JP2001057542A - デジタル放送送信装置、デジタル放送受信装置及びデジタル放送システム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

デジタル放送送信装置、デジタル放送受信装置及びデジタル放送システム並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001057542A
JP2001057542A JP11362362A JP36236299A JP2001057542A JP 2001057542 A JP2001057542 A JP 2001057542A JP 11362362 A JP11362362 A JP 11362362A JP 36236299 A JP36236299 A JP 36236299A JP 2001057542 A JP2001057542 A JP 2001057542A
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broadcast
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Hideki Kagemoto
英樹 影本
Takashi Kakiuchi
隆志 垣内
Yuki Kusumi
雄規 楠見
Junichi Hirai
純一 平位
Yuka Ozawa
由佳 小澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送の送出に用いられる送信装置と
デジタル放送の受信に用いられる受信装置において、番
組の切れ目で付加情報の再生が途切れないことを目的と
する。 【解決手段】 番組情報記憶部127に記憶される番組
情報は各放送番組について、その番組の開始時刻と終了
時刻とを特定する情報と、その番組に含まれる付加情報
のPIDと、その番組が終了したときに付加情報の再生
を終了するか否かを指定するフラグとを含んでいる。受
信制御部131は、番組の切れ目において、再生中の放
送番組のフラグの値が1であれば、放送番組の終了時刻
が過ぎても現在の付加情報の再生を継続し、再生継続フ
ラグの値が0であれば、現在の付加情報の再生を終了し
て次に開始される放送番組の付加情報を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送番組とともに
放送番組に併せて表示される付加情報を送信するデジタ
ル放送送信装置、それを受信するデジタル放送受信装置
及びそれらからなるデジタル放送システム並びにコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル放送において、映像、音声の放
送番組に加えて付加情報を送信し、受信装置でこの付加
情報を放送番組とともに再生する技術がある。従来、付
加情報を含む放送番組の再生中に、放送番組の放送時刻
が終了すると、再生中の付加情報の再生も終了する。次
に別の放送番組の放送時刻が開始すると、その放送番組
に付加情報があれば、その付加情報が再生される。これ
は、付加情報が同時に放送される放送番組に属するもの
として、一体として取り扱われているからである。
【0003】例えば、図13(a)に示すように受信装
置の画面1301に料理番組1302が付加情報130
3とともに再生されているときに、料理番組1302が
終了すると、付加情報1303の再生も終了する。次の
放送番組が開始すると、図13(b)に示すように画面
1301に次の野球中継1304が付加情報1305と
ともに再生される。
【0004】また、図14(a)に示すように、料理番
組1302の再生とともに付加情報1401が再生され
ているときに、料理番組1302が終了して、図14
(b)に示すように、次の野球中継1304が開始され
ると、野球中継1304の付加情報1401も再生され
る。更に、図15(a)に示すように、料理番組130
2には、付加情報1401があるので併せて再生されて
いるが、次の野球中継1304には、付加情報がないの
で、図15(b)に示すよう付加情報の再生はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図13に示
すような場合、料理番組1302を視聴するユーザは、
付加情報1303のレシピ1306を見て「おでん」を
作りたいと思ったときでも、料理番組1302が終了し
てしまえば、レシピ1306を見ることはできない。
【0006】また、図14に示すような場合、料理番組
1302と次の野球中継1304との付加情報1401
は、ともに天気情報として共通しているのに、料理番組
1301の終了とともに、一旦付加情報の再生が終了し
てしまうという不自然さがある。更に、図15に示した
ように、次の野球中継1304に付加情報が付いていな
いのであれば、前の料理番組1302の付加情報130
3をそのまま残してほしいと思う視聴者もいる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、ユーザフレンドリーに付加情報の再生ができるデ
ジタル放送送信装置、デジタル放送受信装置及びデジタ
ル放送システム並びにコンピュータ読み取り可能な記録
媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、放送番組とともに該放送番組の付加情報を送
信するデジタル放送送信装置とデジタル放送を受信して
放送番組に併せて付加情報を表示するデジタル放送受信
装置とからなるデジタル放送システムであって、前記デ
ジタル放送送信装置は、付加情報を該放送番組と次の放
送番組とに跨り表示させるか否かを示す表示情報を、前
記放送番組と付加情報とともにトランスポートストリー
ムに多重して送信する送信手段を備え、前記デジタル放
送受信装置は、放送番組と付加情報と該付加情報を当該
放送番組の次の放送番組に跨り表示するか否かを示す表
示情報とが多重化されたトランスポートストリームを受
信する受信手段と、受信されたトランスポートストリー
ムから放送番組と、付加情報と、表示情報とをそれぞれ
分離する分離手段と、分離された放送番組を再生する再
生手段と、分離された付加情報を記憶する付加情報記憶
手段と、分離された表示情報が次の放送番組に跨り表示
することを示しているとき、前記再生手段が当該放送番
組の再生を終了した後も、前記付加情報記憶手段に記憶
