JP2001056949A - 記録媒体駆動装置及びチルト検出方法 - Google Patents

記録媒体駆動装置及びチルト検出方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のセンサを設けることなくチルト量を検
出する。 【解決手段】 光ディスク再生装置10は、光ディスク
に記録されているディジタルデータを読み出す光学ピッ
クアップ11と、帯域通過フィルタ14により通過され
たウォブル成分信号の振幅を検出する振幅検出回路18
と、チルト量の検出を行うチルト検出、目標値設定及び
ドライブ信号生成回路23とを備える。光ディスク再生
装置10は、記録エリアの一方の側壁が所定周期でウォ
ブリングされている光ディスクに対して光学ピックアッ
プ11によりレーザ光を照射し、振幅検出回路18によ
りレーザ光がウォブリング部分よりも光ディスクの内周
側及び外周側に位置した場合の戻り光に基づく各ウォブ
ル成分信号の振幅を検出し、チルト検出、目標値設定及
びドライブ信号生成回路23により各ウォブル成分信号
の振幅の差分値をチルト指示値として求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円盤状記録媒体を
回転駆動して円盤状記録媒体に対してディジタルデータ
の記録及び/又は再生を行う記録媒体駆動装置及び円盤
状記録媒体を回転駆動する際に生じるチルト量を検出す
るチルト検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばディジタルデータを光学的に記録
した記録媒体として、いわゆるCD(Compact Disc)や
DVD(Digital Versatile Disc 又は Digital Video
Disc)等の光ディスクが広く知られている。
【0003】このような光ディスクに対してディジタル
データの記録及び/又は再生を行う光ディスクドライブ
装置は、回転駆動させた光ディスクに対して、光学ピッ
クアップによりレーザ光を集光した微小スポットを所望
の位置に照射し、ディジタルデータを記録及び/又は再
生する。この際、光学ピックアップは、光ディスクに安
定してディジタルデータを記録したり、光ディスクに記
録されたディジタルデータを忠実に再生するために、光
ディスクの盤面上に設けられたトラックにレーザ光を追
従させて動作する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した光
ディスクにおいては、使用及び/又は保存時の温度や湿
度といった環境の影響や取り扱い状態による当該光ディ
スクの反りや光ディスクドライブ装置における光学ピッ
クアップの傾きに起因して、ラジアルチルトが発生する
ことがある。このチルトは、再生光学スポットに収差を
もたらすことから、再生信号の歪みやMTF(Modulati
on Transfer Function)の低下、記録パワー効率の低下
を引き起こすことが知られている。
【0005】また近年では、光ディスクの高密度化のた
め、光ディスクドライブ装置においては、光学ピックア
ップにおける対物レンズの開口数(Numerical Apertur
e;NA)を増大させる傾向がみられ、例えば、CDの
場合にはNAの値が0.45、DVDの場合にはNAの
値が0.60といった対物レンズを使用している。これ
にともない光ディスクは、その基板厚の薄型化が図られ
ている。そのため、光ディスクは、反りが生じやすくな
っている上に、NAが大きいことから、収差の角度依存
性も大きくなってきているのが現状である。
【0006】これに対して、光ディスクドライブ装置に
おいては、チルトを補償するために、専用のセンサを設
けてチルト量を検出し、その検出信号に基づいて光学ピ
ックアップにおける対物レンズやアクチュエータ等を傾
ける方式のものが実用化されている。
【0007】しかしながら、従来の光ディスクドライブ
装置は、光ディスクが小径であった場合には、チルト量
を検出するためのセンサを設置する場所は十分に確保で
きず、チルト量を検出することは困難であった。
【0008】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、従来の光ディスクドライブ装置における
チルト検出方式の問題を解決し、光学ピックアップで得
た信号からチルト量を検出する記録媒体駆動装置及びチ
ルト検出方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明にかかる記録媒体駆動装置は、記録データが記録
される記録領域の両側壁の一方の側壁に、記録データと
区別可能な信号情報が記録される円盤状記録媒体を回転
駆動し、円盤状記録媒体に対して、ディジタルデータの
記録及び/又は再生を行う記録媒体駆動装置であって、
円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するとともに、
円盤状記録媒体の表面で反射回折された戻り光を受光す
る光学ピックアップ手段と、信号情報が記録された側壁
である信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の振
幅を検出する振幅検出手段と、この振幅検出手段により
検出された信号の振幅に基づいてチルト量を検出するチ
ルト検出手段とを備えることを特徴としている。
【0010】このような本発明にかかる記録媒体駆動装
置は、円盤状記録媒体における信号情報記録側壁からの
戻り光に基づいて、チルト量を検出する。
【0011】また、上述した目的を達成する本発明にか
かるチルト検出方法は、記録データが記録される記録領
域の両側壁の一方の側壁に、記録データと区別可能な信
号情報が記録される円盤状記録媒体に対してレーザ光を
照射するとともに、円盤状記録媒体の表面で反射回折さ
れた戻り光を受光し、信号情報が記録された側壁である
信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の振幅を検
