JP2001067293A - Ｔｃｐ／ｉｐプロトコル変換機 - Google Patents
Ｔｃｐ／ｉｐプロトコル変換機Info
- Publication number
- JP2001067293A JP2001067293A JP24483699A JP24483699A JP2001067293A JP 2001067293 A JP2001067293 A JP 2001067293A JP 24483699 A JP24483699 A JP 24483699A JP 24483699 A JP24483699 A JP 24483699A JP 2001067293 A JP2001067293 A JP 2001067293A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ethernet
- serial data
- tcp
- protocol converter
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シリアルデータをリアルタイムにイーサネット
上の端末へ送信できるようにした極めて利便性の良いＴ
ＣＰ／ＩＰプロトコル変換機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】複数のシリアル回線から入力されたシリア
ルデータにＩＤ番号（ＩＤ番号は送信先であるイーサネ
ット上の各端末に応じて決める。）を付加すると共に同
時に入力されたシリアルデータを１つの送信パケットに
変換する演算装置を備え、この送信パケットを記憶装置
に格納させる。そして、イーサネット通信網の回線が空
いたとき、送信パケットをイーサネット上の各端末へブ
ロードキャストさせる。
上の端末へ送信できるようにした極めて利便性の良いＴ
ＣＰ／ＩＰプロトコル変換機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】複数のシリアル回線から入力されたシリア
ルデータにＩＤ番号（ＩＤ番号は送信先であるイーサネ
ット上の各端末に応じて決める。）を付加すると共に同
時に入力されたシリアルデータを１つの送信パケットに
変換する演算装置を備え、この送信パケットを記憶装置
に格納させる。そして、イーサネット通信網の回線が空
いたとき、送信パケットをイーサネット上の各端末へブ
ロードキャストさせる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリアルデータを
プロトコル変換してイーサネットへ送信するＴＣＰ／Ｉ
Ｐ（Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ／Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）
プロトコル変換機に関するものである。
プロトコル変換してイーサネットへ送信するＴＣＰ／Ｉ
Ｐ（Ｔｒａｎｓｍｉｓｓｉｏｎ Ｃｏｎｔｒｏｌ Ｐｒ
ｏｔｏｃｏｌ／Ｉｎｔｅｒｎｅｔ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ）
プロトコル変換機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機の
一例を説明する。従来のＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機
は、シリアル回線から受信したシリアルデータを一旦記
憶装置に保存する。記憶装置に格納されたシリアルデー
タ量が一定基準を越えたとき、または受信したシリアル
データ内に送信命令が含まれているとき、またはイーサ
ネット上の通信経路が空いたとき、シリアルデータを送
信パケットに変換し（プロトコル変換し）、イーサネッ
ト上の端末へ送信する。ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機
が複数のシリアル回線から受信したシリアルデータを処
理する場合、このシリアルデータを一旦プロトコル変換
機内の記憶装置に回線単位で格納する。ＴＣＰ／ＩＰプ
ロトコル変換機はイーサネットコントローラによりイー
サネット上の通信経路が空いているか否かを監視する。
そしてイーサネットの通信経路が空いたとき、イーサネ
ット上の端末へシリアルデータを送信する。イーサネッ
トは同時に伝送路を１経路のみしか確保できないため、
通信経路が空くまでシリアルデータを送信することがで
きない。従って、複数のシリアル回線から同時にシリア
ルデータがＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機へ伝送されて
も同時にイーサネット上の端末へ送信することができな
いため、送信先の端末毎に受信時間にズレが生じ、リア
ルタイム性に欠ける。また、このＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機は各シリアル回線単位でパケットを送信するた
め、シリアル回線が増加した場合、イーサネット上の端
末へシリアルデータが到達する時間の遅延が発生する。
一例を説明する。従来のＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機
は、シリアル回線から受信したシリアルデータを一旦記
憶装置に保存する。記憶装置に格納されたシリアルデー
タ量が一定基準を越えたとき、または受信したシリアル
データ内に送信命令が含まれているとき、またはイーサ
