JP2001066090A - 循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する方法および装置 - Google Patents
循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する方法および装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 水溶解性ガラスは溶解速度が低く一価の銀イ
オンが表面から除々に溶解するので、水中に沈めるだけ
では、非循環系水路や、高濃度の銀イオンを必要とする
場合には問題があった。 また、循環系に使用の際も、
不織布袋を配置する場所により溶解しにくかった。 一
方、不安定な一価の銀イオンが酸化してAg2Oに変化
するのを抑制する技術は示されていたが、その銀イオン
を確実に必要な場所に送り込む方法は示されていなかっ
た。 更に、循環冷却水が減少した際地下水を補給する
と、カルシウム等が悪い影響を与えていた。 【解決手段】 クーリングタワー10と熱交換器15の
間を循環している循環冷却水19の微生物が増殖するの
を抑制する装置に於いて、クーリングタワー10の水槽
10aに、循環冷却水19を強制的に循環させるポンプ
25と微生物が増殖するのを抑制する微生物の増殖抑制
手段30、50、50A、50B、70を構成した水処
理装置20、40、60を、独立した配管17a、17
bによって接続した。
オンが表面から除々に溶解するので、水中に沈めるだけ
では、非循環系水路や、高濃度の銀イオンを必要とする
場合には問題があった。 また、循環系に使用の際も、
不織布袋を配置する場所により溶解しにくかった。 一
方、不安定な一価の銀イオンが酸化してAg2Oに変化
するのを抑制する技術は示されていたが、その銀イオン
を確実に必要な場所に送り込む方法は示されていなかっ
た。 更に、循環冷却水が減少した際地下水を補給する
と、カルシウム等が悪い影響を与えていた。 【解決手段】 クーリングタワー10と熱交換器15の
間を循環している循環冷却水19の微生物が増殖するの
を抑制する装置に於いて、クーリングタワー10の水槽
10aに、循環冷却水19を強制的に循環させるポンプ
25と微生物が増殖するのを抑制する微生物の増殖抑制
手段30、50、50A、50B、70を構成した水処
理装置20、40、60を、独立した配管17a、17
bによって接続した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍空調器等に使
用している循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する
方法および装置に関する技術であり、更に詳しくは、循
環冷却水に金属イオンを強制的に送り込むことで、細菌
や菌類やウイルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を
抑制する技術に関するものである。
用している循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する
方法および装置に関する技術であり、更に詳しくは、循
環冷却水に金属イオンを強制的に送り込むことで、細菌
や菌類やウイルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を
抑制する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、循環冷却水の微生物が増殖する
のを抑制する方法および装置に関する技術としては、特
公平4−80757号公報、特公平6−43289号公
報に見ることが出来る。
のを抑制する方法および装置に関する技術としては、特
公平4−80757号公報、特公平6−43289号公
報に見ることが出来る。
【0003】この場合、特公平4−80757号公報
は、循環系、非循環系統における水の腐敗と、スライ
ム、藻の発生防止処理方法に関する技術を述べたもので
あり、水の循環系や非循環系統において微生物やカビの
発生により経時該系統で使用する工場用水や排水が腐敗
されやがて悪臭を発生するといった問題に対し、組成中
に一価の銀イオンを含む水溶解性ガラスを、空隙を隔設
した二層の不織布袋内に収納して循環系、非循環系の水
中に浸漬し、袋内の固形物をゲル化状態を経て除々に溶
解させると共に外袋によって水中に含まれる懸濁物質や
浮遊物が内部に侵入するのを抑止する技術が示されてい
る。
は、循環系、非循環系統における水の腐敗と、スライ
ム、藻の発生防止処理方法に関する技術を述べたもので
あり、水の循環系や非循環系統において微生物やカビの
発生により経時該系統で使用する工場用水や排水が腐敗
されやがて悪臭を発生するといった問題に対し、組成中
に一価の銀イオンを含む水溶解性ガラスを、空隙を隔設
した二層の不織布袋内に収納して循環系、非循環系の水
中に浸漬し、袋内の固形物をゲル化状態を経て除々に溶
解させると共に外袋によって水中に含まれる懸濁物質や
浮遊物が内部に侵入するのを抑止する技術が示されてい
る。
【0004】一方、特公平6−43289号公報は、防
藻殺菌剤に関する技術を述べたものであり、淡水が循環
または貯蔵される場所で細菌や水棲生物が発生すると衛
生面や経済面など管理上重大な問題となるが、硝酸銀水
溶液を主体とする防藻殺菌剤を作りだし、更に、細菌や
水棲生物の殺滅に非常に効果のある不安定な一価の銀イ
オンが酸化してAg2Oに変化するのを抑制することに
新しい技術を見いだしていた。
藻殺菌剤に関する技術を述べたものであり、淡水が循環
または貯蔵される場所で細菌や水棲生物が発生すると衛
生面や経済面など管理上重大な問題となるが、硝酸銀水
溶液を主体とする防藻殺菌剤を作りだし、更に、細菌や
水棲生物の殺滅に非常に効果のある不安定な一価の銀イ
オンが酸化してAg2Oに変化するのを抑制することに
新しい技術を見いだしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する
方法および装置には、以下に示すような課題があった。
うな従来の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する
方法および装置には、以下に示すような課題があった。
【0006】先ず、特公平4−80757号公報に関し
ては、水溶解性ガラスの溶解速度が低く一価の銀イオン
がその表面から除々に連続して溶解するものであるか
ら、一過性の非循環系水路や、銀イオンの高濃度が要求
される高汚染処理水系にあっては不向きであった。 ま
た、循環系に使用する場合であっても、不織布袋の配置
する場所によっては溶解しにくい場合もあった。
ては、水溶解性ガラスの溶解速度が低く一価の銀イオン
がその表面から除々に連続して溶解するものであるか
ら、一過性の非循環系水路や、銀イオンの高濃度が要求
される高汚染処理水系にあっては不向きであった。 ま
た、循環系に使用する場合であっても、不織布袋の配置
する場所によっては溶解しにくい場合もあった。
【0007】一方、特公平6−43289号公報に関し
ては、細菌や水棲生物の殺滅に効果のある不安定な一価
の銀イオンが酸化してAg2Oに変化するのを抑制する
技術は示されているが、その銀イオンをいかにしたら淡
水が循環または貯蔵される場所に確実に送り込むことが
出来るか、ということについては十分に配慮されていな
かった。
ては、細菌や水棲生物の殺滅に効果のある不安定な一価
の銀イオンが酸化してAg2Oに変化するのを抑制する
技術は示されているが、その銀イオンをいかにしたら淡
水が循環または貯蔵される場所に確実に送り込むことが
出来るか、ということについては十分に配慮されていな
かった。
【0008】更に、両者共、循環冷却水が減少した際に
追加する水源として地下水を使用した場合に、カルシウ
ム等がこのような循環冷却水に悪い影響を与えるが、こ
の点に関しては十分に配慮されていなかった。本発明は
このような課題を解決することを目的としている。
追加する水源として地下水を使用した場合に、カルシウ
ム等がこのような循環冷却水に悪い影響を与えるが、こ
の点に関しては十分に配慮されていなかった。本発明は
このような課題を解決することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、クーリングタ
ワー10と熱交換器15の間を循環している循環冷却水
19の微生物が増殖するのを抑制する方法に於いて、独
立した配管17a、17bを介して前記循環冷却水19
を強制的に循環させながら金属イオンを前記循環冷却水
19に供給することを特徴とし、更に、前記金属イオン
は、電気分解によって発生させるものであることを特徴
とし、更に、前記金属イオンは一価の銀イオンであり、
硝酸銀水溶液52を供給することによるものであること
を特徴とし、更に、前記循環冷却水19から、カルシュ
ウムを除去することを特徴とすることによって、上記課
題を解決した。
ワー10と熱交換器15の間を循環している循環冷却水
19の微生物が増殖するのを抑制する方法に於いて、独
立した配管17a、17bを介して前記循環冷却水19
を強制的に循環させながら金属イオンを前記循環冷却水
19に供給することを特徴とし、更に、前記金属イオン
は、電気分解によって発生させるものであることを特徴
とし、更に、前記金属イオンは一価の銀イオンであり、
硝酸銀水溶液52を供給することによるものであること
を特徴とし、更に、前記循環冷却水19から、カルシュ
ウムを除去することを特徴とすることによって、上記課
題を解決した。
【0010】また、クーリングタワー10と熱交換器1
5の間を循環している循環冷却水19の微生物が増殖す
