JP2001060015A - 静電荷像現像用トナー及び画像形成方法 - Google Patents

静電荷像現像用トナー及び画像形成方法

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JP2001060015A
JP2001060015A JP11236413A JP23641399A JP2001060015A JP 2001060015 A JP2001060015 A JP 2001060015A JP 11236413 A JP11236413 A JP 11236413A JP 23641399 A JP23641399 A JP 23641399A JP 2001060015 A JP2001060015 A JP 2001060015A
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Yuji Yamashita
裕士 山下
Hachiro Tosaka
八郎 登坂
Osamu Uchinokura
理 内野倉
Shinichi Kuramoto
信一 倉本
Masae Nakamura
眞砂恵 中村
Takashi Yamamoto
隆志 山本
Shoichi Kinoshita
正一 木下
Yoshimichi Katagiri
善道 片桐
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Fujitsu Ltd
Ricoh Co Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性のブラシを用いた帯電装置を備えた非
磁性一成分現像方式において導電性ブラシの帯電むらを
極力抑えた画像形成方法、又、導電性ブラシの帯電むら
の影響を受けにくい非磁性一成分現像方法による静電荷
像現像用トナー及び画像形成方法、又、多数回の現像を
順次行い、転写媒体上に重ねて転写しても、導電性ブラ
シの帯電むらの影響を受けにくい非磁性一成分現像方法
によるフルカラー静電荷像現像用トナー及びフルカラー
画像形成方法を提供することにある。 【解決手段】 電圧を印加した導電性のブラシを感光体
に接触させながら均一帯電を行い、該感光体に露光して
静電潜像を形成し、非磁性1成分現像方式によってトナ
ー像を形成する画像形成方法において、使用されるトナ
ーの円形度が0.92〜0.98であることを特徴とす
る画像形成方法及びトナー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
る複写機や静電記録装置を用いる画像形成方法及びそれ
に用いる静電荷像現像用トナーに関し、より詳細には、
解像度、階調性、画像濃度、色再現性等の画像特性に優
れた導電ブラシによる帯電装置を用いた非磁性1成分現
像方法、並びに該現像方法に用いる現像剤に関する。
又、上記方式を用いたフルカラー非磁性一成分現像方
法、並びに該現像方法に用いるフルカラー現像剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機,電子写真プリン
タ等の像形成装置においては、その静電記録媒体に画像
を形成するに際し一様な帯電を行う装置として、コロナ
帯電器が多く用いられている。しかしながら、コロナ帯
電器は、コロナ放電のために数キロボルトの高電圧が必
要であり、装置の原価高を招くと共に、放電によって発
生するオゾンが装置構成部分に損傷を与え、特に記録体
の寿命を短くするという問題があった。更に、オゾン
は、装置を使用する者に不快の念を与え、濃度が高くな
ると人体に有害であるという問題もあった。この問題を
解消するために、図1,2に示すように、導電ブラシを
用いた帯電器(導電ブラシ帯電器)が提案されている。
本帯電器は、電源3により電圧が印加された導電ブラシ
2を感光体,誘電体等の静電記録媒体1に接触,回転さ
せて帯電を行うもので、導電ブラシ2に500〜1.5
kvの電圧を印加することで記録媒体1を必要な電位ま
で帯電可能である。しかも、本帯電器ではオゾン発生の
問題もない。なお、導電ブラシ2は、導電性基部6に、
ブラシ状の導電性繊維5を保持させて構成されている。
又、上記ローラー状のブラシを回転させて帯電を行う方
式の他に、固定した板状の導電ブラシで帯電を行うブラ
シ静止型もある。静止型はさらに小型化、低価格化が可
能である。しかしこのような導電性ブラシを用いた帯電
方式には以下に挙げる欠点も存在する。すなわち、ブラ
シ繊維の感光体との摩擦帯電やブラシ繊維からの電荷注
入、ブラシと感光体との微小空隙における気中放電など
の局所的な帯電機構によっているため均一で安定な帯電
が実現しにくく、帯電のむらが発生しやすかった。さら
にこの比較的不均一な帯電(黒部に相当する帯電むら)
は、通常のアナログ方式では飽和現像されるためあまり
大きな問題とはならないが、反転現像を用いたデジタル
方式ではこれが地肌部に相当し、地汚れの原因となる場
合があった。特に自然画像再現における視感上のポイン
トであるハイライト部(低濃度領域)での粒状性向上
(画像ノイズ低減)は、高画質が求められるほど重要に
なってくる。又、導電性ブラシを用いた接触帯電方式で
は、現像剤や転写紙などに含まれる成分や異物がブラシ
に付着し、潜像電位を変化させ、比較的はっきりとした
地汚れが生じやすかった。
【0003】又、非磁性一成分現像方式を用いる場合、
感光体上の帯電むらが現像後さらに増長される傾向にあ
った。非磁性一成分現像剤(以下、非磁性トナーともい
う)を用いた現像法は、例えば、第3図に示す現像装置
を使用して以下のように行なうものである。すなわち、
感光体11の近傍に設置したトナー容器12内に、感光
体11と圧接して現像ローラー13、およびトナー補給
ローラー14が設けられており、現像ローラー13に
は、電源15により現像バイアスが印加されている。
又、トナー容器12内には、非磁性トナーよりなる一成
分現像剤16が収容されていて、トナー補給ロール14
の回転により、当該ロール14の表面に供給されたトナ
ー16が現像ローラー13との接触面に搬送される。さ
らに、非磁性トナーは、現像ロール13の回転とともに
感光体11側へ運ばれ、感光体11の表面に形成された
静電潜像が現像されるようになっている。この現像方法
においては、現像ローラー13上に均一な厚さでかつ薄
い非磁性トナー層を形成させることが重要であり、この
ために現像ローラー13の表面に付着する非磁性トナー
層の厚さを均一に規制する層厚規制部材17が設けられ
ている。この場合トナーの帯電は現像ローラーと補給ロ
ーラーとの間や現像ローラーと層厚規制部材との間の圧
縮、摩擦により支配されるため、現像ローラーの表面粗
さがトナーの帯電に大きく影響し、特に導電性ブラシを
用いた場合の帯電むらによって影響を受けた潜像に対す
るトナーの現像において高精細な画像を再現することが
できなかった。又、従来の不定形の形状に近く、粒度分
布の広いトナーでは現像ローラーと補給ローラーとの間
や現像ローラーと層厚規制部材との間で均一なトナーの
薄層が形成できず、導電性ブラシを用いた場合の帯電む
