JP2001065486A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JP2001065486A
JP2001065486A JP23966699A JP23966699A JP2001065486A JP 2001065486 A JP2001065486 A JP 2001065486A JP 23966699 A JP23966699 A JP 23966699A JP 23966699 A JP23966699 A JP 23966699A JP 2001065486 A JP2001065486 A JP 2001065486A
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JP
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pump
generator
drive
shaft
driving
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JP23966699A
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English (en)
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Kiryo Inagi
喜良 稲木
Nobuhiro Shinomiya
伸浩 四宮
Makoto Yoshino
眞 吉野
Toshiaki Yamamoto
俊明 山本
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CHUBU REGIONAL CONSTR BUREAU M
CHUBU REGIONAL CONSTR BUREAU MINISTRY OF CONSTR
Dengyosha Machine Works Ltd
DMW Corp
Original Assignee
CHUBU REGIONAL CONSTR BUREAU M
CHUBU REGIONAL CONSTR BUREAU MINISTRY OF CONSTR
Dengyosha Machine Works Ltd
DMW Corp
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のポンプが設けられる排水機場で、ポン
プ設備全体の排水運転が不可能となる危険性をより少な
くするようにしたポンプ装置を提供する。 【解決手段】 駆動用原動機18を減速装置14を介し
て立軸ポンプ10のポンプ軸16に駆動連結し、この減
速装置14を発電機20に駆動連結し、駆動用原動機1
8の駆動に伴い立軸ポンプ10と発電機20をともに駆
動回転させる。発電機20で発生した出力電力を、立軸
ポンプ10の運転に関わる付属機器に駆動電源として供
給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動用原動機によ
り駆動運転するポンプを備えたポンプ装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】洪水対策用として建設される排水機場な
どのポンプ設備において、一般的に排水流量が容易に増
減できるように複数台の排水ポンプが設けられる。この
排水機場による排水運転が必要なときには、商用電源が
停電などにより消失する場合がある。そこで、かかる事
態を考慮して、ポンプの駆動源として内燃機関などによ
る駆動用原動機が汎用されている。また、排水機場に
は、ポンプ本体以外にも、吐き出し弁や除塵機や換気扇
さらには可動羽根を制御するための可動羽根操作用電動
アクチュエータなどが、ポンプ1台毎に付属機器として
それぞれに設けられている。また、駆動用原動機には、
冷却水温度センサーなどの原動機を安全に運転するため
の付属機器が設けられている。そして、減速装置にも、
潤滑油の油温センサーなどの付属機器が設けられてい
る。さらに、吸水槽には水位センサーが設けられ、吸水
槽の水位が最低運転水位以下となると駆動用原動機の運
転を停止するようになされている。これらの付属機器の
なかには適宜な駆動用の電気機器により駆動制御される
ものもある。そこで、排水機場には、内燃機関による駆
動用原動機に連結された1台の発電機が設けられ、その
出力電力が複数台のポンプを運転するために付設された
多数の付属機器に駆動電源として供給される。ポンプ設
備の運転は、発電機が連結された駆動用原動機とポンプ
