JP2001057910A - 形状可変テーブル脚組立体 - Google Patents

形状可変テーブル脚組立体

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JP2001057910A JP11337554A JP33755499A JP2001057910A JP 2001057910 A JP2001057910 A JP 2001057910A JP 11337554 A JP11337554 A JP 11337554A JP 33755499 A JP33755499 A JP 33755499A JP 2001057910 A JP2001057910 A JP 2001057910A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種形状の天板を用意しておき、必要に応じ
て任意形状のテーブル天板に適合せしめることにより、
用途や雰囲気に適合する種々の形状のテーブルを構成す
ることができる形状可変テーブル脚組立体を提供するこ
と。 【解決手段】 等しい長さを有するN本(ここに、N≧
4の偶数)のテーブル脚と、これら隣接する各テーブル
脚同士をそれぞれ角度変化可能な状態で相互に連結する
少なくともN本の横桟と、からなるテーブル脚組立体で
あって、前記各テーブル脚を頂点としてその左右に位置
する前記各横桟により形成される挟角を適宜変更するこ
とにより、そのテーブル天板の平面形状が変更可能であ
る形状可変テーブル脚組立体である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テーブル脚組立体
に関し、特にテーブル天板の平面形状に応じてその形状
を適宜変更することができる形状可変テーブル脚組立体
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のテーブル天板の平面形状は、正方
形、長方形、円形、小判形、楕円形等の各種形状のもの
が広く知られており、通常はいずれか特定の形状に組立
てられている。しかしながら、ホテル、宴会場、会議場
等において各種行事や催し物、又は会議等に応じて機能
的な形状が異なりさらには使用場所の雰囲気の点から
も、異なる形状のテーブルが必要となる場合がある。
【0003】このような要求に対して、通常はそれぞれ
形状の異なる一定形状のテーブルを用意しておき、必要
に応じてこれらを使い分けるような方策がとられてい
た。しかしながら、このような一定形状のテーブルをそ
の都度入れ換えるためには多大な労力および時間を必要
とする。また、通常の固定式テーブルにあっては、不要
なテーブルを収納しておくスペースとしても広大な空間
を必要とし、使用場所よりも離れた物置、例えば地下室
や別棟の倉庫等が必要となることになり不経済であっ
た。
【0004】会議室、集会場、ロビー等において使用す
る場合に、テーブルを折り畳み式として不使用時には折
り畳んで片づけておき、使用時にこれを展開して配設す
ることも多い。しかし、この種折り畳み式テーブルは折
り畳み機構に種々の難があり、がたつきや異音発生の原
因となり易く、雰囲気を重視する宴会場やホテル等での
使用に適する高級感を備えたものを得るのは容易ではな
い。
【0005】また、たとえ折り畳み式であっても、収納
がやや有利であるものの、テーブル天板の形状は固定で
あり、雰囲気や用途に適合する任意形状のテーブルをそ
の都度選定して使用することは困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情を
考慮してなされたものであり、各種形状のテーブル天板
を用意しておき、必要に応じて任意形状のテーブル天板
に適合せしめることにより、用途や雰囲気に適合する異
なる形状のテーブルを構成することができる形状可変テ
ーブル脚組立体を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、添
付図に示すように、等しい長さを有するN本(ここに、
N≧4の偶数)のテーブル脚10と、これら隣接する各
テーブル脚同士をそれぞれ角度変更可能な状態で相互に
連結する少なくともN本の横桟18と、からなるテーブ
ル脚組立体であって、前記各テーブル脚10を頂点とし
てその左右に位置する前記各横桟18により形成される
挟角を適宜変更することにより、そのテーブル天板の平
面形状が変更可能である形状可変テーブル脚組立体によ
って解決される。
