JP2001070277A - Rfコイル、磁気共鳴信号測定装置および磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

Rfコイル、磁気共鳴信号測定装置および磁気共鳴撮像装置

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JP2001070277A
JP2001070277A JP24965399A JP24965399A JP2001070277A JP 2001070277 A JP2001070277 A JP 2001070277A JP 24965399 A JP24965399 A JP 24965399A JP 24965399 A JP24965399 A JP 24965399A JP 2001070277 A JP2001070277 A JP 2001070277A
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magnetic field
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互いに対向する1対のコイルループの間隔が
調節可能でありながらS/Nの良い信号受信を行うRF
コイル、それを用いる磁気共鳴信号測定装置、および、
そのような磁気共鳴信号測定装置を用いる磁気共鳴撮像
装置を実現する。 【解決手段】 互いに対向する1対のコイルループが、
それぞれ、受信信号出力部に実質的なLC並列回路(3
02,306,308)を有する。ただし、プリアンプ
306は低入力インピーダンス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、RFコイル(ra
dio frequency coil)、磁気共鳴信
号測定装置および磁気共鳴撮像装置に関し、特に、互い
に対向する1対のコイルループを有するRFコイル、そ
のようなRFコイルを用いる磁気共鳴信号測定装置、お
よび、そのような磁気共鳴信号測定装置を用いる磁気共
鳴撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮像装置では、撮像対象を挟ん
で互いに対向する1対のコイルループを用いて磁気共鳴
信号を受信することが行われる。この種のコイルの典型
例としてサドルコイル(saddle coil)があ
る。サドルコイルとその使用状態の模式図を図15に示
す。同図に示すように、1対のコイルループ002,0
02’が撮像対象004を挟んで互いに対向している。
コイルループ002,002’は直列に接続され、適宜
の箇所に設けられた図示しない信号取り出し点から、両
コイルループが受信した信号の和が取り出される。
【0003】コイルループ002,002’間の距離
は、収容可能な最大の撮像対象に合わせた固定値、ある
いは、撮像対象の体格に合わせて調節可能な可変値とな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】コイルループ間の距離
が固定であると、小さなあるいは痩せた撮像対象の場合
は、コイルループから撮像対象までの距離があくので受
信信号のS/N(signal to noise r
atio)が低下するという問題があった。
【0005】一方、コイルループ間の距離が調節可能な
ものにおいては、距離を変化させたことによるコイルル
ープ間の結合状態の変化によって信号受信のチューニン
グ(tuning)条件が変化し、やはりS/Nが低下
するという問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、互いに対向する1対のコイ
ルループの間隔が調節可能でありながらS/Nの良い信
号受信を行うRFコイル、そのようなRFコイルを用い
る磁気共鳴信号測定装置、および、そのような磁気共鳴
信号測定装置を用いる磁気共鳴撮像装置を実現すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するための第1の観点での発明は、それぞれ受信信号出
力部に実質的なLC並列回路を有し互いに対向する1対
のコイルループと、前記1対のコイルループをそれらの
間の距離が調節可能なように支持する支持手段とを具備
することを特徴とするRFコイルである。
【0008】(2)上記の課題を解決するための第2の
観点での発明は、RFコイルと、前記RFコイルに接続
された磁気共鳴信号測定手段とを有する磁気共鳴信号測
定装置であって、前記RFコイルとして(1)に記載の
RFコイルを用いることを特徴とする磁気共鳴信号測定