が連結された駆動用原動機がともに駆動され、ポンプが
運転されるとともに発電機からの出力電力が供給されて
ポンプの運転に関わる付属機器が適宜に制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のポンプ設
備にあっては、駆動すべきポンプが連結された駆動用原
動機とこれとは別に発電機が連結された駆動用原動機と
がともに駆動運転できないと、適切な排水運転がなし得
ない。ポンプが連結された駆動用原動機は、複数台の内
の一部が運転できなくてもポンプ設備として排水能力が
減少するものの全く排水できなくなるわけではない。し
かし、発電機が連結される駆動用原動機は1台しか設け
られておらず、これが運転できないとポンプの運転に関
わる付属機器が全く駆動制御できないために、排水機場
全体が運転不能となってしまう。また、発電機自体が故
障した場合にも、同様に排水機場全体の排水運転が不可
能となる。
【0004】本発明は、上述の従来技術の事情に鑑みて
なされたもので、排水機場全体の排水運転が不可能とな
る危険性をより少なくするようにしたポンプ装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のポンプ装置は、駆動用原動機を減速装置
を介してポンプのポンプ軸に駆動連結するとともに、前
記駆動用原動機を発電機に駆動連結し、前記駆動用原動
機の駆動に伴い前記ポンプと前記発電機を駆動するよう
になし、前記発電機の出力電力を前記ポンプの運転に関
わる付属機器に駆動電源として供給するように構成され
ている。
【0006】また、駆動用原動機を減速装置を介してポ
ンプのポンプ軸に駆動連結するとともに、前記減速装置
を発電機に駆動連結し、前記駆動用原動機の駆動に伴い
前記ポンプと前記発電機を駆動するようになし、前記発
電機の出力電力を前記ポンプの運転に関わる付属機器に
駆動電源として供給するように構成しても良い。
【0007】そして、前記ポンプは立軸ポンプであり、
前記ポンプ軸が貫通突出する吐き出しエルボの外壁に前
記減速装置を付設し、前記吐き出しエルボから突出した
前記ポンプ軸と前記減速装置を駆動連結して構成するこ
ともできる。
【0008】そしてまた、前記ポンプは立軸渦巻ポンプ
であり、前記ポンプ軸が突出する渦巻ケーシングの外壁
に前記減速装置を付設し、前記渦巻ケーシングから突出
した前記ポンプ軸と前記減速装置を駆動連結して構成す
ることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図4を参照して説明する。図1は、本発明のポン
プ装置の第1実施例の全体構成斜視図である。図2は、
第1実施例で駆動用原動機と減速装置を駆動連結する要
部の縦断面図である。図3は、第1実施例で減速装置と
発電機を駆動連結する要部の横断面図である。図4は、
本発明のポンプ装置の第1実施例のブロック構成図であ
る。
【0010】まず、図1において、立軸ポンプ10の吐
き出しエルボ12の外壁に減速装置14が付設される。
そして、吐き出しエルボ12の外壁から突出するポンプ
軸16が減速装置14に適宜に駆動連結される。この減
速装置14には、内燃機関などからなる駆動用原動機1
8が駆動連結される。また、減速装置14に発電機20
が駆動連結される。さらに、吐き出しエルボ12は、そ
の吐き出し側に管内クーラー22および吐き出し弁24
を介して吐き出し水槽(図示せず)に連通される。この
付属機器としての吐き出し弁24には、これを駆動制御
するための電気機器である吐き出し弁駆動装置26が設
けられる。そして、発電機20の出力電力が、制御盤2
8を介して吐き出し弁駆動装置26などに駆動電源とし
て適宜に供給される。
【0011】駆動用原動機18が減速装置14を介して
ポンプ軸16に駆動連結する構造の一例は、図2に示す
ごとく、駆動用原動機18の出力軸30に設けたベベル
ギア32が減速装置14に設けた中間軸34のベベルギ
ア36に噛合され、この中間軸34に設けた小平歯車3
8がポンプ軸16に連結された大平歯車40に噛合され
る。もって、駆動用原動機18の駆動運転により減速装
置14を介してポンプ軸16が駆動回転される。
【0012】また、減速装置14が発電機20に駆動連
結する構造の一例は、図3に示すごとく、発電機20の
入力軸42に設けたベベルギア44が減速装置14のベ
ベルギア36に噛合される。もって、駆動用原動機18
の駆動運転により減速装置14のベベルギア36が駆動
回転されるのに伴い、これに噛合するベベルギア44を