【0008】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体
を構成するテーブル脚10は、円柱や四角柱はもとよ
り、6角柱、8角柱等の多角柱等のいずれであってもよ
い。また材質も、金属、プラスチック、木材、これらの
組み合わせ等として適宜選定可能である。しかしなが
ら、後述するようにテーブル脚上部に配設されるテーブ
ル天板は、重厚なガラス板、加工された大理石等の石
板、堅木材の木板、集成材板、プラスチック板、合板等
で構成することができ、テーブルの大きさにもよるが、
かなり重量の嵩むものとなる。したがって、テーブル脚
はしかるべき強度を保持するものが選定されるべきであ
る。
【0009】横桟18は、テーブル脚10に対して加わ
る不均衡作用力によって捩じれモーメントが生じ、脆弱
な材料の場合には、テーブル脚組立体全体を歪ませて転
倒せしめる事態を防止する機能がある。これら横桟のテ
ーブル脚への取り付けは溶接等により強固に行うべきで
ある。また、これら横桟はテーブル脚の上部同士および
下部同士を相互に連結するように、上下1対の横桟で連
結するように形成することも可能である。このようにテ
ーブル脚に取り付ける横桟は複数本とすることができ
る。
【0010】テーブル脚の数および横桟数Nは4以上の
偶数であるが、4の場合は、テーブル天板の形状は方形
と菱形に限られる。そこでNを6とし、前記横桟を等長
部材とすることにより、正三角形、縦横比が1:2の長
方形、正6角形、正8角形のテーブルを容易に形成する
ことができる。さらに、テーブル天板を支持するには、
テーブル脚の上端面に載置する構造、テーブル脚の上端
より僅か低い内側面に支持金具17を取り付け、テーブ
ル天板の上表面をテーブル脚の上端面に合わせる構造等
が採用可能である。
【0011】なお、テーブル脚10の上端面に載置する
構造にあっては、テーブル天板をテーブル脚組立体全体
によって形成される投影面積よりも広い面積のものと
し、あるいはテーブル脚組立体にほぼ等しい面積のもの
とすることができる。また、構造は若干複雑化するが、
脚数Nを8またはそれ以上とすることも可能である。
【0012】また、本発明にかかる形状可変テーブル脚
組立体を構成するテーブル脚10は、図3に示すよう
に、前記テーブル脚が、下方にアジャスター10Cを受
容するネジ孔およびその上端に回転中心体12を受容す
るネジ孔14をそれぞれ具備し、そして隣接するテーブ
ル脚の対応部分との間を連接する第1の横桟18を固着
した下方組立体10Bと、前記回転中心体12を受容す
る貫通孔が形成され、そして隣接するテーブル脚の対応
部分との間を連接する第2の横桟18を固着した上方組
立体10Aと、下方に回転中心体12が延在し、該回転
中心体が前記上方組立体に形成された貫通孔を介して上
方組立体および下方組立体を連結する脚頂部材16と、
を具備することを特徴とする。
【0013】さらに、本発明にかかる形状可変テーブル
脚組立体を構成するテーブル脚10は、図4に示すよう
に、下方にアジャスター10Cを受容するネジ孔を具備
し上方に回転中心体12を構成するボルトの頭部24を
固着し、そして隣接するテーブル脚の対応部分との間を
連接する第1の横桟18を固着した下方組立体10B
と、前記回転中心体12を受容する貫通孔が形成され、
そして隣接するテーブル脚の対応部分との間を連接する
第2の横桟18を固着した上方組立体10Aと、下方に
回転中心体の端部を受容するネジ孔を具備したナット2
5を備え、該ナットを締めつけることにより該回転中心
体が前記上方組立体に形成された貫通孔を介して上方組
立体と下方組立体を連結する脚頂部材16と、を具備す
ることを特徴とする。
【0014】また、テーブル脚頂部材16が、テーブル
天板を載置するための支持金具17を回転可能に配設
し、上端面にテーブル天板を係止するためのダボ19を
具備することを特徴とする。
【0015】そして、本発明にかかる前記回転中心体1
2の周囲であって前記上方組立体10Aの貫通孔の内部
には、下方組立体と下方組立体とを互いに離隔せしめる
ように作用するコイルバネ11が配設され、前記脚頂部
材16を緩めた際に前記両組立体に連結された各横桟1
8によって形成される挟角の変更を容易にすることを特
徴とする。また本発明においては、両横桟、下方組立体
ならびに上方組立体の適宜部位に、両横桟間の相対的に
挟角の角度を示す表示手段を設けることができる。これ
により所望のテーブル平面形状を構成するための両横桟
18の位置決めが容易となる。
【0016】このような構成のテーブル脚10によれ
