JP2001070518A - パチンコゲーム機 - Google Patents

パチンコゲーム機

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JP2001070518A
JP2001070518A JP25138699A JP25138699A JP2001070518A JP 2001070518 A JP2001070518 A JP 2001070518A JP 25138699 A JP25138699 A JP 25138699A JP 25138699 A JP25138699 A JP 25138699A JP 2001070518 A JP2001070518 A JP 2001070518A
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Mitsuharu Koga
賀 三 春 古
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AI NARUSHISU KK
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AI NARUSHISU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位時間当たりのパチンコ球の発射数変更し
ても遊技者が不利益を被らないようにする。 【解決手段】 立ち上げ時に、単位時間当たりに発射さ
れるパチンコ球の数が、予め定められた初期値となるよ
うに発射制御手段18に発射速度信号が送出される。こ
れにより、発射部19から単位時間当たりに発射される
パチンコ球の数が、予め定められた初期値となる。各種
センサー16が入賞穴にパチンコ球が入ったことを検出
した際に、単位時間当たりに発射されるパチンコ球の数
が一定時間だけ上限値になるように発射制御手段18に
発射速度信号が送出される。これにより、発射部19か
ら単位時間当たりに発射されるパチンコ球の数が、一定
時間だけ上限値になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球の単位
時間当たりの発射数を変えることができるパチンコゲー
ム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコゲーム機等においては、単位時
間当たりのパチンコ球の発射数があまり多いのは嗜好性
を強くするという観点から、単位時間当たりのパチンコ
球の発射数が制限されている。具体的には、パチンコゲ
ーム機の場合には毎分100発以下に規制されている。
そこで、一般にはパチンコゲーム機における単位時間当
たりのパチンコ球の発射数は100発/分とされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、パチンコ
ゲーム機における単位時間当たりのパチンコ球の発射数
が規制の上限である100発/分とされていると、所持
しているパチンコ球を短時間で失う確率が大きくなり、
平均的に短時間で遊技が終了するようになる。この単位
時間当たりのパチンコ球の発射数は、予めパチンコゲー
ム機で固定された発射数とされているため遊技者が変更
したくても変更することができないものであった。した
がって、遊技者にとって、単位時間当たりのパチンコ球
の発射数を少なくして長時間楽しみたいとか、一つ一つ
のパチンコ球の挙動を楽しむことができないという問題
点があった。これを解決するためには、単位時間当たり
のパチンコ球の発射数を変更できるようにすればよい。
【0004】ところで、パチンコゲーム機として、所定
の始動穴にパチンコ玉が入ると、表示部に多種の数字の
記号や図形等からなる複数の桁の表示が変化するように
なり、その後、自動的にあるいは遊技者の停止操作によ
り、その表示部の表示の変化が停止して任意の表示がさ
れ、停止した表示が所定の表示と一致した際には、アタ
ッカーと呼ばれる幅の広い入賞穴が所定時間だけ開き、
より多くのパチンコ玉が入賞できるようにしたパチンコ
ゲーム機が従来から知られている。すると、遊技者の求
めに応じて単位時間当たりのパチンコ球の発射数を少な
く設定したパチンコゲーム機がパチンコホールに設置さ
れていた場合には、アタッカーが所定時間だけ開いた際