らによって影響を受けた潜像に対するトナーの現像にお
いて微妙なハーフトーンの画像を再現することができな
かった。又、多数回の現像を順次行い、転写媒体上に順
次重ねて転写していく非磁性一成分フルカラープロセス
においては特にその影響を強く受け、印刷画像のような
高精細なフルカラー画像が得られていないのが現状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導電
性のブラシを用いた帯電装置を備えた非磁性一成分現像
方式において導電性ブラシの帯電むらを極力抑えた画像
形成方法を提供することにある。又、導電性ブラシの帯
電むらの影響を受けにくい非磁性一成分現像方法による
静電荷像現像用トナー及び画像形成方法を提供すること
にある。又、多数回の現像を順次行い、転写媒体上に重
ねて転写しても、導電性ブラシの帯電むらの影響を受け
にくい非磁性一成分現像方法によるフルカラー静電荷像
現像用トナー及びフルカラー画像形成方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは特定の円形
度を持つトナーが非磁性一成分現像方式において現像ロ
ーラー上で均一な薄層を形成し、導電性ブラシに起因す
る帯電むらの画質への影響を受けにくいことを見出し本
発明に至った。又、その際、感光体への潜像の書き込み
が特定のドット径の時にむらのある静電潜像を目立たせ
ず、特にハーフトーンの均一再現性に有効であることも
見出した。ここでいう書き込みドット径とは、通常、露
光スポットは円形、又は楕円形をしているためその短軸
径を意味し、パワー変調などの露光径を変化させる場合
は、最大径(フルドット径)を意味する。又、本導電性
ブラシを用いた非磁性一成分現像方式において、現像ロ
ーラーの表面の平滑性が高いほどトナーによる均一な薄
層が形成され、逆帯電の少ないトナーが現像に参加する
ことにより、むらのない高解像度の画像が得られること
も見出した。又、本導電性ブラシを用いた非磁性一成分
現像方式において、特定の導電性ブラシの材質と、ブラ
シ繊維の径と密度のものを用いることにより、ブラシ繊
維からの電荷注入が起こりやすく、帯電の立ち上がりも
速くなり、感光体上の帯電のむらを極力抑えるのに有効
であることも見出した。又、本導電性ブラシを用いた非
磁性一成分現像方式において、現像ローラー上のトナー
が特定の帯電量を有すことにより、適正な現像量が得ら
れ、ブラシ帯電によるむらの影響を受けない適正な濃度
でカブリの少ない画像が得られることも見出した。又、
本導電性ブラシを用いた非磁性一成分現像方式におい
て、現像ローラー上のトナーが特定の範囲の微粉量と粗
粉量を有す比較的狭い粒度分布を有すことにより、適正
な現像量が得られ、ブラシ帯電によるむらの影響を受け
ない適正な濃度で高解像度の画像が得られることも見出
した。又、本導電性ブラシを用いた非磁性一成分現像方
式において特定の円形度を持つフルカラー用トナーを用
いて、多数回現像し、順次転写媒体に重ねて転写した画
像を形成させた時に、ハーフトーンの均一再現性に有効
であることも見出した。
【0006】かくして、本発明によれば、導電性のブラ
シに電圧を印加し、感光体に接触させながら均一帯電を
行い、該感光体に露光して静電潜像を形成し、非磁性1
成分現像方式によってトナー像を形成する画像形成方法
において、使用されるトナーの円形度が0.92〜0.
98であることを特徴とする画像形成方法が提供され
る。
【0007】又、導電性のブラシに電圧を印加し、感光
体に接触させながら均一帯電を行い、該感光体に露光し
て静電潜像を形成し、非磁性1成分現像方式によってト
ナー像を形成する画像形成方法において、使用されるト
ナーの円形度が0.92〜0.98であることを特徴と
する静電荷像現像用トナーが提供される。
【0008】又、該画像形成方法において該感光体への
露光スポットの短軸長が10〜60μmにした画像形成
方法が提供される。
【0009】又、該画像形成方法における現像法が現像
ローラーおよび該現像ローラー上に供給するトナーの層
厚を均一に規制する現像ブレードを備えた現像装置によ
って、感光体上に形成された静電潜像を該トナーにより
現像する非磁性1成分現像方式において、現像ローラー
の表面粗さが20μm以下であることを特徴とする画像
形成方法が提供される。
【0010】又、該画像形成方法における、導電性のブ
ラシは繊維内にカーボンブラックを分散したものであ
り、繊維径が5から50μmであり、100本/mm2
以上の密度で存在するものを用いることを特徴とする画
像形成方法が提供される。
【0011】又、該画像形成方法における、トナーの現
像ローラー上の帯電量の絶対値が15〜40μC/gで
あることを特徴とする静電荷像現像用トナー及びこれを
用いた画像形成方法が提供される。
【0012】又、該画像形成方法における、トナーの体
積平均粒径が6〜10μmでかつ12.7μm以上が
1.0wt%以下であることを特徴とする静電荷像現像
用トナー及びこれを用いた画像形成方法が提供される。
【0013】又、該画像形成方法における、トナーの体
積平均粒径が6〜10μmでかつ5μm以下が15個数
%以下であることを特徴とする静電荷像現像用トナー及
びこれを用いた画像形成方法が提供される。
【0014】又、該画像形成方法におけるトナーがカラ
ートナーであることを特徴とする静電荷像現像用トナー
及びこれを用いた画像形成方法が提供される。
【0015】以下、本発明について詳述する。 (導電性ブラシ)導電性ブラシ帯電器にはローラー状の
ブラシを回転させて帯電を行う方式や固定した板状の導
電ブラシで帯電を行うブラシ静止型もある。静止型はさ
らに小型化、低価格化が可能である。ここではより均一
な帯電が可能なローラー状の導電性ブラシ帯電器につい
て説明する。
【0016】図1には一例として、回転ブラシによる導
電ブラシ帯電器を示した。本発明に用いた回転ブラシを
以下に説明する。導電ブラシ2は、直径5mmのステン
レス棒に、導電性基部6の周りに導電性繊維5をパイル
織りしたブラシ状のものを巻き付け、その後繊維長を6
mmに切り揃えた後、繊維の先端を寝かせ、直径15m
mの回転型に形成させたものである。導電性繊維5は、
レーヨン繊維内にカーボン粒子を一様に分散することで
導電性を付与したもので、繊維の太さを示す繊度は、4
00〜800デニール/100F好ましくは600デニ
ール/100Fで、基布上での繊維密度は、50000
〜150000好ましくは100000F/in2、そ
れぞれ100フィラメントあたりの重量と1平方インチ
あたりのフィラメントの本数をあらわす。回転ブラシに
形成した時点での抵抗は、直流電圧−100V印加時で
1×103〜1×107Ω好ましくは1×104〜1×1
6Ωになるように調整されている。この回転ブラシ2
と記録媒体1の位置関係は、導電性基部6が記録媒体1
と平行で、回転ブラシが1.0mm程度の深さで記録媒
体1の表面に接触するようになっている。
【0017】記録に際しては、記録媒体1を一定周速度
で回転させ、回転ブラシ2は記録媒体1の1.6倍の周
速比で回転させている。回転する導電ブラシ2に電源3
