JP2001060084A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2001060084A
JP2001060084A JP11236379A JP23637999A JP2001060084A JP 2001060084 A JP2001060084 A JP 2001060084A JP 11236379 A JP11236379 A JP 11236379A JP 23637999 A JP23637999 A JP 23637999A JP 2001060084 A JP2001060084 A JP 2001060084A
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Tadashi Tachibana
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示すべき文字等の文字幅に応じて表示画面
への表示位置や文字の横幅を自在に可変することによ
り、特に、横幅の狭い文字をバランス良く表示して、視
認性に優れた表示を可能とする表示装置を提供する。 【解決手段】 表示画面上にドットマトリクスで文字等
を相互に所定の間隔をあけて表示する表示装置を構成す
る場合において、前記ドットマトリクスの各列および各
行の表示内容に関したフォントデータを記憶するフォン
トデータエリヤのうち、文字を表示しない行に対応する
フォントデータエリヤを、表示すべき文字の横幅を示す
列数のフォントデータを記憶するエリヤとして用いるメ
モリ13aを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像・音響機器等
の表示部に文字や数字等を表示する表示装置に係り、特
に、表示すべき文字の文字幅に応じて表示画面への表示
位置や文字の横幅を自在に可変し得る表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子機器の表示装置は、キー入力操作に
応じてブラウン管や液晶表示装置等の画面に文字や記号
を表示するようになっている。この表示装置に、使い勝
手を良くすることを目的としたものが知られている(特
開昭55−144292号公報参照)。この表示装置
は、CRTやプラズマディスプレイ等の表示体に文字パ
ターン情報を与える文字コードに、この文字パターンの
画面上での大きさを表わす横線を付加し、前記表示体供
給のためのコード信号を形成する構成になっている。ま
た、ドットマトリクスにより文字、数字等を表示するド
ットマトリクス型表示器も知られている(特開昭55−
120078号公報参照)。この表示器は、文字や数字
等を表示する場合において、一部のドットを削除した
り、一部のドットを他のドットよりも大きく形成するよ
うになっている。これにより、従来に比してアルファベ
ット、カタカナ文字および数字等が読み易くなるうえ、
位取り、小数点等の他のシンボルも端子の負担なく表示
できるというものである。しかし、前者の表示装置は、
画面の表示品質を高め、オペレータの操作をし易くする
ものであり、後者の表示器は、アルファベット、カタカ
ナ文字および数字等を読み易くするものであって、画面
に表示される文字間隔や文字幅を可変して、視認性を高
めることを目的とするものではなかった。
【0003】また、文字表示の品質を良くすることを目
的とした表示装置が提案されている(特開平6−274
121号公報参照)。この表示装置は、グリッド偏向型
蛍光表示管のドット間隔の2ドット毎の周期に合わせた
倍角フォントによる字体を備え、文字表示位置を非反転
文字、反転文字に応じて1ドットずらすようになってい
る。このため、非反転文字、反転文字とで線の太さが変
わってしまうことがなくなり、文字表示の品質を向上さ
せることができるというものである。しかし、この表示
装置は、拡大文字を表示する場合に多大なメモリ容量を
要するという問題や、拡大文字に応じて任意のフォント
パターンを選択するために複雑な手順を要した不具合を
解決するものであって、「i」「j」「l」といった文
字幅の狭い文字を単語に合わせて可変することにより、
バランスよく表示させて視認性を向上させ得るものでは
なかった。
【0004】そこで、文字間隔を可変して表示する各種
の表示装置が提案されており、その一例として、文字毎
に文字幅を可変することにより、読み易く表示品質を高
めることを目的とした文字幅制御方式が知られている
(特開昭59−13282号公報参照)。この文字幅制
御方式は、メモリに文字コードとともに文字データを記