介して発電機20が駆動回転されて適宜な出力電力を発
生させる。
【0013】ところで、立軸ポンプ10自体は、上述の
ように、管内クーラ22や吐き出し弁24などの付属機
器が設けられ、そのうちにいくつかは吐き出し弁駆動装
置26のごとく電気機器であって駆動電源を必要として
いる。そこで、本発明では、図4に示すごとく、発電機
20の出力電力が制御盤28に与えられ、この制御盤2
8から立軸ポンプ10の付属機器のうち駆動電源を必要
とする吐き出し弁駆動装置26や除塵機46および換気
扇48などに適宜に供給され、これらの駆動制御がなさ
れる。また、駆動用原動機18の付属機器にあっても、
冷却水の温度を検出する冷却水温度センサー70や冷却
水の流れを検出する冷却水フローセンサー72および回
転部の潤滑油の油温センサー74や油圧センサー76の
状態を検出するセンサーおよびこれらで異常が検出され
ると駆動用原動機18の運転を停止させる制御手段など
に、発電機20の出力電力が適宜に駆動電源などとして
供給される。そして、減速装置14の回転部の潤滑油の
油温センサー78や油圧センサー80の状態を検出する
ためのセンサーなどの付属機器にも、発電機20の出力
電力が適宜に供給される。さらに、吸水槽に設けられた
吸水槽水位センサー82およびこの水位センサー82で
吸水槽の水位が最低運転水位以下であると検出されると
駆動用原動機18を停止させる制御手段などの付属機器
にも、発電機20の出力電力が適宜に供給される。
【0014】かかる構成にあっては、立軸ポンプ10を
運転すべく駆動用原動機18が駆動運転されると、これ
に駆動連結された立軸ポンプ10の運転に関わる付属機
器には、減速装置14に駆動連結されている発電機20
より駆動電源が適宜に供給される。そこで、複数台の立
軸ポンプ10を備える排水機場などのポンプ設備にあっ
ては、駆動用原動機18の駆動回転ができれば、それに
駆動連結した立軸ポンプ10を、付属機器の適正な制御
を伴って、適切な駆動運転がなし得る。ここで、従来の
排水機場のごとく、立軸ポンプ10の連結する駆動用原
動機は駆動運転できるが、発電機20の連結する駆動用
原動機が駆動運転できないために付属機器の適切な制御
ができず、立軸ポンプ10が運転できないという不具合
がない。そこで、本発明では立軸ポンプ10を運転でき
ない危険性がより小さなものとなる。これは、洪水対策
用の排水機場などで、運転が必要な際に商用電源が消失
して外部から駆動電源が得られない可能性の高い設備に
あっては極めて有用である。そして、発電機20の出力
電力が立軸ポンプ10の吐き出し弁駆動装置26や除塵
機46および換気扇48などに供給されることにより、
立軸ポンプ10自体は適正に駆動運転される。また、駆
動用原動機18の付属機器である冷却水温度センサー7
0や冷却水フローセンサー72や油温センサー74や油
圧センサー76および制御手段などに、発電機20の出
力電力を供給することで、駆動用原動機18に異常が検
出されると制御手段により運転が停止されて、駆動用原
動機18の重大な損傷を回避するように構成することも
できる。同様に、減速装置14の付属機器である油温セ
ンサー78や油圧センサー80などに発電機20の出力
電力を供給するならば、減速装置14の異常を検出する
ことができる。さらに、吸水槽の吸水槽水位センサー8
2と制御手段などに発電機20の出力電力を適宜に供給
するならば、吸水槽の水位が最低運転水位以下に低下す
ると駆動用原動機18を停止させて、不必要な立軸ポン
プ10の運転を停止させることができる。なお、駆動用
原動機18の始動は、手動でなされれば良い。
【0015】次に、本発明の第2実施例を図5を参照し
て説明する。図5は、本発明のポンプ装置を可動羽根立
軸ポンプに適用した第2実施例の縦断面図である。図5
において、図1ないし図4と同じまたは均等な部材には
同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0016】図5において、図1に示す構造と相違する
ところは、ポンプ軸16が中空軸とされ、その中に操作
ロッド50が挿通され、減速装置14の上方の外壁に付
設された可動羽根操作用電動アクチュエータ52に操作
ロッド50の上端部が連結され、操作ロッド50の下端
部に羽根角度が調整される羽根車羽根54が連結され
る。そして、可動羽根操作用電動アクチュエータ52の
駆動制御により操作ロッド50を介して羽根車羽根54
の角度が変更されて吐き出し流量の調整がなされる。こ
の可動羽根操作用電動アクチュエータ52は、発電機2
0の出力電力が制御盤28を介して適宜に駆動電源とし