ば、本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体に載置す
るテーブル天板の平面形状を適宜変更可能となり、また
両横桟18が脚組立体を安定させると共に、目的とする
各形状毎に必要となる両横桟間の相対的な挟角を決定し
て両横桟の位置決めを容易にでき所望の平面形状を形成
することが可能となる。
【0017】このような構成を有する1つのテーブル脚
組立体に対して、正三角形、円形、楕円形、長方形、菱
形等の各種天板を揃えておくことにより、テーブルを使
用する目的、用途、設置箇所の床面積、利用人数等に適
合するテーブル形状が適宜選択可能となる効果が得られ
る。また、これらのテーブル脚組立体およびテーブル天
板は簡単に取り外し可能である上、テーブル脚組立体は
細長い形状に変形可能であり、さらにテーブル天板は平
板であるため、それぞれ限られた容積の場所に重ね合わ
せて収納することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照しつつ本発明
の実施の形態について詳述する。図1は、本発明にかか
る形状可変テーブル脚組立体においてN=6の場合の基
本構成の主要部を説明するための展開図である。図に示
すように、本発明にかかる6本のテーブル脚10は、下
方組立体10B、その組立体10Bから上方に伸長する
破線で示した回転中心体(中心材)12の回りを回転可
能な上方組立体10A、および脚頂部材16から構成さ
れる。
【0019】上方組立体10Aおよび下方組立体10B
には、それぞれ隣接するテーブル脚10の対応する部材
との間を横桟18が、溶接またはネジ止め等の適宜手段
により強固に固着されている。図の左右端に示した横桟
18の各X部は一体の横桟を開示の便宜上切断して図示
したものである。さらに、テーブル脚10は、これらの
構成の他に、下端部には床との接触状態を微調整するア
ジャスター10Cを備えている。このアジャスター10
Cは高低差の大きい設置場所にも対応できるようにネジ
形成部を長くする(図4参照)と都合がよい。なお、図
示していないテーブル天板を載置するに適した頂部付近
の構造にも特徴を有するが、図1においては省略してい
る。
【0020】このように構成されたテーブル脚組立体
は、各テーブル脚の回転中心体12を中心として、上方
組立体10Aを適宜角度に変位せしめることができる。
したがって、テーブル脚10を頂点として、両横桟18
によって形成される挟角は、任意に変更することができ
る。また、両横桟、下方組立体ならびに上方組立体の適
宜部位に、目的とするテーブル平面形状毎に必要となる
両横桟間の相対的に挟角の角度を示す表示手段(形状と
目盛りとの関係の表示)またはクリック手段(手触りま
たはハンズフリー通話装置音で角度が明らかになる手
段)等を設けることができる。これにより所望のテーブ
ル平面形状を構成するための両横桟18の位置決めがさ
らに容易となる。
【0021】図2は、等長の横桟18を使用した本発明
にかかる形状可変テーブル脚組立体によって形成される
代表的平面形状の例を示す平面図である。図2(A)
は、テーブル脚10aを頂点として両横桟18によって
形成される挟角を60°とし、中間のテーブル脚10b
における横桟18の挟角を180°(直線状)として正
三角形を構成したテーブル平面形状の例である。
【0022】図2(B)は、テーブル脚10cにおける
挟角を90°とし、上下中間のテーブル脚10bに位置
する横桟18の挟角を180°として縦横比1:2の長
方形を構成した例である。また、図2(C)は、各テー
ブル脚10dにおける横桟18の挟角をそれぞれ120
°として正6角形を構成した例である。
【0023】これらの実施の形態から明らかなように、
本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体では、テーブ
ル脚10を挟む両横桟18の挟角を適宜変更することに
より、種々の平面形状のテーブルを構成することができ
る。また必要に応じて、一部テーブル脚10の挟角を変
更することにより、異なる形状の4角形、5角形、6角
形等の平面形状を構成することも可能である。さらに、
横桟18を、例えば入れ子式等として伸縮可能に構成す
ることにより、さらに多種多様な平面形状を構成するこ
ともできる。
【0024】図3は、本発明にかかる形状可変テーブル
脚組立体のテーブル脚10の構成例を示す断面図であ
る。下方組立体10Bは、本実施例では、アルミ(合金
製)パイプの下部及び上部付近にそれぞれ金属製の部材
15が挿入されており、下方の部材15にはアジャスタ