るのを抑制する装置に於いて、前記クーリングタワー1
0の水槽10aに、前記循環冷却水19を強制的に循環
させるポンプ25と微生物が増殖するのを抑制する微生
物の増殖抑制手段30、50、50A、50B、70を
構成した水処理装置20、40、60を、独立した配管
17a、17bによって接続したことを特徴とし、更
に、前記微生物の増殖抑制手段30は、一価の銀イオン
を含む水溶解性ガラス32から一価の銀イオンを溶解さ
せるものであることを特徴とし、更に、前記微生物の増
殖抑制手段50、50A、50Bは、硝酸銀水溶液52
を供給することによるものであることを特徴とし、更
に、前記微生物の増殖抑制手段70は、陽極板に銀を使
用した電気分解によるものであることを特徴とし、更
に、前記水処理装置40を構成している前記微生物の増
殖抑制手段50A、50Bである硝酸銀水溶液の供給手
段50A、50Bと前記水処理装置60を構成している
硝酸銀水溶液の供給手段50A、50Bは、二つの電磁
弁53、53Aとその間に計量部58を形成したもの、
または、前記硝酸銀水溶液52が減少した時に前記硝酸
銀水溶液52を供給する為の供給管57aを閉じるボー
ル59を形成したものであることを特徴とし、更に、前
記水処理装置20、40、60にカルシウム除去手段2
1、21A、21Bを構成したことを特徴とし、更に、
前記カルシウム除去手段21A、21Bは酸性または弱
酸性の液体23を供給するものであり、二つの電磁弁2
4、24Aとその間に計量部28を形成したもの、また
は、前記液体23が減少した時に前記液体23を供給す
る為の供給管27aを閉じるボール29を形成したもの
であることを特徴とすることによって、上記課題を解決
した。
5の間を循環している循環冷却水19の微生物が増殖す
るのを抑制する装置に於いて、前記クーリングタワー1
0の水槽10aに、前記循環冷却水19を強制的に循環
させるポンプ25と微生物が増殖するのを抑制する微生
物の増殖抑制手段30、50、50A、50B、70を
構成した水処理装置20、40、60を、独立した配管
17a、17bによって接続したことを特徴とし、更
に、前記微生物の増殖抑制手段30は、一価の銀イオン
を含む水溶解性ガラス32から一価の銀イオンを溶解さ
せるものであることを特徴とし、更に、前記微生物の増
殖抑制手段50、50A、50Bは、硝酸銀水溶液52
を供給することによるものであることを特徴とし、更
に、前記微生物の増殖抑制手段70は、陽極板に銀を使
用した電気分解によるものであることを特徴とし、更
に、前記水処理装置40を構成している前記微生物の増
殖抑制手段50A、50Bである硝酸銀水溶液の供給手
段50A、50Bと前記水処理装置60を構成している
硝酸銀水溶液の供給手段50A、50Bは、二つの電磁
弁53、53Aとその間に計量部58を形成したもの、
または、前記硝酸銀水溶液52が減少した時に前記硝酸
銀水溶液52を供給する為の供給管57aを閉じるボー
ル59を形成したものであることを特徴とし、更に、前
記水処理装置20、40、60にカルシウム除去手段2
1、21A、21Bを構成したことを特徴とし、更に、
前記カルシウム除去手段21A、21Bは酸性または弱
酸性の液体23を供給するものであり、二つの電磁弁2
4、24Aとその間に計量部28を形成したもの、また
は、前記液体23が減少した時に前記液体23を供給す
る為の供給管27aを閉じるボール29を形成したもの
であることを特徴とすることによって、上記課題を解決
した。
【0011】
【発明の実施の形態】本願発明による、循環冷却水の微
生物が増殖するのを抑制する方法および装置を実施の形
態をあげて図面と共に詳細に説明する。ここで、図1
は、本願発明の水処理装置を配置した図であり、図2
は、本願発明に関係する水処理装置の第一実施形態を示
した図であり、図3は、第一実施形態で使用しているカ
ルシウム除去手段の他の第一例を示した図であり、図4
は、第一実施形態で使用しているカルシウム除去手段の
他の第二例を示した図であり、図5は、本願発明に関係
する水処理装置の第二実施形態を示した図であり、図6
は、本願発明に関係する水処理装置の第三実施形態を示
した図であり、図7は、第二実施形態と第三実施形態で
使用している硝酸銀水溶液の供給手段の他の第一例を示
した図であり、図8は、第二実施形態と第三実施形態で
使用している硝酸銀水溶液の供給手段の他の第二例を示
した図である。
生物が増殖するのを抑制する方法および装置を実施の形
態をあげて図面と共に詳細に説明する。ここで、図1
は、本願発明の水処理装置を配置した図であり、図2
は、本願発明に関係する水処理装置の第一実施形態を示
した図であり、図3は、第一実施形態で使用しているカ
ルシウム除去手段の他の第一例を示した図であり、図4
は、第一実施形態で使用しているカルシウム除去手段の
他の第二例を示した図であり、図5は、本願発明に関係
する水処理装置の第二実施形態を示した図であり、図6
は、本願発明に関係する水処理装置の第三実施形態を示
した図であり、図7は、第二実施形態と第三実施形態で
使用している硝酸銀水溶液の供給手段の他の第一例を示
した図であり、図8は、第二実施形態と第三実施形態で
使用している硝酸銀水溶液の供給手段の他の第二例を示
した図である。
【0012】図1に見られるように、クーリングタワー
10と熱交換器15の間を循環冷却水19が、冷却水配
管14a、14bと冷却水戻り配管16を介して循環す
るようになっている。 この場合、循環冷却水19が循
環するのは、冷却水配管14a、14bの途中に、循環
ポンプ13が配設されている為である。 この場合、循
環ポンプ13は、冷却水戻り配管16のいずれかの位置
に配設される場合もある。
10と熱交換器15の間を循環冷却水19が、冷却水配
管14a、14bと冷却水戻り配管16を介して循環す
るようになっている。 この場合、循環冷却水19が循
環するのは、冷却水配管14a、14bの途中に、循環
ポンプ13が配設されている為である。 この場合、循
環ポンプ13は、冷却水戻り配管16のいずれかの位置
に配設される場合もある。
【0013】尚、クーリングタワー10の水槽10aに
は、循環冷却水19が減少した際に補給出来るように、
途中に手動弁11を配設した水供給配管12a、12b
を接続していて、その先端は水源として水道や地下水で
ある井戸に接続している。従って、循環冷却水19とし
て補給の分も含め井戸水を使用した場合、カルシウム等
の存在が、配管14a、14b、16を詰まらせる等の
悪い影響を与えていた。
は、循環冷却水19が減少した際に補給出来るように、
途中に手動弁11を配設した水供給配管12a、12b
を接続していて、その先端は水源として水道や地下水で
ある井戸に接続している。従って、循環冷却水19とし
て補給の分も含め井戸水を使用した場合、カルシウム等
の存在が、配管14a、14b、16を詰まらせる等の
悪い影響を与えていた。
【0014】ここで、循環冷却水19の供給に関して
は、図1に示しているものは必要に応じて手動弁11を
開くようにしたものであり、具体的に図示してはいない
が、クーリングタワー10の水槽10aにレベルセンサ
ーを設け、循環冷却水19の液面がレベルセンサー以下
になったら自動的に手動弁11に代わる電磁弁を開いて
水道水や地下水を補給することも考えられる。
は、図1に示しているものは必要に応じて手動弁11を
開くようにしたものであり、具体的に図示してはいない
が、クーリングタワー10の水槽10aにレベルセンサ
ーを設け、循環冷却水19の液面がレベルセンサー以下
になったら自動的に手動弁11に代わる電磁弁を開いて
水道水や地下水を補給することも考えられる。
【0015】ここまで記載した循環冷却水19を循環さ
せるまた補給する装置が、通常使用している一般的なク
ーリングタワー10と熱交換器15と循環冷却水19の
循環回路と補給回路を示したものである。 そして、こ
の循環回路に流れている循環冷却水19に発生する細菌
や菌類やウイルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を
抑制することが本願発明の目的とするところである。
せるまた補給する装置が、通常使用している一般的なク
ーリングタワー10と熱交換器15と循環冷却水19の
循環回路と補給回路を示したものである。 そして、こ
の循環回路に流れている循環冷却水19に発生する細菌
や菌類やウイルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を
抑制することが本願発明の目的とするところである。
【0016】この場合、本願発明では、クーリングタワ
ー10と熱交換器15の間を循環する循環冷却水19の
循環回路とは関係なく、直接クーリングタワー10の水
槽10aに配管17a、17bを介して一価の銀イオン
を含む金属イオンを溶解し遊離させて強制的に循環させ
る水処理装置20、40、60を独立して接続したもの
である。以下に、水処理装置20、40、60に関し具
体的な内容を述べる。
ー10と熱交換器15の間を循環する循環冷却水19の
循環回路とは関係なく、直接クーリングタワー10の水
槽10aに配管17a、17bを介して一価の銀イオン
を含む金属イオンを溶解し遊離させて強制的に循環させ
る水処理装置20、40、60を独立して接続したもの
である。以下に、水処理装置20、40、60に関し具
体的な内容を述べる。
【0017】(第一実施形態)図2において、20は水
処理装置であり、この水処理装置20には、カルシウム
除去手段21と、クーリングタワー10の水槽10a内
の循環冷却水19を強制的に循環させるポンプ25と、
微生物の増殖抑制手段30である銀イオン供給手段30
が収納されている。
処理装置であり、この水処理装置20には、カルシウム