装置である。
【0009】(3)上記の課題を解決するための第3の
観点での発明は、前記磁気共鳴信号測定手段は前記1対
のコイルループの出力信号を加算する加算手段を具備す
ることを特徴とする(2)に記載の磁気共鳴信号測定装
置である。
【0010】(4)上記の課題を解決するための第4の
観点での発明は、前記磁気共鳴信号測定手段は前記加算
手段の前段に前記1対のコイルループの出力信号をそれ
ぞれ調整する調整手段を具備することを特徴とする
(3)に記載の磁気共鳴信号測定装置である。
【0011】(5)上記の課題を解決する第5の観点で
の発明は、撮像対象を収容した空間に静磁場を形成する
静磁場形成手段と、前記空間に勾配磁場を形成する勾配
磁場形成手段と、前記空間に高周波磁場を形成する高周
波磁場形成手段と、前記空間から磁気共鳴信号を測定す
る測定手段と、前記測定した磁気共鳴信号に基づいて画
像を生成する画像生成手段とを有する磁気共鳴撮像装置
であって、前記測定手段として(2)ないし(4)のう
ちのいずれか1つに記載の磁気共鳴信号測定装置を用い
ることを特徴とする磁気共鳴撮像装置である。
【0012】(6)上記の課題を解決するための第6の
観点での発明は、前記画像生成手段は、前記1対のコイ
ルループの出力信号に基づいてそれぞれ画像を生成する
とともにそれらの画像を合成した画像を生成することを
特徴とする(5)に記載の磁気共鳴撮像装置である。
【0013】(7)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、前記磁気共鳴信号測定手段は前記加算手
段の前段に前記1対のコイルループの出力信号をそれぞ
れ記憶する記憶手段を具備することを特徴とする(3)
に記載の磁気共鳴信号測定装置である。
【0014】(8)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、前記磁気共鳴信号測定手段は前記記憶手
段と前記加算手段の間に前記記憶手段の読み出しデータ
を調整する調整手段を具備することを特徴とする(7)
に記載の磁気共鳴信号測定装置である。
【0015】(9)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、撮像対象を収容した空間に静磁場を形成
し、前記空間に勾配磁場を形成し、前記空間に高周波磁
場を形成し、前記空間から磁気共鳴信号を測定し、前記
測定した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する磁気共
鳴撮像方法であって、前記測定を(2)、(3)、
(4)、(7)または(8)に記載の磁気共鳴信号測定
装置を用いて行うことを特徴とする磁気共鳴撮像方法で
ある。
【0016】(10)上記の課題を解決するための他の
観点での発明は、前記画像生成は、前記1対のコイルル
ープの出力信号に基づいてそれぞれ画像を生成するとと
もにそれらの画像を合成した画像を生成することを特徴
とする(9)に記載の磁気共鳴撮像方法である。
【0017】(作用)本発明では、1対のコイルループ
がそれぞれ有する実質的なLC並列回路が並列共振時の
高インピーダンスで両者を実質的にデカップリングする
ので、両者間の距離を変えてもチューニング条件は変わ
らない。このため、撮像対象の体格に応じてコイルルー
プ間の距離を調節しS/Nの良い信号受信を行うことが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮像装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実
施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明
の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0019】図1に示すように、本装置はマグネットシ
ステム(magnet system)100を有す
る。マグネットシステム100は主磁場コイル部10
2、勾配コイル部106およびRFコイル部108を有
する。これら各コイル部は概ね円筒状の外形を有し、互
いに同軸的に配置されている。マグネットシステム10
0の内部空間に、撮像対象300がクレードル(cra
dle)500に搭載されて図示しない搬送手段により
搬入および搬出される。
【0020】クレードル500には受信コイル部110
が設けられている。受信コイル部110は互いに対向す
る1対の部材を有する。撮像対象300は互いに対向す
る1対の部材の間に胴部を前後から挟まれる姿勢でクレ
