JP2001056165A - 空気調和機の蒸発器用熱交換器 - Google Patents

空気調和機の蒸発器用熱交換器

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JP2001056165A
JP2001056165A JP11229850A JP22985099A JP2001056165A JP 2001056165 A JP2001056165 A JP 2001056165A JP 11229850 A JP11229850 A JP 11229850A JP 22985099 A JP22985099 A JP 22985099A JP 2001056165 A JP2001056165 A JP 2001056165A
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JP
Japan
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tube
heat exchanger
refrigerant circuit
brazing
hairpin
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Withdrawn
Application number
JP11229850A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Tashiro
雅人 田代
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャピラリチューブを採用して冷媒回路を構
成した空気調和機の蒸発器用熱交換器において、短時間
に製作することが出来、コスト低減を図るようにしたも
のを提供することを課題とする。 【解決手段】 複数のヘアピンチューブの管端をUベン
ド管をろう付けして接続した冷媒回路の一端にキャピラ
リチューブを接続するに際して、前記キャピラリチュー
ブの先端部を拡縮加工して最先端を前記冷媒回路の一端
の嵌め合い部を構成するヘアピンチューブの寸法に合わ
せてろう付け接続可能な寸法とし、同ヘアピンチューブ
のフレア拡管部に前記キャピラリチューブの最先端を直
接挿入し、ろう付けして冷媒回路を構成することによ
り、ろう付け作業を低減し、製作時間の短縮とコスト低
減を達成し、信頼性、経済性等を高めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキャピラリチューブ
を採用して冷媒回路を構成した空気調和機の蒸発器用熱
交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は空気調和機の冷媒回路構成の概要
を示し、図3は従来の熱交換器とキャピラリチューブの
接続部の詳細を示す。
【0003】図2に示す様に、空気調和機の冷媒回路
は、2点鎖線で囲んだ室外機1と室内機2に大別され、
室外機1側には、冷媒圧縮機3、四方切替弁4、室外機
側熱交換器5、同室外機側熱交換器5に送風するための
送風機9、負荷変動による冷媒流量の変動を吸収するた
めのアキュムレータ10等が主要部品として設置され、
他方、室内機2側には、断熱膨張用絞りであるキャピラ
リチューブ6、室内機側熱交換器7、室内機側熱交換器
に送風するための送風機8等が主要部品として設置さ
れ、四方切替弁4を切替える事により、除霜及び冷房運
転時は冷媒は実線矢印方向に流れ、また、暖房運転時は
破線矢印方向に流れる。
【0004】ここで冷房運転を代表例として更に詳細に
説明すると、冷媒は室外機1の冷媒圧縮機3で圧縮され
て吐出され、実線矢印で示す様に四方切替弁4から室外
機側熱交換器5に至り、同室外機側熱交換器5を凝縮器
として放熱して液化する。
【0005】この冷媒液は、冷媒配管11を通って移送
され、断熱膨張させるためキャピラリチューブ6と中継
管12を通し、室内機側熱交換器7を蒸発器として蒸発
気化し、送風機8で送られて室内機側熱交換器7に触れ
た室内空気を冷却し、これを室内に冷風として送風す
る。
【0006】次いで蒸発器となった室内機側熱交換器7
で蒸発気化した冷媒は、冷媒配管13及び四方切替弁4、
アキュムレータ10を通って冷媒圧縮機3に吸入され、
冷房運転のサイクルが形成される。
【0007】上記構成において、従来の室内機側熱交換
器7は、図3に示す様にフィン71とヘアピンチューブ
72とを密着させて熱交換率を高め、また、ヘアピンチ
ューブ72は管端にてUベンド管73をろう付けするこ
とによりそれぞれのヘアピンチューブ72が連続する一
体物として接続され冷媒回路を形成している。
【0008】そして前記ヘアピンチューブ72の管端
