JP2001071285A - 作業ロボット - Google Patents

作業ロボット

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JP2001071285A
JP2001071285A JP24745599A JP24745599A JP2001071285A JP 2001071285 A JP2001071285 A JP 2001071285A JP 24745599 A JP24745599 A JP 24745599A JP 24745599 A JP24745599 A JP 24745599A JP 2001071285 A JP2001071285 A JP 2001071285A
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rotation
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axis
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JP24745599A
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Naoki Kubo
直樹 久保
Jun Koreishi
純 是石
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4073Printing on three-dimensional objects not being in sheet or web form, e.g. spherical or cubic objects

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業ロボットにおいてツールの姿勢変化を抑
え、かつ、ワークのほぼ全面に対して適切な作業を行う
こと。 【解決手段】 作業ロボット100には、ワーク9のほ
ぼ中心位置で直交する2つの回転軸A1,A2が設定さ
れており、それぞれの回転軸を中心にワーク9を自在に
回動させることで、ツール3に対してワーク表面の任意
の位置を接近させることが可能になっている。つまり、
作業ロボット100は固定されたツール3にてワーク9
の表面のほぼ全面にわたって所定の作業を行うロボット
である。ワーク9を動作させるために、回転駆動部1
1、回転駆動部21および摺動駆動部30が設けられて
おり、これらの駆動部を駆動することで、ツール3の姿
勢変化をなくし、かつ、ワーク9のほぼ全面に対して適
切な作業を行うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークに対して
所定の作業を行う作業ロボットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、3次元モデル等を生成するた
めの立体造形方法として、X−Y−Zステージを設置
し、そのステージに切削工具をツールとして装着し、基
台に固定されたワークに対し、例えばワークの上側から
ツールをアクセスさせてワーク表面の形状を所定の形状
に切削加工を施すような手法が行われる。
【0003】しかしながら、このような手法では、ワー
クに対してツールが一方向からのアクセスしかできない
ため、ワークの横方向や下方向からの切削加工を行うこ
とができないという問題がある。
【0004】そこで、上記のような問題を解決するため
に、特開昭60−71178号公報に記載されているよ
うな、固定されたワークの周囲略全面に亘ってツールを
アクセスさせることができるようにした作業ロボットの
構成が知られている。
【0005】図15は、従来の作業ロボット900の一
例を示す図である。図15に示すように、従来の作業ロ
ボット900では、基台901上に第1アーム駆動機構
903が取り付けられており、この第1アーム駆動機構
903に対して第1アーム902が取り付けられてい
る。また、基台901の中心位置からは、ワーク910
を支持するための支持柱909が鉛直方向に配置されて
おり、この支持柱909の先端部にワーク910が配置
される。第1アーム902は第1アーム駆動機構903
によって支持柱909の中心軸911を回転中心(回転
軸)として回動自在となっている。そして第1アーム9
02の先端部には、第2アーム駆動機構904が設置さ
れており、この第2アーム駆動機構904によって回転
部材905を回転軸912の周りに回動させることがで
きる。回転部材905には第2アーム906が連結され
ており、第2アーム906の先端部には所定のツール9
08をワーク910に向かって進退させるための駆動機
構907が設けられている。
【0006】このような作業ロボット900では、第1
アーム駆動機構903の回転軸911と第2アーム駆動
機構904の回転軸912とは、ワーク910のほぼ中
心位置で互いに直交するように構成されているので、各
駆動機構をそれぞれに駆動することで、ツール908の
先端部を固定されたワーク910の表面のほぼ全面にア
クセスすることが可能となっている。
【0007】したがって、従来の作業ロボット900
は、ワーク910に対してツール908が任意の方向か
らのアクセスすることが可能となっており、ワーク91
0の横方向や下方向からの切削加工をも行うことが可能
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な作業ロボット900では、ワーク910のほぼ全面に
対して任意の方向からアクセスすることは可能である
が、そのようなアクセスの際にツール908の姿勢が下
向き、横向き、上向きというようにあらゆる方向を向く
ようになる。したがって、この作業ロボット900で適
切な作業を行うためには、ツール908の先端部が下向
きだけでなく、上向きであっても使用することの可能な
ツール908であることが必要となる。
【0009】しかし、ツール908がワーク910の表
面に対して彩色を行うためのツールであって、例えばイ
ンクジェット方式のヘッドである場合、ヘッド先端部が
上方向を向いてしまうと、適切にインクを吐出すること
ができない場合がある。つまり、インクジェット方式の
ヘッドでは多くの場合、ヘッドの姿勢はその先端部を下
向きないし横向きにした状態で使用することに限定され
ており、ヘッド先端部を上向きにして使用することは困
難である。
【0010】このため、従来の作業ロボット900では
使用するツールに制限があり、特にインクジェットヘッ
