JP2001069476A - 課金機能を備えるネットワーク接続システム - Google Patents

課金機能を備えるネットワーク接続システム

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JP2001069476A
JP2001069476A JP23925599A JP23925599A JP2001069476A JP 2001069476 A JP2001069476 A JP 2001069476A JP 23925599 A JP23925599 A JP 23925599A JP 23925599 A JP23925599 A JP 23925599A JP 2001069476 A JP2001069476 A JP 2001069476A
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JP23925599A
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Toshihiko Otsuka
利彦 大塚
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Casio Computer Co Ltd
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータとCATV網との複数のインタ
ーフェース部がそれぞれ測定した伝送データ量を集計し
てユーザ別に課金処理する。 【解決手段】 データ量プローブ3a、3bは、複数の
ファイルに分けて記憶している伝送量データを、データ
量集計部4に送信する。データ量集計部4は、複数ファ
イルの伝送量データを受信し、ファイル別に順次読み出
して、IPアドレス別及びプロトコル別に集計して日次
伝送量データを生成し、データ課金サーバ5に送信す
る。データ課金サーバ5は、加入者契約データに基づい
て、日次伝送量データを利用者別に合算し、利用者別及
び日付別のデータ量を記憶すると共に、前回の締め日か
ら当日までの超過料金を算出する。データ課金サーバ5
は、締め日に、超過料金データを生成し、CATV課金
サーバ8に出力すると共に、日次伝送データ量と月次伝
送データ量をWebサーバ9に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、加入者が送受信
したデータ量に応じて料金を課金する従量課金方式に関
し、特に、CATV(ケーブルテレビ)網を介して、複
数のファイルに分散して格納されているデータアクセス
の履歴に対する課金処理を可能とする課金方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのWAN(Wide Ari
a Network)への接続サービスが行われている。この種
のサービスにおいては、ダイアルアップサービスとの関
係もあり、接続時間に応じて課金する方式が一般的であ
る。このため、伝送されるデータの種類等に応じて、柔
軟に課金処理することが困難であった。
【0003】また、近時、CATV(ケーブルテレビ)
網を利用したインターネット接続サービスが普及し始め
ている。このCATV網は、伝送容量が大きいため、高
速及び大容量のアクセスが可能であるという。CATV
網を用いたインターネット接続サービスの場合、加入者
のコンピュータとCATV網とは常時接続状態にあり、
接続時間に応じた課金が困難である。
【0004】CATV網を利用したインターネット接続
サービスでは、コンピュータとCATV網とのインタフ
ェース部(ターミナル)で、伝送データの量を分散的に
測定しており、伝送データ量の収集や管理が困難であっ
た。また、利用者サイドに設置されているインタフェー
ス部で測定すると、回線の信頼性が必要になり、また、
セキュリティの点から望ましくなく、システムの中央で
一括して伝送データ量及び課金情報を収集することが望
まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、システムの中
央で一括して伝送データ量及び課金情報を収集する場
合、データ量を測定するターミナルの測定容量に限度が
あり、許容量を超えると正確に測定することができない
という問題がある。また、測定時のハードウエア及びソ
フトウエアの負担を軽減するため、ネットワークセグメ
ントを分離させると、モニタしたデータが複数のファイ
ルに分断されて格納され、そのままでは、正常に課金処
理することができない。
【0006】この発明は、上記実情に鑑みてなされたも
ので、コンピュータとCATV網との複数のインターフ
ェース部がそれぞれ測定した伝送データ量を一括して収
集し、ユーザ別に課金処理することができるネットワー
ク接続システムを提供することを目的とする。また、こ
の発明は、小さな負荷で一括して情報を収集し、課金処
理することができるネットワーク接続システムを提供す
ることを目的とする。また、この発明は、課金対象のデ
ータを設定可能とすることにより、環境に応じた柔軟な
課金方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるネットワーク接続シ
ステムは、複数のコンピュータとネットワークとの間に
配置され、各コンピュータとネットワークとを接続する
ネットワーク接続システムであって、前記複数のコンピ
ュータとネットワークとの間でデータを送受信する複数
のデータ送受信手段と、自己が管理している前記データ
送受信手段を伝送されるデータをそれぞれモニタし、ア
ドレスとデータ量とを検出する複数の検出手段と、複数
の前記検出手段が検出したアドレスとデータ量とに関す
る情報を収集し、アドレス別にデータ量を集計する集計
手段と、前記集計手段により集計されたアドレス別のデ
ータ量に基づいて利用者別の課金額を求める課金手段
と、を備えることを特徴とする。
【0008】この構成によれば、複数のデータ量プロー
ブが伝送データ量を測定する。従って、各データ量プロ
ーブの負担を抑えることができる。しかも、複数のデー
タ量プローブが測定した伝送量データを一括して集計し
て、課金処理を行うことができ、伝送量プローブ毎に課
金処理を行うような、不都合を抑えることができる。
【0009】また、この発明の第2の観点にかかるネッ
トワーク接続システムは、複数のコンピュータにCAT
V網を介して接続され、CATV網を介して各コンピュ
ータとインターネットとの間を接続するネットワーク接
続システムであって、前記複数のコンピュータとインタ
ーネットとの間で、CATV網を介してデータを送受信
する複数のデータ送受信手段と、自己が管理している前
記データ送受信手段を伝送されるデータをそれぞれモニ
タし、アドレスとデータ量とを検出する複数の検出手段
と、複数の前記検出手段が検出したアドレスとデータ量
とに関する情報を収集し、アドレス別にデータ量を集計
する集計手段と、前記集計手段により集計されたアドレ
ス別のデータ量に基づいて利用者別の課金額を求める課
金手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】CATV網を用いたネットワーク接続の場
合、常時接続の状態となるため、接続時間に基づく課金
方式を採用することは困難であり、従量制(伝送量に基
づく課金)方式を採用することが望ましい。この構成に
よれば、伝送量に基づく課金を行うことができる。さら
に、この構成によれば、複数のデータ量プローブが伝送
データ量を測定する。従って、各データ量プローブの負
担を抑えることができる。しかも、複数のデータ量プロ
ーブが測定した伝送量データを一括して集計して、課金
処理を行うことができ、伝送量プローブ毎に課金処理を