ネット上の通信経路が空いたとき、シリアルデータを送
信パケットに変換し（プロトコル変換し）、イーサネッ
ト上の端末へ送信する。ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機
が複数のシリアル回線から受信したシリアルデータを処
理する場合、このシリアルデータを一旦プロトコル変換
機内の記憶装置に回線単位で格納する。ＴＣＰ／ＩＰプ
ロトコル変換機はイーサネットコントローラによりイー
サネット上の通信経路が空いているか否かを監視する。
そしてイーサネットの通信経路が空いたとき、イーサネ
ット上の端末へシリアルデータを送信する。イーサネッ
トは同時に伝送路を１経路のみしか確保できないため、
通信経路が空くまでシリアルデータを送信することがで
きない。従って、複数のシリアル回線から同時にシリア
ルデータがＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機へ伝送されて
も同時にイーサネット上の端末へ送信することができな
いため、送信先の端末毎に受信時間にズレが生じ、リア
ルタイム性に欠ける。また、このＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機は各シリアル回線単位でパケットを送信するた
め、シリアル回線が増加した場合、イーサネット上の端
末へシリアルデータが到達する時間の遅延が発生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のＴＣＰ／ＩＰプ
ロトコル変換機は、複数のシリアル回線から同時にシリ
アルデータがＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機へ伝送され
ても同時にイーサネット上の端末へ送信することができ
ない（リアルタイム性に欠ける）という欠点がある。ま
た、シリアル回線が増加した場合、イーサネット上の端
末へシリアルデータが到達する時間の遅延が発生すると
いう欠点がある。
ロトコル変換機は、複数のシリアル回線から同時にシリ
アルデータがＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機へ伝送され
ても同時にイーサネット上の端末へ送信することができ
ない（リアルタイム性に欠ける）という欠点がある。ま
た、シリアル回線が増加した場合、イーサネット上の端
末へシリアルデータが到達する時間の遅延が発生すると
いう欠点がある。
【０００４】そこで本発明では、シリアルデータをリア
ルタイムにイーサネット上の端末へ送信できるようにし
た極めて利便性の良いＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機を
提供することを目的とする。
ルタイムにイーサネット上の端末へ送信できるようにし
た極めて利便性の良いＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、複数のシリアル回線から入力されたシリア
ルデータにＩＤ番号（ＩＤ番号は送信先であるイーサネ
ット上の各端末に応じて決める。）を付加すると共に、
同時に入力されたシリアルデータを１つの送信パケット
に変換する演算装置を備え、記憶装置に接続するように
したものである。演算装置により変換された送信パケッ
トは記憶装置に格納されるが、イーサネットの通信経路
が空いたとき、記憶装置からイーサネット上の各端末へ
ブロードキャスト（マルチキャスト）させる。イーサネ
ット上の各端末ではブロードキャストされた送信パケッ
トからＩＤ番号が合致したシリアルデータを抽出し、Ｉ
Ｄ番号が合致しないシリアルデータは破棄する。
成するため、複数のシリアル回線から入力されたシリア
ルデータにＩＤ番号（ＩＤ番号は送信先であるイーサネ
ット上の各端末に応じて決める。）を付加すると共に、
同時に入力されたシリアルデータを１つの送信パケット
に変換する演算装置を備え、記憶装置に接続するように
したものである。演算装置により変換された送信パケッ
トは記憶装置に格納されるが、イーサネットの通信経路
が空いたとき、記憶装置からイーサネット上の各端末へ
ブロードキャスト（マルチキャスト）させる。イーサネ
ット上の各端末ではブロードキャストされた送信パケッ
トからＩＤ番号が合致したシリアルデータを抽出し、Ｉ
Ｄ番号が合致しないシリアルデータは破棄する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例であるＴＣＰ／
ＩＰプロトコル変換機を図１、２を参照して説明する。
図１は本実施例のＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機を用い
たシステムの構成を示すブロック図である。リアルタイ
ム機器５がイーサネット上の端末１へシリアルデータを
送信する場合、シリアル回線４、ＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機３を介して行う。同様にリアルタイム機器
５′、５″が同じタイミングでイーサネット上の端末
１′へ送信したいシリアルデータが存在すると、それぞ
れシリアル回線４′、４″を介してＴＣＰ／ＩＰプロト
コル変換機３へ伝送し、更にこのＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機３から端末１′へ送信する。図２は本実施例の
ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機の構成を示すブロック図