憶せしめ、この文字コードとともに文字巾データを読み
出すとともに、この文字巾データに従ってシフトレジス
タのシフト回数を制御するシフト回数制御回路を設け、
このシフトレジスタのシフト回数を制御して、この文字
パターンの文字巾を制御するようになっている。
【0005】このため、文字領域の後に間隔領域をとる
英文字「B」の場合、文字巾データは(n+m)ビット
を指定する。一方、間隔領域のない「S」や「I」で
は、文字巾データがnビットを指定することになり、n
ビットの文字パターンが出力されるのみで、間隔領域の
ものは出力されない。従って、文字単位で文字間隔を含
めた文字巾を可変することができ、文字「I」では文字
巾を狭く表示可能となるものである。しかし、この文字
幅制御方式は、間隔領域の有無によって文字巾を可変す
るものであるから、「I」のような文字巾は狭く表示で
きるものの、文字単位で文字間隔を可変するワンパター
ンであるため、「i」「j」「l」といった文字幅の狭
い英文字を含む単語全体では、やはり、間延びのしたバ
ランスの悪い表示となり視認性に劣るものであった。
【0006】また、見易い配列により文字を表示するこ
とを目的とした表示装置の表示制御方式が知られている
(特開昭55−87192号公報参照)。この表示制御
方式は、表示すべき文字に対して行方向に何ドット必要
かの情報を有するキャラクタ・ジェネレータと、前記情
報により行方向のドットを計数する手段と、この計数手
段から得られる状態信号によって次に表示すべき文字に
切換える制御手段と、により文字間隙の制御を行うよう
になっている。これにより、行方向にそれぞれ異なるド
ット数で構成されるアルファ・ニューメリック文字や各
種記号に対して、予め表示に必要なスペース量を決定し
ておき、このスペース量に対応したドットを計数する
と、次に表示すべき文字が入力されるよう制御されて、
文字間に現れる不要な間隙を詰めて見易い配列により表
示されるというものである。
【0007】さらに、拡大文字や図形等を高い視認性で
表示させ得る表示装置も提案されている(特開平4−5
2690号公報参照)。このものは、文字表示手段のド
ットマトリクスを、この文字表示手段の文字間隔および
または行間隔に応じたドット幅でなる縦およびまたは横
方向の空白線で分割して、前記文字表示手段内に等面積
の複数の表示ドットを形成し、この文字表示手段に対応
して、前記表示ドットによるフォントパターンを形成し
て文字表示手段が所望の表示を行うようになっている。
これにより、自在かつ自由に任意の文字およびまたは図
形等を表示できるというものである。ところが、前者の
表示制御方式は、不要な間隙を詰めて見易くし、後者の
表示装置も、文字間隔およびまたは行間隔に応じて自在
に文字を表示するようになっているが、何れも前記文字
幅制御方式と同じく、文字幅の狭い英文字を含む単語全
体ではバランスの良い表示ができないという問題が残さ
れていた。
【0008】また、DVD(Digital Video Disc)プレ
イヤー等に設けられ、表示画面にドットマトリクスで文
字等を表示させる表示装置も知られている。この表示装
置は、再生系や光学系に加えてメモリおよびバック・エ
ンド・CPUを備えており、このCPUがDVDプレイ
ヤーに接続されたTVに信号を送出してその画面に各種
情報を表示させるようになっている。また、DVDプレ
イヤーは、蛍光表示管からなる本体表示部を備えてお
り、DVDから読み取られた付加情報を受けて、表示ド
ライバがメモリのキャラクタデータに基づき本体表示部
の画面上に映画のタイトル、時間およびトラック番号等
を英文字や数字等で表示させる構成となっている。この
表示装置は、フラッシュROM等のメモリに所定のフォ
ーマットでフォントデータを記憶しており、英文字、数
字、記号等のキャラクタを図8に示す本体表示部の画面
17a上にドットマトリクスMで表示する。このドット
マトリクスMは、図8に示すように、画面17a上で縦
横に区切られる多数の空白の集合であるが、1キャラク
タCあたり横8列×縦13行の空白を等幅フォントと
し、この等幅フォントを縦横に複数並べた領域内にドッ
トDで英文字の単語等を表示するようにしている。
【0009】なお、画面17aに1キャラクタCを表示
するため、前記等幅フォントの各空白をドットDとする
か否かを定めるフォントデータ(Font data)
が、“0”“1”のbitでフラッシュROMに記憶さ
れている。このフォントデータが、等幅フォントの横列
と縦行に対応し8bit×13桁となる場合、画面17
aに表示されるキャラクタC相互が接近し過ぎないよ