行うような、不都合を抑えることができる。
【0011】各前記検出手段は、前記データ送受信手段
を伝送されるデータをモニタして、そのプロトコルを検
出する手段を備え、前記集計手段は、複数の前記検出手
段が検出したアドレスとデータ量とプロトコルとに関す
る情報を収集し、アドレス別及びプロトコル別にデータ
量を集計する手段を備えてもよい。
【0012】前記検出手段は、コンピュータからネット
ワークに送出されたデータの量(ByteOut)と、ネット
ワークからコンピュータが受信したデータの量(ByteI
n)と、を検出する手段を備えてもよい。この場合、前
記集計手段は、例えば、複数の前記検出手段が検出した
アドレスとデータ量とに関する情報を収集し、アドレス
別に日単位でデータ量を集計する日次集計手段と、前記
日次集計手段が集計したデータ量を、前回の締め日から
累算して、前回の締め日から現在までのアドレス別の送
受信データ量を求める月次集計手段と、を備え、前記課
金手段は、前記月次集計手段が集計したアドレス別のデ
ータ量に基づいて課金金額を求める手段を備えてもよ
い。
【0013】前記集計手段は、複数の前記検出手段が検
出したデータが、既にデータ量を集計したデータと重複
しているか否かを判別し、重複していると判別したとき
に、その検出したデータを削除する手段を備えてもよ
い。
【0014】前記検出手段は、コンピュータからネット
ワークに送出されたデータ(ByteOut)と、ネットワー
クからコンピュータが受信したデータ(ByteIn)と、コ
ンピュータがネットワークと送受信したデータ(ByteOu
t+ByteIn)と、の何れが課金対象に設定されているか
を識別する手段を備え、前記集計手段は、前記検出手段
が検出した課金対象のデータのデータ量をアドレス別及
びプロトコル別に集計する手段を備えてもよい。
【0015】前記検出手段は、利用者毎に設定されてい
る課金対象のデータを識別する手段を備えてもよい。
【0016】前記集計手段は、前記検出手段が検出した
データにエラーデータが含まれているか否かを判別し、
エラーデータが含まれていると判別したときに、エラー
データ分を減算したデータ量のデータを集計する手段を
備えてもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
る課金システムについて、CATV網を用いたインター
ネット接続システム(プロバイダ機能)に適用した場合
を例に説明する。
【0018】この実施の形態のCATVシステムの構成
を図1に示す。このCATVシステムは、コンピュータ
(以下、PCと表記する)1a〜1m、1q〜1zと、
ケーブルモデム(端末)2a〜2n、2q〜2yと、デ
ータ量プローブ3a,3bと、データ量集計部4と、デ
ータ課金サーバ5と、センタールータ6a,6bと、セ
キュリティルータ7a,7bと、CATV課金サーバ8
と、Webサーバ9と、回線終端装置(DSU)10
と、ルータ/ファイヤーウォール(Firewall)11と、
CATV網12a,12bと、バスL1、L2a,L2
b、L3と、から構成されている。
【0019】PC1a〜1mは、パーソナルコンピュー
タ(PC)、電子手帳、PDA(Personal Digital Ass
istants)等の電子端末から構成され、ユーザの指示に
応じて、インターネットINT上のサーバとの間でデー
タを送受信する。なお、各PCには、このインターネッ
ト接続サービスへの加入時に、「172.**.*.***」で表さ
れる固定のIPアドレスが付されている。
【0020】ケーブルモデム(端末)2a〜2nは、P
C1a〜1mとCATV網12aとを接続するためのイ
ンターフェース装置であり、送受信するデータのインタ
ーフェース処理を行う。1台のケーブルモデムに、複数
台のPCを接続することが可能である。
【0021】データ量プローブ3a,3bは、それぞ
れ、バスL2a,L2b上を伝送されているデータをモ
ニタリングし、ホストアドレス別(IPアドレス別)及
びプロトコル別に、伝送データのデータ量を判別し、図
2(A)〜(D)に示すような、通信別伝送量データを
生成して内部メモリに記憶し、記憶データをバスL3を
介してデータ量集計部4に供給する。
【0022】具体的には、バスL1、L2a,L2bを
伝送されるデータパケットは、図3に示す基本構成を有
する。データ量プローブ3a,3bは、それぞれ、デー
タパケットのパケットヘッダ部の内容から、宛先アドレ
ス(デステネーションアドレス)、送信元アドレス(ソ
ースアドレス)、プロトコル(OSI参照モデルにおけ
る7階層のプロトコルのみを意味するだけでなく、サー
ビスの種類に基づくデータ構成の差などを含む)、デー
タ量、パケット番号等を読み取って、データが伝送され
る度に、図2(A)〜(D)に示すような伝送量データ
(1行分)を生成する。
【0023】データ量集計部4は、データ量プローブ3
a,3bからバスL3を介して供給された通信別伝送量
データを、IPアドレス別及びプロトコル別に集計(合
算)し、図4(A)〜(D)に示すような、1日分のデ
ータ送受信量(前日の締め時刻から現時点までの伝送
量)を示す日次伝送量データを生成し、バスL3を介し
てデータ課金サーバ5に出力する。
【0024】データ課金サーバ5は、CATVシステム
を用いたインターネット接続サービスに対する課金処理
を行うためのサーバである。データ課金サーバ5は、デ
ータ量集計部4から供給された日次伝送量データを、利
用者別に合算し、図5(A)に示すような、加入者別
(アカウント別)日次伝送量データを求める。また、デ
ータ課金サーバ5は、加入者別伝送量データを累算し
て、図5(B)に示すように、前回の締め日から当日ま
での送受信データの総量を加入者別に示す加入者別月次
伝送量データを求める。
【0025】さらに、データ課金サーバ5は、図6
(A)に示すような、料金コース毎の料金設定を示す料
金一覧データを記憶しており、この料金一覧データと加
入者別月次伝送量データに基づいて、図6(B)に示す
ような課金金額を求める。
【0026】センタールータ6a,6bは、それぞれ、
CATV網12a,12bと、バスL2a,L2bとを
相互に接続し、データを双方向に伝送するための装置で
ある。
【0027】セキュリティルータ7a,7bは、それぞ
れ、セキュリティ機能を備え、バスL2a,L2bとバ
スL3を相互に接続するための装置であり、PC1a,
1zからWebサーバ9へのアクセスの認証処理などを
行う。
【0028】CATV課金サーバ8は、ケーブルテレビ
サービスの加入者の管理及び課金処理を行うためのサー
バであり、加入者(登録者)の登録情報を管理するため
の加入者契約データ及び加入者別のCATVの受信料に
関する課金情報などを記憶している。加入者契約データ
は、図7に示すように、加入者番号に対応付けて、端末
番号(ケーブルモデム番号)、PC番号、IPアドレ
ス、契約コース、氏名、住所、電話番号、アカウント等
を記憶している。
【0029】Webサーバ9は、データ課金サーバ5か
ら供給されるインターネット接続サービスに関する課金
情報及びCATV課金サーバ8などから供給されるCA
TVの利用に関する課金情報などをHTML化し、加入
者からの要求に応じて、明細データを提供する。
【0030】Webサーバ9が生成する明細データは、
例えば、図8に示す月次明細と図9に示す日次明細とを
含む。月次明細は、加入者(アカウント)別に、各月の
インターネット接続サービスに対する課金情報を含む。
例えば、図8では、月毎の締め日と、端末番号と、PC
番号と、IPアドレスと、データ通信量と、未回収年月
と、総通信量と、基本使用量と、超過料金等の情報を含
む。日次明細は、ユーザ(アカウント)別に、1日分の
