JP2001054104A - エレベータの遠隔表示装置 - Google Patents

エレベータの遠隔表示装置

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JP2001054104A
JP2001054104A JP11230018A JP23001899A JP2001054104A JP 2001054104 A JP2001054104 A JP 2001054104A JP 11230018 A JP11230018 A JP 11230018A JP 23001899 A JP23001899 A JP 23001899A JP 2001054104 A JP2001054104 A JP 2001054104A
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Masao Yamamoto
雅雄 山本
Yoshihiro Ohira
義博 大平
Yukie Ozawa
夕紀恵 小澤
Kunitoshi Saito
国寿 斎藤
Atsumi Harimoto
淳美 播本
Katsutoshi Miyajima
勝利 宮嶋
Chie Yashima
千恵 八島
Naoyuki Tadano
尚之 多田納
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建造物や時間帯ごとに異なる情報要求に対し
て簡単かつ安価に応えうる、エレベータの遠隔表示装置
を提供すること。 【解決手段】 エレベータの乗りかご2内を撮影する防
犯カメラ5と、乗りかご2内やエレベータ乗場7に設置
されて防犯カメラ5が撮影した映像等を映し出すモニタ
装置6,8とを備えたエレベータの遠隔表示装置におい
て、アンテナ12を介して放送映像信号を受信するチュ
ーナ18と、予め作成された画像情報および画像制御プ
ログラム情報を記憶して出力信号を制御する画像提供手
段10,17とを備え、この画像提供手段10,17が
画像制御プログラム情報に従って、放送映像と画像情報
と防犯カメラによる撮影情報とをそれぞれ所定の順序で
所定時間ずつモニタ装置6,8へ送信するようにしたの
で、監視センタ13において逐一制御を行わなくとも、
モニタ装置6,8に映し出す映像を建造物や時間帯に応
じた内容に設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの遠隔表
示装置に係り、特に、乗りかご内や乗場に設置されたモ
ニタ装置に種々の画像情報が表示可能な遠隔表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】建造物内に設置されたモニタ装置等の表
示部に対して外部から画像情報の供給が行えるようにし
た遠隔表示装置が、特開平2−2880300号公報に
記載されている。
【0003】かかる従来の遠隔表示装置では、表示部が
設置されている複数の建造物と表示制御センタとが、通
信回線等の伝送路を介して遠隔的に接続されていて、前
記表示制御センタに、情報を蓄積するデータベースや、
このデータベースから抽出した情報を特定の建造物に送
信可能な情報供給手段が備えられている。また、前記建
造物には、表示制御センタから送信された情報を記憶す
るとともに、その情報を前記表示部に送信可能な端末装
置が備えられている。そして、表示制御センタから特定
の建造物に表示駆動指令が出力されると、その建造物に
設置されている前記端末装置が、記憶している情報を前
記表示部に送信して表示させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、建造物内の端末装置に記憶されている情報が表示部
に繰り返し表示されるだけなので、その表示内容がエレ
ベータの利用者に飽きられると、表示部そのものに対す
る関心や興味が薄れてしまいがちである。そこで、表示
制御センタから建造物内の端末装置へ送信する情報を頻
繁に変更することが考えられるが、そうなると表示制御
センタにおいて作業の煩雑化に伴うコストアップが避け
られない。しかも、建造物によって表示部に要求される
情報内容は異なり、また同じ建造物であっても早朝、昼
間、夕方、夜間、深夜といった時間帯によって要求され
る情報内容は異なるので、こうした多彩な要求を満足さ
せようとすると、表示制御センタでは常時きめ細かな対
応を行わねばならなくなって、人件費等のコストが莫大
なものとなる。
【0005】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、建造物や時間帯ごとに
異なる情報要求に対して簡単かつ安価に応えうる、エレ
ベータの遠隔表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、通信回線を介して監視センタと遠隔的