は、ろう付け接続のための嵌め合い部72aを設け、更
に相手管との接続容易化のため相手管に向かって拡径す
るフレア拡管部72bが加工されている。
【0009】この様にヘアピンチューブ72の管端部は
Uベンド管73との接続の便宜を図るべく全個所同一に
嵌め合い部72a、及びフレア拡管部72b等の拡管加
工がされているため、熱交換器入口管端部において細径
のキャピラリチューブ6を接続するためには異径接続と
なるので、同熱交換器入口管端部とキャピラリチューブ
6の間に中継管12を介在させて接続させる構造となっ
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記した様に、従来の
装置では、熱交換器入口管端部とキャピラリチューブ6
の間に中継管12を介在させて接続させる構造であるた
め、キャピラリチューブ6の先端を中継管12に接続す
るろう付けと、中継管12を前記ヘアピンチューブ72
の管端部で嵌め合い部72a、及びフレア拡管部72b
等に接続するろう付けが必要であり、この2ヵ所でのろ
う付け接続のため作業時間が掛り、高価なものになって
しまうと言う問題点があった。
【0011】本発明は、このような従来のものにおける
問題点を解消し、より短時間に製作することが出来、コ
スト低減を図るようにした空気調和機の蒸発器用熱交換
器を提供することを課題とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した課題を
解決すべくなされたもので、複数のフィンとヘアピンチ
ューブとを密着させ、各ヘアピンチューブの管端にはフ
レア拡管部を設けた嵌め合い部を介してUベンド管をろ
う付けすることにより各ヘアピンチューブを接続して冷
媒回路を構成し、同冷媒回路の一端の嵌め合い部に設け
たフレア拡管部にキャピラリチューブを接続してなる空
気調和機の蒸発器用熱交換器おいて、前記キャピラリチ
ューブの先端部を拡縮加工して最先端を前記冷媒回路の
一端の嵌め合い部を構成するヘアピンチューブの寸法に
合わせてろう付け接続可能な寸法とし、同ヘアピンチュ
ーブのフレア拡管部に前記キャピラリチューブの最先端
を直接挿入し、ろう付けして冷媒回路を構成した空気調
和機の蒸発器用熱交換器を提供するものである。
【0013】すなわち本発明によれば、複数のヘアピン
チューブをUベンド管で接続して構成した冷媒回路にお
いて、その一端となる嵌め合い部に設けたフレア拡管部
に接続するキャピラリチューブは、前記ヘアピンチュー
ブの寸法に合わせてろう付け接続可能な寸法となる様に
同キャピラリチューブの先端部を拡縮加工し、その最先
端をヘアピンチューブのフレア拡管部に直接挿入してろ
う付けするようにしているので、ろう付け作業は1回で
よく、冷媒漏洩の危険度が減少することに加え、製作時
間が短縮し、コスト低減を図る様にしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係る空気
調和機の蒸発器用熱交換器における熱交換器とキャピラ
リチューブの接続部詳細を示す。
【0015】なお、図1のものは前記した図2の空気調
和機の冷媒回路において、蒸発器となる熱交換器の入口
側に組み込まれ、同冷媒回路の一部を構成することにな
るが、この熱交換器との一般的な関連は、前記図3で説
明した従来のものと同様であるので、重複する説明は省
略し、本実施の形態に特有の点に絞って重点的に説明す
る。
【0016】すなわち、本実施の形態において、空気調
和機用の室内側熱交換器107は、フィン171とヘア
ピンチューブ172とを密着させて熱交換率を高める様
に構成すると共に、複数のヘアピンチューブ172は管
端にてUベンド管173をろう付けして、各々のヘアピ
ンチューブ172が連続する一体物として接続され冷媒
回路を構成している。
【0017】各ヘアピンチューブ172の管端には、ろ
う付け接続のための嵌め合い部172aを設け、更に相
手管との接続容易化のためにフレア拡管部172bが加
工されている。
【0018】キャピラリチューブ106は、その先端部
の一部を拡管して大径の拡管部106aを形成し、更に
その最先端の管接続部106bをヘアピンチューブの拡
管寸法に合わせて、ろう付け接続可能な寸法となるよう
縮管し、この様に形成したキャピラリチューブ106の
管接続部106bを直接ヘアピンチューブ172のフレ
ア拡管部172bに挿入し、ろう付けして冷媒回路を構
成する。
【0019】前記の様に構成された本実施の形態によれ
ば、室内機側熱交換器のヘアピンチューブ172とキャ
ピラリチューブ106を直接ろう付け接続することによ
り、中継管が不要となり、ろう付け個所が1個所廃止で
きる。
【0020】この様にろう付け個所が1個所廃止できる
