JP2001063923A - 移動機構付きホースリール - Google Patents

移動機構付きホースリール

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JP2001063923A
JP2001063923A JP23699899A JP23699899A JP2001063923A JP 2001063923 A JP2001063923 A JP 2001063923A JP 23699899 A JP23699899 A JP 23699899A JP 23699899 A JP23699899 A JP 23699899A JP 2001063923 A JP2001063923 A JP 2001063923A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取っ手を取り外さずに、コンパクトにできる
移動機構付きホースリールを提供すること。 【解決手段】 ホースHを巻き取るリール体7と、この
リール体の両側に形成したフランジ部7bと、リール体
を回転自在に支持するフレーム6と、フレームに取り付
けたローラや車輪などの移動機構15と、フレームに取
り付けるとともに、所定の長さを有する取っ手17とを
備え、上記移動機構15によって、移動自在にした移動
機構付きホースリールにおいて、上記取っ手17を、フ
レーム6に対して回動自在に取り付けるとともに、回動
させた取っ手17を、リール体7のフランジ部7b間に
収める構成にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ローラや車輪な
どの移動機構を備えた移動機構付きホースリールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の移動機構付きホースリールとし
て、図9に示したものが従来から知られている。この従
来の移動機構付きホースリールは、フレーム1に、リー
ル体2を回転自在に取り付けるとともに、このリール体
2にホースHを巻き付けている。また、フレーム1の下
部には、回転自在に取り付けた一対の車輪3、3と、支
持部材4とを設けている。そして、上記車輪3、3と支
持部材4との三箇所で、静止状態におけるフレーム1の
姿勢を安定的に保つようにしている。
【0003】上記フレーム1の上部には、取っ手5を固
定している。この取っ手5は、フレーム1に固定したロ
ッド部5a、5aと、このロッド部5a、5aの上端に
掛け渡した握り部5bとからなる。また、上記取っ手5
のロッド部5a、5aの長さを、握り部5bが、平均的
な大人の手の位置になるようにして、ホースリールを歩
きながら引っ張りやすくしている。つまり、この取っ手
5は、ホースリールを移動するときに、平均的な身長の
大人が、腰をかがめずに、それを引っ張れるようにする
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の移動機構付
きホースリールは、平均的な大人が、腰をかがめずにそ
れを引っ張れるようにするために、取っ手5の握り部5
bの位置を、かなり高い位置に保っている。そのため、
ロッド5a、5aがかなり長いものとなり、その分、ホ
ースリール全体も大きくならざるを得なかった。全体の
大きさが大きくなれば、ホースリールを物置などにしま
うときに、大きなスペースを必要とするという問題があ
った。
【0005】また、ホースリールを箱など入れて梱包す
る場合には、収納効率を高めるために、フレーム1から
取っ手5を取り外さなければならず、非常に手間がかか
るという問題もあった。この発明の目的は、取っ手を取
り外さずに、コンパクトにできる移動機構付きホースリ
ールを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ホースを
巻き取るリール体と、このリール体の両側に形成したフ
ランジ部と、リール体を回転自在に支持するフレーム
と、フレームに取り付けたローラや車輪などの移動機構
と、フレームに取り付けるとともに、所定の長さを有す
る取っ手とを備え、上記移動機構によって、移動自在に
した移動機構付きホースリールにおいて、上記取っ手
は、フレームに対して回動自在に取り付けるとともに、
回動させた取っ手を、リール体のフランジ部間に収める
構成にしたことを特徴とする。
【0007】第2の発明は、第1の発明において、リー
ル体は、ドラムとその両端に設けたフランジ部とからな
り、しかも、ドラムとフランジ部との間に、内側に向か
って傾斜した傾斜面を備える一方、取っ手には、その両
外側面に湾曲部を形成するとともに、この湾曲部の外側
間の幅を、上記傾斜面の内側間の幅よりも小さくしてな
り、上記取っ手を回動させたとき、リール体の傾斜面間
