JP2001054540A - 介護用ベッドの手摺り - Google Patents
介護用ベッドの手摺りInfo
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- JP2001054540A JP2001054540A JP11233759A JP23375999A JP2001054540A JP 2001054540 A JP2001054540 A JP 2001054540A JP 11233759 A JP11233759 A JP 11233759A JP 23375999 A JP23375999 A JP 23375999A JP 2001054540 A JP2001054540 A JP 2001054540A
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- bed
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- frame portion
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被介護者が自力でベッドから立ち上がり、床
に座ったり、車椅子に乗ったりすることができるように
して介護者の負担を軽減させる介護用ベッドの手摺りを
提供する。 【解決手段】 左右のサイドボード１２を有するベッド
１に取り付けられる手摺り２であって、ベッド１の片側
又は両側のサイドボード１２の上方に該サイドボード１
２の長手方向に対して平行に延びるサイドフレーム部２
１と、該サイドフレーム部１２から垂直下方に延出し、
端部が床面又はベッドに固定される支持フレーム部２２
と、上記サイドフレーム部２１の一端から略直角に折曲
されて上記サイドボード１２から離れる方向に延出する
突出部２３と、該突出部２３の先端から床面に対して垂
直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒２４とから
なることを特徴とする。
に座ったり、車椅子に乗ったりすることができるように
して介護者の負担を軽減させる介護用ベッドの手摺りを
提供する。 【解決手段】 左右のサイドボード１２を有するベッド
１に取り付けられる手摺り２であって、ベッド１の片側
又は両側のサイドボード１２の上方に該サイドボード１
２の長手方向に対して平行に延びるサイドフレーム部２
１と、該サイドフレーム部１２から垂直下方に延出し、
端部が床面又はベッドに固定される支持フレーム部２２
と、上記サイドフレーム部２１の一端から略直角に折曲
されて上記サイドボード１２から離れる方向に延出する
突出部２３と、該突出部２３の先端から床面に対して垂
直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒２４とから
なることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用、介護用の
ベッドに設置される手摺りであって、特に被介護者のリ
ハビリ等のために用いられる介護用ベッドの手摺りに関
するものである。
ベッドに設置される手摺りであって、特に被介護者のリ
ハビリ等のために用いられる介護用ベッドの手摺りに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年脳梗塞等のリハビリのために、医療
用又は介護用のベッドには被介護者が自力で立ち上がる
ことができるように手摺りが取り付けられているものが
多数開発されており、図１３に示すように平面Ｌ字型６
や平面Ｕ字型７の手摺りが一般的に知られている。
用又は介護用のベッドには被介護者が自力で立ち上がる
ことができるように手摺りが取り付けられているものが
多数開発されており、図１３に示すように平面Ｌ字型６
や平面Ｕ字型７の手摺りが一般的に知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の手摺りは専ら、立ち上がる時のバランスを取るため
の支えとして機能するものであり、起き上がる時に腕の
力を十分に利用する構造のものではなかった。一方、脳
梗塞等を患っている被介護者の中でも、左右一方の側の
半身が不随等の障害を持っている人は、他方の障害を持
たない側の半身はリハビリによってかなりの力をつけて
きている場合が多く、この力を利用すれば、自力でのベ
ッドからの立ち上がりを、かなりスムースに行えるので
はないかと考えられた。
来の手摺りは専ら、立ち上がる時のバランスを取るため
の支えとして機能するものであり、起き上がる時に腕の
力を十分に利用する構造のものではなかった。一方、脳
梗塞等を患っている被介護者の中でも、左右一方の側の
半身が不随等の障害を持っている人は、他方の障害を持
たない側の半身はリハビリによってかなりの力をつけて
きている場合が多く、この力を利用すれば、自力でのベ
