JP2001062011A - ゴルフパター - Google Patents

ゴルフパター

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JP2001062011A
JP2001062011A JP24236499A JP24236499A JP2001062011A JP 2001062011 A JP2001062011 A JP 2001062011A JP 24236499 A JP24236499 A JP 24236499A JP 24236499 A JP24236499 A JP 24236499A JP 2001062011 A JP2001062011 A JP 2001062011A
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JP
Japan
Prior art keywords
golf putter
putter head
head
surface portion
hitting
Prior art date
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Pending
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JP24236499A
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English (en)
Inventor
Tetsuhiro Kawakami
哲洋 川上
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TORAISURU KK
Original Assignee
TORAISURU KK
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Publication date
Application filed by TORAISURU KK filed Critical TORAISURU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイートスポットを広げて、微妙な力加減に左
右されず、打球出来るゴルフパター。 【構成】ゴルフパターにおいて、該ゴルフパターの金属
製ヘッドの打撃面部の縦方向に複数の溝加工を施し、打
撃面部及び該溝加工部を低比重金属又は合成樹脂もしく
はゴムで一体成形し、ゴルフパターヘッドの打撃面部か
ら裏面部にかけて複数の溝加工する溝の深さが、該ゴル
フパターヘッドの打撃面部から裏面部の幅の20%〜1
00%であり、ゴルフパターヘッドの打撃面部に複数の
溝加工する面積が、該打撃面部の20〜80%であるゴ
ルフパター。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴルフパターの製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】アメリカ特許・USP3,211,45
5号はゴルフパターの打球面に、デュロメーター硬度6
5〜85の弾性ゴムを貼着する。アメリカ特許・USP
4,679,792号はゴルフパターの打球面の部位
に、ハニカム構造にエポキシ樹脂を注入したものを使用
する。
【0003】日本特許第2584230号は金属材料で
中空状に形成したクラブヘッド本体の打球部の裏面側の
壁面全域にわたり合成樹脂材を板状に密着させたゴルフ
クラブヘッド。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】打球を意のごとくトッ
プスピンがかかり、真っすぐの方向、上弓弦、下弓弦の
方向に自在に打ち分ける事は、打球面が金属だけから出
来ている、従来のゴルフパターでは月一(月に一回しか
やらない)ゴルフアには難しい。素人にも打ちやすいゴ
ルフパターの出現が要望されていた。換言すればゴルフ
パターの打撃面部のスイートスポットの広いゴルフパタ
ーの出現が望まれている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、鋭意研究した結果本発明に到達したもので、即ち本
発明は、ゴルフパターにおいて、該ゴルフパターの高比
重金属製ヘッドの打撃面部の上部から底部方向の縦方向
に複数の溝加工を施し、該打撃面部及び該溝加工部を低
比重の金属で1体成形したものであり、該ゴルフパター
の金属製ヘッドの打撃面部の上部から底部方向の縦方向
に複数の溝加工を施し、打撃面部及び該溝加工部を合成
樹脂又はゴムで一体成形したものであり、少なくとも上
部が連結しているパターヘッドにおいて、更にゴルフパ
ターヘッドの打撃面部から裏面部にかけて複数の溝加工
する溝の深さが、該ゴルフパターヘッドの打撃面部から
裏面部の幅の20%〜100%であり、加えて、少なく
ともパターヘッドの上部又は裏面部が連結しているゴル
フパターヘッドにおいて、ゴルフパターヘッドの打撃面
部に複数の溝加工する面積が、該打撃面部の20〜80
%であるゴルフパター。
【0006】
【作用】ゴルフパターにおいて、該ゴルフパターの金属
製ヘッドの打撃面部の縦方向に複数の溝加工を施し、打
撃面部及び該溝加工部を低比重の金属で1体成形するか
又は合成樹脂、ゴムで一体成形したために、該パターヘ
ッドの打撃面部は打球時に衝撃エネルギーを吸収し、そ
のためにパターヘッドの打撃面部のスイートスポットが
広くなり、ボールの中心を打ってもトップスピンがかか
るようになった。ゴルフパターヘッドの打撃面部から裏
面部にかけて複数の溝加工する溝の深さが、該ゴルフパ
ターヘッドの打撃面部から裏面部の幅の20%〜100
%であり、ゴルフパターヘッドの打撃面部に複数の溝加
工する面積が、該打撃面部の20〜80%であるように
したために、従来の金属製のパターヘッドの重心が中央
部にあったのに比べ、パターヘッドの重心が裏面部より
になり、スイートスポットが溝加工し、合成樹脂・ゴム
と一体成形した打撃面部の面積に比例するように大きく
なる。
【0007】本発明を図面に基づいて説明する。図1は
本発明のゴルフパターの打撃面部側から見た側面図。図
2は図1の縦方向のA−A拡大断面図である。ゴルフパ
ター1のパターヘッド3の打撃面部(フエイス部)3a
よりの縦方向の断面図である。図2においては、高比重
の金属製ヘッド4に低比重の金属4aを1体成形して作
るものである。図2においては、溝加工7は上部3dを
突き抜けている。この場合、パターヘッドの構造上、高
比重金属部4と溝加工した間にある高比重金属部のリブ
(力骨)10とで裏面部は連結した構造になっている。