に上記湾曲部が収まる構成にしたことを特徴とする。
【0008】第3の発明は、上記第1または第2の発明
において、フランジ部間に収めた取っ手の先端と回動支
点とを、フレームの先端と後端との内側に位置させたこ
とを特徴とする。第4の発明は、上記第1〜第3の発明
において、フレームには、少なくとも4つの接地点を設
けるとともに、前後方向に位置する接地点の外側で、か
つ、上方に、ローラや車輪などの移動機構を支持する回
転軸を設け、上記接地点が地面に接しているときに、ロ
ーラや車輪などの移動機構を地面から離す構成にしたこ
と特徴とする。第5の発明は、上記第1〜第4の発明に
おいて、取っ手には、ホースを巻き付けるためのホース
巻き付け部を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1〜8に実施例を示す。図1に
示すように、フレーム6には、ホースHを巻き付けたリ
ール体7を回転自在に取り付けている。このリール体7
にはハンドル8を設け、このハンドル8を回すことによ
って、ホースHを巻き取ることができるようにしてい
る。上記ホースHを巻き付けたリール体7は、図2に示
すように、ドラム7aとその両端に設けたフランジ部7
b、7bとからなり、ドラム7aに巻き付けたホースH
を、フランジ部7b、7bによってリール体7から外れ
ないようにしている。
【0010】また、ドラム7aとフランジ部7b、7b
との境には、傾斜面7c、7cを形成するとともに、こ
の傾斜面7c、7cの反対側に図示していない補強リブ
を設けている。このように補強リブを設けることによっ
て、フランジ部7b、7bの剛性を上げている。また、
上記傾斜面7c、7cは、リール体7にホースHを巻き
付けるときに、そのホースHを中央によせて、フランジ
部7b、7b側にホースHが偏らないようにするもので
ある。なお、図1に示すように、リール体7に巻き付け
たホースHの一端Haには、ジョイント部材9aと蛇口
継手9bとを取り付けている。そして、蛇口継手9bを
水道の蛇口などに接続し、ホースHに水を導くようにし
ている。
【0011】上記フレーム6であって、上記ハンドル8
と反対側には、図示していない接続口を形成し、この接
続口にジョイント部材10を接続できるようにしてい
る。そして、このジョイント部材10を、上記接続口を
介してリール体7に巻き付けたホースHに連通させてい
る。したがって、蛇口からの水を、リール体7に巻き付
けたホースHの先端のジョイント部材9側から、ジョイ
ント部材10まで導くことができる。そして、上記ジョ
イント部材10には、ホースhを接続するとともに、こ
のホースhの先端に、散水ノズル11を設けている。し
たがって、リール体7側のホースHに導かれた水を、散
水ノズル11から放出することができる。
【0012】なお、通常は、リール体7に巻き付けられ
た長いホースH側に散水ノズル11を接続するが、この
実施例では、リール体7に巻き付けた長いホースHを、
蛇口に接続している。その理由は、次の通りである。す
なわち、長いホースHに散水ノズル11を接続すれば、
当然のこととして、短いホースhを蛇口に接続しなけれ
ばならなくなる。ところが、移動機構を備えたホースリ
ールでは、ホースリール自体を移動させるので、上記の
ように短いホースhを蛇口などに接続してしまうと、ホ
ースリールの移動範囲がこの短いホースhが届く範囲に
制限されてしまう。そこで、この実施例では、長さにゆ
とりのある長いホースH側を、蛇口に接続し、ホースリ
ールの移動範囲を大きくとれるようにしている。
【0013】一方、上記フレーム6の底部前側には、一
対の脚部12、12を設け、その底部後側にも一対の脚
部13、13を設けている。そして、これら四つの脚部
12、12、13、13の接地面12a、12a、13
a、13aを、図3に示すように地面に接触させた状態
で、フレーム6の姿勢を安定させるようにしている。す
なわち、フレーム6の幅方向の安定性を、一対の前側接
地面12a、12aおよび一対の後側接地面13a、1
3aによって保ち、フレーム6の前後方向の安定性を、
前側接地面12a、12aと後側接地面13a、13a
とによって保っている。
【0014】上記脚部12、12間には、図1からも明
らかなように、足で踏めるようにした押さえ部材14を
固定している。また、上記脚部13、13間には、図4
に示すように、この発明の移動機構に相当するローラ1
5を回転自在に設けている。このローラ15は、回転軸
16によって支持されている。この回転軸16は、図3
に示すように、後側接地面13aの外側に設けている。
しかも、この回転軸16は、四つの接地面12a、12
a、13a、13aを地面に接触させた状態で、この回
転軸16の中心から地面までの距離を、ローラ15の半
径よりも大きくなるように取り付けている。