て供給される。
【0017】かかる構成の第2実施例にあっても、駆動
用原動機18の駆動回転に伴い、立軸ポンプ10が駆動
回転されるのみならず、可動羽根操作用電動アクチュエ
ータ52の制御が適切になされ、吐き出し流量の調整が
可能である。
【0018】さらに、本発明の第3実施例を図6および
図7を参照して説明する。図6は、本発明のポンプ装置
を立軸渦巻ポンプに適用した第3実施例の要部平面図で
ある。図7は、図6のA矢視図である。図6および図7
において、図1ないし図5に示す部材と同じまたは均等
な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0019】図6および図7に示す第3実施例にあって
は、立軸渦巻ポンプ56の渦巻ケーシング58の外壁に
減速装置14が付設され、この渦巻ケーシング58から
突出するポンプ軸16が減速装置14と駆動連結され
る。そして、この減速装置14に駆動用原動機18が駆
動連結され、また発電機20が駆動連結される。さら
に、この発電機20から出力される出力電力が、この立
軸渦巻ポンプ56の付属機器(図示せず)に適宜に駆動
電源として供給される。
【0020】上記第1ないし第3実施例にあっては、い
ずれも吐き出しエルボ12または渦巻ケーシング58の
外壁に減速装置14を付設することで、吐き出しエルボ
12または渦巻ケーシング58を設置する床に、駆動用
原動機18および発電機20を設置することができ、ポ
ンプ建屋が1床式構造の簡単なものとなる。しかるに、
図8に示すごとく、吐き出しエルボ12と減速装置14
をポンプ建屋が2床式構造の上下の別の床にそれぞれ設
置した立軸ポンプ10に本発明を適用することもでき
る。図8は、本発明のポンプ装置の第4実施例の構造図
である。図8において、図1ないし図4に示す部材と同
じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明
を省略する。
【0021】図8において、ポンプ建屋は2床式構造で
あり、下の床に吐き出しエルボ12が設置されて立軸ポ
ンプ10が配設される。そして、吐き出しエルボ12の
外壁から突出したポンプ軸16が、上の床に設置された
減速装置14の出力軸に連結される。この減速装置14
に、上の床の設置される駆動用原動機18と発電機20
が適宜に駆動連結される。そして、発電機20で発生し
た出力電力が、立軸ポンプ10の付属機器(図示せず)
に駆動電源として供給される。なお、この第4実施例と
同様にして、2床式構造のポンプ建屋に設置される立軸
渦巻ポンプ56に、本発明を適用しても良いことは勿論
である。
【0022】さらに、上記実施例では、いずれも発電機
20が減速装置14に駆動連結されたものである。しか
し、駆動用原動機18の駆動回転により、発電機20が
駆動回転されればいかなる連結構造であっても良い。か
かる考えに基づいた本発明の第5実施例および第6実施
例を、図9および図10にそれぞれ示す。図9は、本発
明のポンプ装置の第5実施例の構造図である。この図9
に示す第5実施例にあっては、駆動用原動機18は両側
に出力軸を突出させる構造であり、一方の出力軸に減速
装置14が連結され、他方の出力軸に発電機20が連結
される。また、図10は、本発明のポンプ装置の第6実
施例の構造を示す平面図である。この図10に示す第6
実施例にあっては、駆動用原動機18の出力軸30が連
結軸60を介して減速装置14に連結される。62、6
2は、連結軸60を適宜に軸支する軸受けである。そし
て、連結軸60にはベベルギア64が固定され、これに
発電機20の入力軸42に設けられたベベルギア66が
噛合される。
【0023】かかる構成の第5実施例および第6実施例
はいずれも駆動用原動機18が減速装置14を介するこ
となしに発電機20に直接的に駆動連結される。この第
5実施例および第6実施例も、第1ないし第4実施例と
同様に、駆動用原動機18の駆動回転により減速装置1
4を介して立軸ポンプ10が駆動運転されるとともに、
発電機20が駆動回転されてその出力電力が立軸ポンプ
10の付属機器に駆動電源として供給される。
【0024】なお、上記実施例において、減速装置14
の減速機構はいかなる構造であっても良く、上記実施例
に限られるものでない。また、減速装置14と発電機2
0の駆動連結および駆動用原動機18と発電機20の駆
動連結は、上記実施例の構造に限られず、発電機20が
適宜に駆動連結されればいかなる構造であっても良い。
そして、発電機20の出力電力は、立軸ポンプ10およ