に、単位時間当たりのパチンコ球の発射数が少ないこと
から入賞するパチンコ球の数が減少することになる。す
なわち、遊技者が不利益を被ることになるという問題点
があった。
【0005】そこで、本発明は、単位時間当たりのパチ
ンコ球の発射数を変更することができると共に、発射数
を変更しても遊技者が不利益を被らないパチンコゲーム
機を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のパチンコゲーム機は、単位時間当たりに発
射されるパチンコ球の数を可変することのできる制御手
段を有するパチンコゲーム機であって、単位時間当たり
に発射するパチンコ球の数を制御する発射速度信号に対
応する駆動信号を出力する発射制御手段と、該発射制御
手段から出力される前記駆動信号により駆動されて、単
位時間当たりに前記駆動信号に対応した数のパチンコ球
を発射する発射手段と、入賞穴にパチンコ球が入ったこ
とを検出するセンサー手段とを少なくとも備え、前記制
御手段は、立ち上げ時に、単位時間当たりに前記発射手
段から発射されるパチンコ球の数が、予め定められた初
期値となるような発射速度信号を前記発射制御手段に送
出し、前記センサー手段が入賞穴にパチンコ球が入った
ことを検出した際に、前記発射手段から単位時間当たり
に発射されるパチンコ球の数が一定時間だけ上限値にな
るような発射速度信号を前記発射制御手段に送出するよ
うにしている。
【0007】また、上記本発明のパチンコゲーム機にお
いて、立ち上げる前において、前記初期値を任意の値に
設定することができるようにしてもよい。さらに、上記
本発明のパチンコゲーム機において、立ち上げ後におい
て、選択スイッチを操作することにより、単位時間当た
りに前記発射手段から発射されるパチンコ球の数が、操
作された前記選択スイッチで定まる数になるよう前記発
射制御手段が制御されるようにしてもよい。
【0008】このような本発明によれば、パチンコゲー
ム機の立ち上げ時に、単位時間当たりに発射されるパチ
ンコ球の数を初期設定し、入賞穴にパチンコ球が入った
ことを検出した際に、発射手段から単位時間当たりに発
射されるパチンコ球の数が一定時間だけ上限値になるよ
う発射制御手段を制御するようにしたので、発射数を少
なくしても遊技者が不利益を被らないパチンコゲーム機
とすることができる。また、初期設定される単位時間当
たりに発射されるパチンコ球の数を任意の数に設定する
ことができるので、通常動作時のパチンコゲーム機にお
ける単位時間当たりのパチンコ球の発射数を変更するこ
とができる。さらに、遊技者が遊技中に選択スイッチで
定まる数になるよう発射制御手段を制御することができ
るので、パチンコゲーム機をより楽しむことができるよ
うになる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のパチンコゲーム機の実施
の形態の構成例を図1に示し、この図を参照しながらそ
の説明を行う。この図に示すように、パチンコゲーム機
1の盤面2には釘や羽車、及び、チューリップ等の役物
が複数設けられている。また、盤面2のほぼ中央には液
晶等からなる表示部6が設けられている。この表示部6
には、3桁の数値が表示される例が示されているが、数
値に限らず絵柄であってもよく、また表示部6の全体を
使用して種々のアニメーション等を表示するようにして
もよい。また、盤面2の下には単位時間当たりに発射さ
れるパチンコ球の数を設定できる選択スイッチ9が設け
られている。さらに、選択スイッチ9の下にはパチンコ
球を入れる上皿4および下皿5が設けられると共に、球
を打つ際に回動するハンドル3が設けられている。この
ハンドル3の内側にはパチンコ球を打ち出す発射部が内
蔵されている。なお、盤面2の前面には開閉可能なガラ
ス板が設けられている。
【0010】このようなパチンコゲーム機の機能ブロッ
ク図を図2に示す。図2において、表示部6および選択
スイッチ9は図1において前述したとおりであり、中央
処理装置(Central Processing Unit:CPU)11
は、パチンコゲーム機能プログラムを実行することによ
りパチンコゲーム機1の各部の動作を制御する制御部で
あり、動作時の経過時間を示したり、特定の時間間隔で
タイマ割込を発生するタイマを備えている。RAM12
は単位時間当たりに発射されるパチンコ球の数等の設定