ドをツールとして使用してワークのほぼ全面に彩色を行
うような作業は行うことができないという問題があっ
た。
【0011】そこで、この発明は、上記課題に鑑みてな
されたものであって、ツールの姿勢変化を抑え、かつ、
ワークのほぼ全面に対して適切な作業を行うことのでき
る作業ロボットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、ワークに対する所定の作
業を行う作業ロボットであって、前記ワークを支持し、
少なくとも互いに直交する第1回転軸および第2回転軸
のそれぞれについて前記ワークを回動させるワーク駆動
手段と、前記ワークに対して前記作業を行う所定のツー
ルを支持するツール支持手段とを備えている。
【0013】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の作業ロボットにおいて、前記第1回転軸と前記第2回
転軸とが、前記ワークのほぼ中心位置にて互いに直交す
ることを特徴としている。
【0014】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の作業ロボットにおいて、前記ワーク駆
動手段が、一端側が所定の部材に連結され、他端側に前
記第1回転軸についての回転駆動を行う第1回転駆動手
段が設けられた第1アームと、一端側が前記第1回転駆
動手段に連結されて前記第1回転軸について回動自在と
なるとともに、他端側に前記第2回転軸についての回転
駆動を行う第2回転駆動手段が設けられた第2アーム
と、前記第2回転駆動手段によって回動自在となるとと
もに、前記ワークを保持する保持部材とを備えている。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の作業ロボットにおいて、前記ワーク駆動手段が、基台
に対して垂直な方向に所定の摺動部材を摺動させる摺動
駆動手段をさらに備えており、前記第1アームの前記一
端側が前記摺動部材に連結されることを特徴としてい
る。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1ないし
請求項4のいずれかに記載の作業ロボットにおいて、前
記ツール支持手段が、前記ツールの姿勢または位置を変
化させるツール駆動手段を備えている。
【0017】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の作業ロボットにおいて、前記ツール駆動手段による前
記ツールの姿勢変化が所定範囲内に制限されることを特
徴としている。
【0018】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載の作業ロボットにおいて、前記ツール駆
動手段が、前記ツールの中心軸を回転軸とする回転駆動
手段を備えている。
【0019】請求項8に記載の発明は、請求項1ないし
請求項7のいずれかに記載の作業ロボットにおいて、前
記ツールが、前記ワークの表面に対して着色を行うイン
クジェットヘッドであることを特徴としている。
【0020】
【発明の実施の形態】<1.第1の実施の形態>まず、
この発明の第1の実施の形態について説明する。図1お
よび図2は、この発明の第1の実施の形態の作業ロボッ
ト100を示す図である。この作業ロボット100は、
ワーク9のほぼ中心位置で直交する2つの回転軸A1,
A2が設定されており、それぞれの回転軸を中心にワー
ク9を自在に回動させることで、ツール3に対してワー
ク表面の任意の位置を接近させることが可能になってい
る。つまり、作業ロボット100は固定されたツール3
にてワーク9の表面のほぼ全面にわたって所定の作業を
行うロボットであり、例えばツールとして切削工具が設
置されると切削作業ロボットとして作用し、また、彩色
用のインクジェットヘッドがツールとして設置されると
彩色作業ロボットとして作用することになる。
【0021】図1および図2に示すように、作業ロボッ
ト100は、ワーク駆動手段として、第1回転駆動手段
となる回転駆動部11、第2回転駆動手段となる回転駆
動部21および摺動駆動手段となる摺動駆動部30を備
えている。
【0022】摺動駆動部30は摺動部材31をZ軸(基
台1に対して垂直な方向の軸)に平行に摺動させる駆動
部であり、支持部7によって基台1に固定されている。
したがって、この摺動駆動部30による摺動部材31の
Z軸に沿った摺動で、ワーク9の表面位置とツール3の
先端部(作業位置)との間隔を所定の間隔に調整するこ
とが可能になる。この摺動駆動部30は空気圧シリンダ
等で構成されてもよいし、ラックとピニオンによる機構
で構成してもよい。また、その他の周知の機構によって
構成されてもよい。
【0023】そして、摺動部材31の上端部には第1ア
ーム10が設けられており、第1アーム10の上端部に
は第1回転軸A1を中心に回転駆動を行う回転駆動部1
1が設けられている。回転駆動部11はモータ等によっ
て構成されて第1アーム10の上端部に固定されてい
る。この回転駆動部11は回動自在に配置された回転部
材12を回転軸A1周りに回動させるとともに、任意の
回転位置で回動運動を停止することができるように構成
されている。
【0024】回転部材12には第2アーム20の一端側
が連結されている。第2アーム20は、ワーク9に干渉
しないように例えばL字状に折り曲げられた構造を有し
ており、その他端部には第2回転軸A2を中心に回転駆
動を行う回転駆動部21が設けられている。第2アーム
20は、回転駆動部11の駆動によって第1回転軸A1
を中心に回転運動を行う。したがって、その端部に取り
付けられている回転駆動部21は、回転駆動部11の駆
動によって回転軸A1に垂直な面内において、回転軸A
1を中心とする円軌道上を移動することになる。
【0025】また、回転駆動部21にはワーク9を保持
する保持部材22が設けられており、回転駆動部21は
保持部材22を第2回転軸A2周りに回動させるととも
に、任意の回転位置で回転運動を停止することができる
ように構成されている。
【0026】保持部材22は、その先端部分がワーク表
面の所定位置に形成された保持部材嵌入孔に挿通される
ことによってワーク9を所定位置に保持することが可能
である。また、ワーク9の保持形態としては任意の形態
が適用でき、例えば、真空チャック方式等で保持部材2
2がワーク9を保持するように構成してもよいし、他の
方式で保持してもよい。
【0027】ここで、回転駆動部11,21のそれぞれ