び立軸渦巻ポンプ56などの運転に関わって付帯される
いかなる付属機器に対して駆動電源として供給されても
良い。ここで、発電機20の出力電力は、ポンプの運転
に関わる付属機器で駆動電源を必要とする全てに供給さ
れなくても良く、重要度に応じて適宜に供給されるよう
にしても良い。そしてさらに、発電機20の出力電力を
排水機場の非常用照明灯の電源などのポンプの運転に関
わる付属機器以外の駆動電源として利用することも可能
である。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポンプ装
置は構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏
する。
【0026】請求項1記載のポンプ装置にあっては、ポ
ンプを駆動する駆動用原動機に発電機を適宜に駆動連結
し、この発電機の出力電力をポンプの運転に関わる付属
機器に駆動電源として供給するので、駆動用原動機の駆
動運転により付属機器の適正な制御を伴ってポンプを適
切に運転することができる。そこで、従来の排水機場の
ごとく、付属機器に駆動電源を供給できないことにより
ポンプの運転ができないという危険性がない。したがっ
て、本発明を商用電源が消失する虞のある非常事態に運
転する可能性の高い排水機場などに適用することで、ポ
ンプをより確実に運転することができる。
【0027】請求項2記載のポンプ装置にあっては、駆
動用原動機が連結される減速装置に発電機を連結するの
で、発電機を駆動連結する構造が減速装置により簡単に
構成することができ、また必要により適宜に減速および
増速することも可能である。
【0028】請求項3または4記載のポンプ装置にあっ
ては、減速装置が吐き出しエルボまたは渦巻ケーシング
の外壁に付設されるので、減速装置の付設される吐き出
しエルボまたは渦巻ケーシングと、駆動用原動機および
発電機を1つの床に設置することができ、ポンプ建屋の
建設を安価になし得る。
【0029】請求項5記載のポンプ装置にあっては、可
動羽根立軸ポンプを運転する際に、可動羽根操作用電動
アクチュエータの駆動電源を確実に確保することがで
き、可動羽根立軸ポンプをその吐き出し流量を適宜に調
節できて適切な運転が可能である。
【0030】請求項6記載のポンプ装置にあっては、ポ
ンプ自体の付属機器に発電機の出力電力が供給されるの
で、ポンプ自体を適正に運転することができる。
【0031】請求項7記載のポンプ装置にあっては、駆
動用原動機の制御手段を含む付属機器に発電機の出力電
力が供給されるので、駆動用原動機に異常が生ずるとこ
れを停止して、重大な損傷を回避することができる。
【0032】請求項8記載のポンプ装置にあっては、減
速装置の状態を検出する付属機器に発電機の出力電力が
供給されるので、減速装置に異常が生ずるとこれを検出
することができる。
【0033】請求項9記載のポンプ装置にあっては、吸
水槽水位センサーと駆動用原動機を停止させる制御手段
に発電機の出力電力が供給されるので、吸水槽の水位が
最低運転水位より低下すると駆動用原動機を停止させ
て、不必要なポンプの運転を停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のポンプ装置の第1実施例の全体構成斜
視図である。
【図2】第1実施例で駆動用原動機と減速装置を駆動連
結する要部の縦断面図である。
【図3】第1実施例で減速装置と発電機を駆動連結する
要部の横断面図である。
【図4】本発明のポンプ装置の第1実施例のブロック構
成図である。
【図5】本発明のポンプ装置を可動羽根立軸ポンプに適
用した第2実施例の縦断面図である。
【図6】本発明のポンプ装置を立軸渦巻ポンプに適用し
た第3実施例の要部平面図である。
【図7】図6のA矢視図である。
【図8】本発明のポンプ装置の第4実施例の構造図であ
る。
【図9】本発明のポンプ装置の第5実施例の構造図であ
る。
【図10】本発明のポンプ装置の第6実施例の構造を示
す平面図である。
【符号の説明】
10 立軸ポンプ 12 吐き出しエルボ 14 減速装置 16 ポンプ軸 18 駆動用原動機 20 発電機 26 吐き出し弁駆動装置 46 除塵機 48 換気扇 52 可動羽根操作用電動アクチュエータ 56 立軸渦巻ポンプ 58 渦巻ケーシング 70 冷却水温度センサー 72 冷却水フローセンサー 74、78 油温センサー 76、80 油圧センサー 82 水位センサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 四宮 伸浩 東京都大田区大森北1丁目5番1号 株式 会社電業社機械製作所内 (72)発明者 吉野 眞 静岡県三島市三好町3番27号 株式会社電 業社機械製作所三島事業所内 (72)発明者 山本 俊明 東京都大田区大森北1丁目5番1号 株式 会社電業社機械製作所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動用原動機を減速装置を介してポンプ