【0015】したがって、接地面12a、12a、13
a、13aを地面に接しているとき、ローラ15は地面
から離れている。また、図3に示す安定状態から、フレ
ーム6を矢印b方向に傾けると、後側接地面13a、1
3aを支点にしてフレーム6が回動し、ローラ15が地
面に接する。フレーム6がさらに回動すると、図5に示
すようにローラ15だけが地面に接し、接地面12a、
12a、13a、13aが地面から離れる。このように
ローラ15だけを地面に接触させることによって、ホー
スリールを動かせるようにしている。
【0016】一方、図1に示すように、フレーム6の上
部には、取っ手17を回動自在に取り付けているが、こ
の取っ手17は、一対のロッド21、21の先端間に握
り部22を掛け渡したものである。このようにした取っ
手17は、フレーム6に形成した支持部18、18に固
定された軸部20に、回動自在に取り付けている。すな
わち、上記支持部18、18には、軸孔19、19を形
成するとともに、これら軸孔19、19に軸部20を挿
入して固定している。そして、この軸部20に、上記取
っ手17の基端側を回動自在に支持している。したがっ
て、上記取っ手17は、軸部20を中心に回動する。
【0017】このように回動自在にした取っ手17は、
図4に示すように、それを起立させて使用状態にした
り、図6に示すように、それを折り畳んで収納状態にし
たりできるようにしている。そして、取っ手17を使用
状態に起立させたとき、その握り部22が、平均的な大
人の手の位置になるようにしている。なお、上記取っ手
17を起立させて使用状態に保っているときには、図示
していないストッパーが機能して、その起立状態を維持
するようにしている。また、この起立状態にある取っ手
17を、強制的に倒すことによって、上記ストッパーが
自動的に解除される。
【0018】なお、上記握り部22の一端には、凹状の
ノズル掛け部23を形成し、このノズル掛け部23に、
使用していない散水ノズル11を引っかけることができ
るようにしている。また、上記ロッド21、21間に
は、桟24を掛け渡し、この桟24にホース巻き付け部
24aを起立させている。このホース巻き付け部24a
は、上記短いホースhを巻き付けるものである。さら
に、軸部20には、ホースHaの先端に接続したジョイ
ント部材9aを引っ掛けるための保持部25を設けてい
る。このように保持部25を設けたのは、ホースリール
の収納時に、ジョイント部材9aを引っ掛けて保持する
ことができるようにするためである。
【0019】上記ロッド部21、21は、図2に示すよ
うに、その外側間の最大幅W1を、リール体7のフラン
ジ部7b、7b間の幅w1よりも小さくしている。した
がって、リール体7にホースHを巻いた状態で、取っ手
17を折り畳むと、取っ手17がホースHに接触した状
態でフランジ部7b、7b間に収まる。このように取っ
手17を折り畳んだ収納状態にすれば、ホースリールを
物置などにしまう場合に、小さいスペースで足りる。
【0020】また、ロッド部21、21の外側面には、
湾曲部21a、21aを形成している。そして、この湾
曲部21a、21aの外側間の幅W2を、リール体7に
形成した傾斜面7c、7cの内側間の幅w2よりも小さ
くしている。したがって、図6に示すように、出荷時な
どリール体7にホースHを巻き付けていない状態におい
て、取っ手17を折り畳むと、湾曲部21a、21aが
リール体7の傾斜面7c、7cの内側間に収まるととも
に、ロッド部21、21がドラム7aに接触する。そし
て、このように取っ手17をドラム7aに接するまで回
動させたときに、図7に示すように、その先端に位置す
る握り部22が、脚部12の先端12bよりも内側に収
まるようにしている。
【0021】もし、取っ手17に湾曲部21a、21a
がないとすると、ロッド部21、21がドラム7aに接
する前に傾斜面7c、7cにぶつかってしまう。このよ
うに傾斜面7c、7cにロッド21、21がぶつかって
しまうと、その回動が規制されて、握り部22の位置
が、脚部12の先端12bより外側にはみ出してしまう
ことがある。握り部22が、脚部12の先端12bより
外側にはみ出してしまえば、ホースリール全体の大きさ
をコンパクトにできない。しかし、この実施例では、ロ
ッド部21、21がドラム7aに接するまで取っ手17
を回動させることができるので、握り部22の位置を脚
部12の先端12aよりも内側に位置させることができ
る。したがって、ホースリール全体の大きさをコンパク
トにできる。
【0022】しかも、上記握り部22と反対側の回動支
点である軸部20を、ローラ15の後端15aより内側
に設けている。そのため、上記のように取っ手17を折
り畳んで収納状態にすれば、取っ手17が脚部12の先