データ格納エリアやCPU11のワークエリア等が設定
されるRAM(Random Access Memory)である。ROM
12はCPU11が実行するパチンコゲーム機能プログ
ラム等のプログラムや、各種データが格納されているR
OM(Read Only Memory)である。
【0011】インタフェース14は単位時間当たりに発
射されるパチンコ球の数を設定可能な選択スイッチ9の
操作信号を取り込むインタフェースである。なお、選択
スイッチ9では、単位時間当たりに発射されるパチンコ
球の数を複数通りに設定することができるが、設定数に
対応するスイッチをそれぞれ設けるようにしても、操作
する毎に設定数が変更されるようにしてもよい。この場
合に、設定された発射数を表示部6に表示するのが好適
である。各種センサー16は、発射されたパチンコ球を
検出する発射センサーや始動穴7を含む入賞穴にパチン
コ球が入ったことを検出する入賞センサー等からなる。
これらの各種センサー16による検出信号は、インタフ
ェース15を介して取り込まれるようになる。
【0012】表示制御手段17は表示部6に表示される
表示データをROM13等から読み出して表示部6に表
示するようにしている。発射制御手段18は、発射速度
信号を受けた際に発射速度信号に対応した周波数の駆動
パルス信号を発射部19へ出力している。この駆動パル
ス信号により発射部19におけるステッピングモータが
駆動されて、駆動パルスの周波数に応じた数のパチンコ
球が発射部19から打ち出されるようになる。ステッピ
ングモータは1駆動パルス毎に所定角度回転するモータ
であり、発射部19においてはステッピングモータが1
回転する毎にパチンコ球が1個打ち出されるようにな
る。すなわち、駆動パルス信号の周波数を高くすると単
位時間当たりに発射されるパチンコ球の数を多くするこ
とができ、逆に駆動パルス信号の周波数を低くすると単
位時間当たりに発射されるパチンコ球の数を少なくする
ことができる。
【0013】駆動手段20は、各種センサー16の内の
始動穴7にパチンコ球が入ったことを入賞センサーが検
出したことを受けて、アタッカー8を一定時間だけ開く
駆動信号を出力している。アタッカー8は駆動手段20
からの駆動信号により一定時間だけ開かれるようにな
る。なお、バス22は各ブロック間のデータや命令の受
け渡しを行うバスである。
【0014】次に発射制御手段18の構成の一例を図3
に示す。初期設定処理時や選択スイッチ9が選択された
時、あるいは、各種センサー16が入賞穴にパチンコ球
が入ったことを検出した時に、CPU11が発射制御手
段18に単位時間当たりに発射部19から発射されるパ
チンコ球の数を所定数とする発射速度信号を送出する。
この発射速度信号は、制御部30が解釈して単位時間当
たりに発射部19から発射されるパチンコ球の数が所定
数となる周波数の駆動パルス信号が可変分周器32から
出力されるように、分周比設定手段33に分周比を設定
する。可変分周器32は分周比設定手段33に設定され
ている分周比で発振器31により発振されたパルス信号
の分周を行い、分周されたパルス信号を駆動パルスとし
て発射部19へ出力している。
【0015】分周比設定手段33で設定する分周比の具
体例を示すと、例えば、単位時間当たりに発射部19か
ら発射されるパチンコ球の数を100発/分、90発/
分、80発/分、60発/分の4通りのいずれかに設定
する場合であって、発射部19におけるステッピングモ
ータがn個の駆動パルスで駆動された際に1回転して発
射部19から1個のパチンコ球が発射されるものとす
る。この場合には、例えば発振器31の発振周波数を7
20nとする。そして、単位時間当たりに発射部19か
ら発射されるパチンコ球の数を100発/分と設定する
際には、分周比設定手段33で設定する分周比を「1/
432」とする。すると、720n×60/432=1
00nパルス/分となる。これにより、毎分100発の
パチンコ球が発射部19から打ち出されるようになる。
また、単位時間当たりに発射部19から発射されるパチ
ンコ球の数を90発/分と設定する際には、分周比設定
手段33で設定する分周比を「1/480」とする。す
ると、720n×60/480=90nパルス/分とな
る。これにより、毎分90発のパチンコ球が発射部19
から打ち出されるようになる。さらに、単位時間当たり
に発射部19から発射されるパチンコ球の数を80発/
