JP2001063812A - トロリーハンガーおよびベルトコンベヤ - Google Patents

トロリーハンガーおよびベルトコンベヤ

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JP2001063812A
JP2001063812A JP24302099A JP24302099A JP2001063812A JP 2001063812 A JP2001063812 A JP 2001063812A JP 24302099 A JP24302099 A JP 24302099A JP 24302099 A JP24302099 A JP 24302099A JP 2001063812 A JP2001063812 A JP 2001063812A
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roller
belt
rail
trolley
hanger
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Yoshinao Yoshida
義尚 吉田
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Niigata Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トロリーローラ部の構造を合理化し、安定し
て走行し、軽量簡易でかつ長寿命の経済性に優れたトロ
リーハンガー及びそれを用いたベルトコンベヤを提供す
る。 【解決手段】 レール1を走行するローラ部4とこの下
部に垂下されて被搬送物を保持するクランプ部5とを備
えたハンガー3において、ローラ部4は、荷重を支える
に足る一対の主ローラ4A,4A′と、曲走により生ず
る主ローラの片寄りを制限する一対の片寄り制限ローラ
4B,4B′とが、各々レール1の立軸を境にして、進
行方向に沿って一方側には主ローラ4Aおよび片寄り制
限ローラ4Bの順で配置されるとともに、他方側には片
寄り制限ローラ4B′および主ローラ4A′の順で配置
され、かつローラ枠4Cに、取り付け取り外し容易に装
着されてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベヤのベルト
あるいは容器、製品、半製品等の各種搬送物を搬送する
際に用いられるトロリーハンガーおよびそのトロリーハ
ンガーを用いたベルトコンベヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場やその構外等において、製
品、半製品、原材料等の粉粒体やスラリー状物体の運搬
物、又は土木工事、山間地、トンネル工事の礦石、土砂
等を、中長距離搬送する、懸吊式の筒型又はU型ベルト
コンベヤに用いられているトロリーハンガーにおいて
は、通常レールを走行するトロリーローラとして、二個
並列で合計四個のローラが用いられている。また、前記
ベルトを挟持するクランプ部のクランプアームとして
は、二軸支持のロック方式と、一軸支持のバネ省略方式
との概ね二方式が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
トロリーハンガーにあっては、レール上を走行するロー
ラのみであって、片寄り制限ローラを用いていないた
め、特に被運搬物を内側に保持するベルトコンベヤのよ
うな揺動の大きい搬送物を保持しつつ、中長距離間を搬
送する場合には、ベルトの曲走によって生ずるベルトの
傾き片寄り現象により、レールの立て軸に強力に押し付
けられて、接触することによる摩耗が大きく、又走行抵
抗も大で、著しく経済性に劣り、運転の安定性も欠ける
という問題点があった。
【0004】また、クランプ部については、一方の二軸
支持の方式では、挟持アームの開閉に用いるバネが開き
方向に用いているため、アームを閉じ、ベルトを挟持す
るには両挟持アームにロックが不可欠であり、かつロッ
クレバーが常時ロックピンに接触するため、両接触部分
の摩耗が激しく、ベルト挟持の安全性に欠けるととも
に、開閉に伴う金属の接触衝撃による騒音を発するほ
か、ハンガーの着脱装置が複雑で、経済性に劣ってい
る。また、他方の一軸支持の方式では、二軸支持と異り
挟持アームに荷重がかかったとき、挟持アームが開き易