    のポンプ軸に駆動連結するとともに、前記駆動用原動機
    を発電機に駆動連結し、前記駆動用原動機の駆動に伴い
    前記ポンプと前記発電機を駆動するようになし、前記発
    電機の出力電力を前記ポンプの運転に関わる付属機器に
    駆動電源として供給するように構成したことを特徴とす
    るポンプ装置。
  2. 【請求項2】 駆動用原動機を減速装置を介してポンプ
    のポンプ軸に駆動連結するとともに、前記減速装置を発
    電機に駆動連結し、前記駆動用原動機の駆動に伴い前記
    ポンプと前記発電機を駆動するようになし、前記発電機
    の出力電力を前記ポンプの運転に関わる付属機器に駆動
    電源として供給するように構成したことを特徴とするポ
    ンプ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のポンプ装置にお
    いて、前記ポンプは立軸ポンプであり、前記ポンプ軸が
    貫通突出する吐き出しエルボの外壁に前記減速装置を付
    設し、前記吐き出しエルボから突出した前記ポンプ軸と
    前記減速装置を駆動連結して構成したことを特徴とする
    ポンプ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載のポンプ装置にお
    いて、前記ポンプは立軸渦巻ポンプであり、前記ポンプ
    軸が突出する渦巻ケーシングの外壁に前記減速装置を付
    設し、前記渦巻ケーシングから突出した前記ポンプ軸と
    前記減速装置を駆動連結して構成したことを特徴とする
    ポンプ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3記載のいずれかのポン
    プ装置において、前記ポンプは可動羽根立軸ポンプであ
    り、前記減速装置の外壁に付設した付属機器としての可
    動羽根操作用電動アクチュエータに前記発電機の出力電
    力を供給して駆動制御するように構成したことを特徴と
    するポンプ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載のポンプ装置にお
    いて、前記ポンプの運転に関わる付属機器は、前記ポン
    プ自体の付属機器であることを特徴とするポンプ装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または2記載のポンプ装置にお
    いて、前記ポンプの運転に関わる付属機器は、前記駆動
    用原動機の運転を停止する制御手段を含む付属機器であ
    ることを特徴とするポンプ装置。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載のポンプ装置にお
    いて、前記ポンプの運転に関わる付属機器は、前記減速
    装置の状態を検出する付属機器であることを特徴とする
    ポンプ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1または2記載のポンプ装置にお
    いて、前記ポンプの運転に関わる付属機器は、吸水槽の
    水位センサーおよびこの水位センサーで最低運転水位以
    下であることが検出されると前記駆動用原動機を運転停
    止させる制御手段であることを特徴とするポンプ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008297920A (ja) * 2007-05-29 2008-12-11 Ebara Yoshikura Hydro-Tech Co Ltd ポンプ設備
JP6007287B1 (ja) * 2015-05-14 2016-10-12 西芝電機株式会社 発電機付エンジン駆動ポンプ
TWI742857B (zh) * 2020-09-18 2021-10-11 慶優工業股份有限公司 具有橫豎雙軸傳動之抽水泵浦

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