JP2001057974A - 放射線検出器及びx線ct装置 - Google Patents

放射線検出器及びx線ct装置

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JP2001057974A
JP2001057974A JP2000174060A JP2000174060A JP2001057974A JP 2001057974 A JP2001057974 A JP 2001057974A JP 2000174060 A JP2000174060 A JP 2000174060A JP 2000174060 A JP2000174060 A JP 2000174060A JP 2001057974 A JP2001057974 A JP 2001057974A
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heat
radiation
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Tomiya Sasaki
富也 佐々木
Sakae Kimijima
栄 君島
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は、比較的簡単な構造で内部温度
をより均一化することのできる放射線検出器及びX線C
T装置を提供することにある。 【解決手段】本発明は、回転ベース11と、回転ベース
11にマウントされるX線管13と、X線管13に対し
て撮影領域を挟んで対向するように回転ベース11にマ
ウントされる放射線検出器15と、放射線検出器15の
出力に基づいて画像を発生するプロセッサとを有するX
線CT装置において、放射線検出器15は、放射線入射
窓16から入射した放射線を検出するための検出素子が
アレイされている検出パネル25と、検出パネル25を
収納すると共に回転ベース11に取り付けられる収納ケ
ース17と、検出パネル25と収納ケース17とにより
形成された流体の循環経路39とを有することを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多方向の投影デー
タの収集及びそれに基づく断層像の再構成機能を有する
X線CT(コンピュータトモグラフィ)装置に装備され
る放射線検出器及びX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、X線CT用放射線検出器として、
シンチレータを使用した固体検出素子又はX線検出素子
を使ったものが開発されている。その検出原理は、周知
の通り、ダイオードの整流接合に逆バイアスを印加して
できる空乏層内でX線が電離作用により失ったエネルギ
ーを電流として取り出すというものであり、X線から電
荷へのエネルギー変換が直接的で効率がよいためエネル
ギー分解能が著しく高く、しかも空間分解能も良くなる
ため今後の普及が見込まれている。この固体検出素子を
1次元又は2次元にアレイしてものを光学的に密閉され
たケースに納めた状態でガントリの回転ベースに実装す
るのが一般的である。
【0003】そして、この固体検出素子は一般に温度依
存性を有しており、最も効率的な変換効率を示す温度環
境をヒートパネル加熱で作り出すようにしている。つま
り、ケース外側にヒートパネルを装着し、アルミ等のケ
ースの高い熱伝導性を利用して全体的に暖めているので
ある。
【0004】ここで、X線CTの放射線検出器には、一
般的に数千チャンネル程度用意されている。1チャンネ
ルを1個の固体検出素子で構成するとしても、数千個の
固体検出素子が必要になる。このとき問題になるのが、
温度の不均一である。つまり、いくら固体検出素子間で
温度依存性を均一に揃えても、各素子の環境温度にバラ
ツキがあっては、出力信号に誤差が生じて、アーチファ
クト(偽像)を発生させてしまう。この温度の不均一の
問題は、近年のスキャン時間短縮のためのガントリの高
速回転に伴う高い空冷効果によって無視できなくなって
いる。
【0005】これについて具体的に説明すると、光学的
に密閉された鋳物製のケース内に固体検出素子アレイと
コリメータとを実装し、ケース外面に貼り付けたヒート
パネルとその温度コントロールとでケース内を一定温度
に保つようにしている。熱の流れを見るとヒートパネル
から出た熱は、ケース全体とベースに伝わり放射線検出
器全体を包み込むように広がるようになる。しかし、ガ
ントリが回転している状態では、空冷効果によってケー
スの特に先頭部分の温度が極端に低下してしまう。その