く、アームの開閉が平均、均等に作動しないこと、バネ
に依って開閉せず、開閉の誘導装置が複雑かつ走行抵抗
も大で、着脱の確実性に劣るほか、走行中の曲走個所に
於けるベルトの脱落事故の虞れがあり、ベルトの速度も
著しく制限されるなど多くの問題を抱えている。
【0005】本発明は、前記トロリーローラのローラ部
の不具合を解消すべく工夫開発されたものであり、筒型
ベルトコンベヤ及びU型ベルトコンベヤ等の搬送物を保
持する際に用いられるトロリーハンガーにおいて、トロ
リーローラ部の構造を合理化し、軽量簡易でかつ安定し
た走行性を実現することができるとともに、長寿命で経
済性にも優れたトロリーハンガーを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
になされた請求項1に記載の本発明に係るトロリーハン
ガーは、レール1を走行するローラ部4と、このローラ
部4の下部に連結されて搬送物2を保持するクランプ部
5とを備えたハンガー3において、前記ローラ部4は、
荷重を支えるに足る一対の主ローラ4A,4A′と、曲
走により生ずる主ローラ4A,4A′の片寄りを制限す
る一対の片寄り制限ローラ4B,4B′とが、各々前記
レール1の立軸1Bを境にして、進行方向に沿って一方
側には前記主ローラ4Aおよび片寄り制限ローラ4Bの
順で配置されるとともに、他方側には前記片寄り制限ロ
ーラ4B′および主ローラ4A′の順で配置されてなる
ことを特徴とするものである。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明において、前記主ローラ4A,4A′は、
その走行面がレール1の略水平面1A,1A′に接する
ように、また前記片寄り制限ローラ4B,4B′は、そ
の走行面がレール1の略垂直面1B′に接するように、
それぞれローラ枠4Cに設けられることを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
1または2に記載の発明において、前記レール1の立軸
1Bを境にして、一方側の前記主ローラ4Aと他方側の
前記片寄り制限ローラ4B′とが、および一方側の前記
片寄り制限ローラ4Bと他方側の前記主ローラ4A′と
が、それぞれ相対向して配置されてなることを特徴とす
る。
【0009】また、請求項4に記載の本発明に係るトロ
リーハンガーは、レール1を走行するローラ部4と、こ
のローラ部4の下部に連結されて搬送物2を保持するク
ランプ部5とを備えたハンガー3において、前記ローラ
部4は、荷重を支えるに足る一対の主ローラ4A,4
A′二組と、曲走により生ずる主ローラ4A,4A′の
片寄りを制限する一対の片寄り制限ローラ4B,4B′
とが、進行方向に沿ってそれぞれ前記主ローラ4A,4
A′、片寄り制限ローラ4B,4B′および主ローラ4
A,4A′の順で配置されると共に、隣のトロリーハン
ガー3と連結するための連結具4E,4E′とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】さらに、請求項5に記載の本発明に係るベ
ルトコンベヤは、請求項1〜4のいずれかに記載のトロ
リーハンガーが、レールに間隔をおいて複数設けられ、
かつ互いに連結手段によって転結されるとともに、これ
らトロリーハンガーのうちの少なくとも一部の複数のト
ロリーハンガーの前記クランプ部によって、前記レール
に沿って走行し、内部に被運搬物を保持した無端ベルト
が着脱自在に挟持されていることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項1〜3のいずれかに記載のトロリー
ハンガーは、ローラ部の主ローラを一対二個としてロー
ラ数を1/2とし、これに片寄り制限用の小ローラを二
個備えることにより、全体として従来よりローラ数を増
やすことなく、曲率半径の小さい曲線ルートを走行する
場合であっても安定して走行し、ローラの寿命を長く、
走行抵抗が少ない。特に、請求項2に記載のトロリーハ
ンガーにおいては、主ローラと片寄り制限ローラとが、
ローラ枠にコンパクトに配置されて、主ローラは、その
走行面がレールの略水平面にほぼ常時接し、片寄り制限
ローラは、その走行面がレールの略垂直面に所定間隔を
隔ててときどき接する。
【0012】また、請求項3に記載のトロリーハンガー
によれば、さらにハンガーが、走行中前後左右に大きく