利用量を表示し、図9に示すように、日付、データ通信
量、登録日などの情報を含む。
【0031】DSU(ディジタル回線終端装置)10
は、インターネットINTとこのCATVシステムとを
接続する。
【0032】ルータ/ファイヤーウォール11は、外部
からの不正アクセスを防止するためのセキュリティ機能
を備え、バスL1と、バスL2a,L2bとを相互に接
続し、データを送受信するための装置である。ルータ/
ファイアウォール11は、このインターネット接続シス
テムの内部へのアクセスを認める外部装置のアドレスの
制限等を行う。
【0033】CATV網12a,12bは、ぞれぞれ、
デコーダを介して接続されている受像器に映像及び音声
を含むテレビジョン信号を配信するための、光ケーブル
などから構成されたネットワークである。CATV網1
2a,12bは、ぞれぞれ、ケーブルモデム2a〜2y
を介して自己に接続されたPC1a〜1zとインターネ
ットINTとを接続するためのデータ伝送ネットワーク
として機能する。
【0034】バスL1〜L3は、イーサネットなどのL
ANなどから構成され、インターネット接続システム内
部でデータを伝送するものである。なお、PC1a〜1
mとインターネットINTとの間で送受信されるデータ
は、バスL2a上を伝送される。従って、バスL2a上
を伝送されデータの量をモニタすることにより、PC1
a〜1mのデータ伝送量を測定できる。同様に、PC1
q〜1zとインターネットINTとの間で送受信される
データは、バスL2b上を伝送される。従って、バスL
2b上を伝送されデータの量をモニタすることにより、
PC1q〜1zのデータ伝送量を測定できる。他のPC
についても同様に、各バス上を伝送されるデータの量を
モニタすることによりデータ伝送量を特定することがで
きる。
【0035】(動作の説明)次に、この実施の形態のC
ATVシステムの動作を具体例に基づいて説明する。
【0036】(インターネット接続サービスへの加入)
このCATVシステムに加入する場合には、加入希望者
は、書面又はオンラインにより、加入手続きを取る。イ
ンターネット接続サービスへの加入者の情報は、図7に
示す加入者契約データとして、CATV課金サーバ8に
登録される。PCやケーブルモデムの数を増減する場合
も、同様の登録手続きを行い、加入者契約データに反映
される。
【0037】(インターネットへのアクセス)次に、イ
ンターネットINTへのアクセスについて説明する。加
入者が、PC1a〜1mを使用して、インターネットI
NT上のサーバのURL(Uniform Resource Locator)
を指定し、接続を指示すると、PC1a〜1mは、その
URLへの接続要求を、自己に接続されているケーブル
モデム2a〜2nに出力する。
【0038】ケーブルモデム2a〜2nは、接続要求を
示すデータを分割して、複数のデータパケットに格納
し、CATV網12aを介してセンタールータ6aに順
次供給する。
【0039】センタールータ6aは、供給されたパケッ
トを、バスL2a、ルータ/ファイヤーウォール11、
バスL1、DSU10を介してインターネットINTに
出力する。この際、データ量プローブ3aは、バスL2
a上を伝送されるパケットのヘッダの内容から、そのパ
ケットの送信元、データ量、プロトコルなどを判別し、
図2(A)に示すように、例えば、加入者番号:Host a
ddress、送信量:ByteOut(データ量プローブ3aが検
出したデータ量)、受信量:ByteIn(この場合、0)を
示すcsv形式の伝送量データを生成する。
【0040】一方、アクセスされたサーバは、要求に応
答して、データを返送する。サーバが送出したデータを
含むパケットは、インターネットINT→DSU10→
バスL1→ルータ/ファイヤーウォール11→バスL2
a→センタールータ6a→CATV網12aというルー
トを通ってケーブルモデム2a〜2mに至り、PC1a
〜1mに供給される。この際も、データ量プローブ3a
は、バスL2a上を伝送されるパケットを検出し、図2
(A)に示すような、加入者番号:Host address、送信
量:ByteOut(この場合、0)、受信量:ByteIn(検出
されたデータ量)を示すcsv形式の伝送量データを生
成する。
【0041】データ量プローブ3aは、プロトコル別
(データ種別を含む)にデータ量を判別する機能を備
え、例えば、PC1a〜1mが、インターネットINT
上のメールサーバにアクセスした場合には、バスL2a
を通過するパケットのヘッダから、そのパケットの送信
元アドレス、データ量、プロトコルなどを判別し、図2
(A)の伝送量データを生成すると共に、SMTPデー
タ(メールデータ)について、図2(B)に示すような
csv形式の伝送量データを生成する。
【0042】同様に、データ量プローブ3aは、インタ
ーネットINT上のニュースサーバをアクセスし、ニュ
ースのデータを読み込んで来た場合には、NNTPデー
タ(ニュースデータ)についてのcsv形式の伝送量デ
ータを図2(C)に示すように生成する。
【0043】また、データ量プローブ3aは、IPデー
タ以外の、例えば、Mac(MediaAccess Control)デ
ータを検出した場合には、IPデータ用の伝送量データ
を生成することなく、図2(D)に示すように、Mac
データ用の伝送量データを生成する。この場合のホスト
アドレスは、マックアドレスとなる。
【0044】このようにして、データ量プローブ3aの
内部メモリには、CATVネットワーク12aに接続さ
れたPC1a〜1mについて、図2(A)〜(D)に示
すように、プロトコル別に、ホストアドレスと送受信さ
れたデータの量を示すデータとの組がデータの送受信が
なされる度に1行分ずつ4つのファイルに分けて蓄積さ
れる。
【0045】他のPCが、インターネットINTとの間
でデータを送受信した場合にも同様に、対応するデータ
量プローブがバスを伝送されるデータをモニタし、図2
(A)〜(D)に示すものと同様の伝送量データを生成
し、蓄積する。
【0046】(課金処理)次に、上述の方法でデータ量
プローブ3a、3bが生成した伝送量データを使用して
行う課金処理について、図10〜図13を参照して説明
する。
【0047】(日次処理)データ量プローブ3aと3b
は、それぞれ、内部メモリに4つのファイルに分けて記
憶している課金対象の伝送量データを、適宜、データ量
集計部4に送信する。データ量集計部4は、データ量プ
ローブ3a、3bから供給された伝送量データを受信
し、8(=4×2)つのファイルに格納する。データ量
集計部4は、8つのファイルに格納した送信データ量
(ByteOut)及び受信データ量(ByteIn)を、それぞ
れ、IPアドレス別(PC別)及びプロトコル別(デー
タの種類別)に累算して、図4(A)〜(D)に例示す
るような、プロトコル別及びアドレス別に1日分の日次
伝送量データを生成する。
【0048】この日次伝送量データの生成処理を図10
を参照して説明する。データ量集計部4は、データ量プ
ローブ3aと3bから供給された伝送量データを格納し
ている8つのファイルを順次読み出すため、まず、ファ
イル数Nを8に設定する(ステップS11)。また、バ
スL2a、L2b上を通過するデータの中には、外部装
置からWebサーバ9をアクセスするためのデータや内
部装置同士の通信データのように、課金対象外のデータ
も含まれている。このため、課金対象のデータのホスト
アドレスの範囲を、PC1a〜1zのアドレス(IPア
ドレスの場合「172.**.*.***」)に設定(限定)する
(ステップS11)。
【0049】次に、N=0であるか否か、即ち、読み込
み対象のファイルが存在するか否かを判別し(ステップ
S12)、N≠0ならば、ファイル内の行数を示すポイ
