JP2001056639A - 地図のデジタル化装置 - Google Patents

地図のデジタル化装置

Info

Publication number
JP2001056639A
JP2001056639A JP11234334A JP23433499A JP2001056639A JP 2001056639 A JP2001056639 A JP 2001056639A JP 11234334 A JP11234334 A JP 11234334A JP 23433499 A JP23433499 A JP 23433499A JP 2001056639 A JP2001056639 A JP 2001056639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
map
lot number
area
data
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11234334A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Haneda
寛 羽田
Koichi Ono
耕一 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOKUDO JOHO KAIHATSU KK
Original Assignee
KOKUDO JOHO KAIHATSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KOKUDO JOHO KAIHATSU KK filed Critical KOKUDO JOHO KAIHATSU KK
Priority to JP11234334A priority Critical patent/JP2001056639A/ja
Publication of JP2001056639A publication Critical patent/JP2001056639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】境界線のとぎれや、地番の見落とし、地番違い
のない、正確な地図情報をデジタル化できる地図のデジ
タル化装置を提供すること。 【解決手段】イメージ地図とベクトル地図とを重ね合わ
せてディスプレイに表示させ、オペレータがイメージ地
図上の各領域に対応して表示された地番をチェックする
ことにより入力される地番チェック信号を、デジタル地
図の領域と対応させて記憶し、ベクトル地図上の境界線
がとぎれていたときに、とぎれた境界線を挟んだ隣接領
域をひとつの領域と判断し、それら隣接領域に対応した
地番チェックデータの入力に対しダブルチェックと判定
して、警告を発する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公図や地籍図を
デジタル的にコピーする、地図のデジタル化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】公図や地籍図など、人の手で紙に描かれ
た地図は、古くなると、紙が汚れたり、境界線や文字が
かすれたりして、正確に読みとれなくなることがある。
また、原図をコピーしたものをさらに繰り返しコピーし
ていくうちに、そのコピー図面の線が太くなったり、と
ぎれてしまったりして、正確な地図情報を伝達すること
はむずかしい。しかし、上記のような公図や地籍図をデ
ジタル化処理すれば、地図情報をコンピュータ処理でき
ので、地図情報を再現性良くコピーしたり、修正したり
できる。
【0003】そこで、公図や地籍図などの原図を、デジ
タル化する装置として、図5に示すものがあった。この
デジタル化装置は、原図を読み込むイメージスキャナ1
を接続した入力部2と、入力されたデータを処理するデ
ータ処理部3と、データを記憶するメモリ部4と、ディ
スプレイ6やプリンタ7を接続した出力部5とからな
る。そして、上記データ処理部3で原図のイメージデー
タをデジタルデータに変換する。
【0004】次に、公図や地籍図などの原図をデジタル
化する手順を簡単に説明する。まず、原図をイメージス
キャナ1で読み込む。読み込んだイメージデータは、イ
メージ地図としてディスプレイ6に表示されるととも
に、入力部2を介して、データ処理部3へ入力される。
データ処理部3では、上記イメージ地図を2値化して、
境界線を他の部分と区別する。上記のように、2値化し
て特定した境界線を、細線化してからベクトル化する。
つまり、細線化された境界線をベクトルで表現し直すこ
とが境界線のベクトル化である。なお、曲線部分も最小
自乗法などによる近似法によって、ベクトル化する。上
記のようにすれば、ベクトル化された境界線からなるベ