されている付加情報を表示する表示制御手段とを備える
こととしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデジタル放送
システムの実施の形態を図面を用いて説明する。 (実施の形態)図1は、本発明に係る、デジタル放送送
信装置100と、デジタル放送受信装置120と、それ
らからなるデジタル放送システムの一実施の形態の構成
図である。
【0010】(デジタル放送送信装置)デジタル放送送
信装置100は、番組情報記憶部101と、番組情報入
力部102と、番組情報送出部103と、付加情報送出
部104と、映像送出部105と、音声送出部106
と、多重化部107とを備えている。番組情報記憶部1
01は、RAM等からなり、番組情報を記憶している。
図2は、番組情報の一例を示す図である。
【0011】番組情報201には、放送時間枠202に
各チャンネル203で送信される放送番組と付加情報と
のそれぞれのPID(Packet Identifi
rer パケット識別子)と表示情報との一覧が記載さ
れている。PIDは、デジタル放送受信装置120のT
S(Transport Stream)デコーダ部1
23で、トランスポートストリームから映像データ、音
声データや付加情報を分離するため用いられる。
【0012】表示情報は、放送番組と組にして送信され
る付加情報をその放送番組の放送時間が終了した後も表
示させるか否かを示す情報であり、FLAGの値で示さ
れている。FLAG=0は、その放送番組の放送時間が
終了したときは、その付加情報の再生(表示)も終了
し、FLAG=1は、その放送番組の放送時間が終了し
た後にも、その付加情報の再生を続けることを示してい
る。
【0013】PID(1)は放送番組の映像データに付
与されるPIDであり、PID(2)は放送番組の音声
データに付与されるPIDであり、PID(3)は付加
情報に付与されるPIDをそれぞれ示している。例え
ば、チャネル1の7月2日0時から10時までの放送番
組204の映像データはPID(1)=1001であ
り、音声データはPID(2)=1002であり、その
付加情報はPID(3)=1003であり、付加情報は
FLAG=0であるので、7月2日10時の放送時間の
終了とともに再生は終了することを示している。また、
チャネル1の7月2日10時から16時までの放送番組
205の映像データはPID(1)=1001であり、
音声データはPID(2)=1002であり、その付加
情報はPID(3)=1003であり、付加情報はFL
AG=1であるので、7月2日16時の放送時間の終了
の後も再生できることを示している。
【0014】なお、番組情報201のデータフォーマッ
トの詳細は、DVB−SI(Degital Vide
o Broadcasting−Service In
formation)規格に記載されているので説明を
省略する。番組情報入力部102は、オペレータの番組
情報の入力を受け、番組情報記憶部101に記憶させ
る。
【0015】番組情報送出部103は、多重化部107
の指示により、番組情報記憶部101に記憶されている
番組情報を読み出し、DVB−SI規格に定める形式で
多重化部107に送出する。付加情報送出部104は、
多重化部107の指示により、図示しない記憶部から付
加情報を読み出し、多重化部107に送出する。図3
は、付加情報の一例を示す図である。付加情報301は
複数のモジュール、例えば4個のモジュール302、モ
ジュール303、モジュール304、モジュール305
から構成される。本図の各モジュール302〜305
は、デジタル放送受信装置で放送番組の映像とともに表
示画面に表示される一つの表示画像であるけれども、モ
ジュールは、付加情報の内容の一単位を構成するもので
あり、複数の表示画像から構成されてもよい。
【0016】なお、図3には、付加情報のうち、表示画
面に表示される表示画像のみを示している。デジタルデ
ータ受信装置120において、モジュール302のラジ
オボタン306やモジュール303の「目次にもどる」
ボタン307等の選択操作を視聴者から受けた際の表示
画像の切り換えのための付加情報(モジュール)の分離
や表示制御等のプログラムも付加情報には含まれるけれ
ども、MHEG5(Multimedia and H
ypermedia InfomationCodin
g Experts Group5)等にそれらの記述
方法が記載されているので説明は省略する。
【0017】映像送出部105は、多重化部107の指
示により、図示しない記憶部から放送番組の映像データ
を読み出し多重化部107に送出する。なお、映像デー
タの送出方法の詳細に関しては、MPEG2(Movi
ng Picture Experts Group
2)ビデオ等に規格されているので説明を省略する。音
声送出部106は、多重化部107の指示により、図示
しない記憶部から放送番組の音声データを読み出し多重
化部107に送出する。なお、音声データの送出方法の
詳細に関しては、MPEG2オーディオ等に規格されて
いるので説明を省略する。
【0018】多重化部107は、放送番組と付加情報と
の送信時間を管理し、所定の時間になると、番組情報送
出部103、付加情報送出部104、映像送出部105
及び音声送出部106に番組情報、付加情報、放送番組
の映像データ及び音声データをそれぞれ送出するよう指
示する。多重化部107は、各送出部103〜106か
ら送出された番組情報、付加情報、映像データ及び音声
データをMPEG2システム規格で規定された方法に基
づいてMPEG2トランスポートストリーム中に多重
し、生成したトランスポートストリームを送信する。な
お、番組情報と付加情報とは、トランスポートストリー
ム中に繰り返し多重している。
【0019】また、付加情報、映像データ及び音声デー
タには、番組情報に記載されていたPIDをそれぞれ付
与する。この多重送信方法の詳細に関しては、MPEG
2システム規格等で公知であるので説明を省略する。次
に、本実施の形態の動作を図4に示すフローチャートを
用いて説明する。
【0020】先ず、多重化部107は、番組情報の送出
指示を番組情報送出部103にする(S402)。多重
化部107は、番組情報の取得を待ち(S404)、次
に番組情報に記載された放送番組の放送開始の所定時間
前に到達したか否かを判断し(S406)、到達してい
れば、付加情報、映像データ及び音声データの送出指示
をそれぞれ付加情報送出部104、映像送出部105及
