JP2001055800A - 耐火構造 - Google Patents

耐火構造

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JP2001055800A
JP2001055800A JP24464999A JP24464999A JP2001055800A JP 2001055800 A JP2001055800 A JP 2001055800A JP 24464999 A JP24464999 A JP 24464999A JP 24464999 A JP24464999 A JP 24464999A JP 2001055800 A JP2001055800 A JP 2001055800A
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fire
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deck plate
fireproof
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JP24464999A
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Kiyokazu Saito
清和 齊藤
Takeshi Okumura
健 奥村
Hiromi Yamashita
宏実 山下
Satoshi Kondo
敏 近藤
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Toho Sheet and Frame Co Ltd
Yokogawa Bridge Corp
Original Assignee
Toho Sheet and Frame Co Ltd
Yokogawa Bridge Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根荷重が軽くて支持する梁が少なくなり、
また足場にもなって安全に速く建築施工ができ、屋根や
壁等に広く適用できる耐火構造を提供する。 【解決手段】 本発明に係る耐火構造20において、建
築物の屋根や壁等の縦材40に、周縁部を型枠41A,
45に挿着した太陽電池パネル31の前記型枠41A,
45を取り付けて形成させた屋根や壁等の裏面側に、類
焼を防ぐように防火板43を設け、前記防火板43の下
方の梁23間に、金属製平板に複数の突起部21aを形
成させたデッキプレート21を架設し、該デッキプレー
ト21と前記防火板43との間に断熱材22を押入させ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋根や壁
等の縦材に、周縁部を型枠に挿着した太陽電池パネルの
前記型枠を取り付けて形成させた屋根や壁等の裏面側
に、類焼を防ぐように防火板を設けた耐火構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のものとしては、例えば図1
1及び図12に示すようなものがある。
【0003】図11及び図12において、1は鉄筋コン
クリート屋根で、コンクリートスラブ2の上に防水モル
タル3で覆った構成としている。
【0004】そして、一実施例として、この耐火性を有
する鉄筋コンクリート屋根1の上に、縦材・横材6,7
を介して太陽電池パネル31を装着し、この太陽電池パ
ネル31,31間を押縁部8と横シール部9で接合さ
せ、一体の屋根として装着させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな鉄筋コンクリート屋根1は、広く使用されている耐
火構造であるが、鉄筋コンクリート製であり重量が重
く、これを支持するために梁を小スパン(S)にして、
数多くの梁を設ける必要があった(図12(b)参
照)。
【0006】その上に、製造時には頑丈なコンクリート
注型用の型枠や足場を組む必要があり、不安全な上に施
工性が悪く施工工数を要して、高価になるという課題を
有していた。
【0007】そこで、本発明は、屋根荷重が軽くて支持
する梁が少なくなり、また足場にもなって安全にしかも
速く建築施工ができ、屋根や壁等に広く適用できる耐火
構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された発明は、建築物の屋根や壁
等の縦材に、周縁部を型枠に挿着した太陽電池パネルの
前記型枠を取り付けて形成させた屋根や壁等の裏面側
に、類焼を防ぐように防火板を設けた耐火構造におい
て、前記防火板の下方の梁間に、金属製平板に複数の突
起部を形成させたデッキプレートを架設し、該デッキプ
レートと前記防火板との間に断熱材を押入させたことを
特徴としている。
【0009】このようなものにあっては、防火板と断熱
材を押入したデッキプレートを架設したので、従来の鉄