ッドからの立ち上がりを、かなりスムースに行えるので
はないかと考えられた。
【０００４】本発明は、上記点にかんがみ、被介護者が
自力でベッドから立ち上がり、床に座ったり、車椅子に
乗ったりすることができるようにして介護者の負担を軽
減させる介護用ベッドの手摺りを提供することを目的と
する。
自力でベッドから立ち上がり、床に座ったり、車椅子に
乗ったりすることができるようにして介護者の負担を軽
減させる介護用ベッドの手摺りを提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、ヘッドボード
と、フットボードと、左右のサイドボードとを有するベ
ッドに取り付けられる手摺りであって、ベッドのヘッド
ボード又はフットボードの所定の高さに一端が取り付け
られ、ベッドの片側又は両側のサイドボードの上方に該
サイドボードの長手方向に対して平行に延びるサイドフ
レーム部と、該サイドフレーム部から垂直下方に延出
し、端部が床面又はベッドに固定される支持フレーム部
と、上記サイドフレーム部の一端から略直角に折曲され
て上記サイドボードから離れる方向に延出する突出部
と、該突出部の先端から床面に対して垂直方向に延出
し、所定の長さを有する握り棒とからなることを特徴と
する介護用ベッドの手摺りを要旨としている。
と、フットボードと、左右のサイドボードとを有するベ
ッドに取り付けられる手摺りであって、ベッドのヘッド
ボード又はフットボードの所定の高さに一端が取り付け
られ、ベッドの片側又は両側のサイドボードの上方に該
サイドボードの長手方向に対して平行に延びるサイドフ
レーム部と、該サイドフレーム部から垂直下方に延出
し、端部が床面又はベッドに固定される支持フレーム部
と、上記サイドフレーム部の一端から略直角に折曲され
て上記サイドボードから離れる方向に延出する突出部
と、該突出部の先端から床面に対して垂直方向に延出
し、所定の長さを有する握り棒とからなることを特徴と
する介護用ベッドの手摺りを要旨としている。
【０００６】又、左右のサイドボードを有するベッドに
取り付けられる手摺りであって、ベッドの片側又は両側
のサイドボードの上方に該サイドボードの長手方向に対
して平行に延びるサイドフレーム部と、該サイドフレー
ム部から垂直下方に延出し、端部が床面又はベッドに固
定される支持フレーム部と、上記サイドフレーム部の一
端から略直角に折曲されて上記サイドボードから離れる
方向に延出する突出部と、該突出部の先端から床面に対
して垂直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒とか
らなることを特徴とする介護用ベッドの手摺りを要旨と
している。
取り付けられる手摺りであって、ベッドの片側又は両側
のサイドボードの上方に該サイドボードの長手方向に対
して平行に延びるサイドフレーム部と、該サイドフレー
ム部から垂直下方に延出し、端部が床面又はベッドに固
定される支持フレーム部と、上記サイドフレーム部の一
端から略直角に折曲されて上記サイドボードから離れる
方向に延出する突出部と、該突出部の先端から床面に対
して垂直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒とか
らなることを特徴とする介護用ベッドの手摺りを要旨と
している。
【０００７】さらに、前記突出部の長さは被介護者のく
るぶしから肘までの長さよりもやや短くしてなる介護用
ベッドの手摺りを要旨としている。
るぶしから肘までの長さよりもやや短くしてなる介護用
ベッドの手摺りを要旨としている。
【０００８】又、前記サイドフレーム部の突出部側近傍
に、肘あて用のゴムパッドを設置してなる介護用ベッド
の手摺りを要旨としている。
に、肘あて用のゴムパッドを設置してなる介護用ベッド
の手摺りを要旨としている。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図１は本発明に係る介護用ベッド
の手摺りをベッドに設置した状態を示す斜視図である。
この図に示すように介護用ベッド１のヘッドボード１１
に断面が円筒状のパイプからなる手摺り２の取付け部２
０がブラケット３０，３０により固定されている。そし
て、取付け部２０の端部からサイドフレーム部２１がベ
ッドのサイドボード１２の長手方向に対して平行に延出
している。このサイドフレーム部２１はベッド１の縦長
の略３分の１の長さを有しているものである。そして、
サイドフレーム部２１の端部はサイドボード１２と離れ
る方向に略直角に折曲されてなる突出部２３と連続して
いる。又、突出部２３の先端には床面に対して垂直方向
に延びる円筒状の握り棒２４が設けられている。この握
り棒２４は突出部２３よりも上方に延びる上部握り部２
４ａと、突出部２３よりも下方に延びる下部握り部２４
ｂとからなるものであり、握り棒２４は直径が略３ｃｍ
の太さを有し、上部握り部２４ａは略１２ｃｍ、下部握
り部２４ｂは略２０ｃｍの長さを有するものである。