から電圧を印加する。これにより、記録媒体1の表面は
一定電位に帯電されるが、電源3はAC成分とDC成分
を重畳させた電圧、具体的には、DC=−650V、A
Cp−p=1100Vに設定されており、記録プロセス
に必要な感光体帯電電位−650vが得られる。
【0018】(潜像の書き込み)その後、レーザ露光系
やLEDなどにより画像露光して静電潜像を形成し、該
潜像を現像器により現像することによって可視像が形成
される。本発明においては潜像電位が連続的なアナログ
潜像よりも反転現像によるデジタル潜像の時が特に導電
性ブラシによる帯電電位むらが発生し易い。すなわちブ
ラシによる電位むらは繊維の先端での電荷注入の不均一
性から発生し局所的な離散した状態で存在する。その電
位むらはアナログ露光の黒部に相当する部分では飽和現
像されるため目立ちにいが、反転現像ではこれが地肌部
に相当し、地汚れの原因となり易い。特にその書き込み
ドット径は特定の径よりも大きいとそれが顕著に出やす
く、好ましくは10から60μmの範囲で与えられる。
10μm以下では通常の6から10μmの乾式現像剤粒子
で実現できる解像度を超えており、細かくしすぎること
に大きな画質改善性は見られない。ここでいう書き込み
ドット径とは、通常露光スポットは円形、又は楕円形を
しているためその短軸径を意味し、パワー変調などの露
光径を変化させる場合は、最大径(フルドット径)を意
味する。
【0019】(現像ローラ)本発明における非磁性一成
分現像方法に用いる現像ローラーの材質としては弾性層
を持たないものとして、アルミニウム、鉄,SUSなど
の金属が挙げられる。又、その表面は後に述べる表面粗
さでサンドブラストなどの加工法で加工されたものも含
まれる。弾性層を持つものとしては、例えば天然ゴム、
シリコーンゴム、ウレタンゴム、ブタジエンゴム、クロ
ロプレンゴム、ネオプレンゴム、イソプレンゴム、NB
R等を用い、弾性層の形態としては、ゴム、発泡体、ス
ポンジ等の形態にして用いた場合に効果的であり、これ
らの弾性層の材質を現像ローラーの部分によって変える
ことも有効であるが必ずしも限定されない。
【0020】又、磁界発生層を設けることも可能であ
り、磁界強度を現像ローラーの部分によって変えても良
い。又、現像ローラーにトナーを供給するトナー供給ロ
ーラーを設けてもよく、この2つのローラー間は接触、
非接触が適宜選択できる。又、この2つのローラーの間
には交流あるいは直流、又は交流+直流の電界を印加し
ても良い。トナー供給ローラーを設けることによって、
トナーの帯電が円滑に行われ、現像ローラー上のトナー
層のバラツキを無くすことができる。トナー供給ローラ
ーの材質は特に限定されず、スポンジ、ゴム、SUSあ
るいはこれらにコーティングを施したもの等の公知の材
料を用いることができる。又、場合によっては供給ロー
ラーの他に、現像に用いられなかったトナーを現像ロー
ラーからいったん剥ぎ取る働きを有する剥ぎ取りローラ
ーを設けることも可能である。又、その粒子が表面に導
電性の無機微粉末が付着又は固着した球状粒子を含ませ
ても良い。又、離型成分を含有させるコート層を設けて
も良い。
【0021】コート樹脂としては、一般に公知の樹脂が
使用可能である。例えば、フェノール樹脂、エポキシ樹
脂、ポリアミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル
系樹脂、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、スチレン系
樹脂、メラミン系樹脂、ポリイミド系樹脂等が挙げられ
る。又、他の微粒子とともに用いることも可能であり、
例えば、ファーネスブラック、ランプブラック、サーマ
ルブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラッ
ク、酸化チタン、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化アルミニウ
ム、グラファイトなどが任意に1種又は複数種使用でき
る。
【0022】又、現像位置に対して、現像ローラー回転
の上流側、下流側にブレードを設けることも可能であ
る。さらに、これらの部材に電圧を印加することも可能
である。供給ローラーにおいても剥ぎ取りと供給の作用
を兼ねさせることも可能である。さらに、現像部の上流
側にトナー層規制部材を設けることも好ましい。このト
ナー層規制部材は板状のものであっても良いし、回転ロ
ーラーを用いても構わない。このトナー層規制部材によ
り、トナーに電荷注入を行っても良い。
【0023】又、本発明で用いる現像方式として、現像
ローラーと静電荷像保持体とが接している接触現像方式
を用いても、接していない非接触現像方式を用いても良
く、特に限定されない。
【0024】本発明においては現像ロールの表面粗さを
20μm以下にするのが好ましい。現像ロールの表面性
が先に述べたトナー層規制部材や供給ローラとの間に挟
まれるトナーの帯電性や均一薄層性をほぼ決定する。従
って本発明における導電性ブラシを用いた帯電方法にお
いては特に高精細な画像を形成するのに効果的である。
なお表面粗さの計測方法としては、JIS(日本工業規
格)B0601表6に規定されている十点平均粗さRz
によるものとする。又、表面粗さRzの測定は接触表面
粗さ計SE−40D(小坂研究所製)を用いた。
【0025】(トナーの円形度)本発明におけるトナー
は特定の形状を有すことが重要であり、トナーの形状が
先に述べた現像ロールとトナー層規制部材や供給ローラ
との間に挟まれるトナーの帯電性や均一薄層性をほぼ決
定する。球形からあまりに離れた不定形の形状では、ト
ナーの薄層が薄すぎ、十分な現像量が得られない。又、
あまりに球形に近いと層規制部材や、供給ローラを通過
しやすく、現像過多になり易い。従って本発明における
導電性ブラシを用いた帯電方法において、特に適正な濃
度の再現性のある高精細な画像を形成するのには特定の
形状を有すことが効果的である。なお形状の計測方法と
しては粒子を含む懸濁液を平板上の撮像部検知帯に通過
させ、CCDカメラで光学的に粒子画像を検知し、解析
する光学的検知帯の手法が適当である。この手法で得ら
れる投影面積の等しい相当円の周囲長を実在粒子の周囲
長で除した値である円形度が0.92から0.98の範
囲のトナーが適正な濃度の再現性のある高精細な画像を
形成するのに有効である事が判明した。この値はフロー
式粒子像分析装置FPIA−1000(東亜医用電子株
式会社製)により平均円形度として計測できる。具体的
な測定方法としては、容器中の予め不純固形物を除去し
た水100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、
好ましくはアルキルベンゼンスフォン酸塩を0.1〜
0.5ml加え、更に測定試料を0.1〜0.5g程度
加える。試料を分散した懸濁液は超音波分散器で約1〜
3分間分散処理を行ない、分散液濃度を3000〜1万
個/μlとして前記装置によりトナーの形状を測定す
る。
【0026】(トナーの粒度分布)トナーの平均粒径及
び粒度分布はコールターカウンターTA−II型あるい