び音声送出部106にする(S408)。
【0021】次に、又は所定時間前に到達していないと
きは、番組情報をトランスポートストリームに多重する
(S410)。多重化部107は、付加情報、映像デー
タ、音声データを取得したか否かを判断し(S41
2)、取得していなければS406に戻り、取得してい
れば、付加情報、映像データ、音声データにPIDを付
してトランスポートストリームに多重する(S41
4)。多重化されたトランスポートストリームを送信す
る(S416)。
【0022】多重化部107は、放送番組の放送終了時
間か否かを判断し(S418)、終了時間であれば処理
を終了し、否であればS402に戻る。 (デジタル放送受信装置)デジタル放送受信装置120
は、受信部121と、フィルタリング条件記憶部122
を含むTS(Transport Stream)デコ
ーダ部123と、AVデコーダ部124と、表示部12
5と、スピーカ126と、番組情報記憶部127と、付
加情報記憶部128と、付加情報継続再生判定部129
と、信号受信部130と、受信制御部131とを備えて
いる。
【0023】受信部121は、デジタル放送送信装置1
00から送信されるトランスポートストリームを受信
し、TSデコーダ部123に出力する。TSデコーダ部
123は、RAM等からなるフィルタリング条件記憶部
122を有し、受信制御部131からのフィルタ条件の
指示に従い、フィルタリング条件記憶部122のフィル
タ条件の書き込み更新を行う。
【0024】また、TSデコーダ部123は、受信部1
21から出力されたトランスポートストリームから番組
情報を分離し、番組情報記憶部127に記憶させる。ま
た、TSデコーダ部123は、フィルタリング条件記憶
部122に記憶されているフィルタ条件のPIDに従
い、受信部121から出力されたトランスポートストリ
ームから映像データと音声データとを分離し、AV(A
udio Visual)デコーダ部124に出力す
る。同様にフィルタ条件のPIDに従い、付加情報を分
離し、付加情報記憶部128に記憶させる。
【0025】フィルタリング条件記憶部122は、TS
デコーダ部123におけるトランスポートストリームか
ら映像データ、音声データ、付加情報等のフィルタ(分
離)条件を記憶している。図5は、フィルタリング条件
記憶部122に記憶されているフィルタ条件表の一例を
示す図である。フィルタ条件表501には、フィルタ識
別子欄502と分離すべきトランスポートストリームパ
ケットのPID欄503とその分離したデータの出力先
欄504とが設けられている。フィルタ条件表501の
各行には、フィルタ識別子で識別されるデータのフィル
タ条件と分離されたデータの出力先とが記載されてい
る。
【0026】なお、付加情報のフィルタ条件には、PI
Dの他にモジュールIDがフィルタ条件として記載され
る。このため、フィルタ条件表501には、モジュール
ID欄505が更に設けられている。これは、付加情報
を構成する複数のモジュール(図3参照)から分離すべ
きモジュールを識別するためである。今、図5に示した
フィルタ条件表501がフィルタリング条件記憶部12
2に記憶されていると、TSデコーダ部123は、受信
部121から入力されたトランスポートストリームから
PID「1001」の映像データとPID「1002」
の音声データとを分離してAVデコーダ部124に出力
する。
【0027】また、TSデコーダ部123は、PID
「1003」、モジュールID「1」のモジュールを分
離して付加情報記憶部128に記憶させ、併せて、受信
制御部131にモジュールを分離した旨を通知する。受
信制御部131からフィルタ条件をモジュールID
「2」に更新するよう指示を受けると、フィルタリング
条件記憶部122のフィルタ条件表のモジュールID欄
を「2」に更新し、PID「1003」、モジュールI
D「2」の付加情報を分離して付加情報記憶部128に
追加記憶させる。同様にして、PID「1003」の付
加情報を全て付加情報記憶部128に記憶させる。
【0028】また、TSデコーダ部123は、入力され
たトランスポートストリームから番組情報を分離し(フ
ィルタ条件表でのフィルタ条件は省略)、番組情報記憶
部127に記憶させる。AVデコーダ部124は、MP
EG2規格に従って、TSデコーダ部123から入力さ
れた映像データと音声データとを同期を取りながら復号
し、映像データは表示部125に、音声データはスピー
カ126にそれぞれ出力する。なお、AVデコーダ部1
24における映像データと音声データとの詳しい復号方
法はMPEG2ビデオ、オーディオ規格等で一般的に知
られているので説明を省略する。
【0029】表示部125は、CRT等からなり、放送
番組の映像と付加情報の映像とをAVデコーダ部124
と受信制御部131との制御に従い表示する。スピーカ
126は、AVデコーダ部124の制御に従い音声を再
生する。番組情報記憶部127は、RAM等からなり、
TSデコーダ部123で分離された番組情報を記憶して
いる。例えば、図2に示した番組情報201を記憶して
いる。
【0030】付加情報記憶部128は、RAM等からな
り、TSデコーダ部123で分離された付加情報を記憶
している。例えば、図3に示した付加情報301の場合
には、モジュール302〜305を順次TSデコーダ部
123から書き込まれる。付加情報継続再生判定部12
9は、受信制御部131から通知されている現在受信中
の放送番組のFLAGの値が「0」か「1」であるかを
番組情報記憶部127に記憶されている番組情報201
を見て判断する。FLAG「0」は、現在放送中の放送
番組の放送時間が終了したとき、同時に受信している付
加情報の表示も終了することを示している。FLAG
「1」は、現在放送中の番組の放送時間が終了しても、
引き続き次の放送番組に重ねて現在受信している付加情
報の表示を続けることを示している。
【0031】FLAGの値が「0」のときには、受信制
御部131に付加情報の再生の停止を指示する。FLA
Gの値が「1」のときは、受信制御部131に付加情報
の再生の継続を指示する。信号受信部130は、利用者
からリモコン等を用いて、チャネル選択や表示する付加
情報のモジュールの切り替え指示等のリモコン信号を受
信して、受信制御部131に通知する。
【0032】受信制御部131は、信号受信部130か
らチャネル番号の通知を受けると、番組情報記憶部12
7に記憶されている番組情報201を検索し、現在時刻