又、突出部２３は被介護者のくるぶしから肘までの長さ
よりもやや短い長さを有するものである。
に基づいて説明する。図１は本発明に係る介護用ベッド
の手摺りをベッドに設置した状態を示す斜視図である。
この図に示すように介護用ベッド１のヘッドボード１１
に断面が円筒状のパイプからなる手摺り２の取付け部２
０がブラケット３０，３０により固定されている。そし
て、取付け部２０の端部からサイドフレーム部２１がベ
ッドのサイドボード１２の長手方向に対して平行に延出
している。このサイドフレーム部２１はベッド１の縦長
の略３分の１の長さを有しているものである。そして、
サイドフレーム部２１の端部はサイドボード１２と離れ
る方向に略直角に折曲されてなる突出部２３と連続して
いる。又、突出部２３の先端には床面に対して垂直方向
に延びる円筒状の握り棒２４が設けられている。この握
り棒２４は突出部２３よりも上方に延びる上部握り部２
４ａと、突出部２３よりも下方に延びる下部握り部２４
ｂとからなるものであり、握り棒２４は直径が略３ｃｍ
の太さを有し、上部握り部２４ａは略１２ｃｍ、下部握
り部２４ｂは略２０ｃｍの長さを有するものである。
又、突出部２３は被介護者のくるぶしから肘までの長さ
よりもやや短い長さを有するものである。
【００１０】尚、サイドフレーム部２１及び突出部２３
を補強する支持部材として支持フレーム部２２が、サイ
ドフレーム部２１と突出部２３とで形成される折曲部２
５付近から垂直下方に延出しており、この支持フレーム
部２２の端部は図示していないが、床面に固定されるか
又は、ベッドの一方のサイドボード１２に固定されるよ
うになっているものである。
を補強する支持部材として支持フレーム部２２が、サイ
ドフレーム部２１と突出部２３とで形成される折曲部２
５付近から垂直下方に延出しており、この支持フレーム
部２２の端部は図示していないが、床面に固定されるか
又は、ベッドの一方のサイドボード１２に固定されるよ
うになっているものである。
【００１１】次に、図２から図１１までを用いて本発明
である介護用ベッドの手摺りの使用態様について説明す
る。先ず、図２に示すように本発明に係る手摺り２は、
ベッド１のヘッドボード１１と、ベッド１のサイドボー
ド１２の上方とに配設されているものなので、被介護者
がベッド１で寝ている時には邪魔になることはないもの
である。そして、図３に示すように、目が覚めてベッド
から起き上がる時には先ず、サイドフレーム部２１を左
手で掴み、引き寄せるように左腕を折り曲げることによ
り、お尻を回転の中心として下半身は矢印の方向に回転
し、上半身はベッド面に対して垂直になるまで起こすこ
とができる。次に、図４に示すように、下半身の一部を
ベッドのサイドボード１２よりも外側に出して足が床面
５につく状態とし、サイドフレーム部２１を掴んでいた
左手を離して、この左手で握り棒２４の上部握り部２４
ａを握るようにする。そして、図５（ａ），（ｂ），
（ｃ）に示すように左腕を曲げて体全体をサイドフレー
ム部２１に引き寄せるようにすると同時に図６に示すよ
うに左腕の一部のサイドフレーム部２１と接触している
部分Ａを支点として上半身の重心を移動させつつ、片足
又は両足でベッドが設置されている床面を下方に押圧す
る方向に力を入れることにより体全体を上方に持ち上げ
るようにすることができる。すると、図７に示すように
サイドボードの外側に直立することが容易にできるので
ある。
である介護用ベッドの手摺りの使用態様について説明す
る。先ず、図２に示すように本発明に係る手摺り２は、
ベッド１のヘッドボード１１と、ベッド１のサイドボー
ド１２の上方とに配設されているものなので、被介護者
がベッド１で寝ている時には邪魔になることはないもの
である。そして、図３に示すように、目が覚めてベッド
から起き上がる時には先ず、サイドフレーム部２１を左
手で掴み、引き寄せるように左腕を折り曲げることによ
り、お尻を回転の中心として下半身は矢印の方向に回転
し、上半身はベッド面に対して垂直になるまで起こすこ
とができる。次に、図４に示すように、下半身の一部を
ベッドのサイドボード１２よりも外側に出して足が床面
５につく状態とし、サイドフレーム部２１を掴んでいた
左手を離して、この左手で握り棒２４の上部握り部２４
ａを握るようにする。そして、図５（ａ），（ｂ），
（ｃ）に示すように左腕を曲げて体全体をサイドフレー
ム部２１に引き寄せるようにすると同時に図６に示すよ
うに左腕の一部のサイドフレーム部２１と接触している
部分Ａを支点として上半身の重心を移動させつつ、片足
又は両足でベッドが設置されている床面を下方に押圧す
る方向に力を入れることにより体全体を上方に持ち上げ
るようにすることができる。すると、図７に示すように
サイドボードの外側に直立することが容易にできるので
ある。
【００１２】次に、図７に示す直立した状態で左手を上
部握り部２４ａから離さないようにして回転して向きを
変え、図８に示すような車椅子４に腰掛けたり、図９に
