JP2001061866A - 吸着入歯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 歯茎が痛くない入歯、装身具も兼ねる。 【構成】 入歯 図１の（１）、（２）、（３）から成
る入歯形Ａの全体を、市販されている吸盤の柔軟度、弾
力度、滑らか面等と同等且、口中で無害の材料によつて
成形し、人の口中。上顎の窪み部分を対象に効果的吸引
性をもつ部分的窪み（１）の形成、及入歯形Ａを半袋体
として、その周囲の縁（２）を吸盤縁として口内の上顎
面に、入歯形Ａを吸着する構成、及従来の固形の入歯体
の上顎の部分（３）を切り抜き、部分（１）を当て嵌め
加工した構成に更に加え歯茎の外周部分を柔軟性にする
ことが可能、尚Ａの歯茎内側堅性も可能の、入歯形Ａの
下部に歯列（５）をＵ字形基板（４）に固着したＵ字形
入歯Ｂを埋め込み式で固着したＡ、及下顎の歯茎も吸引
式にしたＣの柔堅併合を特徴とする、吸着入歯。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は入歯に関する。

【０００２】

【従来の技術】口内の歯茎を中心に型をと、合成樹脂を
流し込み、堅い強い入歯の作製。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記方法による、堅く
精密な形状の入歯は自身の歯の如く働きますが、歯茎が
少しはれた時、又は少しの摺傷でも、付けて居られない
痛みが生じる、又歯茎がやせる度に型の取り直しに費用
が嵩む又入歯なしでは人前で発音共醜い事あり。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の入歯形Ａは、従
来の堅い入歯と異り、弾力的柔軟性で滑らか面の袋体で
あるから、歯茎のはれや傷に対し摺りこする事が少く痛
みも少ない、又袋体内に無害の薬の散布が可能、従つて
本吸着入歯の常時着付が可能である。

【０００５】

【作用】本発明の入歯形Ａは中央の吸引部１の窪み部が
先行し上顎の窪み部に指押しして空気抜きして吸着する
ので、この両窪みによる吸引力は２倍になり吸着位置の
不動を確実にすると共に入歯形Ａの袋体の吸着が安定す
る。

【０００６】

【実施例】先に下顎用吸着入歯Ｃを下顎歯茎に吸着し、
次に入歯形Ａを上顎歯茎に嵌め、下顎の歯列５と上顎の
歯列５と噛み合せて確めてから親指で入歯形Ａの吸引部
１を上顎の窪みに押し上げて空気抜きして吸着すると共
に半袋体の入歯形Ａの全周囲の縁から指押しで空気を絞
り出して吸着する。

【０００７】

【発明の効果】（１）Ａ及Ｃの柔軟性による歯茎の嵌脱
が従来の堅い入歯と全く感覚が異り、着脱に特に抵抗を
感じなく、らく出来る。 （２）柔軟性縁が弾力で歯茎を密閉するので、堅く細か
い食品、ゴマなど歯茎に侵入の防止で痛みの原因を少く
する。 （３）高令者の方が本吸着入歯を装身具として着用すれ
ば、顔と発音の若返りが可能

【０００８】

【図面の簡単な説明】

【図１】上顎用の入歯形Ａの上面図。

【図２】上顎用の入歯形Ａの断面図。

【図３】歯列Ｕ字板。

【図４】下顎用吸着入歯Ｃの上面図。

【符号の説明】

１ 部分的吸引部分。 ２ 入歯形Ａの全周の縁。 ３ 従来の固形の入歯体の上顎の切り抜き部分。 ４ Ｕ字板。 ５ 歯列。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 図１の（１）、（２）、（３）から成る
   入歯形Ａの全体を、市販されている吸盤の柔軟度、弾力
   度、滑らか面等と同等且、口中で無害の材料によつて成
   形し、人の口中。上顎の窪み部分を対象に効果的吸引性
   をもつ部分的窪み（１）の形成、及入歯形Ａを半袋体と
   して、その周囲の縁（２）を吸盤縁として口内の上顎面
   に、入歯形Ａを吸着する構成、及従来の固形の入歯体の
   上顎の部分（３）を切り抜き、部分（１）を当て嵌め加
   工した構成に更に加え歯茎の外周部分を柔軟性にするこ
   とが可能、尚Ａの歯茎内側堅性も可能の、入歯形Ａの下
   部に歯列（５）をＵ字形基板（４）に固着したＵ字形入
   歯Ｂを埋め込み式で固着したＡ、及下顎の歯茎も吸引式
   にしたＣの柔堅併合を特徴とする、吸着入歯。