振れることなく円滑に安定して走行する。また、請求項
4に記載のトロリーハンガーは、最小のローラの増加
で、走行中前後左右に大きく振れることなく、曲率半径
の小さい曲線ルートを走行する場合であっても、極めて
円滑に安定して走行し、ローラの寿命を長くすることが
できると共に、走行抵抗が少ない。
【0013】さらに、請求項5に記載のベルトコンベヤ
は、レールに間隔をおいて複数設けられ互いに連結され
た請求項1〜4のいずれかに記載のトロリーハンガーに
よって、工場やその構外等において、製品、半製品、原
材料等の粉粒体やスラリー状物体の運搬物、又は土木工
事、山間地、トンネル工事の礦石、土砂等を中長距離搬
送する無端ベルトを保持するようにしたので、いわば荷
重の掛かっている各トロリーハンガーが共通の長尺の搬
送物であるベルトを掴むことになるので、該ベルトによ
って各トロリーハンガーのローラの進行方向に対するブ
レが規制され同一方向に保たれ易くなり、ローラ数を1
/2にした請求項1〜3のいずれかに記載のトロリーハ
ンガーであっても、あるいはローラ数の増加を最小に抑
えた請求項4に記載のトロリーハンガーであっても、さ
らに極めて円滑に安定して走行し、ローラの寿命を長く
することができるとともに、走行抵抗が少なく、前記ト
ロリーハンガーの一層顕著な作用効果を奏さしめ、被運
搬物を円滑に搬送することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図1〜図9
に基づいて説明する。図1〜図9には本発明を懸吊式筒
型ベルトコンベヤと懸吊式U型ベルトコンベヤのトロリ
ーハンガーに適用した一実施形態が示されている。図中
符号1はレールであり、搬送物の輸送区間に往復二本が
無端状に設置されている。本実施形態ではJIS規格の
I型鋼を用いているが、H型鋼、C型鋼又は円筒鋼管等
を用いてもよい。レール1の略水平な上向き面1A,1
A′はトロリーハンガーの荷重を支える主ローラ4A,
4A′の走行面で、立軸1Bの両面はトロリーハンガー
の片寄り制限ローラ4B,4B′が接触して前記主ロー
ラの片寄りを制限し、略水平な下向き面1C,1C′
は、ベルトが水平あるいは下向きから上向きに変わる馬
の背状の曲線ルートを走行する場合、夫々主ローラ4
A,4A′が接触して、トロリーハンガー3のローラ枠
4Cが浮き上りレール1の底面に接触するのを防止す
る。レール1は上面1b部分を支柱又は構造物等に固定
して支持される。又、レール1は輸送物の搬送量、ベル
ト速度その他の条件に従って、規格、強度又は形状等を
選択する。(図1、図4、図5乃至図8参照)
【0015】図中符号2はベルト(搬送物)であり、筒
型ベルトとU型ベルトの二通りがある。図2は筒型ベル
トで、図3はU型ベルトであるが何れも平ベルトの両端
縁部に連続した膨大な耳部を設け、無端状に用いられ
る。本実施形態に示す筒型ベルト2では、膨大な耳部2
A,2A′を設け、該耳部2A,2A′の互に接する面
に凹凸の溝状と突状を設けてファスナー状に嵌合するこ
とによりベルトの完全密閉式筒形を保持させ、U型ベル
ト2では、耳部2B,2B′を左右略対称の突条より成
る同一形状にして、該耳部2B,2B′の位置によって
U型ベルトの形状を定める。膨大な耳部2A,2A′,
2B,2B′はトロリーハンガーによって挟持し垂下走
行を確実、安全に保持する一方、後述する挟持アーム5
C,5C′による着脱を円滑に行い、かつベルトの寿命
を長く保てるよう、構造、材質等を決定している。(図
1乃至図3、図7、図8参照)
【0016】図中符号3はトロリーハンガーであり、ベ
ルト2を懸吊垂下させてレール1に走行させる吊り具
で、レール1を走行するローラ部4と、このローラ部4
の下部に連結されて、レール1に沿って断面形状が筒状
又はU字状に形成されて走行するベルト2を着脱自在に
挟持して吊持(保持)するクランプ部5とを備えて成
り、このトロリーハンガー3は、レール1上に所定間隔
に連結して配置される。(図1乃至図8参照)
【0017】本実施形態のトロリーハンガー3のローラ
部4は、断面U字状のローラ枠4Cの一方の垂直部に主
ローラ4Aと、片寄り制限ローラ4B、他方の垂直部に
は主ローラ4A′と片寄り制限ローラ4B′を、取り付
け取り外し容易に装着してあり、主ローラ4A,4A′
は夫々前記レール1の上向き面1A,1A′上を転動