である。ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機３はシリアル回
線４、４′、４″からそれぞれ受信したシリアルデータ
１０、１０′、１０″を一旦内部の記憶装置７に格納す
るが、演算装置６にてシリアルデータ１０、１０′、１
０″を１つの送信パケット１１に変換した後、記憶装置
７へ格納する。シリアルデータ１０、１０′、１０″を
１つの送信パケット１１に変換するとき、各シリアルデ
ータ１０、１０′、１０″には送信先の端末に応じてＩ
Ｄ番号が付加される。例えば、シリアルデータ１０を端
末１へ、シリアルデータ１０′、１０″を端末１′へ送
信する場合、シリアルデータ１０には端末１のＩＤ番号
を付加すると共にシリアルデータ１０′、１０″には端
末１′のＩＤ番号を付加する。イーサネットコントロー
ラ８では、イーサネットの回線状態を監視している。イ
ーサネットの通信経路が空いたとき、記憶装置７に格納
された送信パケット１１をイーサネット上の端末１、
１′に対してブロードキャスト（マルチキャスト）す
る。このブロードキャスト（マルチキャスト）により、
端末１、１′は送信パケット１１を受信する。送信パケ
ット１１内のシリアルデータの内、端末１、１′は自分
のＩＤ番号が付加されたシリアルデータのみを取得して
他のシリアルデータは破棄する。例えば、シリアルデー
タ１０に端末１のＩＤ番号を付加し、シリアルデータ１
０′、１０″に端末１′のＩＤ番号を付加している場
合、端末１はシリアルデータ１０のみを取得し、端末
１′はシリアルデータ１０′、１０″のみを取得する。
ＩＰプロトコル変換機を図１、２を参照して説明する。
図１は本実施例のＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機を用い
たシステムの構成を示すブロック図である。リアルタイ
ム機器５がイーサネット上の端末１へシリアルデータを
送信する場合、シリアル回線４、ＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機３を介して行う。同様にリアルタイム機器
５′、５″が同じタイミングでイーサネット上の端末
１′へ送信したいシリアルデータが存在すると、それぞ
れシリアル回線４′、４″を介してＴＣＰ／ＩＰプロト
コル変換機３へ伝送し、更にこのＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機３から端末１′へ送信する。図２は本実施例の
ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機の構成を示すブロック図
である。ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機３はシリアル回
線４、４′、４″からそれぞれ受信したシリアルデータ
１０、１０′、１０″を一旦内部の記憶装置７に格納す
るが、演算装置６にてシリアルデータ１０、１０′、１
０″を１つの送信パケット１１に変換した後、記憶装置
７へ格納する。シリアルデータ１０、１０′、１０″を
１つの送信パケット１１に変換するとき、各シリアルデ
ータ１０、１０′、１０″には送信先の端末に応じてＩ
Ｄ番号が付加される。例えば、シリアルデータ１０を端
末１へ、シリアルデータ１０′、１０″を端末１′へ送
信する場合、シリアルデータ１０には端末１のＩＤ番号
を付加すると共にシリアルデータ１０′、１０″には端
末１′のＩＤ番号を付加する。イーサネットコントロー
ラ８では、イーサネットの回線状態を監視している。イ
ーサネットの通信経路が空いたとき、記憶装置７に格納
された送信パケット１１をイーサネット上の端末１、
１′に対してブロードキャスト（マルチキャスト）す
る。このブロードキャスト（マルチキャスト）により、
端末１、１′は送信パケット１１を受信する。送信パケ
ット１１内のシリアルデータの内、端末１、１′は自分
のＩＤ番号が付加されたシリアルデータのみを取得して
他のシリアルデータは破棄する。例えば、シリアルデー
タ１０に端末１のＩＤ番号を付加し、シリアルデータ１
０′、１０″に端末１′のＩＤ番号を付加している場
合、端末１はシリアルデータ１０のみを取得し、端末
１′はシリアルデータ１０′、１０″のみを取得する。
【０００７】
【発明の効果】本発明によれば、複数のシリアル回線か
ら同時に受信したシリアルデータを１つの送信パケット
に変換してイーサネット上の各端末へブロードキャスト
（マルチキャスト）することで、シリアルデータをリア
ルタイムにイーサネット上の端末へ送信することができ
る。従って、極めて利便性の良いＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機を提供することができる。
ら同時に受信したシリアルデータを１つの送信パケット
に変換してイーサネット上の各端末へブロードキャスト
（マルチキャスト）することで、シリアルデータをリア
ルタイムにイーサネット上の端末へ送信することができ
る。従って、極めて利便性の良いＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機を提供することができる。
【図１】本発明の一実施例であるＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機を用いたシステムの構成を示すブロック図
ル変換機を用いたシステムの構成を示すブロック図