出し、検出した信号の振幅に基づいてチルト量を検出す
ることを特徴としている。
【0012】このような本発明にかかるチルト検出方法
は、円盤状記録媒体における信号情報記録側壁からの戻
り光に基づいて、チルト量を検出する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した具体的な
実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明す
る。
【0014】この実施の形態は、本発明にかかる記録媒
体駆動装置を、例えばCD(Compact Disc)やDVD
(Digital Versatile Disc 又は Digital Video Dis
c)、MD(Mini Disk、ソニー社商品名)等のディジタ
ルデータが記録された円盤状記録媒体である光ディスク
からディジタルデータを再生する光ディスク再生装置に
適用したものである。ここではまず、この光ディスク再
生装置によるチルト検出方法に関する原理について説明
する。
【0015】本発明を適用して好適な光ディスクは、図
1及び図2に示すように、記録エリアに対して片側にウ
ォブルが存在する案内溝であるグルーブを有するもので
ある。すなわち、図1に示す光ディスクは、例えばFM
変調(Frequency Modulation)された信号情報であるア
ドレス情報が付与されてウォブリングされた信号情報記
録側壁Wを片側に有するグルーブ部Gと、ランド部Lと
を交互に設け、これらのグルーブ部G及びランド部L
が、それぞれ、トラックTn-1,Tn,Tn+1,Tn+2,・
・・を形成して記録エリアとされたランド/グルーブ基
板である。また、図2に示す光ディスクは、いわゆるM
D−data2フォーマットに準拠したものであって、
ウォブルを有さない無変調案内溝であるストレートグル
ーブ部(straight groove)SGと、ダブルスパイラル
と称され、例えば標準線速度に対して約80kHzでF
M変調されたアドレス情報が付与されてウォブリングさ
れた信号情報記録側壁Wを両側に有する変調案内溝であ
るウォブルグルーブ部(wobbled groove)WGとを交互
に設け、ウォブルグルーブ部WGに付与された個々のア
ドレス情報が2つのトラックTA,TBに対応する形態で
ある間欠ウォブル基板である。なお、以下の説明では、
図2に示す間欠ウォブル基板の光ディスクを用いて説明
する。また、以下の説明では、図3に示すように、ウォ
ブルグルーブ部WGが、図示しない光学ピックアップか
らのレーザ光よりも光ディスクの内周側にある場合にお
けるビームスポットをスポットSAとし、光ディスクの
外周側にある場合におけるビームスポットをスポットS
Bとする。これらのビームスポットは、いずれも、その
強度分布がガウシアン分布を呈するガウスビームであ
る。また、以下の説明では、スポットSAが照射してい
るトラックをトラックTAとし、スポットSBが照射して
いるトラックをトラックTBとする。
【0016】光ディスクに照射されるスポットSAは、
チルトによる影響を受けずに正常に照射された場合に
は、図4中実線部INAに示すように、その強度分布が両
側に位置するウォブルグルーブ部WG及びストレートグ
ルーブ部SGに対して対称となる。したがって、ディス
ク表面で反射回折された戻り光は、両側に位置するウォ
ブルグルーブ部WG及びストレートグルーブ部SGに対
して対称となる。
【0017】一方、チルトによる影響を受け収差により
歪むことに起因して、ウォブルグルーブ部WGの方向へ
傾いた状態で光ディスクに照射されたスポットSAは、
図4中破線部ITAに示すように、その強度分布が両側に
位置するウォブルグルーブ部WG及びストレートグルー
ブ部SGに対して非対称となり、ウォブルグルーブ部W
Gに照射されるレーザ光の強度が、正常に照射された場
合よりも低くなり、ストレートグルーブ部SGに照射さ
れるレーザ光の強度が、正常に照射された場合よりも高
くなる。したがって、ディスク表面で反射回折された戻
り光は、両側に位置するウォブルグルーブ部WG及びス
トレートグルーブ部SGに対して非対称となり、両側に
位置するウォブルグルーブ部WG及びストレートグルー
ブ部SGからの戻り光の強度もそれぞれ異なるものとな
る。
【0018】さらに、チルトによる影響を受け、ストレ
ートグルーブ部SGの方向へ傾いた状態で光ディスクに
照射されたスポットSBは、図示しないが、その強度分
布が両側に位置するウォブルグルーブ部WG及びストレ
ートグルーブ部SGに対して非対称となり、ウォブルグ
ルーブ部WGに照射されるレーザ光の強度が、正常に照
射された場合よりも高くなり、ストレートグルーブ部S
Gに照射されるレーザ光の強度が、正常に照射された場
合よりも低くなる。したがって、ディスク表面で反射回
折された戻り光は、両側に位置するウォブルグルーブ部
WG及びストレートグルーブ部SGに対して非対称とな
り、両側に位置するウォブルグルーブ部WG及びストレ
ートグルーブ部SGからの戻り光の強度もそれぞれ異な
るものとなる。
【0019】実際にチルト量を変化させながら光ディス
クにレーザ光を照射した場合におけるウォブルグルーブ
部WGからの戻り光に基づく信号の特性を図5に示す。
チルト量に対するスポットSAによるウォブルグルーブ
部WGからの戻り光に基づく信号(ウォブル成分信号S
IGA)の振幅の変化をプロットした曲線を曲線CA
し、チルト量に対するスポットSBによるウォブルグル
ーブ部WGからの戻り光に基づく信号(ウォブル成分信
号SIGB)の振幅の変化をプロットした曲線を曲線CB
とすると、同図に示すように、ウォブル成分信号SIG
Aの振幅と、ウォブル成分信号SIGBの振幅は、とも
に、チルト量に依存し、チルト量が“0゜”である場合
を中心として対称となる傾向がみられる。そして、これ
らのウォブル成分信号SIGAと、ウォブル成分信号S
IGBとの差分で表される信号をチルト検出信号SIGT
とすると、曲線CTで表されるように、チルト量が“0
゜”である場合を中心として“約−0.7゜〜約+0.
