JP2001066005A - 反復運動装置及び冷凍装置 - Google Patents

反復運動装置及び冷凍装置

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JP2001066005A
JP2001066005A JP23981899A JP23981899A JP2001066005A JP 2001066005 A JP2001066005 A JP 2001066005A JP 23981899 A JP23981899 A JP 23981899A JP 23981899 A JP23981899 A JP 23981899A JP 2001066005 A JP2001066005 A JP 2001066005A
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crank
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compression
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Kazuo Ito
和雄 伊藤
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2270/00Constructional features
    • F02G2270/85Crankshafts

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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【解決手段】 スターリング冷凍装置10は、電動モー
タ22のロータ22aにより回転するクランク回転軸2
4を持つクランク室16、このクランク室16に並列状
態で設けられる膨張シリンダ18および圧縮シリンダ2
0、各シリンダに内蔵されロッド36,38とコネクテ
ィングロッド40,42を介してクランク回転軸24の
各クランク部24a,24bに連結されるディスプレー
サピストン32および圧縮ピストン34、膨張シリンダ
の膨張空間48と圧縮シリンダの圧縮空間50を連通す
る作動ガス通路52と、ディスプレーサピストン及び圧
縮ピストンの反復運動に伴うクランク回転軸24の回転
不釣合いを防ぐ振動防止装置としてクランク回転軸24
の一端部とこの回転軸に連結されるロータ22aの両端
面に回転バランサー60〜64を分散配置したものであ
る。 【効果】 振動や騒音が低減され、回転バランサ設置の
省スペース化及び組み立ての簡易化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は反復運動装置及び冷凍
装置に関し、特にたとえば稼動状態で反復運動する反復
運動部材を複数個含む反復運動装置及びシリンダ内でピ
ストンが反復運動する冷凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反復運動部材としてのピストンがシリン
ダ内を反復運動する反復運動装置としては、例えば、シ
リンダ内でピストンにより閉じられた空間の体積変化を
利用した真空ポンプや圧縮ポンプといったポンプ類やエ
ンジン、複数のシリンダおよびピストンを組合わせて作
動媒体を圧縮、膨張させて冷熱を取り出す冷凍装置があ
る。このような冷凍装置の一例であるスターリング冷凍
装置は、極低温を実現する装置として注目されている。
そして、各種赤外線センサ、超伝導デバイスの冷却用や
バイオメディカル用フリーザ、冷凍庫等に広く利用され
ようとしている。
【0003】図10に模式的に示されるように、この従
来の冷凍装置1においては、圧縮シリンダ内を反復移動
するピストン2と、膨張シリンダ内を反復移動するディ
スプレーサ3とが、図示のように略90°の角度を保つ
ように配置されている。そして、電動モータを構成する
ロータ4の回転がクランク回転軸5のクランク部5aと
5bにより反復運動に変換されて、ピストン2とディス
プレーサ3とが反復運動するように構成されている。
【0004】このクランク回転軸5のクランク部5aと
5bとでは、回転位相差が略90°ずれるように構成さ
れており、その結果ピストン2の反復動作とディスプレ