分と設定する際には、分周比設定手段33で設定する分
周比を「1/540」とする。すると、720n×60
/540=80nパルス/分となる。これにより、毎分
80発のパチンコ球が発射部19から打ち出されるよう
になる。さらにまた、単位時間当たりに発射部19から
発射されるパチンコ球の数を60発/分と設定する際に
は、分周比設定手段33で設定する分周比を「1/72
0」とする。すると、720n×60/720=60n
パルス/分となる。これにより、毎分60発のパチンコ
球が発射部19から打ち出されるようになる。
【0016】このように構成されたパチンコゲーム機1
において、電源を投入したりリセット処理した際の立ち
上げ時に初期設定処理が行われる。この初期設定処理で
は、発射部19から単位時間当たりに打ち出されるパチ
ンコ球の数が予め定められた初期値に設定されたり、表
示部6に表示されるアニメーション等のデータを読み出
して表示する準備等が行われる。初期設定処理後に、上
皿4にパチンコ球を入れてハンドル3を操作すると発射
部19からパチンコ球が打ち出されて盤面2の下部から
外周レール10に沿ってパチンコ球が盤面2内に打ち出
されていくようになる。そして、入賞穴にパチンコ球が
入ると各種センサー16の内の入賞センサーが入賞を検
出して所定数のパチンコ球を上皿4に放出する。また、
入賞穴のうち始動穴7にパチンコ球が入ると、各種セン
サー16の内の始動センサーがこれを検出して表示部6
にドラムが回転する如く数字や絵柄が変化するデジタル
表示がなされる。
【0017】この表示部6の表示は次第に変化速度が遅
くなり、最後に停止するようになるが、停止した際に予
め定められている数字や絵柄の配列と、表示部6に表示
されている数字や絵柄の配列とが一致すると、駆動手段
20に駆動指示信号が送られてアタッカー8が所定時間
だけ開くようになる。これにより、アタッカー8からパ
チンコ球が入賞可能となる。アタッカー8の穴の幅は広
いため、多くのパチンコ球が入賞するようになる。ま
た、停止した際に表示部6に表示されている数字や絵柄
の配列と、予め定められている数字や絵柄の配列とが不
一致の場合は、アタッカー8はわずかな時間だけしか開
かない。あるいは、全く開かない。
【0018】所定時間だけ開いていたアタッカー8が閉
じるようになると、初期状態に戻り、この際に始動穴7
に入ったパチンコ球が蓄積されている場合は、表示部6
の各桁の表示がドラムが回転する如く数字や絵柄が変化
するデジタル表示とされて、上記した一連の入賞動作が
再度開始されるようになる。この一連の入賞動作は、始
動穴7に入ったパチンコ球の蓄積数が「0」になるまで
繰り返し行われる。なお、始動穴7や入賞穴にパチンコ
球が入った際には、発射制御手段18に単位時間当たり
のパチンコ球の発射数を上限とする発射制御信号が送ら
れて、発射部19は100発/分でパチンコ球を打ち出
すようになる。従って、それまでの単位時間当たりのパ
チンコ球の発射数が上限より少なく設定されていたとし
ても、いわゆるチューリップやアタッカー8が開くとき
には多くのパチンコ球が自動的に打ち出されるので、遊
技者が不利益を被ることがなくなる。また、単位時間当
たりのパチンコ球の発射数は、遊技中であっても選択ス
イッチ9を操作することにより変更することができる。
この場合の単位時間当たりのパチンコ球の発射数は、例
えば上述したように100発/分、90発/分、80発
/分、60発/分の4通りのいずれかを選択して設定す
ることができる。
【0019】次に、CPU11が実行するメイン処理の
フローチャートを図4を参照しながら説明する。パチン
コゲーム機1の電源が投入されたり、リセットされたり
するとステップS1にて初期設定処理が行われる。この
初期設定処理では、単位時間当たりに発射部19から発
射されるパチンコ球の数を所定数とする発射速度信号を
発射制御手段18に送出する。この所定数は、パチンコ
ゲーム機1内に内蔵されたオーナー側で設定されるスイ
ッチで設定されたり、パチンコゲーム機1がネットワー
クにより管理されている場合は、ネットワークを通じて
RAM12に所定数が書き込まれることにより設定され
る。また、初期設定処理では表示部6に表示されるアニ
メーション等のデータをROM13あるいはRAM12
から読み出して表示する準備処理が行われる。
【0020】次いで、ステップS2にて選択スイッチ9