一方で、先頭部分の冷却を抑えようとして、ヒートパネ
ルの発熱量を増やすと、先頭以外の部分では過熱状態に
陥ってしまう。このような問題を解決するために、現在
では、ケースの素材選択及び形状設計の段階で試行錯誤
を繰り返しているが、良好な結果は得られていないのが
現状である。また、この方法だと、ケース設計の自由度
が少なく、このため大きさや重量、コストなどの変化に
対しても柔軟に対応できいものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、比較
的簡単な構造で内部温度をより均一化することのできる
放射線検出器及びX線CT装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、回転ベース
と、前記回転ベースにマウントされるX線管と、前記X
線管に対して撮影領域を挟んで対向するように前記回転
ベースにマウントされる放射線検出器と、前記放射線検
出器の出力に基づいて画像を発生するプロセッサとを有
するX線CT装置において、前記放射線検出器は、放射
線入射窓から入射した放射線を検出するための検出素子
がアレイされている検出パネルと、前記検出パネルを収
納すると共に前記回転ベースに取り付けられる収納ケー
スと、前記検出パネルと前記収納ケースとによって形成
された流体の循環経路とを有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
よる放射線検出器を好ましい実施形態により詳細に説明
する。なお、ここでは、放射線検出器を実装したX線コ
ンピューテッドトモグラフィ装置(X線CT)を仮定す
る。しかし、本発明の放射線検出器は、X線CT以外の
放射線を検出する機能を持つすべての装置に実装可能で
ある。周知の通り、X線CT装置は、架台と、コンピュ
ータシステムとを有する。架台は、リング形状の回転ベ
ースと、回転ベースにマウントされるX線管と、回転ベ
ースにマウントされる放射線検出器とを有している。コ
ンピュータシステムは、放射線検出器の出力に基づいて
画像(断層像)を発生するプロセッサを有している。
【0009】(第1実施形態)図1に示すように、リン
グ形状の回転ベース11には、X線(放射線)を扇状に
発生するためのX線管13がマウントされている。ま
た、回転ベース11には、放射線検出器15がマウント
されている。放射線検出器15のX線入射窓16はX線
管13に対向している。これにより放射線検出器15
は、撮影領域10に配置された被検体を透過したX線を
検出することができる。X線管13から発生され、被検
体を透過し、そしてコリメータでコリメートされたX線
は、X線入射窓16から放射線検出器15の内部に入射
する。
【0010】放射線検出器15は、入射X線の強度に応
じた波高値を持つ信号電流を発生する。その信号電流
は、図示しない回路ボックス内で増幅され、さらにディ
ジタル信号に変換され、チャンネルコード及び角度コー
ドに関連付けられてメモリに保持される。このような動
作が回転ベース11の回転期間中に繰り返されることに
より揃えられた1周分(360゜)又は180度+α
(αはファン角)の投影データに基づいてコンピュータ
で断層像データが再構成される。
【0011】図2には、図1のc−c縦断面図が示さ
れ、また図3(a)には図2のa−a横断面図、さらに
図3(b)は図2のb−b横断面図が示されている。板
状のベース23と、断面略C字形のケース17とによ
り、光学的に密閉された円弧状の内部空間が提供されて
いる。この中に、基板上に形成された固体検出素子アレ
イ25が収容される。固体検出素子アレイ25は、X線
を直接的に信号電流に変換する複数の固体検出素子から
なる。複数の固体検出素子は、X線の広がり方向に一列
に配列されている。複数の固体検出素子は、マトリクス
上に配列されているかもしれない。
【0012】ケース17は、熱伝導性の高い金属、例え
ば鉄製の筐体19と、その外面を覆う断熱材21とから
構成されていて、内部においては従来と同様な高い熱伝
導性によって内部温度の均一化に貢献しており、さらに
外界に対しては高い断熱効果及び高い保温効果を実現し
ている。なお、熱伝導性を考慮すると、筐体19の厚さ
は、1mm以上が好ましいといえる。
【0013】固体検出素子アレイ25は、図3(a)及
び図3(b)に示すように、内部空間のほぼ中段の位置
に、ベース23の表面とケース17の内面との間を架橋
する状態で配置されている。これにより内部空間は、固
体検出素子アレイ25によって、回転方向Rに沿って細
長い表面側のスペース35と、同様に回転方向Rに沿っ
て細長い裏面側のスペース37とに仕切られている。さ