はコールターマルチサイザー(コールター社製)等種々
の方法で測定可能であるが、本発明においてはコールタ
ーカウンターTA−II型(コールター社製)を用い、
個数分布、体積分布を出力するインターフェイス(日科
機製)及びPC9801パーソナルコンピューター(N
EC製)を接続し、電解液は1級塩化ナトリウムを用い
て1%NaCl水溶液を調製する。その他に、ISOT
ON−II(コールターサイエンティフィックジャパン
社製)が使用できる。測定法としては、前記電解水溶液
100〜150ml中に分散剤として界面活性剤、好ま
しくはアルキルベンゼンスルホン酸塩を0.1〜5ml
加え、更に測定試料を2〜20mg加える。試料を懸濁
した電解液は超音波分散器で約1〜3分間分散処理を行
ない前記コールターカウンターTA−II型によりアパ
ーチャーとして100μmアパーチャーを用いて、2μ
m以上のトナーの体積、個数を測定して体積分布と個数
分布とを算出した。それから、本発明に係わる体積分布
から求めた体積基準の体積平均粒径及び体積分布から求
めた重量基準の粗粉量(12.7μm以上)、個数分布
から求めた個数基準の微粉量(5μm以下)を求めた。
【0027】本発明においては体積平均粒径が6から1
0μmで12.7μm以上の体積基準の含有量が1.0
%以下であるトナーが粗粉による白スジなどの異常画像
がなく、導電性帯電ブラシの帯電むらの影響を受けない
高精細な画像を形成するのに有効である事が判明した。
又、本発明においては体積平均粒径が6から10μmで
5μm以下の個数基準の含有量が15%以下であるトナ
ーが微粉による文字ちりなどの異常画像がなく、導電性
帯電ブラシの帯電むらの影響を受けない高精細な画像を
形成するのに有効である事が判明した。
【0028】(現像ローラ上の帯電量)べた画像現像中
に装置を停止し、現像ローラー上に付着した現像剤を減
圧吸引して、フィルターにより捕集し、そのトナーが保
有している電荷量をQメータで測定し、吸引された現像
剤重量と比を求めた。本発明では、トナーの帯電量は1
5から40μC/gが、導電性帯電ブラシの帯電むらの
影響を受けない高精細な画像を形成するのに有効である
事が判明した。現像ローラ上の帯電量の絶対値が10μ
C/gよりも低いとカブリが激しく、40μC/gより
も高いと現像量不足で満足した画像濃度が得られない。
【0029】(トナーの構成材料)ここで、本発明に用
いられる現像剤は製法や材料に関しては公知のものが全
て可能である。バインダー樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなど
のスチレン及びその置換体の重合体;スチレン−p−ク
ロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合
体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビ
ニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル
共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル
酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共
重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチ
レン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−ク
ロルメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロ
ニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重
合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソ
プレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデ
ン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン
−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合
体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、エポキシ樹脂、エ
ポキシポリオール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポ
リビニルブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変
性ロジン、テルペン樹脂、脂肪族叉は脂環族炭化水素樹
脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィン
ワックスなどが挙げられ、単独あるいは混合して使用で
きる。
【0030】着色剤としては公知の染料及び顔料が全て
使用でき、例えば、カーボンブラック、ニグロシン染
料、鉄黒、ナフトールイエローS、ハンザイエロー(1
0G、5G、G)、カドミュウムイエロー、黄色酸化
鉄、黄土、黄鉛、チタン黄、ポリアゾイエロー、オイル
イエロー、ハンザイエロー(GR、A、RN、R)、ピ
グメントイエローL、ベンジジンイエロー(G、G
R)、パーマネントイエロー(NCG)、バルカンファ
ストイエロー(5G、R)、タートラジンレーキ、キノ
リンイエローレーキ、アンスラザンイエローBGL、イ
ソインドリノンイエロー、ベンガラ、鉛丹、鉛朱、カド
ミュウムレッド、カドミュウムマーキュリレッド、アン
チモン朱、パーマネントレッド4R、パラレッド、ファ
イセーレッド、パラクロルオルトニトロアニリンレッ
ド、リソールファストスカーレットG、ブリリアントフ
ァストスカーレット、ブリリアントカーンミンBS、パ
ーマネントレッド(F2R、F4R、FRL、FRL
L、F4RH)、ファストスカーレトVD、ベルカンフ
ァストルビンB、ブリリアントスカーレットG、リソー
ルルビンGX、パーマネントレッドF5R、ブリリアン
トカーミン6B、ポグメントスカーレット3B、ボルド
ー5B、トルイジンマルーン、パーマネントボルドーF
2K、ヘリオボルドーBL、ボルドー10B、ボンマル
ーンライト、ボンマルーンメジアム、エオシンレーキ、
ローダミンレーキB、ローダミンレーキY、アリザリン
レーキ、チオインジゴレッドB、チオインジゴマルー
ン、オイルレッド、キナクリドンレッド、ピラゾロンレ
ッド、ポリアゾレッド、クロームバーミリオン、ベンジ
ジンオレンジ、ペリノンオレンジ、オイルオレンジ、コ
バルトブルー、セルリアンブルー、アルカリブルーレー
キ、ピーコックブルーレーキ、ビクトリアブルーレー
キ、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブル
ー、ファストスカイブルー、インダンスレンブルー(R
S、BC)、インジゴ、群青、紺青、アントラキノンブ