う、キャラクタCの周囲に所要の間隔をあけるデータの
記憶がなされる。図7は、メモリに記憶された複数キャ
ラクタの一例を示すものである。このように、各キャラ
クタが画面17aに表示される際、図8に示す如く表示
の起点Sが予め設定されているため、何れも等幅フォン
トの略中央に位置するようにフォントデータが記憶され
る。
【0010】このフォントデータと等幅フォントとは、
図9の表に示すような対応関係となり、前述の如く間隔
をあけるため、基本的には1行目と1列目にドットDを
表示しない。例えば、“English”の単語を表示
する場合、英小文字“l”のフォントデータは、図9の
右枠内に示されるように8bitで構成されるが、4行
目から12行目までと、左側の3列目から7列目までの
範囲とし、それ以外には表示しないようにフォントデー
タを記憶している。これにより、図10の囲み枠17b
で示すように、英文字18相互の間に等間隔があけられ
た英単語“English”が表示されるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記表示装
置のように、英文字18相互を接近させないために等間
隔をあけると、横幅の狭い英文字“l”や“i”では、
逆に英文字18の間隔が離れるために、間延びのしたバ
ランスの悪い表示となり、視認性に劣るものであった。
【0012】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、表示すべき文字等の文字幅に応じて表示画面への
表示位置や文字の横幅を自在に可変することにより、特
に、横幅の狭い文字をバランス良く表示して、視認性に
優れた表示を可能とする表示装置を提供することを目的
としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、表示画面上
にドットマトリクスで文字等を相互に所定の間隔をあけ
て表示する表示装置において、前記ドットマトリクスの
各列および各行の表示内容に関したフォントデータを記
憶するフォントデータエリヤのうち、文字を表示しない
行に対応するフォントデータエリヤを、表示すべき文字
の横幅を示す列数のフォントデータを記憶するエリヤと
して用いるメモリを備えたことを特徴としている。ま
た、請求項2に記載の発明は、前記メモリのフォントデ
ータエリヤが、前記ドットマトリクスの最初の列から文
字等の表示を開始させるフォントデータを記憶してなる
ことを特徴としている。また、請求項3に記載の発明
は、前記メモリのフォントデータエリヤから、表示すべ
き文字部分のみのフォントデータを読み出して、前記ド
ットマトリクス上に表示させる制御を行う表示制御手段
を備えてなることを特徴としている。また、請求項4に
記載の発明は、前記表示制御手段が、前記フォントデー
タを読み出して前記ドットマトリクス上に文字を表示さ
せるとき、この表示文字の横幅に少なくとも1列分の空
白を付加する表示制御を行うことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る表示装置を示す電気的ブロック線図である。この表
示装置は、再生専用のDVDプレイヤー1に適用したも
ので、再生機構、光学系、信号処理系、デコーダ9,1
0、リモートコントローラ(リモコン)15、表示ドラ
イバ16および本体表示部17等を備えており、DVD
3の再生映像をTV21のCRT25の画面に表示する
とともに、DVD3の記録に関した付加情報を文字、数
字、記号等でこの表示装置2を構成する本体表示部17
の画面17aやTV21の画面に表示させるようになっ
ている。なお、DVD3は、スパイラル状に形成された
トラックに映画の画像情報と音声情報とをディジタル信
号で記憶している。また、各リードインエリヤには、前
記画像情報および音声情報の記録内容に関した付加情報
が記録されている。
【0015】再生機構は、スピンドルモータ4や図示省
略したトレイモータ、スレッドモータおよび駆動部等か
らなり、サーボ回路7の制御によって各部が駆動するよ
うになっている。また、光学系のピックアップ5は、ス
ピンドルモータ4が載置台のDVD3を回転駆動させる
に伴って、目的トラックにレーザ光を照射することによ
り、再生信号を生成してRFアンプ6側に出力する。こ
のRFアンプ6は、出力がDVD信号処理用データデコ
ーダ9およびサーボ回路7に接続される一方、フロント
・エンド・CPU(FE.CPU)8からの制御信号が
導かれている。そして、ピックアップ5からの再生信号
をDVD信号処理用データデコーダ9に伝送するととも
に、この再生出力よりフォーカスエラー信号やトラッキ
