JP2001070550A - 弾球遊技機及び弾球遊技装置 - Google Patents

弾球遊技機及び弾球遊技装置

Info

Publication number
JP2001070550A
JP2001070550A JP25281399A JP25281399A JP2001070550A JP 2001070550 A JP2001070550 A JP 2001070550A JP 25281399 A JP25281399 A JP 25281399A JP 25281399 A JP25281399 A JP 25281399A JP 2001070550 A JP2001070550 A JP 2001070550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
information
game information
ball
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25281399A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Sato
昭治 佐藤
Megumi Ito
めぐみ 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Original Assignee
TAIYO ELECTRIC CO
Taiyo Elecs Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIYO ELECTRIC CO, Taiyo Elecs Co Ltd filed Critical TAIYO ELECTRIC CO
Priority to JP25281399A priority Critical patent/JP2001070550A/ja
Publication of JP2001070550A publication Critical patent/JP2001070550A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が自発的に遊技に参加しながら、遊技
者自身の遊技に対するのめり込みを自制できる弾球遊技
機及び弾球遊技装置を提供する。 【解決手段】 可変表示装置20の表示画面上には、遊
技に関係のある遊技情報を表示する識別情報表示領域3
2〜34と、遊技の進行に関係のない非遊技情報を表示
する非遊技情報表示領域60とが形成される。遊技の開
始に際して遊技者自身が自己の発意によって予約ボタン
17を押すことによって、遊技機側が前記非遊技情報を
検知する。そして、予約してから所定時間経過後におい
て、表示画面の非遊技情報表示領域60には、遊技の停
止を思い起こさせる数字、文字、短い文章、キャラクタ
あるいは写真の少なくともいずれか又はこれらの組合せ
によって構成される非遊技情報が出力表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技に集中し過ぎ
る弊害を抑制するのに役立つ弾球遊技機及び複数基の遊
技機とそれらの遊技機を集中的に管理制御する集中管理
制御機とから遊技装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパチンコ機に代表される弾球遊
技機は周知で、近年ゲーム性やギャンブル性が高められ
るに至り、遊技を楽しむ人が多様化してきた。その結
果、パチンコファンが増加し、若い人や女性もパチンコ
を楽しめるようになってきた反面、遊技者が遊技にのめ
り込んで健康を損ねたり、家庭生活を乱したりする虞が
でてきた。
【0003】そこで、この虞を払拭する手段として、遊
技者が遊技にのめり込みそうになると、遊技場に設置さ
れている弾球遊技機の集中管理制御機に各遊技機の遊技
データに基づいて、遊技者が遊技にのめり込んでいる
「のめり込み程度」を判別して遊技機を通じて又は遊技
場関係者を通じて、遊技者にその旨を報知する技術が提
案されている(特開平10−151265号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この技術は遊技者にと
ってそれ相応の効果が期待できるが、遊技者に対するの
めり込みの程度の報知はあくまで他力的であり、本人に
はお節介として受け取られる場合も多く、顕著な効果が
期待できないという問題がある。のめり込みの抑制はあ
くまで本人の問題であり、遊技者本人がその気になって
自制しなければ効果は上がらない。
【0005】そこで、本発明者等は、パチンコなる遊技
の遊技者層を今後ますます多様化させるとともに、その
遊技を真に健全な娯楽として多くの遊技者が楽しめるよ
うに育成するには、遊技者自身が遊技に参加できるよう
にすることも必要であるという見地に立って、上記問題
の緩和に取り組み本発明を完成した。従って、本発明の
課題は、遊技者が自発的に遊技に参加しながら、遊技者
自身の遊技に対するのめり込みを自制できる弾球遊技機
及び弾球遊技装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】上記課題
を解決するために、本発明の弾球遊技機の構成は、識別
情報を所定の方向に次々と変動させながら表示した後、
それら複数の識別情報を停止表示する複数の識別情報表
示領域が表示画面上に形成される可変表示装置と、遊技
と関係ある遊技情報と遊技の進行に関係のない非遊技情
報とを記憶できる記憶手段と、該記憶手段に記憶された
非遊技情報を遊技開始してから所定時間経過した後に前
記表示画面に出力するよう遊技者自身が遊技機側に予約
できる予約手段と、前記所定時間が経過したとき、前記
記憶手段に記憶された非遊技情報を前記表示画面に表示
するための表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】上記弾球遊技機の可変表示装置の表示画面
(例えば液晶表示盤)上には、遊技と関係ある遊技情報
を表示する識別情報表示領域が形成される。この識別情
報表示領域は、第一表示部、第二表示部及び第三表示部
の3つの可変表示部を少なくとも含み、それら第一〜第
三表示部がある配置方向(例えば横方向)に沿ってこの
順序で配置されている。この場合、第一表示部は左図柄
が表示される左図柄表示領域、第二表示部は中図柄が表
示される中図柄表示領域、第三表示部は右図柄が表示さ
れる右図柄表示領域となる。
【0008】前記可変表示装置の表示画面上には、この
識別情報表示領域のほか、遊技の進行に関係のない非遊
技情報を表示する非遊技情報表示領域を少なくとも含ん
でいる。また、この非遊技情報表示領域には、遊技の停
止を思い起こさせる数字、文字、短い文章、キャラクタ
あるいは写真の少なくともいずれか又はこれらの組合せ
によって構成される非遊技情報が出力表示される。すな
わち、この非遊技情報は遊技に実質的に関係のない判読
情報であり、予め遊技機側によって記憶手段に組み込ま
れた状態、あるいは弾球遊技機に別途付属された入力装
置により遊技者自身が遊技に先立って入力されるもので
あり、記憶手段に記憶させてもよい。
【0009】後者の場合、非遊技情報は遊技者自身が
紙、フィルム、磁気媒体等の表現媒体を自ら遊技場に持
ち込み、スキャナー、デジタルカメラ、ビデオ等の入力
装置によって前記記憶手段に記憶させてもよい。このほ
か、入力装置又は遊技機側に予め記憶させておいた複数
種の非遊技情報の中から、遊技者自身が特定の非遊技情
報を選択してもよい。
【0010】遊技の開始に際して遊技者自身が自己の発
意によって予約ボタンを押すことによって、遊技機側が
前記非遊技情報を検知し、予約してから所定時間経過後
において、可変表示装置の表示画面上の非遊技情報表示
領域に非遊技情報が表示される。この所定時間はタイマ
ー等の所定時間計測手段によって計測されるが、所定時
間計測手段は、絶対的な一定時間を計時する手段のみな