クトル地図ができる。上記ベクトル地図において、境界
線で囲まれた領域に対応させて地番を入力し、この地番
と領域とをセットにして記憶させることにより、地図の
デジタル化が完了する。このような地番の入力は、オペ
レータが原図を参照しながら行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにして、地
図のデジタル化を行っても、実際の原図には、境界線が
不鮮明な箇所があって、2値化の際に、境界線として正
しく区別できないことがある。このように、2値化の際
に、境界線として区別されなかった場合には、ベクトル
地図において、境界線がとぎれてしまうことになる。こ
のように境界線がとぎれてしまったものは、地図情報と
しては不完全なものである。また、1枚の地図におい
て、地番を持っている領域、すなわち、地番を入力しな
ければならない領域の数は非常に多い。そのために、オ
ペレータが、原図の地番を見落としてしまい、ベクトル
地図の中に地番が付いていない領域ができてしまうこと
もある。あるいは、地番を間違って入力してしまうこと
もあった。
【0006】そこで、従来は、オペレータがディスプレ
イの画面をスクロールしながら、デジタル化が終わった
地図と原図とを比較して境界線がとぎれている箇所がな
いかどうかチェックし、修正していた。また、オペレー
タは、地番を落としていたり、間違った地番を入力して
いる領域がないかどうかもチェックし、必要な修正をす
るようにしていた。しかし、境界線のわずかなとぎれ
や、地番の見落とし、地番違いを探し出すことはオペレ
ータにとって大きな負担になっていた。この発明の目的
は、境界線のとぎれや、地番の見落とし、地番違いのな
い、正確な地図情報をデジタル化できる地図のデジタル
化装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、公図や地
籍図などの地図をイメージデータとして読み込む入力部
と、入力部から入力されたデータを処理するデータ処理
部と、データを記憶するメモリ部と、データを表示する
ディスプレイとからなり、上記データ処理部は、上記メ
モリ部に記憶されたイメージ地図の境界線をなぞりなが
らベクトル化して、ベクトル地図を作成するとともに、
そのデジタルデータをメモリ部に記憶する一方、イメー
ジ地図とベクトル地図とを重ね合わせてディスプレイに
表示させ、オペレータがイメージ地図上の各領域に対応
して表示された地番をチェックすることにより入力され
る地番チェック信号を、デジタル地図の領域と対応させ
て記憶し、ベクトル地図上の境界線がとぎれていたとき
に、とぎれた境界線を挟んだ隣接領域をひとつの領域と
判断し、それら隣接領域に対応した地番チェックデータ
の入力に対しダブルチェックと判定して、警告を発する
点に特徴を有する。
【0008】第2の発明は、第1の発明を前提とし、地
番チェックが済んだ領域と、未チェック領域とを区分け
して表示する点に特徴を有する。第3の発明は、データ
処理部が、ベクトル地図における領域の頂点間距離が予
め設定した基準値以内の箇所や境界線の端点位置を、デ
ィスプレイに表示させる点に特徴とする。
【0009】第4の発明は、データ処理部が、入力部か
ら、1回目に入力された地番データと、2番目に入力さ
れた地番データを領域に対応させて記憶させるととも
に、ひとつの領域に対応する1回目の地番データと2回
目の地番データとを比較して、両者が一致した場合に
は、その地番を対応する領域の地番として確定し、両者
が一致しない場合には、その領域を表示する点に特徴を
有する。なお、上記領域とは、境界線で囲まれた領域の
ことであり、特にベクトル地図においては、ベクトル化
された境界線で囲まれた多角形である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜図4にこの発明の実施例を
示す。この実施例の、地図のデジタル化装置の構成は、
図5に示す従来例のものと同様なので、装置の説明に
は、図5を用いる。ただし、データ処理部3が、原図の
イメージデータをデジタル化する手順は、従来例と異な
る。次に、データ処理部3の作用を、図1、図2にした
がって説明する。図1は、原図のイメージデータから、
境界線部分のデジタル化を完了するまでの手順を示した
フローチャートであり、図2は、ベクトル地図内に地番
を入力する手順を示したフローチャートである。
【0011】図1のステップ1では、イメージスキャナ
で公図や地籍図などの原図を読み込み、イメージデータ
をデータ処理部3に入力するとともに、そのイメージ地
図をディスプレイ表示する。ディスプレイに表示される
イメージ地図mは、原図そのままの状態で、図3のよう
に境界線8と、境界線8に囲まれた領域内には、地番1
01〜104が表示される。なお、図3では、境界線8
