JP2001069277A - 画像位置検査装置及び画像位置検査方法 - Google Patents
画像位置検査装置及び画像位置検査方法Info
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Abstract
を読み取り、この読取り情報に基づいて画像位置のずれ
の検査を行うについて、デジタルフラットベッドスキャ
ナ上での被検査複写物の一部浮き上がり、同複写紙の局
部的な曲りを簡便に検出できるようにする。 【解決手段】読取り画像から被検査物の画像パターン位
置を検出し、シート位置検出手段により上記被検査物で
あるシート状物体の少なくとも1辺を成す両側の隅位置
と、その辺の中間にある位置を少なくとも1つ以上を検
出し、上記位置検出手段で得られた上記シート状物体の
辺の位置データから、同シート状物体の辺の直線および
直線度を算出手段で算出し、上記算出手段にて得られた
直線度と予め設定された直線度の規格値を比較して、判
定手段により上記被検査物の一部浮き上がりの有無、局
部的な曲りの有無を判定する。
Description
による印刷物の画像の位置検査装置に関するものであ
り、複写紙の画像をデジタルフラットベッドスキャナで
読み取って画質検査を行うについて、デジタルフラット
ベッドスキャナに装着した複写紙の曲り、歪み、局部的
な膨らみの有無を簡便に検知することができ、これによ
って画像検査精度を向上させることができるものであ
る。
画像出力位置の良否、画質が所定の精度を有するものか
が、製造品に対する検査の一環として行われている。例
えば画像の汚れ検査装置としては特開平6ー16831
6号公報に記載されているものがあり、このものは、紙
送り機構3で複写紙を一定速度で送りながらライン型光
源5で光照射しながらラインセンサカメラ(ラインCC
D)でその全面を読み取り、読取り情報を2値化し、こ
れをバッファメモリに蓄積して、蓄積データを圧縮処理
して、これに基づき、複写紙の全面について基準値より
も大きい汚れがあるかどうかを自動的にかつ迅速に検査
することができるものである。また、重ね印刷した印刷
物の印刷層の重なり精度を検査することも行われ、紙面
に対する印刷位置のずれ具合も検査される。この印刷位
置ずれの検査法として例えば特開平6ー54940号公
報に記載されているものがある。このものは検査対象で
あるチャートに3つの目標点(x1,y1),(x2,
y2),(x3,y3)を定め、これを光学的に読取っ
た実読取り位置(X1,Y1),(X2,Y2),(X
3,Y3)と比較して、その位置ずれを計測するもので
ある。
画像濃淡検査等に比べてそれほど高い精度で画像を読取
らなくても実用上支障がないこともあって、汎用のデジ
タルフラットベッドスキャナで画像を読取り、この読取
り情報に基づいて画像位置検査を行うことが発想され、
これを実現することが画像位置検査装置の簡便化、低コ
スト化のために望まれる。しかし、デジタルフラットベ
ッドスキャナは原稿台に被検複写物(シート状の被検査
物。以下これを「被検査物」という)を設置した際に明
確な基準がなく、また原稿台に被検査物を設置した際
に、被検査物の局部的な曲りや、被検査物の一部浮き上
がり、乗り上げが生じるなど、必ずしも正確な設置状態
で正確に画像情報を読み取ることができず、このような
状態で読み取った情報を基に画像位置の良否を判定すれ
ば、それだけ判定精度が低下することになる。
ジタルフラットベッドスキャナで被検査物の画像を読み
取らせるについて、デジタルフラットベッドスキャナに
対する被検査物の一部浮き上がり(被検査物の波打ちな
どによる)、局部的な曲りを簡便に検出して、これらに
よる検査不良を未然に防止できるようにすることが望ま
れる。
ジタルフラットベッドスキャナで画像を読み取り、この
読取り情報に基づいて画像位置のずれの検査を行うにつ
いて、デジタルフラットベッドスキャナ上での被検査複
写物の一部浮き上がり、同複写紙の局部的な曲りを簡便
に検出できるように、これらの検出法を工夫することを
その課題とするものである。
講じた手段は、画像パターンの位置が特定された原稿を
基に複写され、または、画像パターンの位置が特定され
た画像データを基にプリントアウトされた、シート状の
被検査物の画像パターン位置を検査する画像位置検査装
置を前提として、次ぎの要素(イ)乃至(チ)によって