ー10Cを受容するネジ孔が配設され、上方の部材15
には回転中心体12を受容する孔(本実施例ではナット
14を溶接している)が配設されている。このように、
金属製の部材15は、上方および下方の脚本体を形成す
るパイプを補強すると共に、ネジ孔を形成しさらには各
横桟18を溶接する際の受け材としても機能する。ま
た、パイプとして薄鋼管を使用することもできる。
【0025】上方組立体10Aの上下付近に配設された
金属製の部材15には、回転中心体12を貫通せしめる
ための貫通孔がそれぞれ形成されている。また、この貫
通孔内で回転中心体12の周囲には、スリーブ13によ
って周囲を保持されたコイルバネ11が挿通せしめられ
ている。このコイルバネ11は、上方組立体10Aと下
方組立体10Bとを相互に離隔するように作用し、脚頂
部材16を緩めた際に、各横桟18によって形成される
角度の変更を容易にするように機能する。
【0026】また、下方組立体10Bの上部付近側面お
よび上方組立体10Aの下部付近側面には、第1および
第2の横桟18が、金属製の部材15を受け材として溶
接等の手段により固着されている。これら各横桟18
は、両側に位置するテーブル脚同士の平行を保つために
重要な役割を果たすものであり、捩じれや撓みの発生が
少ない部材であることが望ましい。なお、このような横
桟を、強度向上のため上下に平行して複数配設すること
も可能であるが、詳述は省略する。
【0027】脚頂部材16の下方には、回転中心体12
が延在しており、上方組立体10Aの貫通孔、スリーブ
13および下方組立体10B上方の孔を貫通して、下方
組立体10B上方に配設されたネジ孔(ナット14)に
よって締結される。また、脚頂部材16は、上方組立体
10Aの上方に支持金具17(図3の(A)の上方およ
び(B)参照)を介在せしめて締結される。
【0028】この支持金具17は、図2に示したテーブ
ル脚組立体の平面外形よりも小さい寸法のテーブル天板
を載置して使用する際に使用するものである。したがっ
て、図2に示した各テーブル天板の平面外形の内側に支
持金具17の長辺17Lが指向するように設定される。
【0029】また、脚頂部材16の上端面には、必要に
応じてダボ19を配設することができる。このダボ19
は、図2に示した各テーブル天板の平面外形よりも大き
い寸法のテーブル天板を載置して使用する際に、テーブ
ル天板の外縁部または天板下面のダボ受けとを係合せし
め、テーブル天板とテーブル脚組立体との係合を確実に
しようとするものである。
【0030】このように、脚頂部材16の上端面に配設
されたダボ19を利用して、テーブル天板を載置する実
施の形態にあっては、図2に示した各平面外形に拘束さ
れることなく、異なる寸法および形状のテーブルを構成
することができる。例えば、テーブル脚組立体の構成が
正三角形である図2(A)に対して、正方形、各角部分
が切り落とされた6角形、三角形等種々のテーブル天板
を載置することも可能である。
【0031】同様に、テーブル脚組立体の構成が長方形
である図2(B)においては、長円形や楕円形等とする
ことができ、また、テーブル脚組立体の構成が正6角形
の図2(C)においては、正方形や円形とすることも可
能である。
【0032】図4は、本発明にかかる形状可変テーブル
脚組立体のテーブル脚10の他の構成例を示す断面図で
ある。本構成例が図3に示す前記構成例と相違する点
は、脚頂部材16の下方に回転中心体12の端部(図で
は上方部)を受容するネジ孔を具備したナット25を備
えている点、および回転中心体12を端部にネジ山を形
成したボルトとして構成し、該ボルトの頭部24を下方
組立体10Bの上方に溶接等により固着した構成とした
点である。この構成例は、回転中心体12を、下方にナ
ット25を備えた脚頂部材16とボルト部材の2部材と
して、脚頂部材16を単品として製造することを考慮し
たものである。
【0033】前記したように脚頂部材16の上端面には
ダボ19を配設したり、また、器具を利用してこの脚頂
部材16を緩めたり締め付けるための5角形状等の面取
(内部形成または外側形成のいずれでもよい)する必要
がある。また、脚頂部材16の上端面は使用するテーブ
ル天板の形状によってはテーブル利用者の目に付く部分
となるために、会場の雰囲気やテーブル天板の色、模様
等とマッチさせる必要がある。このように、この脚頂部
材16には種々の細工を施すことを求められる場合があ
り、各種の色、模様、形状等の脚頂部材を予め多数用意
しておくと都合がよい。そこで、この脚頂部材をできる
だけ低いコストで製造できるように、1つの小さい部材