7゜”の範囲で線形性のある特性を得ることができる。
【0020】本発明の実施の形態として図6に示す光デ
ィスク再生装置10は、このような特性を利用してチル
ト量を検出し、補償するものである。
【0021】光ディスク再生装置10は、同図に示すよ
うに、図示しない光ディスクに記録されているディジタ
ルデータを読み出す光学ピックアップ手段である光学ピ
ックアップ11と、この光学ピックアップ11から出力
された信号を電流−電圧変換(IV変換)するIV変換
回路12と、光学ピックアップ11を光ディスクとの距
離が一定に保つようにトラッキングさせたり、図示しな
いスピンドルモータの回転駆動動作を制御するサーボ回
路13と、所望の周波数成分の信号を通過する帯域通過
フィルタ(Band Pass Filter;BPF)14と、光学ピ
ックアップ11が有するセンサである位置検知部(Posi
tion Sensing Detector;PSD)27からの検知信号
に基づいて、光ディスク上のトラックに対する対物レン
ズ25の位置を検出する位置検出手段であるPSD出力
検出回路15と、このPSD出力検出回路15からの検
出信号に基づいてゲートパルスを発生するゲートパルス
発生手段であるゲートパルス回路16と、このゲートパ
ルス回路16から発生されたゲートパルスに基づいて開
閉するスイッチ手段であるスイッチ17と、帯域通過フ
ィルタ14により通過されたウォブル成分信号の振幅を
検出する振幅検出手段である振幅検出回路18と、帯域
通過フィルタ14により通過されたウォブル成分信号が
トラックTAからの戻り光によるものであるかトラック
Bからの戻り光によるものかを判別するトラック判別
回路19と、帯域通過フィルタ14により通過されたウ
ォブル成分信号から光ディスクに記録されているアドレ
スを抽出して検出するアドレス検出回路20と、IV変
換回路12から入力したRF信号に対して波形等化処理
を施す波形等化手段であるイコライザ21と、イコライ
ザ21から入力した信号からデータを抽出してデータ検
出能力を判別するデータ判別手段であるデータ判別回路
22と、チルト量の検出等を行うチルト検出手段である
チルト検出、目標値設定及びドライブ信号生成回路23
と、チルトの補償のために光学ピックアップ11のアク
チュエータ26を駆動させるための制御を行うチルトド
ライブ回路24とを備える。
【0022】光学ピックアップ11は、レーザダイオー
ド28からのレーザ光を集光する対物レンズ25と、電
磁力により対物レンズ25を駆動するアクチュエータ2
6と、光ディスク上のトラックに対する対物レンズ25
の位置を検知する位置検知部27と、レーザ光を発光す
るレーザダイオード(Laser Diode;LD)28と、こ
のレーザダイオード28から発光されたレーザ光を透過
し且つ光ディスク表面で反射回折された戻り光を内部反
射するプリズム29と、光ディスク表面で反射回折され
てプリズム29により入射された戻り光を受光するフォ
トダイオード(Photo Diode;PD)30とを有する。
【0023】対物レンズ25は、レーザダイオード28
からのレーザ光を集光して図示しない光ディスクに照射
する。
【0024】アクチュエータ26は、コイルやマグネッ
ト等を有し、対物レンズ25を図示しない光ディスク上
の所望の位置にトラッキングさせるために、電磁力によ
り対物レンズ25をトラッキング駆動する。
【0025】位置検知部27は、アクチュエータ26に
付設され、光ディスク上のトラックに対する対物レンズ
25の位置を検知するためのセンサである。位置検知部
27は、検知信号を後述するPSD出力検出回路15に
出力する。
【0026】レーザダイオード28は、例えば半導体レ
ーザからなる発光部を有し、レーザ光を発光する。レー
ザダイオード28から発光されたレーザ光は、プリズム
29に入射される。
【0027】プリズム29は、レーザダイオード28か
ら発光されたレーザ光を入射して透過し、対物レンズ2
5へと出射するとともに、光ディスク表面で反射回折さ
れた戻り光を入射して内部反射し、フォトダイオード3
0に出射する。
【0028】フォトダイオード30は、フォトディテク
タや光電変換部を有し、光ディスク表面で反射回折され
てプリズム29により入射された戻り光を受光し、電気
信号に変換し、後段のIV変換回路12へ出力する。
【0029】このような光学ピックアップ11は、レー
ザダイオード28から出射されたレーザ光を図示しない
光ディスクに照射し、光ディスク表面で反射回折された
戻り光を受光することによって、光ディスク表面のトラ
ックに記録されているディジタルデータを読み出す。ま
た、光学ピックアップ11は、図7に示すように、実際
には、メインビームスポットとなるスポットSA(スポ
ットSB)の他に、2つのサブビームスポットSS1,S
2を図示しない光ディスクに照射し、光ディスク表面
で反射回折された戻り光を受光するための光学系を有す
る。これらのサブビームスポットSS1,SS2は、それ
ぞれ、メインビームスポットの位置に応じて、ストレー
トグルーブ部SG又はウォブルグルーブ部WG上に照射
される。これらのサブビームスポットSS1,SS2が光
ディスク表面で反射回折された戻り光は、トラック判別
回路19によるメインビームスポットのトラック判別に
用いられる。
【0030】IV変換回路12は、フォトダイオード3
0から出力された信号を電流−電圧変換する。IV変換
回路12は、変換して得た信号を後段のサーボ回路13
及び帯域通過フィルタ14に出力する。また、IV変換
回路12は、変換して得たRF(Radio Frequency)信
号を後段のイコライザ21に出力する。
【0031】サーボ回路13は、IV変換回路12から
供給された信号に基づいて、光学ピックアップ11を光
ディスクとの距離が一定に保つようにフォーカス駆動さ
せたり、図示しないスピンドルモータの回転駆動動作を
制御する。
【0032】帯域通過フィルタ14は、IV変換回路1
2から供給された信号のうち、ウォブルグルーブ部WG
からのウォブル成分信号を取り出すために、RF信号成
分やその他のノイズ成分等を遮断し、所望の周波数成分
の信号を通過する。この帯域通過フィルタ14により通
過されたウォブル成分信号は、後段のスイッチ17、ト
ラック判別回路19及びアドレス検出回路20に供給さ
れる。
【0033】PSD出力検出回路15は、位置検知部2
7から供給される検知信号に基づいて、光ディスク上の
トラックに対する対物レンズ25の位置を検出する。P
SD出力検出回路15は、対物レンズ25の位置を検出
した結果を示す検出信号を後段のゲートパルス回路16
に出力する。
【0034】ゲートパルス回路16は、PSD出力検出
回路15からの検出信号に基づいて、ゲートパルスを発
生する。具体的には、ゲートパルス回路16は、PSD
出力検出回路15からの検出信号に基づいて、対物レン