ンタnを1として(ステップS13)、そのファイルN
の第n行のデータを取り込み(ステップS14)、取り
込んだ第n行のByteInとByteOutが共に0であるか否
か、又は、IPアドレスが課金処理の対象として設定さ
れているアドレスに該当するか否かを判別する(ステッ
プS15)。
【0050】ByteInとByteOutとが共に0である場合、
従量制の課金処理を行う必要がない。そこで、nに1を
加算して(ステップS16)、更新した第n行のデータ
が存在するか否かを判別し(ステップS17)、存在す
ると判別した場合に、ステップS14にリターンする。
【0051】また、ステップS11で設定した範囲外の
アドレス、即ち、課金対象であるPC1a〜PC1z以
外のアドレスがホストアドレスとして設定されているラ
インについても、課金の対象とせず、ステップS16に
進む(ステップS15)。
【0052】一方、ステップS17で、第n行のデータ
が存在しないと判別した場合にはそのファイル内に処理
対象のデータが残っていないので、Nから1を減算して
(ステップS18)、ステップS12にリターンし、次
のファイルNの処理に進む。
【0053】ステップS15の判別で、第n行のByteIn
とByteOutとの少なくとも一方が0でなく、且つ、アド
レスが課金対象のアドレスであると判別されたときに
は、その行の伝送量データが、既に取り込んだ伝送量デ
ータと重複しているか否かを、ホストアドレスや通信時
刻などから判別する(ステップS19)。
【0054】この判別で、重複しているデータであると
判別されたときには、その伝送量データを削除する、シ
ステムの管理者に重複している旨を通知する、等のエラ
ー処理をする(ステップS20)。
【0055】一方、ステップS19の判別で、重複して
いないと判別されたときには、第n行の伝送量データ
が、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデ
ルのMac(Media Access Control)層のデータである
か否かを判別する(ステップS21)。
【0056】この判別で、Mac層のデータであると判
別されたときには、ホストアドレスとして設定されてい
るMacアドレスを基準にして、第n行の伝送量データ
のByteIn及びByteOutを、同一アドレスのByteIn及びByt
eOutの累算値に加算する(ステップS22)。なお、そ
のアドレスについて、未だ、累算値が存在しない場合に
は、データ量0にその行のデータ量を加算する。
【0057】ステップS21の判別で、Mac層のデー
タではないと判別されたときには、データのプロトコル
を判別し、プロトコル毎に、ByteIn及びByteOutを累算
する(ステップS23〜27)。
【0058】例えば、取り込んだ第n行の伝送量データ
が図2(A)に示すIPデータ(インターネットプロト
コルに準拠する全データ)に関するものであれば、ステ
ップS23でYESと判別され、ステップS24で、同
一のIPアドレスについてのByteInとByteOutの累積値
に第n行のByteInとByteOutが累積される。
【0059】同様に、取り込んだ第n行の伝送量データ
が図2(B)に示すSMTPデータ(メールデータ)に
関するものであれば、ステップS25でYESと判別さ
れ、ステップS26で、同一のIPアドレスについての
ByteInとByteOutの累積値に第n行のByteInとByteOutが
累積される。
【0060】また、取り込んだ第n行の伝送量データ
が、図2(c)に示すNNTPデータ(ニュースデー
タ)に関するものであれば、ステップS21、S23、
S25でNoと判別され、ステップS27で、同一のI
PアドレスについてのByteInとByteOutの累積値に第n
行のByteInとByteOutが累積される。
【0061】これらの処理を終了すると、フローはステ
ップS16に進み、次の行について同様の処理を実行す
る。
【0062】第Nのファイルの全ての行について同様の
処理を実行すると、ステップS17で、データが無いと
判別され、ステップS18に進み、Nから1を減算し
て、次のファイルについて、同様の処理を実行して、日
次伝送量データを生成する。
【0063】データ量集計部4に格納されている8つの
伝送量データファイルについての処理が終了すると、ス
テップS12で、N=0と判別され、図10の日次伝送
量データ生成処理は終了する。
【0064】このようにして、複数のデータ量プローブ
3a、3bから供給された伝送量データから、プロトコ
ル毎及びIPアドレス毎にデータの送信量(ByteOut)
及び受信量(ByteIn)が、順次累算され、図4(A)〜
(D)に例示するような、csv形式の日次伝送量デー
タが生成される。
【0065】例えば、図4(A)によれば、1998年
12月4日午前0時からの一日の間に、IPアドレスが
172.17.8.251のPCがインターネットIN
Tに送出したIPデータの量は10285101バイ
ト、インターネットINTから受信したデータの量は1
69251004バイトである。
【0066】また、図4(B)によれば、1998年1
2月4日午前0時からの一日の間に、IPアドレスが1
72.17.8.251のPCが送出したSMTPデー
タ(メールデータ)の量は10285バイト、受信した
データの量は169251バイトである。
【0067】データ量集計部4は、一定期間(午前0時
から午後0時まで)伝送量データを累算すると、1日分
の日次伝送量データの蓄積が完了したとして、新たな日
次伝送量データを生成する。
【0068】データ量集計部4は、所定のタイミング、
例えば、毎日午前4時に、図4(A)〜(D)に示すよ
うな日次伝送量データをデータ課金サーバ5に送信す
る。
【0069】一方、CATV課金サーバ8は、所定のタ
イミング、例えば、毎日午前3時に、記憶している加入
者契約データをデータ課金サーバ5に出力する。
【0070】まず、データ課金サーバ5は、インターネ
ット接続サービスへの加入者、条件の変動などを検出す
るために、図11に示す加入者契約データ更新処理を開
始する。
【0071】まず、データ課金サーバ5は、CATV課
金サーバ8から昨日供給され、内部メモリに蓄積してお
いた加入者契約データ(図7)と今回受信した加入者契
約データとを突き合わせる(ステップS31)。
【0072】データ課金サーバ5は、突き合わせ処理に
より、新規加入者(昨日までの加入者契約データに含ま
れておらず、今日の加入者契約データに含まれている)
を検出すると(ステップS32;YES)、その加入者
の課金データを登録するために、加入者別日次伝送量デ
ータ(図5(A))及び加入者別月次伝送量データ(図
5(B))にその加入者用の新たなレコードを追加する
(ステップS33)。
【0073】突き合わせ処理により、登録が抹消された
利用者を検出した場合には(ステップS34;YE
S)、加入者別日次伝送量データ(図5(A))及び加
入者別月次伝送量データ(図5(B))の該当するレコ
ードを抹消する(ステップS35)。
【0074】また、突き合わせ処理により、加入者自体
に変更はないが、端末やPCの追加を検出した場合には
(ステップS36,S38;YES)、加入者別日次伝
送量データ(図5(A))及び加入者別月次伝送量デー
タ(図5(B))に、対応するレコードを追加する(ス
テップS37,S39)。その他、何らかの変更がある
場合には、加入者別日次伝送量データ(図5(A))及
び加入者別月次伝送量データ(図5(B))の登録レコ
ードを修正する(ステップS40)。
【0075】このようにして、1日に一回、各加入者に
ついて、加入者番号、端末番号及びPC番号、IPアド
レスなどの情報を最新のものとし、これを課金処理に利