ことにより、ろう付け部からの冷媒漏れの危険度が少な
くなり、且つ、ろう付け回数の減少により製作に要する
時間も短縮され、コストダウンを図ることが出来たもの
である。
【0021】以上、本発明を図示の実施の形態について
説明したが、本発明はかかる実施の形態に限定されず、
本発明の範囲内でその具体的構造に種々の変更を加えて
よいことはいうまでもない。
【0022】
【発明の効果】以上、本発明によれば、複数のフィンと
ヘアピンチューブとを密着させ、各ヘアピンチューブの
管端にはフレア拡管部を設けた嵌め合い部を介してUベ
ンド管をろう付けすることにより各ヘアピンチューブを
接続して冷媒回路を構成し、同冷媒回路の一端の嵌め合
い部に設けたフレア拡管部にキャピラリチューブを接続
してなる空気調和機の蒸発器用熱交換器おいて、前記キ
ャピラリチューブの先端部を拡縮加工して最先端を前記
冷媒回路の一端の嵌め合い部を構成するヘアピンチュー
ブの寸法に合わせてろう付け接続可能な寸法とし、同ヘ
アピンチューブのフレア拡管部に前記キャピラリチュー
ブの最先端を直接挿入し、ろう付けして冷媒回路を構成
しているので、複数のヘアピンチューブをUベンド管で
接続して構成した冷媒回路の一端となる嵌め合い部に設
けたフレア拡管部に接続するキャピラリチューブは、前
記ヘアピンチューブの寸法に合わせてろう付け接続可能
な寸法となる様に同キャピラリチューブの先端部を拡縮
加工し、その最先端をヘアピンチューブのフレア拡管部
に直接挿入してろう付けすることにより、ろう付け作業
は1回でよく、冷媒漏洩の危険度が減少することに加
え、製作時間の短縮と、コスト低減を達成し、信頼性、
経済性等を高めた空気調和機の蒸発器用熱交換器を得る
ことが出来たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る空気調和機の蒸発
器用熱交換器における熱交換器とキャピラリチューブの
接続部詳細を示す説明図である。
【図2】空気調和機の冷媒回路構成の概要を示す説明図
である。
【図3】従来の空気調和機の蒸発器用熱交換器における
熱交換器とキャピラリチューブの接続部の詳細を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 室外機 2 室内機 3 冷媒圧縮機 4 四方切替弁 5 室外機側熱交換器 6 キャピラリチューブ 7 室内機側熱交換器 8 送風機 9 送風機 10 アキュムレータ 11 冷媒配管 12 中継管 13 冷媒配管 71 フィン 72 ヘアピンチューブ 72a 嵌め合い部 72b フレア拡管部 73 Uベンド管 106 キャピラリチューブ 106a 拡管部 106b 管接続部 107 室内側熱交換器 171 フィン 172 ヘアピンチューブ 172a 嵌め合い部 172b フレア拡管部 173 Uベンド管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のフィンとヘアピンチューブとを密
    着させ、各ヘアピンチューブの管端にはフレア拡管部を
    設けた嵌め合い部を介してUベンド管をろう付けするこ
    とにより各ヘアピンチューブを接続して冷媒回路を構成
    し、同冷媒回路の一端の嵌め合い部に設けたフレア拡管
    部にキャピラリチューブを接続してなる空気調和機の蒸
    発器用熱交換器おいて、前記キャピラリチューブの先端
    部を拡縮加工して最先端を前記冷媒回路の一端の嵌め合
    い部を構成するヘアピンチューブの寸法に合わせてろう
    付け接続可能な寸法とし、同ヘアピンチューブのフレア
    拡管部に前記キャピラリチューブの最先端を直接挿入
    し、ろう付けして冷媒回路を構成したことを特徴とする
    空気調和機の蒸発器用熱交換器。
JP11229850A 1999-08-16 1999-08-16 空気調和機の蒸発器用熱交換器 Withdrawn JP2001056165A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105605833A (zh) * 2016-03-13 2016-05-25 合肥长城制冷科技有限公司 一种冷冻室专用直拉翅片蒸发器
CN105627637A (zh) * 2016-03-15 2016-06-01 合肥长城制冷科技有限公司 一种新型冷藏室专用双排扭斜翅片蒸发器
CN110986643A (zh) * 2019-12-09 2020-04-10 山东圣克莱尔新能源有限公司 一种毛细管换热器在空气源热泵系统中的应用

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107