ードル500に搭載される。受信コイル部110は、本
発明のRFコイルの実施の形態の一例である。受信コイ
ル部110については、後にあらためて説明する。
【0021】主磁場コイル部102はマグネットシステ
ム100の内部空間に静磁場を形成する。主磁場コイル
部102は、本発明における静磁場形成手段の実施の形
態の一例である。静磁場の方向は概ね撮像対象300の
体軸方向に平行である。すなわちいわゆる水平磁場を形
成する。主磁場コイル部102は例えば超伝導コイルを
用いて構成される。なお、超伝導コイルに限らず常伝導
コイル等を用いて構成しても良いのはもちろんである。
【0022】勾配コイル部106は静磁場強度に勾配を
持たせるための勾配磁場を生じる。発生する勾配磁場
は、スライス(slice)勾配磁場、リードアウト
(read out)勾配磁場およびフェーズエンコー
ド(phase encode)勾配磁場の3種であ
り、これら3種類の勾配磁場に対応して勾配コイル部1
06は図示しない3系統の勾配コイルを有する。
【0023】RFコイル部108は撮像対象300の体
内のスピン(spin)を励起するための高周波磁場を
形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF励起
信号の送信という。受信コイル部110は、励起された
スピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受信す
る。
【0024】勾配コイル部106には勾配駆動部130
が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部1
06に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配コ
イル部106および勾配駆動部130からなる部分は、
本発明における勾配磁場形成手段の実施の形態の一例で
ある。勾配駆動部130は、勾配コイル部106におけ
る3系統の勾配コイルに対応する図示しない3系統の駆
動回路を有する。
【0025】RFコイル部108にはRF駆動部140
が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部1
08に駆動信号を与えてRF励起信号を送信し、撮像対
象300の体内のスピンを励起する。RFコイル部10
8およびRF駆動部140からなる部分は、本発明にお
ける高周波磁場形成手段の実施の形態の一例である。
【0026】受信コイル部110にはデータ収集部15
0が接続されている。受信コイル部110およびデータ
収集部150からなる部分は、本発明における測定手段
の実施の形態の一例である。データ収集部150は、本
発明における磁気共鳴信号測定手段の実施の形態の一例
である。データ収集部150は受信コイル部110が受
信した受信信号を取り込み、それをディジタルデータ
(digital data)として収集する。
【0027】受信コイル部110には、また、バイアス
(bias)駆動部120が接続されている。バイアス
駆動部120は、受信コイル部110が有する後述のダ
イオード(diode)にバイアス信号を与えて、受信
コイルのイネーブル/ディスエーブル(enable/
disable)の切換を行う。
【0028】バイアス駆動部120、勾配駆動部13
0、RF駆動部140およびデータ収集部150には制
御部160が接続されている。制御部160は、バイア
ス駆動部120ないしデータ収集部150をそれぞれ制
御する。
【0029】データ収集部150の出力側はデータ処理
部170に接続されている。データ処理部170は、デ
ータ収集部150から取り込んだデータを図示しないメ
モリ(memory)に記憶する。メモリ内にはデータ
空間が形成される。データ空間は2次元フーリエ(Fo
urier)空間を構成する。データ処理部170は、
これら2次元フーリエ空間のデータを2次元逆フーリエ
変換して撮像対象300の画像を再構成する。データ処
理部170は、本発明における画像生成手段の実施の形
態の一例である。
【0030】データ処理部170は制御部160に接続
されている。データ処理部170は制御部160の上位
にあってそれを統括する。データ処理部170には、表
示部180および操作部190が接続されている。表示
部180は、データ処理部170から出力される再構成
画像および各種の情報を表示する。操作部190は、操
作者によって操作され、各種の指令や情報等をデータ処
理部170に入力する。
【0031】次に、受信コイル部110について説明す
る。図2に、撮像対象300と受信コイル部110の相