用することができる。
【0076】次に、午前4時になると、データ量集計部
4は、前述の日次伝送量データ生成処理で求めた日次伝
送量データをデータ課金サーバ5に送信する。データ課
金サーバ5は、この加入者契約データを受信し、図12
に示す日次処理を開始する。
【0077】まず、データ課金サーバ5は、CATV課
金サーバ8より受信し、内部メモリに格納しておいた最
新の加入者契約データを読み出す(ステップS51)。
【0078】次に、課金について、SMTPデータやN
NTPデータを無料とするなどの、特定の制御が設定さ
れているか否かを判別する(ステップS52)。なお、
この設定は、システム管理者などにより設定される。こ
こでは、そのような設定は無いこととする。
【0079】すると、データ課金サーバ5は、供給され
た日次伝送量データのうち、IPデータに関するものを
取り込む(ステップS53)。次に、ステップS51で
読み込んだ更新済の加入者契約データに基づいて、IP
アドレス又はMacアドレスをキーにマッチング処理を
行い、同一アカウント(同一加入者)についての日次伝
送量データを加算し、加入者別に1日あたりの伝送量を
示す加入者別日次伝送量データを求める(ステップS5
4)。
【0080】例えば、加入者が、1台のケーブルモデム
とこのケーブルモデムに接続された2台のPCを所有し
ている場合には、IPアドレス毎、即ち、PC毎にByte
InとByteOutを求める。しかし、実際の請求は加入者単
位(アカウント単位)である。そこで、ステップS54
で、加入者契約データを参照して、IPアドレス又はM
acアドレスをキーに、その加入者に属すデータ量をす
べて加算する。これにより、加入者(アカウント)別の
日次伝送データ量の合計を求める。
【0081】データ課金サーバ5は、このようにして求
めた、該当日の加入者(アカウント別)別の伝送量デー
タを、図5(A)に示すように、加入者別日次伝送量デ
ータの末尾に追加して記憶する(ステップS54)。
【0082】データ課金サーバ5は、さらに、図5
(B)に示すように、加入者別月次伝送量データ(前回
の締め日から前日までのアカウント別のデータ量)を記
憶しており、このデータを読み出して、新たに求めた各
加入者の日次伝送量データを加算する(ステップS5
5)。これにより、加入者(アカウント)別に、前回の
締め日から当日までの伝送量データを求めることができ
る。
【0083】次に、データ課金サーバ5は、図6(A)
に示す料金一覧データを読み出し、利用者別に契約タイ
プを判別し、その時点までの超過料金を求め、図6
(B)に示す加入者別料金データを生成し、記憶する
(ステップS56)。
【0084】一方、ステップS52の判別で、課金制御
されている(課金制御有り)と判別されると、制御内容
に応じた処理を行う。一例として、「電子メール」と
「ニュース」のサービスは無料に設定されているとす
る。この場合、各利用者が送受信したデータ量から電子
メールとニュースに関するデータの量を減算する必要が
ある。そこで、IPアドレス毎に、IPデータの日次伝
送量データを取り込み(ステップS57)、各IPアド
レスについて、SMTPデータの日次伝送量データを取
り込み(ステップS58)、さらに、各IPアドレスに
ついて、NNTPデータの日次伝送量データを取り込む
(ステップS59)。
【0085】続いて、各IPアドレスについて、IPデ
ータのデータ量からSMTPデータのデータ量とNNT
Pデータのデータ量を減算することにより、課金対象の
データ量を求める(ステップS60)。
【0086】次に、ステップS54に進み、加入者別
(アカウント別)に課金対象のデータ量(日次課金対象
データ量)を求めて記憶し(ステップS54)、前回の
締め日から当日までの加入者別月次伝送量データを求め
(ステップS55)、さらに、その時点での超過料金を
計算する(ステップS56)。
【0087】このような方法で、データ課金サーバ5
は、データ量集計部4から供給された日次伝送量データ
を、プロトコル別に、また、加入者別に加算処理し、課
金データを生成する。また、超過料金を日々計算してお
くことにより、月次の超過料金を生成するときの処理時
間を短縮することができる。
【0088】(月次処理)次に、月毎に予め定められて
いる締め日になったときにデータ課金サーバ5が行う月
次処理について、説明する。
【0089】データ課金サーバ5は、内部タイマを備
え、現在日時が予め設定されている締め日になったこと
を検出すると、図13に示す処理を開始する。まず、図
12のステップS55で算出した加入者別及び月別の総
送受信データ量、ステップS56で算出した超過料金、
及び、締め日等から構成される月次料金データを生成す
る(ステップS71)。データ課金サーバ5は、生成し
た月次料金データをCATV課金サーバ8に出力する
(ステップS72)。また、データ課金サーバ5は、日
次伝送量データ及び月次伝送量データをWebサーバ9
に出力する(ステップS72)。
【0090】CATV課金サーバ8は、データ課金サー
バ5から月次料金データを受信し、受信した月次料金デ
ータに従って、超過分の料金を含む接続料金を各加入者
から徴収するための処理を行う。
【0091】また、Webサーバ9は、データ課金サー
バ5から供給された日次伝送量データと月次料金データ
を受信し、図8に示すHTML形式の月次明細データと
図9に示すHTML形式の日次明細データを生成する。
【0092】任意のユーザが、自己の課金情報を確認し
たい場合、自己のPCからユーザID、パスワードなど
を指定して、Webサーバ9の閲覧を要求する。PCが
出力したデータは、ケーブルモデム2aを介してCAT
V網12に供給され、更にセンタールータ6を介してセ
キュリティルータ7に供給される。
【0093】セキュリティルータ7は、供給されたデー
タがWebサーバ9へのアクセス権限を有する者のデー
タであるか否かを、入力されたユーザID、パスワード
などから判別する。セキュリティルータ7は、権限を有
する者からのアクセス要求であると判別したときに、バ
スL3を介してWebサーバ9に、閲覧要求を供給す
る。
【0094】Webサーバ9は、閲覧要求の受信に応答
して、自己の記憶している明細データから、該当する利
用者の日次又は月次の明細データを読み取って、送信す
る。Webサーバ9が送信した明細データは、セキュリ
ティルータ7及びセンタールータ6を介してCATV網
12に供給され、更に、ケーブルモデム2を介してPC
1aに供給される。PC1aは、供給された明細データ
を受信し、表示する。このようにして、ユーザは、We
bサーバ9上で、自己の課金情報を確認することができ
る。
【0095】以上説明したように、この発明によれば、
伝送量データのファイルが複数存在しても、加入者別に
送受信データ量を求め、課金することができる。また、
課金対象のIPアドレスの範囲を指定し、さらに、デー
タが重複していた場合には、データを削除して管理者に
通知するようにしているので、課金用のデータが複数フ
ァイル及び複数箇所に分散していても、重複して課金す
ることを防ぐことができる。
【0096】上記実施の形態において、データ量プロー
ブ3a,3bを、RMON2の規約(RFC2021)
を満たすRMONプローブ(Remote Network Monitorin
g)から構成し、データ量集計部4をRMONマネージ
ャから構成することができる。
【0097】この発明は、上記実施の形態に限定され
ず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記実
施の形態では、データ量プローブ3の数、センタールー
タ6の数、セキュリティルータ7の数、CATV網12
