JP2001065213A - 盗水防止用止水栓錠 - Google Patents

盗水防止用止水栓錠

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JP2001065213A
JP2001065213A JP24020899A JP24020899A JP2001065213A JP 2001065213 A JP2001065213 A JP 2001065213A JP 24020899 A JP24020899 A JP 24020899A JP 24020899 A JP24020899 A JP 24020899A JP 2001065213 A JP2001065213 A JP 2001065213A
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JP
Japan
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dial
screw
water
cap
lock
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Pending
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JP24020899A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sakamoto
廣明 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の一般的な止水栓では、水道水供給元と
の使用契約を結ばないでも、ハンドルを捻ればその止水
栓を開栓操作することができるので、盗水しようと思え
ば簡単にできる。また、このような止水栓では、盗水を
防止するために、ハンドルを止水栓の弁軸から外してお
いても、このハンドルは市販されているため、それを購
入すればその止水栓の弁軸に簡単に取り付けることがで
き、盗水の防止には全く役立たない。 【解決手段】 止水栓Sの弁軸1にダイヤル式錠2のシ
リンダ部3を挿入し、このシリンダ部の上端を前記弁軸
の上端にネジ止めし、このねじ止め部をダイヤル式錠の
ダイヤル付きキャップ4で覆うと共にこのダイヤル付き
キャップを前記シリンダ部に装着したものとし、前記ダ
イヤル付きキャップに遊嵌した複数のダイヤルリング4
a、4a…のダイヤル合わせにより、このダイヤル付き
キャップを前記シリンダ部に着脱自在としたものとして
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、一戸建て住宅や
マンション等の共同住宅における量水器の手前に連結さ
れた止水栓などの開栓操作を阻止するようにした盗水防
止用止水栓錠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な止水栓においては、例え
ば図7、8に示したように、その止水栓Sの弁軸1にネ
ジ止め式としたハンドルHを取り付けたものとしてい
る。このハンドルHは、例えば、弁軸1の上端外周に形
成した四角部11に、ハンドルHの中央部に設けた四角
穴12を嵌合させ、弁軸1の上端中央に設けたねじ穴1
aに座金13を介して六角ボルト14(図示していない
が丸ねじ等でもよい)を捩じ込むことにより、止水栓S
の弁軸1に取り付けている。
【0003】そして、水道局等の水道水供給元との使用
契約に基づき、止水栓Sの弁軸1に取り付けたハンドル
Hを捻ってその止水栓Sを開栓操作することにより、水
道栓などを経て水道水を利用できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
一般的な止水栓においては、水道水供給元との使用契約
を結ばないでも、ハンドルHを捻ればその止水栓Sを開
栓操作することができるので、盗水しようと思えば簡単
にできるという課題を有していた。
【0005】また、従来の一般的な止水栓においては、
前記したような盗水を防止するために、ハンドルHを止
水栓Sの弁軸1から外しておくことが考えられるが、こ
のハンドルHは規格品であるが一般に市販されているた
め、それを購入すればその止水栓Sの弁軸1に簡単に取
り付けることができ、盗水の防止には全く役立たないと
いう課題を有していた。
【0006】そこで、この発明は、上記従来の止水栓が
有する課題を解決するものであり、止水栓の弁軸にダイ
ヤル式の錠前を取り付け、その錠前を取り外さないこと
には止水栓の弁軸にハンドルを取り付けることができな
いようにして、盗水防止を行うことができるようにした
盗水防止用止水栓錠を提供することを目的としてなされ
たものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の盗
水防止用止水栓錠は、止水栓Sの弁軸1にダイヤル式錠
2のシリンダ部3を挿入し、このシリンダ部3の上端を
前記弁軸1の上端にネジ止めし、このねじ止め部をダイ
ヤル式錠2のダイヤル付きキャップ4で覆うと共にこの
ダイヤル付きキャップ4を前記シリンダ部3に装着した
ものとし、前記ダイヤル付きキャップ4に遊嵌した複数
のダイヤルリング4a、4a…のダイヤル合わせによ
り、このダイヤル付きキャップ4を前記シリンダ部3に
着脱自在としたものとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の盗水防止用止水
栓錠の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0009】図は、この発明の盗水防止用止水栓錠の実
施形態を示しており、止水栓Sの弁軸1にダイヤル式錠
2のシリンダ部3を挿入し、このシリンダ部3の上端を
弁軸1の上端にねじ止めしている。そして、このねじ止
め部をダイヤル式錠2のダイヤル付きキャップ4で覆う
と共に、このダイヤル付きキャップ4を前記シリンダ部
3に装着している。さらに、ダイヤル付きキャップ4に
遊嵌した複数のダイヤルリング4a、4a…のダイヤル
合わせにより、このダイヤル付きキャップ4を前記シリ
ンダ部3に着脱自在としている。
【0010】前記ダイヤル式錠2のシリンダ部3の外壁
には、複数の突起部3a、3a…が設けられている。ま