に放送されている当該チャネルの放送番組の映像データ
と音声データと付加情報との各PIDをTSデコーダ部
に通知して、フィルタ条件の設定を指示する。この際、
付加情報が複数のモジュールから構成されているときに
はモジュールIDも併せて通知する。
【0033】受信制御部131は、先ず最初に表示すべ
きモジュールのモジュールID(番組情報201には図
示省略)をTSデコーダ部123に通知する。次に、T
Sデコーダ部123からモジュールを分離した旨の通知
を受けると、モジュールIDを順にTSデコーダ部12
3に通知し、フィルタ条件であるモジュールIDの更新
を指示する。
【0034】また、受信制御部131は、現在受信中の
放送番組(チャネル)を付加情報継続再生判定部129
に通知する。付加情報継続再生判定部129から付加情
報の再生の停止を指示されているときには、現在受信中
の放送番組の放送時間が終了したとき、次の放送番組と
付加情報とのPIDをTSデコーダ部123に通知し、
併せて現在付加情報記憶部128に記憶されている付加
情報の削除指示をする。
【0035】受信制御部131は、付加情報継続再生判
定部129から付加情報の継続再生を指示されていると
きには、現在受信中の放送番組の放送時間が終了したと
き、次の放送番組のPIDをTSデコーダ部123に通
知し、併せて、フィルタ条件から付加情報のフィルタ条
件を削除し、放送番組のPIDを更新するよう指示す
る。このようにすることによって、放送番組が次の放送
番組の受信に替わった後も、付加情報の継続再生が指示
されているときには、付加情報記憶部128には、前の
番組の付加情報がそのまま記憶されている。
【0036】受信制御部131は、信号受信部130か
らの付加情報の表示指示に従い、付加情報記憶部128
に記憶されている付加情報(モジュール)を読み出し、
表示部125に表示されている映像とともに表示させ
る。また、信号受信部130からモジュールの切り替え
指示を受けると、付加情報記憶部128に記憶されてい
る指示されたモジュールを読み出し、表示部125に表
示させる。
【0037】今、番組情報201が番組情報記憶部12
7に記憶されており、利用者のリモコンによりチャネル
「1」が選択されたとき、現在時刻が「7月2日14
時」のときには、放送番組205、例えば「料理番組」
の映像601が図6(a)に示すように表示部125に
表示される。この放送番組205の付加情報が図3に示
す付加情報301のときには、表示部125に付加情報
301の最初に表示すべきモジュール302が併せて表
示される。
【0038】付加情報301を構成するモジュール30
2〜305は、TSデコーダ部123によって分離さ
れ、付加情報記憶部128に記憶されている。利用者の
リモコン操作により目次中の「いかと菜の花の炒め物」
が選択指示されると、モジュール302に替えて、モジ
ュール303が表示部125に表示される。
【0039】放送番組205の「料理番組」の放送時間
が終了すると、即ち、「7月2日16時」になると、図
6(b)に示すように次の放送番組206の「野球中
継」の映像602が表示部125に表示される。受信制
御部131は、付加情報継続再生判定部129から放送
番組205のFLAGの値が「1」であるので付加情報
の継続再生を指示されているので、「野球中継」の映像
602とともに「料理番組」の付加情報(モジュール3
02)の表示を続ける。
【0040】これによって、利用者は、「料理番組」の
付加情報を「料理番組」の放送が終了した後も利用する
ことができる。なお、本実施の形態では、受信制御部1
31は、放送番組の映像701を図7(a)に示すよう
に表示部125に縮小表示し、空いた部分に付加情報7
02を表示させるようにしていたけれども、これに限る
必要はなく、図7(b)に示すように表示部125に表
示された放送番組の映像703に重ねて付加情報704
を表示させるようにしてもよい。
【0041】次に、本実施の形態の付加情報の表示動作
を図8に示すフローチャートを用いて説明する。番組情
報記憶部127に番組情報201が記憶されている。付
加情報継続再生判定部129は、受信制御部131から
放送中の放送番組を通知されると、番組情報記憶部12
7に記憶されている当該放送番組のFLAGの値を調べ
る(S802)。FLAGが「1」であるか否かを判定
する(S804)。FLAGの値が「1」のときは、受
信制御部131に付加情報の再生の継続を指示する。
【0042】受信制御部131は、現在放送中の放送番
組の放送時間が終了したとき、TSデコーダ部123に
付加情報のフィルタ条件を削除するよう指示し、次の放
送番組の映像とともに表示部125に放送時刻の終了し
た放送番組の付加情報の表示を継続させる(S80
6)。付加情報継続再生判定部129は、FLAGの値
が「1」でないとき、受信制御部131に付加情報の再
生の停止を指示する。
【0043】受信制御部131は、現在放送中の放送番
組の放送時間が終了したとき、再生中の付加情報の再生
を中止し、TSデコーダ部123に次の放送番組のフィ
ルタ条件である放送番組のPIDと付加情報のPIDと
を通知し、フィルタ条件の更新を指示し、前の放送番組
の付加情報の削除を指示する。新しい放送番組の付加情
報を付加情報記憶部128から読み出して表示部125
に表示された新しい放送番組の映像とともに表示させる
(S808)。
【0044】このように、放送番組が終了した後もその
放送番組の付加情報の再生を許容するFLAG「1」が
送信されているときには、付加情報の再生を継続して、
利用者の利便性を向上させることができる。なお、利用
者が付加情報の再生の継続を望まないときには、例え
ば、リモコンの特定ボタンの操作をし、信号受信部13
0がその操作信号を受信し、受信制御部131に付加情
報の再生停止を指示するようにしてもよい。これを受け
て、受信制御部131は、放送中の放送番組の付加情報
のフィルタ条件をTSデコーダ部123に通知し、前の
放送番組の付加情報の削除を指示する。
【0045】(変形例1)上記実施の形態では、放送番
組の放送時間が終了して新たな放送番組の放送開始後も
前の放送番組の付加情報の再生を継続するか否かを番組
情報201中のFLAGの値で判定したけれども、変形
例1として付加情報の再生を継続するか否かを付加情報
の内容を識別する識別子で判定する。
【0046】図9は、番組情報の一例を示す。番組情報
901の各番組には、付加情報の内容を識別するID