互関係の模式図を示す。同図に示すように、受信コイル
部110は、互いに対向する1対の部材すなわち1対の
コイルプレート(coilpate)210,220を
有する。コイルプレート210,220には、それぞれ
コイルループ(coil loop)が設けられてい
る。コイルループは、本発明におけるコイルループの実
施の形態の一例である。コイルループの電気的構成につ
いては後にあらためて説明する。
【0032】コイルプレート210,220は支持部材
230により所定の間隔を保って対向支持されている。
支持部材230は、本発明における支持手段の実施の形
態の一例である。支持部材230は長さ方向に伸縮可能
なものであり、これによってコイルプレート210,2
20間の距離が調節可能となっている。
【0033】伸縮可能な支持部材230は、例えば図3
に示すように、コイルプレート210側に固定された柱
部材232と、コイルプレート220側に固定された鞘
部材234とを有し、柱部材232が鞘部材234に嵌
入して摺動可能になっている。両者の間には摩擦があ
り、任意の長さに伸長あるいは短縮した状態を保持でき
る。
【0034】なお、支持部230は省略可能であり、そ
の場合は、コイルプレート210,220を可撓性を持
つもの構成にして、撮像対象300を前後からくるむよ
うにする。
【0035】図4に、コイルループの電気回路を示す。
同図に示すように、コイルループはキャパシタ(cap
acitor)302と導体304の直列接続によって
構成される。キャパシタおよび導体への符号付けは1箇
所で代表する。キャパシタ302の個数は図示したよう
な4個に限るものではなく適宜で良い。
【0036】1つのキャパシタ302の両端には、コイ
ルループが受信した磁気共鳴信号を増幅するプリアンプ
(preamplifier)306の入力回路がイン
ダクタ(inductor)308を通じて接続されて
いる。プリアンプ306としては入力回路のインピーダ
ンス(impedance)が十分に低い増幅器、すな
わち、低入力インピーダンス増幅器が用いられる。
【0037】プリアンプ306の入力回路にはダイオー
ド310が並列に接続されている。ダイオード310に
は、RFチョーク(RF choke)回路312を介
してバイアス駆動部120から順バイアス電圧または逆
バイアス電圧が与えられる。順バイアス電圧により、ダ
イオード310を十分な導通状態にしてインダクタ30
8とキャパシタ302の並列回路を構成する。
【0038】LC並列回路の共振周波数はRF信号の周
波数と一致するように選ばれているので、RFコイル部
108がRF信号を送信するときにダイオード310を
オン(on)にすることによりLC並列共振回路を構成
し、それによる高インピーダンスでコイルループを実質
的に開ループ状態とし、RFコイル部108とのデカッ
プリング(decoupling)を行う。ダイオード
310がオンの状態を受信コイル部110のディスエー
ブル状態という。
【0039】磁気共鳴信号の受信時には逆バイアス電圧
によりダイオード310をオフ(off)にする。ダイ
オード310がオフの状態を受信コイル部110のイネ
ーブル状態という。その場合、プリアンプ306が低入
力インピーダンス増幅器であることにより、実質的にキ
ャパシタ302とインダクタ308によるLC並列回路
が形成される。このため、磁気共鳴信号の受信時にもL
C並列回路の共振による高インピーダンスにより、コイ
ルループは実質的に開ループ状態となる。
【0040】ダイオード310とプリアンプ306の入
力端子とは磁気共鳴信号の波長の1/2(λ/2)の整
数倍の長さを持つ同軸ケーブル(coaxial ca
ble)で接続しても上記の条件は成立する。したがっ
て、これによりプリアンプ306をコイルループから離
れた適宜の位置に設けることができる。
【0041】このような構成のコイルループが、コイル
プレート210,220上にそれぞれ形成され、ループ
面を対向させてクレードル500上に搭載されている。
対向状態での1対のコイルループの電気回路を図5に示
す。なお、図5は各コイルのループ面を斜めに見る角度
から描いてある。
【0042】1対のコイルループは受信時のLC回路の
高インピーダンスにより実質的に開ループとなるので、
それらの間に実質的にカップリング(couplin
g)が生じない。このため、各コイルループはそれぞれ
独立に存在するのと同様になり、対向するコイルループ
の影響を受けることなく磁気共鳴信号を個々に受信する
ことができる。
【0043】また、相互に影響を受けないので、支持部
材230を伸縮してコイルループ間の距離を変えてもチ