除去手段21と、クーリングタワー10の水槽10a内
の循環冷却水19を強制的に循環させるポンプ25と、
微生物の増殖抑制手段30である銀イオン供給手段30
が収納されている。
【0018】また、この水処理装置20には、入口継手
20aと出口継手20bが形成されていて、外側では入
口継手20aと配管17aおよび出口継手20bと配管
17bが結合していて、配管17a、17bがクーリン
グタワー10の水槽10aに接続するようになってい
る。
20aと出口継手20bが形成されていて、外側では入
口継手20aと配管17aおよび出口継手20bと配管
17bが結合していて、配管17a、17bがクーリン
グタワー10の水槽10aに接続するようになってい
る。
【0019】一方、この水処理装置20の内側では、入
口配管26aとポンプ25と中間配管26bと微生物の
増殖抑制手段30である銀イオン供給手段30と出口配
管26cを記載の順序で配設し、両端の入口配管26a
と出口配管26cが入口継手20aと出口継手20bに
接続することで、各機器が水処理装置20に収納された
ようになっている。
口配管26aとポンプ25と中間配管26bと微生物の
増殖抑制手段30である銀イオン供給手段30と出口配
管26cを記載の順序で配設し、両端の入口配管26a
と出口配管26cが入口継手20aと出口継手20bに
接続することで、各機器が水処理装置20に収納された
ようになっている。
【0020】更に、入口配管26aの途中には、カルシ
ウム除去手段21が接続され、ポンプ25によって吸引
されることで流入してくる循環冷却水19に酸性または
弱酸性の液体23を滴下するようになっている。
ウム除去手段21が接続され、ポンプ25によって吸引
されることで流入してくる循環冷却水19に酸性または
弱酸性の液体23を滴下するようになっている。
【0021】尚、ポンプ25の位置としては、カルシウ
ム除去手段21が接続する上流でも、銀イオン供給手段
30の下流いずれの場所でもかまわない。 但し、ポン
プ25の下流でカルシウムを除去しようとする場合に
は、以降に示す構造では不十分であり、具体的に記載し
ていないが、液体23を供給する為には加圧の機能を加
える必要がある。
ム除去手段21が接続する上流でも、銀イオン供給手段
30の下流いずれの場所でもかまわない。 但し、ポン
プ25の下流でカルシウムを除去しようとする場合に
は、以降に示す構造では不十分であり、具体的に記載し
ていないが、液体23を供給する為には加圧の機能を加
える必要がある。
【0022】ここで、カルシウム除去手段21は、酸性
または弱酸性の液体23を容器22に入れたものであ
り、電磁弁24を介してポンプ25の吸引によって入口
配管26aを流れる循環冷却水19に液体23を供給可
能な構成となっている。 この場合、電磁弁24によっ
て液体23の供給量や供給するタイミングを調整するこ
とが出来るようになっている。 尚、酸性または弱酸性
の液体23としては、蓚酸、酒石酸、酢酸、塩酸、硝
酸、硫酸、炭酸、蟻酸、燐酸、硫化水素・・・等やそれ
らの水溶液が考えられる。 但し、カルシウム除去手段
21は、状況によって配設しなくてもよい。
または弱酸性の液体23を容器22に入れたものであ
り、電磁弁24を介してポンプ25の吸引によって入口
配管26aを流れる循環冷却水19に液体23を供給可
能な構成となっている。 この場合、電磁弁24によっ
て液体23の供給量や供給するタイミングを調整するこ
とが出来るようになっている。 尚、酸性または弱酸性
の液体23としては、蓚酸、酒石酸、酢酸、塩酸、硝
酸、硫酸、炭酸、蟻酸、燐酸、硫化水素・・・等やそれ
らの水溶液が考えられる。 但し、カルシウム除去手段
21は、状況によって配設しなくてもよい。
【0023】更に、微生物の増殖抑制手段30である銀
イオン供給手段30は、水溶解性ガラス収納部31に一
価の銀イオンを含む水溶解性ガラス32を納め、注入口
31aを中間配管26bに接続し排出口31bを出口配
管26cに接続することで、中間配管26bから出口配
管26cに循環冷却水19が流れることが可能になって
いる。
イオン供給手段30は、水溶解性ガラス収納部31に一
価の銀イオンを含む水溶解性ガラス32を納め、注入口
31aを中間配管26bに接続し排出口31bを出口配
管26cに接続することで、中間配管26bから出口配
管26cに循環冷却水19が流れることが可能になって
いる。
【0024】その場合、水溶解性ガラス収納部31は、
本体31cと本体31cの内部に収納され脚31daを
形成した2組の押え板31dから構成され、この上下に
配置した2組の押え板31dの間に粒子状の一価の銀イ
オンを含む水溶解性ガラス32が収納され、水溶解性ガ
ラス収納部31の上下の押え板31dの脚31daの部
分に循環冷却水19が流れ易いように隙間を形成してい
る構造となっている。尚、一価の銀イオンを含む水溶解
性ガラス32には、一価の銀イオンの代わりに、銅や亜
鉛のイオンを使用してもよい。
本体31cと本体31cの内部に収納され脚31daを
形成した2組の押え板31dから構成され、この上下に
配置した2組の押え板31dの間に粒子状の一価の銀イ
オンを含む水溶解性ガラス32が収納され、水溶解性ガ
ラス収納部31の上下の押え板31dの脚31daの部
分に循環冷却水19が流れ易いように隙間を形成してい
る構造となっている。尚、一価の銀イオンを含む水溶解
性ガラス32には、一価の銀イオンの代わりに、銅や亜
鉛のイオンを使用してもよい。
【0025】ここで、一価の銀イオンを含む水溶解性ガ
ラス32の粒子の大きさを考えて見ると、一般に、一価
の銀イオンの溶解量は、一価の銀イオンを含む水溶解性
ガラス32中の一価の銀イオンの濃度 × 表面積/g
× 粒子量に比例すると言われており、ガラスの特性
によっても異なるが、粒子の大きさが小さければ小さい
程一価の銀イオンの溶解量は大きい。
ラス32の粒子の大きさを考えて見ると、一般に、一価
の銀イオンの溶解量は、一価の銀イオンを含む水溶解性
ガラス32中の一価の銀イオンの濃度 × 表面積/g
× 粒子量に比例すると言われており、ガラスの特性
によっても異なるが、粒子の大きさが小さければ小さい
程一価の銀イオンの溶解量は大きい。
【0026】一方、一価の銀イオンを含む水溶解性ガラ
ス32の粒子が小さいと、一価の銀イオンが短時間で溶
け出してしまい頻繁に交換しなければならないという問
題もあり、一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス32の
粒子の大きさを2〜10mmに設定すると、溶解量と交
換サイクルの点から現実的な値と言うことが出来る。さ
らには、粒子の大きさを4〜7mmに設定すると、更に
理想的であると言える。
ス32の粒子が小さいと、一価の銀イオンが短時間で溶
け出してしまい頻繁に交換しなければならないという問
題もあり、一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス32の
粒子の大きさを2〜10mmに設定すると、溶解量と交
換サイクルの点から現実的な値と言うことが出来る。さ
らには、粒子の大きさを4〜7mmに設定すると、更に
理想的であると言える。
【0027】本発明による、循環冷却水の微生物が増殖
するのを抑制する装置は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。
するのを抑制する装置は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。
【0028】クーリングタワー10と熱交換器15の間
を循環冷却水19が循環し不足した分が補給される中
で、クーリングタワー10の水槽10aに独立した配管
17a、17bによって、ポンプ25を構成した水処理
装置20を接続することで、クーリングタワー10と水
処理装置20の間にも独自に循環冷却水19を循環させ
ている。
を循環冷却水19が循環し不足した分が補給される中
で、クーリングタワー10の水槽10aに独立した配管
17a、17bによって、ポンプ25を構成した水処理
装置20を接続することで、クーリングタワー10と水
処理装置20の間にも独自に循環冷却水19を循環させ
ている。
【0029】そこで先ず、配管17aを通って水処理装
置20に入ってきた循環冷却水19は、入口配管26a
を通過する途中で、カルシウム除去手段21によって酸
性或いは弱酸性の液体23が供給される。 この場合、
供給の判断は、追加補給される循環冷却水19の水源に
よって判断しても良いし、図示してはいないが、このカ
ルシウム除去手段21の上流に硬度計を設け、その測定
結果によって自動的に電磁弁24に指示をする場合も可
能である。
置20に入ってきた循環冷却水19は、入口配管26a
を通過する途中で、カルシウム除去手段21によって酸
性或いは弱酸性の液体23が供給される。 この場合、
供給の判断は、追加補給される循環冷却水19の水源に
よって判断しても良いし、図示してはいないが、このカ
ルシウム除去手段21の上流に硬度計を設け、その測定
結果によって自動的に電磁弁24に指示をする場合も可
能である。
【0030】次に、循環冷却水19はポンプ25を経由
した後、微生物の増殖抑制手段30である銀イオン供給
手段30を通過することで、一価の銀イオンを含む水溶
解性ガラス32から微量の一価の銀イオンを水溶解性ガ
ラスと共に溶解し遊離させる。従って、この装置によっ
て、常時クーリングタワー10の循環冷却水19に一価
の銀イオンが供給されるようになっている。
した後、微生物の増殖抑制手段30である銀イオン供給
手段30を通過することで、一価の銀イオンを含む水溶
解性ガラス32から微量の一価の銀イオンを水溶解性ガ
