JP2001059378A - 安全ドア - Google Patents

安全ドア

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JP2001059378A
JP2001059378A JP11234677A JP23467799A JP2001059378A JP 2001059378 A JP2001059378 A JP 2001059378A JP 11234677 A JP11234677 A JP 11234677A JP 23467799 A JP23467799 A JP 23467799A JP 2001059378 A JP2001059378 A JP 2001059378A
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JP
Japan
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door
safety cover
safety
inner end
opening
Prior art date
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Pending
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JP11234677A
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English (en)
Inventor
Masahiko Tokuchi
政彦 渡久地
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転構造のドアのヒンジ部において、ドア内端
とドア支持部との間の開閉空間に指などが挟まれたりす
るのを未然に防止可能な安全ドアに関し、極めて簡単な
構造で、しかも安全カバーがドアの外に露出しない構造
の安全ドアを実現する。 【解決手段】回転構造のドアのヒンジ部におけるドア内
端1aとドア支持部3との間の開閉空間4を閉鎖するた
めに、薄板ないしシートからなる安全カバー5を設けて
あり、この安全カバー5の基端がドア支持部3に取り付
けられ、先端5a側は、ドア内端1aの内側表面板1c
寄りに開けられた上下方向のスリット9からドア本体内
部に挿入され、かつフリー状態となっている安全ドアで
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転構造のドアのヒン
ジ部において、ドア内端とドア支持部との間の開閉空間
に指などが挟まれたりするのを未然に防止可能な安全ド
アに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ドアのヒ
ンジ部に指が挟まれるのを防止するための安全構造とし
て、特開昭56−3778号公報や特開平10−729
73号公報、特開平10−184184号公報などに記
載のように、安全カバーで開閉空間を塞ぐ構造が提案さ
れているが、いずれも安全カバーがドアの外側に露出す
る構造なため、外観上の問題がある。
【0003】特開平9−273357号公報に記載の構
造は、安全カバーがドア枠の内部に収納される構造にな
っているので、外観上の問題は解消されているが、ゼン
マイ式の巻き取り構造になっているため、構造が複雑
で、コスト高となる。また、ドアの回転軸心と平行方向
に長い長尺のゼンマイ構造を実現するのは困難である。
【0004】本発明の技術的課題は、このような問題に
着目し、極めて簡単な構造で、しかも安全カバーがドア
の外に露出しない構造の安全ドアを実現することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の技術的課題は次
のような手段によって解決される。請求項1は、回転構
造のドアのヒンジ部におけるドア内端とドア支持部との
間の開閉空間を閉鎖するために、薄板ないしシートから
なる安全カバーを設けてある。そして、この安全カバー
の基端がドア支持部に取り付けられ、先端側は、ドア内
端の内側表面板寄りに開けられた上下方向のスリットか
らドア本体内部に挿入され、かつフリー状態となってい
る。薄板ないしシートは、ステンレスなどの金属でもよ
く、合成樹脂製でもよい。
【0006】このように、安全カバーの基端がドア支持
部に取り付けられ、先端側は、ドア内端の内側表面板寄
りに開けられた上下方向のスリットからドア本体内部に
挿入され、かつフリー状態となっているので、安全カバ
ーがドアの外に露出して外観を損なうといった問題が解
消される。