ルー、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレ
ーキ、コバルト紫、マンガン紫、ジオキサンバイオレッ
ト、アントラキノンバイオレット、クロムグリーン、ジ
ンクグリーン、酸化クロム、ピリジアン、エメラルドグ
リーン、ピグメントグリーンB、ナフトールグリーン
B、グリーンゴールド、アシッドグリーンレーキ、マラ
カイトグリーンレーキ、フタロシアニングリーン、アン
トラキノングリーン、酸化チタン、亜鉛華、リトボン及
びそれらの混合物が使用できる。使用量は一般にバイン
ダー樹脂100重量部に対し0.1〜50重量部であ
る。
【0031】本発明の現像剤は、必要に応じて帯電制御
剤を含有してもよい。帯電制御剤としては公知のものが
全て使用でき、例えばニグロシン系染料、トリフェニル
メタン系染料、クロム含有金属錯体染料、モリブデン酸
キレート顔料、ローダミン系染料、アルコキシ系アミ
ン、4級アンモニウム塩(フッ素変性4級アンモニウム
塩を含む)、アルキルアミド、燐の単体又は化合物、タ
ングステンの単体又は化合物、フッ素系活性剤、サリチ
ル酸金属塩及び、サリチル酸誘導体の金属塩等である。
具体的にはニグロシン系染料のボントロン03、第四級
アンモニウム塩のボントロンP−51、含金属アゾ染料
のボントロンS−34、オキシナフトエ酸系金属錯体の
E−82、サリチル酸系金属錯体のE−84、フェノー
ル系縮合物のE−89(以上、オリエント化学工業社
製)、第四級アンモニウム塩モリブデン錯体のTP−3
02、TP−415(以上、保土谷化学工業社製)、第
四級アンモニウム塩のコピーチャージPSY VP20
38、トリフェニルメタン誘導体のコピーブルーPR、
第四級アンモニウム塩のコピーチャージ NEG VP
2036、コピーチャージ NX VP434(以上、
ヘキスト社製)、LRA−901、ホウ素錯体であるL
R−147(日本カーリット社製)、銅フタロシアニ
ン、ペリレン、キナクリドン、アゾ系顔料、その他スル
ホン酸基、カルボキシル基、四級アンモニウム塩等の官
能基を有する高分子系の化合物が挙げられる。
【0032】本発明において荷電制御剤の使用量は、バ
インダー樹脂の種類、必要に応じて使用される添加剤の
有無、分散方法を含めたトナー製造方法によって決定さ
れるもので、一義的に限定されるものではないが、好ま
しくはバインダー樹脂100重量部に対して、0.1〜
10重量部の範囲で用いられる。好ましくは、2〜5重
量部の範囲がよい。10重量部を越える場合にはトナー
の帯電性が大きすぎ、帯電制御剤の効果を減退させ、現
像ローラとの静電的吸引力が増大し、現像剤の流動性低
下や、画像濃度の低下を招く。
【0033】製造される現像剤に離型性を持たせる為
に、製造される現像剤の中にワックスを含有させること
が好ましい。前記ワックスは、その融点が40〜120
℃のものであり、特に50〜110℃のものであること
が好ましい。ワックスの融点が過大のときには低温での
定着性が不足する場合があり、一方融点が過小のときに
は耐オフセツト性、耐久性が低下する場合があるなお、
ワックスの融点は、示差走査熱量測定法(DSC)によ
って求めることができる。すなわち、数mgの試料を一
定の昇温速度、例えば(10℃/min)で加熟したと
きの融解ピーク値を融点とする。
【0034】本発明に用いることができるワックスとし
ては、例えば固形のパラフィンワックス、マイクロワッ
クス、ライスワックス、脂肪酸アミド系ワックス、脂肪
酸系ワックス、脂肪族モノケトン類、脂肪酸金属塩系ワ
ックス、脂肪酸エステル系ワックス、部分ケン化脂肪酸
エステル系ワックス、シリコーンワニス、高級アルコー
ル、カルナウバワツクスなどを挙げることができる。
又、低分子量ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィンなども用いることができる。特に、環球法によ
る軟化点が70−150℃のポリオレフィンが好まし
く、さらには当該軟化点が120〜150℃のポリオレ
フィンが好ましい。
【0035】外添剤としては、無機微粒子を好ましく用
いることができる。この無機微粒子の一次粒子径は、5
μm〜2μmであることが好ましく、特に5μm〜50
0μmであることが好ましい。又、BET法による比表
面積は、20〜500m2/gであることが好ましい。
この無機微粒子の使用割合は、トナーの0.01−5重
量%であることが好ましく、特に0.01−2.0重量
%であることが好ましい.無機微粒子の具体例として
は、例えばシリカ、アルミナ、酸化チタン、チタン酸バ
リウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カルシウム、
チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化スズ、ケイ
砂、クレー、雲母、ケイ灰石、ケイソウ土、酸化クロ
ム、酸化セリウム、ペンガラ、三酸化アンチモン、酸化
マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸パリウム、炭酸
バリウム、炭酸カルシウム、炭化ケイ素、窒化ケイ素な
どを挙げることができる。
【0036】この他高分子系微粒子たとえばソープフリ
ー乳化重合や懸濁重合、分散重合によって得られるポリ
スチレン、メタクリル酸エステルやアクリル酸エステル
共重合体やシリコーン、ベンゾグアナミン、ナイロンな
どの重縮合系、熱硬化性樹脂による重合体粒子が挙げら
れる。
【0037】このような流動化剤は表面処理を行って、
疎水性を上げ、高湿度下においても流動特性や帯電特性
の悪化を防止することができる。例えばシランカップリ
ング剤、シリル化剤、フッ化アルキル基を有するシラン
カップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、ア
ルミニウム系のカップリング剤などが好ましい表面処理
剤として挙げられる。
【0038】感光体や一次転写媒体に残存する転写後の
現像剤を除去するためのクリーニング性向上剤として
は、例えばステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸など脂肪酸金属塩、例えばポリメチル
メタクリレート微粒子、ポリスチレン微粒子などのソー
プフリー乳化重合などによって製造された、ポリマー微
粒子などを挙げることかできる。ポリマー微粒子は比較
的粒度分布が狭く、体積平均粒径が0.01から1μm
のものが好ましい。
【0039】(トナーの製造方法)本発明の製造方法
は、少なくとも結着剤樹脂、主帯電制御剤および顔料を
含む現像剤成分を機械的に混合する工程と、溶融混練す
る工程と、粉砕する工程と、分級する工程とを有するト
ナーの製造方法が適用できる。又、機械的に混合する工
程や溶融混練する工程において、粉砕又は分級する工程
で得られる製品となる粒子以外の粉末を戻して再利用す
る製造方法も含まれる。
【0040】ここで言う製品となる粒子以外の粉末(副
製品)とは溶融混練する工程後、粉砕工程で得られる所
望の粒径の製品となる成分以外の微粒子や粗粒子や引き