に接続されているエレベータの乗りかご内を撮影する防
犯カメラと、前記乗りかご内や該乗りかごが停止する乗
場に設置されて前記防犯カメラが撮影した映像等を映し
出すモニタ装置とを備えたエレベータの遠隔表示装置に
おいて、アンテナを介して放送映像信号を受信するチュ
ーナと、予め作成された画像情報および画像制御プログ
ラム情報を記憶して出力信号を制御する画像提供手段と
を備え、この画像提供手段が前記画像制御プログラム情
報に従って、前記放送映像と前記画像情報と前記防犯カ
メラによる撮影情報とをそれぞれ所定の順序で所定時間
ずつ前記モニタ装置へ送信するようにした。
【0007】このように建造物ごとにチューナおよび画
像提供手段を設置しておき、この画像提供手段の保持す
る画像制御プログラム情報に従って、テレビ映像や文字
放送などの放送映像と、イベント情報などの予め作成さ
れた画像情報と、防犯カメラによる乗りかご内の撮影情
報とが、モニタ装置に所定時間ずつ映し出されるように
しておけば、監視センタにおいて逐一制御を行わなくと
も、モニタ装置に映し出す映像を建造物や時間帯に応じ
た内容に設定することができる。それゆえ、エレベータ
の利用者はいつでも、モニタ装置を見ることにより有益
な情報を得ることができて、モニタ装置に対する注目度
が高まり、その結果として乗りかご内の犯罪を抑止する
効果も高まる。
【0008】また、前記画像提供手段に、前記監視セン
タから前記通信回線を介して前記画像情報および前記画
像制御プログラム情報が随時供給されるメッセージユニ
ットを設けておけば、画像情報や画像制御プログラム情
報の追加・更新を容易に行うことができるので、常に新
鮮な情報をモニタ装置に供給しやすくなる。
【0009】また、前記画像提供手段に、所定の前記画
像情報および前記画像制御プログラム情報のみを記憶し
ている表示切替ユニットを設けておき、この表示切替ユ
ニットがモニタ装置に対して前記放送映像と前記画像情
報と前記撮影情報とを送信するようにしておけば、前記
メッセージユニットを省略した簡単な構成で多彩な情報
要求に応えることができるので、コスト面において有利
となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明による遠隔表示装置
の一実施形態例を図面を参照しつつ説明すると、図1は
本実施形態例の要部ブロック図、図2は図1中のメッセ
ージユニットが受信した情報を処理する手順を示すフロ
ーチャート、図3は該メッセージユニットが画像表示テ
ーブルを作成する手順を示すフローチャートである。
【0011】図1において、符号13は送信センタ(監
視センタ)、14はそのモデム、15は電話回線を示し
ており、その他の各部はすべて、監視対象となるエレベ
ータを備えた建造物に設置されている。この建造物の昇
降路1内で昇降する乗りかご2と釣合い錘3は、ロープ
4にて連結されており、このロープ4は図示せぬ巻上機
の綱車4Aおよびそらせ車4Bに巻き掛けられている。
乗りかご2の天井には防犯カメラ5が設置されていて、
この防犯カメラ5で撮影した映像は、乗りかご2の側板
の上部に設置されたかご内モニタ6と、建造物の少なく
とも1階のエレベータ乗場7の乗場壁7Aに設置された
乗場モニタ8とに映し出されるようになっている。さら
に、乗りかご2の上部には、防犯カメラ5から出力され
る撮影情報信号と、かご内モニタ6に表示される画像表
示信号とを弁別する信号弁別器9が設置されている。
【0012】また、本実施形態例に係る遠隔表示装置で
は、建造物に、メッセージユニット17および表示切替
ユニット10からなる画像提供手段と、アンテナ12を
介して放送映像信号を受信するチューナ18とが設置さ
れていて、前記信号弁別器9と表示切替ユニット10と
の間には、図示せぬ移動ケーブルに沿わせた同軸ケーブ
ル11が配線されている。そして、防犯カメラ5による
撮影情報だけでなく、放送局から送信されてアンテナ1
2で受信されるテレビ映像や文字放送等の放送映像と、
パソコン等で編集・作成されて送信センタ13のモデム
14から電話回線15を介して送信される画像情報と
が、かご内モニタ6や乗場モニタ8に供給されるように
なっている。
【0013】次に、かご内モニタ6および乗場モニタ8
に対して、前記画像情報や前記放送映像や前記撮影情報
を供給して表示させる経路について説明する。
【0014】まず、送信センタ13から電話回線15を
介して送信される画像情報信号は、モデム16で受信・
復調されて、メッセージユニット17の記憶装置に格納
される。同様に、アンテナ12を介してチューナ18で
受信された放送映像信号も、メッセージユニット17へ
送られて格納される。メッセージユニット17には出力
信号を制御する画像制御プログラム情報が記憶されてい
て、この画像制御プログラム情報に従って、前記記憶装
置に格納されている画像情報信号や放送映像信号等が表
示切替ユニット10へ出力される。ただし、放送映像信