ズ25が光ディスク上のトラックの中央(ゼロ点)近傍
に位置したものと判別した場合に、ゲートパルスを発生
し、後段のスイッチ17を閉じさせ、対物レンズ25が
光ディスク上のトラックの中央近傍から外れた位置にあ
るものと判別した場合に、後段のスイッチ17を開かせ
る。
【0035】スイッチ17は、上述したように、ゲート
パルス回路16から発生されたゲートパルスに基づいて
開閉し、帯域通過フィルタ14と後段の振幅検出回路1
8とを連結又は遮断する。
【0036】振幅検出回路18は、帯域通過フィルタ1
4により通過されたウォブル成分信号の振幅を検出す
る。振幅検出回路18は、検出した振幅を示す振幅検出
信号を後段のチルト検出、目標値設定及びドライブ信号
生成回路23に供給する。
【0037】トラック判別回路19は、帯域通過フィル
タ14により通過されたウォブル成分信号が、上述した
スポットSAのようにトラックTAからの戻り光によるも
のであるか、スポットSBのようにトラックTBからの戻
り光によるものかを判別する。
【0038】トラック判別回路19は、具体的には、以
下のようにしてメインビームスポットのトラック判別を
行う。例えば、メインビームスポットであるスポットS
Aが先に図7に示したように照射されているものとする
と、サブビームスポットSS2による戻り光に基づく信
号は、FM変調されたアドレス情報が付与されてウォブ
リングされた信号情報記録側壁Wによる影響のため、所
定の周波数を有する。したがって、この信号を帯域通過
フィルタ14によりフィルタリングして得られる信号
は、所定の振幅値を有するものとなる。一方、サブビー
ムスポットSS1による戻り光に基づく信号は、直流成
分のみを含むものであることから、この信号を帯域通過
フィルタ14によりフィルタリングして得られる信号の
振幅値は、ほぼ“0”となる。したがって、トラック判
別回路19は、サブビームスポットSS1,SS2のそれ
ぞれによる戻り光に基づく信号を帯域通過フィルタ14
によりフィルタリングして得られる信号を比較すること
によって、メインビームスポットがスポットSAである
かスポットSBであるかを判別することができる。
【0039】トラック判別回路19は、トラックを判別
した結果を示すトラック判別信号を後段のチルト検出、
目標値設定及びドライブ信号生成回路23に供給する。
【0040】アドレス検出回路20は、帯域通過フィル
タ14により通過されたウォブル成分信号から光ディス
クに記録されているアドレスを抽出して検出する。
【0041】イコライザ21は、IV変換回路12から
RF信号を入力し、例えばRF信号のジッタエラーの修
正等のための波形等化処理を行う。このイコライザ21
は、後述するチルト検出、目標値設定及びドライブ信号
生成回路23から供給されるチルトエラー信号に基づい
てゲインを調整し、MTF(Modulation Transfer Func
tion)の低下を補償する。イコライザ21は、波形等化
処理を施した信号を後段のデータ判別回路22に出力す
る。
【0042】データ判別回路22は、イコライザ21か
ら入力した信号からデータを抽出し、例えばジッタエラ
ー等のデータ検出能力を判別する。データ判別回路22
は、データ検出能力を判別した結果を示すデータ判別信
号を後段のチルト検出、目標値設定及びドライブ信号生
成回路23に供給する。
【0043】チルト検出、目標値設定及びドライブ信号
生成回路23は、振幅検出回路18から供給されるウォ
ブル成分信号の振幅検出信号と、トラック判別回路19
から供給されるトラック判別信号と、データ判別回路2
2から供給されるデータ判別信号とに基づいて、チルト
量を検出する。また、チルト検出、目標値設定及びドラ
イブ信号生成回路23は、検出したチルト量を示すチル
ト指示値に対して補償するための目標値を設定する。さ
らに、チルト検出、目標値設定及びドライブ信号生成回
路23は、チルト指示値と目標値との差分値で表される
チルトエラー信号に基づいてチルトを補償するために、
後述するチルトドライブ回路24を駆動するためのドラ
イブ信号を生成する。チルト検出、目標値設定及びドラ
イブ信号生成回路23は、検出したチルトエラー信号を
イコライザ21に供給するとともに、生成したドライブ
信号を後段のチルトドライブ回路24に供給する。
【0044】チルトドライブ回路24は、チルト検出、
目標値設定及びドライブ信号生成回路23から供給され
たドライブ信号に基づいて制御信号を発生し、チルトを
補償する方向へ光学ピックアップ11のアクチュエータ
26を駆動させる。
【0045】このような光ディスク再生装置10は、上
述したスポットSAのようにトラックTAにレーザ光が照
射された場合におけるウォブル成分信号SIGAと、ス
ポットSBのようにトラックTBにレーザ光が照射された
場合におけるウォブル成分信号SIGBとをサンプリン
グし、チルト検出、目標値設定及びドライブ信号生成回
路23によって、トラックTAにレーザ光が照射された
場合におけるウォブル成分信号SIGAと、トラックTB
にレーザ光が照射された場合におけるウォブル成分信号
SIGBとの差分値で表されるチルト指示値を求め、こ
のチルト指示値を設定された目標値に近づけるように光
学ピックアップ11を制御して駆動する。
【0046】ここで、光ディスク再生装置10において
は、目標値として、予め任意に設定された値又は光ディ
スクの制御情報記録領域であるコントロールトラックに
記録された値を用いてもよいが、光ディスク再生装置1
0は、光ディスクのローディング時の初期動作として、
以下のような方法により目標値を設定することもでき
る。
【0047】光ディスク再生装置10は、光ディスクの
ローディング時に、チルト検出、目標値設定及びドライ
ブ信号生成回路23により生成したドライブ信号をチル
トドライブ回路24に供給し、チルトドライブ回路24
の制御のもとに、光学ピックアップ11のアクチュエー
タ26をチルト量を変化させながら駆動させる。そし
て、光ディスク再生装置10は、チルト検出、目標値設
定及びドライブ信号生成回路23によって、チルト量の
変化に応じたチルト指示値を求めるとともに、求めたチ
ルト指示値と、データ判別回路22から供給されるデー
タ判別信号に基づいたデータ検出エラーとの相関を測定
し、データ検出エラーが最小となるチルト指示値を目標
値として設定する。
【0048】このようにして、光ディスク再生装置10
は、チルト指示値とデータ検出エラーとの相関に基づい
て最適な目標値を設定することができる。
【0049】また、光ディスク再生装置10は、トラッ
クTAにレーザ光が照射された場合におけるウォブル成
分信号SIGAと、トラックTBにレーザ光が照射された
場合におけるウォブル成分信号SIGBとをサンプリン
グする際に、以下のような方法によりサンプリングする
ことによって、チルト指示値の精度を向上させることも
できる。この方法について図8を参照して説明する。