筋コンクリート屋根と比し非常に軽く、建築物の梁のス
パンが大きくとれて梁の数が少なくてすみ、屋根荷重の
低減が図れて安価となる。
【0010】また、外部からの火炎は防火板で防ぎ、断
熱材を押入したデッキプレートは、例えば、デッキプレ
ートの下からの火炎に曝されても火炎を遮断し、断熱材
で断熱するので縦材も高熱から守られて変形が抑えられ
て、屋根である太陽電池パネルの破損を守ることもでき
る。
【0011】請求項2に記載された発明は、請求項1に
記載の耐火構造において、前記太陽電池パネルの下方
に、通気層が確保できるように、所定の間隔を有して前
記防火板を設けたことを特徴としている。
【0012】このようなものにあっては、通気層が確保
できるので、エア流が生じて冷却され、太陽電池パネル
の温度上昇が抑制できる。
【0013】請求項3に記載された発明は、建築物の屋
根や壁等の縦材に、周縁部を型枠に挿着した太陽電池パ
ネルの前記型枠を取り付けて形成させた屋根や壁等の裏
面側に、類焼を防ぐように防火板を設けた耐火構造にお
いて、前記防火板の下方の梁間に、金属製平板の適宜な
位置に複数の突起部を形成させたデッキプレートを、耐
炎性を有するように、一部又は全部を閉成して架設させ
たことを特徴としている。
【0014】このようなものにあっては、突起部を設け
たデッキプレートを梁間に架設させたので、例えば火炎
を遮断すると同時に、建築物の建設施工時の作業場とし
ても使用することができる。
【0015】請求項4に記載された発明は、請求項1又
は3に記載の耐火構造において、前記金属製平板の適宜
な位置に設けた前記突起部は、断面T状・L状・三角状
・折板状等のいずれか又は混在させて形成させたことを
特徴としている。
【0016】このようなものにあっては、各種の突起部
を選定してデッキプレートが形成できるので、必要強度
に見合ったデッキプレートを形成させることができる。
【0017】請求項5に記載された発明は、建築物の屋
根や壁等の縦材に、周縁部を型枠に挿着した太陽電池パ
ネルの前記型枠を取り付けて形成させた屋根や壁等の裏
面側に、類焼を防ぐように防火板を設けた耐火構造にお
いて、金属製平板の適宜な位置に突起部を形成させた複
数のデッキプレートを、適宜な間隙を有して一体に組み
付けて多層デッキプレートを形成させ、該多層デッキプ
レートに設けた複数の係合片で前記縦材に係合させると
共に、該多層デッキプレートの前記間隙に断熱材を挟持
させたことを特徴としている。
【0018】このようなものにあっては、多層デッキプ
レートの間隙に断熱材を押入したので、多層デッキプレ
ート単体で耐熱性を有するデッキプレートとなる。
【0019】請求項6に記載された発明は、請求項1又
は5に記載の耐火構造において、前記断熱材は、ガラス
ウールとしたことを特徴としている。
【0020】このようなものにあっては、ガラスウール
としたので、耐熱性が高く、高温に曝されても断熱性が
確保できる。
【0021】請求項7に記載された発明は、請求項1〜
5のいずれかに記載の耐火構造において、前記デッキプ
レートの少なくとも一面に、耐火被覆を設けたことを特
徴としている。
【0022】このようなものにあっては、デッキプレー
トの外面に耐火被覆を設けたので、デッキプレートを火
炎等から守ることができて、また軽量化が図れる。
【0023】ここで、耐火被覆とは、モルタルにガラス
繊維等を混入し、吹き付けや塗布によって層状に被覆さ
せる類のものを指している。
【0024】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明による耐
火構造について図1〜図4に基づいて説明する。
【0025】図1は、耐火構造の実施の形態1を示す部
分斜視図である。
【0026】図1において、20は耐火構造、21はデ
ッキプレートで、21aはこのデッキプレート21から
突設させた突起部である。22は断熱材で、デッキプレ
ート21と防火板43との間に押入させている。
【0027】特に、この耐火構造20は太陽電池パネル
屋根30専用として限定するものではないが、本実施の
形態1においては、31は太陽電池パネル、40は建築
物や壁等の縦材であり、太陽電池パネル31の縦横縁部
31a,31bをそれぞれ縦型枠41A、上横型枠45
・下横型枠45Aに挿着し、周縁部を各型枠で囲った太
陽電池パネル31を形成させ、この周囲の型枠41A,
45,45Aを介して縦材40に取付けて屋根や壁等を
形成させる構成にしている。
【0028】また、その上を覆うように雨水等の遮断を
させる押縁部41を縦材40に締結させて設けている。
また、縦材40に太陽電池パネル31を取り付けた際、
上横型枠45と下横型枠45Aとの間を召し合わせと止
水ゴム46により接合し、雨水等の浸入を遮断するよう
に形成させて、太陽電池パネル屋根30等を構成させて
いる。
【0029】そして、この太陽電池パネル屋根30の裏
面側に、前述の耐火構造20を組付けることによって、
