JP2001061672A - 加熱調理用焼き板 - Google Patents

加熱調理用焼き板

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JP2001061672A
JP2001061672A JP24530799A JP24530799A JP2001061672A JP 2001061672 A JP2001061672 A JP 2001061672A JP 24530799 A JP24530799 A JP 24530799A JP 24530799 A JP24530799 A JP 24530799A JP 2001061672 A JP2001061672 A JP 2001061672A
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JP
Japan
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hole
baking plate
cooked
grill
plate
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JP24530799A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sano
隆之 佐野
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Zojirushi Corp
Original Assignee
Zojirushi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホットプレートなどヒーターによって加熱され
る焼き板であって、主として焼肉の調理を行う焼き板に
関し、被調理物から出る肉汁や油といった不要な流動物
を速やかに排出させ、使用後の扱いが容易ものとする。 【解決手段】ヒーターによって加熱される焼き板4全体
を、周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成す
る。凹状に形成する焼き板4の中央部に被調理物から出
る肉汁などの不要な流動物が流れ込んで排出される貫通
孔5を穿設する。貫通孔5から排出される流動物は、貫
通孔5の下方に配置した水受皿6に溜める。水受皿6は
比較的小さなものとし、排出される全ての流動物を溜め
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ホットプレート
やテーブルグリルあるいは電気焼肉器といったヒーター
によって加熱される加熱調理器用の焼き板であって、主
として焼肉を調理するのに適した焼き板の構造に関する
発明である。
【0002】
【従来の技術】従来の、焼肉用の焼き板には特開平8−
191762号に開示されているように周辺部分よりも
中央部分を高く形成し、被調理物から出る肉汁などが周
辺部もしくは周辺部に形成した油溝に溜まるようにした
ものが知られている。また、平面の焼き板表面に凹凸を
形成し、被調理物が凸部に接して加熱されるとともに被
調理物から出る肉汁などは、焼き板表面の凹部に溜まる
ようにしたものが知られている。さらに、焼き板の全面
もしくは一定の領域に多数の貫通孔を穿設して被調理物
から出る肉汁などを貫通孔から下方に落下させ、これが
焼き板の下方に配置した水受皿に落ちるようにしたもの
も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の、周辺部分より
も中央部分を高く形成した焼き板や表面に凹凸を形成し
た焼き板では、被調理物から流出した肉汁や油が高温に
加熱される焼き板の一部にいつまでも溜められるため、
焦げ付いて煙を発生する欠点があった。また、焼き板の
全面もしくは中央部の一定の領域に多数の貫通孔を設
け、この貫通孔を設けた領域で焼肉の調理を行い、被調
理物から出る肉汁などを貫通孔から下方に落下させるも
のでは、焼き板の下に大きな受け皿を配置する必要があ
るとともに、焼き板全体の熱容量が貫通孔の存在によっ
て少なくなるため安定した焼き上がり状態を得にくいと
いう欠点があった。
【0004】このような、従来技術の欠点に鑑み、被調
理物から出る肉汁や油を速やかに排出させ、焼け焦げに
よる煙の発生をできるだけ少なくするとともに、焼き板
全体の熱容量を大きく維持し、安定した焼き上がりで美
味しい加熱調理を行うことができる焼き板を得ることを
目的とするものである。また別の目的は、肉汁や油を焼
き板の下方に落下させ水受皿で受けるものであるが、そ
の水受皿をできるだけ小さなものとし、使用後の洗浄そ
の他の取り扱いが容易な焼き板を得ることを目的とする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、ヒーターによって加熱される焼き板において、焼き
板4全体を周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形
成する。そして、凹状に形成した焼き板4の中央部に貫