とすることを指向するものである。
【0034】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体
にあっては、2本の脚本体間に横桟を溶接することによ
って構成される略コ字状の下方組立体および上方組立体
を予め形成しておき、これらを合体させることによって
任意脚数のテーブル脚組立体とすることができる。
【0035】図5は、下方組立体と上方組立体とを、回
転中心体12を延在せしめた脚頂部材16によって組み
立てる際の手順例を図示したものである。図左側におい
ては、上方組立体Aの右側脚が下方組立体Aの左側脚の
上方に載置され、脚頂部材16によって締結されたこと
を示している。
【0036】図中央においては、下方組立体Aの右側脚
の上方に、上方組立体Bの左側脚が載置され、脚頂部材
16によって締結されようとしている状態を示してい
る。また、図右側においては、下方組立体Bの左側脚の
上方に上方組立体Bの右側脚が載置されようとしてお
り、さらに、上方組立体に形成された貫通孔内に脚頂部
材16が挿通されようとしている状態を図示している。
なお、上方組立体に形成された貫通孔内には、脚頂部材
16を挿通する前に、コイルバネ11およびスリーブ1
3が嵌め込まれる。
【0037】なお、前記他の構成例における組み立てる
際の手順例では、回転中心体12の一部を構成するボル
トの頭部24を下方組立体10Bの上方に溶接等により
固着する。次いで、ボルト頭部の上方に突出する回転中
心材にコイルバネ11、スリーブ13を嵌め込む。そし
て上方組立体を載置した後に脚頂部材16を回転中心材
の上部にネジ込むことにより組立が完了する。
【0038】
【発明の効果】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立
体によれば、各テーブル脚を頂点とする両横桟の挟角を
適宜変更することによって、変化に富んだテーブルの平
面外形を形成することができる。これに伴って、対応す
るテーブル天板を選択して載置することにより、印象、
雰囲気、使い勝手等のそれぞれ異なる多様な形状可変の
テーブルを構成することができる。このような形状可変
のテーブルは、ホテル、宴会場、会議場等において、参
加人数、利用目的、配列等に応じて適宜相応しい形状に
構成することができる。
【0039】また、テーブル天板の種類、形状、材質等
との組み合わせ(ユニット)が任意に選択可能である
上、テーブル天板の保管が容易であることから、多種類
および/または多数保有することができる。したがっ
て、収納場所の制約も少なくなり、必要に応じてテーブ
ル天板の更新、買換え、補充、異なる形状の追加等が廉
価かつ容易に行い得る効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体の構
成例を説明する展開説明図である。
【図2】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体によ
り構成されるテーブル脚の外形平面図である。
【図3】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体を構
成するテーブル脚の構成例を示す断面図である。
【図4】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体を構
成するテーブル脚の他の構成例を示す断面図である。
【図5】本発明にかかる形状可変テーブル脚組立体の下
方組立体と上方組立体とを脚頂部材によって組み立てる
際の手順例を示す図である。
【符号の説明】
10 テーブル脚 10A 上方組立体 10B 下方組立体 10C アジャスター 11 コイルバネ 12 回転中心体(中心材) 13 スリーブ 14 ネジ孔(ナット) 15 金属部材 16 脚頂部材 17 支持金具 17L 支持金具長辺 18 横桟 19 ダボ 24 ボルト頭部 25 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A47B 91/02 A47B 91/02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 等しい長さを有するN本(ここに、N≧
    4の偶数)のテーブル脚と、これら隣接する各テーブル
    脚同士をそれぞれ角度変更可能な状態で相互に連結する
    少なくともN本の横桟と、からなるテーブル脚組立体で
    あって、前記各テーブル脚を頂点としてその左右に位置