ング信号を抽出してサーボ回路7に送出する。このサー
ボ回路7は、DVD信号処理用データデコーダ9と双方
向性に接続されており、このDVD信号処理用データデ
コーダ9からの指令信号と前記RFアンプ6の出力信号
とを受けて、前記ピックアップ5のフォーカス制御およ
びトラッキング制御を行うとともに、DVD3が所定の
回転速度で回転するようにスピンドルモータ4等を制御
するようになっている。
【0016】信号処理系は、DVD信号処理用データデ
コーダ9、A/V用デコーダ10および制御用のバック
・エンド・CPU13等からなり、DVD3からの再生
信号を処理して、映像信号、音声信号、付加情報を後段
の表示各部に送出する構成になっている。DVD信号処
理用データデコーダ9は、バッファRAM(TRACK
Buffer)9aを備えており、A/V用デコーダ
10およびフロント・エンド・CPU(FE.CPU)
8と双方向性に接続されていて、前記RFアンプ6から
の再生信号をデコードしてそれぞれに送出する。A/V
用デコーダ10は、A/VRAM(AV.RAM)10
aを備えており、バック・エンド・CPU13と双方向
性に接続されていて、出力がビデオエンコーダ11およ
びD/Aコンバータ12に接続されている。ビデオエン
コーダ11には、ビデオ信号出力端子を介し、図2に示
すTV21のビデオ信号入力端子21aに接続される一
方、D/Aコンバータ12には、オーディオ信号出力端
子を介してTV21のオーディオ信号入力端子21b,
21cにそれぞれ接続されている。
【0017】なお、このTV21は一般普及型であり、
チューナ22の出力信号がTV回路23に導かれてい
る。このTV回路23は、ビデオ信号を映像信号処理回
路24に送出し、オーディオ信号を音声信号処理回路2
6に送出する。そして、映像信号処理回路24には、ビ
デオ信号入力端子21aを介して前記ビデオエンコーダ
11のビデオ信号が導入され、TV回路23またはDV
D3からの出力信号を受けてCRT25の画面に映像を
表示する。また、音声信号処理回路26には、オーディ
オ信号入力端子21b,21cを介してD/Aコンバー
タ12のオーディオ信号が導入され、TV回路23また
はDVD3からの出力信号を受けてLとRのスピーカ2
7,28より音声を放音させる。
【0018】これにより、DVD3の記録情報がピック
アップ5で順次読み取られると、RFアンプ6から再生
信号がDVD信号処理用データデコーダ9に送出され
る。このDVD信号処理用データデコーダ9は、再生信
号をDVDフォーマットでデコードした後、A/V用デ
コーダ10に伝送する。このA/V用デコーダ10は、
圧縮された信号をデコードして映像信号をビデオ信号出
力端子に、音声信号をオーディオ信号出力端子にそれぞ
れ送出する。よって、CRTの画面に動画像が表示され
るとともに、スピーカより同時に音声が放音される。ま
た、記録された映画に関するタイトルナンバー、時間等
の付加情報は、バック・エンド・CPU13側に送出さ
れるようになっている。このバック・エンド・CPU1
3は、フラッシュROM(ROM)13aとワークRA
M(RAM)13bとを備えて制御部を構成しており、
フロント・エンド・CPU8と双方向性に接続されてい
る。なお、フラッシュROM13aには、後述のキャラ
クタデータを構成するフォントデータが記憶されてい
る。
【0019】前記バック・エンド・CPU13には、受
信部14の出力が接続される一方、表示ドライバ16に
出力が接続されている。受信部14は、受光器で受光さ
れるリモコン15からの赤外線信号を電気信号に変換し
てバック・エンド・CPU13に送出する。リモコン1
5は、キー操作部に各種の機能キーやアップ・ダウンキ
ー等を設けており、何れかのキーを操作すると、そのキ
ーに対応した操作信号が発光器から赤外線信号として送
信される。このリモコン15で再生キーを操作したとき
は、再生操作信号がバック・エンド・CPU13に与え
られ、このバック・エンド・CPU13からフロント・
エンド・CPU8に対して再生指令信号が送出される。
このフロント・エンド・CPU8は、再生指令信号を受
けて前記RFアンプ6に対しDVD3の情報を読み取ら
せるための制御信号を送出するようになっている。
【0020】これに伴って、前述の如くTV21のCR
Tで映画が再生されるとともに、この映画に関する付加
情報が表示ドライバ16によりCRTおよび本体表示部
17にも表示される。この表示ドライバ16は、バック
・エンド・CPU13によってフラッシュROM13a
から読み出される表示文字等のフォントデータを受けた