【0050】一般に、光ディスク表面で反射回折された
戻り光は、光学ピックアップ11の駆動にともないフォ
トダイオード30上で移動するため、ウォブル成分信号
も光学ピックアップ11の駆動にともない変化する。し
たがって、チルト検出、目標値設定及びドライブ信号生
成回路23により求められるチルト指示値は、チルトそ
のものの影響のみならず、光学ピックアップ11の駆動
にともない変化する。そこで、光ディスク再生装置10
は、光学ピックアップ11が光ディスク上で駆動する範
囲のうち、ウォブル成分信号の振幅が大きく且つノイズ
等の影響が少なく鮮明であり、駆動による対物レンズ2
5のぶれが少ない光ディスク上のトラックの中央(ゼロ
点)近傍におけるウォブル成分信号をサンプリングす
る。
【0051】まず、光ディスク再生装置10は、光学ピ
ックアップ11を光ディスク上で駆動させる際に、PS
D出力検出回路15によって、光ディスク上のトラック
に対する対物レンズ25の位置を検出する。
【0052】続いて、光ディスク再生装置10は、対物
レンズ25が光ディスク上のトラックの中央(ゼロ点)
近傍に位置する範囲をスレッショルドレベルとして予め
設定しておき、このスレッショルドレベルの範囲内に対
物レンズ25が位置した時に、ゲートパルス回路16に
よって、スイッチ17を閉じさせるゲートパルスを発生
する。
【0053】そして、光ディスク再生装置10は、振幅
検出回路18によって、スイッチ17がこのように制御
されて閉じることにより入力されたウォブル成分信号の
振幅を検出し、トラック判別回路19を介してチルト検
出、目標値設定及びドライブ信号生成回路23に各情報
を供給する。
【0054】光ディスク再生装置10は、このような処
理を、トラックTAにレーザ光が照射された場合におけ
るウォブル成分信号SIGAと、トラックTBにレーザ光
が照射された場合におけるウォブル成分信号SIGB
について行い、これらのウォブル成分信号SIGA及び
ウォブル成分信号SIGBに関する情報をチルト検出、
目標値設定及びドライブ信号生成回路23に供給する。
なお、トラックTAにレーザ光が照射された場合におけ
るウォブル成分信号SIGAと、トラックTBにレーザ光
が照射された場合におけるウォブル成分信号SIGB
の判別は、トラック判別回路19により行われることは
上述した通りである。
【0055】このようにして、光ディスク再生装置10
は、高精度のチルト検出、補償を行うことができる。
【0056】さて、チルト量を変化させながら光ディス
クにレーザ光を照射した場合におけるウォブルグルーブ
部WGからの戻り光に基づく信号の特性は、先に図5に
示したようになるが、実際には、曲線CAと曲線CBとの
交点にオフセットが生じ、チルト量が“0゜”である点
と異なる結果となる場合がある。すなわち、ウォブル成
分信号SIGAの振幅と、ウォブル成分信号SIGBの振
幅とが、ともに、チルト量が“0゜”である場合を中心
として対称とならず、その結果、チルト検出信号SIG
Tもチルト量が“0゜”である場合を中心として対称と
ならない場合が生じる。
【0057】このようなアンバランス現象が生じる主な
原因は、光ディスクのマスタを製造する際のカッティン
グ工程に起因するものが挙げられる。
【0058】まず、第1の原因としては、カッティング
用のレーザ光の送り誤差に起因するものがある。カッテ
ィング工程においては、一般に、ストレートグルーブ部
SGを形成するためのレーザ光と、ウォブルグルーブ部
WGを形成するためのレーザ光とを、光ディスクのマス
タ上で並行動作させ、カッティングを行う。第1の原因
は、このような動作に起因するものであり、図9に示す
ように、ストレートグルーブ部SGを形成するためのレ
ーザ光を次のストレートグルーブ部SGを形成する位置
に移動させた場合、或いは、ウォブルグルーブ部WGを
形成するためのレーザ光を次のウォブルグルーブ部WG
を形成する位置に移動させた場合、本来であれば、ビー
ム送り幅Tmは、ストレートグルーブ部SGを形成する
ためのレーザ光とウォブルグルーブ部WGを形成するた
めのレーザ光との間隔であるビーム間隔Tpを用いて、 Tm=Tp×2 と表されるべきであるが、ビームの送り誤差の影響によ
って、 Tm≠Tp×2=Tp×2±Δ となることに起因するものである。この場合、再生用の
レーザ光をトラックTAから次のトラックTAに移動させ
た場合、或いは、トラックTBから次のトラックTBに移
動させた場合、レーザ光は、トラックの中央位置からず
れた位置に移動することになる。
【0059】また、第2の原因としては、カッティング
工程におけるウォブルグルーブ部WGを形成するための
レーザ光の変調度誤差に起因するものがある。カッティ
ング工程においては、一般に、ウォブルグルーブ部WG
を形成するためのレーザ光を、光ディスクのマスタ上で
径方向に微動させてウォブルグルーブ部WGを形成す
る。第2の原因は、このような動作に起因するものであ
り、同図に示すように、ストレートグルーブ部SGのグ
ルーブ幅TSGと、ウォブルグルーブ部WGのグルーブ幅
WGとの間には、本来であれば、 TSG=TWG の関係が成立すべきであるが、ウォブルグルーブ部WG
の変調度誤差の影響によって、 TSG≠TWG となることに起因するものである。この場合も、再生用
のレーザ光をトラックTAから次のトラックTAに移動さ
せた場合、或いは、トラックTBから次のトラックTB
移動させた場合、レーザ光は、トラックの中央位置から
ずれた位置に移動することになる。
【0060】実際に、トラックピッチが0.95μmの
光ディスクにレーザ光を照射した場合であって、Δ=4
0nmの送り誤差を与えた場合におけるチルト量に対す
るウォブル成分信号SIG40A,SIG40Bの振幅の変化
を計算した結果は、それぞれ、図10中曲線C40A,C
40Bとなる。なお、同図には、比較のため、トラックピ
ッチが0.95μmの光ディスクにレーザ光を照射した
場合であって、Δ=0とした場合におけるチルト量に対
するウォブル成分信号SIG0A,SIG0Bのそれぞれの
振幅の変化を計算した結果である曲線C0A,C0Bも示し
ている。
【0061】同図から、曲線C0Aと曲線C0Bとの交点
は、チルト量が“0゜”の場合となるが、曲線C40A
曲線C40Bとの交点は、チルト量が“0゜”の場合とな
らず、約“0.2゜”のオフセットが生じていることが
わかる。
【0062】そこで、光ディスク再生装置10は、チル
ト検出、目標値設定及びドライブ信号生成回路23によ
って、チルト量に対する一方のウォブル成分信号のピー
ク値を他方のウォブル成分信号のピーク値に一致させる
ように規格化し、オフセットを除去する。
【0063】すなわち、チルト量に対するウォブル成分
信号SIGA,SIGBのそれぞれの値をWA,WBと表す
ものとすると、光ディスク再生装置10は、チルト検
出、目標値設定及びドライブ信号生成回路23によっ