た、前記ダイヤル付きキャップ4に遊嵌したダイヤルリ
ング4a、4a…の内壁には、前記突起部3a、3a…
が通過可能な切欠き溝5a、5a…が形成されている。
【0011】前記シリンダ部3の上端を弁軸1の上端に
ネジ止めするには、図1〜3に示した実施形態では、シ
リンダ部3の上端にさら穴6aを有した台座6を設けて
おき、弁軸1の上端に設けたねじ穴1aに座金7を介し
てさらねじ8を捩じ込み、このさらねじ8の頭部8aが
前記台座6のさら穴6aに嵌まり込むようにすればよ
い。図4〜6に示した実施形態では、弁軸1の上端に設
けたねじ穴1aに座金7を介して六角ボルト9を捩じ込
み、この六角ボルト9のボルト頭9aの下端がシリンダ
部3の上端に当たるようにすればよい。
【0012】このように構成したこの発明の盗水防止用
止水栓錠では、止水栓Sの開栓操作を阻止しておきたい
場合には、止水栓Sの弁軸1に取り付けた状態にし、ダ
イヤルリング4a、4a…を回転させて、解除状態とな
る予め設定されたダイヤル番号以外の番号にしておけば
よい。この場合、図2、5に示したようにダイヤルリン
グ4a、4a…の内壁に形成した切欠き溝5a、5a…
が一直線に揃わない状態となり、ダイヤル付きキャップ
4のダイヤルリング4a、4a…がシリンダ部3の突起
部3a、3a…に引っ掛かって、ダイヤル付きキャップ
4が取り外されることがない。そのため、シリンダ部3
の上端と弁軸1の上端とのねじ止め部が露出することな
く、そのねじ止めが外されることはないので、この発明
の盗水防止用止水栓錠が止水栓Sから外されることはな
い。したがって、止水栓Sの弁軸1にはハンドルHを取
り付けることができないので、止水栓Sを開栓操作する
ことはできない。
【0013】そして、この発明の盗水防止用止水栓錠で
は、止水栓Sの開栓操作を可能にしたい場合には、先
ず、ダイヤルリング4a、4a…を回転させて、解除状
態となる予め設定された番号にダイヤル合わせをする。
この場合、図3、6に示したようにダイヤルリング4
a、4a…の内壁に形成した切欠き溝5a、5a…が一
直線に揃った状態となり、シリンダ部3の外壁に設けら
れた複数の突起部3a、3a…が通過可能となる。この
状態では、ダイヤル付きキャップ4は、その軸線方向に
移動可能となるので、シリンダ部3から引き抜いて外す
ことができる。このダイヤル付きキャップ4を外すと、
シリンダ部3の上端と弁軸1とのねじ止め部が露出する
ので、ドライバーやレンチ等の簡単な工具を用いてその
ねじ止めを外すことができる。このようにすれば、シリ
ンダ部3も弁軸1から外すことができるので、このシリ
ンダ部3を外した弁軸1にハンドルHを取り付けること
ができ、止水栓の開栓操作が可能となる。
【0014】
【発明の効果】この発明の盗水防止用止水栓錠は、以上
に述べたように構成されており、止水栓の弁軸にダイヤ
ル式の錠前を取り付けたものとし、その錠前を取り外さ
ないことには止水栓の弁軸にハンドルを取り付けること
ができないようにしたので、より効果的な盗水防止を行
うことができるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の盗水防止用止水栓錠の一実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】図1に示すこの発明の盗水防止用止水栓錠を止
水栓に取り付けた状態を示す断面図である。
【図3】図1に示すこの発明の盗水防止用止水栓錠を止
水栓に取り付けた状態を示す断面図である。
【図4】この発明の盗水防止用止水栓錠の他の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図5】図4に示すこの発明の盗水防止用止水栓錠を止
水栓に取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】図4に示すこの発明の盗水防止用止水栓錠を止
水栓に取り付けた状態を示す断面図である。
【図7】止水栓の弁軸にハンドルを取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図8】止水栓の弁軸からハンドルを取り外した状態を
示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 弁軸 2 ダイヤル式錠 3 シリンダ部 4 ダイヤル付きキャップ S 止水栓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 止水栓(S)の弁軸(1)にダイヤル式
    錠(2)のシリンダ部(3)を挿入し、このシリンダ部
    (3)の上端を前記弁軸(1)の上端にネジ止めし、こ
    のねじ止め部をダイヤル式錠(2)のダイヤル付きキャ
    ップ(4)で覆うと共にこのダイヤル付きキャップ
    (4)を前記シリンダ部(3)に装着したものとし、前
    記ダイヤル付きキャップ(4)に遊嵌した複数のダイヤ
    ルリング(4a、4a…)のダイヤル合わせにより、こ
    のダイヤル付きキャップ(4)を前記シリンダ部(3)
    に着脱自在としたことを特徴とする盗水防止用止水栓
    錠。
JP24020899A 1999-08-26 1999-08-26 盗水防止用止水栓錠 Pending JP2001065213A (ja)

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Family Applications (1)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100993057B1 (ko) 2008-02-05 2010-11-08 주식회사늘푸름가구 다이얼 잠금장치
KR101310303B1 (ko) * 2012-01-13 2013-09-23 황병욱 다이얼 방식 유압잠금장치
WO2017080288A1 (zh) * 2015-11-10 2017-05-18 上海圣享科技股份有限公司 锁闭装置及其操作方法
WO2017080287A1 (zh) * 2015-11-10 2017-05-18 上海圣享科技股份有限公司 带有锁闭结构的螺接装置

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