を点線で示したが、実際には、濃淡があったり、太さが
不均一な線である。
【0012】ステップ2では、従来例で説明した手順
で、境界線をベクトル化する。ベクトル化された境界線
9からなるベクトル地図Mは、図4に示すようにイメー
ジ地図mに重ねて表示される。ここでは、わかりやすい
ように、境界線8とベクトル化境界線9とをずらして表
しているが、実際には、ほとんど一致している。そし
て、上記のようにベクトル化することによって、境界線
の位置や方向がデジタルデータとして記憶される。
【0013】なお、図4では、ベクトル地図M上の頂点
A,B間で、境界線9がとぎれている。これは、頂点
A,B間で、ベクトル化の際にうまく線をつなげなかっ
たためである。このように境界線9がとぎれてしまった
のは、イメージ地図m上の対応する部分で、境界線8が
薄かったり、かすれていたりして、2値化するときに境
界線として認識されなかったためである。また、図4に
は、イメージ地図mの境界線8がないのに、ベクトル化
した境界線9が端点Cまではみ出してしまった部分も有
る。このようなはみ出しは、紙面の汚れなどを境界線と
認識してしまったために起こったものである。
【0014】いずれにしても、ベクトル地図が一通りで
きあがった段階で、地番表示箇所に地番チェック信号を
入力する(ステップ3)。地番チェック信号は、ディス
プレイ上の地番位置をクリックすることによって、入力
される。地番位置は、イメージ地図mの地番101〜1
04が表示された位置である。
【0015】ステップ4では、地番チェックがダブルチ
ェックかどうかを判定する。ダブルチェックとは、ひと
つの領域内で、複数のチェックが行われることである。
このようなダブルチェックは、例えば、図4のA,B間
のように、ベクトル地図Mにおいて、原図にはあった境
界線がとぎれてしまった場合に起こる。本来なら頂点
A,B間にベクトル化された境界線9が作られ、この境
界線によって、地番101の領域10と地番102の領
域11とが区切られれるはずであった。ところが、境界
線9のA,B間部分がとぎれたため、隣接する二つの領
域は、ひとつの領域として記憶されている。そのため、
地番101のチェック信号を入力してから、地番102
をチェックすると、ダブルチェックと判定し、ステップ
5で警告を発する。この警告は、「ピー」というような
警告音であってもよいし、ディスプレイに表示されるも
のであってもよい。
【0016】ダブルチェックの警告が発せられることに
より、オペレータは、境界線のとぎれた部分があること
を知る。そして、とぎれた部分をつないでベクトル地図
を修正する。ステップ6で、オペレータの修正により入
力された修正データが入力されると、ステップ3に戻
り、チェック信号の入力を繰り返す。例えば、ステップ
7で、図4の頂点A,B間をつなげば、すでに修正され
ているので、次に地番102をチェックしてもステップ
4で、ダブルチェックと判定されない。ステップ4でダ
ブルチェックと判定されなかった場合には、ステップ7
に進み、データ処理部3は、チェック信号が入力された
ことを、領域に対応づけてメモリ部4に記憶させる。
【0017】そして、ステップ8では、地番チェック済
みの領域にチェックマークを表示する。図4では、チェ
ックが済んだ地番101が丸で囲まれている。オペレー
タは、ディスプレイをスクロールしながら、丸が付けら
れていない地番を探して、チェックを繰り返す。ダブル
チェックがなくなって、全ての地番をチェックするま
で、ステップ3〜ステップ9を繰り返す。
【0018】ステップ9で、全部の領域の地番チェック
が済んだとオペレータが判断したら、ステップ10へ進
み、境界切れ危険箇所を表示する。この境界切れ危険箇
所とは、境界線のとぎれや抜けを見落としやすい箇所の
ことである。例えば、図4のベクトル地図Mの頂点A,
Bのように、境界線で囲まれた多角形の領域で、頂点間
距離が非常に近い箇所や、境界線の端点Cのような箇所
である。上記点A,B,Cは、境界線をベクトル化した
時点で、その位置が特定できるようになっている。そし
て、頂点A,B間距離が、予め設定した基準値以内のと
き、頂点A,Bが近接していると判断して、危険箇所と
して、表示するようにしている。頂点A,Bのように頂
点距離が近い箇所は、イメージ地図m上でも、ベクトル
地図M上でも、境界線が抜けていた場合に見つけにくい
箇所である。
【0019】また、境界線は領域を囲む線だから、本来
なら、上記のような端点Cが存在することはないはずで
ある。このような端点Cがあるのは、この実施例のよう
に、単なるはみ出し線か、図4において、頂点Dと端点
Cとをつなぐ境界線が抜けてしまっているかのどちらか
である。そこで、このような箇所を表示すれば、オペレ
ータは、イメージ地図mと比較して、境界線がぬけてい
るのか、はみ出しているのかを判断することができる。