(識別子)が記載されている。例えば、チャネル1の7
月2日0時から10時までの放送番組902の付加情報
のIDは「11」であり、同10時から16時までの放
送番組903の付加情報のIDは「12」であり、同1
6時から24時までの放送番組904の付加情報のID
は「12」である。
【0047】このことから、放送番組903と放送番組
904との付加情報は、IDが共通であることから同一
内容の情報であることがわかる。デジタル放送送信装置
100は、このような番組情報901をトランスポート
ストリームに多重して送信する。デジタル放送受信装置
120は、この番組情報901を受信し、番組情報記憶
部127に記憶している。付加情報継続再生判定部12
9は、現在受信中の放送番組の付加情報のIDと次の放
送番組の付加情報のIDとが一致するか否かを判定す
る。一致するときには、受信制御部131に付加情報の
再生の継続を指示し、一致しないときは付加情報の再生
の停止を指示する。
【0048】受信制御部131は、付加情報の再生の継
続を指示されているときは、現在の放送番組の放送時間
が終了したときも継続して付加情報を表示部125に表
示させる。付加情報の再生の停止を指示されているとき
には、放送番組の放送時間の終了とともに付加情報の表
示を停止する。例えば、放送番組902のIDは「1
1」であり、放送番組903のIDは「12」であるの
で、放送番組902の放送時間の終了と同時に付加情報
の表示も終了する。
【0049】放送番組904のIDは「12」で、放送
番組903のIDと一致するので、放送番組903の放
送時間が終了しても、引き続き付加情報の表示が継続さ
れる。なお、本変形例の、付加情報は、例えば天気情報
の場合であり、上記実施の形態では、現在放送中の放送
番組の付加情報を付加情報記憶部128に記憶してお
き、次の放送番組の付加情報のフィルタ条件を設定しな
いで、付加情報を新たに分離しないようにしていたけれ
ども、本変形例では、次の放送番組の付加情報のフィル
タ条件を設定して、新しい付加情報を取得できるように
する。天気情報のような付加情報は、時間の経過ととも
にバージョンが更新されるからである。
【0050】次に、本変形例でのデジタル放送受信装置
の付加情報の表示の動作を図10のフローチャートを用
いて説明する。なお、付加情報にはバージョン番号が付
加されている。TSデコーダ部123は、新しい付加情
報を分離すると、付加情報記憶部128に記憶させる。
【0051】受信制御部131は、新しい付加情報のバ
ージョン番号を調べ(S1002)、現在再生中の付加
情報のバージョン番号と一致するか否かを判定する(S
1004)。一致するときは、新たに記憶させた付加情
報を削除して処理を終了する。一致しないときは、新し
い付加情報を再生(表示)し(S1006)、新しい付
加情報のバージョン番号を保存し(S1008)、処理
を終了する。
【0052】このようにすることで、常に新鮮な情報を
途切れることなく提供できる。なお、付加情報がバージ
ョンの更新される情報でないときは、上記実施の形態と
同様次の放送番組の付加情報のフィルタ条件は設定しな
い。 (変形例2)デジタル放送送信装置100において、放
送番組の放送時間の終了後も付加情報の再生を継続させ
ようとするとき、次の放送番組の付加情報と前の放送番
組の付加情報と同一のPIDを付与する。
【0053】図11は、番組情報の一例を示す。番組情
報1101では、チャネル1の放送番組1102の付加
情報は放送時間が終了して、放送番組1103の放送時
間が開始した後も再生が継続される。チャネル2の放送
番組1104では、放送番組1105のPID(3)と
放送番組1104のPID(3)とが異なるので放送時
間が終了すれば、付加情報の再生も終了する。
【0054】また、次の放送番組1106に付加情報が
ないので、放送番組1103の付加情報は、放送番組1
103の終了後も再生が継続される。このような番組情
報1101がデジタル放送受信装置120で分離され、
番組情報記憶部127に記憶されていると、付加情報継
続再生判定部129は、現在放送中の放送番組の付加情
報のPID(3)と次の放送番組の付加情報のPID
(3)とが一致するか否かを判定し、一致するときは、
受信制御部131に付加情報の再生の継続を指示する。
一致しないときには付加情報の再生の停止を指示する。
【0055】また、付加情報継続再生判定部129は、
次の放送番組に付加情報のPID(3)が記載されてい
ないときには、現在放送中の放送番組の付加情報の再生
の継続を受信制御部131に指示する。 (変形例3)図12は、番組情報の一例を示す。この番
組情報1201には、放送番組の付加情報の再生を放送
時間が終了した後も継続するか否かをFLAGの値と上
記変形例1のIDとで判定できるようにしている。
【0056】デジタル放送送信装置100は、この番組
情報1201をトランスポートストリームに多重して送
信する。デジタル放送受信装置120の番組情報記憶部
127はこの番組情報1201を記憶する。付加情報継
続再生判定部129は、現在放送中の放送番組のFLA
Gの値が「1」でかつIDが次の放送番組のIDと一致
すると判定したとき、放送番組が終了しても、付加情報
の再生を継続するよう受信制御部131に指示する。
【0057】したがって放送番組1202の付加情報
は、放送時間が終了して放送番組1203が開始した後
も再生が継続される。なお、上記実施の形態及び変形例
では、付加情報は、放送番組の映像データと音声データ
とともにトランスポートストリームに多重され送信され
たけれども、映像データまたは音声データのいずれかと
トランスポートストリームに多重されて送信されてもよ
い。
【0058】また、変形例3では、放送番組の終了時間
後の次の放送番組中に付加情報の再生を継続するか否か
の判定を実施の形態と変形例1とを組み合わせたけれど
も、実施の形態や他の変形例とを適宜組み合わせて判定
することもできる。また、上記実施の形態のデジタル放
送受信装置は、図1にその構成図を示したけれども、各
部の構成要素の機能をコンピュータに発揮させるプログ
ラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して
おくようにしてもよい。このようにすることによって、
付加情報の再生を放送時間の終了後も継続する機能のな
いデジタル放送受信装置でも、この記録媒体を適用し