し、片寄り制限ローラ4B,4B′は、ローラ枠4Cが
片寄った際に夫々レール1の立軸1Bの略垂直面1B′
に接触して転動し、主ローラ4A,4A′の片寄りを制
限する。又主ローラ4A,4A′と片寄り制限ローラ4
B,4B′の組合せは、レール1の立軸1Bを境に進行
方向に向い、一方には順次主ローラ4Aと片寄り制限ロ
ーラ4Bとが、他方には順次片寄り制限ローラ4B′と
主ローラ4A′とが、それぞれ平面視X字状に対向する
ように配列してある。
【0018】さらに、主ローラ4A,4A′と片寄り制
限ローラ4B,4B′は、レール1の立軸1Bを境にし
て、一方側の主ローラ4Aと他方側の片寄り制限ローラ
4B′とが、および一方側の片寄り制限ローラ4Bと他
方側の主ローラ4A′とが、それぞれ相対向して配置さ
れている。これにより、ハンガー3は走行中前後左右に
大きく振れることなくレール1に対して垂直垂下が維持
でき、かつ円滑に安定して走行させることができる。こ
のローラ枠4Cの下面には垂杆4Dが固着され、この垂
杆4Dを介して、クランプ部5が連結されている。
【0019】垂杆4Dには、両隣りのトロリーハンガー
3とワイヤロープ6を介して連結するためのシャックル
(連環)、ラグプレート等の連結具4E,4E′と、下
部にクランプ部5のクランプフレームとしてのクランプ
枠5Aを連結する回動軸4Fが設けられている。(図
1、図4乃至図8参照)
【0020】前記実施形態の他、ローラ部4は、従来の
トロリーハンガーと同様主ローラ二個組を一対とし、合
計四個の主ローラを用いることもあるが、この場合は、
レール1の立軸1Bを境にする一方側と他方側の両方と
も、二個の主ローラの中央部分に夫々一個の片寄り制限
ローラを設けている。(図7、図8参照、図7は、一方
側と他方側とで断面位置が異なる。)すなわち、この場
合のローラ部4は、荷重を支えるに足る一対の主ローラ
4A,4A′二組と、曲走により生ずる主ローラ4A,
4A′の片寄りを制限する一対の片寄り制限ローラ4
B,4B′とが、進行方向に沿ってそれぞれ主ローラ4
A,4A′、片寄り制限ローラ4B,4B′および主ロ
ーラ4A,4A′の順で配置されている。
【0021】また、この場合においても、垂杆4Dには
両隣りのトロリーハンガー3とロープ6を介して連結す
るためのシャックル(連環)、ラグプレート等の連結具
4E,4E′と、下部にクランプ部5のクランプ枠5A
を連結する回動軸4Fが設けられている。
【0022】また、このトロリーハンガー3のクランプ
部5は、ベルト2の両耳部直下のベルト部分を挟持して
垂下させるもので、クランプフレームとしてのクランプ
枠5Aに一定の間隔で二本の軸5B,5B′が略水平に
設けられ、このクランプ枠5Aに設けられた軸5B,5
B′に夫々略対象形に形成された略J字状の挟持アーム
5C,5C′が、互いに交差するよう回動自在に設けら
れている。この挟挟持アーム5C,5C′の上部は、後
述する該挟持アーム5C,5C′を開閉させるために外
部に設けられた着脱桟7A、7A′、8A、8A′(図
9参照)と係合する桟係合部で、下部にはベルトを挟
持、又は開放する挟持棒5H,5H′が取り付けられて
いる。
【0023】更に、この挟持アーム5C,5C′が開閉
作動する際に、挟持アーム相互が連動するように、より
好ましくは同時かつ左右均等に移動するよう、両挟持ア
ームの交差部分にあって、一方の挟持アーム5C′には
ガイドピン5Fが設けられてあり、他方の挟持アーム5
Cには、該ガイドピン5Fと係合するよう切込み穴5G
が設けてある。この切込み穴5Gは両挟持アーム5Cと
5C′が開閉する際、閉じ位置と開き位置を限定するよ
う、ガイドピン5Fの移動範囲に合わせて穴の長さを定
めている。従来のハンガーでは挟持アームが開閉の際、
止め具との接触による騒音が大きく、又接触部分の摩耗
が生じたが、ガイドピン5Fと切込み穴5Gによりこの
問題が解決されている。(図4乃至図9参照)
【0024】さらに、クランプ部5においては、前記他
方の挟持アーム5Cを回動自在に支持する軸5Bに、略
直線で板状のロック杆5Dが同軸に設けられている。こ
のロック杆5Dは、挟持アーム5Cが一方の挟持アーム
5C′と接する面と反対側の面に接して摺動しつつ回動
するように設けられている。ここで、ロック杆5Dは、
前記ガイドピン5Fの頭部と当接して、両挟持アームの
開きをストップさせるロックレバー部と、他方の端部は