の回転軸A1,A2は、図1に示すように、互いにワー
ク9のほぼ中心位置にて直交するようなジンバル機構に
て構成されている。したがって、回転駆動部11および
21が駆動されてワーク9の姿勢が変化したとしても、
ワーク9の占める空間的な位置はほとんど変化すること
がない。
【0028】また、ツール3はツール支持手段となる支
持柱8に固定されており、その先端部にてワーク9の表
面に対して所定の作業が行われる。そして、ツール3の
中心軸を含むツール軸(ツール3による作業方向)は、
第1回転軸A1と第2回転軸A2との交点(すなわち、
ワーク9のほぼ中心位置)を向くように設置されてい
る。このようにツール軸をワーク9のほぼ中心位置に向
けた状態で固定することにより、例えば、ワーク9が球
体である場合には、ワーク表面に対して常にツール3が
法線方向から作用することができるので、適切な作業を
行うことができるのである。
【0029】このように、この実施の形態の作業ロボッ
ト100ではツール3は固定されているため、ツール自
体の自由度が0であるのに対し、ワーク9はその表面全
体に対して任意の作業が適切に行えるように合計3自由
度(回転駆動部11、回転駆動部21および摺動駆動部
30による回転2自由度と直動1自由度)を有するよう
に構成されている。
【0030】この実施の形態における作業ロボット10
0は、上記のように構成されているので、固定されたツ
ール3の先端部は常にワーク9の中心方向を向いてお
り、かつ、第1回転駆動部11と第2回転駆動部21と
によってワーク9の表面のほぼ全面をツール3による作
業位置に位置させることが可能である。したがって、ツ
ール3を常に下方向に向けた状態でワーク9のほぼ全面
にわたって所定の作業を行うことが可能となっている。
例えば、ツール3がインクジェットヘッドであっても、
その先端部を上方向に向けることがないので、常に適切
にインクを吐出することができ、ワーク9のほぼ全面に
対して適切な彩色作業を行うことが可能となっている。
【0031】ツール3がインクジェットヘッドの場合、
インクタンク内部を適正な負圧に保つ必要があるが、イ
ンクジェットヘッドとインクタンクが一体型のタイプ
で、姿勢が頻繁に変化するようなときには、タンク内部
を適正な負圧に保つことが困難となるため、できる限り
インクジェットヘッドの姿勢の変化は少ないことが望ま
しい。また、インクジェットヘッドとインクタンクが別
体型のタイプにおいても適正な負圧を保つためにインク
を吐出部に導くための配管等のインク供給系もできる限
り静止させることが望ましい。また、インクジェットヘ
ッドのインク吐出部においては吐出したインク粒がワー
クに付着しきれずに再び落下し、インク吐出面を汚すこ
とを防止する為に下方向から横方向の姿勢を維持するこ
とが望ましい。したがって、この実施の形態の作業ロボ
ット100では、常にツール3の先端部を下方向に向け
た状態で固定しているので、インクジェットヘッドには
特に好ましい構成となっている。
【0032】なお、ワーク9は球体状のものに限定され
るものではなく、任意の3次元形状物であってよい。な
ぜなら、この実施の形態の作業ロボット100には、摺
動駆動部30が設けられており、ワークである3次元形
状物の表面への適切な作業を実現するために、ツール3
の先端部と3次元形状物の表面との距離を調節すること
が可能なように構成されているからである。
【0033】<2.第2の実施の形態>次に、この発明
の第2の実施の形態について説明する。上記の第1の実
施の形態の作業ロボット100では、ツール軸が常にワ
ークの中心を向いている。このため、ワーク9の表面に
凹凸のあるような3次元形状物である場合に、適切な作
業を行うためには常に凹凸面の法線方向からツール軸を
作用させることが望ましいが、第1の実施の形態の作業
ロボット100ではそのような作業を行うことが困難で
ある。例えば、彩色用のインクジェットヘッドや切削用
のヒートカッタや超音波カッタ等をツールとして使用す
る場合も、ワーク表面の法線方向からツールを作用させ
ることが望ましいが、ワークが球体以外の凹凸のある3
次元形状物である場合、第1の実施の形態の作業ロボッ
ト100では、そのような方向から作用させることがで
きない。
【0034】そこで、以下の実施の形態では、ツールの
姿勢をワークに対して相対的に変化させるための自由度
を追加することで、ツールがワークの表面に対して所定
の姿勢を常に保ちつつワーク全面に対する作業を行うこ
とが可能なように構成された作業ロボットについて説明
する。
【0035】図3および図4は、この発明の第2の実施
の形態の作業ロボット100aを示す図である。これら
の図において、既述したものと同様の部材については同
一符号を付している。
【0036】この作業ロボット100aはワーク9のほ
ぼ中心位置で直交する3つの回転軸が設定されており、
それぞれの回転軸を中心にワーク9を自在に回動させる
ことで、ツール3に対してワーク表面の任意の位置を接
近させることが可能になっている。さらに、加えてワー
ク9の表面をツール3に対して垂直となるように、所定
曲率半径の円弧状のガイドに沿った動作を行うことでワ
ーク9を傾斜させる機能を有するように構成される。そ
して、ツール3には、ツール軸を中心に回動させるため
の1自由度の駆動機構が配置されている。
【0037】図3および図4に示すように、作業ロボッ
ト100aはワーク駆動手段として、回転軸A1を中心
に回転駆動を行う回転駆動部11、回転軸A2を中心に
回転駆動を行う回転駆動部21、回転軸A3を中心に回
転駆動を行う回転駆動部51、ワーク9を回転軸A3に
沿って移動させる摺動駆動部30、および、ツール3の
先端部を中心にワーク9を傾斜させる曲動駆動部40を
備えている。
【0038】曲動駆動部40は、ツール3の先端部を中
心とする所定半径を有する円弧状のガイド41に沿って
移動可能なように構成されている。例えば、曲動駆動部
40の内部には、モータの回転軸にローラが取り付けら
れ、このローラが円弧状のガイド41を転がることによ
り、曲動駆動部40がガイド41に沿った曲動動作を行
うように構成される。ただし、他の駆動形態によって曲
動動作が実現されてもよいことは勿論である。
【0039】そして、ガイド41は図示しない部材によ
って基台に固定されており、曲動駆動部40がガイド4
1に沿って移動することで、その移動量に応じてワーク
9がツール3に対して傾斜することになる。この結果、
ワーク9の表面はツール軸に対して任意の角度を形成す
ることが可能となるため、ワーク9の表面に凹凸面があ