ューニング条件は変わらない。したがって、撮像対象3
00の体格に合わせて自由に間隔を調節し、常に撮像対
象300に接近した状態でS/N良く信号を受信するこ
とができる。
【0044】また、相互に影響を受けないので、同様な
構成の別なコイルループを複数対併設するようにしても
良い。これにより撮像対象300のより広い範囲を撮像
することができる。以下、コイルループが1対の場合に
ついて説明するが、複数対の場合も同様になる。
【0045】図6に、磁気共鳴撮像装置のブロック図を
示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装
置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の
一例が示される。
【0046】図6に示す装置は、図1に示した装置とは
異なるマグネットシステム100’および受信コイル部
110’を有する。それ以外は図1に示した装置と同様
な構成になっており、同様な部分に同一の符号を付して
説明を省略する。
【0047】マグネットシステム100’は主磁場マグ
ネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコ
イル部108’を有する。これら主磁場マグネット部1
02’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互い
に対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円
盤状の外形を有し中心軸を共有して配置されている。マ
グネットシステム100’の内部空間に、撮像対象30
0がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段
により搬入および搬出される。
【0048】クレードル500には受信コイル部11
0’が設けられている。受信コイル部110’は互いに
対向する1対の部材を有する。撮像対象300は互いに
対向する1対の部材の間に胴部を左右から挟まれる姿勢
でクレードル500搭載される。受信コイル部110’
は、本発明のRFコイルの実施の形態の一例である。受
信コイル部110’については、後にあらためて説明す
る。
【0049】主磁場マグネット部102’はマグネット
システム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁
場の方向は概ね撮像対象300の体軸方向と直交する。
すなわちいわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネッ
ト部102’は例えば永久磁石等を用いて構成される。
なお、永久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電
磁石等を用いて構成しても良いのはもちろんである。
【0050】勾配コイル部106’は静磁場強度に勾配
を持たせるための勾配磁場を生じる。発生する勾配磁場
は、スライス勾配磁場、リードアウト勾配磁場およびフ
ェーズエンコード勾配磁場の3種であり、これら3種類
の勾配磁場に対応して勾配コイル部106’は図示しな
い3系統の勾配コイルを有する。
【0051】RFコイル部108’は撮像対象300の
体内のスピンを励起するためのRF励起信号を送信す
る。受信コイル部110’は、励起されたスピンが生じ
る磁気共鳴信号を受信する。
【0052】次に、受信コイル部110’について説明
する。図7に、撮像対象300と受信コイル部110’
の相互関係の模式図を示す。同図に示すように、受信コ
イル部110’は、互いに対向する1対の部材すなわち
1対のコイルプレート210’,220’を有する。コ
イルプレート210’,220’には、それぞれコイル
ループが設けられている。コイルループは、本発明にお
けるコイルループの実施の形態の一例である。各コイル
ループの電気的構成は図4に示したものと同様である。
【0053】コイルプレート210’,220’は支持
部材230’により所定の間隔を保って対向支持されて
いる。支持部材230’は、本発明における支持手段の
実施の形態の一例である。支持部材230’は長さ方向
に伸縮可能なものであり、これによってコイルプレート
210’,220’間の距離が調節可能となっている。
伸縮可能な支持部材230’は、図3に示したものと同
様な構成を有する。
【0054】すなわち、受信コイル部110’は受信コ
イル部110と同様な構成を有する。ただし、撮像対象
300との相互関係は、受信コイル部110とは体軸の