ラスと共に溶解し遊離させる。従って、この装置によっ
て、常時クーリングタワー10の循環冷却水19に一価
の銀イオンが供給されるようになっている。
【0031】この様にして溶解し遊離した一価の銀イオ
ンを、ポンプ25の働きによってクーリングタワー10
の水槽10aに強制的に送り込むことにより、クーリン
グタワー10と熱交換器15の間を循環している循環冷
却水19で発生した細菌や菌類やウイルスや原生動物や
藻類等の微生物の増殖を抑制することが可能になった。
ンを、ポンプ25の働きによってクーリングタワー10
の水槽10aに強制的に送り込むことにより、クーリン
グタワー10と熱交換器15の間を循環している循環冷
却水19で発生した細菌や菌類やウイルスや原生動物や
藻類等の微生物の増殖を抑制することが可能になった。
【0032】尚、図3には、第一実施形態で使用してい
るカルシウム除去手段21の他の第一例21Aを示した
図を記載し、図4には、第一実施形態で使用しているカ
ルシウム除去手段21の他の第二例21Bを示した図を
記載している。 この場合、二つの例21A、21B
は、ポンプ25によって吸引されることで循環冷却水1
9を強制的に循環させる過程で、容器22、22B内の
液体23を完全に供給した後、更に吸引しようとして液
体23でなく空気を送り込む場合に発生する各種のトラ
ブルに対し、空気を送り込まないような安全措置を講じ
た事例を示している。
るカルシウム除去手段21の他の第一例21Aを示した
図を記載し、図4には、第一実施形態で使用しているカ
ルシウム除去手段21の他の第二例21Bを示した図を
記載している。 この場合、二つの例21A、21B
は、ポンプ25によって吸引されることで循環冷却水1
9を強制的に循環させる過程で、容器22、22B内の
液体23を完全に供給した後、更に吸引しようとして液
体23でなく空気を送り込む場合に発生する各種のトラ
ブルに対し、空気を送り込まないような安全措置を講じ
た事例を示している。
【0033】従って、この場合のカルシウム除去手段2
1A、21Bは、ポンプ25で吸引するような位置関係
の場合に限定される。 当然、この様な安全措置として
は、カルシウム除去手段21の場合には容器22の何れ
かの部分で液体23の残存量を判断して電磁弁24を作
動させない等の何等かの指示をすることでも可能である
し、以下の例21A、21Bと組み合わせると、二重に
安全措置を講ずることも出来る。
1A、21Bは、ポンプ25で吸引するような位置関係
の場合に限定される。 当然、この様な安全措置として
は、カルシウム除去手段21の場合には容器22の何れ
かの部分で液体23の残存量を判断して電磁弁24を作
動させない等の何等かの指示をすることでも可能である
し、以下の例21A、21Bと組み合わせると、二重に
安全措置を講ずることも出来る。
【0034】ここで、図3のカルシウム除去手段21A
では、1回に供給する液体23の量は電磁弁24Aを閉
じ電磁弁24を閉じた後電磁弁24Aを開放することで
電磁弁24、24Aに挟まれた計量部28に限定され、
最悪でも吸引される空気の量が計量部28の容積となる
ことで、ポンプ25を破損する等の重大なトラブルは阻
止することが出来るようになっている。
では、1回に供給する液体23の量は電磁弁24Aを閉
じ電磁弁24を閉じた後電磁弁24Aを開放することで
電磁弁24、24Aに挟まれた計量部28に限定され、
最悪でも吸引される空気の量が計量部28の容積となる
ことで、ポンプ25を破損する等の重大なトラブルは阻
止することが出来るようになっている。
【0035】一方、図4のカルシウム除去手段21Bで
は、容器22B内に液体23と共にボール29を形成す
ることにより、容器22B内の液体23が空になって
も、ボール29が酸性または弱酸性の液体23を供給す
る為の供給管27aを閉じることによって、空気が吸引
されるのを防ぎ、ポンプ25を破損する等の重大なトラ
ブルは阻止することが出来るようになっている。
は、容器22B内に液体23と共にボール29を形成す
ることにより、容器22B内の液体23が空になって
も、ボール29が酸性または弱酸性の液体23を供給す
る為の供給管27aを閉じることによって、空気が吸引
されるのを防ぎ、ポンプ25を破損する等の重大なトラ
ブルは阻止することが出来るようになっている。
【0036】(第二実施形態)図5において、40は水
処理装置であり、この水処理装置40には、微生物の増
殖抑制手段50である硝酸銀水溶液の供給手段50と、
クーリングタワー10の水槽10a内の循環冷却水19
を強制的に循環させるポンプ25が収納されている。
処理装置であり、この水処理装置40には、微生物の増
殖抑制手段50である硝酸銀水溶液の供給手段50と、
クーリングタワー10の水槽10a内の循環冷却水19
を強制的に循環させるポンプ25が収納されている。
【0037】また、この水処理装置40には、入口継手
20aと出口継手20bが形成されていて、外側では入
口継手20aと配管17aおよび出口継手20bと配管
17bが結合していて、配管17a、17bがクーリン
グタワー10の水槽10aに接続するようになってい
る。
20aと出口継手20bが形成されていて、外側では入
口継手20aと配管17aおよび出口継手20bと配管
17bが結合していて、配管17a、17bがクーリン
グタワー10の水槽10aに接続するようになってい
る。
【0038】一方、この水処理装置40の内側では、入
口配管26aとポンプ25と出口配管42bを配設し、
両端の入口配管26aと出口配管42bが入口継手20
aと出口継手20bに接続することで、各機器が水処理
装置40に収納されたようになっている。
口配管26aとポンプ25と出口配管42bを配設し、
両端の入口配管26aと出口配管42bが入口継手20
aと出口継手20bに接続することで、各機器が水処理
装置40に収納されたようになっている。
【0039】更に、入口配管26aの途中には、微生物
の増殖抑制手段50である硝酸銀水溶液の供給手段50
が接続され、ポンプ25によって吸引されることで流入
してくる循環冷却水19に硝酸銀水溶液52を供給する
ようになっている。尚、ポンプ25の位置としては、硝
酸銀水溶液の供給手段50が接続する上流であってもか
まわないが、その場合には、以降に示す構造では不十分
であり、具体的に記載していないが、硝酸銀水溶液52
を供給しようとする場合には加圧の機能を加える必要が
ある。
の増殖抑制手段50である硝酸銀水溶液の供給手段50
が接続され、ポンプ25によって吸引されることで流入
してくる循環冷却水19に硝酸銀水溶液52を供給する
ようになっている。尚、ポンプ25の位置としては、硝
酸銀水溶液の供給手段50が接続する上流であってもか
まわないが、その場合には、以降に示す構造では不十分
であり、具体的に記載していないが、硝酸銀水溶液52
を供給しようとする場合には加圧の機能を加える必要が
ある。
【0040】ここで、微生物の増殖抑制手段50である
硝酸銀水溶液の供給手段50は、硝酸銀水溶液52を硝
酸銀水溶液の収納容器51に入れたものであり、電磁弁
53を介してポンプ25の吸引によって入口配管26a
を流れる循環冷却水19に硝酸銀水溶液52を供給可能
な構成となっている。 この場合、電磁弁53によって
硝酸銀水溶液52の供給量や供給するタイミングを調整
することが出来るようになっている。 尚、硝酸銀水溶
液52を適宜水で薄めて使用することはかまわないし、
場合によっては、硫酸銀・・・等の使用も考えられる。
硝酸銀水溶液の供給手段50は、硝酸銀水溶液52を硝
酸銀水溶液の収納容器51に入れたものであり、電磁弁
53を介してポンプ25の吸引によって入口配管26a
を流れる循環冷却水19に硝酸銀水溶液52を供給可能
な構成となっている。 この場合、電磁弁53によって
硝酸銀水溶液52の供給量や供給するタイミングを調整
することが出来るようになっている。 尚、硝酸銀水溶
液52を適宜水で薄めて使用することはかまわないし、
場合によっては、硫酸銀・・・等の使用も考えられる。
【0041】本発明による、循環冷却水の微生物が増殖
するのを抑制する装置は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。
するのを抑制する装置は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。
【0042】クーリングタワー10と熱交換器15の間
を循環冷却水19が循環し不足した分が補給される中
で、クーリングタワー10の水槽10aに独立した配管
17a、17bによって、ポンプ25を構成した水処理
装置40を接続することで、クーリングタワー10と水
処理装置40の間にも独自に循環冷却水19を循環させ
ている。
を循環冷却水19が循環し不足した分が補給される中
で、クーリングタワー10の水槽10aに独立した配管
17a、17bによって、ポンプ25を構成した水処理
装置40を接続することで、クーリングタワー10と水
処理装置40の間にも独自に循環冷却水19を循環させ
ている。
【0043】そこで先ず、配管17aを通って水処理装
置40に入ってきた循環冷却水19は、入口配管26a
を通過する途中で、微生物の増殖抑制手段50である硝
酸銀供給手段50によって硝酸銀水溶液52が供給され
る。 この場合、硝酸銀水溶液52の供給は、電磁弁5
3によって制御される。 この事によって、循環冷却水
19の中に一価の銀イオンが遊離し、ポンプ25を経由
することによって、常時クーリングタワー10の循環冷
却水19に一価の銀イオンが供給されるようになってい
る。
置40に入ってきた循環冷却水19は、入口配管26a
を通過する途中で、微生物の増殖抑制手段50である硝
酸銀供給手段50によって硝酸銀水溶液52が供給され