て、チルト量に対するウォブル成分信号SIGA,SI
Bのそれぞれのピーク値(WAmax,(WBmaxを求
め、 WA×(WBmax/(WAmax または、WB×(WA
max/(WBmax を計算して、規格化したウォブル成分信号を求める。
【0064】具体的に、チルト検出、目標値設定及びド
ライブ信号生成回路23によって、 WB×(WAmax/(WBmax を計算し、ウォブル成分信号SIG40Bを規格化して得
られたウォブル成分信号SIGSBの振幅の変化を計算し
た結果は、それぞれ、同図中曲線CSBとなる。同図から
わかるように、ウォブル成分信号SIG40Bを規格化す
ることによって、ウォブル成分信号SIG40Aの振幅
と、ウォブル成分信号SIGSBの振幅は、チルト量が
“0゜”である場合を中心として対称となる。
【0065】このように、光ディスク再生装置10は、
アンバランス現象を補正することができる。光ディスク
再生装置10は、このアンバランス現象の補正処理を、
例えば、チルト指示値に対して補償するための目標値を
設定するために、上述した光ディスクのローディング時
にチルト指示値とデータ検出エラーとの相関を測定する
際に行い、高精度のチルト検出、補償を行うことができ
る。
【0066】以上説明したように、光ディスク再生装置
10は、光学ピックアップ11により光ディスクを照射
してその戻り光を検出することによって、チルト検出の
ための専用のセンサを設けることなくチルト検出、補償
を行うことができる。そのため、光ディスク再生装置1
0は、対物レンズ25の開口数(Numerical Aperture;
NA)を増大させることにともない薄型化し且つ小径で
ある光ディスクに対しても、チルト量を検出して補償す
ることができる。
【0067】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、例えば、トラックTAにレーザ
光が照射された場合におけるウォブル成分信号SIGA
と、トラックTBにレーザ光が照射された場合における
ウォブル成分信号SIGBとをサンプリングする方法と
しては、対物レンズ25が光ディスク上のトラックの中
央(ゼロ点)近傍に位置した場合におけるウォブル成分
信号をサンプリングするものでなくてもよく、このよう
な処理を必ずしも行う必要はない。
【0068】また、アンバランス現象を補正する方法と
しては、チルト量に対する一方のウォブル成分信号のピ
ーク値を他方のウォブル成分信号のピーク値に一致させ
るように、信号のゲインを制御するようにしてもよい。
【0069】さらに、本発明は、光ディスクからディジ
タルデータを再生する光ディスク再生装置ばかりでな
く、光ディスクにディジタルデータを記録する記録装置
にも適用可能であることは勿論である。
【0070】このように、本発明は、その趣旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更が可能であることはいうまでもな
い。
【0071】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かる記録媒体駆動装置は、記録データが記録される記録
領域の両側壁の一方の側壁に、記録データと区別可能な
信号情報が記録される円盤状記録媒体を回転駆動し、円
盤状記録媒体に対して、ディジタルデータの記録及び/
又は再生を行う記録媒体駆動装置であって、円盤状記録
媒体に対してレーザ光を照射するとともに、円盤状記録
媒体の表面で反射回折された戻り光を受光する光学ピッ
クアップ手段と、信号情報が記録された側壁である信号
情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の振幅を検出す
る振幅検出手段と、この振幅検出手段により検出された
信号の振幅に基づいてチルト量を検出するチルト検出手
段とを備える。
【0072】したがって、本発明にかかる記録媒体駆動
装置は、円盤状記録媒体における信号情報記録側壁から
の戻り光に基づいて、チルト量を検出することができ、
チルト検出のための専用のセンサを設けることなくチル
ト検出を行うことができる。
【0073】また、本発明にかかるチルト検出方法は、
記録データが記録される記録領域の両側壁の一方の側壁
に、記録データと区別可能な信号情報が記録される円盤
状記録媒体に対してレーザ光を照射するとともに、円盤
状記録媒体の表面で反射回折された戻り光を受光し、信
号情報が記録された側壁である信号情報記録側壁からの
戻り光に基づく信号の振幅を検出し、検出した信号の振
幅に基づいてチルト量を検出する。
【0074】したがって、本発明にかかるチルト検出方
法は、円盤状記録媒体における信号情報記録側壁からの
戻り光に基づいて、チルト量を検出することができ、チ
ルト検出のための専用のセンサを必要とせずにチルト検
出を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として示す光ディスク再生
装置に適用する光ディスクの説明図であって、ウォブル
を片側に有するグルーブ部とランド部とを交互に設けた
ランド/グルーブ基板の様子を説明する図である。
【図2】同光ディスク再生装置に適用する光ディスクの
説明図であって、ストレートグルーブ部とウォブルグル
ーブ部とを交互に設けた間欠ウォブル基板の様子を説明
する図である。
【図3】ビームスポットの配置を説明する図である。
【図4】チルトによるレーザ光の強度分布の変化を説明
する図である。
【図5】ウォブル成分信号とチルト量との関係を説明す
る図であって、実際にチルト量を変化させながら光ディ
スクにレーザ光を照射した場合におけるウォブル成分信
号の特性を説明する図である。
【図6】同光ディスク再生装置の構成を説明するブロッ
ク図である。
【図7】メインビームスポットとサブビームスポットと
の配置を説明する図である。
【図8】ウォブル成分信号のサンプリング方法を説明す
る図である。
【図9】アンバランス現象が生じる原因を説明するため
の図である。
【図10】ウォブル成分信号とチルト量との関係を説明
する図であって、送り誤差を与えた場合と与えない場合
とにおいて、チルト量を変化させながら光ディスクにレ
ーザ光を照射した場合におけるウォブル成分信号の特性
と、規格化したウォブル成分信号の特性とを計算により
求めた結果を説明する図である。
【符号の説明】
10 光ディスク再生装置、 11 光学ピックアッ
プ、 15 PSD出力検出回路、 16 ゲートパル
ス回路、 17 スイッチ、 18 振幅検出回路、
21 イコライザ、 22 データ判別回路、 23
チルト検出、目標値設定及びドライブ信号生成回路、
25 対物レンズ、 27 位置検知部、28 レーザ
ダイオード、 30 フォトダイオード

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録データが記録される記録領域の両側