続いて行われる分級工程で発生する所望の粒径の製品と
なる成分以外の微粒子や粗粒子を意味する。このような
副製品を混合工程や溶融混練する工程で原料と好ましく
は副製品1に対しその他原材料99から副製品50に対
し、その他原材料50の重量比率で混合するのが好まし
い。
【0041】少なくとも結着剤樹脂、主帯電制御剤およ
び顔料、副製品を含む現像剤成分を機械的に混合する混
合工程は、回転させる羽による通常の混合機などを用い
て通常の条件で行えばよく、特に制限はない。以上の混
合工程が終了したら、次いで混合物を混練機に仕込んで
溶融混練する。溶融混練機としては、一軸、二軸の連続
混練機や、ロールミルによるバッチ式混練機を用いるこ
とができる。
【0042】この溶融混練は、バインダー樹脂の分子鎖
の切断を招来しないような適正な条件で行うことが重要
である。具体的には、溶融混練温度は、結着剤樹脂の軟
化点を参考に行うべきであり、軟化点より低温過ぎると
切断が激しく、高温過ぎると分散が進まない。
【0043】以上の溶融混練工程が終了したら、次いで
混練物を粉砕する。この粉砕工程においては、まず粗粉
砕し、次いで微粉砕することが好ましい。この際 ジェ
ット気流中で衝突板に衝突させて粉砕したり、機械的に
回転するローターとステーターの狭いギャップで粉砕す
る方式が好ましく用いられる。
【0044】この粉砕工程が終了した後に、粉砕物を遠
心力などで気流中で分級し、もって所定の粒径例えば平
均粒径が5〜20μmの現像剤を製造する。
【0045】又、現像剤を調製する際には、現像剤の流
動性や保存性、現像性、転写性を高めるために、以上の
ようにして製造された現像剤にさらに先に挙げた疎水性
シリカ微粉末等の無機微粒子を添加混合してもよい。外
添剤の混合は一般の粉体の混合機が用いられるがジャケ
ット等装備して、内部の温度を調節できることが好まし
い。外添剤に与える負荷の履歴を変えるには、途中又は
漸次外添剤を加えていけばよい。もちろん混合機の回転
数、転動速度、時間、温度などを変化させてもよい。は
じめに強い負荷を、次に比較的弱い負荷を与えても良い
し、その逆でも良い。使用できる混合設備の例として
は、V型混合機、ロッキングミキサー、レーディゲミキ
サー、ナウターミキサー、ヘンシェルミキサーなどが挙
げられる。
【0046】(フルカラー画像現像方法)又、本発明に
おける導電性ブラシを用いた非磁性一成分現像方式にお
いて特定の円形度を持つフルカラー用トナーを用いて多
数回の現像を順次行い、転写媒体上に順次重ねて転写し
ていく非磁性一成分フルカラープロセスにおいて特にハ
ーフトーンの均一再現性にその効果を有効に利用でき
る。
【0047】本発明のフルカラー非磁性一成分画像形成
方法とは、現像ローラおよび該現像ローラ上に供給する
現像剤の層厚を均一に規制する現像ブレードを備えた複
数の多色現像装置によって、導電性ブラシ帯電器及び露
光装置によって感光体上に形成された各色に分割された
静電潜像をそれぞれの色に対応する現像剤により順次現
像し、転写媒体に転写する方法である。
【0048】又、本発明のフルカラー非磁性一成分画像
形成方法とは、現像ローラおよび該現像ローラ上に供給
する現像剤の層厚を均一に規制する現像ブレードを備え
た複数の多色の現像装置によって、それぞれの色に対応
した複数の感光体上に、各色に分割された静電潜像を導
電性ブラシ帯電器及び露光装置によって形成し、対応す
る色の現像剤により順次現像し、転写媒体に転写する方
法である。
【0049】この場合、感光体上の静電潜像の極性と非
磁性一成分現像剤の極性とが同一である反転現像方式に
より現像することが好ましい。又、感光体上の静電潜像
と現像ローラを直接接触させて感光体よりも高速で現像
ローラを回転させて現像することが好ましい。
【0050】
【実施例】以下に実施例および比較例を挙げて本発明に
ついて具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例
のみに限定されるものではない。又、以下の例おいて、
部および%は、特に断りのない限り重量基準である。
【0051】 (トナー製造例1) ポリエステル樹脂 100部 酸価 3 水酸基価 25 Mn 45000 Mw/Mn 10.0 Tg 65℃ フタロシアニングリーン 2部 カーボンブラック(MA60 三菱化学社製) 10部 帯電制御剤(含クロムモノアゾ染料) 2部
【0052】上記材料をミキサーで混合後、2本ロール
ミルで溶融混練し、混練物を圧延冷却した。その後ジェ
ットミルによる衝突板方式の粉砕機(I式ミル;日本ニ
ューマチック工業社製)と旋回流による風力分級(DS
分級機;日本ニューマチック工業社製)を行い、着色粒
子を得た。得られた着色粉体をターボミル(ターボ工業
製)により処理する事により粒子の形状を調節した。さ
らに、疎水性シリカ(H2000、クラリアントジャパ
ン社製)を0.5wt%添加し、ミキサーで混合してト
ナーを得た。このトナーの円形度は0.945、体積平
均径は12.3μmで12.7μm以上が2.1wt
%、5μm以下が22個数%であった。このトナーをT
1とする。
【0053】(トナー製造例2)帯電制御剤(含クロム
モノアゾ染料)を3部用いた以外はトナー製造例1と同
様にトナーを得た。このトナーの円形度は0.958、
体積平均径は12.1μmで12.7μm以上が2.2
wt%、5μm以下が23個数%であった。このトナー
をT2とする。
【0054】(トナー製造例3)トナー製造例1と同一
の材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混練
し、混練物を圧延冷却した。その後ジェットミルによる
衝突板方式の粉砕機(I式ミル;日本ニューマチック工
業社製)と旋回流による風力分級(DS分級機;日本ニ
ューマチック工業社製)を行い、着色粒子を得た。但し
粉砕時のエアー圧を上げて製造した。さらに得られた
着色粉体をターボミル(ターボ工業製)により処理する
事により粒子の形状を調節した。さらに、疎水性シリカ
(H2000、クラリアントジャパン社製)を0.5w
t%添加し、ミキサーで混合してトナーを得た。このト
ナーの円形度は0.945、体積平均径は8.5μmで
12.7μm以上が0.5wt%、5μm以下が25個
数%であった。このトナーをT3とする。
【0055】(トナー製造例4)トナー製造例1と同一
の材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混練
し、混練物を圧延冷却した。その後ジェットミルによる
衝突板方式の粉砕機(I式ミル;日本ニューマチック工
業社製)と旋回流による風力分級(DS分級機;日本ニ
ューマチック工業社製)を行い、着色粒子を得た。但し
分級機のエアー導入ギャップを広げる事により旋回流の
速度を上げて製造した。得られた着色粉体をターボミル
(ターボ工業製)により処理する事により粒子の形状を
調節した。さらに、疎水性シリカ(H2000、クラリ
アントジャパン社製)を0.5wt%添加し、ミキサーで
混合してトナーを得た。このトナーの円形度は0.96
2、体積平均径は8.3μmで12.7μm以上が1.
