JP2001070693A - 電気洗濯機 - Google Patents

電気洗濯機

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JP2001070693A
JP2001070693A JP25017399A JP25017399A JP2001070693A JP 2001070693 A JP2001070693 A JP 2001070693A JP 25017399 A JP25017399 A JP 25017399A JP 25017399 A JP25017399 A JP 25017399A JP 2001070693 A JP2001070693 A JP 2001070693A
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JP
Japan
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motor
pump motor
pump
washing machine
bath water
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Pending
Application number
JP25017399A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Suzuki
正美 鈴木
Masahiko Nakano
雅彦 仲野
Katsuji Onishi
勝司 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
  • Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯に風呂水を利用する電気洗濯機で、洗濯
機の動作開始後の初めての給水時、風呂水吸水ポンプ
が、風呂水吸水ホースの中の空気を吸い上げる時に発生
する騒音を、低く抑えた電気洗濯機を提供すること。 【解決手段】 洗濯機の動作開始後の初めての給水時、
洗濯槽に風呂水を給水する風呂水吸水ポンプのポンプモ
ータの運転初期の所定期間、ポンプモータの回転数を低
下させるプログラムで運転することにより、騒音を低減
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気洗濯機に内蔵
する風呂水吸水ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】電気洗濯機に、風呂水吸水ポンプを備え
た先行技術として、例えば特許公報第2849375号
等がある。従来例で使用されているポンプは、運転前に
ポンプ内に呼び水を必要とする自吸式のポンプであり、
運転開始直後は風呂水吸水ホース内の空気を吸い込み、
ポンプ内の気水分離室で空気と水を分離しながら、徐々
に風呂水を吸い上げていく構造のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自吸式のポンプでは、空気を吸い込んでいる間は、
高音量の騒音を発生するため、使用者にとって不快に感
じられ、また夜間や早朝の洗濯で風呂水を利用すること
に抵抗があった。
【0004】本発明は、かかる不具合を解消して、ポン
プ運転音の静かな電気洗濯機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、洗濯
槽、該洗濯槽に風呂水を給水するための風呂水吸水ポン
プ、該風呂水吸水ポンプを駆動するためのポンプモー
タ、該ポンプモータの回転数を制御する制御手段、を備
えた電気洗濯機において、前記制御手段は、該ポンプモ
ータの運転初期の所定期間、すなわち、風呂水吸水ポン
プが風呂水吸水ホース内の空気を吸い込んでいる期間、
ポンプモータの回転数を低下させる運転プログラム、を
有することを特徴とする電気洗濯機である。
【0006】請求項2の発明は、前記制御手段は、ポン
プモータの運転初期の所定期間、該ポンプモータをポン
プモータの定格電圧より低い電圧で運転をさせ、その
後、該運転期間の残りの期間を、定格電圧で運転させる
ようにしたことを特徴とする請求項1の電気洗濯機であ
る。
【0007】請求項3の発明は、前記制御手段は、ポン
プモータの運転初期の所定期間、該ポンプモータをポン
プモータの定格電圧より低い電圧で運転をスタートさ
せ、該所定期間の終わりに定格電圧になるように印加電
圧を漸増させ、その後、該運転期間の残りの区間を、定
格電圧で運転させるようにしたことを特徴とする請求項
1の電気洗濯機である。
【0008】請求項4の発明は、前記ポンプモータは、
直流ブラシモータであって、該直流ブラシモータに直流
を供給する整流回路と、交流電源より該整流回路に交流
を供給するスイッチング素子、よりなる電源供給回路を
有し、該スイッチング素子を前記制御手段によって位相
制御することにより、直流ブラシモータの運転初期の所
定期間、定格電圧より低い電圧を該直流ブラシモータに
供給することを特徴とする請求項1の電気洗濯機であ
る。
【0009】上記構成によれば、洗濯機の動作開始後の
初めての給水時、風呂水吸水ポンプが風呂水吸水ホース
内の空気を吸い込んでいる期間、ポンプモータの回転数
を低下させる運転をするため、騒音の音量を低く抑える
ことができ、使用者にとって不快感もなく、また夜間や