構成されるものである。 (イ)上記被検査物を保持する保持手段を有すること、 (ロ)上記保持手段上を対象に2次元画像データを得る
画像入力手段を有すること、 (ハ)上記画像入力手段によって得られた画像データを
記録する画像記録手段を有すること、 (ニ)上記画像記録から上記被検査物の画像パターン位
置を検出する画像位置検出手段を有すること、 (ホ)上記被検査物であるシート状物体の少なくとも1
辺を成す両側の隅位置と、その辺の中間にある位置を少
なくとも1つ以上、検出するシート位置検出手段を有す
ること、 (ヘ)上記シート位置検出手段で得られた上記シート状
物体の辺の位置データから、同シート状物体の辺の直線
および直線度を算出する算出手段を有すること、 (ト)上記算出手段にて得られた直線度と予め設定され
た直線度の規格値を比較して、上記被検査物の一部浮き
上がりの有無、局部的な曲りの有無を判定する判定手段
を有すること、 (チ)上記位置が特定された画像パターンの座標データ
と、上記画像位置検出手段にて得られる検出データとの
差を算出する検査手段を有すること。 なお、上記の被検査物を保持する保持手段は、複写物を
読取り面に載せて保持する、フラットベッドスキャナま
たはこれと同等のコンタクトガラス等の複写物保持手段
を意味する。
ナなどの保持手段に保持させた状態で、その画像面をス
キャンして、画像入力手段によって2次元画像データを
取得し、これを画像記録手段に記録する。そして上記画
像記録データから画像位置検出手段によって上記被検査
物の画像パターン位置を検出し、シート位置検出手段に
よって上記被検査物であるシート状物体の少なくとも1
辺を成す両側辺の隅位置と、その辺の中間にある位置を
少なくとも1つ以上、検出し、上記算出手段によって、
上記シート位置検出手段で得られた上記シート状物体の
辺の位置データから、同シート状物体の辺の直線および
直線度を算出し、上記判定手段により、上記算出手段に
て得られた直線度と予め設定された直線度の規格値とを
比較して、上記被検査物の一部の浮き上がりの有無、局
部的な曲りの有無を判定し、上記検査手段により、上記
位置が特定された画像パターンの座標データと、上記画
像位置検出手段にて得られた検出データとの差を算出す
る。そして、上記位置が特定された画像パターンの座標
データと、上記画像位置検出手段にて得られた検出デー
タとの差が基準値を越えるとき、被検査物の保持状態不
良と判断して、再度被検査物を上記保持手段に再度保持
させる。これによって正常でない保持状態のままで被検
査物の画像位置検査が続行されることを未然に防止する
ことができ、正常に保持された場合にのみ画像位置検査
が実行される。
置」、「算出手段」の機能(図4、図9参照) 本発明においては、被検査物であるシート状物体の少な
くとも1辺を成す両側辺の隅位置を検出し、その辺の、
隅ではないその中間にある位置を少なくとも1つ以上を
検出する。対象シート形状のそれぞれの1辺に注目し
て、中間位置が2つまたは1つの場合は以下のとおりで
ある。図9の被検査物の場合、これが正常に図2の原稿
設置場所2.1に設置されれば、隅1(1a)と、隅2
(2a)と、2つの中間(3a,4a)のそれぞれの座
標位置はある直線上にある。逆に被検査物の設置状態が
悪く、例えば曲った状態になった場合、上記4点は同一
直線上にはない。隅1(5a)と、隅2(6a)と、両
隅1,2間の中間(7a)のそれぞれの座標位置はある
直線上にある。逆に被検査物の設置状態が悪く、例えば
曲った状態などになった場合、上記3点は同一直線上に
はない。例えば直線度は、両隅座標から一義的に決定さ
れる直線方程式を算出し、中間座標と、直線との距離で
求められる。また、それぞれ計算された直線方程式から
2辺が成す頂点位置を計算することができ、これをそれ
以後の位置計算上の基点とすることができる。頂点を直
接的に画像パターンから計算しないのは頂点近傍画像が
頂点のめくれ等により検出できない場合が経験的に多い
からである。中間位置が1つよりも多い場合はより細か
く被検査物の設置状態を確認することができる。
能 予め設定された直線度規格値に対して、「算出手段」に
て得られた直線度よりも上記規格値の方が小さい場合、
被検査物(シート状複写物)の設置状態が不良であると
判断して、検査を途中で中断させるが、その判断は例え
ば、297mmの線分に対し、中間座標が1mmを越えてず