る。 この場合、硝酸銀水溶液52の供給は、電磁弁5
3によって制御される。 この事によって、循環冷却水
19の中に一価の銀イオンが遊離し、ポンプ25を経由
することによって、常時クーリングタワー10の循環冷
却水19に一価の銀イオンが供給されるようになってい
る。
【0044】この様にして遊離した一価の銀イオンを、
クーリングタワー10の水槽10aに強制的に送り込む
ことにより、クーリングタワー10と熱交換器15の間
を循環している循環冷却水19で発生した細菌や菌類や
ウイルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を抑制する
ことが可能になった。
クーリングタワー10の水槽10aに強制的に送り込む
ことにより、クーリングタワー10と熱交換器15の間
を循環している循環冷却水19で発生した細菌や菌類や
ウイルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を抑制する
ことが可能になった。
【0045】尚、図示はしてはいないが、循環冷却水1
9が減少した際に補給する水源として井戸を使用した場
合、カルシウム等の存在が問題になる場合があるが、第
一実施形態に示したカルシウム除去手段21、21A、
21Bをポンプ25の上流に配設してもかまわない。
また、ポンプ25の下流でカルシウムを除去しようとす
る場合には、具体的に記載していないが、液体23を供
給する為には加圧の機能を加える必要がある。
9が減少した際に補給する水源として井戸を使用した場
合、カルシウム等の存在が問題になる場合があるが、第
一実施形態に示したカルシウム除去手段21、21A、
21Bをポンプ25の上流に配設してもかまわない。
また、ポンプ25の下流でカルシウムを除去しようとす
る場合には、具体的に記載していないが、液体23を供
給する為には加圧の機能を加える必要がある。
【0046】(第三実施形態)図6において、60は水
処理装置であり、この水処理装置60には、硝酸銀水溶
液の供給手段50と、クーリングタワー10の水槽10
a内の循環冷却水19を強制的に循環させるポンプ25
と、微生物の増殖抑制手段70である電気分解による銀
イオンの供給手段70が収納されている。
処理装置であり、この水処理装置60には、硝酸銀水溶
液の供給手段50と、クーリングタワー10の水槽10
a内の循環冷却水19を強制的に循環させるポンプ25
と、微生物の増殖抑制手段70である電気分解による銀
イオンの供給手段70が収納されている。
【0047】また、この水処理装置60には、入口継手
20aと出口継手20bが形成されていて、外側では入
口継手20aと配管17aおよび出口継手20bと配管
17bが結合していて、配管17a、17bがクーリン
グタワー10の水槽10aに接続するようになってい
る。
20aと出口継手20bが形成されていて、外側では入
口継手20aと配管17aおよび出口継手20bと配管
17bが結合していて、配管17a、17bがクーリン
グタワー10の水槽10aに接続するようになってい
る。
【0048】一方、この水処理装置60の内側では、入
口配管26aとポンプ25と中間配管62bと微生物の
増殖抑制手段70である電気分解による銀イオンの供給
手段70と出口配管62cを記載の順序で配設し、両端
の入口配管26aと出口配管62cが入口継手20aと
出口継手20bに接続することで、各機器が水処理装置
60に収納されたようになっている。
口配管26aとポンプ25と中間配管62bと微生物の
増殖抑制手段70である電気分解による銀イオンの供給
手段70と出口配管62cを記載の順序で配設し、両端
の入口配管26aと出口配管62cが入口継手20aと
出口継手20bに接続することで、各機器が水処理装置
60に収納されたようになっている。
【0049】更に、入口配管26aの途中には、硝酸銀
水溶液の供給手段50が接続され、ポンプ25によって
吸引されることで流入してくる循環冷却水19に硝酸銀
水溶液52を供給するようになっている。
水溶液の供給手段50が接続され、ポンプ25によって
吸引されることで流入してくる循環冷却水19に硝酸銀
水溶液52を供給するようになっている。
【0050】尚、ポンプ25の位置としては、硝酸銀水
溶液の供給手段50が接続する上流でも、微生物の増殖
抑制手段70の下流いずれの場所でもかまわない。 但
し、ポンプ25の下流で硝酸銀水溶液52を供給しよう
とする場合には、以降に示す構造では不十分であり、具
体的に記載していないが、硝酸銀水溶液52を供給しよ
うとする場合には加圧の機能を加える必要がある。
溶液の供給手段50が接続する上流でも、微生物の増殖
抑制手段70の下流いずれの場所でもかまわない。 但
し、ポンプ25の下流で硝酸銀水溶液52を供給しよう
とする場合には、以降に示す構造では不十分であり、具
体的に記載していないが、硝酸銀水溶液52を供給しよ
うとする場合には加圧の機能を加える必要がある。
【0051】ここで、硝酸銀水溶液の供給手段50は、
硝酸銀水溶液52を硝酸銀水溶液の収納容器51に入れ
たものであり、電磁弁53を介してポンプ25の吸引に
よって入口配管26aを流れる循環冷却水19に硝酸銀
水溶液52を供給可能な構成となっている。 この場
合、電磁弁53によって硝酸銀水溶液52の供給量や供
給するタイミングを調整することが出来るようになって
いる。 尚、硝酸銀52の水溶液を適宜水で薄めて使用
することはかまわないし、場合によっては、硫酸銀・・
・等の使用も考えられる。
硝酸銀水溶液52を硝酸銀水溶液の収納容器51に入れ
たものであり、電磁弁53を介してポンプ25の吸引に
よって入口配管26aを流れる循環冷却水19に硝酸銀
水溶液52を供給可能な構成となっている。 この場
合、電磁弁53によって硝酸銀水溶液52の供給量や供
給するタイミングを調整することが出来るようになって
いる。 尚、硝酸銀52の水溶液を適宜水で薄めて使用
することはかまわないし、場合によっては、硫酸銀・・
・等の使用も考えられる。
【0052】更に、微生物の増殖抑制手段70である電
気分解による銀イオンの供給手段70は、具体的にはそ
の構成を図示していないが、電解槽71に複数枚の陽極
板(例えば、銀製の電極板)と、陰極板(例えば、ステ
ンレス製の電極板)とを交互に配置して、注入口71a
を中間配管62bに接続し排出口71bを出口配管62
cに接続している。 尚、極板には白金棒や炭素棒を使
用する場合も考えられる。
気分解による銀イオンの供給手段70は、具体的にはそ
の構成を図示していないが、電解槽71に複数枚の陽極
板(例えば、銀製の電極板)と、陰極板(例えば、ステ
ンレス製の電極板)とを交互に配置して、注入口71a
を中間配管62bに接続し排出口71bを出口配管62
cに接続している。 尚、極板には白金棒や炭素棒を使
用する場合も考えられる。
【0053】この場合、前記の電気分解による銀イオン
の供給手段70は、当然、一価の銀イオンが遊離するの
を目的とした電気分解の装置であるが、硫酸銅水溶液中
に陽極板として銅製の電極板を使用して銅イオンが遊離
するのを目的とした電気分解の装置も考えられる。
の供給手段70は、当然、一価の銀イオンが遊離するの
を目的とした電気分解の装置であるが、硫酸銅水溶液中
に陽極板として銅製の電極板を使用して銅イオンが遊離
するのを目的とした電気分解の装置も考えられる。
【0054】本発明による、循環冷却水の微生物が増殖
するのを抑制する装置は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。
するのを抑制する装置は、前述したように構成されてお
り、以下に、その動作について説明する。
【0055】クーリングタワー10と熱交換器15の間
を循環冷却水19が循環し不足した分が補給される中
で、クーリングタワー10の水槽10aに独立した配管
17a、17bによって、ポンプ25を構成した水処理
装置60を接続することで、クーリングタワー10と水
処理装置60の間にも独自に循環冷却水19を循環させ
ている。
を循環冷却水19が循環し不足した分が補給される中
で、クーリングタワー10の水槽10aに独立した配管
17a、17bによって、ポンプ25を構成した水処理
装置60を接続することで、クーリングタワー10と水
処理装置60の間にも独自に循環冷却水19を循環させ
ている。
【0056】そこで先ず、配管17aを通って水処理装
置60に入ってきた循環冷却水19は、入口配管26a
を通過する途中で、硝酸銀水溶液の供給手段50によっ
て硝酸銀水溶液52が供給される。 この場合、硝酸銀
水溶液52の供給は、電磁弁53によって制御される。
置60に入ってきた循環冷却水19は、入口配管26a
を通過する途中で、硝酸銀水溶液の供給手段50によっ
て硝酸銀水溶液52が供給される。 この場合、硝酸銀
水溶液52の供給は、電磁弁53によって制御される。
【0057】次に、硝酸銀水溶液52を供給された循環
冷却水19は、ポンプ25を経由した後、微生物の増殖
抑制手段70である電気分解による銀イオンの供給手段
70によって電気分解され一価の銀イオンを遊離する。
従って、この装置によって、常時クーリングタワー1
0の循環冷却水19に一価の銀イオンが供給することが
可能となっている。
冷却水19は、ポンプ25を経由した後、微生物の増殖
抑制手段70である電気分解による銀イオンの供給手段
70によって電気分解され一価の銀イオンを遊離する。
従って、この装置によって、常時クーリングタワー1
0の循環冷却水19に一価の銀イオンが供給することが
可能となっている。
【0058】この様にして遊離した一価の銀イオンを、
ポンプ25の働きによってクーリングタワー10の水槽
10aに強制的に送り込むことにより、クーリングタワ