早朝に抵抗なく、風呂水を利用して洗濯することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施形態について
説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる全自動洗
濯機の構成を簡略化して示す断面図である。
【0011】この全自動洗濯機は、上面に開口を有する
箱状の外装1を備えている。外装1の上面には、その上
面の開口を開閉するための上蓋2が取付けられている。
外装の上面後方には、操作パネル3が配置されている。
【0012】外装1内には、洗濯水を溜めるための外槽
4がスプリング付きの吊り棒(図示せず)で吊り下げら
れており、外槽4内には、洗濯物を収納する洗濯槽5が
回転可能に設けられている。
【0013】水道水ホース6から供給された水道水は、
給水弁7を経由して洗濯槽5の中へ給水される。また風
呂水は、風呂水吸水ホース8を介して風呂水吸水ポンプ
9により吸水され、洗濯槽の中へ給水される。洗濯槽に
給水された水道水または風呂水(以下洗濯槽に溜められ
た水を洗濯水という)は、洗濯槽に形成された多数の小
孔を通過して外槽に溜められる。
【0014】外槽4の底部には、外槽に溜められた洗濯
水を、外装1の外部へ排出するための排水口10が形成
されている。この排水口10には、排水弁11を介し
て、外装1外へ延びる排水ホース12が接続されてい
る。
【0015】この排水弁11を閉塞することにより、洗
濯水が外槽4内に溜められ、排水弁11が開かれること
により、外槽4内に溜められた洗濯水が、排水ホース1
2を介して外装1の外部に排水される。
【0016】また、外槽4の底部一角には、エアトラッ
プ13が設けられている。エアトラップ13は、外装1
の上方部に設けられた水位センサ14にエアホース15
を介して接続されている。
【0017】外槽4の水位の上昇に伴って、エアトラッ
プ13内にも洗濯水が侵入し、エアトラップ内の空気が
圧縮される。また逆に、外槽4内から洗濯水が排水され
ると、外槽4内の洗濯水の水位の下降に伴って、エアト
ラップ13内の空気圧が下がる。水位センサ14は、こ
のようなエアトラップ13内の空気圧の変化に基づい
て、外槽4内の水位を検出する。
【0018】洗濯槽5は、脱水槽を兼ねたものであっ
て、その外周壁には、多数の脱水孔(小孔)が形成され
ている。また、洗濯槽5の底部には、洗濯水を攪拌して
水流を発生させるためのパルセータ16が設けられてい
る。洗濯槽5およびパルセータ16は、外槽4の下方に
設けられた軸受部17の出力軸18によって、正逆回転
可能に支持されている。
【0019】外槽4の下方にはモータ19が設置され、
モータ19の回転力は、モータプーリ20、Vベルト2
1、軸受プーリ22を介して軸受部17に伝達される。
【0020】また、洗濯槽5およびパルセータ16を個
別に駆動できるように、軸受部17には、クラッチが内
蔵されており、軸受部17の出力軸18は二重シャフト
で構成されている。たとえば、洗いおよびすすぎ時に
は、モータ19の回転力は軸受部17を介してパルセー
タ16に伝達され、パルセータが正逆回転し、洗濯槽内
に水流が発生する。
【0021】脱水時には、モータ19の回転力が洗濯槽
5およびパルセータ16の両方に伝達されて、洗濯槽お
よびパルセータがともに高速で一方向に回転し、洗濯槽
内の洗濯物が遠心力により脱水される。
【0022】図2は、全自動洗濯機の給水説明図であ
る。風呂水吸水ポンプ9は自吸式のポンプで、洗濯機の
動作開始直後は風呂水吸水ホース8内の空気を吸い込
み、ポンプ内の気水分離室で空気と水を分離しながら、
徐々に風呂水を吸い上げていく。そして一度吸い上げた
風呂水が浴槽23へ逆流しないように、ポンプ内に逆止
弁(図示せず)を備えている。
【0023】また一般家庭に洗濯機を据え付けた場合、
風呂水吸水ポンプの吸い上げ揚程は1.5m程度にな
り、また風呂水吸水ホース8の長さは4m程度必要とな
るのが、平均的である。
【0024】図3は、操作パネル3上の入力キーの配置
図である。電源の「入」「切」をおこなう電源キー2
4、運転のスタートと運転中の一時停止をおこなうスタ
ート/一時停止キー25、洗濯物の種類に応じた運転コ
ースを設定するコースキー26、設定したコースを表示
するコース表示ランプ群26a、風呂水を使って洗濯す
る時に設定する風呂水利用キー27、風呂水をどの行程
まで使用するかを表示する風呂水利用表示ランプ群27
a、洗濯物の量に応じて水位を設定する水位キー28、
設定した水位を表示する水位表示ランプ群28aで構成
されている。
【0025】図4は、給水行程の運転制御のフローチャ
ートである。風呂水を利用する場合、洗濯機の動作開始
(スタート)後の初めての給水時のみ、ポンプモータは運
転初期の所定期間、すなわち、風呂水ポンプが風呂水吸
水ホース内の空気を吸い込んでいる期間、通常より低い
回転数で運転し、所定期間が過ぎると、洗濯槽内の水位
が設定水位になるまで通常の回転数で運転するように制
御されている。
【0026】また、ポンプモータの前記運転初期の所定
期間、ポンプモータを通常より低い回転数で運転をスタ
ートさせ、所定期間の終わりに通常の回転数になるよう
に回転数を漸増させ、その後、洗濯槽内の水位が予め設
定された水位になるまで、通常の回転数で運転するよう
に制御してもよい。
【0027】なお、前記所定期間は、前記図2で説明し