示すような床５に座る動作へと移すことができる。ま
た、床に座ってお茶を飲んだり、テレビを見たりした後
で、再びベッドに戻ってくつろぎたい場合には図１０に
示すように下部握り部２４ｂを握って体をベッドに引き
寄せるように使用し、上述の動作とは逆の動作をするこ
とにより、容易にベッド１に寝ることができるのであ
る。
部握り部２４ａから離さないようにして回転して向きを
変え、図８に示すような車椅子４に腰掛けたり、図９に
示すような床５に座る動作へと移すことができる。ま
た、床に座ってお茶を飲んだり、テレビを見たりした後
で、再びベッドに戻ってくつろぎたい場合には図１０に
示すように下部握り部２４ｂを握って体をベッドに引き
寄せるように使用し、上述の動作とは逆の動作をするこ
とにより、容易にベッド１に寝ることができるのであ
る。
【００１３】又、本発明の他の実施形態として図６で示
した左腕の一部がサイドフレーム部２１と接触している
部分Ａ近傍のサイドフレーム部２１の周囲を覆うよう
に、肘あて用の弾力性を有するゴムパッド２６を装着す
る構成とすれば、骨の弱っているお年寄りにも安心して
利用できるのである。
した左腕の一部がサイドフレーム部２１と接触している
部分Ａ近傍のサイドフレーム部２１の周囲を覆うよう
に、肘あて用の弾力性を有するゴムパッド２６を装着す
る構成とすれば、骨の弱っているお年寄りにも安心して
利用できるのである。
【００１４】なお、本発明の趣旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々なる実施の態様をとることができることは無
論である。例えば、本発明の実施の形態では右半身が不
随で、左半身が正常な人のためにベッドの右サイドボー
ド上方に手摺りが設置される構成を示したが、これに限
定されるものではなく、左半身が不随の人が使用する場
合には、ベッドの左サイドボード上方近傍に手摺りが設
置される構成や、ベッドの右サイドボード上方であっ
て、ベッドの足側に設けられているフットボードから手
摺りが延出する構成としてもよいものであり、左右両方
のサイドボードに手摺りを設置する構成とすることもで
きるものである。
いて、種々なる実施の態様をとることができることは無
論である。例えば、本発明の実施の形態では右半身が不
随で、左半身が正常な人のためにベッドの右サイドボー
ド上方に手摺りが設置される構成を示したが、これに限
定されるものではなく、左半身が不随の人が使用する場
合には、ベッドの左サイドボード上方近傍に手摺りが設
置される構成や、ベッドの右サイドボード上方であっ
て、ベッドの足側に設けられているフットボードから手
摺りが延出する構成としてもよいものであり、左右両方
のサイドボードに手摺りを設置する構成とすることもで
きるものである。
【００１５】さらに、図１２に示すように手摺り２の取
付け部２０の取り付け位置はヘッドボード１１に限定さ
れるものではなく、ベッドの形状や、ベッドの設置場所
に応じて、ベッドのサイドボード１２等に取り付ける構
成とすることができるものであることは言うまでもな
い。
付け部２０の取り付け位置はヘッドボード１１に限定さ
れるものではなく、ベッドの形状や、ベッドの設置場所
に応じて、ベッドのサイドボード１２等に取り付ける構
成とすることができるものであることは言うまでもな
い。
【００１６】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ヘッドボード
と、フットボードと、左右のサイドボードとを有するベ
ッドに取り付けられる手摺りであって、ベッドのヘッド
ボード又はフットボードの所定の高さに一端が取り付け
られ、ベッドの片側又は両側のサイドボードの上方に該
サイドボードの長手方向に対して平行に延びるサイドフ
レーム部と、該サイドフレーム部から垂直下方に延出
し、端部が床面又はベッドに固定される支持フレーム部
と、上記サイドフレーム部の一端から略直角に折曲され
て上記サイドボードから離れる方向に延出する突出部
と、該突出部の先端から床面に対して垂直方向に延出
し、所定の長さを有する握り棒とからなることを特徴と
する介護用ベッドの手摺りを要旨としているので、簡易
な構造で設置等も簡単な手摺りであるにもかかわらず、
脳梗塞等で半身不随となった被介護者が自力でバランス
を失わずに容易にベッドから起き上がることができるも
のであり、介護者の負担を軽くするとともに、被介護者
が寝たきりになることを回避することができるものであ
るので、これからの高齢化社会において益々必要とされ
ることになるであろう非常に有益な発明である。
と、フットボードと、左右のサイドボードとを有するベ
ッドに取り付けられる手摺りであって、ベッドのヘッド
ボード又はフットボードの所定の高さに一端が取り付け
られ、ベッドの片側又は両側のサイドボードの上方に該
サイドボードの長手方向に対して平行に延びるサイドフ
レーム部と、該サイドフレーム部から垂直下方に延出