【0007】しかも、安全カバーの先端側がフリー状態
となっていて、ドアを開閉する際に安全カバーがドアの
内部に出入りするので、ドアの開閉動作に支障を来すこ
ともない。
【0008】請求項2は、請求項1記載のスリットが、
ドア内端において、内側の表面板のすぐ内側の位置に開
けられている構造である。このように、安全カバーを挿
入するスリットが、ドア内端において、内側の表面板の
すぐ内側の位置に開けられているので、ドアを開けた場
合に、開閉空間の最も外側に安全カバーが位置すること
となり、ドア内端とドア支持部との間の開閉空間は全く
露出しなくなる。その結果、指などを挿入できる余地が
なくなり、安全性が確保される。
【0009】請求項3は、請求項1または請求項2に記
載のドア本体の、前記安全カバーと摺動する位置に、フ
ェルトなどのような磨耗防止用の軟質弾性材を設けてあ
る構造である。
【0010】このように、ドア本体側には、安全カバー
と摺動する位置に、磨耗防止用の軟質弾性材を設けてあ
るので、安全カバーとの摩擦による磨耗を防止でき、ま
た安全カバー側も傷が付いて外観を損なうなどの問題が
解消される。しかも、摩擦が減少することによって、動
作が円滑になる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明による安全ドアが実際
上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図
1、図2は本発明による安全ドアの全容を示す図で、図
1は斜視図、図2は平面図である。1はドア本体であ
り、蝶番2を介してドア枠3に支持されている。10は
ドア本体1のノブである。
【0012】ドア本体1の内端1aとドア枠3との間の
空間4は、実線で示すようにドア本体1を開いたときの
み生じ、閉じていくと、次第に狭くなり、鎖線で示すよ
うにドア本体1を完全に閉じた状態では、空間は皆無と
なる。したがって、ドア本体1を開くと、この空間4も
開き、ドア本体1を閉じると、この空間4も閉じること
になり、開閉する空間となる。
【0013】本発明では、この開閉空間4が露出しない
ように、安全カバー5でカバーしてある。この安全カバ
ー5は、従来の安全カバーと違って、ドア本体1の内部
に出入りする構造になっている。つまり、安全カバー5
の基端は、ドア枠3側に支持されているが、先端側がド
ア本体1の内部に挿入されている。
【0014】したがって、ドア本体1が実線のように開
いていると、ドア本体1の内部から安全カバー5の基端
側が図示のように円弧状に露出してきて、開閉空間4を
カバーしているが、鎖線で示すようにドア本体1を閉じ
ると、安全カバー5は、その基端側も全部、ドア本体1
の中に入り込む。
【0015】この安全カバー5は、誤って指を挟むのを
防止することを主目的とするため、手が届かないよう
な、高い位置には設ける必要はない。したがって、幼児
の安全を目的とする場合は、図1のように、開閉空間4
の上側には安全カバー5を設ける必要はない。
【0016】ドア本体1のヒンジ側のドア枠3は躯体6
aに固定されており、自由端側のドア枠7は躯体6bに
固定されている。8は下枠である。
【0017】図3はヒンジ部付近の詳細を示す水平断面
図であり、ドア本体1が蝶番2を介してドア枠3に取り
付けられている。すなわち、蝶番2の片方の羽板2aが
ドア枠3にネジ止めされており、他方の羽板2bがドア
本体1の内端面1aにネジ止めされている。
【0018】ドア本体1の内端面1aには、内側の表面
板1c寄りの位置に、縦長のスリット9を開けてあり、
その中に、前記の安全カバー5の先端5a側が挿入され
ている。そして、該安全カバー5の基端側は、ネジ10
で前記のドア枠3に取り付け固定されている。
【0019】図示のように、ドア本体1が開いた状態で
は、ドア内端面1aとドア枠3との間の開閉空間4が安
全カバー5でカバーされて、開閉空間4が露出しないた
め、該開閉空間4の中に指を差し込むことはできず、し
たがって、ドア内端面1aとドア枠3との間に指を挟む
ような危険を回避できる。
【0020】ドア本体1を閉じる場合は、安全カバー5
の開閉空間4側の部分が、縦長のスリット9から、内側
の表面板1cの内側の薄い隙間1eに入り込み、最終的
には、開閉空間4をカバーしていた部分はすべて、隙間
1e中に入り込む。
【0021】このようにして、安全カバー5は、ドア本
体1の内部に収納されるので、従来のようにドアの外側
に露出した安全カバーと違って、外観を損なうようなお
それはない。
【0022】閉じた状態のドア本体1を開いていくと、
隙間1e中の安全カバー5は徐々に引き出されて、円弧
状に湾曲しながら、開閉空間4が露出しないように、閉