れていた場合には設置不良とする。
段」、「シート位置検出手段」機能 画像位置計測手法は従来一般的に行われているものを用
いればよく、例えばパターンマッチングや、2値化面積
重心手法などがある。 (4)解決手段における「検査手段」の機能 検査対象機器がコピーの場合、そのコピーによって複写
された被検査物に対する原稿画像の画像位置、あるいは
検査対象機器がプリンタの場合、被検査物を形成する画
像信号上の画像位置をそれぞれの場合の目標画像位置デ
ータとし、画像位置検出手段にて検出された画像位置デ
ータとの差分を検査データとして算出する。
記シート位置検出手段を、上記被検査物であるシート状
物体の4辺のそれぞれの辺を成す両側辺の隅位置と、そ
の中間にある辺の位置を1つ、検出する手段としたこと
である。
置」、「算出手段」の機能(図5、図10参照)。 本実施態様においては、被検査物であるシート状物体の
4辺のそれぞれの辺を成す両側辺の隅位置と、その中間
にある辺の位置を1つ、計12点を検出する。検査対象
がシート状物体の4辺それぞれの辺を成す両側の隅位置
と中間位置が1つの場合を以下のとおりである。図5の
被検査複写物の場合、これが正常に図2の原稿設置場所
(12)に設置されれば、隅1(1b)と、隅2(2
b)と、中間(3b)のそれぞれの座標位置はある直線
上にある。逆に被検査物の設置状態が悪く、例えば曲っ
た状態などになった場合、上記3点は同一直線上にはな
い。したがって、3点あれば足りるから、実用上は中間
位置は1つの測定点で十分である。ただし、図5の例に
おいては、シート全面の設置状態を完全に保証するため
4辺すべての直線度を計算している。例えば直線度は、
両隅座標から一義的に決定される直線を算出し、中間座
標と、直線との距離で求められる。また、それぞれ計算
された直線方程式から2辺が成す頂点位置を計算するこ
とができ、これをそれ以後の位置計算上の基点(シート
形状の4頂点)とする。中間位置が1つよりも多い場合
はより細かく被検査物の設置状態を確認することができ
る。
記シート位置検出手段を、上記被検査物であるシート状
物体の4辺のそれぞれの辺の隅位置1点と当該辺の中間
にある位置2点を、検出する手段としたことである。
置」、「算出手段」の機能(図6、図11参照) 本実施態様においては、被検査物であるシート状物体の
少なくとも1辺を成す片側辺の隅位置を検出し、当該辺
の、隅ではないその中間にある位置を2つを検出する。
隅位置1点と中間位置が2つの場合は以下のとおりであ
る。図9の被検査物の場合、これが正常に図2の原稿設
置場所(12)に設置されれば隅1(1a)と、2つの
中間(2a,3a)のそれぞれの座標位置はある直線上
にある。逆に被検査物の設置状態が悪く、例えば曲った
状態になった場合、上記3点は同一直線上にはない。例
えば直線度は、隅1(1a)の座標と中間(3a)の座
標とから一義的に決定される直線を算出し、中間(2
a)の座標と、直線との距離で求められる。また、それ
ぞれ計算された直線方程式から2辺が成す頂点位置を計
算することができ、これをそれ以後の位置計算上の基点
(シート形状の4頂点)とすることができる。1つの辺
に対し、測定位置が3つよりも多い場合、より細かく被
検査物の設置状態を確認することができる。
記シート位置検出手段を、上記被検査物であるシート状
物体の1辺を成す両側辺の隅位置と、その中間にある辺
の位置を少なくとも1つ以上、かつ当該1辺をなす辺の
対面の辺を成す両側の隅位置と、その中間にある辺の位
置を少なくとも1つ以上、検出する検出手段とし、上記
被検査物であるシート状物体の辺の直線および直線度を
算出する算出手段で算出した直線2つの傾きの差が、予
め与えられた基準値の範囲内かを判断する判断手段を設
けたことである。
置」、「算出手段」の機能(図7、図10参照) 本発明においては、被検査物であるシート状物体の平行
な2辺のそれぞれの辺を成す両側の隅位置と、その中間
にある辺の位置を少なくとも1つ以上、少なくとも計6
点を検出する。検査対象がシート状物体の平行な2辺そ
れぞれの辺を成す両側の隅位置と中間位置が1つの場合
を以下に説明する。図10の被検査物の場合、これが正
常に図2の原稿設置場所(12)に設置されれば隅1
(1b)と、隅2(2b)と、中間(3b)のそれぞれ
の座標位置はある直線上にある。また、隅1(7b)