らに、固体検出素子アレイ25の両端とケース17の両
端の内面との間には、隙間が開けられており、これらの
隙間において表面側のスペース35と、裏面側のスペー
ス37とが結合されている。これにより、内部空間には
回転方向Rに沿って長い内部空気の循環流路39が形成
されている。
【0014】この循環流路39の中のX線検出に影響の
少ない裏面側のスペース37には、アルミプレートに貼
り付けられた内部空気を加熱するためのメインヒートパ
ネル27が、ベース23からの片持ち支持の状態で、設
置されている。更に言うと、メインヒートパネル27
は、上の固体検出素子アレイ25と、下のケース17底
面との両方からそれぞれ若干離れて、上下にそれぞれ若
干のスペースを開けるように、スペース37の内部に浮
いた状態で裏面側のスペース37のほぼ中段に配置され
ている。さらに、このメインヒートパネル27を補助す
るためのサブヒートパネル29が、やはりX線検出に影
響の少ない裏面側のスペース37であって、ケース17
の筐体19の表面に貼り付けられている。
【0015】さらに循環流路39の中であって、X線検
出に影響の少ない裏面側に、内部空気を強制的に循環す
るための小型のファン31が設けられている。このよう
に内部空気をファン31で循環するので、内部温度の均
一化を向上することができる。
【0016】このファン31のより効果的な取り付け位
置としては、放射線検出器15の回転による冷却効果を
最も受けるケース17の先頭部分Aに、加熱された空気
が、直接あたるように、ヒートパネル27,29の位置
がデザインされている。このようなファン31の配置に
より、X線CT用放射線検出器15の回転による冷却効
果を最も受けるケース17の先頭部分Aにおいて加熱効
果が最も高くなり、従って内部温度が効果的に均一化さ
れ得る。
【0017】また、循環流路39の中のX線検出に影響
の少ない裏面側であって、比較的内部温度の平均値を測
定しやすいほぼ中央位置には、温度センサ33が取り付
けられている。この温度センサ33の出力に応じてヒー
トパネル27,29各々の発熱量及びファン31の風量
がコントローラ(図示せず)により制御され、内部温度
を略一定に保つようになっている。
【0018】以上のように構成された本実施形態の放射
線検出器15の熱の流れを見ると、ヒートパネル27で
発生した熱は内部空気と共にファン31によって循環流
路39に沿って強制的に循環させられる。放射線検出器
15全体は断熱材21で覆われているため、放射線検出
器15の外へ逃げにくくなっているし、外からの冷却効
果を防いでいる。また、サブヒートパネル29により熱
はケース17の金属製筐体19を伝わって放射線検出器
15全体を包むようになるためこの効果によっても放射
線検出器15の温度の均一化は進む。
【0019】さらに、回転ベース11が回転した場合、
回転方向Rに関して放射線検出器15の先頭部分Aが特
に冷却されるようになるが、本実施形態のように、ファ
ン31で放射線検出器15内部の空気を強制的に循環さ
せることにより放射線検出器15が一定の温度になる。
さらに、この部分Aに、ヒートパネル27,29で加熱
された直後の最も温度の高い状態の内部空気をファン3
1で直接的に吹き付けるようにしたので、この温度均一
効果は更に向上するものである。またベース23はガン
トリ本体に取り付くためここからも熱伝導で逃げやすく
なる(これは従来も同じ)。しかし上記同様暖かい空気
が循環することにより、従来の熱伝導だけでコントロー
ルするより最小限の温度変化で対応できる。
【0020】このように本実施形態によれば、ケース内
の循環流路に沿って内部空気がファンにより強制的に循
環されるので、内部温度の均一化は向上する。しかも、
ケースの熱伝導だけに依存しなくて済むので、ケース設
計が楽になり、それと同時にケースの軽量化及びコスト
低減といった効果も期待できる。
【0021】(第2実施形態)異なった金属を接合し、
その接合面に電流を流すことで熱の発生又は吸収が起こ
る。流す電流を調整することで、発生又は吸収される熱
量を調整することができる。また、電流の向きを変える
ことで、熱の発生と、吸収とを切り換えることができ
る。この現象は、ペルチェ効果として知られている。
【0022】本実施形態では、ヒートパネル27の代わ
りに、ペルチェ効果を持つパネル形状に加工したペルチ
ェ素子51をケース17の内部に収容している。そし
て、ペルチェ素子51からリード線で2つの電極52,
53をケース17の外部に引き出している。
【0023】電極52,53に流す電流及びその向きを