らず、遊技開始後、単位入賞球あたりの遊技時間(入賞
頻度値)を測定演算する手段であってもよい。前者の態
様にあっては、遊技を開始してから明確に一定時間経過
すれば、非遊技情報が発せられることになる。後者の態
様にあっては、相当時間経過し、いわゆる「当たり」が
出ないとき非遊技情報が発せられる態様となる。遊技者
に不利な状態が長く続いた場合、そのときが遊技を停止
させ得る一つのチャンスとなる。また逆に、前記入賞頻
度値が顕著に大きくなったとき非遊技情報を表示しても
よい。大当りが続いているとき、遊技を停止しないとそ
の後も遊技が引きずって、遊技者が遊技にのめり込む結
果となる。
【0011】前記遊技の進行に関係のない非遊技情報を
表示する非遊技情報表示領域を、前記可変表示装置の前
記表示画面に対し、前記識別情報表示領域とともに形成
・設定している。この場合、可変表示装置の表示画面に
対する非遊技情報表示領域は、遊技情報としての識別情
報の表示に実質上影響のない領域、例えば識別情報の背
景となる領域とする。そして、この識別情報の背景の一
部を借用して非遊技情報表示領域としてもよく、非遊技
情報は識別情報表示領域の背景に重ね形成される。これ
によれば、遊技者自身が遊技を開始するとき、自己の発
意によって遊技を途中で停止するつもりで予約ボタンを
押したのであるから、非遊技情報が表示されたことによ
って、遊技を停止しようとするきっかけとなる。
【0012】また、前記遊技の進行に関係のない非遊技
情報を表示する非遊技情報表示領域を、前記可変表示装
置の前記表示画面に対し、前記遊技情報との間で切り替
える形にて形成・設定している。この場合、識別情報表
示領域に対する非遊技情報表示領域の大きさは任意決定
できる。そして、この識別情報表示領域の背景を非遊技
情報表示領域として全面的に切り替える形にて形成・設
定することも可能である。すなわち、可変表示装置の表
示画面上に形成された識別情報表示領域と、この識別情
報表示領域より小さな表示領域である非遊技情報表示領
域を、前記記憶手段に記憶された非遊技情報が表示され
るとき、切り替えて出力表示することができる。したが
って、非遊技情報をそれまで識別情報が変動表示されて
いた領域に表示することになり、遊技者にとって非遊技
情報が出力されていることへの喚起となるばかりか、非
遊技情報が判読し易くなる。さらに、表示画面上には、
複数の識別情報が中断されることなく依然として変動表
示されることになり、遊技の続行に影響を及ぼさない。
【0013】前記識別情報表示領域と前記非遊技情報表
示領域とを、前記表示画面上において切り替え表示する
際、任意時間毎(例えば2秒間隔)に交互とすることも
可能である。非遊技情報の表示位置が任意時間毎に交互
に切り替わることによって、遊技者の視覚に訴える度合
いが高まる。したがって、遊技者自身が遊技を開始する
とき、自己の発意によって遊技を途中で停止するつもり
で予約ボタンを押した経緯がより一層はっきりと思い起
こされ、遊技を停止しようとする認識が高まることにな
る。
【0014】また、上記弾球遊技機には、音声情報を発
生させる音発生装置及び/又はランプ、LED等を含む
光発生装置であって、前記可変表示装置の表示画面上に
非遊技情報が表示されたときから表示されなくなるとき
まで、非遊技情報が表示されていることを報知する制御
を行う非遊技情報報知制御手段を含んでいる。この構成
によれば、非遊技情報に係る報知を音声情報を発生させ
る音声装置又はランプ、LED等を含む光発生装置のい
ずれか一方、あるいは音声装置と光発生装置の双方によ
って行うので、これらの報知を遊技者に対して認識させ
易くしている。
【0015】上記課題を解決するために、本発明の弾球
遊技装置の構成は、表示画面上にて1又は複数の識別情
報を所定の方向に次々と変動表示させた後、確定表示を
行う可変表示手段を有する複数基の弾球遊技機と、それ
らの弾球遊技機を集中管理制御する集中管理制御機とか
らなる弾球遊技設備において、遊技と関係のある遊技情
報と遊技の進行に関係のない非遊技情報を記憶できる記
憶手段と、該記憶手段に遊技者が前記非遊技情報を入力
可能な非遊技情報入力手段と、前記記憶手段に入力され
た非遊技情報を前記弾球遊技機に送信する送信手段とを
前記集中管理制御機に設けるとともに、遊技者が遊技を
するために遊技機を選択したとき、その遊技機側から遊
技機選択判別情報を前記集中管理制御機に送信できる判
別情報送信手段と、該送信手段から送信された非遊技情
報を前記表示画面に出力するよう遊技者が遊技機側に予
約できる予約手段と、遊技者が遊技開始してから所定の
時間が経過した後、前記非遊技情報を前記表示画面に表
示するための表示制御手段とを前記弾球遊技機に設けた
ことを特徴とする。
【0016】上記構成の弾球遊技装置によれば、複数基
の弾球遊技機を集中管理制御する集中管理制御機に自己
の発意で非遊技情報を自ら又は遊技場の店員を介して入
力する。そして、その非遊技情報を遊技するために選択
した弾球遊技機の可変表示装置の画面に直接自己の発意
によることなく、遊技を開始してから所定時間が経過し
た後に表示して、遊技者に対して遊技の継続を思いとど
まらせる。
【0017】複数基の弾球遊技機を集中管理制御機によ
って集中管理するので、非遊技情報の入力媒体は集中管
理制御機であり、また非遊技情報の出力媒体は複数基の
弾球遊技機のうちの任意のものである。したがって、非
遊技情報の入力時には、非遊技情報の入力者が遊技者と
同一人であるか否かを集中管理制御機に判断させる必要
がある。このため、非遊技情報の入力時に入力者が非遊
技情報の出力を期待している遊技者であることを示す入
力者判別情報を同時に入力する。この場合、会員制にし
て、例えばIDカードによって入力者が遊技者であるこ
とを照合させてもよい。
【0018】この入力者判別情報と対応して遊技者が任
意の弾球遊技機を選択したことを集中管理制御機に知ら
せるために、遊技者が遊技するに先立って弾球遊技機に
遊技者判別信号を入力してそれが集中管理制御機に送信
されるようにする。
【0019】非遊技情報を弾球遊技機の可変表示装置の
表示画面に表示するように指令するのは集中管理制御機
である。しかし別の態様として、集中管理制御機に非遊
技情報及び入力者判別信号が入力され、弾球遊技機に遊
技者判別信号が入力された時点、すなわち遊技者照合時
点で集中管理制御機から非遊技情報発動の機能を遊技機
側に送信しておく態様を採用してもよい。
【0020】非遊技情報の入力手段と記憶手段が存在す
る対象である集中管理制御機と、非遊技情報を表示する
対象である弾球遊技機とが相違するので、前者から後者
に非遊技情報を送信する手段が必要となる。この送信
は、遊技者が遊技を開始してから所定時間経過した時点
で、集中管理制御機から遊技機側に行ってもよいが、前
記遊技者照合時点で非遊技情報を弾球遊技機に送信し
て、その情報を遊技機側に記憶させて蓄積しておいても
よい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用される弾球遊
技機の形状・構造を図1及び図2を参照して説明する。
図1に示すように、弾球遊技機1は、ほぼ額縁状をなす
本体枠2と、この本体枠2に対して軸支手段4を介して
前面側に開閉可能な内枠3と、この内枠3に対して軸支
手段5を介して同じく前面側に開閉可能な前面ガラス枠
6と、内枠3の後面側に裏機構盤(図示略)がそれぞれ
取り付けられている。そして、上部に形成されている開
口部7に対して背部から前記裏機構盤に取り付けられた
遊技盤8が嵌め込まれている。この遊技盤8と前記前面
ガラス枠6との間に遊技領域Aが形成されている。
【0022】本体枠2は、木製の板状体を略長方形の額
縁状に組立て固着したものである。内枠3は、全体がプ
ラスチック製で、枠体部(図示略)と下板部(図示略)
とを有して本体枠2の内周側に嵌合し取り付けられてい
る。枠体部は、上端から下方へ略2/3程度に略長方形
の額縁状に形成され、上端部には、前面枠6の枠飾りラ