っても、その面をツール軸に対して垂直な状態にするこ
とができる。
【0040】曲動駆動部40には摺動駆動部30が連結
されており、摺動駆動部30は曲動駆動部40と一体と
なって円弧状のガイド41に沿って移動可能となってい
る。摺動駆動部30は、第1の実施の形態において説明
したものと同様であり、摺動部材31を回転軸A3に平
行に摺動させる駆動部である。
【0041】そして、摺動部材31の上端部にはワーク
9のほぼ中心位置を通る回転軸A3周りに回転駆動を行
う回転駆動部51が設けられている。回転軸A3は、曲
動駆動部40が最下点に位置するときには、ツール3の
ツール軸と一致する。回転駆動部51はモータ等によっ
て形成され、回転部材52を回転軸A3周りに回動させ
るとともに、任意の回転位置で回動運動を停止すること
ができるように構成されている。回転部材52の先端側
には、第1アーム10の一端側が取り付けられている。
【0042】第1アーム10は、ワーク9の動作に干渉
しないように例えばL字状に折り曲げられた構造を有し
ており、その他端部には回転軸A1を中心に回転駆動を
行う回転駆動部11が設けられている。第1アーム10
は、回転駆動部51の駆動によって回転軸A3を中心に
回転運動を行う。したがって、その端部に取り付けられ
ている回転駆動部11は、回転駆動部51の駆動によっ
て回転軸A3に垂直な面内において、回転軸A3を中心
とする円軌道上を移動することになる。
【0043】第1アーム10の回転駆動部11はモータ
等によって構成されており、回動自在に配置された回転
部材12を回転軸A1周りに回動させるとともに、任意
の回転位置で回動運動を停止することができるようにな
っている。
【0044】回転部材12には第2アーム20の一端側
が連結されている。第2アーム20も、ワーク9の動作
に干渉しないように例えばL字状に折り曲げられた構造
を有しており、その他端部には第2回転軸A2を中心に
回転駆動を行う回転駆動部21が設けられている。第2
アーム20は、回転駆動部11の駆動によって回転軸A
1を中心に回転運動を行う。したがって、その端部に取
り付けられている回転駆動部21は、回転駆動部11の
駆動によって回転軸A1に垂直な面内において、回転軸
A1を中心とする円軌道上を移動することになる。
【0045】また、回転駆動部21にはワーク9を保持
する保持部材22が設けられており、回転駆動部21は
保持部材22を回転軸A2周りに回動させるとともに、
任意の回転位置で回転運動を停止することができるよう
に構成されている。
【0046】保持部材22は、その先端部分でワーク9
を所定位置に保持することが可能なように構成されてお
り、ワーク9の保持形態としては任意の形態が適用でき
る。
【0047】ここで、回転駆動部11,21,51のそ
れぞれの回転軸A1,A2,A3は、図3に示すよう
に、互いにワーク9のほぼ中心位置にて直交するように
構成されている。したがって、回転駆動部11,21お
よび51が駆動されてワーク9の姿勢が変化したとして
も、ワーク9の占める空間的な位置はほとんど変化する
ことがない。また、曲動駆動部40の動作半径の中心
は、ツール3の先端部に位置するように構成されている
ので、曲動駆動部40が駆動することで、ワーク9の表
面のツール軸に対する角度を調整することが可能になっ
ている。
【0048】また、ツール3はツール支持手段となる支
持部材91によって所定位置で、かつ、所定方向を向い
た状態で保持されている。そして、支持部材91の先端
部には、ツール3をツール軸を中心に回転させるツール
回転駆動部90が取り付けられており、このツール回転
駆動部90によってツール3がツール軸に垂直な面内で
の回転動作を行うように構成されている。
【0049】つまり、ツール回転駆動部90は、ツール
3をツール軸に垂直な面内での回動させることでツール
の姿勢を変化させるツール駆動手段として機能するので
ある。このツール回転駆動部90は、ツール3がその先
端部の1点でワーク表面に対して所定の作業を行うよう
なものである場合には必要のないものである。しかしな
がら、ツール3がその先端部の多点にてワーク表面に対
して所定の作業を行うようなものである場合には有用な
ものとなる。
【0050】例えば、ツール3が複数色のインクを別々
の吐出ノズルから吐出するようなインクジェットヘッド
であるような場合には、図5に示すようにツール先端部
には複数の吐出ノズル3a〜3dが所定方向に配列され
た構造を有している。したがって、このようなインクジ
ェットヘッドをツール3として使用する場合には、吐出
ノズル3a〜3dの配列方向をワーク9に対する作業に
適した方向に変化させることが必要となる。そこで、こ
の実施の形態の作業ロボット100aでは、ツール駆動
手段としてツール回転駆動部90を設け、ツール3をツ
ール軸周りに回動可能なように構成しているのである。
【0051】なお、この実施の形態でも、ツール3は常
に所定方向すなわち下方向を向いた状態であるため、ツ
ール3が傾斜するような姿勢変化を抑えることができ、
インクジェットヘッドのようなツールの姿勢に許容範囲
のあるツールであっても適切に使用することができ、ワ
ーク9のほぼ全面に対して適切な作業を行うことが可能
になるのである。
【0052】このように、この実施の形態の作業ロボッ
ト100aでは、ツール3は下方向に向いた状態で支持
されるとともに、ツール軸を中心に回動するように構成
されており、ツール自体には回転1自由度が与えられて
いる。これに対して、ワーク9はその表面全体に対して
任意の作業が適切に行えるとともに、ワーク表面に対し
てツール軸を垂直な状態にすることができるように合計
5自由度(回転駆動部11、回転駆動部21および回転
駆動部51による回転3自由度と、摺動駆動部30によ
る直動1自由度と、曲動駆動部40による曲動1自由
度)を有するように構成されている。
【0053】したがって、作業ロボット100aは、回
転駆動部11、21および51によってワーク9の表面
のほぼ全面をツール3による作業位置に位置させること
が可能であるとともに、曲動駆動部40によってツール
3の先端部を常にワーク9の表面の法線方向からワーク
9に接触または接近させることが可能になる。このた
め、ツール3を常に下方向に向けた状態でワーク9のほ
ぼ全面にわたって所定の作業を行うことが可能となって
いる。例えば、ツール3がインクジェットヘッドであっ
ても、その先端部を上方向に向けることがないので、常
に適切にインクを吐出することができ、ワーク9のほぼ
全面に対して適切な彩色作業を行うことが可能となって