(図4参照) 図3は同じく図1の縦方向のA−A拡大断面図で溝加工
7は上部3dの所で止まっていて上部を貫通していな
い。図3においては、溝加工7及び打撃面部3a、底部
3cと金属製パターヘッド4とは合成樹脂又はゴム6と
一体成形される。打撃面部のスイートスポットは図示し
ませんが、従来の金属製のパターヘッド3の重心から打
撃面部への横方向の直線の交点付近のわずかな部分であ
る。本発明では、打撃面部3aのスイートスポット中心
に、縦方向(パターヘッドの上部分3dから底部分3
c)に溝7を複数個切削したために、パターヘッドの打
撃面部から溝加工部分は相対的に軽くなり、パターヘッ
ド3の裏面部3bの近くに重心が移るようになる。金属
の溝加工だけでは、ボールを傷つけるので、打撃面部全
体と溝加工部分を合成樹脂又はゴムで一体成形して打撃
面部を作る。スイートスポットは溝加工部に比例して大
幅に広がる。又金属製パターヘッドは反発性が大きいの
で少しの力加減がボールの飛距離及び飛軌跡を左右した
が、打撃面部3aに低比重の金属4a並びに合成樹脂又
はゴム6を一体成形したので、本発明の打撃面部3aは
ボールの打撃時に発生する衝撃エネルギーを吸収するた
め、ボールの飛距離並びに方向性の制御が容易にる。
【0008】図4は、図1の横方向のA−A断面拡大図
である。打撃面部3aの表面及び溝7部分は金属部4に
較べて低比重の金属で1体成形される。図5は、図1の
横方向の別のA−A断面拡大図である。打撃面部3aの
表面及び溝7部分は合成樹脂又はゴムで一体成形され
る。図5においては、溝はパターヘッド3の打撃面部3
aから裏面部3bにかけて突き抜けているが、図3のよ
うにパターヘッドの上部3dは連結していて、パターヘ
ッド自体は打球による分解は起こらないようになってい
る。又図5においてはパターヘッドの重心はパターヘッ
ドの裏面部寄りでしかも上部寄りである。このため、図
5のパターヘッドで打球すると、ボールの中心を打撃す
ることで、従来のボールの上部を打ってトップスピンを
かけるのと同じ効果になる。本発明のパターヘッドはボ
ールの中心を打つことでトップスピンをかけることが出
来るわけで、初心者でも簡単にトップスピンを確実にか
けることが可能になってくる訳である。縦方向の側面の
溝加工7はパターヘッド3の上部3d、底部3cを突き
抜けても良く、(図2参照)途中でとまっても良い。図
3及び図6参照。この場合は少なくともパターヘッドの
裏面部は連結している。又横方向に伸びる溝加工7のパ
ターヘッド3の打撃面部3aから裏面部3bにかけての
長さ(奥深さ)は裏面部を突き抜けてもよいが(図5参
照)少なくともパターヘッド上部3dは高比重金属部4
と溝加工した間にある高比重金属部のリブ(力骨)10
とで連結していることが必要である。換言すれば、パタ
ーヘッド3の上部3dから底部3cかけて打撃面部3a
に対して縦方向の溝加工7をして上部から底部を突き抜
ける場合は裏面部3bを連結する必要があり、横方向に
溝加工が突き抜ける場合はパターヘッドの上部3dが連
結している必要がある。
【0009】溝加工7の数は、3〜13本が望ましい。
2本は効果が少ない。14本以上と多すぎるとパターヘ
ッドの構造が弱くなると共に加工に時間がかかる。望ま
しくは五本〜11本である。溝加工の幅7wは2〜4m
mが望ましい。2mm以下では一体成形が難しくなる。
4mm以上では、エネルギーの吸収が大きくなりすぎ
る。
【0010】図4における溝加工の深さ7dは、パター
ヘッド3の打撃面部3a裏面部3bの距離Dの20%〜
100%Dが望ましい。20%以下では、ボールとパタ
ーヘッドの打球衝突におけるエネルギーの緩衝効果は少
ない。
【0011】図2及び図3における、打撃面部3aにお
ける溝加工面積S=H×Lは20%〜80%が望まし
い。20%以下ではスイートスポットは小さくて不具合
が多く、80%を越えると、パターヘッド自体の強度に
問題が生じて望ましくなく、しかも打球に不必要な力が
必要になりボールの制御が難しくなる。
【0012】本発明に使用される高比重の金属としては 金属 比重 金属 比重 金属 比重 鉄 Fe 7.86 銅 Cu 8.93 錫 Sn 5.80クロム Cr 7.18 亜鉛 Zn 7.14 ニッケル Ni 8.85 などがあり、合金、単体いずれでも使用される。低比重
の金属としてはアルミニュームAl 比重 2.70が
ある。合成樹脂又はゴムは、通常の樹脂が使用される
が、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン
樹脂、塩化ビニール樹脂、ポリウレタン樹脂など通常の
ものが使用される。ゴムとしては、天然ゴム、合成ゴム
及びこれらの混合物が使用される。ゴムの硬度としては
デュロメーターの硬度86以上のものが望ましい。
【0013】
【発明の効果】ゴルフパターにおいて、該ゴルフパター
の金属製ヘッドの打撃面部の縦方向に複数の溝加工を施
し、打撃面部及び該溝加工部を低比重の金属又は合成樹
脂もしくはゴムで一体成形したために、打撃面部の衝撃
吸収が大きくなり、しかも重心がパターヘッドの裏面部
寄りでしかも上部になったので、従来のボールの上部を
たたいてトップスピンをかけていたのが、ボールの中心
を打ってもトップスピンがかかるようになった。ゴルフ
パターヘッドの打撃面部から裏面部にかけて複数の溝加
工する溝の深さが、該ゴルフパターヘッドの打撃面部か
ら裏面部の幅の20%〜100%であり、ゴルフパター
ヘッドの打撃面部に複数の溝加工する面積が、該打撃面
部の20〜80%であるので、ボールを打球面部で打球
する場合、スイートスポットが広くなり、初心者でもパ
ターの使いかたがやりやすくなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のゴルフパターの側面図。
【図2】図2は図1の縦方向のA−A断面図。
【図3】図3は図1縦方向の別のA−A断面図。
【図4】図4は図1の横方向のA−A断面図。
【図5】図5は図1の横方向の別のA−A断面図。
【図6】図6は図1の縦方向の他のA−A断面図。
【符号の簡単な説明】
1 ゴルフパター 2 シャフト 3 パターヘッド 3a パターヘッド打撃面部(フエイス部) 3b パターヘッド裏面部 3c パターヘッド底部 3d パターヘッド上部 3m パターヘッド打撃面中心部 4 高比重金属部 4a 低比重金属部 6 合成樹脂 (又はゴム) 7 溝(加工) 7d 溝の深さ 7w 溝の幅 8 ヒール 9 トウ 10 リブ(力骨) D パターヘッドの打撃面部〜裏面部距離 H パターヘッドの上部〜底部の高さ L パターヘッドの打撃面部の溝加工間距離 S パターヘッドの打撃面部の溝加工面積