コントロールすることで、加熱又は冷却の強度、及び加
熱と冷却との切り換えを行うことができる。
【0024】本実施形態によれば、第1実施形態による
効果に加えて、加熱だけでなく冷却の可能であり、内部
温度を微妙に制御することができる。
【0025】(第3実施形態)本実施形態では、第2実
施形態のペルチェ素子51の代わりに、パネル形状の熱
交換器42をケース17の内部に配置し、熱交換システ
ムにより加熱又は吸熱を実現する。この熱交換器42
と、ベース23にマウントされている他方の熱交換器4
1との間は、配管43により接合され、任意の種類の冷
媒の循環経路が形成されている。なお、熱交換器41
は、固体検出器アレイ25の近傍に限らず、X線管の近
傍等、回転ベース11にマウントされるならば、どこで
もよい。この循環経路途中に、図示しないが、圧縮機
と、四方弁とが設けられている。四方弁により、冷媒の
流れを逆転することにより、熱交換器42の機能を発熱
と吸収とで切り換えることができる。また、圧縮機の圧
縮率を調整することで、加熱又は冷却の強度を制御する
ことができる。本実施形態によれば、第2実施形態と同
様に、内部温度を微妙に制御することができる。
【0026】本発明は、上述した実施形態に限定される
ものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲
で種々変形して実施することが可能である。さらに、上
記実施形態には種々の段階が含まれており、開示される
複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の
発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構
成要件から幾つかの構成要件が削除されてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明のX線CT装置では、検出器が、
回転ベースに取り付けられた断熱ケースと、断熱ケース
に形成された放射線入射窓と、放射線入射窓から入射し
た放射線を検出するための検出素子がアレイされている
検出パネルとからなる。この検出パネルの配置が工夫さ
れ、これにより断熱ケース内には流体の循環経路が形成
されている。さらに循環経路内には、その流体を循環す
るための循環器が配置されている。循環経路及び循環器
による流体の循環は、検出パネルの温度を比較的均一に
することを実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るX線CT用放射線
検出器の実装状態を示す斜視図。
【図2】図1のc−c縦断面図。
【図3】(a)は図2のa−a横断面図、(b)は図2
のb−b横断面図。
【図4】本発明の第2実施形態に係るX線CT用放射線
検出器の縦断面図。
【図5】本発明の第3実施形態に係るX線CT用放射線
検出器の縦断面図。
【符号の説明】
11…回転ベース、 13…X線管、 15…放射線検出器、 16…X線入射窓、 17…ケース、 19…筐体、 21…断熱材、 23…板状ベース、 25…固体検出素子アレイ、 27…ヒートパネル、 29…ヒートパネル、 31…ファン、 35…表面側スペース、 37…裏面側スペース、 39…循環流路。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ベースと、 前記回転ベースにマウントされるX線管と、 前記X線管に対して撮影領域を挟んで対向するように前
    記回転ベースにマウントされる放射線検出器と、 前記放射線検出器の出力に基づいて画像を発生するプロ
    セッサとを有するX線CT装置において、 前記放射線検出器は、 放射線入射窓から入射した放射線を検出するための検出
    素子がアレイされている検出パネルと、 前記検出パネルを収納すると共に前記回転ベースに取り
    付けられる収納ケースと、 前記検出パネルと前記収納ケースとによって形成された
    流体の循環経路とを有することを特徴とするX線CT装
    置。
  2. 【請求項2】 前記放射線検出器は、前記循環経路中に
    前記流体を循環させるための循環器をさらに有すること
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  3. 【請求項3】 前記収納ケースは、板ベースと、断面が
    C字形のケースとから構成されることを特徴とする請求
    項1記載のX線CT装置。
  4. 【請求項4】 前記収納ケースは、断熱ケースであるこ
    とを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載のX