て、本願のデジタル放送受信装置と同様の効果を発揮す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、放
送番組とともに該放送番組に併せて表示させる付加情報
を送信するデジタル放送送信装置であって、付加情報を
該放送番組と次の放送番組とに跨り表示させるか否かを
示す表示情報を、前記放送番組と付加情報とともにトラ
ンスポートストリームに多重して送信する送信手段を備
えることとしている。このような構成によって、このデ
ジタル放送送信装置から送信された放送番組を受信する
受信装置において、放送番組が終了した後も、途切れる
ことなく付加情報の表示をさせることができる。
【0060】また、本発明は、デジタル放送を受信して
放送番組に併せて付加情報を表示するデジタル放送受信
装置であって、放送番組と付加情報と該付加情報を当該
放送番組の次の放送番組に跨り表示するか否かを示す表
示情報とが多重化されたトランスポートストリームを受
信する受信手段と、受信されたトランスポートストリー
ムから放送番組と、付加情報と、表示情報とをそれぞれ
分離する分離手段と、分離された放送番組を再生する再
生手段と、分離された付加情報を記憶する付加情報記憶
手段と、分離された表示情報が次の放送番組に跨り表示
することを示しているとき、前記再生手段が当該放送番
組の再生を終了した後も、前記付加情報記憶手段に記憶
されている付加情報を表示する表示制御手段とを備える
こととしている。このような構成によって、再生中の放
送番組の放送終了時刻の後も付加情報を途切れることな
く表示することができる。
【0061】また、前記表示制御手段は、表示情報が次
の放送番組に跨り表示することを示しているか否かを判
定する判定部と、前記判定部が次の放送番組に跨り表示
すること示していると判断したとき、前記分離手段に次
の放送番組の付加情報を分離しないよう前記分離手段に
指示する指示部とを有することとしている。このような
構成によって、再生中の放送番組が終了して次の放送番
組を再生していても前の番組の付加情報を表示させるこ
とができる。
【0062】また、前記表示情報は、フラグの値で示さ
れ、前記表示情報には、放送番組の放送開始と放送終了
との時刻を含み、前記判定部は、フラグの値で判定し、
前記指示部は、再生中の放送番組の放送時間が終了した
とき指示することとしている。このような構成によっ
て、フラグの値で容易に付加情報の再生を次の放送番組
に跨り表示するか否かを判定でき、視聴者に付加情報が
途切れる不自然さを与えない。
【0063】また、前記表示情報は、付加情報の内容を
識別する識別子で示され、前記表示情報には、放送番組
の放送開始と放送終了との時刻を含み、前記判定部は、
現在再生中の放送番組の付加情報の識別子と次の放送番
組の付加情報の識別子とが同一か否かで判定し、前記指
示部は、再生中の放送番組の放送時刻が終了したとき指
示することとしている。このような構成によって、再生
中の放送番組の付加情報と次の放送番組との付加情報の
内容が同一のときには、再生中の放送番組の放送終了時
刻になっても付加情報の表示を途切れることなくできる
ので、視聴者に不自然さを与えない。
【0064】また、前記付加情報には、付加情報の更新
により付されるバージョン番号が付加されており、前記
表示情報は、付加情報の内容を識別する識別子で示さ
れ、前記表示情報には、放送番組の放送開始と放送終了
との時刻を含み、前記表示制御手段は、再生中の放送番
組と次の放送番組との付加情報の識別子が同一であるか
否かを判定する判定部と、同一と判定されたとき、前記
再生中の放送番組の放送終了の時刻の後、前記分離手段
で分離されたバージョン番号の最新の付加情報を表示す
る最新バージョン表示制御部とを有することとしてい
る。このような構成によって、再生中の放送番組の終了
時刻になっても付加情報の表示を途切れることなくで
き、かつ付加情報が更新されたときには最新の付加情報
を表示することができる。
【0065】また、デジタル放送を受信して放送番組に
併せて付加情報を表示するデジタル放送受信装置であっ
て、チャネルごとに放送番組の放送開始と放送終了との
時刻と放送番組と付加情報とを分離するためのそれぞれ
のPID(パケット識別子)とを記載した番組情報と、
放送番組と、付加情報とが多重されたトランスポートス
トリームを受信する受信手段と、受信されたトランスポ
ートストリームから放送番組と、付加情報と、番組情報
とをそれぞれ分離する分離手段と、分離された放送番組
を再生する再生手段と、分離された付加情報を記憶する
付加情報記憶手段と、分離された番組情報に記載された
再生中の放送番組の付加情報のPIDと次の放送番組の
付加情報のPIDとが同一のときに、前記再生手段が当
該放送番組の再生を終了した後も、前記付加情報記憶手
段に記憶されている付加情報を表示する表示制御手段と
を備えることとしている。このような構成によって、従
来の番組情報を利用して再生中の放送番組の放送終了後
も継続して付加情報の表示をすることができる。
【0066】また、デジタル放送を受信して放送番組に
併せて付加情報を表示するデジタル放送受信装置であっ
て、チャネルごとに放送番組の放送開始と放送終了との
時刻と放送番組と付加情報とを分離するためのそれぞれ
のPID(パケット識別子)とを記載した番組情報と、
放送番組と、付加情報とが多重されたトランスポートス
トリームを受信する受信手段と、受信されたトランスポ
ートストリームから放送番組と、付加情報と、番組情報
とをそれぞれ分離する分離手段と、分離された放送番組
を再生する再生手段と、分離された付加情報を記憶する
付加情報記憶手段と、前記番組情報に再生中の放送番組
の次の放送番組の付加情報の記載がないときは、前記再
生手段が当該放送番組の再生を終了した後も、前記付加
情報記憶手段に記憶されている付加情報を表示する表示
制御手段とを備えることとしている。このような構成に
よって、再生中の放送番組の次の放送番組に付加情報が
ないときには、前の放送番組の付加情報を続けて表示す
ることができる。
【0067】また、本発明は、放送番組とともに該放送
番組の付加情報を送信するデジタル放送送信装置とデジ
タル放送を受信して放送番組に併せて付加情報を表示す
るデジタル放送受信装置とからなるデジタル放送システ
ムであって、前記デジタル放送送信装置は、付加情報を
該放送番組と次の放送番組とに跨り表示させるか否かを
示す表示情報を、前記放送番組と付加情報とともにトラ
ンスポートストリームに多重して送信する送信手段を備