と、隅2(8b)と、中間(9b)のそれぞれの座標位
置はある直線上にある。逆に被検査物の設置状態が悪
く、例えば曲った状態などになった場合、上記3点は同
一直線上にはない。したがって、3点あれば足りるか
ら、実用上は中間位置は1つの測定点で十分である。た
だし、この例ではシート全面の設置状態を保証するため
上記被検査物であるシート状物体の辺の直線および直線
度を算出する算出手段で算出した直線2つの傾きの差
が、予め与えられた基準値の範囲内かを計算している。
例えば、互いの直線の成す角度が、±0.2°を越えて
いれば設置不良とする(理想的には2直線は、並行なの
で0°)。例えば直線度は、両隅座標から一義的に決定
される直線を算出し、中間座標と、直線との距離で求め
られる。中間位置が1つより多い場合、より細かく被検
査物の設置状態を確認することができる。
記シート位置検出手段を、上記被検査物であるシート状
物体の1辺を成す両側辺の隅位置と、その中間にある辺
の位置を少なくとも1つ以上、かつ当該1辺をなす辺の
接している辺を成す2辺の隅位置と、その中間にある辺
の位置を少なくとも1つ以上、検出する検出手段とし、
上記被検査物であるシート状物体の辺の直線および直線
度を算出する算出手段で算出した隣合う辺の2つの直線
から算出される直線と直線の成す角度の角度算出手段
と、当該角度が、予め与えられた基準角度の範囲内かを
判断する判断手段を設けたことである。
置」、「算出手段」の機能(図8、図10参照) 本実施態様においては、被検査物であるシート状物体の
1辺と当該辺に接する2辺のそれぞれの辺を成す両側の
隅位置と、その中間にある辺の位置を少なくとも1つ以
上、少なくとも計9点を検出する。検査対象がシート状
物体の3辺それぞれの辺を成す両側の隅位置と中間位置
が1つの場合は以下のとおりである。図10に示す被検
査物の場合、これが正常に図2の原稿設置場所(12)
に設置されれば、隅1(4b)と隅2(6b)と、中間
(5b)のそれぞれの座標位置はある直線上にある。こ
の辺と接する辺上の隅1(1b)と、隅2(2b)と、
中間(3b)のそれぞれの座標位置はある直線上に同時
にある。同様に隅1(7b)と、隅2(8b)と、中間
(9b)のそれぞれの座標位置はある直線上に同時にあ
る。逆に被検査物の設置状態が悪く、例えば曲った状態
になった場合、上記3点は同一直線上にはない。したが
って、3点あれば足りるから、実用上は中間位置は1つ
の測定点で十分である。ただし、この例ではシート全面
の設置状態を完全に保証するため、上記被検査物の辺の
直線および直線度を算出する算出手段で算出したそれぞ
れ隣合う辺の直線2つの角度の直角度差が、予め与えら
れた基準値の範囲内かを計算している。例えば、互いの
直線の成す角度が直角から、±0.2°を越えていれば
設置不良とする(理想的には2直線の成す角度は直
角)。例えば直線度は、両隅座標から一義的に決定され
る直線を算出し、中間座標と、直線との距離で求められ
る。中間位置が1つよりも多い場合はより細かく被検査
物の設置状態を確認することができる。
を保持する保持手段について、被検査物の裏面を支える
面を白色に対する反対色としたことである。
であるとき、その裏面が白色に対する反対色であるか
ら、被検査物の外縁を鮮明にすることができ、したがっ
て、その隅、辺の中間の座標の特定が正確になされる。
説明する。画像入力手段としての汎用のデジタルフラッ
トベッドスキャナ11をケーブルを介して画像位置検出
装置15に接続している。デジタルフラットベッドスキ
ャナ11のカバー14の裏面は黒色面14aになってお
り、当該スキャナーの原載置面12に被検複写紙13を
載せて、カバー14で押さえ、これをスキャンさせて画
像を読み込むと、画像位置検知装置の表示面16の背景
16aが黒の状態で被検査物13の画像16bが写し出
され、これによって上記画像16bの輪郭が明確にされ
る。デジタルフラットベッドスキャナ11の機構は極め
て一般的なものであり、透明な原稿配置面12の下方に
証明22、走行体23があり、さらにレンズ24があ
り、ラインCCD25がある。駆動モーターMでベルト
26を介して走行体23とともに証明22を走行させ、
ラインCCDで撮像して画像情報を読み取るものであ
る。
関係は図3に示すとおりであり、断面データを微分した
断面微分データによって被検査物画像13の端面位置を