摺接する挟持アーム5Cの桟係合部と略同形で前記着脱
桟7,8と係合し該ロック杆5Dのロックレバー部を移
動させてロックを解除する桟係合部とから成る。ロック
杆5Dは、挟持アーム5C,5C′がベルトを挟持して
いる位置で、ロックレバー部が、ガイドピン5Fの頭部
と当接して、該ガイドピン5Fが開き方向への動きを制
止し、この挟持固定位置で他方の桟係合部が、挟持アー
ム5Cの桟係合部の先端より上方にV字状に位置するよ
う前記クランプ枠5A上に設けられたレバーロック5P
により係止されている。(図4、図7乃至図9参照)
【0025】前記挟持アーム5C,5C′とロック杆5
Dの開閉のため、前記クランプ枠5Aの二つの各軸5
B,5B′に軸着して、夫々挟持アーム5C,5C′と
ロック杆5Dを常時両挟持アームを閉じ方向に付勢する
ように、具体的には弾性力で押圧するようロック杆バネ
5Sと挟持アームバネ5S′とが設けられている。これ
らバネはコイルバネで、バネ5S,5S′は一端を前記
トロリーローラ枠4Cの下部の垂杆4Dの下端に支えら
れ、他端は、ロック杆バネ5Sでは前記ガイドピン5F
の突出部およびロック杆5Dのロックの端部に設けられ
た突子5Lに支えられ、挟持アームバネ5S′では挟持
アーム5C′上に設けられた突子5Kに支えられてい
る。
【0026】これにより、ベルト2が両挟持アーム5
C,5C′により挟持垂下された状態において、両挟持
アーム5C,5C′は、それぞれの支点が一定の間隔を
有する二軸5B,5B′となり、かつこれらの支点より
下方において相互に交差して設けられているため、下方
向に荷重が働くことによりアーム下端の支持棒5H,5
H′は互に閉じ方向にベクトルが働き、ベルト2の被挟
持部分を閉め付けるので(荷重による挟持機構)、ベル
トの脱落防止効果を発揮し、別途バネの閉じ方向に力を
作用させる必要がない。従ってバネの力は両挟持アーム
と、ロック杆の開閉復元のためのみで足りるので、強力
を要しない。(図4、図9参照)
【0027】尚、ベルト挟持のための挟持アーム5C,
5C′の先端に取付けられる挟持棒5H,5H′は、ベ
ルトと輸送物の荷重その他の重力に耐え、かつベルト2
の耳部2B,2B′を損傷したり、脱落することを防止
するため、一定の長さと強度を与え、かつベルト2の耳
部2B,2B′直下のベルト部分に接する棒面には滑落
防止のためのローレットを施してある。(図4、図6乃
至図8参照) また、前記実施形態においては、挟持アームバネ5S′
を一方の挟持アーム5C′に係合するように設けたが、
挟持アーム5C,5C′相互が連動するようにガイドピ
ン5Fと該ガイドピン5Fと切込み穴5Gとが設けてあ
るので、挟持アームバネ5S′を他方の挟持アーム5C
に係合するように設けてもよい。
【0028】以下、前記構成からなるトロリーハンガー
を用いたベルトコンベヤ装置全体の作用について説明す
る。先ずレール1は、輸送物の搬入部と搬出部との間の
搬送経路に沿って、往路と復路夫々一本が無端状に設置
されており、トロリーハンガー3は所定間隔でロープ6
に連結されて、レール1上に無端状に配置され、ベルト
2の駆動力に引っ張られて、レール1上を循環走行す
る。ベルト2は輸送物の投入側又は排出側及び駆動、緊
張、折り返し点、裏返し点等の平坦部を除き、輸送区間
の大部分は、トロリーハンガー3により、レール1に懸
吊垂下されて走行する。この際ベルト2をガイドするレ
ール1は搬送区間の地形、条件に従い、かつ懸吊垂下す
るベルト2の曲率半径に応じて、三次元的曲走状態に設
置することができる。
【0029】前記トロリーハンガー3は所定間隔にロー
プ6に連続してレール1上に配置してあるので、このト
ロリーハンガー3がベルト2の両耳部直下のベルト部分
を挟持すると、ベルト2の駆動力によって他のトロリー
ハンガー3も引っ張られ、ベルト2と同調してレール1
上を循環することになる。
【0030】図9に示すように、前記輸送物の搬入部に
おいては、ベルト2の両耳部2B,2B′を正確に挟持
するよう、レール1の両側下方に設置される同形の二本
の堰板7A,7A′によって構成されたトロリーハンガ
ー3とベルト2の着桟が設けられており、他方前記搬出
部においては、着桟と全く同一の構造、材質より成る二
本の堰板8A,8A′によって構成された脱桟が設けら
れている。ここで、堰板7Aはロック杆5Dと挟持アー
ム5C側、7A′は一方の挟持アーム5C′側に設けら