そのうえで、抜けている境界線を補足したり、余分には
み出している線を消したりする。ステップ10で表示さ
れた危険箇所に、修正を必要とする箇所が有れば(ステ
ップ11)、オペレータが修正し、ステップ6へ進む。
ステップ6で修正データを入力したら、ステップ3へ戻
る。そして、全ての境界線の修正と地番チェックが終了
したら、境界線のデジタル化が完了する(ステップ1
2)。
【0020】なお、上記ステップ8で表示するチェック
マークとしては、この実施例のように、丸を付けるほ
か、チェック済みの領域に未チェック領域とは異なる色
を付けて表示する方法などが考えられる。この場合、チ
ェックするたびに次々、色を変えていくこともできる
し、オペレータが、チェックを終了したと思ったとき
に、ファンクションキーを押すことによって、チェック
済みの領域の色が一斉に変わるようにすることもでき
る。要するに、チェック済みと、未チェックとが一目で
わかるようにすれば、オペレータの地番チェック漏れを
少なくできる。さらに、データ処理部3は、未チェック
領域がどこに有るか記憶しているので、特定のキーを押
すことによって、未チュエック領域を自動的に検索して
表示するようにすることもできる。このようにすれば、
より確実に、チェック漏れを防止できる。
【0021】この実施例では、地番チェック時の、ダブ
ルチェック警告によって、境界線のとぎれを検出して、
修正できるようにしているのに、上記ステップ10で、
さらに、境界線抜け危険箇所を表示するようにしている
のは、以下のような理由による。ダブルチェック警報が
発せられれば、ほとんどの場合、オペレータはその修正
箇所を見つけることができる。
【0022】しかし、領域が非常に小さくて、そこに対
応付けられた地番が見にくいために、オペレータが地番
チェック信号を入力し損なうことがある。このような場
合には、たとえ境界線がとぎれていても、ダブルチェッ
ク警告が発せられない。そのため、ダブルチェック警告
機能だけでは、正しいデジタル地図情報を作成すること
ができないことがある。上記のように、ダブルチェック
警告が発生されないと、境界線抜けもわからなくなって
しまう。そのようなことを防止するために、図1のステ
ップ10で、境界抜け危険箇所を表示して、オペレータ
がもう一度、境界線の間違いをチェックするようにして
いるのである。
【0023】上記のようにして、ベクトル化境界線9の
修正を終えたベクトル地図に地番を入力して、地図のデ
ジタル化が完了するが、地番を入力する手順を図2のフ
ローチャートにしたがって説明する。地番入力の際に
は、まず、ステップ1001で、地番の未入力領域がデ
ィスプレイの中央に表示される。この実施例では、先に
地番チェックを行った順番に、地番の未入力領域を中央
に表示する。
【0024】ステップ1002で、オペレータは、表示
された領域に地番を入力する。このとき入力する地番
は、ディスプレイ上のイメージ地図mに表示されている
地番と同じ地番である。ディスプレイには、中央に表示
されたベクトル地図M上の領域に、地番を入力する入力
部が表示されるので、そこに数字を入力する。データ処
理部3は、入力された地番を各領域に対応させてメモリ
部4に記憶させる。上記のようにして、ディスプレイ表
示される順に、全ての領域に1回目の地番を入力する
(ステップ1001〜1003)。このように、1回目
の地番が入力されると、2回目の地番入力時に表示され
る領域を、地番順にソートする。
【0025】1回目の地番入力が済んだら、2回目の地
番入力を行う。ステップ1004では、ソートされた順
番で、領域をディスプレイの中央に表示する。ステップ
1005,1006では、1回目と同様にして、表示さ
れる全ての領域に、2回目の地番を入力して記憶させ
る。全ての領域に2回ずつ地番を入力したら、ステップ
1007で、各領域に対応させて1回目に入力した地番
と2回目に入力した地番とを比較する。それらが一致し
た場合には、ステップ1008に進み、入力された地番
をその領域の地番として確定する。このように、全ての
領域において、1回目の地番と2回目の地番とを比較す
る(ステップ1007〜1009)。
【0026】一方、ステップ1007で、1回目の地番
と2回目の地番とが異なっていた場合には、ステップ1
010へ進む。上記1回目の地番と2回目の地番のうち
少なくともどちらかは、入力間違いなので、ステップ1
010では、その領域を地番違い領域として記憶し、ス
テップ1009へ進む。全ての領域について、1回目の
地番と2回目の地番との比較がすんだら、ステップ10
09からステップ1011へ進む。ステップ1011
で、地番違い領域があれば、ステップ1012に進む
が、地番違い領域が無ければ、全ての領域の地番が確定
しているので、地番入力作業は完了である(ステップ1
013)。