正確に特定することができ、互いに直角な上記画像の端
面L1,L2の位置からその隅を特定することができ
る。また、2つの隅を結ぶ直線上の点の位置と、測定し
た被検査物画像16bの端面L1,L2の中間点の位置
とを比較することによって被検査物端面の直線度を確認
することができる。被検複写紙の一部がスキャナの原稿
設置面12から浮き上がり、あるいはその一部が変形し
ているときは、被検査物端面の直線度が基準値(直線度
規格)以下になるので、この直線度を測定することによ
って、被検複写紙の一部のスキャナ原稿設置面12から
の浮き上がり、あるいはその一部の変形を確実に検知す
ることができる。
用、実施態様の作用の項で記載したとおりであるから各
請求項に係る発明毎に整理すると次ぎのとおりである。 (1)請求項1に係る発明について 本画像位置検査装置の保持手段に保持されたシート状の
被検査物の設置状態を、その辺の直線度を検出して規格
値と比較することによって判定できるので、シート状の
被検査物の設置状態が異常である場合に生じる検査不良
を未然に防ぐことができるという効果を有する。
被検査物の設置状態を、その辺の直線度を検出して規格
値と比較することによって判定できるので、シート状の
被検査物の設置状態が不良である場合に生じる検査不良
を未然に防ぐことができるという効果を有する。さらに
請求項2に係る発明は、本画像位置検査装置の保持手段
に保持されたシート状の被検査物の設置状態を、シート
の全辺に対し両隅位置と中間位置の必要最低限の3点の
みで直線度を保証することにより、迅速かつ精度良く設
置状態を判断し、検査不良を未然に防ぐことができると
いう効果を有する。
被検査物の設置状態を、その直線度を検出して規格値と
比較することによって判定できるので、シート状の被検
査物の設置状態が異常である場合に生じる検査不良を未
然に防ぐことができるという効果を有する。さらに請求
項3に係る発明は、本画像位置検査装置の保持手段に保
持されたシート状の被検査物の設置状態を、シートの全
辺に対し隅位置1つと中間位置2つの必要最低限の3点
のみで直線度を保証することにより、迅速かつ精度良く
設置状態を判断し、検査不良を未然に防ぐことができる
という効果を有する。
被検査物の設置状態を、その辺の直線度を検出して規格
値と比較することによって判定できるので、シート状の
被検査物の設置状態が異常である場合に生じる検査不良
を未然に防ぐことができるという効果を有する。さらに
請求項4に係る発明は、本画像位置検査装置の保持手段
に保持されたシート状の被検査物の設置状態を、その平
行な2辺に対し両隅位置と中間位置の少なくとも3点で
直線度を保証し、さらに検出した直線から両直線の並行
度を保証することにより、迅速かつ精度良く設置状態を
判断し、検査不良を未然に防ぐことができるという効果
を有する。
被検査物の設置状態を、その辺の直線度を検出して規格
値と比較することによって判定できるので、シート状の
被検査物の設置状態が異常である場合に生じる検査不良
を未然に防ぐことができるという効果を有する。さらに
請求項5に係る発明は、本画像位置検査装置の保持手段
に保持されたシート状の被検査物の設置状態を、その1
辺と当該辺に接する2辺に対し、両隅位置と中間位置の
少なくとも3点で直線度を保証し、さらに検出した互い
に接する辺の成す直角度を保証することにより、迅速か
つ精度良く設置状態を判断し、検査不良を未然に防ぐこ
とができるという効果を有する。
トがはっきりするので、データ処理による被検査物の画
像の端面、隅の検知精度が高い。
である。
である。
ルの関係を示す図面である。
る。
ある。
ト図である。
ト図である。
ト図である。
る。
である。
Claims (7)
- 【請求項1】画像パターンの位置が特定された原稿を基
に複写され、または、画像パターンの位置が特定された
画像データを基にプリントアウトされた、シート状の被
検査物の画像パターン位置を検査する画像位置検査装置
において、 上記被検査物を保持する保持手段を有し、 上記保持手段上を対象に2次元画像データを得る画像入
力手段を有し、 上記画像入力手段によって得られた画像データを記録す
る画像記録手段を有し、 上記画像記録から上記被検査物の画像パターン位置を検
出する画像位置検出手段を有し、 上記被検査物であるシート状物体の少なくとも1辺を成
す両側の隅位置と、その辺の中間にある位置を少なくと