とき、図8に示す本体表示部17の画面17a上におけ
る所定位置Sを起点に、映画のタイトルナンバーや時間
等を英文字や数字等で表示させる。なお、バック・エン
ド・CPU13が、A/V用デコーダ10側へデータを
送出するときは、TV21のCRTにも同じ付加情報が
表示されることになる。
【0021】ところで、前記ドットマトリクスMは、図
8に示した画面17a上で縦横に区切られる多数の空白
内にドットDを表示するものであるが、図3に示すよう
に、1キャラクタCあたり横8列×縦13行の空白部分
を可変幅フォントとし、この可変幅フォントを縦横に複
数並べた領域内にドットDで英文字の単語等を表示する
ようにしている。本体表示部17の画面17aのサイズ
が、横360mm×縦240mmの例では、横列に45
文字(X軸方向)、縦行に18文字(Y軸方向)を表示
可能となっている。そして、この画面17aに1キャラ
クタCを表示するため、前記可変幅フォントの各空白を
ドットDとするか否かを定めるフォントデータが、
“0”“1”のbitでフラッシュROM13aに記憶
されている(“0”は空白、“1”はドットである)。
【0022】このフォントデータが、可変幅フォントの
横列と縦行に対応し8bit×13桁となる場合、画面
17aに表示される細幅のキャラクタC相互が離間し過
ぎないよう、キャラクタCの前部側を詰めるデータの記
憶がなされる。通常、この可変幅フォントも、従来の等
幅フォントと同じくキャラクタC相互の間隔をあけるた
め、基本的には1行目と1列目にドットDを表示しな
い。本例では、この1行目に対応するフォントデータ
(Font data)のエリヤを用い、これに表示す
べきキャラクタCの横幅を示すフォントデータを記憶し
ている。例えば、“English”の単語を表示する
場合、各英文字は図3の右枠内に示されるように8bi
t×13桁でキャラクタデータが構成されるが、英小文
字“l”のように横幅の狭いものは、左側の1列目から
5列目までと4行目から12行目までの範囲内に留め、
それ以外にはドットDを表示しないデータの記憶として
いる。
【0023】そして、表示ドライバ16が本体表示部1
7の画面17aおよびTV21の画面に英文字を順次表
示するとき、表示英文字の横幅に少なくとも1列分の空
白を付加する表示制御を行う。これにより、前に表示さ
れる英小文字“g”の右側に横幅の狭い“l”が詰めて
表示されるため、英文字相互がバランスが良く近接した
状態になる。これは、横幅の狭い英小文字“i”も同様
であり、図4に示すように、囲み枠17c内に表示され
る英文字19相互の間に間隔はあけられるが、英小文字
“l”“i”については、左側に詰められて、全体がス
リムな英単語“English”が表示される。よっ
て、英文字19間に間延びがした感じがなくなり、単語
全体のバランスが良くなる。
【0024】次に、他の実施の形態について、図を参照
しつつ説明する。この実施の形態は、前記バック・エン
ド・CPU13により、フラッシュROM13aに予め
記憶されたキャラクタデータを読み出して、本体表示部
17の画面17aに細幅のキャラクタCを表示するもの
である。すなわち、フラッシュROM13aのフォント
データエリヤには、上記実施の形態のようにフォントデ
ータが記憶されている。文字幅の狭い英小文字“l”
“i”の場合、図5に示す如く左側に詰めて表示するフ
ォントデータが記憶されるが、英小文字“l”について
は、後側にはね上げる2列分をカットしたうえ、左側の
1列目から3列目までの範囲内にドットDを表示するフ
ォントデータとしている。これにより、バック・エンド
・CPU13が、図6に示すように、囲み枠17d内に
英文字20を順次表示すると、前に表示される英小文字
“g”の右側に細幅とした“l”が詰めて表示されるた
め(“i”も同様)、英文字20相互がさらに近接した
状態になる。よって、英文字20間の空白部分がより少
なくなり、バランスも保たれて視認性がさらに向上す
る。
【0025】なお、上記各実施の形態においては、フラ
ッシュROM13aのフォントデータエリヤに可変幅フ
ォントに対応させてフォントデータを記憶し、本体表示
部17の画面17aに文字、数字、記号等のキャラクタ
を1個づつ表示させるようにしたが、文字幅の狭い英小
文字を含む単語そのもののフォントデータをワークRA
M13bに記憶してもよい。この場合、前記バック・エ
ンド・CPU13は、表示すべき英文字20の横幅が標
準値より狭いか否かを判断し、狭いときに単語そのもの
を表示可能な構成としておく。これにより、表示ドライ
バ16が、前記フラッシュROM13aからフォントデ
ータを読み出して英文字20を表示させるとき、この英