通孔5を穿設し、被調理物から出る肉汁などの流動物が
貫通孔5から下方に排出されるようにする。貫通孔5か
ら下方に排出された流動物は、中央部下方に設けた小さ
な水受皿6に溜まるようにする。焼き板4の表面には、
中央部に穿設した貫通孔5から外方に向けて複数の放射
状の溝7,7を刻設して肉汁などの流動物が貫通孔5に
流れ込み易いようにするとよい。また、焼き板4の中央
部に穿設した貫通孔5の下端周縁部に、下方に向けてリ
ブ8を突出させると、貫通孔5から排出された肉汁や油
の切れが良くなり速やかに排出されるようにすることが
できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加熱調理用焼き板
の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。図1
は、焼き板4を使用する加熱調理器全体の縦断面図であ
る。この加熱調理器は、本体ケース1の内部に固定した
遮熱板2にヒーター3を設け、その上に焼き板4を着脱
自在としたものである。遮熱板2は、スペーサー2aによ
って本体ケース1との間に一定間隔を維持させている。
ヒーター3によって加熱される焼き板4は、調理面の全
体を周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に形成し、
凹状に形成した焼き板4の中央部に、比較的小さな一個
の貫通孔5を穿設している。これにより、焼き板4で加
熱調理したときに被調理物から出る肉汁や油、その他の
流動物が貫通孔5から下方に排出され、排出された流動
物は水受皿6に溜められる。
【0007】周辺部から中央部に向けて傾斜する凹状に
形成する焼き板4の傾斜面は、直線的な傾斜面であって
もよいし、球面状に中央部に向けて傾斜するものであっ
てもよい。また、傾斜角度すなわち図2においてXで示
す周辺部と中央部の高低差は大きなものである必要はな
く、調理中に肉汁などの流動物が中央部の貫通孔5に向
けて流れ込む程度であればよい。
【0008】流動物が流れ込む貫通孔5の下端周縁部に
は、下方に向けてリブ8を突出させている。リブ8を突
出させることによって、貫通孔から排出される肉汁や油
といった流動物の排出が円滑に行われる。肉汁や油とい
った調理中に出る流動物は、通常粘性があるため、貫通
孔から排出される際に焼き板裏面に付着する可能性があ
る。焼き板裏面に付着した流動物は、焼き板の熱によっ
て焦げ、煙を発生することになるが、図示例のように肉
汁や油といった流動物の切れを促進するためのリブ8を
突出させておけば貫通孔5から排出される流動物を確実
に下方に落下させることになる。
【0009】図2には円形であって中心部に穿設した貫
通孔5に向けて放射状の溝7,7を刻設した焼き板の実
施形態を示している。放射状に形成する溝7,7の数は
特に限定されるものではない。図示していないが、適当
な数の放射状の溝と、放射状の溝7に合流する溝を焼き
板表面に多数設けてもよい。また、中心部に穿設する貫
通孔5は、被調理物が滑り落ちるような大きなものでは
なく、流動物を排出することができるものであれば比較
的小さなものでよい。
【0010】図2において、貫通孔5は一個の円形孔と
して例示しているが、貫通孔5は比較的狭い中央部の領
域に、少なくとも肉汁や油が通過する大きさの小さな貫
通孔5を複数穿設するようにすることもできる。複数の
小さな貫通孔を組み合わせて貫通孔5を形成するもので
は、一つの貫通孔を被調理物が落下する可能性のない大
きさとすることができる。なお、焼き板4は、図面上円
形のものを例示しているが、角形その他の変形のもので
あってもよい。
【0011】図3は、放射状の溝7,7を設ける焼き板
4の実施形態における貫通孔5の変形例を示している。
図3の実施形態に示す貫通孔5は、中心部から溝7に沿
って溝孔5aを連続的に穿設し、溝7に沿って流れる流動
物が溝孔5aから落下しやすいようにしている。すなわ
ち、放射状の溝孔を備えた貫通孔5としている。この場
合、流動物が円滑に排出される大きさの貫通孔であって
も、貫通孔5の形状を被調理物が下方に配置した水受皿
に滑り落ちない形状とすることができる。
【0012】図4及び図5に示す実施形態は、焼き板表
面に中心部もしくは中央部に向けて凸条9,9を設け、
凸条9,9の上面を水平に形成している。すなわち、被
調理物は凸条9,9の上面に支持されて加熱調理され、
被調理物から出る肉汁などの流動物は凸条9と9の間の
谷となる焼き板表面を伝って貫通孔5に流れ込む。この
実施形態では、被調理物が支持される凸条9,9上面を
水平、もしくは水平に近い傾斜面として形成することが
でき、被調理物が中央部に滑るようなことなく自然な状
態で調理することができる。換言すれば、焼き板4その
ものを比較的大きな傾斜の凹状に形成して流動物の流れ
をより円滑とし、被調理物を水平面に近い状態で加熱調
理することができる。
【0013】図6及び図7は、コンパクトに形成した加
熱調理器の一例を示すものである。この加熱調理器は、
本体ケース1に折り畳み式の脚10,10を設けるとともに
遮熱板2に折り畳み式のスペーサー11を設けている。こ
の実施形態では、使用状態において全体の高さがHであ