鎖していく。
【0023】こうして、ドア本体1を開閉する際に、安
全カバー5が隙間1e中に出入りしたり、隙間1eの内
面と摺動したりするため、安全カバー5の表面が傷つく
おそれがある。これを防止するには、ドア本体1の内側
の表面板1cの内面にフェルトなどのような軟質材や軟
質シートなどを貼るとよい。
【0024】また、安全カバー5が摺動する位置に、ロ
ーラーなどを配置することも有効である。このような摩
擦防止構造にすると、安全カバー5が隙間1e中に出入
りする動作も円滑になる。
【0025】図示例では、安全カバー5の基端は、ネジ
10でドア枠3に固定されているが、安全カバー5の基
端を、鉛直方向に長い軸を介してドア枠3に取り付ける
こともできる。この場合、安全カバー5が該軸を中心に
回動できる構造でもよい。
【0026】また、図示のドア枠3は、L字状の窪みに
蝶番2の片方の羽板2aを固定しているが、ドア枠3の
断面形状は特に限定されない。
【0027】
【発明の効果】請求項1によると、安全カバーの基端が
ドア支持部に取り付けられ、先端側は、ドア内端の内側
表面板寄りに開けられた上下方向のスリットからドア本
体内部に挿入され、かつフリー状態となっているので、
安全カバーがドアの外に露出して外観を損なうといった
問題が解消される。
【0028】しかも、安全カバーの先端側がフリー状態
となっていて、ドアを開閉する際に安全カバーがドアの
内部に出入りするので、ドアの開閉動作に支障を来すこ
ともない。
【0029】請求項2によると、安全カバーを挿入する
スリットが、ドア内端において、内側の表面板のすぐ内
側の位置に開けられているので、ドアを開けた場合に、
開閉空間の最も外側に安全カバーが位置することとな
り、ドア内端とドア支持部との間の開閉空間は全く露出
しなくなる。その結果、指などを挿入できる余地がなく
なり、安全性が確保される。
【0030】請求項3によると、ドア本体側の、安全カ
バーと摺動する位置に、磨耗防止用の軟質弾性材を設け
てあるので、安全カバーとの摩擦による磨耗を防止で
き、また安全カバー側も傷が付いて外観を損なうなどの
問題が解消される。しかも、摩擦が減少することによっ
て、動作が円滑になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による安全ドアの全容を示す斜視図で
ある。
【図2】 本発明による安全ドアの全容を示す平面図で
ある。
【図3】 ヒンジ部付近の詳細を示す水平断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ドア本体 1a ドア本体の内端 2 蝶番 3、7 ドア枠 4 開閉空間 5 安全カバー 6a、6b 躯体 8 下枠 9 上下方向のスリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転構造のドアのヒンジ部におけるドア
    内端とドア支持部との間の開閉空間を閉鎖するために、
    薄板ないしシートからなる安全カバーを設けてあり、 この安全カバーの基端がドア支持部に取り付けられ、先
    端側は、ドア内端の内側表面板寄りに開けられた上下方
    向のスリットからドア本体内部に挿入され、かつフリー
    状態となっていることを特徴とする安全ドア。
  2. 【請求項2】 前記のスリットが、ドア内端において、
    内側の表面板のすぐ内側の位置に開けられていることを
    特徴とする請求項1記載の安全ドア。
  3. 【請求項3】 前記のドア本体の、前記安全カバーと摺
    動する位置に、磨耗防止用の軟質弾性材を設けてあるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の安全ド
    ア。
JP11234677A 1999-08-20 1999-08-20 安全ドア Pending JP2001059378A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007154533A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Bridgestone Corp 床材構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007154533A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Bridgestone Corp 床材構造

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