JP2001054276A - リターダ用エキサイタ - Google Patents

リターダ用エキサイタ

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JP2001054276A
JP2001054276A JP11223503A JP22350399A JP2001054276A JP 2001054276 A JP2001054276 A JP 2001054276A JP 11223503 A JP11223503 A JP 11223503A JP 22350399 A JP22350399 A JP 22350399A JP 2001054276 A JP2001054276 A JP 2001054276A
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exciter
core
molded
mold
bobbin
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JP11223503A
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Kazuyoshi Arai
一由 新井
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分割されたエキサイタコイルの防水性劣悪を
生じないようにする。 【解決手段】 ボビン20とエキサイタコイル15とが
モールドされたモールド状エキサイタコアを有するエキ
サイタ内蔵リターダにおいて、モールド状エキサイタコ
ア21−1,21−2,21−3,21−4に分割する
と共に、このモールド状エキサイタコアについて、モー
ルド状エキサイタコアの両端のモールド形状は、モール
ド材のボビンへのかぶり部分がテーパ状に形成され、そ
の端部のコーナ部が面取り形状に形成されてなり、その
両端分割端面部はエキサイタコア面がモールド面より突
出した形状に形成されてなり、ボビン20の溝幅部分の
モールド形状はモールド材のボビンへのかぶり部分が溝
幅の中心に向かってそれぞれテーパ状に形成され、エキ
サイタコイルの両端は、カラーの穴を介して引き出さ
れ、その周辺がモールド材でモールドされてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキサイタ内蔵リター
ダのエキサイタコイルをエキサイタコアと伴にモールド
材でモールドしてなるリターダ用エキサイタ、特にエキ
サイタコアを複数個に分割した構造で防水性を向上させ
たリターダ用エキサイタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のエキサイタ内蔵リターダ
の要部縦断面図であり図11のAOB矢視図を示してい
る。図11は図10の右側面図である。
【0003】図10,図11において、支持円板1は図
10図示の如く、変速装置2の出力軸側フランジ2─1
とプロペラシャフト3側のフランジ3─1との間に回転
可能に設けられている。当該支持円板1はその先端両側
の部材によってそれぞれ開口端を有する椀状に形成され
ており、ボルト4及びナット5とで変速装置2の出力軸
側フランジ2─1とプロペラシャフト3側のフランジ3
─1との間に同軸的に固着されている。
【0004】支持円板1の外側には取付け円板6を介し
て支持円板1と軸心を同一にして渦流円筒7が配設され
ている。当該渦流円筒7には鉄鋼材料が用いられる。な
お取付け円板6は当該渦流円筒7と一体に形成されてい
る場合もある。
【0005】両側がそれぞれ開口し椀状に形成された部
材を有する支持円板1の外側と当該渦流円筒7とで形成
される空間には磁性材の円筒状の支持部材8が配置され
ると共に、当該円筒状の支持部材8の一端は中央に凹部
を有する支持板9に固着されている。そして当該支持板
9は変速装置2の端部にボルト10で固定されている。
この場合も当該支持板9が支持部材8と一体に形成され
ている場合もある。
【0006】両側がそれぞれ開口し椀状に形成された部
材を有する上記支持円板1の外側と渦流円筒7とで形成
される空間に配置された円筒状の支持部材8の外周面に
は、磁性材のポールコア11がボルト12を介して取付
けられており、当該ポールコア11と渦流円筒7の内周
面との間にエアギャップが形成されている。そして当該
ポールコア11に界磁コイル13が巻回されている。ま
た支持部材8の内周面にはエキサイタコア14が固着さ
れると共に、当該エキサイタコア14に設けられたスロ
ットにはそれぞれエキサイタコイル15が巻回されてい