ンプ用レンズ6bに対応して、左側に賞球表示LED及
び賞球表示LED基板が、そして右側にストップ表示L
ED及びストップ表示LED基板(いずれも図示略)が
それぞれ配設されている。
【0023】前記内枠3の前面側下方には固定板9が取
り付けられている。この固定板9には遊技球としての弾
球を供給する下皿部10及び発射装置(図示略)を操作
する発射ハンドル11が装着されている。この下皿部1
0は、灰皿や玉抜きレバーなどとともに、弾球遊技機1
の内部から弾球を排出するための排出口10aを備えて
いる。また、前記発射ハンドル11には、遊技者がタッ
チしていることを検知するタッチスイッチ11aが装着
され、その近傍には、発射停止を一時的に指令する発射
停止スイッチ11bが配置されている。
【0024】前記固定板9に続く直ぐ上方において、前
記内枠3には軸支手段(図示略)を介して上方に開閉可
能な板状の支持部材12が軸着されており、その支持部
材12に前記遊技領域Aからの賞球を受ける上皿部13
が取り付けられている。この上皿部13の左端には、そ
こに形成されたスピーカ面13aに対応すべく、遊技状
態に応じた効果音その他の音を発生させるスピーカ(図
示略)が配設され、また、弾球遊技機1の内部から弾球
を排出するための排出口13bが開設されている。
【0025】そして、前記上皿部13において賞球が収
容される収容凹部13cを形作る堤部13dには、図2
に示すように、玉抜きボタン14や貸球ボタン15、返
却ボタン16等とともに、予約手段としての予約ボタン
が17が設けられている。したがって、遊技者が遊技を
開始するに先立って又は遊技を進めていく過程に、自己
の発意により前記予約ボタン17を押せば、非遊技情報
を可変表示装置の表示画面に出力するよう遊技者が、後
述する遊技制御手段に対して予約できる。
【0026】次に、本実施例の遊技盤8の表面構造を図
3を参照して説明する。遊技盤8は、略長方形の木製の
板状体であって、後述する裏機構盤100(図4参照)
により保持され、その表面に設けられた外レール18と
内レール19とにより略円形状に形成される遊技領域A
内に、特別図柄表示装置20と、第一種始動口(普通電
動役物)21と、変動入賞装置22と、左入賞口23、
右入賞口24、左入球口25、右入球口26と、多数の
障害釘27と、一対の風車28、29等が配設されて、
構成されている。
【0027】特別図柄表示装置20は、遊技領域Aの略
中央部に配置され、センター役物30と、液晶表示盤3
1とを備えている。この液晶表示盤31の映像画面は略
長方形状を呈しており、その表示画面上に1又は複数の
識別情報としての特別図柄を所定の方向に次々と変動さ
せながら表示した後、停止表示する特別図柄表示領域が
形成されている。この特別図柄表示領域は、第一表示
部、第二表示部及び第三表示部の3つの可変表示部を少
なくとも含み、それら第一〜第三表示部がある配置方向
(例えば横方向)に沿ってこの順序で配置されている。
すなわち、第一表示部は左特別図柄を表示する左特別図
柄表示領域32、第二表示部は中特別図柄を表示する中
特別図柄表示領域33、及び第三表示部は右特別図柄を
表示する右特別図柄表示領域34である。各特別図柄表
示領域32〜34は、これらの表示領域32〜34の配
置方向と略直交する向き、この場合、上下方向に図柄変
動方向が設定され、その向きで変動しているように識別
情報としての複数の図柄(特別図柄)が順次表示されて
いく。また、この液晶表示盤31は、遊技球が第一種始
動口(普通電動役物)21に入球することにより、前記
各特別図柄の表示領域32〜34に表示される各特別図
柄をそれぞれ変動させて停止表示させるものである。そ
して、例えば、図柄が「7、7、7」の3桁同一図柄で
揃って停止表示すると、変動入賞装置22に配設された
後述する大入賞装置35の大入賞口36が開放される。
また、センター役物30は、液晶表示盤31の前面周辺
部に額縁状に突設して装着され、普通図柄表示装置37
と、特別図柄保留表示LED20aと、ステージ38と
を備えている。
【0028】普通図柄表示装置37は、センター役物3
0の上部中央に配置され、7セグメント表示器37a
と、普通図柄保留表示LED37bとを有している。7
セグメント表示器37aは、1〜9の奇数数字を変動表
示させるもので、後述する左右の普通図柄作動通過口3
9、40のいずれかを遊技球が通過することにより、変
動して所定時間経過後に1種類の奇数数字が停止表示さ
れる。そして、例えば「7」で停止表示すると、第一種
始動口(普通電動役物)21が所定時間(例えば、0.
5秒)開放される。
【0029】普通図柄保留表示LED37bは、4個の
丸形の赤色LEDで構成され、7セグメント表示器37
aの両側に2個ずつに分けて配置されている。これは、
左右の普通図柄作動通過口39、40を通過した遊技球
の数を4個まで保留とし、通過ごとに順次点灯しシフト
表示するものである。次の7セグメント表示器37aの
変動表示が開始するたびに、未始動回数が消化され、1
個の普通図柄保留表示LED37bは消灯される。
【0030】特別図柄保留表示LED20aは、前記セ
ンター役物30の上部内側部中央に吊設され、4個の赤
色LEDで構成されている。これは、第一種始動口(普
通電動役物)21に入球した遊技球の数を4個まで保留
とし、入球ごとに順次点灯しシフト表示するものであ
る。次の特別図柄の変動が開始するたびに、未始動回数
が消化され、1個の特別図柄保留表示LED20aは消
灯される。
【0031】前記センター役物30の外側部の左右両側
には、遊技球の普通図柄作動通過口39、40が設けら
れ、各内側部下端には、遊技球の通過口出口(図示略)
が設けられて、これらの通過口39、40と通過口出口
間には、それぞれ図示しない通過筒部が設けられてい
る。そして、各通過口39、40から入った遊技球は、
内部に配設された左、右普通図柄作動通過口通過検知ス
イッチ39s、40s(図5参照)を通過し、各通過筒
部を通過して各通過口出口から飛び出し、ステージ38
上を転動する。ステージ38はセンター役物30下部に
配置され、各通過口出口からの遊技球を中央寄りに集め
つつ、さらに、遊技盤8面上を流下させるべく、一部傾
斜状に形成されている。なお、遊技球の普通図柄作動通
過口通過検知スイッチ39s、40sのいずれかの通過
により、普通図柄表示装置37における7セグメント表
示器37aが変動表示する。
【0032】第一種始動口(普通電動役物)21は、ス
テージ38の中央直下に配設され、いわゆるチューリッ
プ式で左右に一対の翼片部が開閉するべく形成されてい
る。内部には、遊技球の通過を検知する第一種始動口
(普通電動役物)入賞検知スイッチ21s(図5参照)
が備えられている。この一対の翼片部が左右に開くと、
遊技球の入球可能な開放状態となり、一対の翼片部が閉
じると、遊技球の入球困難な閉鎖状態となる。
【0033】変動入賞装置22は、上記第一種始動口
(普通電動役物)21の下方に配設され、前面側が略逆
台形状に形成された基板41に、大入賞装置35と、左
入球口25と右入球口26とを備えている。前記大入賞
装置35は、略中央に形成され、帯状に開口された大入
賞口36と、この大入賞口36を開放・閉鎖する開閉板
(図示略)と、この開閉板を開閉するための大入賞口ソ
レノイド52(図5参照)と、連動杆(図示略)と、特
定領域開閉シャッター(図示略)と、この特定領域開閉
シャッターを作動させるための開閉シャッターソレノイ
ド53(図5参照)と、特定領域(図示略)と、特定領
域外領域(図示略)とから構成されている。
【0034】また、左入球口25は、大入賞装置35の
左斜め上方に配設されて、内部に左入球口通過検知スイ
ッチ25s(図5参照)が設けられている。さらに、右
入球口26は、大入賞装置35の右斜め上方に配設され
て、内部に右入球口通過検知スイッチ26s(図5参
照)が設けられている。アウト口42は、変動入賞装置
22における大入賞装置35の中央直下に配設されてい