周りで方向が90°異なる。
【0055】受信コイル部110’でも、コイルプレー
ト210’,220’に設けられるコイルループが、受
信コイル部110のコイルプレート210,220に設
けられるコイルループと同様な電気回路になっているの
で、信号受信のチューニング条件に影響を及ぼすことな
く、撮像対象300の体格に合わせてコイルプレート2
10’,220’間の距離を自在に調節することができ
る。
【0056】図1または図6に示した装置におけるデー
タ収集部150では、図8に示すように、プリアンプ3
06,306’の出力信号を加算する加算器470を有
する。加算器470は、本発明における加算手段の実施
の形態の一例である。加算器470で2つの受信信号を
加算することにより、サドルコイルで受信したのと同等
の受信信号を得ることができる。
【0057】すなわち、個々のコイルループの感度特性
が例えば図9に示した曲線a,bでそれぞれ与えられる
とすると、合成曲線cのような感度を持つ受信コイルで
受信したのと同等の受信信号を得ることができる。合成
曲線cはサドルコイルの感度特性と同等である。
【0058】受信信号の加算はディジタル信号に変換し
た後に行うようにしても良い。ディジタル信号はいった
んメモリに記憶し、その読み出し信号について行うよう
にしても良い。
【0059】加算に当たっては、図10に示すように、
信号調整ユニット(unit)472,472’をプリ
アンプ306,306’の後段に設け、出力信号をそれ
ぞれ調整し合成の感度特性を自在に調整するようにす
る。すなわち、例えば信号調整ユニット472’でプリ
アンプ306’の出力信号のゲイン(gain)または
位相を変化させることにより、図11に示すように、感
度特性bをb’のように変化させ、合成の感度特性をc
からc’に変化させることができる。信号調整ユニット
472,472’は、本発明における調整手段の実施の
形態の一例である。
【0060】このような信号調整はディジタル信号に変
換した後に行うようにしても良い。また、いったんメモ
リに記憶した信号について行うようにしても良い。ある
いは、信号調整を行ったディジタル信号をそれぞれメモ
リに記憶し、その読み出し信号を加算するようにしても
良い。
【0061】あるいはまた、図12に示すように、ディ
ジタルデータとしてメモリ474,474’に記憶した
プリアンプ306,306’の出力信号に基づいて、画
像再構成ユニット476,476’でそれぞれ画像を再
構成し、それら再構成画像同士を画像合成ユニット48
0で合成して1つの画像を得るようにしても良い。画像
合成に当たっては、事前に適宜の画像処理を施すように
しても良いのはいうまでもない。
【0062】この場合、画像再構成ユニット476,4
76’および画像合成ユニット480はデータ処理部1
70に備わる例えばコンピュータプログラム(comp
uter program)等により実現される。ま
た、画像処理もコンピュータプログラムにより行われ
る。
【0063】本装置の動作を説明する。なお、動作は図
1に示した装置も図6に示した装置も本質的な相違はな
い。本装置の動作は制御部160による制御の下で進行
する。
【0064】図13に、磁気共鳴撮像に用いるパルスシ
ーケンス(pulse sequence)の一例を示
す。このパルスシーケンスは、スピンエコー(SE:S
pin Echo)法のパルスシーケンスである。
【0065】すなわち、(1)はSE法におけるRF励
起用の90°パルスおよび180°パルスのシーケンス
であり、(2)、(3)、(4)および(5)は、同じ
くそれぞれ、スライス勾配Gs、リードアウト勾配G
r、フェーズエンコード勾配GpおよびスピンエコーM
Rのシーケンスである。なお、90°パルスおよび18
0°パルスはそれぞれ中心信号で代表する。パルスシー
ケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0066】同図に示すように、90°パルスによりス
ピンの90°励起が行われる。このときスライス勾配G
sが印加され所定のスライスについての選択励起が行わ
れる。90°励起から所定の時間後に、180°パルス
による180°励起すなわちスピン反転が行われる。こ
のときもスライス勾配Gsが印加され、同じスライスに
ついての選択的反転が行われる。
【0067】90°励起とスピン反転の間の期間に、リ
ードアウト勾配Grおよびフェーズエンコード勾配Gp
が印加される。リードアウト勾配Grによりスピンのデ
ィフェーズ(dephase)が行われる。フェーズエ
ンコード勾配Gpによりスピンのフェーズエンコードが