いる。また、ツール3を回動させるツール回転駆動部9
0を備えているので、特にツール3としてインクジェッ
トヘッドを用いる場合に、ワーク9に対する適切な作業
を行うことができるような方向にツール3の姿勢を変化
させることができ、ワーク表面に対して適切な彩色を実
現することができる。
【0054】<3.第3の実施の形態>次に、この発明
の第3の実施の形態について説明する。この実施の形態
では、上記第2の実施の形態における合計6自由度を別
の形態で構成する例について説明する。
【0055】図6および図7は、この発明の第3の実施
の形態の作業ロボット100bを示す図である。これら
の図において、上述したものと同様の部材については同
一符号を付している。この作業ロボット100bは第2
の実施の形態における6自由度のうちの曲動駆動部40
の代わりにツール3を回転軸A3に垂直な所定方向に移
動させる駆動機構を有している。
【0056】図6および図7に示すように、作業ロボッ
ト100bはワーク駆動手段として、回転軸A1を中心
に回転駆動を行う回転駆動部11、回転軸A2を中心に
回転駆動を行う回転駆動部21、回転軸A3を中心に回
転駆動を行う回転駆動部51およびワーク9を回転軸A
3に沿って移動させる摺動駆動部30を備えている。ま
た、ツール駆動手段として、ツール3をツール軸を中心
に回動させるツール回転駆動部90、および、ツール3
をリニアガイド81に沿って水平方向に直動させる水平
駆動部80を備えている。
【0057】摺動駆動部30は図示しない基台に固定さ
れており、この摺動駆動部30によってワーク9の高さ
位置の調整が行われる。また、ワーク9は回転駆動部1
1、21および51によってその空間的な位置を変える
ことなく、その姿勢を変化させることができるように構
成されている。
【0058】また、水平駆動部80は内部にモータ等の
駆動手段を備えており、その駆動手段を駆動すること
で、図示しない部材によって基台に対して固定されたリ
ニアガイド81に沿って水平方向に移動するように構成
されている。この水平駆動部80にはツール3の支持部
材91が連結されており、支持部材91によってツール
3は所定方向すなわち下方向を向いた状態で保持されて
いる。したがって、ツール3は水平駆動部80が駆動さ
れることによってリニアガイド81に沿って水平方向に
移動する。なお、支持部材91の先端部にはツール回転
駆動部90が取り付けられており、このツール回転駆動
部90によってツール3がツール軸に垂直な面内での回
転動作を行うように構成されている点については第2の
実施の形態と同様である。
【0059】したがって、この実施の形態の作業ロボッ
ト100bでは、水平駆動部80によってツール3を水
平方向に移動させることができ、その水平方向の移動量
に応じてツール軸とワーク9の表面との角度を調整する
ことが可能になる。つまり、ワーク9が凹凸面を有する
場合であっても、回転駆動部11、21および51を動
作させることによって、その凹凸面を鉛直軸に垂直な状
態にすることができ、ツール3をその凹凸面の上方位置
に水平移動させることで、ツール3をワーク9の表面に
対して垂直となるように調整することができる。そし
て、摺動駆動部30が駆動してワーク9を上昇させるこ
とで、ワーク9の表面をツール3に対して接触または近
接する位置に配置することができる。
【0060】このように、この実施の形態の作業ロボッ
ト100bでは、ツール3は下方向に向いた状態で支持
されるとともに、ツール軸を中心に回動可能であって、
かつ、水平方向に移動可能なように構成されており、ツ
ール自体には回転1自由度と直動1自由度が与えられて
いる。これに対して、ワーク9はその表面全体に対して
任意の作業が適切に行えるとともに、ワーク表面に対し
てツール軸を垂直な状態にすることができるように合計
4自由度(回転駆動部11、回転駆動部21および回転
駆動部51による回転3自由度と、摺動駆動部30によ
る直動1自由度)を有するように構成されている。
【0061】したがって、作業ロボット100bは、回
転駆動部11、21および51によってワーク9の表面
のほぼ全面をツール3による作業位置に位置させること
が可能であるとともに、水平駆動部80によってワーク
表面に対してツール軸を垂直な状態となる位置にツール
3を移動させることができる。このため、ツール3を常
に下方向に向けた状態でワーク9のほぼ全面にわたって
所定の作業を行うことが可能となっている。
【0062】この実施の形態においても、ツール3がイ
ンクジェットヘッドであったとしても、その先端部を上
方向に向けることがないので、常に適切にインクを吐出
することができ、ワーク9のほぼ全面に対して適切な彩
色作業を行うことができる。また、ツール3を回動させ
るツール回転駆動部90を備えているので、特にツール
3としてインクジェットヘッドを用いる場合に、ワーク
9に対する適切な作業を行うことができるような方向に
ツール3の姿勢を変化させることができ、ワーク表面に
対して適切な彩色を実現することができる。
【0063】<4.第4の実施の形態>次に、この発明
の第4の実施の形態について説明する。この実施の形態
でも、上記第2の実施の形態における合計6自由度を別
の形態で構成する例について説明する。
【0064】図8および図9は、この発明の第4の実施
の形態の作業ロボット100cを示す図である。これら
の図において、上述したものと同様の部材については同
一符号を付している。この作業ロボット100cは第3
の実施の形態における6自由度のうちの摺動駆動部30
の代わりにツール3を鉛直方向に昇降移動させる昇降駆
動部70を有している。
【0065】つまり、この実施の形態における作業ロボ
ット100cは、図8および図9に示すように、ワーク
駆動手段として、回転軸A1を中心に回転駆動を行う回
転駆動部11、回転軸A2を中心に回転駆動を行う回転
駆動部21、および、回転軸A3を中心に回転駆動を行
う回転駆動部51を備えている。また、ツール駆動手段
として、ツール3をツール軸を中心に回動させるツール
回転駆動部90、ツール3を鉛直方向に昇降させる昇降
駆動部70、および、ツール3をリニアガイド81に沿
って水平方向に直動させる水平駆動部80を備えてい
る。なお、回転駆動部51は図示しない基台に固定され
ており、また、リニアガイド81も図示しない部材によ
って基台に対して固定されている。
【0066】昇降駆動部70は内部にモータ等の駆動手
段を備えており、その駆動手段を駆動することで、支持
部材91をツール軸に平行な方向(すなわち、鉛直方