号をメッセージユニット17を介してリアルタイムで表
示切替ユニット10へ出力するようにしてもよい。な
お、前記画像情報および前記画像制御プログラム情報
は、送信センタ13から電話回線15を介してメッセー
ジユニット17へ随時供給することができる。一方、乗
りかご2内を撮影する防犯カメラ5から出力された撮影
情報信号は、信号弁別器9や同軸ケーブル11を介して
表示切替ユニット10へ送信され、タイムラプスビデオ
19内のビデオテープに記録される。なお、本実施形態
例では、防犯カメラ5による撮影情報を表示切替ユニッ
ト10へ送信する構成にしてあるが、この撮影情報をメ
ッセージユニット17へ送信する構成にしてもよい。ま
た、防犯カメラ5から出力された撮影情報信号をビデオ
テープではなく磁気ディスク等に記録してもよい。
【0015】表示切替ユニット10には、メッセージユ
ニット17で選択された前記画像制御プログラム情報に
同期して動作するスイッチング機構が設けられており、
このスイッチング機構の切替制御によって、前記画像情
報と前記放送映像と前記撮影情報とがそれぞれ所定の順
序で所定時間ずつ、かご内モニタ6や乗場モニタ8に送
信されるようになっている。また、この表示切替ユニッ
ト10には、メッセージユニット17の記憶装置に比べ
ると容量は少ないものの、複数枚相当の画像情報を記憶
する画像記憶領域10a,10b,……,10nが設け
られている。
【0016】この表示切替ユニット10は、季節や月、
曜日、1日の時間帯ごとに信号を出力するタイマーユニ
ット20に接続されているとともに、エレベータの制御
盤21から所定の信号を取り出してエレベータの状態信
号と等価な信号を作成するインターフェイスユニット2
2に接続されている。そして、例えば地震発生時の管制
運転により乗りかご2を最寄りの階床で停止させた場合
には、インターフェイスユニット22からの信号を受け
た表示切替ユニット10が、その画像記憶領域10aに
記憶されている「地震の発生により停止しました。速や
かにかごから降りて下さい。」という文字情報を、かご
内モニタ6および乗場モニタ8に表示させるようになっ
ている。なお、本実施形態例ではタイマーユニット20
をメッセージユニット17にも接続しているが、メッセ
ージユニット17の内部にタイマーユニット20と同等
の働きをする時計機能を設けてもよい。
【0017】次に、上述した遠隔表示装置の動作のう
ち、送信センタ13から送信した画像情報や画像制御プ
ログラム情報をメッセージユニット17が受信して格納
する際の手順について、図2を参照しつつ説明する。
【0018】モデム16が送信センタ13からの着信を
受け付けて電話回線15を接続すると(ステップS
1)、まずお互いのアクセス権を確認するための認証符
号を出力して合致を確認する(ステップS2)。そし
て、認証符号が合致したならば、送信センタ13から送
信される画像情報を受信し(ステップS3)、その画像
情報をメッセージユニット17内の記憶装置に格納する
(ステップS4)。その際、送信センタ13は、送信し
た画像情報の格納領域の指定や、既に記憶されている画
像情報の更新を行うことができる。次いで、映像データ
の編集方法等が書き込まれている画像制御プログラム情
報が、送信センタ13から送信されたか否かを確認する
(ステップS5)。この画像制御プログラム情報には、
メッセージユニット17内に記憶されている複数種類の
画像情報や、アンテナ12を介してチューナ18で受信
した放送映像信号等を組み合わせて作成される画像表示
テーブルの指針となる画像表示パターンが、少なくとも
一つは含まれている。そして、ステップS5で新たに画
像制御プログラム情報の送信があったことが確認された
場合は、これを受信(ステップS6)して画像制御プロ
グラム情報の更新を行うとともに、表示切替ユニット1
0のスイッチング機構の更新を行って、このスイッチン
グ機構の切替タイミングを新たな画像制御プログラム情
報に同期させる。こうして新たに送信された画像制御プ
ログラム情報の更新が終了した場合や、ステップS3で
前記認証符号が合致しなかった場合、あるいはステップ
S5で新たに画像制御プログラム情報の送信が確認され
なかった場合には、モデム16に対して電話回線15と
の切断を指令する(ステップS8)。
【0019】次に、メッセージユニット17が行う画像
表示パターンの作成手順を、図3を用いて説明するメッ
セージユニット17は、接続されているタイマーユニッ
ト20の時刻を取り込んで(ステップSA1)、この時
刻が前回の時刻取り込み時の時間帯と同じか否かを判断
し(ステップSA2)、前回と同じ時間帯であると判断
した場合はステップSA1に戻るが、前回とは異なる時
間帯であると判断した場合はステップSA3へ進む。こ
の時間帯の区分は予め任意に設定されており、図3で
は、正午近く(11時30分〜12時59分)をイベン