行われる。
【0068】スピン反転後、リードアウト勾配Grでス
ピンをリフェーズ(rephase)してスピンエコー
MRを発生させる。スピンエコーMRは、エコー中心に
関して対称的な波形を持つRF信号となる。中心エコー
は90°励起からTE(echo time)後に生じ
る。スピンエコーMRはコイルプレート210,220
上の2つのコイルループでそれぞれ受信され、それら受
信信号がプリアンプ306,306’からそれぞれ出力
される。
【0069】データ収集部150は、2つの出力信号を
アナログ信号またはディジタル信号の段階で加算してデ
ータ収集を行う。加算に当たっては両信号を単純に加算
するか、あるいは、それぞれ適宜に調整した上で加算す
る。あるいは加算をしない2系統の受信信号としてデー
タ収集する。
【0070】このようなパスルシーケンスが周期TR
(repetition time)で128〜256
回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエンコード
勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコードを行
う。これによって、128〜256ビュー(view)
のビューデータが得られる。
【0071】磁気共鳴撮像用パルスシーケンスの他の例
を図14に示す。このパルスシーケンスは、グラディエ
ントエコー(GRE:Gradient Echo)法
のパルスシーケンスである。
【0072】すなわち、(1)はGRE法におけるRF
励起用のα°パルスのシーケンスであり、(2)、
(3)、(4)および(5)は、同じくそれぞれ、スラ
イス勾配Gs、リードアウト勾配Gr、フェーズエンコ
ード勾配GpおよびスピンエコーMRのシーケンスであ
る。なお、α°パルスは中心信号で代表する。パルスシ
ーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0073】同図に示すように、α°パルスによりスピ
ンのα°励起が行われる。αは90以下である。このと
きスライス勾配Gsが印加され所定のスライスについて
の選択励起が行われる。
【0074】α°励起後、フェーズエンコード勾配Gp
によりスピンのフェーズエンコードが行われる。次に、
リードアウト勾配Grにより先ずスピンをディフェーズ
し、次いでスピンをリフェーズして、グラディエントエ
コーMRを発生させる。グラディエントエコーMRは、
エコー中心に関して対称的な波形を持つRF信号とな
る。中心エコーはα°励起からTE後に生じる。
【0075】グラディエントエコーMRは、データ収集
部150により上記と同様にビューデータとして収集さ
れる。このようなパスルシーケンスが周期TRで128
〜256回繰り返される。繰り返しのたびにフェーズエ
ンコード勾配Gpを変更し、毎回異なるフェーズエンコ
ードを行う。これによって、128〜256ビューのビ
ューデータが得られる。
【0076】図13または図14のパルスシーケンスに
よって得られたビューデータが、データ処理部170の
メモリに収集される。なお、パルスシーケンスはSE法
またはGRE法に限るものではなく、例えばファースト
スピンエコー(FSE:Fast Spin Ech
o)法やエコープラナーイメージング(Echo Pl
anar Imaging)等、他の適宜の技法のもの
であって良いのはいうまでもない。
【0077】データ処理部170は、ビューデータを2
次元逆フーリエ変換して撮像対象300の断層像を再構
成する。あるいは、ビューデータを2系統収集したとき
は、それぞれのビューデータから1セット(set)の
ビューデータを合成し、合成データの2次元逆フーリエ
変換により画像を再構成する。または、2系統のビュー
データから2つの画像を再構成し、それらの画像からの
合成により断層像を生成する。
【0078】撮像対象300の体格に合わせて2つのコ
イルループ間の距離を調節してS/Nの良い信号を受信
するので、再構成画像は高品質のものとなる。再構成画
像は表示部180により可視像として表示される。表示
画像は高品質のものとなる。
【0079】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、互いに対向する1対のコイルループの間隔が調節
可能でありながらS/Nの良い信号受信を行うRFコイ
ル、そのようなRFコイルを用いる磁気共鳴信号測定装
置、および、そのような磁気共鳴信号測定装置を用いる
磁気共鳴撮像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】図1に示した装置における受信コイル部と撮像