れ、両堰板7A,7A′は同形同長でレール1を中心に
平行にかつ同じ高さに配置されて、前記トロリーハンガ
ー3のクランプ部5に接触誘導して、正確にベルト2の
耳部2B,2B′直下のベルト部分を挟持するよう配置
されている。(図9参照)
【0031】搬入部においては、先ず、テール側におい
て、平坦状のベルト2に被運搬物が投入される。ベルト
2は一般コンベヤと同様ヘッド側において駆動され無端
状に循環移送する。被運搬物を載せたベルト2は進行に
従い、キャリヤローラに誘導されて、断面形状が筒状又
はU字状に形成される。そして、ベルト2が筒状又はU
字状に形成されると、図9(イ)に示すように、堰板7
Aがロック杆5Dの桟係合部に接触し、これを押し下げ
ることにより、ロック杆5Dの他方の端部のロックレバ
ー部が上方に押し上げられて、ロックは解除されて、ガ
イドピン5Fは自由になる。更に、クランプ部5が進ん
でロック杆5Dが挟持アーム5Cに重なり、堰板7Aは
ロック杆5Dと、挟持アーム5Cとを同時に押し下げる
が、これと同時に反対側の堰板7A′は他方の挟持アー
ム5C′に接しこれを押し下げる。
【0032】図9(ロ)は、トロリーハンガー3が着桟
に接触して更に進行した状態を示すもので、挟持アーム
5C,5C′が着桟堰板7A,7A′により押し下げら
れ、両挟持棒5H,5H′が最大に開いた状態を示す略
図である。この時、両挟持棒5H,5H′はベルト2の
耳部2B,2B′を跨ぎ、着桟の両堰板7A,7A′は
端部部終点近くにあって、両挟持アーム5C,5C′の
作動部と接している状態で、次に両挟持アーム5C,5
C′が進んで両堰板7A,7A′と離れた瞬間に、バネ
5S,5S′の復元力により、両挟持アーム5C,5
C′は閉じられる。この時、ベルト2の耳部2B,2
B′直下のベルト部分は、両挟持棒5H,5H′に正確
に挟持されるようベルト2の耳部2B,2B′、トロリ
ーハンガー3と着桟の三つの関係位置が定められる。
【0033】次いで、図9(ハ)は、トロリーハンガー
3の両挟持アーム5C,5C′が前記着桟の堰板7A,
7A′から離れて、ベルト2の耳部2B,2B′直下の
ベルト部分を挟持した瞬間の状態を示す構成略図であ
り、クランプ部5の両挟持アーム5C,5C′は閉じ状
態でベルト2の耳部2B,2B′直下のベルト部分を両
挟持棒5H,5H′により正確に挟持し、ロック杆5D
はバネ5Sにより突子5Lが押し下げられ、一方クラン
プ枠5Aに設けられた突子5Pにより係止される。この
時、ロック杆5Dのロックレバー部は、ガイドピン5F
に当接し、該ガイドピン5Fの開方向への移動を制止す
るロック機構となる。以後ベルト2はトロリーハンガー
3に懸吊垂下されて、レール1に沿い走行する。
【0034】そして、前記搬出部においては、図9
(ニ)に示すように、トロリーハンガー3のクランプ部
5が、ベルト2の耳部2B,2B′直下のベルト部分を
挟持垂下して脱桟に進入する。脱桟は着桟と略同様に取
り付けられて、トロリーハンガー3のクランプ部5を誘
導し、ベルト2とクランプ部5を解放する装置である。
先ず、堰板8Aがロック杆5Dに接触して、ガイドピン
5Fの移動を開放し、以下着桟の場合と同じ作用で、ク
ランプ部5の挟持アーム5C,5C′は開かれて、ベル
ト2の耳部2B,2B′直下のベルト部分の挟持が解か
れ、クランプアーム部5から放たれる。この時、ベルト
2は脱桟に進入前にキャリヤローラによって支えられて
いるので、クランプ部5による挟持を解かれても以後は
キャリヤローラに支持されて走行する。
【0035】図9(ホ)はトロリーハンガー3のクラン
プ部5の挟持アーム5C,5C′が脱桟の両堰板8A,
8A′により、ロックが解除された状態を示す略図であ
る。次でクランプ部5の進行により、ベルト2の耳部2
B,2B′直下のベルト部分はクランプ部5による挟持
が解かれることになる。
【0036】図9(ヘ)は、前記着桟の作用と反対にト
ロリーハンガー3のクランプ部5が脱桟により、クラン
プ挟持アーム5C,5C′が開いてベルト2の耳部2
B,2B′を跨いでこれと離れる状態を示す略図であ
り、図9(ト)はクランプ部5が全くベルト2と離れ、
両挟持棒5H,5H′が前記ガイドピン5Fと、これに
係合する切込み穴5Gにより連動して相接することな
く、閉じ方向に限界範囲に静止している状態を示してい
る略図である。トロリーハンガー3はベルト2を解放
