JP2001054411A - 中空ボタン - Google Patents

中空ボタン

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JP2001054411A
JP2001054411A JP11265957A JP26595799A JP2001054411A JP 2001054411 A JP2001054411 A JP 2001054411A JP 11265957 A JP11265957 A JP 11265957A JP 26595799 A JP26595799 A JP 26595799A JP 2001054411 A JP2001054411 A JP 2001054411A
Authority
JP
Japan
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cover material
brazing
lower cover
button
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP11265957A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kimura
喜夫 木村
Hirotsugu Mamada
洋嗣 間々田
Kinzo Osumi
金三 大隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Co Ltd
Original Assignee
Iris Co Ltd
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロー付けを利用して作り、使用中の様々な腐食
が起こらない金属ボタンを提供する事。 【解決手段】下蓋材の裏足のロー付け接着箇所に空気抜
き穴を設けてあるために、上蓋材と下蓋材のロー付けの
際に膨張した空気が完全に抜けて、該裏足を低温ロー付
けにより接着する際にロー部分に空気透過微小穴を生じ
ないために外的要因による使用中の腐食が発生しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は服飾用付属のボタン
に属する。
【0002】
【従来の技術】本発明に関係すると思われる従来の特
許、実用新案を調査したところ、本発明のようなボタン
全く作られていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように本発明の
ボタンは市場に流通していなかった。従来からあるこの
ような金属ボタンでは、上蓋材と下蓋材とをロー付け
し、更に裏足をロー付け接着すると、下蓋材のロー付け
の際に上蓋材と下蓋材とをロー付けした事により膨張し
た空気が、他より弱い、十分に硬化していない裏足の接
着箇所から噴出するためにロー部分に空気透過微小穴を
生じて、環境中の酸化ガスや洗濯、クリーニングの際の
洗濯液や溶剤などの外的要因の作用によって使用中の腐
食が発生してしまった。そこでこれらの問題の起こらな
い金属ボタンを提供する事を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のボタンは以上の
課題を解決するため、該下蓋材の裏足のロー付け接着箇
所に空気抜き穴を設けてあるために、該上蓋材とロー付
けの際に膨張した空気が完全に抜けて、該下蓋材の該裏
足をロー付けにより接着する際にロー部分に空気通過
穴、すなわちピンホールを生じさせない。該裏足のロー
付けでは低温溶融ローを使用する事により、該上蓋材と
該下蓋材とを接着するローは溶融しない。
【0005】本発明のボタンの金属素材には真鍮などが
使用されるために、これらの素材の柔らかさによる加工
性が活用される。すなわち伸びが良いので、デザインを
形成した凹凸模様を彫った金型によるプレスで、繊細な
模様が精巧に形成する事が可能である。
【0006】また通常、真鍮素材でカブセボタンと呼
ぶ、中空の金属ボタンを作る場合、どうしてもメッキ液
槽に沈めるための水抜き穴があって、そこから水や各種
物質が入るために、後からメッキ液がボタン表面に出て
来てボタン表面を錆びさせる事があったり、使用中の腐
食が起こりやすかった。そして、真鍮素材では表側と裏
側の板を合わさり目の端部で折り曲げて押える、いわゆ
る加締め工程を経る。すると、やはりこの部分が加工が
悪いと水や各種物質が入るために、使用中の腐食が起こ
りやすかった。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明のボタンの実施例を
説明する。ただし、これは言うまでもなく単に説明用の
もので発明思想の制限又は限定を意味するものではな
い。
【0008】第1図は本発明のボタンの下方斜視説明
図。1は上蓋部材、2は下蓋部材、3は裏足。
【0009】第2図は本発明のボタンの上蓋部材を示す
下方斜視説明図。1aは上蓋材ロー付け接着部。
【0010】第3図は本発明のボタンの下蓋部材を示す
下方斜視説明図。2aは下蓋材ロー付け接着部、2bは
裏足ロー付け接着凹部、2cは空気抜き穴。
【0011】第4図は本発明のボタンの裏足を示す下方
斜視説明図。3aはロー付け部。3bは糸通し部。
【0012】第5図は本発明のボタンを示す図1のA−
A断面図。
【0013】第6図は本発明のボタンの他の実施例を示
す断面図。
【0014】第7図は本発明のボタンの他の実施例を示
す断面図。
【0015】
【発明の効果】本発明の中空ボタンにより、下蓋材のロ
ー付けの際に上蓋材と下蓋材とをロー付けした事により
膨張した空気が、空気抜き穴から吐出するためにロー付
け部分からの空気透過が無く、また裏足をロー付け接着
する際、低温溶融ローを使用する事により、上蓋材と下
蓋材との接着部分の溶融が無く、ロー部分に空気透過微
小穴を生じて、環境中の酸化ガスや洗濯、クリーニング
の際の洗濯液や溶剤などの外的要因の作用によって使用
中の腐食が発生する問題が起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明のボタンの下方斜視説明図。
【図2】第2図は本発明のボタンの上蓋部材を示す下方
斜視説明図。
【図3】第3図は本発明のボタンの下蓋部材を示す下方
斜視説明図。
【図4】第4図は本発明のボタンのロー付け足を示す下
方斜視説明図。
【図5】第5図は本発明のボタンを示す図1のA−A断
面図。
【図6】第6図は本発明のボタンの他の実施例を示す断
面図。
【図7】第7図は本発明のボタンの他の実施例を示す断
面図。
【符号の説明】
1 −上蓋材 1a−上蓋材ロー付け接着部 2 −下蓋材 2a−下蓋材ロー付け接着部 2b−裏足ロー付け接着凹部 2c−空気抜き穴 3 −裏足 3a−ロー付け部 3b−糸通し部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上蓋材と下蓋材とをロー付けし、更に裏足
    をロー付け接着する中空ボタンであって、該下蓋材の該
    裏足の接着箇所に空気抜き穴を設けてあるために、該上
    蓋材と該下蓋材のロー付けの際に膨張した空気が完全に
    抜けて、該裏足を低温ロー付けにより接着する際にロー
    部分に空気透過微小穴を生じないために外的要因による
    使用中の腐食が発生しない事を特徴とする中空ボタン。
JP11265957A 1999-08-16 1999-08-16 中空ボタン Pending JP2001054411A (ja)

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JP11265957A JP2001054411A (ja) 1999-08-16 1999-08-16 中空ボタン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100781294B1 (ko) 2007-04-30 2007-11-30 서용인 의류 단추용 고리의 고정방법
CN111317220A (zh) * 2019-12-27 2020-06-23 浙江伟星实业发展股份有限公司 一种铝合金钮扣及其制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100781294B1 (ko) 2007-04-30 2007-11-30 서용인 의류 단추용 고리의 고정방법
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