の数、バスL2の数、をそれぞれ、2つとしたが、その
数は任意である。
【0098】また、上記実施の形態では、データ量プロ
ーブ3と、センタールータ6と、セキュリティルータ7
と、CATV網12と、バスL2とを、1:1:1:
1:1の関係で配置したが、その組み合わせは任意であ
る。例えば、1つのCATV網12に複数のセンタール
ータ6を介して複数のバスL2を接続してもよい。ま
た、複数のバスL2に1つのデータ量プローブ3を配置
したり、セキュリティルータ7を配置することも可能で
ある。1つのバスL2に複数のデータ量プローブ3及び
セキュリティルータ7を配置することも可能である。
【0099】上記実施の形態では、送信データと受信デ
ータとの両方を課金対象としたが、例えば、送信データ
と受信データの両方又は一方のみを、適宜課金対象とし
てもよい。このような場合における、日次伝送量データ
の生成方法を図14を参照して説明する。
【0100】(課金対象を指定)データ量集計部4は、
課金対象の伝送量データ(Xデータ)を、送受信量デー
タ(ByteOut+ByteIn)とする場合には、フラグ(課金
対象指定フラグ)Fxに”0”を、受信量データ(ByteI
n)のみとする場合には、”1”を、送信量データ(Byt
eOut)のみとする場合には、”2”を、それぞれ設定す
る(ステップS111)。
【0101】また、データ量集計部4は、図10を参照
して説明した方法と同様にファイルNと課金対象のアド
レスとを設定する(ステップS112)。
【0102】次に、Nが0か否かを判別する(ステップ
S113)。当初は、Nが0でないため、n=1として
(ステップS114)、そのファイルの第n行のデータ
を取り込み(ステップS115)、取り込んだ第n行の
ByteInとByteOutが共に0であるか否か、又は、アドレ
スが課金処理の対象として設定されているアドレスに該
当するか否かを判別する(ステップS116)。
【0103】次に、既に処理したデータと重複したデー
タであるか否かを判別し(ステップS120)、データ
のプロトコルを判別し(ステップS122,S124,
S126)、判別したプロトコル毎に、課金対象の伝送
量データを累算する(ステップS123,S125、S
127,S128)。
【0104】例えば、第n行の伝送量データが、図2
(D)に示すMac層のデータである場合には、ホスト
アドレスとして設定されているMacアドレスを基準に
して、課金対象のデータ量(Xデータ)を累算する。即
ち、課金対象指定フラグFx=0の場合には、同一のホ
ストアドレスについて、Xデータ(=ByteIn+ByteOut)
を累算し、Fx=1の場合には、Xデータ=ByteInを累
算し、Fx=2の場合には、Xデータ=ByteOutを累算し
てする(ステップS123)。
【0105】また、第n行の伝送量データが図2(A)
に示すIPデータに関するものであれば、同一のIPア
ドレスについての課金対象データのデータ量の累算値
に、Fx=0の場合には、ByteIn+ByteOutを、Fx=1の
場合には、ByteInを、Fx=2の場合には、ByteOutをそ
れぞれ累算する(ステップS125)。
【0106】また、第n行の伝送量データが図2(B)
に示すSMTPデータ(メールデータ)に関する場合
も、同一のIPアドレスについての課金対象データの累
算値に、Fx=0の場合には、ByteIn+ByteOutを、Fx=
1の場合には、ByteInを、Fx=2の場合には、ByteOut
をそれぞれ累算する(ステップS127)。
【0107】第n行の伝送量データが図2(C)に示す
NNTPデータ(ニュースデータ)に関する場合も、同
一のIPアドレスについての課金対象データの累積値
に、Fx=0の場合には、ByteIn+ByteOutを、Fx=1の
場合には、ByteInを、Fx=2の場合には、ByteOutをそ
れぞれ累算する(ステップS128)。
【0108】これらの処理を終了すると、フローはステ
ップS117に進み、次の行について同様の処理を実行
する。
【0109】例えば、図4(A)のIPデータ用日次伝
送量データが生成されるようなデータの送受信が行われ
た場合には、図14の処理によれば、Fx=0に設定さ
れている場合には、図15(A)に示すように、Xデー
タはByteOutとByteInの和になり、Fx=1の場合には、
図15(B)に示すように、XデータはByteInになり、
Fx=2の場合には、図15(C)に示すように、Xデ
ータはByteOutになる。
【0110】このように、課金対象の伝送量データの指
定を可能とすることによって、例えば、企業内における
トラフィックデータ別の課金制御等、環境に応じたサー
ビスを提供することができる。
【0111】また、上述した課金対象データを、加入者
別に設定することができるようにしてもよい。課金対象
データを加入者別に指定するときの日次伝送量データの
生成方法を、図16〜図18を参照して説明する。
【0112】(利用者別に課金対象を指定)この例で
は、CATVシステムの加入時に、各加入者について、
課金対象のデータを、送受信量(Fx=0)とするか、
受信量のみ(Fx=1)とするか、送信量のみ(Fx=
2)とするか、を指定する。指定された課金対象データ
は、他の情報と共に、図16に示すような加入者契約デ
ータとして、CATV課金サーバ8に登録される。
【0113】次に、図17、18を参照して、この実施
の形態の日次伝送量データの生成処理を説明する。デー
タ量集計部4は、図10のステップS11〜S20で説
明した方法と同様に、ファイルNとホストアドレスの範
囲とを設定し(ステップS131、S132)、n=1
として(ステップS133)、ファイルNの第n行のデ
ータを取り込み(ステップS134)、取り込んだ第n
行のByteInとByteOutが共に0であるか否か、又は、加
入者用に設定されているアドレスであるか否かを判別す
る(ステップS135)。
【0114】ByteInとByteOutとが共に0である場合、
nに1を加算して(ステップS136)、その第n行の
データが存在するか否かを判別し(ステップS13
7)、第n行のデータが存在すると判別した場合に、ス
テップS134にリターンする。
【0115】一方、ステップS137で、第n行のデー
タが存在しないと判別した場合には、Nから1を減算し
(ステップS138)、ステップS132にリターンす
る。
【0116】ステップS135で、第n行の伝送量デー
タの送信量及び受信量が0でなく、且つ、アドレスが加
入者のアドレスであると判別されたときには、伝送量デ
ータが、既に取り込んだ伝送量データと重複するか否か
を判別する(ステップS139)。
【0117】ステップS139で、重複すると判別され
たときには、エラー処理を行う(ステップS140)。
【0118】一方、ステップS139で、重複しないと
判別されたときには、その伝送量データが、OSI(Op
en Systems Interconnection)参照モデルのMac(Me
diaAccess Control)層のデータであるか否かを判別す
る(ステップS141)。
【0119】Mac層のデータであると判別されたとき
には、ホストアドレスとして設定されているMacアド
レスをキーにマッチング処理を行い(ステップS14
2)、対応するMacアドレスの課金対象データ量の累
算値(Xデータの累算値)を求める。
【0120】ステップS141で、Mac層のデータで
ないと判別されたときには、データのプロトコルを判別
し、プロトコル毎、例えば、IPデータ、SMTPデー
タ、NNTPデータ毎に、マッチング処理を行い、対応
するアドレスについての課金対象データ量の累算値(X
データの累算値)を求める(ステップS143〜S14
7)。