対象との相互関係を示す模式図である。
【図3】図2に示した受信コイル部の一部の模式的構成
図である。
【図4】受信コイル部におけるコイルループの電気回路
図である。
【図5】1対のコイルループの電気回路図である。
【図6】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図7】図6に示した装置における受信コイル部と撮像
対象との相互関係を示す模式図である。
【図8】図1または図6に示した装置におけるデータ収
集部の一部のブロック図である。
【図9】受信の感度特性を示すグラフである。
【図10】図1または図6に示した装置におけるデータ
収集部の一部のブロック図である。
【図11】受信の感度特性を示すグラフである。
【図12】図1または図6に示した装置におけるデータ
処理部の一部のブロック図である。
【図13】図1または図6に示した装置が実行するパル
スシーケンスの一例を示す図である。
【図14】図1または図6に示した装置が実行するパル
スシーケンスの一例を示す図である。
【図15】サドルコイルと撮像対象との相互関係を示す
模式図である。
【符号の説明】
100,100’ マグネットシステム 102 主磁場コイル部 102’ 主磁場マグネット部 106,106’ 勾配コイル部 108,108’ RFコイル部 110,110’ 受信コイル部 120 バイアス駆動部 130 勾配駆動部 140 RF駆動部 150 データ収集部 160 制御部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 300 撮像対象 500 クレードル 210,220,210’,220’ コイルプレート 230,230’ 支持部材 232 柱部材 234 鞘部材 302,302’ キャパシタ 304,304’ 導体 306,306’ プリアンプ 308,308’ インダクタ 310,310’ ダイオード 312,312’ チョークコイル回路 470 加算器 472,472’ 信号調整ユニット 474,474’ メモリ 476,476’ 画像再構成ユニット 480 画像合成ユニット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ受信信号出力部に実質的なLC
    並列回路を有し互いに対向する1対のコイルループと、 前記1対のコイルループをそれらの間の距離が調節可能
    なように支持する支持手段と、を具備することを特徴と
    するRFコイル。
  2. 【請求項2】 RFコイルと、前記RFコイルに接続さ
    れた磁気共鳴信号測定手段とを有する磁気共鳴信号測定
    装置であって、 前記RFコイルとして請求項1に記載のRFコイルを用
    いる、ことを特徴とする磁気共鳴信号測定装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気共鳴信号測定手段は前記1対の
    コイルループの出力信号を加算する加算手段を具備す
    る、ことを特徴とする請求項2に記載の磁気共鳴信号測
    定装置。
  4. 【請求項4】 前記磁気共鳴信号測定手段は前記加算手
    段の前段に前記1対のコイルループの出力信号をそれぞ
    れ調整する調整手段を具備する、ことを特徴とする請求
    項3に記載の磁気共鳴信号測定装置。
  5. 【請求項5】 撮像対象を収容した空間に静磁場を形成
    する静磁場形成手段と、 前記空間に勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、 前記空間に高周波磁場を形成する高周波磁場形成手段
    と、 前記空間から磁気共鳴信号を測定する測定手段と、 前記測定した磁気共鳴信号に基づいて画像を生成する画
    像生成手段と、を有する磁気共鳴撮像装置であって、 前記測定手段として請求項2ないし請求項4のうちのい
    ずれか1つに記載の磁気共鳴信号測定装置を用いる、こ
    とを特徴とする磁気共鳴撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記画像生成手段は、前記1対のコイル
    ループの出力信号に基づいてそれぞれ画像を生成すると
    ともにそれらの画像を合成した画像を生成する、ことを
    特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴撮像装置。
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