向)に沿って昇降させる。したがって、ツール3とワー
ク9の表面との距離は昇降駆動部70によって調整され
るように構成されている。
【0067】したがって、この実施の形態の作業ロボッ
ト100cでは、水平駆動部80によってツール3を水
平方向に移動させることができ、その水平方向の移動量
に応じてツール軸とワーク9の表面との角度を調整する
ことが可能になる。つまり、ワーク9が凹凸面を有する
場合であっても、回転駆動部11、21および51を動
作させることによって、その凹凸面を鉛直軸に垂直な状
態にすることができ、ツール3をその凹凸面の上方位置
に水平移動させることで、ツール3をワーク9の表面に
対して垂直となるように調整することができる。そし
て、昇降駆動部70が駆動してツール3を下降させるこ
とで、ワーク9の表面をツール3に対して接触または近
接する位置に配置することができる。
【0068】このように、この実施の形態の作業ロボッ
ト100cでは、ツール3は常に下方向に向いた状態で
支持されるとともに、ツール軸を中心に回動可能であっ
て、かつ、水平方向と鉛直方向とに移動可能なように構
成されており、ツール自体には回転1自由度と直動2自
由度が与えられている。これに対して、ワーク9はその
表面全体に対して任意の作業が適切に行えるとともに、
ワーク表面に対してツール軸を垂直な状態にすることが
できるように合計3自由度(回転駆動部11、回転駆動
部21および回転駆動部51による回転3自由度)を有
するように構成されている。
【0069】したがって、作業ロボット100cは、回
転駆動部11、21および51によってワーク9の表面
のほぼ全面をツール3による作業位置に位置させること
が可能であるとともに、水平駆動部80によってワーク
表面に対してツール軸を垂直な状態となる位置にツール
3を移動させることができる。そして、昇降駆動部70
によって、そのツール3をワーク9の表面に接触または
近接させることがきるのである。このため、ツール3を
常に下方向に向けた状態でワーク9のほぼ全面にわたっ
て所定の作業を行うことが可能となっている。
【0070】この実施の形態においても、ツール3がイ
ンクジェットヘッドの場合であったとしても、その先端
部を上方向に向けることがないので、常に適切にインク
を吐出することができ、ワーク9のほぼ全面に対して適
切な彩色作業を行うことができる。また、ツール3を回
動させるツール回転駆動部90を備えているので、特に
ツール3としてインクジェットヘッドを用いる場合に、
ワーク9に対する適切な作業を行うことができるような
方向にツール3の姿勢を変化させることができ、ワーク
表面に対して適切な彩色を実現することができる。
【0071】<5.第5の実施の形態>次に、この発明
の第5の実施の形態について説明する。上記第1ないし
第4の実施の形態では、ツール3は常に下向きである場
合の構成例について説明した。しかしながら、ツール3
が横方向(水平方向)を向いた状態であっても使用可能
な場合は、ツール3のツール軸方向を変化させることで
ワーク9の動作を抑えることが可能になる。以下の実施
の形態では、このような構成例について説明する。
【0072】図10は、この発明の第5の実施の形態の
作業ロボット100dを示す図である。この図におい
て、上述したものと同様の部材については同一符号を付
している。この作業ロボット100dは第1の実施の形
態と同様のワーク駆動手段に加えて、ツール駆動手段と
してツール3の姿勢を所定の許容範囲内で変化させるた
めのツール姿勢変化機構60を備えている。このツール
姿勢変化機構60は、支持柱8に固定されている。
【0073】ツール姿勢変化機構60について説明す
る。図11ないし図13は、ツール姿勢変化機構60を
示す図である。図11に示すように、ツール姿勢変化機
構60は、ツール3を紙面手前側ないし奥側に傾斜させ
るために回転軸B1を中心とする回転駆動を行う第1の
ツール回転駆動部61と、ツール3を紙面右側ないし左
側に傾斜させるために回転軸B2を中心とする回転駆動
を行う第2のツール回転駆動部62と、ツール軸と同軸
の回転軸B3を中心にツール3を回動させる第3のツー
ル回転駆動部90とを備えている。
【0074】第1のツール回転駆動部61には板状若し
くは棒状のリンク部材69aが取り付けられており、ツ
ール回転駆動部61は、このリンク部材69aを回転軸
B1を中心に正逆2方向への回転駆動を行う。この回転
駆動が1回転することになるとツール3の先端部が上方
向を向いてしまう可能性がある。そこで、この第1のツ
ール回転駆動部61の回動範囲は、例えば0°〜180
°までの範囲に限定されており、ツール3の先端部が下
向きないし横向きとなるように制限される。この結果、
ツール3の先端部は上方向を向くことがなく、ツール3
がインクジェットヘッド等であっても適切な作業を行う
ことが可能になる。ツール回転駆動部61はモータ等に
よって構成されており、回転軸B1はツール3の先端部
付近を通過するように設計される。このため、ツール回
転駆動部61が駆動されると、ツール3はその先端部を
回転中心として紙面手前側ないし奥側に傾斜することに
なる。
【0075】第2のツール回転駆動部62はモータ等に
よって構成されるとともに、リンク部材69aに取り付
けられており、リンク部材69bを正逆2方向へ回転駆
動する。この回転駆動の結果、リンク部材69bは左方
向若しくは右方向に傾斜することになり、リンク部材6
9c,69d,69eによる作用を介してツールを支持
するための支持部材69fが左方向若しくは右方向に傾
斜することになる。各リンク部材69a〜69eおよび
支持部材69fは、ツール回転駆動部62が駆動された
ときにツール3がその先端部を回転中心として回動する
ように設計されている。したがって、例えば、ツール回
転駆動部62がリンク部材69bを左方向に回転させた
ときには、ツール3は図12に示すようにその先端部の
位置を変えることなく左方向に傾斜し、逆に、ツール回
転駆動部62がリンク部材69bを右方向に回転させた
ときには、ツール3は図13に示すようにその先端部の
位置を変えることなく右方向に傾斜する。
【0076】なお、ツール回転駆動部62の可動範囲も
例えば0°〜180°までの範囲に限定されており、ツ
ール3の先端部が下向きないし横向きとなるように制限
される。このような制限を加えることにより、ツール3
の先端部は上方向を向くことがなく、ツール3がインク
ジェットヘッド等であっても適切な作業を行うことが可
能になるのである。ただし、この実施の形態のようなリ