【0027】また、ステップ1011で、地番違い領域
が有る場合には、ステップ1012に進み、地番違いと
して記憶している領域だけを選択して、ステップ100
1に戻りディスプレイ表示する。以降、ステップ100
2〜1011まで、地番違い領域について2回ずつ地番
を入力して、それらが一致したときにだけ、地番を確定
するステップを繰り返して、地番入力を完了させる。こ
のようにすると、2回続けて、同じ地番を入力できた場
合にのみ、正しい地番が入力されたと見なすことにな
る。このように、正しい地番が入力されたと見なすの
は、通常、オペレータが2回続けて、間違った同じ地番
を入力する可能性は、ほとんどないからである。したが
って、図3のステップに従って処理をすれば、間違った
地番が入力されたデジタル化地図情報を作成する可能性
がほとんどない。
【0028】
【発明の効果】この発明の地図のデジタル化装置を用い
れば、境界線の抜けやとぎれ箇所を確実に発見して修正
できる。また、地番の見落としや、入力間違いもなく、
公図や地籍図などの原図の情報を正確にデジタル化する
ことができる。しかも、正確なデジタル化処理を行うオ
ペレータの負担を軽くすることができる。第2の発明に
よれば、地番の未チェック領域が一目でわかるので、チ
ェック残しが防止できる。第3の発明によれば、境界線
が抜けやすい箇所を自動的に追跡することでできるの
で、要修正個所を見つけやすい。第4の発明によれば、
地番の入力間違いを防ぐことができる。したがって、正
確なデジタルデータを作成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置が、境界線のデジタル化を完了す
るまでの手順を示したフローチャートである。
【図2】実施例の装置が、ベクトル地図に地番を入力す
る手順を示したフローチャートである。
【図3】実施例の装置のディスプレイに表示されたイメ
ージ地図を示した図である。
【図4】実施例の装置のディスプレイにイメージ地図と
ベクトル地図とを重ねて表示した図である。
【図5】従来例の地図のデジタル化装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 入力部 3 データ処理部 4 メモリ部 5 出力部 6 ディスプレイ 8 境界線 9 境界線 10 領域 11 領域 A,B,D 頂点 C 端点 m イメージ地図 M ベクトル地図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB11 HC26 5B047 AA02 AB01 CA23 CB22 DC07 DC09 5B050 AA01 BA10 BA17 DA03 DA06 EA05 EA06 EA18 FA02 FA14

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公図や地籍図などの地図をイメージデー
    タとして読み込む入力部と、入力部から入力されたデー
    タを処理するデータ処理部と、データを記憶するメモリ
    部と、データを表示するディスプレイとからなり、上記
    データ処理部は、上記メモリ部に記憶されたイメージ地
    図の境界線をなぞりながらベクトル化して、ベクトル地
    図を作成するとともに、そのデジタルデータをメモリ部
    に記憶する一方、イメージ地図とベクトル地図とを重ね
    合わせてディスプレイに表示させ、オペレータがイメー
    ジ地図上の各領域に対応して表示された地番をチェック
    することにより入力される地番チェック信号を、デジタ
    ル地図の領域と対応させて記憶し、ベクトル地図上の境
    界線がとぎれていたときに、とぎれた境界線を挟んだ隣
    接領域をひとつの領域と判断し、それら隣接領域に対応
    した地番チェックデータの入力に対しダブルチェックと
    判定して、警告を発することを特徴とする地図のデジタ
    ル化装置。
  2. 【請求項2】 地番チェックが済んだ領域と、未チェッ
    ク領域とを区分けして表示することを特徴とする請求項
    1に記載の地図のデジタル化装置。
  3. 【請求項3】 データ処理部は、ベクトル地図における
    領域の頂点間距離が予め設定した基準値以内の箇所や境
    界線の端点位置を、ディスプレイに表示させることを特
    徴とする請求項1または2に記載の地図のデジタル化装
    置。
  4. 【請求項4】 データ処理部は、入力部から、1回目に
    入力された地番データと、2回目に入力された地番デー
    タとを領域に対応させて記憶させるとともに、ひとつの
    領域に対応する1回目の地番データと2回目の地番デー
    タとを比較して、両者が一致した場合には、その地番を
    対応する領域の地番として確定し、両者が一致しない場