    する前記各横桟により形成される挟角を適宜変更するこ
    とにより、そのテーブル天板の平面形状の変更に対して
    対応可能であることを特徴とする形状可変テーブル脚組
    立体。
  2. 【請求項2】 前記Nの値が6であることを特徴とする
    請求項1に記載の形状可変テーブル脚組立体。
  3. 【請求項3】 前記テーブル天板の平面形状が、正三角
    形、長方形、正6角形のいずれかであることを特徴とす
    る請求項1または2のいずれかに記載の形状可変テーブ
    ル脚組立体。
  4. 【請求項4】 前記Nの値が8であり、これに適合する
    平面形状のテーブル天板に対応可能であることを特徴と
    する請求項1に記載の形状可変テーブル脚組立体。
  5. 【請求項5】 テーブル天板が、前記テーブル脚組立体
    の頂部に載置されることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれかに記載の形状可変テーブル脚組立体。
  6. 【請求項6】 テーブル天板が、前記テーブル脚組立体
    の頂部よりも低い位置に配設された支持金具上に載置さ
    れることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記
    載の形状可変テーブル脚組立体。
  7. 【請求項7】 前記テーブル脚が、下方にアジャスター
    を受容するネジ孔およびその上端に回転中心体を受容す
    るネジ孔をそれぞれ具備し、そして隣接するテーブル脚
    の対応部分との間を連接する第1の横桟を固着した下方
    組立体と、前記回転中心体を受容する貫通孔が形成さ
    れ、そして隣接するテーブル脚の対応部分との間を連接
    する第2の横桟を固着した上方組立体と、下方に回転中
    心体が延在していて、該回転中心体が前記上方組立体に
    形成された貫通孔を介して上方組立体および下方組立体
    を連結する脚頂部材と、を具備することを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれかに記載の形状可変テーブル脚
    組立体。
  8. 【請求項8】 前記テーブル脚が、下方にアジャスター
    を受容するネジ孔を具備し上方に回転中心体をなすボル
    トの頭部を固着し、そして隣接するテーブル脚の対応部
    分との間を連接する第1の横桟を固着した下方組立体
    と、前記回転中心体を受容する貫通孔が形成され、そし
    て隣接するテーブル脚の対応部分との間を連接する第2
    の横桟を固着した上方組立体と、下方に回転中心体の端
    部を受容するネジ孔を具備したナットを備え、該ナット
    を締めつけることにより該回転中心体が前記上方組立体
    に形成された貫通孔を介して上方組立体と下方組立体を
    連結する脚頂部材と、を具備することを特徴とする請求
    項1ないし6のいずれかに記載の形状可変テーブル脚組
    立体。
  9. 【請求項9】 前記テーブル脚頂部材が、テーブル天板
    を載置するための支持金具を回転可能に配設し、上端面
    にテーブル天板を係止するためのダボを具備することを
    特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の形状可
    変テーブル脚組立体。
  10. 【請求項10】 前記回転中心体の周囲であって前記上
    方組立体の貫通孔の内部には、前記下方組立体と上方組
    立体とを離隔せしめるように作用するコイルバネが配設
    され、前記脚頂部材を緩めた際に前記両組立体に連結さ
    れた各横桟によって形成される角度の変更を容易にする
    ことを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載の
    形状可変テーブル脚組立体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003082871A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Itoki Crebio Corp ワークスペースシステム
CN106175079A (zh) * 2016-08-01 2016-12-07 李俊凯 一种平板折叠桌的优化设计方案

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