耐火性を有する建築物を構成させたものである。
【0030】図2は、図1を矢視した図であり、図2
(a)はP矢視図、図2(b)はQ矢視図である。
【0031】図2(a)において、耐火構造20は、太
陽電池パネル屋根30から所定の間隔を有して組付けて
おり、複数の縦材40間を防火板43で閉成し、この防
火板43とデッキプレート21との間に断熱材22を押
入させている。防火板43の位置は太陽電気パネル31
の下方に所定の間隔を設けて装着させ、エアの通気層4
3aを形成させている。
【0032】したがって、エアの通気によって、太陽電
池パネル31は冷却され温度上昇が抑制できるので、発
電効率の低下が防止できる。
【0033】図2(b)に示すように、耐火構造20の
重量は、従来のコンクリートスラブ2(図11及び図1
2参照)に比し軽く、複数の突起部21aを突設させた
デッキプレート21の下面を、支持する複数の梁23の
スパン(L)を広げ、数を少なくさせることができる。
【0034】したがって、建築物としての屋根荷重も軽
減できて、コストの低減が図れる。
【0035】図3は、図1のA−A断面図であり、図4
は、図1のB−B断面図である。
【0036】図3及び図4において、太陽電池パネル3
1を囲うように縦・横型枠41A,45,45Aに挿着
して形成させ、縦材40に取付けた太陽電池パネル屋根
30と、耐火構造20とを組付けた状態を示している。
この構成において、縦材40に跨着した受け材42の下
面に、複数の縦材40間を閉成するように防火板43を
設け、この防火板43とデッキプレート21との間に断
熱材22を充満するように押入させている。
【0037】そして、防火板43と太陽電池パネル31
との間に設けた所定の間隔を通気層としている。
【0038】したがって、この通気層43aでは、図4
に示すように、軒側から棟側に向けて矢印のように、侵
入してきた外気の流れが生じて冷却され、太陽電池パネ
ル31が異常な高温になることを防ぐことができ、発電
効率を正常に維持できる。
【0039】また、デッキプレート21は、その断面を
T状・L状・三角状・折板状等の何れか又は混在するよ
うに突設させ、適宜な間隔の突起部21aを形成させて
いる。
【0040】したがって、デッキプレート21は、突起
部21aによって面剛性が上がり、搭載荷重に強くなる
ので、このデッキプレート21は、梁23に設置して、
建築時の作業場としても使用することができるようにな
る。
【0041】また、デッキプレート21は、複数の梁2
3,23,・・間を閉成するように設置している。した
がって、建築物の内部からの火炎に曝されても対抗でき
る耐火構造20となる。
【0042】(変形例)図5は、図3に示す実施の形態
1の変形例を示す断面図である。
【0043】この図5に示す変形例と、図3に示す実施
の形態1との違いは、デッキプレート部にある。
【0044】すなわち、この変形例は、図3に示すデッ
キプレート21の外面に、耐火被覆21c(
【課題を解決するための手段】の請求項7に記載された
発明は、・・・の項参照)を施したものである。
【0045】したがって、より耐火性を向上させること
ができる。
【0046】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0047】[実施の形態2]図6は、本発明による耐
火構造の実施の形態2を示す断面図である。
【0048】この図6に示す実施の形態2と、図3に示
す実施の形態1との違いは、それぞれのデッキプレート
21,21Aの形状の違いにある。
【0049】すなわち、この実施の形態2は、実施の形
態1のものが断面T状であるのに対して、断面折板状と
したものである。
【0050】したがって、成形が容易で生産性がよく、
コストの低減が図れる。
【0051】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0052】(変形例)図7は、図6に示す実施の形態
2の変形例を示す断面図である。
【0053】この図7に示す変形例と、図6に示す実施
の形態2との違いはデッキプレート部にある。
【0054】すなわち、この変形例は、図6に示すデッ
キプレート21Aの外面に、耐火被覆21cを施したも
のである。
【0055】したがって、より耐火性を向上させること
ができる。
【0056】その他の構成及び作用は、図6に示す、実
施の形態2と同様であるので、その説明を省略する。
【0057】[実施の形態3]図8は、実施の形態3を
示す断面図である。
【0058】図8において、耐火構造20は、複数のデ
ッキプレート21,21,・・を多層(実施の形態3で
は2層)に組み付けて、多層デッキプレート21Bを形
成させ、この多層デッキプレート21Bのプレートの間
隙に断熱材22を押入し、耐火性を持たせたものであ
る。
【0059】そして、多層デッキプレート21Bは、こ
の面上の所々から突設させて係合片21B1を設け、こ
の係合片21B1に着脱可能な吊り具44を、縦材40