る。バック球防止部材43は、アウト口42の下部に設
けられ、遊技領域Aに到達せず戻ってきた遊技球が再び
発射位置に戻ることを防止するものである。ファール球
防止部材44は、内レール19の先端部に取り付けら
れ、返しゴム45は、ファール球防止部材44の位置と
は略正反対側の、遊技盤8の右半分側の位置であって、
外レール18に沿って嵌合状に取り付けられている。
【0035】一対の風車28、29はそれぞれ、特別図
柄表示装置20から左右両側方に配設されている。な
お、多数の障害釘27は、以上説明した各装置との位置
バランスを考慮して、遊技領域Aにパチンコ遊技に適す
るべく、配設されている。
【0036】次に、本実施例のパチンコ機1の裏面構造
について図4を参照して説明する。前面ガラス枠4は内
枠3にあって、前面ガラス枠4の上下端の位置に設けら
れた一対のヒンジ101により、開閉可能に支持されて
いる。機構盤102は内枠3にあって機構盤102の上
下端の位置に設けられた一対のヒンジ103により、開
閉可能に支持されている。遊技盤8は内枠3の表面側に
着脱可能に取り付けられている。上端側にあるヒンジ1
01の配設位置からみて左側には、タンク球切れ検知ス
イッチ104をタンク底部に備えた賞球タンク105
と、この賞球タンク105に接続されるタンクレール1
06とが取り付けられている。また、タンクレール10
6の右側には、球抜きレバー107が設けられ、その下
流側には、補給球切れ検知スイッチ108が、さらに、
その下流側には賞球払出装置109がそれぞれ配設され
ている。
【0037】続いて、遊技球の振り分け部110が賞球
払出装置109の下流側に設けられている。タンクレー
ル106の下側には、特別図柄表示装置16における液
晶表示盤31を格納した蓋付きの裏ケース111が、こ
の裏ケース111の下側には、後述する主制御部140
(図5参照)である主制御基板340を格納した主制御
基板ケース112がそれぞれ設けられている。主制御基
板ケース112の左側には、発射装置制御基板(図示
略)を格納した発射装置制御基板ケース113、タッチ
感度調整つまみ114、球飛び強弱調整つまみ115及
び発射制御集合中継基板116が設けられている。機構
盤102の左下方部には、上述した発射装置ユニット8
aが、同じく右下方部には、補給球詰まり、下皿部満タ
ン、主電源電圧異常、発射停止、主制御基板通信異常、
賞球モータ異常などを7セグメントLEDで表示する枠
状態表示器117を備えた枠制御部150(図5参照)
を格納した枠制御基板ケース118が設けられている。
【0038】一方、機構盤102の右上端部には、ヒュ
ーズボックス119、電源スイッチ120、電源ターミ
ナル基板121及び大当り、発射装置制御、球切れ、扉
開放、賞球、球貸し用等の遊技機枠用外部接続端子を備
えた端子基板122が設けられている。また、外部から
の電力の供給を受けるための電源ケーブル123も端子
基板122の下側に配設されている。枠制御基板ケース
118からは接続ケーブル124が上方へ延出し、電源
ケーブル125を備えたプリペイドカードユニット(図
示略)に接続されている。また、機構盤102の略中央
下端部には、下皿部用球通路部材126が設けられてい
る。
【0039】次に、本実施例のパチンコ機1の電子制御
装置130について、図5を参照して説明する。まず、
電子制御装置130は、主制御部140と、枠制御部1
50と、主制御部140と通信を行う特別図柄制御部1
60とを含んで構成されている。主制御部140は、C
PU141と、RAM142と、ROM143と、入出
力ポート144とをバス145により相互に接続したも
のである。そして、CPU141はROM143に格納
された制御プログラム143aにより、RAM142を
ワークエリアとしてパチンコ機1全体を制御する。この
制御プログラム143aには複数種の非遊技情報が予め
組み込まれており、遊技者自身が遊技に先立って特定の
非遊技情報を選択可能としている。また、主制御部14
0は、特別図柄制御部160とともに、表示態様制御を
行う。しかも、ROM143に記憶された当否判定プロ
グラム143bにより、CPU141が主体となって当
否判断制御を行う。
【0040】入出力ポート144にはバス169が接続
され、入出力ポート144から特別図柄制御部160へ
処理内容を指示するための指令信号たるコマンドデータ
を送信する。このコマンドデータは遊技と関係ある特別
図柄表示に関する遊技情報並びに遊技の進行に関係のな
い非遊技情報に関する。すなわち、前述のように主制御
部140は、当否判定の判定内容に応じて、対応する図
柄表示パターン画像表示制御を行うためのデータととも
に、非遊技情報の画像表示制御を行うためのデータをコ
マンドデータの集合として作成して、特別図柄制御部1
60へバス169を介して送信する。なお、主制御部1
40から特別図柄制御部160へは、一方向形式でデー
タが伝送され、該主制御部140には、電源ターミナル
基板121が接続されている。
【0041】中継基板200には、タッチスイッチ11
a、発射停止スイッチ11b、右普通図柄作動通過口通
過検知スイッチ40s、左普通図柄作動通過口通過検知
スイッチ39s、カウント検知スイッチ50、カウント
検知及び特定領域通過検知スイッチ51、ヴォリューム
スイッチ202、予約ボタン17、左入賞口通過検知ス
イッチ23s、右入賞口通過検知スイッチ24s、左入
球口通過検知スイッチ25s、右入球口通過検知スイッ
チ26s、タンク球切れ検知スイッチ104及び補給球
切れ検知スイッチ108等が接続され、中継基板200
の出力端子は、入出力ポート144と接続されている。
また、第一種始動口(普通電動役物)入賞検知スイッチ
21sも、入出力ポート144に接続されている。
【0042】枠制御部150は、主制御部140と同様
の演算回路を含んで構成され(詳細は省略)、その入力
端子が入出力ポート144と接続されるとともに、出力
端子には、枠飾りランプ基板6g、各種ランプ基板28
f、29f、各種LED基板6f、23f、24f、2
5f、26f、音量スイッチ基板54、普通図柄表示装
置基板32f、各種ソレノイド52、53等、サウンド
ジェネレーター203、賞球払出装置109、発射装置
制御基板201等が接続されている。
【0043】次に、賞球動作は、以下の順序で実行され
る。主制御部140は、遊技球がカウント検知スイッチ
50又はカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ5
1を通過したら15個の賞球個数データを、第一種始動
口(普通電動役物)入賞検知スイッチ21sを通過した
ら6個の賞球個数データを、それ以外の場合、例えば、
左右入球口25、26の通過検知スイッチ25s、26
sの通過を検知した場合などにおいては、10個の賞球
個数データを、枠制御部150に対してその検知順に、
枠制御部150を作動指令対象とする指令信号として送
信する(すなわち、固有賞球数はここでは、6個、10
個あるいは15個である)。枠制御部150は、主制御
部140からの賞球個数データを受け取り、賞球払出信
号の送信により賞球払出装置109を作動させる。
【0044】次に、本実施例の特別図柄制御部160の
電気的構成について図6を参照して説明する。特別図柄
制御部160は、CPU161と、RAM162と、R
OM163と、入力ポート164とVDP(Video Disp
lay Processor)165と、これらを相互に接続するバ
ス166と、VDP165からの出力信号を受け取るD
/A変換器167と、D/A変換器167からの信号を
特別図柄表示装置20に出力する液晶表示盤用出力ポー
ト168と、非遊技情報が開示された紙、フィルム、磁
気媒体等の表現媒体を入力するスキャナー、デジタルカ
メラ、ビデオ等の入力装置170等から構成されてい
る。特別図柄制御部160のCPU161は、主制御部
140からの指示に基づき、ROM163に格納された