【0121】マッチング処理後、課金対象指定フラグF
xを読み取り、Fxが0、1,2の何れであるかを判別す
る(図18、ステップS148、S150、S15
2)。
【0122】Fx=0と判別されたときには、第n行のB
yteInとByteOutとを、課金対象データ量の累算値に加算
する(ステップS149)。
【0123】また、Fx=1と判別されたときには(ス
テップS148;NO、S150;YES)、第n行の
ByteInを課金対象データ量の累算値に加算する(ステッ
プS151)。
【0124】更に、Fx=2と判別されたときには(ス
テップS148;NO、S150;NO、S152;Y
ES)、第n行のByteOutを課金対象データ量の累算値
に加算する(ステップS153)。
【0125】このように、加入者別に課金対象データの
指定が可能となることによって、個々に課金処理を行う
ことができる。
【0126】(エラーデータを削除)また、伝送量デー
タにエラーデータ、即ち、通信エラーに相当するデータ
が存在するときには、エラーデータ分を削除して日次伝
送量データを生成するようにしてもよい。この場合、デ
ータ量プローブ3a、3bは、バスL2a、L2b上を
伝送されるデータの量(ByteInとByteOut)とシステム
が外部から受信したエラーデータの量(ErrorIn)とシス
テムが外部に送信したエラーデータの量(ErrorOut)を
判別し、図19(A)〜(D)に示すように、1回の通
信毎に、1行の伝送量データを生成する。
【0127】次に、このようにして生成された逐次伝送
量データから、日次伝送量データを生成する手法を図2
0を参照して説明する。なお、この例でも、ユーザ毎に
課金対象指定フラグFxが設定されているものとする。
まず、データ量集計部4は、図17を参照して説明した
方法で、データのプロトコルを判別してプロトコル毎に
マッチング処理を行う(ステップS131〜S14
7)。次に、データ量集計部4は、図20に示す処理に
移り、マッチング処理終了後、第n行の伝送量データの
ホストアドレスに設定されている課金対象データXを読
み取り、Fx=0である(図20、ステップS161;
YES)と判別されたときに、その逐次伝送量データに
エラーデータ(ErrorIn又はErrorOut)が存在するか否
かを判別する(ステップS162)。
【0128】エラーデータが存在すると判別されたとき
には、その伝送量データからエラーデータ分を削除(減
算)し、ByteIn+ByteOut=ByteIn+ByteOut-ErrorIn-Err
oOutとする(ステップS163)。
【0129】ステップS162でエラーデータが存在し
ないと判別されたとき、又は、エラーデータ分の削除
後、そのアドレスについての日次伝送量データに、その
逐次伝送量データを累算する(ステップS164)。
【0130】また、Fx=1であると判別され(ステッ
プS161;NO、S165;YES)、エラーデータ
のうち受信エラーデータ(ErrorIn)が存在するときに
は(ステップS166;YES)、受信データ量から受
信エラーデータ分を削除し(ByteIn-ErrorIn)(ステッ
プS167)、そのアドレスについての日次伝送量デー
タに、受信伝送量データを累算する(ステップS16
8)。
【0131】更に、Fx=2であると判別され(ステッ
プS161;NO、S165;NO、S169;YE
S)、送信エラーデータ(ErrorOut)が存在するときに
は(ステップS170;YES)、送信データ量からエ
ラーデータ分を削除し(ByteOut -ErrorOut)(ステップ
S171)、そのアドレスについての日次伝送量データ
に送信量を累算する(ステップS172)。
【0132】このように、エラーデータ分を削除した日
次伝送量データを生成することによって、ネットワーク
装置、サーバ装置、及びネットワーク幹線等によって生
じたエラーデータを課金の対象から除外することができ
る。従って、正常に送信又は受信したデータのみを課金
対象とすることができる。
【0133】この発明は、CATVを用いたインターネ
ット接続サービスに用いて好適である。ただし、これに
限定されるものではなく、コンピュータとインターネッ
ト以外のWANとの接続を行う種々のシステムに適用で
きる。また、CATVを用いたものである必要もなく、
電話回線網とインターネットとの間を接続するようにし
てもよい。
【0134】また、図1に示すインターネット接続シス
テムの内部構成も任意に変更可能であり、例えば、バス
L1〜L3が共通化されるなどしてもよい。但し、課金
対象であるデータが伝送されるバスL1、L2a,L2
bと、課金処理のためのデータが伝送されるバスL3と
は、分離しておくことが望ましい。
【0135】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、複数のデータ量プローブが測定した伝送データ量を
一括して集計して、課金処理を行うことができる。更
に、伝送量データを識別することにより、サービスに応
じた課金処理などの柔軟な課金処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるCATV網を用い
たインターネット接続システムの構成を示す図である。
【図2】図1に示すデータ量プローブにより生成され
る、通信別の伝送量データの一例を示す図であり、
(A)はIPデータの伝送量を示す通信別伝送量データ
の例、(B)はSMTPデータの伝送量を示す通信別伝
送量データの例、(C)はNNTPデータの通信別伝送
量を示す伝送量データの例、(D)はMacデータの伝
送量を示す通信別伝送量データの例である。
【図3】コンピュータとインターネットとの間で伝送さ
れるデータパケットの概略構成を示す図である。
【図4】図1に示すデータ量集計部によりIPデータ毎
に集計されて生成される日次伝送量データの一例を示す
図であり、(A)はIPデータの日次伝送量を示す日次
伝送量データの例、(B)はSMTPデータの日次伝送
量を示す日次伝送量データの例、(C)はNNTPデー
タの日次伝送量を示す日次伝送量データの例、(D)は
Macデータの日次伝送量を示す日次伝送量データの例
である。
【図5】加入者別に集計された伝送データ量を示す加入
者別伝送量データの例を示す図であり、(A)は加入者
別日次伝送量データの例、(B)は加入者別月次伝送量
データの例である。
【図6】(A)は、図1に示すネットワーク接続システ
ムが提供するサービスとその料金設定を示す料金一覧デ
ータの例であり、(B)は加入者別料金データの例であ
る。
【図7】図1に示すネットワーク接続システムが提供す
るサービスの加入者とその契約内容を示す加入者契約デ
ータの一例を示す図である。
【図8】加入者からの要求に応じて提示される、月次明
細の一例を示す図である。
【図9】加入者からの要求に応じて提示される、日次明
細の一例を示す図である。
【図10】図1に示すデータ量集計部が実行する日次伝
送量データ生成処理の一例を示すフローチャートであ
る。
【図11】図1に示すデータ課金サーバが実行する加入
者契約データ更新処理のフローチャートである。
【図12】図1に示すデータ課金サーバが実行する日次
処理のフローチャートである。
【図13】図1に示すデータ課金サーバが実行する締め
日処理のフローチャートである。
【図14】図1に示すデータ量集計部が実行する課金対
象のデータが指定されているときの日次伝送量データ生
成処理を示すフローチャートである。
【図15】図1に示すデータ量集計部によりIPデータ
毎に集計されて生成される日次伝送量データの例を示す
図であり、(A)は課金対象のデータが送受信量と設定
されているときのIPデータの日次伝送量を示す日次伝