る。
【0007】一方、両側がそれぞれ開口し椀状に形成さ
れた部材を有する支持円板1の外周面には、例えばアー
クセグメント状に形成された永久磁石16が交互に異極
となるような順に等間隔で配置されている。当該永久磁
石16と上記エキサイタコア14との間にエアギャップ
が形成されており、エキサイタコア14に巻回されたエ
キサイタコイル15と永久磁石16とでエキサイタを構
成している。
【0008】エキサイタコイル15に発生した交流電圧
は整流手段で整流され、スイッチの投入により上記界磁
コイル13に界磁電流が流れるようになっている。
【0009】なお、17は遮熱板であり、渦電流損の発
熱による渦流円筒7からの輻射熱を当該遮熱板17で遮
蔽して界磁コイル13の温度上昇を抑制するようになっ
ている。18は放熱用フィンであり、渦流円筒7に発生
した渦電流損による発熱を当該放熱用フィン18から空
中に放熱させるようになっている。
【0010】上記の様に構成されている従来のエキサイ
タ内蔵リターダの動作は次の如くである。
【0011】変速装置2の出力軸、すなわち当該出力軸
側フランジ2─1を回転させると、支持円板1,永久磁
石16,取付け円板6及び渦流円筒7は一体となって回
転する。この時プロペラシャフト3側のフランジ3─1
もこの回転が伝達される。
【0012】リターダを作動させるために、図示されて
いないスイッチを投入することにより、エキサイタコイ
ル15に発生している交流電圧の整流手段で整流された
直流電圧が当該スイッチを介して上記界磁コイル13に
界磁電流を流させる。従ってポールコア11が交互にN
極とS極との順に磁化され、渦流円筒7に渦電流が発生
する。この渦電流とポールコア11が生成する磁界との
間で渦流円筒7の回転方向と反対方向に制動トルクが発
生し、当該制動トルクが出力軸側フランジ2−1の回転
に対しブレーキ作用を及ぼす。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のエキサイタ内蔵
リターダにおいて、トラックの走行に伴って跳ねた水が
リターダに降りかかった場合、エキサイタの絶縁性が低
下するおそれがあるため防止仕様が必要である。従来の
ものではエキサイタコイル等を組み付けた後に樹脂等で
覆うといった方法が考えられるが生産性の低下は免れ
ず、エキサイタコアを分割し、個別に防水性を施してか
ら組み付ける方法が考慮された。しかしこの場合磁気抵
抗の増加による性能への影響が懸念される。
【0014】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、エキサイタ内蔵リターダのエキサイタコイルに防水
性を持たすと共に、エキサイタ内蔵リターダの組み立て
を簡便化するに当たり、エキサイタコアを複数個に分割
する構造となし、その際エキサイタコアを分割すること
から生じる性能低下を防止する構造のリターダ用エキサ
イタを提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決しようとする手段】上記の目的を解決する
ために、本発明のリターダ用エキサイタは複数個の永久
磁石と相対向し間隙を介してその外側にボビンを介しエ
キサイタコイルが巻回されてなると共に、これらのボビ
ン及びエキサイタコイルと共にモールド材でモールドさ
れてなる円筒状のエキサイタコアと、界磁コイルを備え
ると共にエキサイタコイルに発生した電圧を基に当該界
磁コイルに流れる界磁電流でN極とS極とが交互に磁化
される複数の磁極を備え、エキサイタコアの外周に当該
エキサイタコアと一体的に設けられたポールコアと、当
該ポールコアの磁極に対向し間隙を介してその外側に設
けられた渦流円筒とを具備し、当該ポールコアと渦流円
筒とを相対的に回転させ、渦流円筒に渦電流を発生させ
て制動力を得る構成のリターダ用エキサイタにおいて、
上記ボビン及びエキサイタコイルと共にモールド材でモ
ールドされてなる円筒状のエキサイタコアが複数個に分
割されてモールド状エキサイタコアを形成すると共に、
この複数個に分割のモールド状エキサイタコアについ
て、当該モールド状エキサイタコアのそれぞれの両端の
モールド形状は、モールド状エキサイタコアの内径面に
対しモールド材のボビンへのかぶり部分がモールド状エ
キサイタコアの端部に向かってテーパ状に形成され、か
つその端部のコーナ部が面取り形状に形成されて、モー
ルド材のかぶり量が減らされてなり、当該モールド状エ
キサイタコアのそれぞれの両端分割端面部は、エキサイ
タコア面がモールド面より突出した形状に形成されてな
り、当該モールド状エキサイタコアのボビンのエキサイ