ンク構造を有する場合には、ツール回転駆動部62に可
動範囲をあえて設定する必要はない。なぜなら、リンク
構造によってツール回転駆動部62の可動範囲は必然的
に定まっているからである。
【0077】第3のツール回転駆動部90は、上記各実
施の形態で説明したものと同様であり、ツール軸と同軸
の回転軸B3を中心にツール3を回動させるものであ
る。このツール回転駆動部90には可動範囲を設定する
必要はない。なぜなら、回転軸B3を中心とする回転駆
動を行ってもツール3の先端部が上方向を向くことがな
いからである。そして、このツール回転駆動部90は、
ツール3がインクジェットヘッド等である場合であって
も適切にワーク9の表面に対して作業を行うことが可能
になっている。
【0078】このように、この実施の形態の作業ロボッ
ト100dでは、ツール3の姿勢は下方向に向いた状態
から横方向に向いた状態で支持されるとともに、ツール
軸を中心に回動可能なように構成されており、ツール自
体には回転3自由度が与えられている。これに対して、
ワーク9はその表面全体に対して任意の作業が適切に行
えるとともに、ワーク表面に対してツール軸を垂直な状
態にすることができるように合計3自由度(回転駆動部
11および回転駆動部21による回転2自由度と摺動駆
動部30による直動1自由度)を有するように構成され
ている。
【0079】したがって、作業ロボット100dは、回
転駆動部11および21によってワーク9の表面のほぼ
全面をツール3による作業位置に位置させることが可能
であるとともに、ツール姿勢変化機構60によってツー
ル3をワーク9の表面に垂直な方向に傾斜させることが
可能である。そして、摺動駆動部30によって、ワーク
9をツール3の表面に接触または近接させることがきる
のである。このため、この実施の形態の作業ロボット1
00dでは、ツール3を上方向に向けることなくワーク
9のほぼ全面にわたって所定の作業を行うことが可能と
なっている。
【0080】また、この実施の形態のようにツール3の
傾斜角を変化させるような駆動機構を設けることでワー
ク9の表面に対して垂直な方向からツール3を作用させ
るように構成することは、上記第2ないし第4の実施の
形態のように、常にツール3を下向けた状態でワーク9
を駆動する構成に比べて、機械的動作制御を簡単にする
ことができるとともに、ワーク9の作業位置に対するツ
ール3の位置精度を高めることが可能になるという特有
の効果を有している。
【0081】なお、上述のように、この実施の形態の作
業ロボット100dにおいて、ツール姿勢変化機構60
によるツール3の姿勢変化が所定範囲内に制限されるよ
うに構成すれば、使用するツールの許容姿勢範囲が制限
される場合であっても、その制限内で適切にそのツール
を使用することができるので、ワークのほぼ全面に対す
る適切な作業を行うことができる。
【0082】<6.第6の実施の形態>次に、この発明
の第6の実施の形態について説明する。この実施の形態
では、上記第5の実施の形態の作業ロボット100dに
おける構成の摺動駆動部30の代わりにツール3を昇降
するための昇降駆動部を配置した形態について説明す
る。
【0083】図14は、この発明の第6の実施の形態の
作業ロボット100eを示す図である。この図におい
て、上述したものと同様の部材については同一符号を付
している。この作業ロボット100eでは、第1アーム
10が直接的に基台1に固定されており、ワーク9を駆
動するためのワーク駆動手段としてジンバル機構を構成
する回転駆動部11と回転駆動部21とが設けられてい
る。
【0084】また、ツール3の姿勢を変化させるため
に、上述したツール姿勢変化機構60が設けられてお
り、このツール姿勢変化機構60は昇降駆動部65に固
定されている。
【0085】昇降駆動部65は内部にモータ等の駆動手
段を備えており、この駆動手段が駆動されることで、基
台1に対して垂直な状態に設置された支持柱8に沿って
昇降するように構成されている。
【0086】したがって、この実施の形態の作業ロボッ
ト100eでも、第5の実施の形態と同様に、ツール3
の姿勢は下方向に向いた状態から横方向に向いた状態で
支持されるとともに、ツール軸を中心とする回動と、ツ
ール3を昇降駆動するように構成されており、ツール自
体には回転3自由度と直動1自由度とが与えられてい
る。これに対して、ワーク9はその表面全体に対して任
意の作業が適切に行えるとともに、ワーク表面に対して
ツール軸を垂直な状態にすることができるように合計2
自由度(回転駆動部11および回転駆動部21による回
転2自由度)を有するように構成されている。
【0087】このため、作業ロボット100eは、回転
駆動部11および21によってワーク9の表面のほぼ全
面をツール3による作業位置に位置させることが可能で
あるとともに、ツール姿勢変化機構60によってツール
3をワーク9の表面に垂直な方向に傾斜させることが可
能である。そして、昇降駆動部65によって、ツール3
とワーク9との距離調整を行うことができるのである。
故に、この実施の形態の作業ロボット100eでも、ツ
ール3を上方向に向けることなくワーク9のほぼ全面に
わたって所定の作業を行うことが可能となっている。
【0088】また、この実施の形態の作業ロボット10
0eも、ツール3の傾斜角を変化させるような駆動機構
を設けることでワーク9の表面に対して垂直な方向から
ツール3を作用させるように構成されているため、機械
的動作制御を簡単にすることができるとともに、ワーク
9の作業位置に対するツール3の位置精度を高めること
が可能になるという特有の効果を有している。
【0089】<7.変形例>以上、この発明についての
いくつかの実施の形態について説明したが、この発明は
上記各実施の形態の内容のものに限定されるものではな
い。
【0090】例えば、各実施の形態において第1アーム
10および第2アーム20は片持ち式構造となっている
例について説明したが、これに限定されるものではな
く、両持ち式構造として実現してもよい。片持ち式の場
合は装置を小型化できるという効果を有するのに対し、
両持ち式の場合は精度を高めることができるという効果
を有している。また、各アームはL字型であることに限
定されるものではなく、円弧状であってもよいことは勿
論である。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、ワーク駆動手段が、ワークを支持し、少
なくとも互いに直交する第1回転軸および第2回転軸の
それぞれについてワークを回動させるように構成されて