画像表示制御プログラム163aにより、VDP165
とともにRAM162をワークエリアとして特別図柄表
示装置20の表示態様制御を行う。なお、画像表示に使
用する画像データは、ROM163に格納されている。
具体的には、図6に示すように、特別図柄表示装置20
における液晶表示盤31(図3参照)に表示する特別図
柄の画像データ163bと、通常時にその特別図柄の背
景として表示する通常背景画像の画像データ163c
と、リーチ時にその特別図柄の背景として表示するリー
チ背景画像の画像データ163dと、遊技者が予約ボタ
ン17を押した場合に所定時間経過後に液晶表示盤31
に表示する非遊技情報画像データ163eと、液晶表示
盤31に表示する非遊技情報メッセージデータ163f
等を含む。特別図柄の各画像データは、図柄番号と対応
づけた形で記憶されている。
【0045】主制御部140と特別図柄制御部160と
は、バス169で接続され、主制御部140から特別図
柄制御部160への一方向形式でのデータ通信が行われ
ている。このバス169は、例えば、8本のデータバス
と16本のアドレスバスとを有している。主制御部14
0は、上述の各種検知スイッチの出力に基づいて遊技状
態を判断し、また、その遊技状態に基づいて当否判定を
行うとともに、判定内容に応じて対応する図柄表示態様
で画像表示制御を行うためのデータを作成し、特別図柄
制御部160へ送信する。
【0046】また、主制御部140は、第一種始動口
(普通電動役物)入賞検知スイッチ21s、カウント検
知スイッチ50、カウント検知及び特定領域通過検知ス
イッチ51等の検知結果や、特別図柄当否判定乱数の取
得値などを使用して、遊技が行われていない客待ちの状
態、遊技は行われているが始動入賞がない状態(変動準
備状態)、始動入賞があった状態、及び、特別遊技状態
などが判断される。また、始動入賞が検知されると乱数
値に基づいて当否判定が行われ、その判定結果に基づい
て特別図柄の変動又は確定などの表示態様制御のための
データが作成される。なお、枠飾りランプ基板6g等の
各種ランプやサウンドジェネレーター203は、主制御
部140からの指示を受けた枠制御部150により、特
別図柄制御部160の制御による特別図柄の変動・停止
表示態様、リーチ発生の有無、リーチ表示態様(全回
転、コマ送り、逆進、図柄の拡大・縮小など)、特別遊
技態様、遊技モード(確率変動、時短など)、及び非遊
技情報の表示画面上への表示等に応じてその態様は制御
される。
【0047】次に、主制御部140により実行されるメ
インジョブについて図7を参照して説明する。これは、
主制御部140のROM143に格納されたプログラム
に基づき、CPU141により実行されるものである。
すなわち、スタックポインタをRAM142の所定のア
ドレスに設定した後(S10)、初期化終了の判定が行
われる(S20)。初期化が終了していれば(S20:
YES)、LEDジョブ(S30)からスイッチジョブ
(S70)までのジョブが実行される。また、初期化が
終了していなければ(S20:NO)、初期化ジョブ
(190)が実行される。
【0048】LEDジョブ(S30)においては、普通
図柄及び普通図柄未始動回数の表示態様データや、特別
図柄未始動回数の表示態様データなどが出力される。等
速乱数ジョブ(S40)では、RAM142の特別図柄
当否判定乱数メモリや汎用カウントメモリ(図示略)な
どが更新される。非等速乱数ジョブ(S50)では、外
れ普通図柄乱数メモリ(図示略)が更新される。なお、
汎用カウントメモリ(図示略)は、ユーザーリセットご
との「0」〜「255」の値の作成や、コマンドジョ
ブ、飾りジョブの実行などに使用される。また、音楽作
成ジョブ(S60)では、音楽や音声に関するデータの
作成が行われ、スイッチジョブ(S70)では、各種検
知スイッチの読み込みが行われる。すなわち、発射停止
検知信号、タッチ検知信号、ヴォリューム検知信号、カ
ウント検知信号、特定領域通過検知信号、普通図柄作動
通過口通過検知信号、左右入球口通過検知信号などの各
種信号が中継基板200を介して主制御部140に取り
込まれ、また、第一種始動口(普通電動役物)入賞検知
スイッチ21sから第一種始動口入賞検知信号がそれぞ
れ取り込まれる。
【0049】さらに、カウント検知スイッチ50又はカ
ウント検知及び特定領域通過検知スイッチ51に異常が
あるか否かが判定され(S80)、異常がなければ(S
80:YES)、特別図柄メインジョブ(S90)から
音声ジョブ(S110)までのジョブが実行される。ま
た、異常(球詰まりや断線など)があれば(S80:N
O)、エラージョブ(S130)が実行される。
【0050】特別図柄メインジョブ(S90)において
は、主制御部140と特別図柄制御部160とが協調し
て動作するために必要なデータに関するジョブが実行さ
れる。また、普通図柄メインジョブ(S100)では、
普通図柄及び普通図柄未始動回数の表示態様データの作
成が行われる。音声ジョブ(S110)では、遊技状態
に応じた音声のデータが出力される。
【0051】この後、再び、カウント検知スイッチ50
又はカウント検知及び特定領域通過検知スイッチ51に
異常があるか否かが判定され(S120)、異常がなけ
れば(S120:YES)、各フラグ状態がバックアッ
プメモリにセットされ(S140)、賞球信号ジョブ
(S150)、情報信号ジョブ(S160)、コマンド
ジョブ(S170)、及び残余時間ジョブ(S180)
が実行される。各種スイッチに異常がある場合には(S
120:NO)、エラージョブ(S130)が実行され
る。
【0052】賞球信号ジョブ(S150)においては、
賞球払出しに関するデータの作成や出力が行われ、情報
信号ジョブ(S160)では、他の制御部への情報出力
に必要なデータの作成が行われる。さらに、コマンドジ
ョブ(S170)では、特別図柄管理のためのコマンド
の入出力が行われ、残余時間ジョブ(S180)では、
非等速乱数の呼出しや、汎用乱数メモリ(図示略)の更
新が行われる。
【0053】前記特別図柄表示装置20の表示画面上に
は、図8、図9に示すように、前記特別図柄表示領域3
2〜34のほか、遊技の進行に関係のない非遊技情報を
表示する非遊技情報表示領域60を少なくとも含んでい
る。この場合、非遊技情報表示領域60は、特別図柄表
示装置20の表示画面に対して遊技情報としての特別図
柄の表示に実質上影響のない領域、例えばその背景とな
る領域とする。そして、この特別図柄の背景の一部を借
用して非遊技情報表示領域60としてもよく、非遊技情
報は特別図柄表示領域32〜34の背景に重ね形成され
る。また、この非遊技情報表示領域60には、遊技の停
止を思い起こさせる数字、文字、短い文章、キャラクタ
あるいは写真の少なくともいずれか又はこれらの組合せ
によって構成される非遊技情報が出力表示される。
【0054】すなわち、この非遊技情報は遊技に実質的
に関係のない判読情報であり、予め制御プログラム14
3aに組み込まれた複数種の非遊技情報の中から、遊技
者自身が特定の非遊技情報を選択したり、あるいは入力
装置170により遊技者自身が遊技に先立って入力され
るものである。この非遊技情報の入力に際しては、遊技
者自身が紙、フィルム、磁気媒体等の表現媒体を自ら遊
技場に持ち込み、スキャナー、デジタルカメラ、ビデオ
等によって記憶させることになる。
【0055】遊技の開始に際して遊技者自身が自己の発
意によって予約ボタン17を押すと、その結果が中継基
板200(図5参照)を介して主制御部140に送信さ
れる。そして、主制御部140から特別図柄制御部16
0へバス169を介して送信され、予約してから所定時
間経過後において、特別図柄表示装置20の液晶表示盤
31の表示画面上の非遊技情報表示領域60に非遊技情
報が表示される。
【0056】予約してからの所定時間はタイマー等の所
定時間計測手段によって計測されるが、所定時間計測手
段は、絶対的な一定時間を計時する手段のみならず、遊