し、クランプ部5は図(ト)の状態でレール1に沿って
走行し、折返し点で反転して再びベルト2と結合し、こ
れを吊り下げて走行し、一方ベルト2はクランプ部5か
ら解かれた以後はキャリヤローラに支持され、ベルトプ
ーリに巻取られて平坦状に導かれ、輸送物を排出し、或
いは反転し、以後前記の作用を行って循環走行を行う。
【0037】他方、レール1と離れ、ベルトプーリに巻
かれて平坦状となったベルト2は、輸送物を排出し、次
いでベルトプーリの誘導により、折り返し、復路側で、
180°裏返しに捩じられて、ベルト面を往路と同一に
して、往路と同様平坦状から、再び筒状又はU字状に形
成され、トロリーハンガー3により挟持され、レール1
に懸吊垂下されて、元のテール側に戻り、往路排出側と
同様に脱桟によりレール1と開放され、平坦状でベルト
プーリの誘導により、再び180°裏返しされて、折り
返して出発地点のテール側に戻り、輸送物が投入される
循環作用が行われる。
【0038】すなわち、復路も又往路と同様の作用によ
ってベルト2は走行し、出発点のテール側においてトロ
リーハンガー3より開放されて平坦状となり、再び18
0°捩じられベルト面を反転して、ベルトプーリの誘導
により投入側に反転し、再び輸送物の投入が行われ、ベ
ルト2及びトロリーハンガー3はこの循環移送を繰返す
ことになる。これにより、一般コンベヤでは、ベルトの
形状が平坦状又はトラフ状のため、曲走又は傾斜輸送は
困難で、かつ荷こぼれ、附着、飛散等も避けられない三
次元的曲走を要する場合であっても、この本実施形態の
懸吊式ベルトコンベヤは、ベルト2を筒状、U字状に保
持することにより、スラリー状又は軽くて飛び易い粉体
の被運搬物も搬送可能となり、飛散、漏洩等も防げる。
【0039】尚、ベルト2は往路、復路共形状が同一で
あるから、復路ヘッド側開口部で、異る輸送物を投入し
搬送する往復輸送も可能であり、又レールの配置によ
り、往路と全く異る復路を選択することもできる。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1〜3のいずれかに係る
トロリーハンガーは、ローラ部の主ローラを一対二個と
してローラ数を1/2とし、これに片寄り制限用の小ロ
ーラを二個備えることにより、全体として従来よりロー
ラ数を増やすことなく、曲率半径の小さい曲線ルートを
走行する場合であっても安定して走行することができ、
ローラの寿命を長くすることができると共に、走行抵抗
が少ない等優れた効果を奏する。
【0041】特に、本発明の請求項2に係るトロリーハ
ンガーにおいては、ローラ枠にコンパクトに配置するこ
とができる。さらに、本発明の請求項3に係るトロリー
ハンガーにおいては、さらにハンガーが、走行中前後左
右に大きく振れることなく円滑に安定して走行するとい
う効果を奏する。
【0042】また、本発明の請求項4に係るトロリーハ
ンガーは、最小のローラの増加で、走行中前後左右に大
きく振れることなく、曲率半径の小さい曲線ルートを走
行する場合であっても、極めて円滑に安定して走行する
ことができ、ローラの寿命を長くすることができると共
に、走行抵抗が少ない等優れた効果を奏し、延いては、
中距離から長大距離に及ぶ輸送物の搬送を、殆どコンベ
ヤフレーム、キャリヤローラを用いることなく、輸送区
間の大部分を往復二本のレールにベルトを懸吊垂下して
搬送することができ、よって斬新で合理的、かつ走行の
安全性に富み、更に経済性に富む輸送手段を提供するこ
とができる。
【0043】さらに、本発明の請求項5に係るベルトコ
ンベヤは、レールに間隔をおいて複数設けられ互いに連
結された請求項1〜4のいずれかに記載のトロリーハン
ガーによって、粉粒体、スラリー状物体、礦石、土砂等
の運搬物を搬送する無端ベルトを保持するようにしたの
で、いわば荷重の掛かっている各トロリーハンガーが共
通の長尺の搬送物であるベルトを掴むことになるので、
該ベルトによって各トロリーハンガーのローラの進行方
向に対するブレが規制され同一方向に保たれ易くなり、
請求項1〜4のいずれかに記載のトロリーハンガーであ
っても、さらに極めて円滑に安定して走行し、ローラの
寿命を長くすることができるとともに、走行抵抗が少な
く、前記トロリーハンガーの一層顕著な作用効果を奏さ
しめ、被運搬物を円滑に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトロリーハンガーの一実施形態を示す