ーサ3の反復動作とが90°の回転位相差分だけずれる
ように構成されている。
【0005】そして、クランク回転軸5の各クランク部
5aおよび5bには回転バランサ6および7が夫々設け
られ、クランク部5aの偏心量によって生じる遠心力を
回転バランサ6により打ち消し、別のクランク部5bの
偏心量によって生じる遠心力を回転バランサ7により打
ち消し、クランク回転軸5のクランク部5aおよび5b
の回転不釣合により生じる振動を極力抑えるようにして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の冷凍装
置1においては、図11に示すように、回転バランサ6
をクランク回転軸5のクランク部5aに、また回転バラ
ンサ7をクランク回転軸5のクランク部5bに夫々配置
することにより、クランク回転軸5におけるクランク部
5aおよび5bのそれぞれの偏心部近傍で回転を釣合わ
せ、偶力の発生量を抑制する効果を狙っているが、この
構成であればクランク部5aおよび5bに回転バランサ
6および7をそれぞれ付加しなければならず、機構が大
型化、複雑化するという問題がある。また、偶力が完全
には釣合っていないために振動が発生するという問題も
ある。
【0007】その結果、冷凍装置の先端部に形成される
コールドヘッド等に発生した冷熱を伝達するためのパイ
プ等の部材に振動が伝わることになる。このパイプ等の
部材は、極度に冷却されるために力学的強度が低下(脆
化)している。このような強度の低い部材に振動による
余計な力が加わるので、冷凍装置自身の信頼性が低下し
てしまうという欠点が生じる。そして、このような稼動
に伴い発生する不都合は、上述の冷凍装置では特に大き
な問題となるが、振動による信頼性の低下や騒音の発生
という問題は冷凍装置に限って生じるものではない。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、反
復運動装置の稼動に伴い発生する振動を防止し、信頼性
の高い反復運動装置および冷凍装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、稼動状態で
反復運動する反復運動部材を複数個含む反復運動装置で
あって、複数個の反復運動部材の反復運動を可能にせし
めるクランク回転軸の回転不釣合いを防止する振動防止
手段を備え、この振動防止手段は、クランク回転軸のク
ランク軸上に複数個配置されてクランク回転軸の回転お
よび偶力が釣り合うバランスウエイトを含むことを特徴
とする、反復運動装置である。
【0010】また、この発明は、圧縮シリンダ内で反復
運動する反復運動部材と、膨張シリンダ内で反復運動す
る反復運動部材とを備え、圧縮シリンダ内で圧縮された
作動媒体を放熱した後に膨張シリンダ内で膨張させてこ
の膨張シリンダ内で冷熱を発生させる冷凍装置であっ
て、複数個の反復運動を可能にするクランク回転軸の回
転不釣合いにより発生する振動を防止する振動防止手段
を備え、この振動防止手段は、クランク回転軸のクラン
ク軸上に複数個配置されてクランク回転軸の回転および
偶力が釣り合うバランスウエイトを含むことを特徴とす
る、冷凍装置である。
【0011】
【作用】反復運動部材を回転駆動するクランク回転軸の
軸上に複数個配置されるバランスウエイトにより、クラ
ンク回転軸のクランク部の偏心により生じる振動が防止
される。また、このバランスウエイトはクランク回転軸
の軸上とクランク回転軸を駆動する電動モータのロータ
の両端面との3箇所に配置しているので複数の反復運動
部材の反復運動を可能にするクランク部の回転だけでな
く偶力も釣り合わせることができる。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、クランク回転軸のク
ランク部で発生する遠心力による回転および偶力の不釣
合いにより回転軸ぶれや振動が抑えられ、機構の信頼性
が高く、低振動、低騒音の反復運動装置および冷凍装置
が容易に提供できる。更に、バランサ取付構造が小型化
・簡略化され、冷凍装置の小型化および製造コストの低
減が可能となる。
【0013】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明により一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図1〜図3に基づいてこの発明の一実施例を