技開始後、単位入賞球あたりの遊技時間(入賞頻度値)
を測定演算する手段であってもよい。前者の態様にあっ
ては、遊技を開始してから明確に一定時間経過すれば、
非遊技情報が発せられることになる。後者の態様にあっ
ては、相当時間経過し、いわゆる「当たり」が出ないと
き非遊技情報が発せられる態様となる。遊技者に不利な
状態が長く続いた場合、そのときが遊技を停止させ得る
一つのチャンスとなる。また逆に、前記入賞頻度値が顕
著に大きくなったとき非遊技情報を表示してもよい。大
当りが続いているとき、遊技を停止しないとその後も遊
技を引きずって、遊技者が遊技にのめり込む結果とな
る。
【0057】予約ボタン17を押してから通常の遊技が
開始されるのであるが、遊技者は遊技に熱中してのめり
込み、遊技者自身が遊技の停止を思い巡らすことができ
なくなるケースか多い。したがって、その間、遊技者が
他人と約束したり、家庭に戻らなければならなかったり
するのを忘れる。また、子供が車の中に放置されていた
場合、不慮の事故が起こることもあり得る。このような
状況下、予約したときから上記の所定時間が経過する
と、所定時間計測手段が作動して非遊技情報が特別図柄
表示装置20の表示画面上に表示される。
【0058】図8に示す液晶表示盤31の表示画面の右
隅に形成された非遊技情報表示領域60には、子供が泣
いているキャラクタあるいは写真が非遊技情報として表
示されている。また、図9に示す液晶表示盤31の表示
画面の下部に形成された非遊技情報表示領域60には、
「お母さん!もう止めて」という短い文章が非遊技情報
として表示されている。遊技者自身が遊技を開始すると
き、自己の発意によって遊技を途中で停止するつもりで
予約ボタンを押したのであるから、これらの非遊技情報
が表示されたことによって、遊技を停止しようとするき
っかけとなる。
【0059】また、非遊技情報表示領域60を液晶表示
盤31の表示画面に、特別図柄との間で切り替える形に
て表示することも可能である。この場合、特別図柄表示
領域32〜34に対する非遊技情報表示領域60の大き
さは任意決定できる。そして、特別図柄表示領域32〜
34の背景を非遊技情報表示領域60として全面的に切
り替え、液晶表示盤31の表示画面上に形成された特別
図柄表示領域32〜34と、この特別図柄表示領域32
〜34より小さな表示領域である非遊技情報表示領域6
0を、制御プログラム143aに記憶された非遊技情報
が表示されるとき、その領域の大きさをも切り替えて出
力表示することができる。
【0060】例えば、図10には、図8の右隅に表示さ
れた子供が泣いているキャラクタあるいは写真を表示画
面の中央位置に拡大して表示し、逆に中央に位置した特
別図柄表示領域32〜34を表示画面の下部に切り替え
て表示している。この場合、図11に示すように、子供
が泣いているキャラクタあるいは写真に「お母さん!も
う止めて」という短い文章を併せて表示することも可能
である。このように、非遊技情報をそれまで特別図柄が
変動表示されていた領域32〜34に表示することによ
り、遊技者にとっては非遊技情報が出力されていること
への喚起となるばかりか、非遊技情報が判読し易くな
る。さらに、表示画面上には、複数の特別図柄が中断さ
れることなく依然として変動表示されることになり、遊
技の続行に影響を及ぼさない。
【0061】上記のように、特別図柄表示領域32〜3
4と非遊技情報表示領域60とを、表示画面上において
切り替え表示する際、任意時間毎(例えば2秒間隔)に
交互とすることも可能である。このように、非遊技情報
の表示位置が任意時間毎に交互に切り替わることによっ
て、遊技者の視覚に訴える度合いが高まる。したがっ
て、遊技者自身が遊技を開始するとき、自己の発意によ
って遊技を途中で停止するつもりで予約ボタン17を押
した経緯がより一層はっきりと思い起こされ、遊技を停
止しようとする認識が高まることになる。
【0062】また、液晶表示盤31の表示画面上に非遊
技情報が表示されたときから表示されなくなるときま
で、音声情報又は光発生のいずれか一方、あるいは音声
情報と光発生の双方によって、遊技者に報知することも
可能である。例えば、主制御部140から特別図柄制御
部160へ非遊技情報の表示を指令するときに同期し
て、主制御部140から枠制御部150に対して音声情
報を発生させる音声装置(スピーカ)及び/又は複数の
ランプからなる光発生装置(枠飾りランプ6g)の制御
指令を送信することによる。したがって、視覚から得ら
れる非遊技情報に音声情報及び/又は光発生の報知が加
わることになり、遊技者にとって非遊技情報の存在をよ
り一層認識させ易くしている。
【0063】次に、上述した非遊技情報の一連の制御を
図12に示す非遊技情報表示ジョブを参照して説明す
る。このジョブは、主制御部140のROM143に格
納され制御プログラム143aに基づき、CPU141
により実行されるものである。まず、S210において
非遊技情報を入力して記憶させる。これは、入力装置1
70により遊技者自身が遊技に先立って入力する場合の
ほか、制御プログラム143aに組み込まれた複数種の
非遊技情報の中から、遊技者自身が特定の非遊技情報を
選択する場合も含む。次いで、S220において予約ボ
タン17を押したか否かを判断し、肯定判断であればS
230へ進む。遊技を開始するときに遊技者自身がこの
予約ボタン17を押すことにより、自己の発意によって
遊技を途中で停止する確認となり、非遊技情報が非遊技
情報表示領域60に表示される予約要件となる。したが
って、遊技者がこの予約ボタン17を押さない限り、非
遊技情報の表示はされない。S230に進み、予約して
から所定時間が経過したか否かを判断し、肯定判断であ
れば、S240において、特別図柄表示装置20の非遊
技情報表示領域60に非遊技情報を表示することにな
る。
【0064】上記実施例は、個々の弾球遊技機1に対し
て遊技者が非遊技情報の表示を予約する形態であるが、
次に、複数基の弾球遊技機1を集中管理制御しながら、
非遊技情報の表示の予約並びに特別図柄表示装置20の
表示画面上へ表示する形態を説明する。通常、図13に
示すように、遊技場内には複数の弾球遊技機島300が
設置され、各弾球遊技機島300には、複数基の弾球遊
技機1が並んで設置されている。集中管理制御機301
は各弾球遊技島300の各弾球遊技機1に設置された通
信機器に接続され、この通信機器を介して情報の送受信
が可能とされている。
【0065】図14には、複数基の弾球遊技機1と集中
管理制御機300の電気的構成が示されている。これに
よれば、集中管理制御機301は、CPU302と、R
AM303と、ROM304と、入力ポート305と、
これらを相互に接続するバス306等から構成されてい
る。そして、この集中管理制御機301には非遊技情報
が開示された紙、フィルム、磁気媒体等の表現媒体を入
力するスキャナー、デジタルカメラ、ビデオ等の入力装
置307が接続されている。
【0066】前記集中管理制御機301はバス308を
介して、複数基の弾球遊技機1の各主制御部140のイ
ンターフェース309に接続されている。このインター
フェース309には、集中管理制御機301から送信さ
れる非遊技情報を受信する通信制御装置310と、非遊
技情報の入力者が当該弾球遊技機1の遊技者であるか否
かを照合するため、遊技者が例えば暗証番号を入力する
ためのテンキー操作部311と、同様に遊技者が前記I
Dカードを所持している場合、非遊技情報の入力者が当
該弾球遊技機1の遊技者であるか否かを照合するために
使用されるIDカード制御部312とを接続している。
そして、主制御部140には前記したように予約ボタン
17が中継基板200を介して連絡されている。なお、
図1に示すように弾球遊技機1の左端側には、その上方
より順に、通信制御装置310、テンキー操作部31
1、IDカード制御部312がそれぞれ配置されてい
る。
【0067】次に、集中管理制御ジョブを図15を参照