端12aとローラ15の後端15aとの間に完全に収ま
る。したがって、ホースリール全体の大きさをよりコン
パクトにでき、梱包に用いる箱も小さくできる。
【0023】なお、この実施例では、脚部12の先端1
2bがこの発明のフレームの先端に相当し、ローラ15
の後端15aがこの発明のフレームの後端に相当する。
つまり、第3の発明におけるフレームとは、脚部12お
よびローラ15を含めたものである。
【0024】上記のようにした実施例は、図8に示すよ
うに、取っ手17を起立させて使用状態にしたホースリ
ールを、平均的な大人が握り部22を持って取っ手17
を引くと、フレーム6が接地面13aを支点に回動し
て、ローラ15だけが接地する。したがって、このホー
スリールを、平均的な大人が腰をかがめずに移動させる
ことができる。
【0025】また、上記使用状態から取っ手17を強制
的に折り畳んで、それをリール体7のフランジ部7b、
7b間に収めた収納状態にすれば、ホースリールをコン
パクトにできる。そして、この収納状態のホースリール
を、物置などにしまうようにすれば、小さな収納スペー
スで足りる。また、リール体7にホースHを巻いていな
い状態、例えば、出荷時においては、折り畳んだ取っ手
17を、リール体7の傾斜面7c、7c間に収めること
ができる。そして、このとき取っ手17は、脚部12の
先端12aとローラ15の後端15aとの間に収まる。
したがって、ホースリールをよりコンパクトにでき、そ
れを梱包するための箱も小さくできる。
【0026】さらに、取っ手17を回動させることによ
り、取っ手17を起立させた使用状態と、それを折り畳
んだ収納状態との切り換えを簡単にできるようにしたの
で、前記従来例のように、取っ手をわざわざ取り外す必
要がない。なお、ハンドル8を回してホースHを巻き取
る際に、ハンドル8を回す力によってホースリールが動
いてしまうことがある。ホースリールが動いてしまう
と、ホースHを巻き取りにくくなる。そこで、この実施
例では、ホースHを巻き取るときには、押さえ部材14
を足で踏んで、このホースリールの移動を規制できるよ
うにしている。しかも、足で押さえ部材14を踏んだと
きに、脚部12、12、13、13だけが接地し、ロー
ラ15が地面から離れる構造にしているので、ホースリ
ールがほとんど動いたりしない。
【0027】なお、この実施例では、この発明の移動機
構としてローラ15を用いているが、ローラ15に限ら
ず、車輪などを用いてもよい。また、この実施例では、
リールHに巻き付けた長いホースHを蛇口に接続し、短
いホースに散水ノズル11を接続しているが、これとは
逆に接続してもよい。すなわち、蛇口のすぐ周りの狭い
範囲に散水する場合には、わざわざ長いホースHを蛇口
に接続しなくても、短いホースhを蛇口に接続すれば、
必要な範囲に十分散水することができる。
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、回動させた取っ手
を、リール体のフランジ部間に収める構成にしたので、
取っ手をわざわざ取り外さなくてもそれを回動させるだ
けでホースリールをコンパクトにできる。第2の発明に
よれば、リール体のドラムに接するまで取っ手を回動さ
せることができるので、ホースリールをよりコンパクト
にすることができる。
【0029】第3の発明によれば、取っ手をフランジ部
間に収めたときに、取っ手の先端と回動支点とを、上下
方向においてフレームの先端と後端との内側に収めるこ
とができるので、ホールリールをコンパクトにできる。
そして、上記第1〜3の発明によれば、ホースリールを
コンパクトにできるので、それを物置などにしまう場合
に、その収納スペースが小さくて足りる。また、ホース
リールを梱包する場合には、箱を小さくできる。
【0030】第4の発明によれば、フレームの接地点が
接地している状態で、ローラが地面から離れているの
で、ホースを巻き取るときに、ホースリールが簡単に動
いたりしない。第5の発明によれば、取っ手に設けたホ
ース巻き付け部に、ホースを巻き付ける構成にしたの
で、ホールリールを移動させている最中に、たるんだホ
ースが邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のホースリール全体を示す斜視図であ
る。
【図2】実施例のホースリールの正面図であり、取っ手
17を引っ張る状態にした図である。
【図3】実施例のホースリールの側面図であり、フレー
ム6を水平にした図である。
【図4】実施例のホースリール全体を示す斜視図であ
る。
【図5】実施例のホースリールの側面図であり、フレー
ム6を傾けた状態を示す図である。
【図6】実施例のホースリールを上から見た平面図であ
り、取っ手17をリール体7のフランジ部7a、7a間
に納めた状態を示す図である。
【図7】図6の側面図である。