り、遮熱板2と本体ケースの間に十分の空間を維持させ
て使用することができるものである。
【0014】図6に示す状態の加熱調理器の脚10を折り
畳むとともに、遮熱板2のスペーサー11を折り畳んで積
み重ねると、図7に示すようにその全体の高さが、高さ
Hよりもはるかに低いH'とすることができる。このよう
に脚10及びスペーサー11を折り畳み式とすると、ホット
プレートなどの加熱調理器を収納に便利なものとするこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の加熱調理用焼き
板によれば、加熱調理によって発生する肉汁や油を焼き
板の中央部分の一か所に集め効率良く排出させることが
できるため、焼け焦げによる煙の発生を少なくすること
ができる。また、肉汁や油といった流動物を排出する貫
通孔は、比較的小さな孔を中央部の一か所に設けるだけ
でよく、焼き板の熱容量を減少させることなく効率的に
加熱調理を行うことができる。
【0016】また、肉汁や油といった流動物は、全て中
央部の貫通孔から排出されるため、貫通孔の直下に比較
的小さな一個の水受皿を遮熱板の上に配置することによ
って排出される肉汁や油の全てを溜めることができる。
したがって、水受皿をコンパクトに形成することがで
き、使用後の手入れや保管が便利である。排出される全
ての流動物を、小さな水受皿に溜めることができるとい
うことは、焼き板の下面は大半が遮熱板に対向すること
になり、遮熱板からの輻射熱を焼き板が受け、効率よく
加熱調理を行うことができる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、放射状に刻
設した溝に沿って流動物が流れるため、肉汁や油といっ
た流動物を貫通孔から速やかに排出させることができ
る。
【0018】請求項3記載の発明によれば、貫通孔から
排出される流動物をスムーズに水受皿に落下させること
ができ、肉汁などが焼き板裏面に付着して焦げる可能性
の少ないものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る焼き板を装着した加熱調理器全体
の縦断面図、
【図2】表面に放射状の溝を刻設した焼き板の一例を示
す半断面斜視図、
【図3】表面に放射状の溝を刻設した焼き板の中央部に
設ける貫通孔の一例を示す平面図、
【図4】焼き板表面に凸条を形成した実施形態を示す焼
き板のみの斜視図、
【図5】図4に示す実施形態の中央部分のみの拡大縦断
面図、
【図6】本発明に係る焼き板を装着したものであって、
本体フレームの脚と遮熱板のスペーサーを折り畳み式と
した加熱調理器全体の縦断面図、
【図7】図6に示す加熱調理器において、本体フレーム
の脚と遮熱板のスペーサーを折り畳んだ状態とした加熱
調理器全体の縦断面図。
【符号の説明】 1…本体ケース、 2…遮熱板、 3…ヒーター、 4
…焼き板、 5…貫通孔、 6…水受皿、 7…溝、
8…リブ、 9…凸条、 10…脚、 11…スペーサー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒーターによって加熱される焼き板におい
    て、焼き板全体を周辺部から中央部に向けて傾斜する凹
    状に形成し、該凹状に形成した焼き板の中央部に被調理
    物から出る肉汁などの流動物が流れ込んで排出される貫
    通孔を穿設したことを特徴とする加熱調理用焼き板。
  2. 【請求項2】焼き板の中央部に穿設した貫通孔から外方
    に向けて、焼き板表面に放射状の溝を刻設してなる請求
    項1記載の加熱調理用焼き板。
  3. 【請求項3】焼き板の中央部に穿設した貫通孔の下端周
    縁部に下方に向けて、リブを突出させてなる請求項1又
    は2記載の加熱調理用焼き板。
JP24530799A 1999-08-31 1999-08-31 加熱調理用焼き板 Pending JP2001061672A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030065859A (ko) * 2002-02-01 2003-08-09 최석규 전기 쿠커
JP2009131366A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Minoru Industrial Co Ltd 調理機器
JP2011115425A (ja) * 2009-12-04 2011-06-16 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器
JP2011218081A (ja) * 2010-04-14 2011-11-04 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器
JP2013236649A (ja) * 2012-05-11 2013-11-28 Tiger Vacuum Bottle Co Ltd 加熱調理器

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