断面図である。
【図2】筒型ベルトの断面図である。
【図3】U型ベルトの断面図である。
【図4】本発明のトロリーハンガーの構造を示す正面図
である。
【図5】トロリーハンガーの側面図である。
【図6】トロリーハンガーのローラ部のローラの配置を
示す俯瞰図である。
【図7】懸吊式U型ベルトコンベヤの一例を示す全体断
面図である。
【図8】懸吊式U型ベルトコンベヤの一例を示す全体側
面図である。
【図9】本発明のトロリーハンガーのクランプ部と、着
桟及び脱桟の作用を示す作動略図である。
【符号の説明】
1 レール 2 ベルト(搬送物) 4 ローラ部 4A,4A′ 主ローラ 4B,4B′ 片寄り制限ローラ 4C ローラ枠 5 クランプ部 5A クランプフレーム 5B,5B′ 軸 5C,5C′挟持アーム 5D ロック杆 5F ガイドピン 5G 切込み穴 5S,5S′ バネ 5K 突子 5L 突子 5H,5H′ 挟持棒

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レールを走行するローラ部と、このロー
    ラ部の下部に連結されて搬送物を保持するクランプ部と
    を備えたハンガーにおいて、 前記ローラ部は、荷重を支えるに足る一対の主ローラ
    と、曲走により生ずる主ローラの片寄りを制限する一対
    の片寄り制限ローラとが、各々前記レールの立軸を境に
    して、進行方向に沿って一方側には前記主ローラおよび
    片寄り制限ローラの順で配置されるとともに、他方側に
    は前記片寄り制限ローラおよび主ローラの順で配置され
    てなることを特徴とするトロリーハンガー。
  2. 【請求項2】 前記主ローラは、その走行面がレールの
    略水平面に接するように、前記片寄り制限ローラは、そ
    の走行面がレールの略垂直面に接するように、それぞれ
    ローラ枠に設けられることを特徴とする請求項1に記載
    のトロリーハンガー。
  3. 【請求項3】 前記レールの立軸を境にして、一方側の
    前記主ローラと他方側の前記片寄り制限ローラとが、お
    よび一方側の前記片寄り制限ローラと他方側の前記主ロ
    ーラとが、それぞれ相対向して配置されてなることを特
    徴とする請求項1または2記載のトロリーハンガー。
  4. 【請求項4】 レールを走行するローラ部と、このロー
    ラ部の下部に連結されて搬送物を保持するクランプ部と
    を備えたハンガーにおいて、 前記ローラ部は、荷重を支えるに足る一対の主ローラ二
    組と、曲走により生ずる主ローラの片寄りを制限する一
    対の片寄り制限ローラとが、進行方向に沿ってそれぞれ
    前記主ローラ、片寄り制限ローラおよび主ローラの順で
    配置されると共に、隣のトロリーハンガーと連結するた
    めの連結具とを設けたことを特徴とするトロリーハンガ
    ー。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のト
    ロリーハンガーが、レールに間隔をおいて複数設けら
    れ、かつ互いに連結手段によって転結されるとともに、
    これらトロリーハンガーのうちの少なくとも一部の複数
    のトロリーハンガーの前記クランプ部によって、前記レ
    ールに沿って走行し、内部に被運搬物を保持した無端ベ
    ルトが着脱自在に挟持されていることを特徴とするベル
    トコンベヤ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106740886A (zh) * 2016-12-06 2017-05-31 马亚胜 一种索道上自动运行的穿梭机
CN110466944A (zh) * 2019-09-11 2019-11-19 辽宁科技大学 吊挂式带式输送机
CN110745455A (zh) * 2019-11-13 2020-02-04 太原科技大学 一种新型吊挂式管状带式输送机输送装置
CN110937336A (zh) * 2019-11-26 2020-03-31 芜湖诚拓汽车部件股份有限公司 汽车铸造件自动化生产线输送段

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