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴルフパターにおいて、該ゴルフパターの
    高比重金属製ヘッドの打撃面部の上部から底部方向の縦
    方向に複数の溝加工を施し、該打撃面部及び該溝加工部
    を低比重の金属で一体成形した事を特徴とするゴルフパ
    ター。
  2. 【請求項2】ゴルフパターにおいて、該ゴルフパターの
    金属製ヘッドの打撃面部の上部から底部方向の縦方向に
    複数の溝加工を施し、打撃面部及び該溝加工部を合成樹
    脂又はゴムで一体成形したことを特徴とするゴルフパタ
    ー。
  3. 【請求項3】少なくとも上部が連結しているゴルフパタ
    ーヘッドにおいて、該ゴルフパターヘッドの打撃面部か
    ら裏面部にかけて複数の溝加工する溝の深さが、該ゴル
    フパターヘッドの打撃面部から裏面部の幅の20%〜1
    00%であることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載のゴルフパター。
  4. 【請求項4】少なくともゴルフパターヘッドの上部又は
    裏面部が連結しているゴルフパターヘッドにおいて、該
    ゴルフパターヘッドの打撃面部に複数の溝加工する面積
    が、該打撃面部の20〜80%であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載のゴルフパター。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136514A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Sri Sports Ltd ゴルフパター用ヘッド及びゴルフパター

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009136514A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Sri Sports Ltd ゴルフパター用ヘッド及びゴルフパター

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