8wt%、5μm以下が12個数%であった。このトナ
ーをT4とする。
【0056】(トナー製造例5)ターボミルにより処理
する工程を省いた以外はトナー製造例1と同様にトナー
を得た。このトナーの円形度は0.910、体積平均径
は12.3μmで12.7μm以上が2.1wt%、5
μm以下が26個数%であった。このトナーをRT1と
する。
【0057】(トナー製造例6)ターボミルの回転数を
上げる事により着色粒子の形状を調節した以外はトナー
製造例1と同様にトナーを得た。このトナーの円形度は
0.985、体積平均径は11.7μmで12.7μm
以上が2.4wt%、5μm以下が19個数%であった。
このトナーをRT2とする。
【0058】 (カラートナー製造例1) 水 1200部 フタロシアニングリーン含水ケーキ(固形分30%) 200部 カーボンブラック(MA60 三菱化学社製) 540部 をフラッシャーでよく撹拌する。ここに、ポリエステル
樹脂(酸価;3、水酸基価;25、Mn;45000、
Mw/Mn;4.0、Tg;60℃)1200部を加
え、150℃で30分混練後、キシレン1000部を加
えさらに1時間混練、水とキシレンを除去後、圧延冷却
しパルペライザーで粉砕、マスターバッチ顔料を得た。
【0059】 ポリエステル樹脂 100部 酸価 3 水酸基価 25 Mn 45000 Mw/Mn 4.0 Tg 60℃ 上記マスターバッチ 5部 帯電制御剤(オリエント化学社製 ボントロン E−84) 4部 上記材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混
練し、混練物を圧延冷却した。その後実施例1と同様に
粉砕分級、形状調節を行い、着色粒子を得た。さらに、
疎水性シリカ(H2000、クラリアントジャパン社
製)を0.5wt%添加し、ミキサーで混合してブラッ
クトナーを得た。このトナーの円形度は0.945、体
積平均径は13.5μmで12.7μm以上が3.1w
t%、5μm以下が22個数%であった。このトナーを
BK1とする。
【0060】 水 600部 Pigment Yellow 17 含水ケーキ(固形分50%) 1200部 をフラッシャーでよく撹拌する。ここに、ポリエステル
樹脂(酸価;3、水酸基価;25、Mn;45000、
Mw/Mn;4.0、Tg;60℃)1200部を加
え、150℃で30分混練後、キシレン1000部を加
えさらに1時間混練、水とキシレンを除去後、圧延冷却
しパルペライザーで粉砕、さらに3本ロールで2パス
し、マスターバッチ顔料を得た。
【0061】 ポリエステル樹脂 100部 酸価 3 水酸基価 25 Mn 45000 Mw/Mn 4.0 Tg 60℃ 上記マスターバッチ 5部 帯電制御剤(オリエント化学社製 ボントロン E−84) 4部 上記材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混
練し、混練物を圧延冷却した。その後、現像剤BK1製
造例と同様に粉砕分級、形状調節を行い、着色粒子を得
た。さらに、疎水性シリカ(H2000、クラリアント
ジャパン社製)を0.5wt%添加し、ミキサーで混合
してイエロートナーを得た。このトナーの円形度は0.
947、体積平均径は13.6μmで12.7μm以上
が3.0wt%、5μm以下が20個数%であった。こ
のトナーをY1とする。
【0062】 水 600部 Pigment Red 57 含水ケーキ(固形分50%) 1200部 をフラッシャーでよく撹拌する。ここに、ポリエステル
樹脂(酸価;3、水酸基価;25、Mn;45000、
Mw/Mn;4.0、Tg;60℃)1200部を加
え、150℃で30分混練後、キシレン1000部を加
えさらに1時間混練、水とキシレンを除去後、圧延冷却
しパルペライザーで粉砕、さらに3本ロールミルで2パ
スしマスターバッチ顔料を得た。
【0063】 ポリエステル樹脂 100部 酸価 3 水酸基価 25 Mn 45000 Mw/Mn 4.0 Tg 60℃ 上記マスターバッチ 5部 帯電制御剤(オリエント化学社製 ボントロン E−84) 4部 上記材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混
練し、混練物を圧延冷却した。その後、現像剤BK1製
造例と同様に粉砕分級、形状調節を行い、着色粒子を得
た。さらに、疎水性シリカ(H2000、クラリアント
ジャパン社製)を0.5wt%添加し、ミキサーで混合
してマゼンタトナーを得た。このトナーの円形度は0.