    線CT装置。
  5. 【請求項5】 前記放射線検出器は、前記循環経路中に
    配置された少なくとも1枚のヒータをさらに有すること
    を特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  6. 【請求項6】 前記放射線検出器は、前記循環経路中に
    配置された少なくとも1枚のサブヒータをさらに有する
    ことを特徴とする請求項5記載のX線CT装置。
  7. 【請求項7】 前記放射線検出器は、前記循環経路中に
    配置されたペルチェ効果をもつ少なくとも1枚の発熱/
    吸熱パネルをさらに有することを特徴とする請求項1記
    載のX線CT装置。
  8. 【請求項8】 前記放射線検出器は、前記循環経路中に
    配置された少なくとも1つの熱交換器をさらに有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のX線CT装置。
  9. 【請求項9】 前記収納ケース内部は、前記検出パネル
    により、前記放射線入射窓の側の細長いスペースと、前
    記放射線入射窓とは反対側の細長いスペースとに分けら
    れ、これら2つのスペースが両端で接合されていて、こ
    れにより前記循環経路が形成されていることを特徴とす
    る請求項1記載のX線CT装置。
  10. 【請求項10】 前記循環器は、ファンであることを特
    徴とする請求項2記載のX線CT装置。
  11. 【請求項11】 前記循環器は、前記回転ベースの回転
    において、前記収納ケースの回転方向の先頭の近傍に配
    置されることを特徴とする請求項2記載のX線CT装
    置。
  12. 【請求項12】 前記循環器は、前記検出パネルの一端
    の近傍に配置されることを特徴とする請求項2記載のX
    線CT装置。
  13. 【請求項13】 前記収納ケースは、熱伝導性の比較的
    高い金属ケースと、前記金属ケースの外面を被う断熱材
    とを有することを特徴とする請求項3記載のX線CT装
    置。
  14. 【請求項14】 前記金属ケースの内面には、少なくも
    1つのヒータパネル、ペルチェ効果をもつ少なくとも1
    枚の発熱/吸熱パネル、又は少なくとも1つの熱交換器
    が前記板ベースに接触した状態で配置されることを特徴
    とする請求項13記載のX線CT装置。
  15. 【請求項15】 前記放射線検出器は、複数の熱交換器
    をさらに有する、前記複数の熱交換器の中の少なくとも
    1つの熱交換器は、前記金属ケースの内面に接触した状
    態で配置されることを特徴とする請求項13記載のX線
    CT装置。
  16. 【請求項16】 前記循環経路中に配置された少なくと
    も1つの温度センサをさらに有することを特徴とする請
    求項1記載のX線CT装置。
  17. 【請求項17】 回転ベースと、 前記回転ベースにマウントされるX線管と、 前記X線管に対して撮影領域を挟んで対向するように前
    記回転ベースにマウントされる放射線検出器と、 前記放射線検出器の出力に基づいて画像を発生するプロ
    セッサとを有するX線CT装置において、 前記放射線検出器は、 放射線入射窓から入射した放射線を検出するための検出
    素子がアレイされている検出パネルと、 前記検出パネルを収納すると共に前記回転ベースに取り
    付けられる収納ケースと、 前記収納ケース内に収容され、ペルチェ効果をもつ少な
    くとも1枚の発熱/吸熱パネル又は少なくとも1台の熱
    交換器とを有することを特徴とするX線CT装置。
  18. 【請求項18】 収納ケースと、 前記収納ケースに形成された放射線入射窓と、 前記放射線入射窓から入射した放射線を検出するための
    検出素子がアレイされている検出パネルと、 前記検出パネルにより前記収納ケース内に形成された流
    体の循環経路と、 前記循環経路内の流体を循環するための循環器とを有す
    ることを特徴とする放射線検出器。
  19. 【請求項19】 収納ケースと、 前記収納ケースに形成された放射線入射窓と、 前記放射線入射窓から入射した放射線を検出するための
    検出素子がアレイされている検出パネルと、 前記収納ケース内に形成された流体の循環経路とを有す
    ることを特徴とする放射線検出器。
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