いるため、ツールの姿勢変化を抑え、かつ、ワークのほ
ぼ全面に対して適切な作業を行うことができる。
【0092】請求項2に記載の発明によれば、第1回転
軸と前記第2回転軸とは、ワークのほぼ中心位置にて互
いに直交しているため、ワークを回動させてもワークの
空間的な位置をほとんど変化することがないので、ツー
ルによってワークのほぼ全面に対して適切な作業を行う
ことができる。
【0093】請求項3に記載の発明によれば、ツールに
対するワークの姿勢を適切に変化させることができ、ワ
ークのほぼ全面に対して適切な作業を行うことができ
る。
【0094】請求項4に記載の発明によれば、ワーク駆
動手段が基台に対して垂直な方向に所定の摺動部材を摺
動させる摺動駆動手段をさらに備えており、第1アーム
の一端側は摺動部材に連結されているため、ワークとツ
ールとの距離調整を行うことができ、ワークのほぼ全面
に対する適切な作業を行うことができる。
【0095】請求項5に記載の発明によれば、ツール支
持手段は、ツールの姿勢または位置を変化させるツール
駆動手段を備えているため、ツールをワークの表面に対
して垂直な方向に設定することが可能になる。
【0096】請求項6に記載の発明によれば、ツール駆
動手段によるツールの姿勢変化が所定範囲内に制限され
ているため、使用するツールに作業方向の制限がある場
合であっても、その制限内で適切にそのツールを使用す
ることができるので、ワークのほぼ全面に対する適切な
作業を行うことができる。
【0097】請求項7に記載の発明によれば、ツール駆
動手段がツールの中心軸を回転軸とする回転駆動手段を
備えているため、ツールが多点にて作業を行うようなも
のである場合であっても、ワークのほぼ全面に対する適
切な作業を行うことができる。
【0098】請求項8に記載の発明によれば、ツール
は、ワークの表面に対して着色を行うインクジェットヘ
ッドであるため、そのようなインクジェットヘッドを上
方向に向けることがないので、ワークのほぼ全面に対す
る適切な作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図5】インクジェットヘッドがツールである場合の先
端部を示す図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図8】この発明の第4の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図9】この発明の第4の実施の形態の作業ロボットを
示す図である。
【図10】この発明の第5の実施の形態の作業ロボット
を示す図である。
【図11】ツール姿勢変化機構を示す図である。
【図12】ツール姿勢変化機構を示す図である。
【図13】ツール姿勢変化機構を示す図である。
【図14】この発明の第6の実施の形態の作業ロボット
を示す図である。
【図15】従来の作業ロボットの一例を示す図である。
【符号の説明】
3 ツール、8 支持柱、9 ワーク、10 第1アー
ム、20 第2アーム、 11,21,51 回転駆動
部、30 摺動駆動部、40 曲動駆動部、60 ツー
ル姿勢変化機構、70,65 昇降駆動部、80 水平
駆動部、90,61,62 ツール回転駆動部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークに対する所定の作業を行う作業ロ
    ボットであって、 前記ワークを支持し、少なくとも互いに直交する第1回
    転軸および第2回転軸のそれぞれについて前記ワークを
    回動させるワーク駆動手段と、 前記ワークに対して前記作業を行う所定のツールを支持
    するツール支持手段と、を備えることを特徴とする作業
    ロボット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の作業ロボットにおい
    て、 前記第1回転軸と前記第2回転軸とは、前記ワークのほ
    ぼ中心位置にて互いに直交することを特徴とする作業ロ
    ボット。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の作業ロ
    ボットにおいて、 前記ワーク駆動手段は、 一端側が所定の部材に連結され、他端側に前記第1回転
    軸についての回転駆動を行う第1回転駆動手段が設けら
    れた第1アームと、 一端側が前記第1回転駆動手段に連結されて前記第1回
    転軸について回動自在となるとともに、他端側に前記第
    2回転軸についての回転駆動を行う第2回転駆動手段が
    設けられた第2アームと、 前記第2回転駆動手段によって回動自在となるととも
    に、前記ワークを保持する保持部材と、を備えることを
    特徴とする作業ロボット。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の作業ロボットにおい
    て、 前記ワーク駆動手段は、基台に対して垂直な方向に所定
    の摺動部材を摺動させる摺動駆動手段をさらに備え、 前記第1アームの前記一端側は前記摺動部材に連結され
    ることを特徴とする作業ロボット。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の作業ロボットにおいて、 前記ツール支持手段は、前記ツールの姿勢または位置を
    変化させるツール駆動手段、を備えることを特徴とする
    作業ロボット。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の作業ロボットにおい
    て、 前記ツール駆動手段による前記ツールの姿勢変化が所定
    範囲内に制限されることを特徴とする作業ロボット。
  7. 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載の作業ロ
    ボットにおいて、 前記ツール駆動手段は、前記ツールの中心軸を回転軸と
    する回転駆動手段を備えることを特徴とする作業ロボッ
    ト。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項7のいずれかに記
    載の作業ロボットにおいて、 前記ツールは、前記ワークの表面に対して着色を行うイ
    ンクジェットヘッドであることを特徴とする作業ロボッ
    ト。
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