    壁の一方の側壁に、上記記録データと区別可能な信号情
    報が記録される円盤状記録媒体を回転駆動し、上記円盤
    状記録媒体に対して、ディジタルデータの記録及び/又
    は再生を行う記録媒体駆動装置であって、 上記円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するととも
    に、上記円盤状記録媒体の表面で反射回折された戻り光
    を受光する光学ピックアップ手段と、 上記信号情報が記録された上記側壁である信号情報記録
    側壁からの戻り光に基づく信号の振幅を検出する振幅検
    出手段と、 上記振幅検出手段により検出された上記信号の振幅に基
    づいてチルト量を検出するチルト検出手段とを備えるこ
    とを特徴とする記録媒体駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記チルト検出手段は、上記レーザ光が
    上記信号情報記録側壁よりも上記円盤状記録媒体の内周
    側に位置した場合における上記信号情報記録側壁からの
    戻り光に基づく信号の振幅と、上記レーザ光が上記信号
    情報記録側壁よりも上記円盤状記録媒体の外周側に位置
    した場合における上記信号情報記録側壁からの戻り光に
    基づく信号の振幅との差分値を上記チルト量を示すチル
    ト指示値として求めることを特徴とする請求項1記載の
    記録媒体駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記円盤状記録媒体は、上記記録領域と
    しての案内溝及びランド部が交互に配置され、上記案内
    溝の一方の側壁が当該案内溝の幅方向に所定周期で変調
    されている上記信号情報記録側壁であり、この信号情報
    記録側壁に上記信号情報としてのアドレス情報を記録し
    ていることを特徴とする請求項1記載の記録媒体駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 上記円盤状記録媒体は、両側壁において
    幅又は位置を変調して上記信号情報記録側壁とした変調
    案内溝と、両側壁を変調しない無変調案内溝とが交互に
    配置され、上記変調案内溝と上記無変調案内溝とに挟ま
    れた領域を上記記録領域とし、上記信号情報記録側壁に
    上記信号情報としてのアドレス情報を記録していること
    を特徴とする請求項1記載の記録媒体駆動装置。
  5. 【請求項5】 上記チルト検出手段は、上記チルト量を
    示すチルト指示値に対して補償するための目標値を設定
    することを特徴とする請求項1記載の記録媒体駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 上記チルト検出手段は、上記チルト量を
    示すチルト指示値とこのチルト指示値に対して補償する
    ための目標値との差分値で表されるチルトエラー信号に
    基づいて、チルトを補償するためのドライブ信号を生成
    することを特徴とする請求項1記載の記録媒体駆動装
    置。
  7. 【請求項7】 上記目標値は、予め任意に設定された値
    であることを特徴とする請求項5記載の記録媒体駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 上記目標値は、上記円盤状記録媒体の制
    御情報記録領域に記録された値であることを特徴とする
    請求項5記載の記録媒体駆動装置。
  9. 【請求項9】 上記円盤状記録媒体の表面で反射回折さ
    れた戻り光に基づくRF信号から上記記録データを抽出
    し、この記録データに対するデータ検出能力を判別する
    データ判別手段を備え、 上記チルト検出手段は、上記ドライブ信号に基づいてチ
    ルト量を変化させて上記光学ピックアップ手段を制御し
    て駆動させ、チルト量の変化に応じたチルト指示値を求
    めるとともに、求めたチルト指示値と、上記データ判別
    手段によりデータ検出能力を判別した結果を示すデータ
    判別信号とに基づいて、上記目標値を設定することを特
    徴とする請求項6記載の記録媒体駆動装置。
  10. 【請求項10】 上記チルト検出手段により生成された
    上記ドライブ信号に基づいて、上記チルト指示値が上記
    目標値に近づくように上記光学ピックアップ手段を制御
    することを特徴とする請求項6記載の記録媒体駆動装
    置。
  11. 【請求項11】 上記円盤状記録媒体の表面で反射回折
    された戻り光に基づくRF信号に対して波形等化処理を
    施す波形等化手段を備え、 上記波形等化手段は、上記チルト検出手段により求めら
    れた上記チルトエラー信号に基づいて利得調整を行うこ
    とを特徴とする請求項6記載の記録媒体駆動装置。
  12. 【請求項12】 上記円盤状記録媒体上の上記記録領域
    に対する上記光学ピックアップ手段が有する対物レンズ
    の位置を検知するセンサにより得られた検知信号に基づ
    いて、上記対物レンズの位置を検出する位置検出手段
    と、 上記位置検出手段から供給される上記対物レンズの位置
    を示す検出信号に基づいて、上記対物レンズが上記円盤
    状記録媒体上の上記記録領域の幅方向への中央近傍に位
    置したことを判別し、ゲートパルスを発生するゲートパ
    ルス発生手段と、 上記ゲートパルス発生手段により発生されたゲートパル
    スに基づいて開閉するスイッチ手段とを備え、 上記振幅検出手段は、上記対物レンズが上記円盤状記録
    媒体上の上記記録領域の幅方向への中央近傍に位置した
    場合に、上記ゲートパルス発生手段により発生されたゲ
    ートパルスに基づいて上記スイッチ手段が閉じることに
    よって、上記信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信
    号の振幅を検出することを特徴とする請求項1記載の記
    録媒体駆動装置。
  13. 【請求項13】 上記チルト検出手段は、上記レーザ光
    が上記信号情報記録側壁よりも上記円盤状記録媒体の内
    周側に位置した場合における上記信号情報記録側壁から
    の戻り光に基づく信号の振幅の最大値と、上記レーザ光
    が上記信号情報記録側壁よりも上記円盤状記録媒体の外
    周側に位置した場合における上記信号情報記録側壁から
    の戻り光に基づく信号の振幅の最大値とのうち、いずれ
    か一方の最大値を他方の最大値に一致させるように、上
    記レーザ光が上記信号情報記録側壁よりも上記円盤状記