ー10と熱交換器15の間を循環している循環冷却水1
9で発生した細菌や菌類やウイルスや原生動物や藻類等
の微生物の増殖を抑制することが可能になった。
ポンプ25の働きによってクーリングタワー10の水槽
10aに強制的に送り込むことにより、クーリングタワ
ー10と熱交換器15の間を循環している循環冷却水1
9で発生した細菌や菌類やウイルスや原生動物や藻類等
の微生物の増殖を抑制することが可能になった。
【0059】一方、図示はしていないが、循環冷却水1
9が減少した際に補給する水源として井戸を使用した場
合、カルシウム等の存在が問題になる場合があるが、第
一実施形態に示したカルシウム除去手段21、21A、
21Bをポンプ25の上流に配設してもかまわない。
また、ポンプ25の下流でカルシウムを除去しようとす
る場合には、具体的に記載していないが、液体23を供
給する為には加圧の機能を加える必要がある。
9が減少した際に補給する水源として井戸を使用した場
合、カルシウム等の存在が問題になる場合があるが、第
一実施形態に示したカルシウム除去手段21、21A、
21Bをポンプ25の上流に配設してもかまわない。
また、ポンプ25の下流でカルシウムを除去しようとす
る場合には、具体的に記載していないが、液体23を供
給する為には加圧の機能を加える必要がある。
【0060】尚、図7には、第二実施形態と第三実施形
態で使用している硝酸銀水溶液の供給手段50の他の第
一例50Aを示した図を記載し、図8には、第二実施形
態と第三実施形態で使用している硝酸銀水溶液の供給手
段50の他の第二例50Bを示した図を記載している。
この場合、微生物の増殖抑制手段50A、50Bでも
ある二つの例50A、50Bは、ポンプ25によって吸
引されることで循環冷却水19を強制的に循環させる過
程で、硝酸銀水溶液の収納容器51、51B内の硝酸銀
水溶液52を完全に供給した後、更に吸引しようとして
硝酸銀水溶液52でなく空気を送り込む場合に発生する
各種のトラブルに対し、空気を送り込まないような安全
措置を講じた事例を示している。
態で使用している硝酸銀水溶液の供給手段50の他の第
一例50Aを示した図を記載し、図8には、第二実施形
態と第三実施形態で使用している硝酸銀水溶液の供給手
段50の他の第二例50Bを示した図を記載している。
この場合、微生物の増殖抑制手段50A、50Bでも
ある二つの例50A、50Bは、ポンプ25によって吸
引されることで循環冷却水19を強制的に循環させる過
程で、硝酸銀水溶液の収納容器51、51B内の硝酸銀
水溶液52を完全に供給した後、更に吸引しようとして
硝酸銀水溶液52でなく空気を送り込む場合に発生する
各種のトラブルに対し、空気を送り込まないような安全
措置を講じた事例を示している。
【0061】従って、この場合の硝酸銀水溶液の供給手
段50A、50Bは、ポンプ25で吸引するような位置
関係の場合に限定される。 当然、この様な安全措置と
しては、硝酸銀水溶液の供給手段50の場合には硝酸銀
水溶液の収納容器51の何れかの部分で硝酸銀水溶液5
2の残存量を判断して電磁弁53を作動させない等の何
等かの指示をすることでも可能であるし、以下の例50
A、50Bと組み合わせると、二重に安全措置を講ずる
ことも出来る。
段50A、50Bは、ポンプ25で吸引するような位置
関係の場合に限定される。 当然、この様な安全措置と
しては、硝酸銀水溶液の供給手段50の場合には硝酸銀
水溶液の収納容器51の何れかの部分で硝酸銀水溶液5
2の残存量を判断して電磁弁53を作動させない等の何
等かの指示をすることでも可能であるし、以下の例50
A、50Bと組み合わせると、二重に安全措置を講ずる
ことも出来る。
【0062】ここで、図7の硝酸銀水溶液の供給手段5
0Aでは、1回に供給する硝酸銀水溶液52の量は電磁
弁53Aを閉じ電磁弁53を閉じ電磁弁53Aを開放す
ることで電磁弁53、53Aに挟まれた計量部58に限
定され、最悪でも吸引される空気の量が計量部58の容
積となることで、ポンプ25を破損する等の重大なトラ
ブルは阻止することが出来るようになっている。
0Aでは、1回に供給する硝酸銀水溶液52の量は電磁
弁53Aを閉じ電磁弁53を閉じ電磁弁53Aを開放す
ることで電磁弁53、53Aに挟まれた計量部58に限
定され、最悪でも吸引される空気の量が計量部58の容
積となることで、ポンプ25を破損する等の重大なトラ
ブルは阻止することが出来るようになっている。
【0063】一方、図8の硝酸銀水溶液の供給手段50
Bでは、硝酸銀水溶液の収納容器51B内に硝酸銀水溶
液52と共にボール59を形成することにより、硝酸銀
水溶液の収納容器51B内の硝酸銀水溶液52が空にな
っても、ボール59が酸性や弱酸性の液体23を供給す
る為の供給管57aを閉じることによって、空気が吸引
されるのを防ぎ、ポンプ25を破損する等の重大なトラ
ブルは阻止することが出来るようになっている。
Bでは、硝酸銀水溶液の収納容器51B内に硝酸銀水溶
液52と共にボール59を形成することにより、硝酸銀
水溶液の収納容器51B内の硝酸銀水溶液52が空にな
っても、ボール59が酸性や弱酸性の液体23を供給す
る為の供給管57aを閉じることによって、空気が吸引
されるのを防ぎ、ポンプ25を破損する等の重大なトラ
ブルは阻止することが出来るようになっている。
【0064】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、下記のような効果をあげることができる。
により、下記のような効果をあげることができる。
【0065】第一に、クーリングタワーと熱交換器の間
の循環系統とは別の配管系統によって強制的に一価の銀
イオンを含む金属イオンを大量に溶解やその他の方法で
自由に供給することで、クーリングタワーと熱交換器の
間を循環している循環冷却水で発生した細菌や菌類やウ
イルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を抑制するこ
とが可能になった。
の循環系統とは別の配管系統によって強制的に一価の銀
イオンを含む金属イオンを大量に溶解やその他の方法で
自由に供給することで、クーリングタワーと熱交換器の
間を循環している循環冷却水で発生した細菌や菌類やウ
イルスや原生動物や藻類等の微生物の増殖を抑制するこ
とが可能になった。
【0066】第二に、循環冷却水が減少した際に追加す
る水源として地下水を使用した場合、カルシウム等がこ
のような循環冷却水の循環系統に悪い影響を与えるが、
カルシウム除去手段によってカルシウム等を除去出来る
ようになった。
る水源として地下水を使用した場合、カルシウム等がこ
のような循環冷却水の循環系統に悪い影響を与えるが、
カルシウム除去手段によってカルシウム等を除去出来る
ようになった。
【0067】第三に、硝酸銀水溶液の供給手段とカルシ
ウム除去手段を、二つの電磁弁とその間に計量部を形成
しまたはボールを形成することにより、硝酸銀水溶液や
液体が空になっても空気を吸い込むことを防止出来るよ
うになった。
ウム除去手段を、二つの電磁弁とその間に計量部を形成
しまたはボールを形成することにより、硝酸銀水溶液や
液体が空になっても空気を吸い込むことを防止出来るよ
うになった。
【図1】本願発明の水処理装置を配置した図
【図2】本願発明に関係する水処理装置の第一実施形態
を示した図
を示した図
【図3】第一実施形態で使用しているカルシウム除去手
段の他の第一例を示した図
段の他の第一例を示した図
【図4】第一実施形態で使用しているカルシウム除去手
段の他の第二例を示した図
段の他の第二例を示した図
【図5】本願発明に関係する水処理装置の第二実施形態
を示した図
を示した図
【図6】本願発明に関係する水処理装置の第三実施形態
を示した図
を示した図
【図7】第二実施形態と第三実施形態で使用している硝
酸銀水溶液の供給手段の他の第一例を示した図
酸銀水溶液の供給手段の他の第一例を示した図
【図8】第二実施形態と第三実施形態で使用している硝
酸銀水溶液の供給手段の他の第二例を示した図
酸銀水溶液の供給手段の他の第二例を示した図
10・・・・・クーリングタワー 10a・・・・水槽 11・・・・・手動弁 12a・・・・水供給配管 12b・・・・水供給配管 13・・・・・循環ポンプ 14a・・・・冷却水配管 14b・・・・冷却水配管 15・・・・・熱交換器 16・・・・・冷却水戻り配管 17a・・・・配管 17b・・・・配管 19・・・・・循環冷却水 20・・・・・水処理装置 20a・・・・入口継手 20b・・・・出口継手 21・・・・・カルシウム除去手段 21A・・・・カルシウム除去手段 21B・・・・カルシウム除去手段 22・・・・・容器 22B・・・・容器 23・・・・・ 液体 24・・・・・電磁弁 24A・・・・電磁弁 25・・・・・ポンプ 26a・・・・入口配管 26b・・・・中間配管 26c・・・・出口配管 27a・・・・供給管 27b・・・・供給管 28・・・・・計量部 29・・・・・ボール 30・・・・・銀イオン供給手段(微生物の増殖抑制手
段) 31・・・・・水溶解性ガラス収納部 31a・・・・注入口 31b・・・・排出口 31c・・・・本体 31d・・・・押え板 31da・・・脚 32・・・・・一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス 40・・・・・水処理装置 42b・・・・出口配管 50・・・・・硝酸銀水溶液の供給手段(微生物の増殖
抑制手段) 50A・・・・硝酸銀水溶液の供給手段(微生物の増殖
抑制手段) 50B・・・・硝酸銀水溶液の供給手段(微生物の増殖