    合には、その領域を表示することを特徴とする請求項1
    〜3のいずれか1に記載の地図のデジタル化装置。
JP11234334A 1999-08-20 1999-08-20 地図のデジタル化装置 Pending JP2001056639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11234334A JP2001056639A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 地図のデジタル化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11234334A JP2001056639A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 地図のデジタル化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001056639A true JP2001056639A (ja) 2001-02-27

Family

ID=16969376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11234334A Pending JP2001056639A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 地図のデジタル化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001056639A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002366839A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Equos Research Co Ltd 領域別情報送信装置及び領域別情報送信方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002366839A (ja) * 2001-06-07 2002-12-20 Equos Research Co Ltd 領域別情報送信装置及び領域別情報送信方法
JP4569051B2 (ja) * 2001-06-07 2010-10-27 株式会社エクォス・リサーチ 領域別情報送信装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040207600A1 (en) System and method for transforming an ordinary computer monitor into a touch screen
JP5080432B2 (ja) 画像処理装置及び方法、並びにプログラム
JP6903966B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
JP2952673B2 (ja) 関心領域抽出方法及び切り出し方法
JP2001056639A (ja) 地図のデジタル化装置
US5233672A (en) Character reader and recognizer with a specialized editing function
JP3186246B2 (ja) 文書読取装置
JP2002373334A (ja) 指紋特徴抽出装置、指紋特徴抽出方法及び指紋抽出プログラム
JP3410540B2 (ja) Cadシステムにおける図面表示方式
US5168553A (en) Line figure encoder
JP6803594B1 (ja) 店舗からの特定数値通知方法及び通知システム
JP4379038B2 (ja) 画像照合装置、画像照合方法および画像照合プログラム
JP3516540B2 (ja) 建設図面認識方法及び認識装置
JP3288658B2 (ja) デジタル化地図情報の修正処理方法
JP2002170077A (ja) 文字認識装置及び文字認識方法
JP2829002B2 (ja) 文字認識装置
JPH05242224A (ja) 指紋照合装置
JP3750406B2 (ja) 文書ファイリング装置
JP3286366B2 (ja) 等高線データの検査装置及びこれを含む図面自動入力システム
JPH10269357A (ja) 印刷物の検査方法
JP3001929B2 (ja) 図面認識装置及び図面認識方法
JPH05303661A (ja) イメージデータ部分取得表示装置
JP4241820B2 (ja) 文字認識方法および文字認識システム
JPH04346196A (ja) 書籍発注方式
JP3195394B2 (ja) 回路図入力装置