    録媒体の内周側に位置した場合における上記信号情報記
    録側壁からの戻り光に基づく信号又は上記レーザ光が上
    記信号情報記録側壁よりも上記円盤状記録媒体の外周側
    に位置した場合における上記信号情報記録側壁からの戻
    り光に基づく信号を規格化することを特徴とする請求項
    1記載の記録媒体駆動装置。
  14. 【請求項14】 記録データが記録される記録領域の両
    側壁の一方の側壁に、上記記録データと区別可能な信号
    情報が記録される円盤状記録媒体に対してレーザ光を照
    射するとともに、上記円盤状記録媒体の表面で反射回折
    された戻り光を受光し、 上記信号情報が記録された上記側壁である信号情報記録
    側壁からの戻り光に基づく信号の振幅を検出し、 検出した上記信号の振幅に基づいてチルト量を検出する
    ことを特徴とするチルト検出方法。
  15. 【請求項15】 上記レーザ光が上記信号情報記録側壁
    よりも上記円盤状記録媒体の内周側に位置した場合にお
    ける上記信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の
    振幅と、上記レーザ光が上記信号情報記録側壁よりも上
    記円盤状記録媒体の外周側に位置した場合における上記
    信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の振幅との
    差分値を上記チルト量を示すチルト指示値として求める
    ことを特徴とする請求項14記載のチルト検出方法。
  16. 【請求項16】 上記円盤状記録媒体は、上記記録領域
    としての案内溝及びランド部が交互に配置され、上記案
    内溝の一方の側壁が当該案内溝の幅方向に所定周期で変
    調されている上記信号情報記録側壁であり、この信号情
    報記録側壁に上記信号情報としてのアドレス情報を記録
    していることを特徴とする請求項14記載のチルト検出
    方法。
  17. 【請求項17】 上記円盤状記録媒体は、両側壁におい
    て幅又は位置を変調して上記信号情報記録側壁とした変
    調案内溝と、両側壁を変調しない無変調案内溝とが交互
    に配置され、上記変調案内溝と上記無変調案内溝とに挟
    まれた領域を上記記録領域とし、上記信号情報記録側壁
    に上記信号情報としてのアドレス情報を記録しているこ
    とを特徴とする請求項14記載のチルト検出方法。
  18. 【請求項18】 上記チルト量を示すチルト指示値に対
    して補償するための目標値を設定することを特徴とする
    請求項14記載のチルト検出方法。
  19. 【請求項19】 上記チルト量を示すチルト指示値とこ
    のチルト指示値に対して補償するための目標値との差分
    値で表されるチルトエラー信号に基づいて、チルトを補
    償するためのドライブ信号を生成することを特徴とする
    請求項14記載のチルト検出方法。
  20. 【請求項20】 上記目標値は、予め任意に設定された
    値であることを特徴とする請求項18記載のチルト検出
    方法。
  21. 【請求項21】 上記目標値は、上記円盤状記録媒体の
    制御情報記録領域に記録された値であることを特徴とす
    る請求項18記載のチルト検出方法。
  22. 【請求項22】 上記円盤状記録媒体の表面で反射回折
    された戻り光に基づくRF信号から上記記録データを抽
    出して、この記録データに対するデータ検出能力を判別
    し、 上記円盤状記録媒体に対してレーザ光を照射するととも
    に上記円盤状記録媒体の表面で反射回折された戻り光を
    受光する光学ピックアップ手段を、上記ドライブ信号に
    基づいてチルト量を変化させて駆動させ、チルト量の変
    化に応じたチルト指示値を求めるとともに、求めたチル
    ト指示値と、上記データ検出能力を判別した結果を示す
    データ判別信号とに基づいて、上記目標値を設定するこ
    とを特徴とする請求項19記載のチルト検出方法。
  23. 【請求項23】 上記円盤状記録媒体に対してレーザ光
    を照射するとともに上記円盤状記録媒体の表面で反射回
    折された戻り光を受光する光学ピックアップ手段を、上
    記ドライブ信号に基づいて、上記チルト指示値が上記目
    標値に近づくように制御することを特徴とする請求項1
    9記載のチルト検出方法。
  24. 【請求項24】 上記チルトエラー信号に基づいて、上
    記円盤状記録媒体の表面で反射回折された戻り光に基づ
    くRF信号に対して施す波形等化処理における利得調整
    を行うことを特徴とする請求項19記載のチルト検出方
    法。
  25. 【請求項25】 上記円盤状記録媒体に対してレーザ光
    を照射するとともに上記円盤状記録媒体の表面で反射回
    折された戻り光を受光する光学ピックアップ手段が有す
    る対物レンズの位置を検知して得られた信号に基づい
    て、上記円盤状記録媒体上の上記記録領域に対する上記
    対物レンズの位置を検出し、 上記対物レンズの位置を示す検出信号に基づいて、上記
    対物レンズが上記円盤状記録媒体上の上記記録領域の幅
    方向への中央近傍に位置したことを判別してゲートパル
    スを発生し、 上記ゲートパルスに基づいてスイッチ手段を閉じること
    によって、上記信号情報記録側壁からの戻り光に基づく
    信号の振幅を検出することを特徴とする請求項14記載
    のチルト検出方法。
  26. 【請求項26】 上記レーザ光が上記信号情報記録側壁
    よりも上記円盤状記録媒体の内周側に位置した場合にお
    ける上記信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の
    振幅の最大値と、上記レーザ光が上記信号情報記録側壁
    よりも上記円盤状記録媒体の外周側に位置した場合にお
    ける上記信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号の
    振幅の最大値とのうち、いずれか一方の最大値を他方の
    最大値に一致させるように、上記レーザ光が上記信号情
    報記録側壁よりも上記円盤状記録媒体の内周側に位置し
    た場合における上記信号情報記録側壁からの戻り光に基
    づく信号又は上記レーザ光が上記信号情報記録側壁より
    も上記円盤状記録媒体の外周側に位置した場合における
    上記信号情報記録側壁からの戻り光に基づく信号を規格
    化することを特徴とする請求項14記載のチルト検出方
    法。
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