して説明する。このジョブは、主制御部140のROM
143に格納され制御プログラム143aに基づき、C
PU141により実行されるものである。まず、S31
0において、入力装置307(170)に非遊技情報を
入力したか否かを判断する。複数基の弾球遊技機1を集
中管理制御機301によって集中管理するので、非遊技
情報の入力媒体は集中管理制御機301に設置された入
力装置307である。この入力装置307には、遊技者
自身が持ち込んだ非遊技情報を自分で又は遊技場の店員
に依頼して入力できる。また、このようにすることによ
って遊技者にとって非遊技情報のプライバシーの保護に
なる。また、各弾球遊技機1と集中管理制御機301は
通信制御装置310によって互いに送受信可能であるの
で、弾球遊技機1に設置された入力装置170による非
遊技情報の入力も可能である。この場合、入力された非
遊技情報はROM303内に格納される。
【0068】 S310において肯定判断であれば、す
なわち非遊技情報の登録が完了していればS320へ進
み、暗証番号を入力する。非遊技情報の入力媒体は集中
管理制御機301であり、また非遊技情報の出力媒体は
複数基の弾球遊技機1のうちの任意のものである。した
がって、非遊技情報の入力時には、非遊技情報の入力者
が遊技者と同一人であるか否かを集中管理制御機301
に判断させる必要がある。このため、非遊技情報の入力
時に入力者が非遊技情報の出力を期待している遊技者で
あることを示す入力者判別情報、例えば暗証番号を入力
する。
【0069】 S330において、入力された暗証番号
を集中管理制御機301において照合して肯定判断であ
れば、すなわち、非遊技情報の入力者と遊技者が同一人
であれば、S340に進む。この入力者の照合時に対応
して、遊技者が任意の弾球遊技機1を選択したことを集
中管理制御機301に知らせるために、遊技者が遊技す
るに先立って弾球遊技機1に遊技者判別信号を入力して
それが集中管理制御機301に送信されるようにする。
なお、この暗証番号による照合に代替して、遊技者が上
述のように非遊技情報を入力装置307によって登録し
たとき、遊技場側より登録会員としてIDカードを発行
して、このIDカードをIDカード制御部312へ挿入
することによって、遊技者が当該非遊技情報の入力者で
あることを照合する手段としてもよい。
【0070】 S340において、予約ボタン17を押
したか否かを判断し、肯定判断であればS350へ進
む。遊技を開始するときに遊技者自身がこの予約ボタン
17を押すことにより、自己の発意によって遊技を途中
で停止する確認となり、非遊技情報が非遊技情報表示領
域60に表示される予約要件となる。したがって、遊技
者がこの予約ボタン17を押さない限り、非遊技情報の
表示はされない。
【0071】 S350に進み、予約してから所定時間
が経過したか否かを判断し、肯定判断であれば、S36
0において、特別図柄表示装置20の非遊技情報表示領
域60に非遊技情報を表示することになる。非遊技情報
を弾球遊技機1の特別図柄表示装置20の表示画面に表
示するように指令するのは集中管理制御機301であ
る。しかし別の態様として、集中管理制御機301に非
遊技情報及び入力者判別信号が入力され(例えば暗証番
号あるいはIDカードの登録等)、そして、弾球遊技機
1に遊技者判別信号が入力された時点(例えば暗証番号
の入力あるいはIDカードの挿入等)、すなわち遊技者
照合時点において、集中管理制御機301から非遊技情
報発動の機能を弾球遊技機1の制御プログラム143a
に送信しておく態様を採用してもよい。なお、非遊技情
報の非遊技情報表示領域60への表示態様は上述のよう
に実施され、具体的な説明は省略する。
【0072】非遊技情報の入力手段と記憶手段が存在す
る対象である集中管理制御機301と、非遊技情報を表
示する対象である弾球遊技機1とが相違するので、集中
管理制御機301から弾球遊技機1に非遊技情報を送信
する手段が必要となる。この送信は、遊技者が遊技を開
始してから所定時間経過した時点で、集中管理制御機3
01から弾球遊技機1の制御プログラム143aで行っ
てもよいが、前記遊技者照合時点で非遊技情報を弾球遊
技機1に送信して、その情報を弾球遊技機1に記憶させ
て蓄積しておいてもよい。
【0073】本発明は、その根本的技術的思想を踏襲
し、発明の効果を著しく損なわない限度において、前記
の実施態様の一部を変更して実施でき、それらの変更態
様も当然に本発明の技術的範囲に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る弾球遊技機の要部正面図。
【図2】前記弾球遊技機の上面図。
【図3】同前記弾球遊技機の遊技盤の正面図。
【図4】図1の弾球遊技機の裏面図。
【図5】図1の弾球遊技機の電子制御装置の一例を示す
ブロック図。
【図6】その特別図柄制御部の主要構成を示すブロック
図。
【図7】図5の電子制御装置におけるメインジョブの流
れを示すフローチャート。
【図8】本発明に係る可変表示装置の表示部としての一
実施態様を示す正面図。
【図9】同じく他の態様を示す正面図。
【図10】同じく他の態様を示す正面図。
【図11】同じく他の態様を示す正面図。
【図12】非遊技情報表示ジョブの流れを示すフローチ
ャート。
【図13】本発明に係る弾球遊技装置の概念図。
【図14】図13の弾球遊技装置の電子的構成を説明し
たブロック図。
【図15】集中管理制御ジョブの流れを示すフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 2 本体枠 3 内枠 8 遊技盤 17 予約ボタン 20 特別図柄表示装置 31 液晶表示盤 140 主制御部 170 入力装置 301 集中管理制御機 307 入力装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の識別情報を所定の方向に次々と変
    動させながら表示した後、それら複数の識別情報を停止
    表示する複数の識別情報表示領域が表示画面上に形成さ
    れる可変表示装置と、 遊技と関係ある遊技情報と遊技の進行に関係のない非遊
    技情報とを記憶できる記憶手段と、 該記憶手段に記憶された非遊技情報を遊技開始してから
    所定時間経過した後に前記表示画面に出力するよう遊技
    者自身が遊技機側に予約できる予約手段と、 前記所定時間が経過したとき、前記記憶手段に記憶され
    た非遊技情報を前記表示画面に表示するための表示制御
    手段とを少なくとも備えたことを特徴とする弾球遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記可変表示装置は、表示画面上に遊技
    の進行に関係のない非遊技情報を表示する非遊技情報表
    示領域を少なくとも含み、この非遊技情報表示領域に
    は、数字、文字、キャラクタあるいは写真の少なくとも
    いずれか又はこれらの組合せによって構成される非遊技
    情報が出力表示される請求項1記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記非遊技情報は、遊技の停止を思い起
    こさせる文字、文章、キャラクタ、写真の少なくともい
    ずれか又はこれらの組合せによって構成される請求項1
    又は2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記非遊技情報は、予め遊技機側に組み
    込まれている請求項1ないし3のいずれかに記載の弾球
    遊技機。
  5. 【請求項5】 前記非遊技情報は、入力装置により遊技
    者自身が遊技機側に入力するかあるいは、遊技機側に予
    め記憶された複数種より遊技者が選択する請求項1ない
    し3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記非遊技情報を表示する非遊技情報表