抑制手段) 51・・・・・硝酸銀水溶液の収納容器 51B・・・・硝酸銀水溶液の収納容器 52・・・・・硝酸銀水溶液 53・・・・・電磁弁 53A・・・・電磁弁 57a・・・・供給管 57b・・・・供給管 58・・・・・計量部 59・・・・・ボール 60・・・・・水処理装置 62b・・・・中間配管 62c・・・・出口配管 70・・・・・電気分解による銀イオンの供給手段(微
生物の増殖抑制手段) 71・・・・・電解槽 71a・・・・注入口 71b・・・・排出口
段) 31・・・・・水溶解性ガラス収納部 31a・・・・注入口 31b・・・・排出口 31c・・・・本体 31d・・・・押え板 31da・・・脚 32・・・・・一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス 40・・・・・水処理装置 42b・・・・出口配管 50・・・・・硝酸銀水溶液の供給手段(微生物の増殖
抑制手段) 50A・・・・硝酸銀水溶液の供給手段(微生物の増殖
抑制手段) 50B・・・・硝酸銀水溶液の供給手段(微生物の増殖
抑制手段) 51・・・・・硝酸銀水溶液の収納容器 51B・・・・硝酸銀水溶液の収納容器 52・・・・・硝酸銀水溶液 53・・・・・電磁弁 53A・・・・電磁弁 57a・・・・供給管 57b・・・・供給管 58・・・・・計量部 59・・・・・ボール 60・・・・・水処理装置 62b・・・・中間配管 62c・・・・出口配管 70・・・・・電気分解による銀イオンの供給手段(微
生物の増殖抑制手段) 71・・・・・電解槽 71a・・・・注入口 71b・・・・排出口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年5月23日(2000.5.2
3)
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項2】 前記循環冷却水(19)から、カルシウ
ムを除去することを特徴とする請求項1に記載の循環冷
却水の微生物が増殖するのを抑制する方法。
ムを除去することを特徴とする請求項1に記載の循環冷
却水の微生物が増殖するのを抑制する方法。
【請求項3】 クーリングタワー(10)と熱交換器
(15)の間を循環している循環冷却水(19)の微生
物が増殖するのを抑制する装置に於いて、前記クーリン
グタワー(10)の水槽(10a)に、前記循環冷却水
(19)を強制的に循環させるポンプ(25)と微生物
が増殖するのを抑制する微生物の増殖抑制手段(30、
50、50A、50B、70)を構成した水処理装置
(20、40、60)を、独立した配管(17a、17
b)によって接続したことを特徴とする循環冷却水の微
生物が増殖するのを抑制する装置。
(15)の間を循環している循環冷却水(19)の微生
物が増殖するのを抑制する装置に於いて、前記クーリン
グタワー(10)の水槽(10a)に、前記循環冷却水
(19)を強制的に循環させるポンプ(25)と微生物
が増殖するのを抑制する微生物の増殖抑制手段(30、
50、50A、50B、70)を構成した水処理装置
(20、40、60)を、独立した配管(17a、17
b)によって接続したことを特徴とする循環冷却水の微
生物が増殖するのを抑制する装置。
【請求項4】 前記微生物の増殖抑制手段(30)は、
一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス(32)から一価
の銀イオンを溶解させるものであることを特徴とする請
求項3に記載の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制
する装置。
一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス(32)から一価
の銀イオンを溶解させるものであることを特徴とする請
求項3に記載の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制
する装置。
【請求項5】 前記微生物の増殖抑制手段(50、50
A、50B)は、硝酸銀水溶液の収納容器(51、51
B)から硝酸銀水溶液(52)を供給することによるも
のであることを特徴とする請求項3に記載の循環冷却水
の微生物が増殖するのを抑制する装置。
A、50B)は、硝酸銀水溶液の収納容器(51、51
B)から硝酸銀水溶液(52)を供給することによるも
のであることを特徴とする請求項3に記載の循環冷却水
の微生物が増殖するのを抑制する装置。
【請求項6】 前記微生物の増殖抑制手段(70)は、
陽極板に銀を使用した電気分解によるものであることを
特徴とする請求項3に記載の循環冷却水の微生物が増殖
するのを抑制する装置。
陽極板に銀を使用した電気分解によるものであることを
特徴とする請求項3に記載の循環冷却水の微生物が増殖
するのを抑制する装置。
【請求項7】 前記水処理装置(40)を構成している
前記微生物の増殖抑制手段(50A、50B)である硝
酸銀水溶液の供給手段(50A、50B)と前記水処理
装置(60)を構成している硝酸銀水溶液の供給手段
(50A、50B)は、二つの電磁弁(53、53A)
とその間に計量部(58)を形成したもの、または、前
記硝酸銀水溶液(52)が減少した時に前記硝酸銀水溶
液(52)を供給する為の供給管(57a)を閉じるボ
ール(59)を形成したものであることを特徴とする請
求項5または請求項6に記載の循環冷却水の微生物が増
殖するのを抑制する装置。
前記微生物の増殖抑制手段(50A、50B)である硝
酸銀水溶液の供給手段(50A、50B)と前記水処理
装置(60)を構成している硝酸銀水溶液の供給手段
(50A、50B)は、二つの電磁弁(53、53A)
とその間に計量部(58)を形成したもの、または、前
記硝酸銀水溶液(52)が減少した時に前記硝酸銀水溶
液(52)を供給する為の供給管(57a)を閉じるボ
ール(59)を形成したものであることを特徴とする請
求項5または請求項6に記載の循環冷却水の微生物が増
殖するのを抑制する装置。
【請求項8】 前記水処理装置(20、40、60)に
カルシウム除去手段(21、21A、21B)を構成し
たことを特徴とする請求項3ないし請求項7いずれか1
項に記載の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する
装置。
カルシウム除去手段(21、21A、21B)を構成し
たことを特徴とする請求項3ないし請求項7いずれか1
項に記載の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する
装置。
【請求項9】 前記カルシウム除去手段(21A、21
B)は酸性または弱酸性の液体(23)を供給するもの
であり、二つの電磁弁(24、24A)とその間に計量
部(28)を形成したもの、または、前記液体(23)
が減少した時に前記液体(23)を供給する為の供給管
(27a)を閉じるボール(29)を形成したものであ
ることを特徴とする請求項8に記載の循環冷却水の微生
物が増殖するのを抑制する装置。
B)は酸性または弱酸性の液体(23)を供給するもの
であり、二つの電磁弁(24、24A)とその間に計量
部(28)を形成したもの、または、前記液体(23)
が減少した時に前記液体(23)を供給する為の供給管
(27a)を閉じるボール(29)を形成したものであ
ることを特徴とする請求項8に記載の循環冷却水の微生
物が増殖するのを抑制する装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、クーリングタ
ワー10と熱交換器15の間を循環している循環冷却水
19の微生物が増殖するのを抑制する方法に於いて、独
立した配管17a、17bを介して前記循環冷却水19
を強制的に循環させながら電気分解によって発生した金
属イオンを前記循環冷却水19に供給することを特徴と
し、更に、前記循環冷却水19から、カルシウムを除去
することを特徴とすることによって、上記課題を解決し
た。
ワー10と熱交換器15の間を循環している循環冷却水
19の微生物が増殖するのを抑制する方法に於いて、独
立した配管17a、17bを介して前記循環冷却水19
を強制的に循環させながら電気分解によって発生した金
属イオンを前記循環冷却水19に供給することを特徴と
し、更に、前記循環冷却水19から、カルシウムを除去
することを特徴とすることによって、上記課題を解決し
た。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、クーリングタワー10と熱交換器1
5の間を循環している循環冷却水19の微生物が増殖す
るのを抑制する装置に於いて、前記クーリングタワー1
0の水槽10aに、前記循環冷却水19を強制的に循環
させるポンプ25と微生物が増殖するのを抑制する微生
物の増殖抑制手段30、50、50A、50B、70を
構成した水処理装置20、40、60を、独立した配管
17a、17bによって接続したことを特徴とし、更
に、前記微生物の増殖抑制手段30は、一価の銀イオン
を含む水溶解性ガラス32から一価の銀イオンを溶解さ
せるものであることを特徴とし、更に、前記微生物の増
殖抑制手段50、50A、50Bは、酸銀水溶液の収納
容器51、51Bから硝酸銀水溶液52を供給すること
によるものであることを特徴とし、更に、前記微生物の
増殖抑制手段70は、陽極板に銀を使用した電気分解に
よるものであることを特徴とし、更に、前記水処理装置
40を構成している前記微生物の増殖抑制手段50A、
50Bである硝酸銀水溶液の供給手段50A、50Bと
前記水処理装置60を構成している硝酸銀水溶液の供給
手段50A、50Bは、二つの電磁弁53、53Aとそ
の間に計量部58を形成したもの、または、前記硝酸銀
水溶液52が減少した時に前記硝酸銀水溶液52を供給