し、端部が床面又はベッドに固定される支持フレーム部
と、上記サイドフレーム部の一端から略直角に折曲され
て上記サイドボードから離れる方向に延出する突出部
と、該突出部の先端から床面に対して垂直方向に延出
し、所定の長さを有する握り棒とからなることを特徴と
する介護用ベッドの手摺りを要旨としているので、簡易
な構造で設置等も簡単な手摺りであるにもかかわらず、
脳梗塞等で半身不随となった被介護者が自力でバランス
を失わずに容易にベッドから起き上がることができるも
のであり、介護者の負担を軽くするとともに、被介護者
が寝たきりになることを回避することができるものであ
るので、これからの高齢化社会において益々必要とされ
ることになるであろう非常に有益な発明である。
【００１７】又、左右のサイドボードを有するベッドに
取り付けられる手摺りであって、ベッドの片側又は両側
のサイドボードの上方に該サイドボードの長手方向に対
して平行に延びるサイドフレーム部と、該サイドフレー
ム部から垂直下方に延出し、端部が床面又はベッドに固
定される支持フレーム部と、上記サイドフレーム部の一
端から略直角に折曲されて上記サイドボードから離れる
方向に延出する突出部と、該突出部の先端から床面に対
して垂直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒とか
らなることを特徴とする介護用ベッドの手摺りを要旨と
しているので、手摺りの取り付け位置はベッドの形状や
設置場所等に対応して適宜変更することができるもので
ある。
取り付けられる手摺りであって、ベッドの片側又は両側
のサイドボードの上方に該サイドボードの長手方向に対
して平行に延びるサイドフレーム部と、該サイドフレー
ム部から垂直下方に延出し、端部が床面又はベッドに固
定される支持フレーム部と、上記サイドフレーム部の一
端から略直角に折曲されて上記サイドボードから離れる
方向に延出する突出部と、該突出部の先端から床面に対
して垂直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒とか
らなることを特徴とする介護用ベッドの手摺りを要旨と
しているので、手摺りの取り付け位置はベッドの形状や
設置場所等に対応して適宜変更することができるもので
ある。
【００１８】さらに、前記突出部は被介護者のくるぶし
から肘までの長さよりもやや短くしてなる介護用ベッド
の手摺りを要旨としているので、左右のどちらかの手で
握り棒を掴み、サイドフレーム部の一部に肘をつけて自
らの体をサイドフレーム部に引き寄せると同時に、この
肘とサイドフレーム部との接点を支点として上半身の重
心を移動させつつ、片足又は両足でベッドが設置されて
いる床面を下方に押圧する方向に力を入れることにより
容易に直立することができるものである。
から肘までの長さよりもやや短くしてなる介護用ベッド
の手摺りを要旨としているので、左右のどちらかの手で
握り棒を掴み、サイドフレーム部の一部に肘をつけて自
らの体をサイドフレーム部に引き寄せると同時に、この
肘とサイドフレーム部との接点を支点として上半身の重
心を移動させつつ、片足又は両足でベッドが設置されて
いる床面を下方に押圧する方向に力を入れることにより
容易に直立することができるものである。
【００１９】又、前記サイドフレーム部の突出部側近傍
に肘あて用のゴムパッドを設置してなる介護用ベッドの
手摺りを要旨としているので、お年寄り等の腕の骨が脆
弱になっている人が使用する場合にも対応することがで
きるものである。
に肘あて用のゴムパッドを設置してなる介護用ベッドの
手摺りを要旨としているので、お年寄り等の腕の骨が脆
弱になっている人が使用する場合にも対応することがで
きるものである。
【図１】本発明に係る介護用ベッドの手摺りをベッドに
設置した状態を示す斜視図である。
設置した状態を示す斜視図である。
【図２】本発明に係る手摺りを設置したベッドに被介護
者が寝ている状態を示す平面図である。
者が寝ている状態を示す平面図である。
【図３】本発明に係る手摺りに手を掛けた状態を示す平
面図である。
面図である。
【図４】本発明に係る手摺りを握りながらベッドに腰掛
けた状態を示す正面図である。
けた状態を示す正面図である。
【図５】本発明に係る手摺りを使用して立ち上がる瞬間
を３方向から示す図である。
を３方向から示す図である。
【図６】本発明に係る手摺りと腕とが接触している部分
を示す図である。
を示す図である。
【図７】本発明に係る手摺りを利用して床面から起立し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図８】本発明に係る手摺りを利用して車椅子へ移動し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図９】本発明に係る手摺りを利用して床面に座る瞬間
を示す図である。
を示す図である。
【図１０】本発明に係る手摺りを利用してベッドに近づ