え、前記デジタル放送受信装置は、放送番組と付加情報
と該付加情報を当該放送番組の次の放送番組に跨り表示
するか否かを示す表示情報とが多重化されたトランスポ
ートストリームを受信する受信手段と、受信されたトラ
ンスポートストリームから放送番組と、付加情報と、表
示情報とをそれぞれ分離する分離手段と、分離された放
送番組を再生する再生手段と、分離された付加情報を記
憶する付加情報記憶手段と、分離された表示情報が次の
放送番組に跨り表示することを示しているとき、前記再
生手段が当該放送番組の再生を終了した後も、前記付加
情報記憶手段に記憶されている付加情報を表示する表示
制御手段とを備えることとしている。このような構成に
よって、放送番組の放送終了時刻になっても、必要な付
加情報は、次の放送番組に替わっても続けて表示するこ
とができる。
【0068】更に、本発明は、デジタル放送を受信して
放送番組に併せて付加情報を表示するデジタル放送受信
装置に適用するコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
あって、放送番組と付加情報と該付加情報を当該放送番
組の次の放送番組に跨り表示するか否かを示す表示情報
とが多重化されたトランスポートストリームを受信する
受信手段と、受信されたトランスポートストリームから
放送番組と、付加情報と、表示情報とをそれぞれ分離す
る分離手段と、分離された放送番組を再生する再生手段
と、分離された付加情報を記憶する付加情報記憶手段
と、分離された表示情報が次の放送番組に跨り表示する
ことを示しているとき、前記再生手段が当該放送番組の
再生を終了した後も、前記付加情報記手段に記憶されて
いる付加情報を表示する表示制御手段との各手段の機能
をコンピュータに発揮させるプログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体としている。このよう
な構成によって、付加情報の再生を放送番組の終了後に
継続して表示できない受信装置に適用して、必要な付加
情報は放送番組の終了後も表示できるようにすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタル放送送信装置とデジタル
放送受信装置とからなるデジタル放送システムの一実施
の形態の構成図である。
【図2】上記実施の形態のデジタル放送送信装置の番組
情報記憶部に記憶されている番組情報の一例を示す図で
ある。
【図3】上記実施の形態の付加情報送出部から送出され
る付加情報の一例を示す図である。
【図4】上記実施の形態のデジタル動作を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】上記実施の形態のフィルタリング条件記憶部1
22に記憶されているフィルタ条件の一例を示す図であ
る。
【図6】上記実施の形態の放送番組の放送時間の終了後
に付加情報の再生が継続していることを説明する図であ
る。
【図7】付加情報の表示形態の変形例を示す図である。
【図8】上記実施の形態のデジタル放送受信装置の付加
情報の再生継続を判定する動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】変形例1の番組情報の一例を示す図である。
【図10】上記変形例のデジタル放送受信装置の動作を
説明するフローチャートである。
【図11】変形例2の番組情報の一例を示す図である。
【図12】変形例3の番組情報の一例を示す図である。
【図13】従来の放送番組と付加情報との再生の一例を
説明するための図である。
【図14】従来の放送番組と付加情報との再生の一例を
説明するための図である。
【図15】従来の放送番組と付加情報との再生の一例を
説明するための図である。
【符号の説明】
100 デジタル放送送信装置 101 番組情報記憶部 102 番組情報入力部 103 番組情報送出部 104 付加情報送出部 105 映像送出部 106 音声送出部 107 多重化部 120 デジタル放送受信装置 121 受信部 122 フィルタリング条件記憶部 123 TSデコーダ部 124 AVデコーダ部 125 表示部 126 スピーカ 127 番組情報記憶部 128 付加情報記憶部 129 付加情報継続再生判定部 130 信号受信部 131 受信制御部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/081 (72)発明者 楠見 雄規 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 平位 純一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小澤 由佳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送番組とともに該放送番組に併せて表
    示させる付加情報を送信するデジタル放送送信装置であ
    って、 付加情報を該放送番組と次の放送番組とに跨り表示させ
    るか否かを示す表示情報を、前記放送番組と付加情報と
    ともにトランスポートストリームに多重して送信する送
    信手段を備えることを特徴とするデジタル放送送信装
    置。
  2. 【請求項2】 デジタル放送を受信して放送番組に併せ
    て付加情報を表示するデジタル放送受信装置であって、 放送番組と付加情報と該付加情報を当該放送番組の次の
    放送番組に跨り表示するか否かを示す表示情報とが多重
    化されたトランスポートストリームを受信する受信手段
    と、 受信されたトランスポートストリームから放送番組と、
    付加情報と、表示情報とをそれぞれ分離する分離手段
    と、 分離された放送番組を再生する再生手段と、 分離された付加情報を記憶する付加情報記憶手段と、 分離された表示情報が次の放送番組に跨り表示すること
    を示しているとき、前記再生手段が当該放送番組の再生
    を終了した後も、前記付加情報記憶手段に記憶されてい
    る付加情報を表示する表示制御手段とを備えることを特
    徴とするデジタル放送受信装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、 表示情報が次の放送番組に跨り表示することを示してい
    るか否かを判定する判定部と、 前記判定部が次の放送番組に跨り表示すること示してい