も1つ以上、検出するシート位置検出手段を有し、 上記シート位置検出手段で得られた上記シート状物体の
辺の位置データから、同シート状物体の辺の直線および
直線度を算出する算出手段を有し、 上記算出手段にて得られた直線度と予め設定された直線
度の規格値を比較して、上記被検査物の一部浮き上がり
の有無、局部的な曲りの有無を判定する判定手段を有
し、 上記位置が特定された画像パターンの座標データと、上
記画像位置検出手段にて得られる検出データとの差を算
出する検査手段を有する画像位置検査装置。 - 【請求項2】上記シート位置検出手段を、上記被検査物
であるシート状物体の4辺のそれぞれの辺を成す両側の
隅位置と、その中間にある辺の位置を1つ、検出する手
段とした請求項1の画像位置検査装置。 - 【請求項3】上記シート位置検出手段を、上記被検査物
であるシート状物体の4辺のそれぞれの辺の隅位置1点
と当該辺の中間にある位置2点を、検出する手段とした
請求項1の画像位置検査装置。 - 【請求項4】上記シート位置検出手段を、上記被検査物
であるシート状物体の1辺を成す両側の隅位置と、その
中間にある辺の位置を少なくとも1つ以上、かつ当該1
辺をなす辺の対面の辺を成す両側の隅位置と、その中間
にある辺の位置を少なくとも1つ以上、検出する検出手
段とし、 上記被検査物であるシート状物体の辺の直線および直線
度を算出する算出手段で算出した直線2つの傾きの差
が、予め与えられた基準値の範囲内かを判断する判断手
段を設けた請求項1の画像位置検査装置。 - 【請求項5】上記シート位置検出手段を、上記被検査物
であるシート状物体の1辺を成す両側の隅位置と、その
中間にある辺の位置を少なくとも1つ以上、かつ当該1
辺をなす辺の接している辺を成す2辺の隅位置と、その
中間にある辺の位置を少なくとも1つ以上、検出する検
出手段とし、 上記被検複写であるシート状物体の辺の直線および直線
度を算出する算出手段で算出した隣合う辺の2つの直線
から算出される直線と直線の成す角度の角度算出手段
と、当該角度が、予め与えられた基準角度の範囲内かを
判断する判断手段を設けた請求項1の画像位置検査装
置。 - 【請求項6】上記被検査物を保持する上記保持手段の、
被検査物の裏面を支える面を白色に対する反対色とした
請求項1の画像位置検査装置。 - 【請求項7】画像パターンの位置が特定された原稿を基
に複写され、または、画像パターンの位置が特定された
画像データを基にプリントアウトされた、シート状の被
検査物の画像パターン位置を検査する画像位置検査装置
において、 上記被検査物を保持手段に保持させ、デジタルフラット
ベッドスキャナで2次元画像データを読み取り、 上記2次元画像データを画像記録手段に記録し、上記画
像記録から上記被検査物の画像パターン位置を画像位置
検出手段で検出し、 上記被検査物であるシート状物体の少なくとも1辺を成
す両側の隅位置と、その辺の中間にある位置を少なくと
も1つ以上をシート位置検出手段で検出し、 上記シート位置検出手段で得られた上記シート状物体の
辺の位置データから、同シート状物体の辺の直線および
直線度を算出手段で算出し、 上記算出手段にて得られた直線度と予め設定された直線
度の規格値を比較して、上記被検査物の一部浮き上がり
の有無、局部的な曲りの有無を判定手段で判定し、 上記位置が特定された画像パターンの座標データと、上
記画像位置検出手段にて得られる検出データとの差を検
査手段で算出する画像位置検査方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24467199A JP3789690B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 画像位置検査装置及び画像位置検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24467199A JP3789690B2 (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 画像位置検査装置及び画像位置検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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