タコイル挿入口の溝部分のモールド形状はモールド状エ
キサイタコアの内径面に対しモールド材のボビンへのか
ぶり部分が当該溝幅の中心に向かってそれぞれテーパ状
に形成されて、モールド材のかぶり量が減らされてな
り、当該モールド状エキサイタコアに巻回されたエキサ
イタコイルの両端は、段差が設けられた埋め込み構造
で、モールド状エキサイタコアの外周面からその軸方向
に突出形態のカラー取付け部に取付けられたカラーの穴
を介して引き出されると共に、当該カラーの埋め込み周
辺がモールド材でモールドされてなる構造を特徴として
いる。
【0016】
【作用】複数個に分割された各エキサイタコアにボビン
を介してエキサイタコイルを巻回し、これらの部材をモ
ールド材でモールドしてモールド状エキサイタコアとす
ると共に、各モールド状エキサイタコアの分割端面等に
形成されたモールド材の形状構造により、その熱膨脹で
ひび割れが生じることなく、エキサイタコイルの磁気特
性と防水性が確保される。
【0017】
【実施例】図1は本発明のリターダ用エキサイタが用い
られているエキサイタ内蔵リターダの一実施例部分縦断
面図であり、図2は要部構造を示した図1の部分接続縦
断面図である。
【0018】図1,図2において、図10,図11と同
じものは同一の符号が付されている。ここで図1,図2
のエキサイタ内蔵リターダの構造が、図10,図11の
エキサイタ内蔵リターダの構造と大きく異なるところ
は、エキサイタコア14が複数個、すなわち4分割さ
れ、この4分割されたエキサイタコア14毎にエキサイ
タコイル15がボビン20を介してそれぞれ巻回される
と共に、これらの部材がモールド材23(図2参照)で
モールドされてモールド状エキサイタコア21−1,2
1−2,21−3,21−4を形成している点である。
【0019】この4分割されたモールド状エキサイタコ
ア21−1,21−2,21−3,21−4は、図3以
降の図面で詳しく説明するが、この各モールド状エキサ
イタコアについて、当該モールド状エキサイタコア21
−1,21−2,21−3,21−4のそれぞれの両端
のモールド形状は、各モールド状エキサイタコアの内径
面に対しボビン20へのかぶり部分が各モールド状エキ
サイタコア21−1,21−2,21−3,21−4の
端部に向かってテーパ状に形成され、かつその端部のコ
ーナ部が面取り形状に形成されて、モールド材23のか
ぶり量が減らされている構造、当該モールド状エキサイ
タコア21−1,21−2,21−3,21−4のそれ
ぞれの両端分割端面部は、エキサイタコア面がモールド
面より突出した形状に形成されている構造、当該モール
ド状エキサイタコア21−1,21−2,21−3,2
1−4のボビン20のエキサイタコイル15が挿入され
る各溝のモールド形状は各モールド状エキサイタコアの
内径面に対しボビン20へのかぶり部分が当該溝幅の中
心に向かってそれぞれテーパ状に形成されて、モールド
材23のかぶり量が減らされている構造、及び当該モー
ルド状エキサイタコア21−1,21−2,21−3,
21−4に巻回されたエキサイタコイル15の両端は、
段差が設けられた埋め込み構造で、モールド状エキサイ
タコア21−1,21−2,21−3,21−4の外周
面からその軸方向に突出形態のカラー取付け部に取付け
られたカラー22(図2参照)の穴を介して引き出され
ると共に、当該カラー22の埋め込み周辺がモールド材
でモールドされている構造を備えていることである。
【0020】なお、図1,図2において、30はバンド
であり、遠心力による永久磁石16を固定するためのも
のである。
【0021】これらの構造を備えているが故に、エキサ
イタコア14を4分割することに起因する磁気特性と防
水性の低下を防止するようになっている。
【0022】図3は4分割されたモールド状エキサイタ
コアの一実施例モールド形状図、図4は図3の右側面
図、図5は図4に示された円Aの部分の拡大説明図を示
している。
【0023】図3,図4において、モールド状エキサイ
タコア21−1は、エキサイタコア14、当該エキサイ
タコア14の各溝(スロットに相当)に装着されたボビ
ン20、このエキサイタコア14に装着されたボビン2
0に巻回されたエキサイタコイル15(図3,図4では
見えない)が、例えばシリコーン等の合成樹脂製のモー
ルド材23でモールドされる。このときエキサイタコア
14の内径面X及び外径面Yはモールド材23から露出
されると共に、エキサイタコア14のそれぞれの両端分
割端面部14−1は、図4に示された円Aの部分の拡大
説明図である図5に示されている如く、モールド状エキ
サイタコア21−1の端面のモールド面Zより突出した