説明する。
【0015】先ず、図1に示されるこの発明の一実施例
であるスターリング冷凍装置10は、冷熱を発生させる
膨張機12、この膨張機12において膨張された冷媒ガ
スを受け取り圧縮して戻す圧縮機14、および膨張機1
2と圧縮機14を並列状態に接続するクランク室16を
含む。
【0016】このクランク室16は、一端部を開口する
クランクケース16aとこの一端開口部を閉塞するクラ
ンクケース蓋16bとを含み、さらにクランクケース1
6aには膨張機12の膨張シリンダ18と圧縮機14の
圧縮シリンダ20が並列的に形成されている。また、ク
ランク室16には膨張機12と圧縮機14を駆動する駆
動源としての電動モータ22およびこのモータのロータ
22aに連結されて駆動されるクランク回転軸24が配
置収納されると共に、クランク回転軸24はクランクケ
ース仕切壁26とクランクケース蓋16bに設けた軸受
部28、30により軸支される。
【0017】膨張シリンダ18に内蔵される膨張シリン
ダ用反復運動部材としてのディスプレーサピストン32
と、圧縮シリンダ20に内蔵される圧縮シリンダ用反復
運動部材としての圧縮ピストン34とは、クランク回転
軸24の各クランク部24a、24bにそれぞれロッド
36、38とコネクティングロッド40、42を介して
連結されていて、互いに90°位相がずれた状態で往復
運動する。
【0018】また、膨張シリンダ18および圧縮シリン
ダ20とクランク室16とを仕切るためにオイルシール
部材44、46が各ロッド36、38に固定して設けら
れている。さらに、膨張シリンダ18の膨張空間48と
圧縮シリンダ20の圧縮空間50とは、作動ガス通路5
2により互いに連通されている。これにより、圧縮シリ
ンダ20内に形成される圧縮空間50と膨張シリンダ1
8内に形成される膨張空間48とが、蓄冷材54を介在
して作動ガス通路52により連通されることになる。
【0019】クランク室16の底部には潤滑オイル56
が貯溜されており、また、クランクケース仕切壁26に
設けた連通孔58により潤滑オイルが移可能としてい
る。
【0020】ところで、クランク回転軸24には、その
一端部に回転バランサ60を取り付けると共に、他端部
に固定した電動モータ22のロータ22aの両端面にも
それぞれ回転バランサ62,64を取り付けて、クラン
ク回転軸24の回転に伴う慣性力(遠心力および偶力)
を打ち消すようにしている。
【0021】これらの回転バランサ60および回転バラ
ンサ62、64は、図2に示すようにクランク回転軸2
4およびロータ22aとは別体構成にしてもよいが、図
3に示すようにクランク回転軸24およびロータ22a
と一体構成にすることもできる。
【0022】上述の様に、回転バランサが、従来のよう
にクランク回転軸に対して挟み込み構造ではないため、
バランサ部品点数が削減され機構の信頼性および組立性
が向上する。また、バランサが反復運動部材、例えば圧
縮ピストンおよびディスプレーサピストンをクランク回
転軸に連結するコネクティングロッドの外側に取り付け
られるため、クランク回転軸の挿入後に取り付けること
ができ、組み立てが容易になる。更に、バランサがクラ
ンク回転軸の端部側に配置されるから、クランク回転軸
に一体化も可能となり組み立て工数およびコストの削減
ができる。
【0023】次に、図4を参照してこのスターリング冷
凍装置10の動作について説明する。
【0024】なお、図4は、横軸に時間T、縦軸にスト
ロークSをとっている。
【0025】スターリング冷凍装置10において、ディ
スプレーサピストン32が、図示の曲線BおよびCの如
く往復運動すると同時に、圧縮ピストン34が図示の曲
線Dの如く往復運動することによって、膨張シリンダ1
8の膨張空間48は、図示の直線Aと曲線Bに挟まれた
幅領域で容積変化し、圧縮シリンダ20の圧縮空間50
は、図示の曲線Cと曲線Dに挟まれた幅領域で容積変化
する。
【0026】その結果、図4のの行程では、圧縮空間
50内の作動ガス、例えばヘリウムガスあるいは水素ガ
ス等の冷媒ガスが圧縮され、作動ガス通路52を経て膨
張シリンダ18内へ流入する(理想的には等温圧縮)。
この作動ガスは、図4のの行程で蓄冷材54を通過