ている平均的な据え付け状態では、約1分半から2分で
ある。
【0028】図5は、ポンプモータの電圧を、位相制御
により制御する回路図である。ポンプモータは、直流ブ
ラシモータ29を使用し、直流ブラシモータ29に直流
電圧を供給する、ダイオードD1、D2、D3、D4よ
りなる全波整流回路、交流電源30の交流を位相制御し
前記全波整流回路へ供給する、トライアック等のスイッ
チング素子31、直流モータが発生するノイズを除去す
るためのコンデンサ32からなっている。
【0029】この回路で、交流電源30の定格電圧を、
スイッチング素子31で位相制御し定格電圧より低い電
圧にして、全波整流回路に供給する。したがって、直流
モータ29に供給される直流電圧も低い電圧となるた
め、直流モータ29の回転数も低速になる。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の説明のように、洗濯機の
動作開始後の初めての給水時、風呂水吸水ポンプが風呂
水吸水ホース内の空気を吸い込んでいる期間、ポンプモ
ータの回転数を低下させる運転をするため、騒音の音量
を低く抑えることができ、使用者にとって不快感もな
く、また夜間や早朝に抵抗なく、風呂水を利用して洗濯
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、全自動洗濯機の構成断面図
【図2】本発明の全自動洗濯機の給水説明図
【図3】本発明の操作パネル上の入力キーの配置図
【図4】本発明の給水工程の運転制御のフローチャート
【図5】本発明の、ポンプモータの電圧を位相制御によ
り制御する回路図
【符号の説明】
1 外装 4 外槽 5 洗濯槽 8 風呂水吸水ホース 9 風呂水吸水ポンプ 29 直流ブラシモータ 31 スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大西 勝司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA17 BA03 CB06 CB42 CB45 FA02 FA07 FA15 FA30 FA36 HB10 HC05 HC07 KA33 KB02 LA12 LB18 LC13 MA01 MA02 MA06 MA09 MA10 3H020 AA01 AA07 BA02 BA11 CA00 DA04 EA08 EA09 EA16 5H570 AA05 BB06 CC06 DD08 FF07 FF08 GG10 HA10 HA15 JJ18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯槽、該洗濯槽に風呂水を給水するた
    めの風呂水吸水ポンプ、該風呂水吸水ポンプを駆動する
    ためのポンプモータ、該ポンプモータの回転数を制御す
    る制御手段、を備えた電気洗濯機において、前記制御手
    段は、洗濯機の動作開始後の初めての給水時、該ポンプ
    モータの運転期間の内の運転初期の所定期間、ポンプモ
    ータの回転数を低下させる運転プログラム、を有するこ
    とを特徴とする電気洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、ポンプモータの前記運
    転初期の所定期間、該ポンプモータをポンプモータの定
    格電圧より低い電圧で運転をさせ、その後、該運転期間
    の残りの期間を、定格電圧で運転させるようにしたこと
    を特徴とする請求項1の電気洗濯機。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、ポンプモータの前記運
    転初期の所定期間、該ポンプモータをポンプモータの定
    格電圧より低い電圧で運転をスタートさせ、該所定期間
    の終わりに定格電圧になるように印加電圧を漸増させ、
    その後、該運転期間の残りの区間を、定格電圧で運転さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1の電気洗濯
    機。
  4. 【請求項4】 前記ポンプモータは、直流ブラシモータ
    であって、該直流ブラシモータに直流を供給する整流回
    路と、交流電源より該整流回路に交流を供給するスイッ
    チング素子、よりなる電源供給回路を有し、該スイッチ
    ング素子を前記制御手段によって位相制御することによ
    り、直流ブラシモータの前記運転初期の所定期間、定格
    電圧より低い電圧を該直流ブラシモータに供給すること
    を特徴とする請求項1の電気洗濯機。
JP25017399A 1999-09-03 1999-09-03 電気洗濯機 Pending JP2001070693A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2474631C2 (ru) * 2007-04-05 2013-02-10 Индезит Компани С.П.А. Моечное устройство

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Effective date: 20050111

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