文字の横幅が予め設定した標準値より狭いか否かを判断
する。そして、文字幅が狭い場合、前記ワークRAM1
3bよりこの英文字を含む単語のフォントデータを読み
出して本体表示部17に表示させる。よって、“Eng
lish”の単語を表示する必要があるとき、図6に示
したと同様の文字幅で英文字20の表示が可能になり、
視認性がよくなる。なお、上記実施の形態においては、
表示装置をDVDプレイヤー1に適用する例を説明した
が、表示部を備えた各種AV機器に広く採用し得ること
は勿論である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、表示画面に文字を表示しない行に
対応するフォントデータエリヤを、表示すべき文字の横
幅を示す列数のフォントデータを記憶するエリヤとして
用いるので、文字幅に応じて自在な表示が可能となり、
例えば、前に表示される英文字の右側に横幅の狭い英文
字を詰めて表示するといったことができ、全体のバラン
スが良い英単語を画面17a上に表示し得るから、視認
性が格段に向上する効果がある。また、請求項2に記載
の発明は、メモリのフォントデータエリヤがドットマト
リクスの最初の列から文字等の表示を開始させるフォン
トデータを記憶していることから、前に表示される文字
に続いて横幅の狭い文字等を詰めて表示することがで
き、等幅で表示する場合のような間延びがした感じがな
くなり、視認性が向上する利点がある。また、請求項3
に記載の発明は、メモリのフォントデータエリヤから、
表示すべき文字部分のみのフォントデータを読み出して
ドットマトリクス上に表示させる制御を行うので、横幅
の狭い文字では文字相互の間隔が狭められて全体をバラ
ンス良く表示できる利点がある。また、請求項4に記載
の発明は、フォントデータを読み出してドットマトリク
ス上に文字を表示させるとき、この表示文字の横幅に少
なくとも1列分の空白を付加する表示制御を行うことか
ら、文字相互の間隔を必要最小限に留めて間延びのしな
いスリムな文字表示ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示装置を示す電気的ブロック線
図である。
【図2】表示装置に接続されたテレビジョン受像機を示
す電気的ブロック線図である。
【図3】表示文字とフォントデータとの関係を示す図表
である。
【図4】画面に表示される文字の例示図である。
【図5】表示文字とフォントデータとの関係を示す図表
である。
【図6】画面に表示される文字の例示図である。
【図7】画面に表示される各種キャラクタの例示図であ
る。
【図8】画面への表示位置を示す説明図である。
【図9】従来例に係る表示文字とフォントデータとの関
係を示す図表である。
【図10】同画面に表示される文字の例示図である。
【符号の説明】
2 表示装置 13a メモリ 16 表示制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面上にドットマトリクスで文字等
    を相互に所定の間隔をあけて表示する表示装置におい
    て、 前記ドットマトリクスの各列および各行の表示内容に関
    したフォントデータを記憶するフォントデータエリヤの
    うち、文字を表示しない行に対応するフォントデータエ
    リヤを、表示すべき文字の横幅を示す列数のフォントデ
    ータを記憶するエリヤとして用いるメモリを備えたこと
    を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記メモリのフォントデータエリヤが、
    前記ドットマトリクスの最初の列から文字等の表示を開
    始させるフォントデータを記憶してなることを特徴とす
    る請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリのフォントデータエリヤか
    ら、表示すべき文字部分のみのフォントデータを読み出
    して、前記ドットマトリクス上に表示させる制御を行う
    表示制御手段を備えてなることを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段が、前記フォントデー
    タを読み出して前記ドットマトリクス上に文字を表示さ
    せるとき、この表示文字の横幅に少なくとも1列分の空
    白を付加する表示制御を行うことを特徴とする請求項3
    に記載の表示装置。
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