    示領域を、前記可変表示装置の前記表示画面に対し、前
    記識別情報表示領域とともに又は前記遊技情報との間で
    切り替える形にて形成・設定する情報報知手段とを含む
    請求項1ないし5のいずれかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記可変表示装置の表示画面上の前記非
    遊技情報表示領域に前記記憶手段に記憶された非遊技情
    報が表示されるとき、可変表示領域を前記識別情報表示
    領域と非遊技情報表示領域との間で切り替える表示切替
    制御手段を含む請求項6に記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記識別情報表示領域と前記非遊技情報
    表示領域とが、前記表示画面上において、任意時間交互
    に切り換え表示される請求項7記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 音声情報を発生させる音発生装置及び/
    又はランプ、LED等を含む光発生装置であって、前記
    可変表示装置の表示画面上に非遊技情報が表示されたと
    きから表示されなくなるときまで、非遊技情報が表示さ
    れていることを報知する制御を行う非遊技情報報知制御
    手段を含む請求項1ないし8のいずれかに記載の弾球遊
    技機。
  10. 【請求項10】 複数の識別情報を所定の方向に次々と
    変動させながら表示した後、それら複数の識別情報を停
    止表示する複数の識別情報表示領域が表示画面上に形成
    される可変表示装置を有する複数個の弾球遊技機と、そ
    れらの弾球遊技機を集中管理制御する集中管理制御機と
    からなる弾球遊技設備において、 遊技と関係のある遊技情報と遊技の進行に関係のない非
    遊技情報を記憶できる記憶手段と、 該記憶手段に遊技者が前記非遊技情報を入力可能な非遊
    技情報入力手段と、 前記記憶手段に入力された非遊技情報を前記弾球遊技機
    に送信する送信手段とを前記集中管理制御機に設けると
    ともに、 遊技者が遊技をするために遊技機を選択したとき、その
    遊技機側から遊技機選択判別情報を前記集中管理制御機
    に送信できる判別情報送信手段と、 該送信手段から送信された非遊技情報を前記表示画面に
    出力するよう遊技者が遊技機側に予約できる予約手段
    と、 遊技者が遊技開始してから所定の時間が経過した後、前
    記非遊技情報を前記表示画面に表示するための表示制御
    手段とを前記弾球遊技機に設けたことを特徴とする弾球
    遊技装置。
JP25281399A 1999-09-07 1999-09-07 弾球遊技機及び弾球遊技装置 Withdrawn JP2001070550A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25281399A JP2001070550A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 弾球遊技機及び弾球遊技装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25281399A JP2001070550A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 弾球遊技機及び弾球遊技装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001070550A true JP2001070550A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17242575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25281399A Withdrawn JP2001070550A (ja) 1999-09-07 1999-09-07 弾球遊技機及び弾球遊技装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001070550A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017046885A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社北電子 遊技機
JP2017080319A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社ソフイア 遊技機
JP2017153776A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 情報提供システムおよび情報提供装置
JP2019005000A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 サミー株式会社 遊技機
JP2019022863A (ja) * 2018-11-27 2019-02-14 株式会社三共 遊技機及び遊技用装置
JP2020062520A (ja) * 2020-01-27 2020-04-23 株式会社北電子 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017046885A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 株式会社北電子 遊技機
JP2017080319A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 株式会社ソフイア 遊技機
JP2017153776A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 情報提供システムおよび情報提供装置
JP2019005000A (ja) * 2017-06-21 2019-01-17 サミー株式会社 遊技機
JP2019022863A (ja) * 2018-11-27 2019-02-14 株式会社三共 遊技機及び遊技用装置
JP2020062520A (ja) * 2020-01-27 2020-04-23 株式会社北電子 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5767545B2 (ja) 遊技機
JP5514984B2 (ja) 弾球遊技機
JP5563198B2 (ja) 遊技機
JP2003190560A (ja) 遊技機
JP2013085823A (ja) 遊技機
JP2009195468A (ja) 遊技機
JP2009078052A (ja) 遊技機
JP4620362B2 (ja) 遊技機
JP2013063185A (ja) 遊技機
JP7237764B2 (ja) 遊技機
JP5467222B2 (ja) 遊技機
JP5268691B2 (ja) 遊技機
JP2007020661A (ja) 遊技場管理装置
JP2013128549A (ja) 遊技機
JP2013085828A (ja) 遊技機
JP5994199B2 (ja) 遊技機
JP2001070550A (ja) 弾球遊技機及び弾球遊技装置
JP4714810B2 (ja) 遊技機
JP4289557B2 (ja) 遊技機
JP2004230074A (ja) 遊技機
JP2001259205A (ja) 遊技機管理装置および遊技機
JP2004016292A (ja) 弾球遊技機
JP2015163340A (ja) 遊技機
JP2005319013A (ja) 遊技機
JP5019575B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20041025