950、体積平均径は13.6μmで12.7μm以上
が2.9wt%、5μm以下が26個数%であった。こ
のトナーをM1とする。
【0064】 水 600部 Pigment Blue 15:3 含水ケーキ(固形分50%) 1200部 をフラッシャーでよく撹拌する。ここに、ポリエステル
樹脂(酸価;3、水酸基価;25、Mn;45000、
Mw/Mn;4.0、Tg;60℃)1200部を加
え、150℃で30分混練後、キシレン1000部を加
えさらに1時間混練、水とキシレンを除去後、圧延冷却
しパルペライザーで粉砕、さらに3本ロールミルで2パ
スしマスターバッチ顔料を得た。
【0065】 ポリエステル樹脂 100部 酸価 3 水酸基価 25 Mn 45000 Mw/Mn 4.0 Tg 60℃ 上記マスターバッチ 3部 帯電制御剤(オリエント化学社製 ボントロン E−84) 4部 上記材料をミキサーで混合後、2本ロールミルで溶融混
練し、混練物を圧延冷却した。その後、現像剤BK1製
造例と同様に粉砕分級、形状調節を行い、着色粒子を得
た。さらに、疎水性シリカ(H2000、クラリアント
ジャパン社製)を0.5wt%添加し、ミキサーで混合
してシアントナーを得た。このトナーの円形度は0.9
56、体積平均径は13.4μmで12.7μm以上が
2.5wt%、5μm以下が28個数%であった。この
トナーをC1とする。
【0066】(カラートナー製造例2)ターボミルによ
り処理する工程を省いた以外はカラートナー製造例1と
同様に4色のトナーを得た。それぞれのトナーの円形
度、体積平均径(μm)、12.7μm以上の含有率
(wt%)、5μm以下の含有率(個数%)を表1に示
す。
【0067】
【表1】
【0068】(モノクロトナー評価機)図1に示された
カーボンブラックが分散された導電性の下記条件のレー
ヨン繊維を有す帯電ブラシを備えた帯電器、感光体と、
図3に示された弾性現像ローラを有す非磁性一成分現像
機が一体となった装置を有する、レーザー光によるドッ
ト書き込み径が調節できる表2に示したプリンターを用
意した。
【0069】
【表2】
【0070】(カラートナー評価機)モノクロトナー評
価機Aと同様の帯電ブラシを備えた帯電器、感光体、弾
性現像ローラを有す非磁性一成分現像機が一体となった
装置が4色用に4個並んだタンデム型のフルカラープリ
ンタを用意した。イエロー、マゼンタ、シアン、ブラッ
クの順に転写紙に順次転写し、一括して定着を行う装置
である。(評価機名称は4Aとする)
【0071】実施例1〜9、比較例1〜3 以上のトナーと評価機を組みあわせて各種テストした結
果を表3に示す。
【0072】(評価項目) 1)現像ローラー上の帯電量 Q/M べた画像現像中の現像ローラー上に付着した現像剤を吸
引して、その電荷量をQメータで測定し、吸引された現
像剤重量と比を求めた。フルカラーの場合これを4色と
も行い平均を求めた。(単位−μC/g)
【0073】2)画像濃度 ベタ画像を画像出力後、画像濃度をX−Rite(X−
Rite社製)により測定。フルカラーの場合これを4
色とも行い平均を求めた。
【0074】3)地汚れ 白紙画像を現像中に停止させ、現像後の感光体の現像剤
をテープ転写し、未転写のテープの画像濃度との差をX
−Rite(X−Rite社製)により測定。フルカラ
ーの場合はこれを4色とも行い平均を求めた。
【0075】4)ハーフトーン再現性 1ドット(フルドット)書き込みと1ドットの空白からな
る連続したハーフトーン画像を出力させ、ドットの再現
度合いを段階見本と比較した。ランク1が最低、ランク
5が最高である。フルカラーの場合はこれを4色重ねて
評価した。
【0076】
【表3】
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、従来技術に比較して、
導電性のブラシ帯電器を用いた非磁性一成分プロセスに
おいて導電性のブラシ帯電器の帯電むらに起因して、地
汚れが発生したり、画像濃度が不足したり、高精細画像
の再現性が不足する、といった欠点が改良された画像形
成方法が提供できる。又、そのシステムに適応した高画
質用のトナーやフルカラー用のトナーが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】導電ブラシ帯電器の側面図である。
【図2】要部を示す斜視図である。
【図3】本発明のフルカラー非磁性一成分現像剤を使用
する現像装置の構成例を示す概略図(部分断面図)であ
る。
【符号の説明】
1 静電記録媒体 2 導電性ブラシ 3 電源 4 導電性ケース 5 ブラシ状導電性繊維 6 導電性基部 11 感光体 12 容器 13 現像ロール 14 現像剤供給ロール 15 バイアス電源 16 現像剤 17 現像剤層厚規制部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 登坂 八郎 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 内野倉 理 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 倉本 信一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 中村 眞砂恵 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 山本 隆志 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 木下 正一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 片桐 善道 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2H005 AA15 AA21 CA21 EA01 EA05 FA07 2H077 AC04 AD06 AD13 AD32 AD36 EA14 EA15 EA16 FA01 FA13 FA22 GA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を印加した導電性のブラシを感光体
    に接触させながら均一帯電を行い、該感光体に露光して
    静電潜像を形成し、非磁性1成分現像方式によってトナ
    ー像を形成する画像形成方法において、使用されるトナ
    ーの円形度が0.92〜0.98であることを特徴とす
    る画像形成方法。
  2. 【請求項2】 前記感光体への露光スポットの短軸長が
    10〜60μmであることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成方法。
  3. 【請求項3】 前記非磁性1成分現像方式を、現像ロー
    ラーおよび該現像ローラー上に供給するトナーの層厚を
    均一に規制する現像ブレードを備えた現像装置によって
    行うこと、及び該現像ローラーの表面粗さが20μm以
    下であることを特徴とする請求項1記載の画像形成方
    法。
  4. 【請求項4】 前記導電性のブラシは繊維内にカーボン
    ブラックを分散したものであり、該繊維の径が400か
    ら800デニール/100Fであり、及び該繊維は50
    000〜150000F/in2以上の密度で存在する
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  5. 【請求項5】 前記トナーの現像ローラー上の帯電量の
    絶対値が15〜40μC/gであることを特徴とする請
    求項1記載の画像形成方法。
  6. 【請求項6】 前記トナーは、体積平均粒径が6〜10
    μmでかつ12.7μm以上が1.0wt%以下である
    粒度分布を持つことを特徴とする請求項1記載の画像形
    成方法。
  7. 【請求項7】 前記トナーは、体積平均粒径が6〜10
    μmでかつ5μm以下が15個数%以下である粒度分布
    を持つことを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  8. 【請求項8】 前記トナーがカラートナーであることを
    特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  9. 【請求項9】 電圧を印加した導電性のブラシを感光体
    に接触させながら均一帯電を行い、該感光体に露光して
    静電潜像を形成し、非磁性1成分現像方式によってトナ
    ー像を形成する画像形成方法において、使用されるトナ
    ーの円形度が0.92〜0.98であることを特徴とす
    る静電荷像現像用トナー。
  10. 【請求項10】 前記トナーの現像ローラー上の帯電量
    の絶対値が15〜40μC/gであることを特徴とする
    請求項9記載の静電荷像現像用トナー。
  11. 【請求項11】 前記トナーは、体積平均粒径が6〜1
    0μmでかつ12.7μm以上が1.0wt%以下であ
    る粒度分布を持つことを特徴とする請求項9記載の静電
    荷像現像用トナー。
  12. 【請求項12】 前記トナーは、体積平均粒径が6〜1
    0μmでかつ5μm以下が15個数%以下である粒度分
    布を持つことを特徴とする請求項9記載の静電荷像現像
    用トナー。
  13. 【請求項13】 前記トナーがカラートナーであること
    を特徴とする請求項9記載の静電荷像現像用トナー。
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