送量データの例、(B)は課金対象のデータが受信量の
みと設定されているときのIPデータの日次伝送量を示
す日次伝送量データの例、(C)は課金対象のデータが
送信量のみと設定されているときのIPデータの日次伝
送量を示す日次伝送量データの例である。
【図16】図1に示すネットワーク接続システムが提供
するサービスの加入者とその契約内容を示す加入者契約
データの他の例を示す図である。
【図17】図1に示すデータ量集計部が実行する加入者
別に課金対象のデータが指定されているときの日次伝送
量データ生成処理の前半を示すフローチャートである。
【図18】図1に示すデータ量集計部が実行する加入者
別に課金対象のデータが指定されているときの日次伝送
量データ生成処理の後半を示すフローチャートである。
【図19】伝送量データにエラーデータが含まれている
例を示す図であり、(A)はIPデータの伝送量を示す
伝送量データの例、(B)はSMTPデータの伝送量を
示す伝送量データの例、(C)はNNTPデータの伝送
量を示す伝送量データの例、(D)はMacデータの伝
送量を示す伝送量データの例である。
【図20】伝送量データにエラーデータが含まれている
場合の日次伝送量データ生成処理を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1a〜1m、1q〜1z・・・コンピュータ(PC)、2
a〜2n、2q〜2y・・・ケーブルモデム、3a,3b・
・・データ量プローブ、4・・・データ量集計部、5・・・デー
タ課金サーバ、6a,6b・・・センタールータ、7a、
7b・・・セキュリティルータ、8・・・CATV課金サー
バ、9・・・Webサーバ、10・・・DSU、11・・・ルー
タ及びファイヤーウォール、12a,12b・・・CAT
V網、L1〜L3・・・バス、INT・・・インターネット

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータとネットワークとの間
    に配置され、各コンピュータとネットワークとを接続す
    るネットワーク接続システムであって、 前記複数のコンピュータとネットワークとの間でデータ
    を送受信する複数のデータ送受信手段と、 自己が管理している前記データ送受信手段を伝送される
    データをそれぞれモニタし、アドレスとデータ量とを検
    出する複数の検出手段と、 複数の前記検出手段が検出したアドレスとデータ量とに
    関する情報を収集し、アドレス別にデータ量を集計する
    集計手段と、 前記集計手段により集計されたアドレス別のデータ量に
    基づいて利用者別の課金額を求める課金手段と、 を備えることを特徴とするネットワーク接続システム。
  2. 【請求項2】複数のコンピュータにCATV(CAble Te
    leVision)網を介して接続され、CATV網を介して各
    コンピュータとインターネットとの間を接続するネット
    ワーク接続システムであって、 前記複数のコンピュータとインターネットとの間で、C
    ATV網を介してデータを送受信する複数のデータ送受
    信手段と、 自己が管理している前記データ送受信手段を伝送される
    データをそれぞれモニタし、アドレスとデータ量とを検
    出する複数の検出手段と、 複数の前記検出手段が検出したアドレスとデータ量とに
    関する情報を収集し、アドレス別にデータ量を集計する
    集計手段と、 前記集計手段により集計されたアドレス別のデータ量に
    基づいて利用者別の課金額を求める課金手段と、 を備えることを特徴とするネットワーク接続システム。
  3. 【請求項3】各前記検出手段は、前記データ送受信手段
    を伝送されるデータをモニタして、そのプロトコルを検
    出する手段を備え、 前記集計手段は、複数の前記検出手段が検出したアドレ
    スとデータ量とプロトコルとに関する情報を収集し、ア
    ドレス別及びプロトコル別にデータ量を集計する手段を
    備える、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワーク
    接続システム。
  4. 【請求項4】前記検出手段は、コンピュータからネット
    ワークに送出されたデータの量と、ネットワークからコ
    ンピュータが受信したデータの量と、を検出する手段を
    備え、 前記集計手段は、複数の前記検出手段が検出したアドレ
    スとデータ量とに関する情報を収集し、アドレス別に日
    単位でデータ量を集計する日次集計手段と、前記日次集
    計手段が集計したデータ量を、前回の締め日から累算し
    て、前回の締め日から現在までのアドレス別の送受信デ
    ータ量を求める月次集計手段と、を備え、 前記課金手段は、前記月次集計手段が集計したアドレス
    別のデータ量に基づいて課金金額を求める手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のネットワ
    ーク接続システム。
  5. 【請求項5】前記集計手段は、複数の前記検出手段が検
    出したデータが、既にデータ量を集計したデータと重複
    しているか否かを判別し、重複していると判別したとき
    に、その検出したデータを削除する手段を備える、こと
    を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のネッ
    トワーク接続システム。
  6. 【請求項6】前記検出手段は、コンピュータからネット
    ワークに送出されたデータと、ネットワークからコンピ
    ュータが受信したデータと、コンピュータがネットワー
    クと送受信したデータと、の何れが課金対象に設定され
    ているかを識別する手段を備え、 前記集計手段は、前記検出手段が検出した課金対象のデ
    ータのデータ量をアドレス別及びプロトコル別に集計す
    る手段を備える、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の
    ネットワーク接続システム。
  7. 【請求項7】前記検出手段は、利用者毎に設定されてい
    る課金対象のデータを識別する手段を備える、ことを特
    徴とする請求項6に記載のネットワーク接続システム。
  8. 【請求項8】前記集計手段は、前記検出手段が検出した
    データにエラーデータが含まれているか否かを判別し、
    エラーデータが含まれていると判別したときに、エラー
    データ分を減算したデータ量のデータを集計する手段を
    備える、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1
    項に記載のネットワーク接続システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005041478A1 (fr) * 2003-10-27 2005-05-06 Guochuang Hightec Inc Methode de commande d'acces et de chargement pour un jeu en reseau
JP2016526333A (ja) * 2013-05-21 2016-09-01 アマゾン・テクノロジーズ・インコーポレーテッド 大規模ネットワークにおける帯域使用量の計測
CN111447118A (zh) * 2020-03-27 2020-07-24 中国工商银行股份有限公司 基于数据传输流的数据传输方法及装置

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