    ると判断したとき、前記分離手段に次の放送番組の付加
    情報を分離しないよう前記分離手段に指示する指示部と
    を有することを特徴とする請求項2記載のデジタル放送
    受信装置。
  4. 【請求項4】 前記表示情報は、フラグの値で示され、
    前記表示情報には、放送番組の放送開始と放送終了との
    時刻を含み、 前記判定部は、フラグの値で判定し、 前記指示部は、再生中の放送番組の放送時間が終了した
    とき指示することを特徴とする請求項3記載のデジタル
    放送受信装置。
  5. 【請求項5】 前記表示情報は、付加情報の内容を識別
    する識別子で示され、前記表示情報には、放送番組の放
    送開始と放送終了との時刻を含み、 前記判定部は、現在再生中の放送番組の付加情報の識別
    子と次の放送番組の付加情報の識別子とが同一か否かで
    判定し、 前記指示部は、再生中の放送番組の放送時刻が終了した
    とき指示することを特徴とする請求項3記載のデジタル
    放送受信装置。
  6. 【請求項6】 前記付加情報には、付加情報の更新によ
    り付されるバージョン番号が付加されており、 前記表示情報は、付加情報の内容を識別する識別子で示
    され、前記表示情報には、放送番組の放送開始と放送終
    了との時刻を含み、 前記表示制御手段は、 再生中の放送番組と次の放送番組との付加情報の識別子
    が同一であるか否かを判定する判定部と、 同一と判定されたとき、前記再生中の放送番組の放送終
    了の時刻の後、前記分離手段で分離されたバージョン番
    号の最新の付加情報を表示する最新バージョン表示制御
    部とを有することを特徴とする請求項2記載のデジタル
    放送受信装置。
  7. 【請求項7】 デジタル放送を受信して放送番組に併せ
    て付加情報を表示するデジタル放送受信装置であって、 チャネルごとに放送番組の放送開始と放送終了との時刻
    と放送番組と付加情報とを分離するためのそれぞれのP
    ID(パケット識別子)とを記載した番組情報と、放送
    番組と、付加情報とが多重されたトランスポートストリ
    ームを受信する受信手段と、 受信されたトランスポートストリームから放送番組と、
    付加情報と、番組情報とをそれぞれ分離する分離手段
    と、 分離された放送番組を再生する再生手段と、 分離された付加情報を記憶する付加情報記憶手段と、 分離された番組情報に記載された再生中の放送番組の付
    加情報のPIDと次の放送番組の付加情報のPIDとが
    同一のときに、前記再生手段が当該放送番組の再生を終
    了した後も、前記付加情報記憶手段に記憶されている付
    加情報を表示する表示制御手段とを備えることを特徴と
    するデジタル放送受信装置。
  8. 【請求項8】 デジタル放送を受信して放送番組に併せ
    て付加情報を表示するデジタル放送受信装置であって、 チャネルごとに放送番組の放送開始と放送終了との時刻
    と放送番組と付加情報とを分離するためのそれぞれのP
    ID(パケット識別子)とを記載した番組情報と、放送
    番組と、付加情報とが多重されたトランスポートストリ
    ームを受信する受信手段と、 受信されたトランスポートストリームから放送番組と、
    付加情報と、番組情報とをそれぞれ分離する分離手段
    と、 分離された放送番組を再生する再生手段と、 分離された付加情報を記憶する付加情報記憶手段と、 前記番組情報に再生中の放送番組の次の放送番組の付加
    情報の記載がないときは、前記再生手段が当該放送番組
    の再生を終了した後も、前記付加情報記憶手段に記憶さ
    れている付加情報を表示する表示制御手段とを備えるこ
    とを特徴とするデジタル放送受信装置。
  9. 【請求項9】 放送番組とともに該放送番組の付加情報
    を送信するデジタル放送送信装置とデジタル放送を受信
    して放送番組に併せて付加情報を表示するデジタル放送
    受信装置とからなるデジタル放送システムであって、 前記デジタル放送送信装置は、 付加情報を該放送番組と次の放送番組とに跨り表示させ
    るか否かを示す表示情報を、前記放送番組と付加情報と
    ともにトランスポートストリームに多重して送信する送
    信手段を備え、 前記デジタル放送受信装置は、 放送番組と付加情報と該付加情報を当該放送番組の次の
    放送番組に跨り表示するか否かを示す表示情報とが多重
    化されたトランスポートストリームを受信する受信手段
    と、 受信されたトランスポートストリームから放送番組と、
    付加情報と、表示情報とをそれぞれ分離する分離手段
    と、 分離された放送番組を再生する再生手段と、 分離された付加情報を記憶する付加情報記憶手段と、 分離された表示情報が次の放送番組に跨り表示すること
    を示しているとき、前記再生手段が当該放送番組の再生
    を終了した後も、前記付加情報記憶手段に記憶されてい
    る付加情報を表示する表示制御手段とを備えることを特
    徴とするデジタル放送システム。
  10. 【請求項10】 デジタル放送を受信して放送番組に併
    せて付加情報を表示するデジタル放送受信装置に適用す
    るコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 放送番組と付加情報と該付加情報を当該放送番組の次の
    放送番組に跨り表示するか否かを示す表示情報とが多重
    化されたトランスポートストリームを受信する受信手段
    と、 受信されたトランスポートストリームから放送番組と、
    付加情報と、表示情報とをそれぞれ分離する分離手段
    と、 分離された放送番組を再生する再生手段と、 分離された付加情報を記憶する付加情報記憶手段と、 分離された表示情報が次の放送番組に跨り表示すること
    を示しているとき、前記再生手段が当該放送番組の再生
    を終了した後も、前記付加情報記手段に記憶されている
    付加情報を表示する表示制御手段との各手段の機能をコ
    ンピュータに発揮させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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