【図8】実施例のホースリールを引っ張っている状態を
示す図である。
【図9】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
H ホース 6 フレーム 7 リール体 7a リール体を構成するドラム 7b リール体を構成するフランジ部 7c 傾斜面 12、13 脚部 12a この発明のフレームの先端に相当する脚部
12の先端 15a この発明のフレームの後端に相当するロー
ラ15の後端 15 ローラ 17 取っ手 21a 湾曲部 24a ホース巻き付け部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ホースを
巻き取るリール体と、このリール体の両側に形成したフ
ランジ部と、リール体を回転自在に支持するフレーム
と、フレームに取り付けたローラや車輪などの移動機構
と、フレームに取り付けるとともに、所定の長さを有す
る取っ手とを備え、上記移動機構によって、移動自在に
した移動機構付きホースリールにおいて、上記取っ手
は、フレームに対して回動自在に取り付けるとともに、
上記取っ手の外側間の最大幅W1をリール体フランジ部
間の幅w1より小さくし、回動させた取っ手を、リール
体のフランジ部間に収める構成にしたことを特徴とす
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】第3の発明は、上記第1または第2の発明
において、フランジ部間に収めた取っ手の先端と回動支
点とを、フレームの先端と後端との内側に位置させたこ
とを特徴とする。第4の発明は、上記第1〜第3の発明
において、フレームには、少なくとも4つの接地面を設
けるとともに、前後方向に位置する接地面のうちホース
リールの中心より後側に位置する後側接地面の後側に、
ローラや車輪などの移動機構を支持する回転軸を設け、
かつ、上記接地面が地面に接しているときに、地面から
上記回転軸の中心までの距離をローラや車輪などの半径
よりも大きくし、さらに、起立させた取っ手を後方に引
き下げたときに、上記後側接地面を支点にしてリール体
が傾き、ローラや車輪などの移動機構を接地させる構成
にしたことを特徴とする。第5の発明は、上記第1〜第
4の発明において、取っ手には、ホースを巻き付けるた
めのホース巻き付け部を設けたことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】一方、上記フレーム6の底部前側には、一
対の脚部12、12を設け、その底部後側にも一対の脚
部13、13を設けている。そして、これら四つの脚部
12、12、13、13の接地面12a、12a、13
a、13aを、図3に示すように地面に接触させた状態
で、フレーム6の姿勢を安定させるようにしている。す
なわち、フレーム6の幅方向の安定性を、一対の前側接
地面12a、12aおよび一対の後側接地面13a、1
3aによって保ち、フレーム6の前後方向の安定性を、
前側接地面12a、12aと後側接地面13a、13a
とによって保っている。なお、この実施例の説明上、ホ
ースリールの中心を基準として、前側接地面12aの方
を前側とし、後側接地面13aの方を後側と定義する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】したがって、接地面12a、12a、13
a、13aを地面に接しているとき、ローラ15は地面
から離れている。また、ローラ15の回転軸16が後側
接地面13aより後側に位置しているので、図3に示す
安定状態から、起立させた取っ手17を後方に引き下
げ、フレーム6を矢印b方向に傾けると、後側接地面1
3a、13aを支点にしてフレーム6が回動し、ローラ
15が地面に接する。フレーム6がさらに回動すると、
図5に示すようにローラ15だけが地面に接し、接地面
12a、12a、13a、13aが地面から離れる。こ
のようにローラ15だけを地面に接触させることによっ
て、ホースリールを動かせるようにしている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】
【発明の効果】第1の発明によれば、回動させた取っ手
を、リール体のフランジ部間に収める構成にしたので、
取っ手をわざわざ取り外さなくてもそれを回動させるだ
けで、ホースリールをコンパクトにできる。また、取っ
手の外側間の最大幅W1は、リール体フランジ部間の幅
w1より小さいので、取っ手の幅は、フレームの幅より
小さい。このように取っ手の幅が、フレーム幅よりも小
さいので、その取っ手がフレームより幅方向にでっぱら
ない。第2の発明によれば、リール体のドラムに接する
まで取っ手を回動させることができるので、ホースリー
ルをよりコンパクトにすることができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】第3の発明によれば、取っ手をフランジ部
間に収めたときに、取っ手の先端と回動支点とを、上下
方向においてフレームの先端と後端との内側に収めるこ
とができる。また、フランジ部間に収めた取っ手が前後
方向においてフレームよりでっぱることがなく、ホース
リールをコンパクトにできる。そして、上記第1〜3の
発明によれば、ホースリールをコンパクトにできるの
で、それを物置などにしまう場合に、その収納スペース
が小さくて足りる。また、ホースリールを梱包する場合
には、箱を小さくできる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】第4の発明によれば、フレームの接地面
接地している状態で、ローラが地面から離れているの
で、ホースを巻き取るときに、ホースリールが簡単に動
いたりしない。さらに、この状態から、起立させた取っ
手を後方に引き下げるだけで、ホースリールが傾き、ロ
ーラを地面に接地させることができる。第5の発明によ
れば、取っ手に設けたホース巻き付け部に、ホースを巻
き付ける構成にしたので、ホースリールを移動させてい
る最中に、たるんだホースが邪魔になることがない。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホースを巻き取るリール体と、このリー
    ル体の両側に形成したフランジ部と、リール体を回転自
    在に支持するフレームと、フレームに取り付けたローラ
    や車輪などの移動機構と、フレームに取り付けるととも
    に、所定の長さを有する取っ手とを備え、上記移動機構
    によって、移動自在にした移動機構付きホースリールに
    おいて、上記取っ手は、フレームに対して回動自在に取
    り付けるとともに、回動させた取っ手を、リール体のフ
    ランジ部間に収める構成にしたことを特徴とする移動機
    構付きホースリール。
  2. 【請求項2】 リール体は、ドラムとその両端に設けた
    フランジ部とからなり、しかも、ドラムとフランジ部と
    の間に、内側に向かって傾斜した傾斜面を備える一方、
    取っ手には、その両外側面に湾曲部を形成するととも
    に、この湾曲部の外側間の幅を、上記傾斜面の内側間の
    幅よりも小さくしてなり、上記取っ手を回動させたと
    き、リール体の傾斜面間に上記湾曲部が収まる構成にし
    たことを特徴とする請求項1記載の移動機構付きホース
    リール。
  3. 【請求項3】 フランジ部間に収めた取っ手の先端と回
    動支点とを、フレームの先端と後端との内側に位置させ
    たことを特徴とする請求項1または2記載の移動機構付
    きホースリール。
  4. 【請求項4】 フレームには、少なくとも4つの接地点
    を設けるとともに、前後方向に位置する接地点の外側
    で、かつ、上方に、ローラや車輪などの移動機構を支持
    する回転軸を設け、上記接地点が地面に接しているとき
    に、ローラや車輪などの移動機構を地面から離す構成に
    したこと特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の
    移動機構付きホースリール。
  5. 【請求項5】 取っ手には、ホースを巻き付けるための
    ホース巻き付け部を設けたことを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1に記載の移動機構付きホースリール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006010899A2 (en) * 2004-07-28 2006-02-02 Hozelock Limited Hose reels
EP2502866A1 (de) * 2011-03-24 2012-09-26 Silag Handel AG Schlauchwagen mit Doppelhaspel und Schlauchverbinder

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WO2006010899A3 (en) * 2004-07-28 2006-03-23 Hozelock Ltd Hose reels
EP2502866A1 (de) * 2011-03-24 2012-09-26 Silag Handel AG Schlauchwagen mit Doppelhaspel und Schlauchverbinder

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