状態でモールドされている。
【0024】そして、モールド状エキサイタコア21−
1のそれぞれの両端のモールド形状は、図5に示されて
いる如く、モールド材23のボビン20へのかぶり部
分、すなわち図5に示された部分Lがモールド状エキサ
イタコア21−1の端部に向かってテーパ状(モールド
状エキサイタコア21−1の内径面Xに対し角度α)に
モールドされ、かつ当該テーパ状に形成された部分Lに
連なるコーナ部Cが面取り形状に形成されている。
【0025】従って、モールド状エキサイタコア21−
1,21−2,21−3,21−4を図1図示の如く円
筒状に組み立てたとき、図6の組立て時の分割部分の組
立て状態説明図に示された如く、モールド状エキサイタ
コア21−1とモールド状エキサイタコア21−2との
間にはそれぞれモールド面Zから突出したエキサイタコ
ア14の端面部14−1による間隙27が形成される。
この様にモールド状エキサイタコア21−1とモールド
状エキサイタコア21−2との間に間隙27が形成され
ることにより、モールド状エキサイタコア21−1,2
1−2,21−3,21−4を、支持板9の円筒状ヨー
クに容易に圧入することができる。しかもモールド状エ
キサイタコア21−1,21−2,21−3,21−4
のそれぞれのエキサイタコア14の端面部14−1間で
は隙間がなく圧入されるので、磁路の磁気抵抗が増加す
るのを防止し、性能が確保される。
【0026】上記間隙27は、モールド材23が熱膨脹
したときの逃げとなり、モールド状エキサイタコア21
−1とモールド状エキサイタコア21−2との各モール
ド材23の熱膨脹による互いの干渉を防止する。
【0027】なお、図4において、24はエキサイタコ
イル15の引出し線であり、各ボビン20に巻回された
エキサイタコイル15の巻き始め、巻き終わりの各引出
し線24がカラー22から引き出される。当該カラー2
2は、図1に示されたモールド状エキサイタコア21の
外周面からその軸方向に突出した形態で形成されている
カラー取付け部23−1にそれぞれ取付けられている。
当該カラー22の取付け構造については後の図9で詳し
く説明する。
【0028】図7はモールド状エキサイタコアの各溝部
分(スロットに相当)の一実施例拡大断面図である。
【0029】モールド状エキサイタコア21−1の溝幅
S部分のモールド形状はモールド状エキサイタコア21
−1の内径面Xに対しモールド材23のボビン20への
かぶり部分が当該溝幅Sの中心に向かってそれぞれテー
パ状に形成されて、モールド材23のかぶり量が減らさ
れている。すなわちモールド状エキサイタコア21−1
のエキサイタコイル挿入口の溝幅S部分のモールド形状
は、溝幅Sの中央に対して対称に形成されており、その
片側について説明すると、モールド材23のボビン20
へのかぶり部分、すなわち図7に示された部分Lがモー
ルド状エキサイタコア21−1の溝幅Sの中央に向かっ
てテーパ状(モールド状エキサイタコア21−1の内径
面Xに対し角度α)にモールドされ、かつ当該テーパ状
に形成された部分Lに連なる中央形成部Dが窪み形状に
形成されている。
【0030】図8は溝部分のモールド材が熱膨脹したと
きの形状説明図を示している。
【0031】モールド材23が図7図示の如く形成され
ていると、モールド状エキサイタコア21−1のエキサ
イタコイル挿入口の溝幅S部分のモールド形状は、その
モールド材23の熱膨脹により、内径面Xは図8の実線
の様に変形する。
【0032】なお、図7に示されたモールド状エキサイ
タコア21−1のエキサイタコイル挿入口の溝幅S部分
のモールド形状は、図4のVで示された5個所に形成さ
れている。
【0033】図9は図4のI−I矢視のカラ−取付け部
分断面図を示している。
【0034】モールド状エキサイタコア21−1に巻回
されたエキサイタコイル15の両端引出し線24は、段
差が設けられた埋め込み構造で、モールド状エキサイタ
コア21−1の外周面からその軸方向に突出した形態の
カラー取付け部23−1に取付けられたカラー22の穴
を介して引き出される。そして当該カラー22の埋め込
み周辺は、図9図示の如く、モールド材26で盛り上げ
られモールドされている。
【0035】この様に、カラー22が段差を有する埋め
込み構造で、しかも当該カラー22の埋め込み周辺がモ
ールド材26で盛り上げられ形態でモールドされている
ので、エキサイタコイル15の両端の引出し線24が動
き、この引出し線24の動きがカラー22に伝わって
も、カラー22の段差埋め込み構造、そして盛り上げら
れたモールド材26でカラー22が剥がれ難く、それ故
防水性が確保される。