し、この蓄冷材54と熱交換を行って温度低下する(定
積冷却)。蓄冷材54を通過した作動ガスは図4のの
行程で膨張シリンダ18の膨張空間48へ流入し、その
後、圧縮ピストン34の降下に伴って膨張する(理想的
には等温膨張)。つぎに、図4のの行程では、膨張空
間48内の作動ガスがスディスプレーサピストン32の
上昇に伴って蓄冷材54を通過し、この蓄冷材54と熱
交換を行って温度上昇した後、作動ガス通路52を経て
再び圧縮空間50へ導入する(定積加熱)。
【0027】この結果、膨張シリンダ18の頭部に設け
られているコールドヘッド66が冷却される。
【0028】反復運動部材であるディスプレーサピスト
ン32と圧縮ピストン34の反復運動源となるクランク
回転軸24が電動モータ22により回転すると、ディス
プレーサピストン32と圧縮ピストン34がそれぞれコ
ネクティングロッド40、42およびロッド36、38
を介して連結されている各クランク部24a、24bに
おいて、重心の回転軸からの偏心量に応じた遠心力が発
生し、回転不釣合いおよび偶力が発生する。
【0029】そこで、これらの慣性力を打ち消し、釣合
わせるために、上述のようにクランク回転軸24の一端
部と、この回転軸24を駆動する電動モータ22を構成
するロータ22aの両端面の3箇所に分散してそれぞれ
回転バランサ60,62、64を取り付けている。
【0030】ここで、図5に示す三次元平面(X,Y,
Z)による斜面図に基づいて、回転バランサ60〜64
による振動防止装置の動作状態について説明する。
【0031】図5には、反復運動装置の一実施例である
スターリング冷凍装置10内に組み付けられたクランク
回転軸24について、それぞれのクランク部24a、2
4bが角度θ°の位相差を持ち、それぞれの偏心量(反
復運動部のストロークに相当)が異なる場合のものを模
式的に図示したものである。
【0032】クランク回転軸24とこの回転軸に固定し
た電動モータ22のロータ22aを一つの回転体とみな
すと、クランク部24a、24bが回転軸より偏心して
いることにより、それぞれのクランク部24a、24b
で発生する遠心力による回転の不釣合いが生じる。ま
た、それぞれのクランク部24a、24bは、クランク
回転軸24の軸方向に設けた原点からの距離に応じて発
生する偶力(モーメント)が生じることになる。
【0033】従って、これら2つを釣合わせることによ
り、回転に伴う軸ぶれや振動が抑えられ、機構の信頼性
の向上につながる。
【0034】この回転および偶力の釣合わせ方法につい
て、図6〜図9を参照して以下に説明する。
【0035】回転の釣合わせは、図6(側面図)および
図7(上面図)において、それぞれの平面内で力の釣合
いを考えればよい。このことを[数1]および[数2]
で示すと以下のようになる。なお、バランサ1〜3は、
回転バランサ60〜64に対応するものである。
【0036】
【数1】FC+FEY+Fb3Y=Fb1Y+Fb2Y 但し、FC:圧縮側クランクで発生する遠心力 FEY:膨張側クランクで発生する遠心力のY方向成分 Fb1Y:バランサ1で発生する遠心力のY方向成分 Fb2Y:バランサ2で発生する遠心力のY方向成分 Fb3Y:バランサ3で発生する遠心力のY方向成分
【0037】
【数2】Fb1X+Fb2X=FEX+Fb3X 但し、FEX:膨張側クランクで発生する遠心力のX方向
成分 Fb1X:バランサ1で発生する遠心力のX方向成分 Fb2X:バランサ2で発生する遠心力のX方向成分 Fb3X:バランサ3で発生する遠心力のX方向成分 また、偶力の釣合わせは、図6(側面図)および図7
(上面図)において、それぞれの平面内で偶力の釣合い
を考えればよい。このことを[数3]および[数4]で
示すと以下のようになる。
【0038】
【数3】FC・LC+FEY・LE+Fb3Y・Lb3=Fb1Y
b1+Fb2Y・Lb2 但し、LC:クランク軸上原点―圧縮側クランク間距離 LE:クランク軸上原点―膨張側クランク間距離 Lb1:クランク軸上原点―バランサ1間距離 Lb2:クランク軸上原点―バランサ2間距離 Lb3:クランク軸上原点―バランサ3間距離
【0039】
【数4】 Fb1X・Lb1+Fb2X・Lb2=FEX・LE+Fb3X・Lb3 上述の実施例の形態は、反復運動部材の反復運動方向が
