2007-11-09 | 2012-04-24 | Hell Gravure Systems Gmbh & Co. Kg | Method and device for engraving printing cylinders |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040705 |