【0036】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、エ
キサイタ内蔵リターダのエキサイタコアを複数個に分割
した構造とするに当たって、その分割することから生じ
る防水性の劣悪が生じないようにした構造にしたので、
エキサイタコアを複数個に分割でき、その防水性を備え
たリターダ用エキサイタとなる。エキサイタコアを複数
個に分割できるので、材料歩留も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリターダ用エキサイタが用いられてい
るエキサイタ内蔵リターダの一実施例部分縦断面図であ
る。
【図2】要部構造を示した図1の部分接続縦断面図であ
る。
【図3】4分割されたモールド状エキサイタコアの一実
施例モールド形状図である。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】図4に示された円Aの部分の拡大説明図であ
る。
【図6】組立て時の分割部分の組立て状態説明図であ
る。
【図7】モールド状エキサイタコアの各溝部分の一実施
例拡大断面図である。
【図8】溝部分のモールド材が熱膨脹したときの形状説
明図である。
【図9】図4のI−I矢視のカラ−取付け部分断面図で
ある。
【図10】従来のエキサイタ内蔵リターダの要部縦断面
図であり図11のAOB矢視図である。
【図11】図10の右側面図である。
【符号の説明】
1 支持円板 7 渦流円筒 9 支持板 11 ポールコア 13 界磁コイル 14 エキサイタコア 15 エキサイタコイル 16 永久磁石 20 ボビン 21−1,21−2,21−3,21−4 モールド状
エキサイタコア 22 カラー 23,26 モールド材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年8月20日(1999.8.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の永久磁石と相対向し間隙を介し
    てその外側にボビンを介しエキサイタコイルが巻回され
    てなると共に、これらのボビン及びエキサイタコイルと
    共にモールド材でモールドされてなる円筒状のエキサイ
    タコアと、界磁コイルを備えると共にエキサイタコイル
    に発生した電圧を基に当該界磁コイルに流れる界磁電流
    でN極とS極とが交互に磁化される複数の磁極を備え、
    エキサイタコアの外周に当該エキサイタコアと一体的に
    設けられたポールコアと、当該ポールコアの磁極に対向
    し間隙を介してその外側に設けられた渦流円筒とを具備
    し、当該ポールコアと渦流円筒とを相対的に回転させ、
    渦流円筒に渦電流を発生させて制動力を得る構成のリタ
    ーダ用エキサイタにおいて、 上記ボビン及びエキサイタコイルと共にモールド材でモ
    ールドされてなる円筒状のエキサイタコアが複数個に分
    割されてモールド状エキサイタコアを形成すると共に、 この複数個に分割のモールド状エキサイタコアについ
    て、 当該モールド状エキサイタコアのそれぞれの両端のモー
    ルド形状は、モールド状エキサイタコアの内径面に対し
    モールド材のボビンへのかぶり部分がモールド状エキサ
    イタコアの端部に向かってテーパ状に形成され、かつそ
    の端部のコーナ部が面取り形状に形成されて、モールド
    材のかぶり量が減らされてなり、 当該モールド状エキサイタコアのそれぞれの両端分割端
    面部は、エキサイタコア面がモールド面より突出した形
    状に形成されてなり、 当該モールド状エキサイタコアのボビンのエキサイタコ
    イル挿入口の溝部分のモールド形状はモールド状エキサ
    イタコアの内径面に対しモールド材のボビンへのかぶり
    部分が当該溝幅の中心に向かってそれぞれテーパ状に形
    成されて、モールド材のかぶり量が減らされてなり、 当該モールド状エキサイタコアに巻回されたエキサイタ
    コイルの両端は、段差が設けられた埋め込み構造で、モ
    ールド状エキサイタコアの外周面からその軸方向に突出
    形態のカラー取付け部に取付けられたカラーの穴を介し
    て引き出されると共に、当該カラーの埋め込み周辺がモ
    ールド材でモールドされてなる構造を特徴とするリター
    ダ用エキサイタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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