揃えられた冷凍装置を反復運動装置として示したが、反
復運動部材の反復運動方向が複数存在する、例えば略直
角に交わるような冷凍装置についても、同様の釣合わせ
を行うことは可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるスターリング冷凍装
置の要部断面せる図解図である。
【図2】図1におけるクランク回転軸とロータに回転バ
ランサを取り付けた状態を示す図解図である。
【図3】図2の他の実施態様を示すクランク回転軸とロ
ータを分離した状態の図解図である。
【図4】図1に示すスターリング冷凍装置の冷凍サイク
ルの行程を示す説明図である。
【図5】この発明の一実施例における回転バランサによ
る振動防止装置の動作状態を模式的に説明する三次元平
面(X,Y,Z)を用いた斜面図である。
【図6】図5におけるYZ平面における回転の釣合わせ
を示す側面図である。
【図7】図5におけるZX平面における偶力の釣合わせ
を示す上面図である。
【図8】図5における力の大きさを示す正面図である。
【図9】図5における力の大きさを示す背面図である。
【図10】従来の冷凍装置における動作状態を模式的に
示す要部説明図である。
【図11】図10におけるクランク回転軸、ロータおよ
び回転バランサを示す図解図である。
【符号の説明】
10 …スターリング冷凍装置 12 …膨張機 14 …圧縮機 16 …クランク室 18 …膨張シリンダ 20 …圧縮シリンダ 22 …電動モータ 22a …ロータ 24 …クランク回転軸 24a、24b …クランク部 32 …ディスプレーサピストン 34 …圧縮ピストン 52 …作動ガス通路 60,62、64 …回転バランサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】稼動状態で反復運動する反復運動部材を複
    数個含む反復運動装置であって、 前記複数個の反復運動部材の反復運動を可能にせしめる
    クランク回転軸の回転不釣合いを防止する振動防止手段
    を備え、 前記振動防止手段は、前記クランク回転軸のクランク軸
    上に複数個配置されて前記クランク回転軸の回転および
    偶力が釣り合うバランスウエイトを含むことを特徴とす
    る、反復運動装置。
  2. 【請求項2】前記バランスウエイトは、前記クランク回
    転軸の一端部と前記クランク回転軸を駆動する電動モー
    タのロータの両端面部とに分散配置されていることを特
    徴とする、請求項1記載の反復運動装置。
  3. 【請求項3】前記バランスウエイトは、前記クランク回
    転軸およびロータと一体形成されている、請求項2記載
    の反復運動装置。
  4. 【請求項4】圧縮シリンダ内で反復運動する反復運動部
    材と、膨張シリンダ内で反復運動する反復運動部材とを
    備え、前記圧縮シリンダ内で圧縮された作動媒体を放熱
    した後に前記膨張シリンダ内で膨張させてこの膨張シリ
    ンダ内で冷熱を発生させる冷凍装置であって、 前記複数個の反復運動を可能にするクランク回転軸の回
    転不釣合いにより発生する振動を防止する振動防止手段
    を備え、 前記振動防止手段は、前記クランク回転軸のクランク軸
    上に複数個配置されて前記クランク回転軸の回転および
    偶力が釣り合うバランスウエイトを含むことを特徴とす
    る、冷凍装置。
  5. 【請求項5】前記バランスウエイトは、前記クランク回
    転軸の一端部と前記クランク回転軸を駆動する電動モー
    タのロータの両端面部とに分散配置されていることを特
    徴とする、請求項4記載の冷凍装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1279906A3 (en) * 2001-07-24 2003-08-27 Sanyo Electric Co. Ltd Stirling refrigerator
US7937939B2 (en) 2004-01-16 2011-05-10 Mark Christopher Benson Bicycle thermodynamic engine

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