が操作されたり、始動穴7を含む入賞穴にパチンコ球が
入ったりした際に、単位時間当たりに発射部19から発
射されるパチンコ球の発射数を変更する発射制御処理が
行われる。続いて、入賞穴にパチンコ球が入ったことが
各種センサー16の入賞センサーにより検出された際
に、その旨の表示を行うと共に、上皿4に所定数のパチ
ンコ球を放出する。この際に、始動穴7にパチンコ球が
入ったことが始動穴センサーにより検出されると、各種
センサー16の内の始動センサーがこれを検出して表示
部6に表示されている各桁の表示がドラムが回転する如
く数字や絵柄が変化するデジタル表示とするデータを生
成する。生成されたデジタル表示データはステップS4
の表示処理が実行されることにより表示部6に表示され
る。
【0021】次いで、ステップS5にてその他処理が実
行されるとステップS2に戻り、ステップS2ないしス
テップS5の処理が繰り返し実行される。ところで、表
示処理が実行されて表示部6のデジタル表示の変化速度
は次第に遅くなり、最後に停止するようになる。停止し
た際に予め定められている数字や絵柄の配列と、表示部
6に表示されている数字や絵柄の配列とが一致したこと
が、繰り返し実行されているメイン処理の入賞処理にお
いて判定されると、駆動手段20に駆動指示信号が送ら
れてアタッカー8が所定時間だけ開くようになる。これ
により、入賞穴の幅が広くされているアタッカー8から
パチンコ球が入賞可能となると共に、この際には上述し
たように単位時間当たりのパチンコ球の発射数は上限と
されているため、多くのパチンコ球が入賞するようにな
る。
【0022】次に、メイン処理のステップS1にて実行
される初期設定処理のフローチャートを図5に示す。初
期設定処理が開始されると、ステップS11にて発射制
御手段18に予め定められた発射速度信号が送出され
る。次いで、ステップS12にて表示部6に表示される
アニメーション等のデータを読み出して表示する準備等
を行う表示初期設定処理が行われる。続いて、ステップ
S13にてその他のブロックを初期に戻すその他初期設
定処理が行われて、メイン処理のステップS2にリター
ンする。
【0023】次に、メイン処理のステップS2にて実行
される発射制御処理のフローチャートを図6に示す。発
射制御処理がスタートされると、ステップS21にて選
択スイッチ9が操作されているか否かが判定される。こ
こで、選択スイッチ9が操作されていたとすると、YE
Sと判定されてステップS22に進み操作された選択ス
イッチ9に対応した発射速度信号が発射制御手段18へ
送出される。これにより、発射部19から打ち出される
単位時間当たりのパチンコ球の数が、選択スイッチ9で
設定された発射数に変更される。ステップS22の処理
が終了した際、あるいは、ステップS21にて選択スイ
ッチ9が操作されていないと判定された場合は、ステッ
プS23にて各種センサー16の内の入賞センサーが入
賞を検出したか否かが判定される。ここで、入賞センサ
ーが入賞を検出すると、ステップS24に進んで発射制
御手段18に単位時間当たりに打ち出されるパチンコ球
の数の上限である100発/分に対応する発射速度信号
を送出する。これにより、発射部19から打ち出される
単位時間当たりのパチンコ球の数が上限である100発
/分となる。
【0024】なお、上記の説明では単位時間当たりに発
射部19から発射されるパチンコ球の数を100発/
分、90発/分、80発/分、60発/分の4通りのい
ずれかに設定されるとしたが、これに限ることはなく単
位時間当たりに発射されるパチンコ球の発射数を任意の
数に設定するようにしてもよい。この際には、それに合
わせて発振器31の発振周波数や分周比設定手段33で
設定される分周比を変更すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、パチンコゲーム機
の立ち上げ時に、単位時間当たりに発射されるパチンコ
球の数を初期設定し、入賞穴にパチンコ球が入ったこと
を検出した際に、発射手段から単位時間当たりに発射さ
れるパチンコ球の数が一定時間だけ上限値になるよう発
射制御手段を制御するようにしたので、発射数を少なく
しても遊技者が不利益を被らないパチンコゲーム機とす
ることができる。また、初期設定される単位時間当たり
に発射されるパチンコ球の数を任意の数に設定すること