【図２】本発明の一実施例であるＴＣＰ／ＩＰプロトコ
ル変換機の構成を示すブロック図
ル変換機の構成を示すブロック図
１、１′：端末 ２：イーサネット ３：シリアル通信・ＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機 ４、４′、４″：シリアル回線 ５、５′、５″：リ
アルタイム機器 ６：演算装置 ７：記憶装置 ８：イーサネットコントローラ ９、９′、９″：シ
リアルインタフェース １０、１０′、１０″：シリアルデータ １１：送信パケット
アルタイム機器 ６：演算装置 ７：記憶装置 ８：イーサネットコントローラ ９、９′、９″：シ
リアルインタフェース １０、１０′、１０″：シリアルデータ １１：送信パケット
Claims (1)
- 【請求項１】データが入力される複数のインタフェース
と、該複数のインタフェースに接続されデータを格納す
る記憶装置と、該記憶装置とイーサネットとに接続され
該イーサネット上の通信経路が空いたときデータをプロ
トコル変換してイーサネットへ送信するイーサネットコ
ントローラとを含むＴＣＰ／ＩＰプロトコル変換機にお
いて、 前記複数のインタフェースと前記記憶装置に接続され送
信先であるイーサネット上の端末に応じたＩＤ番号を各
々のデータに付加すると共に同時に入力されたデータを
１つの送信パケットに変換する演算装置を含み、送信パ
ケットをイーサネット上の各端末へブロードキャストす
るように構成したことを特徴とするＴＣＰ／ＩＰプロト
コル変換機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24483699A JP2001067293A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | Ｔｃｐ／ｉｐプロトコル変換機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24483699A JP2001067293A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | Ｔｃｐ／ｉｐプロトコル変換機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001067293A true JP2001067293A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17124698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24483699A Pending JP2001067293A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | Ｔｃｐ／ｉｐプロトコル変換機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001067293A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008129783A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | Ｐｉｏ伝送装置システム |
| JP2008210816A (ja) * | 2002-04-15 | 2008-09-11 | Lantronix Inc | 完全統合イーサネット（登録商標）コネクタ |
| JP2010200063A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Oki Networks Co Ltd | 伝送路故障検出方法及びプログラム |
| US9496920B2 (en) | 2011-11-16 | 2016-11-15 | Gilbarco Inc. | Fuel dispensing environment utilizing retrofit broadband communication system |
-
1999
- 1999-08-31 JP JP24483699A patent/JP2001067293A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008210816A (ja) * | 2002-04-15 | 2008-09-11 | Lantronix Inc | 完全統合イーサネット（登録商標）コネクタ |
| JP2008129783A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | Ｐｉｏ伝送装置システム |
| JP4646896B2 (ja) * | 2006-11-20 | 2011-03-09 | 三菱電機株式会社 | Ｐｉｏ伝送装置システム |
| JP2010200063A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Oki Networks Co Ltd | 伝送路故障検出方法及びプログラム |
| US9496920B2 (en) | 2011-11-16 | 2016-11-15 | Gilbarco Inc. | Fuel dispensing environment utilizing retrofit broadband communication system |
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