から下方に向けて設け、この吊り具44で係合片21B
1を挟持して、多層デッキプレート21Bを縦材40の
下方に張り巡らせる。
【0060】なお、この図8に示すように、この実施の
形態3においては、断面折板状のデッキプレート21を
多層にする構成としたが、勿論断面T・L・三角状等の
もので多層にしてもよい。そして、デッキプレート21
の適宜な間隙を設けて断熱材22を押入し、耐火性を持
たせるようにしてもよい。
【0061】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0062】[実施の形態4]図9は、実施の形態4を
示す断面図である。
【0063】この図9に示す実施の形態4と、図3に示
す実施の形態1との違いは、断熱材22の有無にある。
【0064】すなわち、この実施の形態4は、図9に示
すように、デッキプレート21上に断熱材22を押入す
ることなく、防火板43とデッキプレート21との間を
空隙としたものである。そして、更に空隙を広くした
り、高耐火性の材料を使用したり、板厚を増加させたり
して耐火に耐えるようにしている。したがって、屋根部
の組付け作業が容易な上に、断熱材22を使用しない
分、コストの低減が図れる。
【0065】なお、図9のデッキプレート21の一部分
に図示しているように、デッキプレート21の少なくと
も一面(この実施の形態4では外面にだけに)に、耐火
被覆21cを行ってもよい。
【0066】したがって、デッキプレート21だけのも
のに比し耐火性の向上が図れる。
【0067】その他の構成及び作用は、実施の形態1と
同様であるので、その説明を省略する。
【0068】[実施の形態5]図10は、実施の形態5
を示す断面図である。
【0069】この図10に示す実施の形態5と、図6に
示す実施の形態2との違いは、断熱材22の有無にあ
る。
【0070】すなわち、この実施の形態5は、図10に
示すように、折板状のデッキプレート21A上に断熱材
22を押入することなく、防火板43とデッキプレート
21Aとの間を空隙としたものである。そして、更に空
隙を広くしたり、板厚を増加させたり、材質を高耐火性
のものとしたりしている。
【0071】したがって、屋根部の組付けの作業が容易
な上に、断熱材22を使用しない分、コストの低減が図
れる。
【0072】なお、図10のデッキプレート21Aの一
部分に図示しているように、デッキプレート21Aの少
なくとも一面(この実施の形態5では外面だけに)に耐
火被膜21cを行ってもよい。
【0073】したがって、デッキプレート21だけのも
のに比し、耐火性の向上が図れる。
【0074】その他の構成及び作用は、実施の形態2と
同様であるので、その説明を省略する。
【0075】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明は、防火板とデッキプレートの間に断熱材を押
入する耐火構造としたので、従来のコンクリートスラブ
の耐火構造に比し軽く、梁のスパンが大きく取れて屋根
荷重の軽量化が図れる。したがって、施工機材や施工費
の低減及び工期の短縮等コストの低減が図れる。
【0076】また、デッキプレートと断熱材とで、建築
物内部からの火炎に曝されても、太陽電池パネルや縦材
・横材等が高温から守られ変形防止ができる。したがっ
て、高価な太陽電池パネル屋根を破壊から守ることがで
きる。
【0077】請求項2に記載の発明は、防火板と太陽電
池パネルとの間に通気層を設けることにより、エア流れ
による冷却ができて、太陽電池パネル屋根の太陽電池セ
ルの温度上昇が抑制できるので、発電効率の向上維持さ
せることができる。
【0078】請求項3に記載の発明は、梁間をデッキプ
レートで架設させたので、火炎を遮断して屋根側への類
焼を防止する事ができる。また、架設されたデッキプレ
ートは、建設施工時の作業場として使用できるので、作
業性の向上により作業工数の低減が図れる。
【0079】請求項4に記載の発明は、建築物に見合っ
た剛性を有するデッキプレートが形成できて、経済的で
ある。
【0080】請求項5に記載の発明は、多層デッキプレ
ートの耐熱性が向上したので、デッキプレート単体を耐
火用として使用することができる。したがって、装着が
容易である。
【0081】請求項6に記載の発明は、断熱材をガラス
ウールとしたので、高温に曝されても断熱性能が劣化せ
ず長期に使用できる。また、遮音性能も持たせることが
できる。
【0082】請求項7に記載の発明は、デッキプレート
に耐火被覆をするので、デッキプレートの耐炎性や耐火
性の向上を、吹き付けや塗布するだけで、容易に向上さ
せることができる。したがって、安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による耐火構造の実施の形態1を示す部
分斜視図である。
【図2】同発明による実施の形態1を示す図1の矢視図
であり、図2(a)はP矢視図、図2(b)はQ矢視図