くように移動する状態を示す図である。
くように移動する状態を示す図である。
【図１１】本発明に係る手摺りに肘当て用のパッドを設
置した状態を示す図である。
置した状態を示す図である。
【図１２】本発明に係る手摺りの他の実施の形態を示す
図である。
図である。
【図１３】従来のベッドのサイドボードに設置された手
摺りの形状を示す図である。
摺りの形状を示す図である。
１ 介護用ベッド ２ 手摺り ４ 車椅子 ５ 床面 ６ 平面Ｌ字型の手摺り ７ 平面Ｕ字型の手摺り １１ ヘッドボード １２ サイドボード １３ フットボード ２０ 取付け部 ２１ サイドフレーム部 ２２ 支持フレーム部 ２３ 突出部 ２４ 握り棒 ２４ａ 上部握り部 ２４ｂ 下部握り部 ２５ 折曲部 ２６ ゴムパッド ３０ ブラケット
Claims (4)
- 【請求項１】 ヘッドボードと、フットボードと、左右
のサイドボードとを有するベッドに取り付けられる手摺
りであって、上記ヘッドボード又はフットボードの所定
の高さに一端が取り付けられ、ベッドの片側又は両側の
サイドボードの上方に該サイドボードの長手方向に対し
て平行に延びるサイドフレーム部と、該サイドフレーム
部から垂直下方に延出し、端部が床面又はベッドに固定
される支持フレーム部と、上記サイドフレーム部の一端
から略直角に折曲されて上記サイドボードから離れる方
向に延出する突出部と、該突出部の先端から床面に対し
て垂直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒とから
なることを特徴とする介護用ベッドの手摺り。 - 【請求項２】 左右のサイドボードを有するベッドに取
り付けられる手摺りであって、ベッドの片側又は両側の
サイドボードの上方に該サイドボードの長手方向に対し
て平行に延びるサイドフレーム部と、該サイドフレーム
部から垂直下方に延出し、端部が床面又はベッドに固定
される支持フレーム部と、上記サイドフレーム部の一端
から略直角に折曲されて上記サイドボードから離れる方
向に延出する突出部と、該突出部の先端から床面に対し
て垂直方向に延出し、所定の長さを有する握り棒とから
なることを特徴とする介護用ベッドの手摺り。 - 【請求項３】 前記突出部の長さは被介護者のくるぶし
から肘までの長さよりもやや短くしてなる請求項１又は
２に記載の介護用ベッドの手摺り。 - 【請求項４】 前記サイドフレーム部の突出部側近傍
に、肘あて用のゴムパッドを設置してなる請求項１乃至
３に記載の介護用ベッドの手摺り。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11233759A JP2001054540A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 介護用ベッドの手摺り |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11233759A JP2001054540A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 介護用ベッドの手摺り |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001054540A true JP2001054540A (ja) | 2001-02-27 |
Family
ID=16960140
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11233759A Pending JP2001054540A (ja) | 1999-08-20 | 1999-08-20 | 介護用ベッドの手摺り |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001054540A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200107822A (ko) * | 2019-03-06 | 2020-09-16 | 전북대학교산학협력단 | 탈부착형 낙상방지 침대 보조손잡이 |
-
1999
- 1999-08-20 JP JP11233759A patent/JP2001054540A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20200107822A (ko) * | 2019-03-06 | 2020-09-16 | 전북대학교산학협력단 | 탈부착형 낙상방지 침대 보조손잡이 |
| KR102374728B1 (ko) | 2019-03-06 | 2022-03-16 | 전북대학교산학협력단 | 탈부착형 낙상방지 침대 보조손잡이 |
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