ができるので、通常動作時のパチンコゲーム機における
単位時間当たりのパチンコ球の発射数を変更することが
できる。さらに、遊技者が遊技中に選択スイッチで定ま
る数になるよう発射制御手段を制御することができるの
で、パチンコゲーム機をより楽しむことができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコゲーム機の実施の形態の一例
を示す正面図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかるパチンコゲーム機
の構成を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態にかかるパチンコゲーム機
にかかる発射制御手段の構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態にかかるパチンコゲーム機
のメイン処理のフローチャートを示す図である。
【図5】本発明の実施の形態にかかるパチンコゲーム機
の初期設定処理のフローチャートを示す図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかるパチンコゲーム機
の発射制御処理のフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 パチンコゲーム機 2 盤面 3 ハンドル 4 上皿 5 下皿 6 表示部 7 始動穴 8 アタッカー 9 選択スイッチ 10 外周レール 11 CPU 12 RAM 13 ROM 14 インタフェース 15 インタフェース 16 各種センサー 17 表示制御手段 18 発射制御手段 19 発射部 20 駆動手段 22 バス 30 制御部 31 発振器 32 可変分周器 33 分周比設定手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位時間当たりに発射されるパチンコ球
    の数を可変することのできる制御手段を有するパチンコ
    ゲーム機であって、 単位時間当たりに発射するパチンコ球の数を制御する発
    射速度信号に対応する駆動信号を出力する発射制御手段
    と、 該発射制御手段から出力される前記駆動信号により駆動
    されて、単位時間当たりに前記駆動信号に対応した数の
    パチンコ球を発射する発射手段と、 入賞穴にパチンコ球が入ったことを検出するセンサー手
    段とを少なくとも備え、 前記制御手段は、立ち上げ時に、単位時間当たりに前記
    発射手段から発射されるパチンコ球の数が、予め定めら
    れた初期値となるような発射速度信号を前記発射制御手
    段に送出し、前記センサー手段が入賞穴にパチンコ球が
    入ったことを検出した際に、前記発射手段から単位時間
    当たりに発射されるパチンコ球の数が一定時間だけ上限
    値になるような発射速度信号を前記発射制御手段に送出
    するようにしたことを特徴とするパチンコゲーム機。
  2. 【請求項2】 立ち上げる前において、前記初期値を任
    意の値に設定することができるようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のパチンコゲーム機。
  3. 【請求項3】 立ち上げ後において、選択スイッチを操
    作することにより、単位時間当たりに前記発射手段から
    発射されるパチンコ球の数が、操作された前記選択スイ
    ッチで定まる数になるよう前記発射制御手段が制御され
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    ゲーム機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002360805A (ja) * 2001-06-06 2002-12-17 Heiwa Corp 遊技球発射装置
JP2011098055A (ja) * 2009-11-05 2011-05-19 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、演出制御方法、および演出制御プログラム

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