である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】図1のB−B断面図である。
【図5】同発明による実施の形態1の変形例を示す断面
図である。
【図6】本発明による耐火構造の実施の形態2を示す断
面図である。
【図7】同発明による実施の形態2の変形例を示す断面
図である。
【図8】同発明による耐火構造の実施の形態3を示す断
面図である。
【図9】同発明による耐火構造の実施の形態4を示す断
面図である。
【図10】同発明による耐火構造の実施の形態5を示す
断面図である。
【図11】従来技術による耐火構造に太陽電池パネルを
装着した状態を示す部分斜視図である。
【図12】従来技術による耐火構造を示す図11の矢視
図であり、図12(a)はp矢視図、図12(b)はq
矢視図である。
【符号の説明】
20…耐火構造 21…デッキプレート 21a…突起部 22…断熱材 23…梁 31…太陽電池パネル 40…縦材 41A…縦型枠 45,45A…上・下横型枠 43…防火板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 健 東京都港区芝浦4ー4ー44 株式会社横河 ブリッジ内 (72)発明者 山下 宏実 千葉県八千代市上高野1812 東邦シートフ レーム株式 会社内 (72)発明者 近藤 敏 千葉県八千代市上高野1812 東邦シートフ レーム株式 会社内 Fターム(参考) 2E001 DE01 EA01 FA03 FA16 GA06 GA12 GA17 GA42 GA45 HA01 HA33 HB01 NA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の屋根や壁等の縦材に、周縁部を
    型枠に挿着した太陽電池パネルの前記型枠を取り付けて
    形成させた屋根や壁等の裏面側に、類焼を防ぐように防
    火板を設けた耐火構造において、 前記防火板の下方の梁間に、金属製平板に複数の突起部
    を形成させたデッキプレートを架設し、該デッキプレー
    トと前記防火板との間に断熱材を押入させたことを特徴
    とする耐火構造。
  2. 【請求項2】 前記太陽電池パネルの下方に、通気層が
    確保できるように、所定の間隔を有して前記防火板を設
    けたことを特徴とする請求項1に記載の耐火構造。
  3. 【請求項3】 建築物の屋根や壁等の縦材に、周縁部を
    型枠に挿着した太陽電池パネルの前記型枠を取り付けて
    形成させた屋根や壁等の裏面側に、類焼を防ぐように防
    火板を設けた耐火構造において、 前記防火板の下方の梁間に、金属製平板の適宜な位置に
    複数の突起部を形成させたデッキプレートを、耐炎性を
    有するように、一部又は全部を閉成して架設させたこと
    を特徴とする耐火構造。
  4. 【請求項4】 前記金属製平板の適宜な位置に設けた前
    記突起部は、断面T状・L状・三角状・折板状等のいず
    れか又は混在させて形成させたことを特徴とする請求項
    1又は3に記載の耐火構造。
  5. 【請求項5】 建築物の屋根や壁等の縦材に、周縁部を
    型枠に挿着した太陽電池パネルの前記型枠を取り付けて
    形成させた屋根や壁等の裏面側に、類焼を防ぐように防
    火板を設けた耐火構造において、 金属製平板の適宜な位置に突起部を形成させた複数のデ
    ッキプレートを、適宜な間隙を有して一体に組み付けて
    多層デッキプレートを形成させ、該多層デッキプレート
    に設けた複数の係合片で前記縦材に係合させると共に、 該多層デッキプレートの前記間隙に断熱材を挟持させた
    ことを特徴とする耐火構造。
  6. 【請求項6】 前記断熱材は、ガラスウールとしたこと
    を特徴とする請求項1又は5に記載の耐火構造。
  7. 【請求項7】 前記デッキプレートの少なくとも一面
    に、耐火被覆を設けたことを特徴とする請求項1〜4の
    いずれかに記載の耐火構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105821981A (zh) * 2016-03-24 2016-08-03 江苏建中能源科技有限公司 一种防变形防火涂层板
JP2020125620A (ja) * 2019-02-04 2020-08-20 清水建設株式会社 耐火被覆材の施工方法、被覆厚さ管理方法および被覆厚さ管理装置
KR102164382B1 (ko) * 2019-12-24 2020-10-13 (주) 에코스 단열 기능이 갖추어진 건물 설치형 태양광 발전 시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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