する為の供給管57aを閉じるボール59を形成したも
のであることを特徴とし、更に、前記水処理装置20、
40、60にカルシウム除去手段21、21A、21B
を構成したことを特徴とし、更に、前記カルシウム除去
手段21A、21Bは酸性または弱酸性の液体23を供
給するものであり、二つの電磁弁24、24Aとその間
に計量部28を形成したもの、または、前記液体23が
減少した時に前記液体23を供給する為の供給管27a
を閉じるボール29を形成したものであることを特徴と
することによって、上記課題を解決した。
5の間を循環している循環冷却水19の微生物が増殖す
るのを抑制する装置に於いて、前記クーリングタワー1
0の水槽10aに、前記循環冷却水19を強制的に循環
させるポンプ25と微生物が増殖するのを抑制する微生
物の増殖抑制手段30、50、50A、50B、70を
構成した水処理装置20、40、60を、独立した配管
17a、17bによって接続したことを特徴とし、更
に、前記微生物の増殖抑制手段30は、一価の銀イオン
を含む水溶解性ガラス32から一価の銀イオンを溶解さ
せるものであることを特徴とし、更に、前記微生物の増
殖抑制手段50、50A、50Bは、酸銀水溶液の収納
容器51、51Bから硝酸銀水溶液52を供給すること
によるものであることを特徴とし、更に、前記微生物の
増殖抑制手段70は、陽極板に銀を使用した電気分解に
よるものであることを特徴とし、更に、前記水処理装置
40を構成している前記微生物の増殖抑制手段50A、
50Bである硝酸銀水溶液の供給手段50A、50Bと
前記水処理装置60を構成している硝酸銀水溶液の供給
手段50A、50Bは、二つの電磁弁53、53Aとそ
の間に計量部58を形成したもの、または、前記硝酸銀
水溶液52が減少した時に前記硝酸銀水溶液52を供給
する為の供給管57aを閉じるボール59を形成したも
のであることを特徴とし、更に、前記水処理装置20、
40、60にカルシウム除去手段21、21A、21B
を構成したことを特徴とし、更に、前記カルシウム除去
手段21A、21Bは酸性または弱酸性の液体23を供
給するものであり、二つの電磁弁24、24Aとその間
に計量部28を形成したもの、または、前記液体23が
減少した時に前記液体23を供給する為の供給管27a
を閉じるボール29を形成したものであることを特徴と
することによって、上記課題を解決した。
Claims (11)
- 【請求項1】 クーリングタワー(10)と熱交換器
(15)の間を循環している循環冷却水(19)の微生
物が増殖するのを抑制する方法に於いて、独立した配管
(17a、17b)を介して前記循環冷却水(19)を
強制的に循環させながら金属イオンを前記循環冷却水
(19)に供給することを特徴とする循環冷却水の微生
物が増殖するのを抑制する方法。 - 【請求項2】 前記金属イオンは、電気分解によって発
生させるものであることを特徴とする請求項1に記載の
循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する方法。 - 【請求項3】 前記金属イオンは一価の銀イオンであ
り、硝酸銀水溶液(52)を供給することによるもので
あることを特徴とする請求項1に記載の循環冷却水の微
生物が増殖するのを抑制する方法。 - 【請求項4】 前記循環冷却水(19)から、カルシュ
ウムを除去することを特徴とする請求項1ないし請求項
3の何れか1項に記載の循環冷却水の微生物が増殖する
のを抑制する方法。 - 【請求項5】 クーリングタワー(10)と熱交換器
(15)の間を循環している循環冷却水(19)の微生
物が増殖するのを抑制する装置に於いて、前記クーリン
グタワー(10)の水槽(10a)に、前記循環冷却水
(19)を強制的に循環させるポンプ(25)と微生物
が増殖するのを抑制する微生物の増殖抑制手段(30、
50、50A、50B、70)を構成した水処理装置
(20、40、60)を、独立した配管(17a、17
b)によって接続したことを特徴とする循環冷却水の微
生物が増殖するのを抑制する装置。 - 【請求項6】 前記微生物の増殖抑制手段(30)は、
一価の銀イオンを含む水溶解性ガラス(32)から一価
の銀イオンを溶解させるものであることを特徴とする請
求項5に記載の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制
する装置。 - 【請求項7】 前記微生物の増殖抑制手段(50、50
A、50B)は、硝酸銀水溶液(52)を供給すること
によるものであることを特徴とする請求項5に記載の循
環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する装置。 - 【請求項8】 前記微生物の増殖抑制手段(70)は、
陽極板に銀を使用した電気分解によるものであることを
特徴とする請求項5に記載の循環冷却水の微生物が増殖
するのを抑制する装置。 - 【請求項9】 前記水処理装置(40)を構成している
前記微生物の増殖抑制手段(50A、50B)である硝
酸銀水溶液の供給手段(50A、50B)と前記水処理
装置(60)を構成している硝酸銀水溶液の供給手段
(50A、50B)は、二つの電磁弁(53、53A)
とその間に計量部(58)を形成したもの、または、前
記硝酸銀水溶液(52)が減少した時に前記硝酸銀水溶
液(52)を供給する為の供給管(57a)を閉じるボ
ール(59)を形成したものであることを特徴とする請
求項7または請求項8に記載の循環冷却水の微生物が増
殖するのを抑制する装置。 - 【請求項10】 前記水処理装置(20、40、60)
にカルシウム除去手段(21、21A、21B)を構成
したことを特徴とする請求項5ないし請求項9いずれか
1項に記載の循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制す
る装置。 - 【請求項11】 前記カルシウム除去手段(21A、2
1B)は酸性または弱酸性の液体(23)を供給するも
のであり、二つの電磁弁(24、24A)とその間に計
量部(28)を形成したもの、または、前記液体(2
3)が減少した時に前記液体(23)を供給する為の供
給管(27a)を閉じるボール(29)を形成したもの
であることを特徴とする請求項10に記載の循環冷却水
の微生物が増殖するのを抑制する装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28326099A JP2001066090A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する方法および装置 |
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---|---|---|---|
JP28326099A JP2001066090A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001066090A true JP2001066090A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17663161
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28326099A Pending JP2001066090A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 循環冷却水の微生物が増殖するのを抑制する方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001066090A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010025423A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Rinnai Corp | 風呂給湯システム |
US9689106B2 (en) | 2013-12-06 | 2017-06-27 | Applied Silver, Inc. | Antimicrobial fabric application system |
US10351807B2 (en) | 2015-08-21 | 2019-07-16 | Applied Silver, Inc. | Systems and processes for treating textiles with an antimicrobial agent |
US10640403B2 (en) | 2013-08-15 | 2020-05-05 | Applied Silver, Inc. | Antimicrobial batch dilution system |
US10760207B2 (en) | 2017-03-01 | 2020-09-01 | Applied Silver, Inc. | Systems and processes for treating textiles with an antimicrobial agent |
US11618696B2 (en) | 2013-08-15 | 2023-04-04 | Applied Silver, Inc. | Antimicrobial batch dilution system |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP28326099A patent/JP2001066090A/ja active Pending
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