ト表示時間帯とし、それ以外をノーマル表示時間帯とし
て設定した場合の例について示している。したがって、
例えば前回の時刻取り込み時がイベント表示時間帯であ
った場合、仮にステップSA1で時刻12時を取り込ん
だとすると、ステップSA2ではその時刻が前回と同じ
時間帯であると判断してステップSA1へ戻り、また、
ステップSA1で時刻13時を取り込んだとすると、ス
テップSA2ではその時刻が前回とは異なる時間帯であ
ると判断するためステップSA3へ進む。そして、ステ
ップSA3では、取り込んだ時刻がノーマル表示時間帯
であるか否かの判定を行い、判定結果がYESならばノ
ーマル表示パターンを選択し(ステップSA4)、NO
ならばイベント表示パターンを選択する(ステップSA
8)する。
【0020】ノーマル表示パターンやイベント表示パタ
ーンは、メッセージユニット17が保持している画像制
御プログラム情報に記憶されており、このプログラム情
報によって、画像表示パターン(ノーマル表示パターン
やイベント表示パターン)に基づく映像データが編集さ
れて画像表示テーブルが作成される。例えば、ステップ
SA1で時刻13時が取り込まれ、ステップSA2から
SA3を経て、ノーマル表示パターンが選択されるステ
ップSA4へと進んだ場合、メッセージユニット17に
記憶されている複数種類の画像情報の中から、ノーマル
表示パターンに合致した画像情報の格納先のアドレスを
取り込んで編集が行われ(ステップSA5)、ノーマル
表示パターンに対応する画像表示テーブルが作成される
(ステップSA6)。また、ステップSA1で時刻11
時30分が取り込まれ、ステップSA2からSA3を経
て、イベント表示パターンが選択されるステップSA8
へと進んだ場合は、メッセージユニット17に記憶され
ている複数種類の画像情報の中から、イベント表示パタ
ーンに合致した画像情報の格納先のアドレスを取り込ん
で編集が行われ(ステップSA9)、イベント表示パタ
ーンに対応する画像表示テーブルが作成される(ステッ
プSA6)。そして、こうして作成された画像表示テー
ブルに基づく各種の映像データが、表示切替ユニット1
0のスイッチング機構で割り付けられた順に出力され
て、かご内モニタ6や乗場モニタ8に映し出されるよう
になっている。
【0021】ここで、ノーマル表示パターンに対応する
画像表示テーブルの構成例について説明すると、第1番
目のデータが放送映像信号の表示時間10秒と天気予報
放映チャンネルに割り付けたチューナアドレス、第2番
目のデータが表示時間5秒とピラミッド等の外国の風景
の写真データ、第3番目のデータが表示時間3秒と防犯
カメラ5の撮影情報信号が入力される表示切替ユニット
10の端子アドレス、第4番目のデータが放送映像信号
の表示時間10秒とニュース放映チャンネルに割り付け
たチューナアドレス、第5番目のデータが表示時間5秒
と富士山等の日本の風景の写真データ、という構成にな
っている。また、この画像表示テーブルと同様なデータ
が表示切替ユニット10にも記憶され、各アドレスをそ
の表示時間ごとに切り替えるスイッチング機構が取り込
まれる。
【0022】したがって、このような画像表示テーブル
に基づいてかご内モニタ6や乗場モニタ8に映し出され
る映像は以下のようになる。すなわち、まず表示切替ユ
ニット10が画像表示テーブルの第1番目のデータに書
き込まれているチューナアドレスを10秒間アクセスし
て、テレビの天気予報をモニタ6,8に10秒間表示さ
せ、次いでピラミッド等の外国の風景を5秒間表示させ
た後、乗りかご2内を撮影する防犯カメラ5の映像を表
示切替ユニット10の端子を介して3秒間表示させる。
次に、画像表示テーブルの第4番目のデータに書き込ま
れているチューナアドレスを10秒間アクセスして、テ
レビのニュースをモニタ6,8に10秒間表示させた
後、富士山等の日本の風景を5秒間表示させる。この
後、再び画像表示テーブルの第1番目から順次第5番目
までのデータに基づく映像を、それぞれ所定時間ずつモ
ニタ6,8に表示させていき、ノーマル表示時間帯が終
了するまで同様の表示パターンでモニタ6,8に各種の
映像が映し出されていく。
【0023】ただし、その間に地震が発生してエレベー
タが地震管制運転に切り替わると、制御盤21からイン
ターフェイスユニット22を介して信号を受けた表示切
替ユニット10が割込み処理を行い、「地震の発生によ
り停止しました。速やかにかごから降りて下さい。」と
いう文字情報をモニタ6,8に表示させる。このような
割込み処理は、制御盤21から走行可能信号が出力され
るまで継続される。
【0024】なお、イベント表示パターンに対応する画
像表示テーブルの構成例としては、例えば国内外の風景
の写真データに代えて、建造物内の飲食店の配置や昼食
メニュー等に関する情報を表示させたものや、テレビの
天気予報やニュースの表示時間を長く設定したものなど
が好適である。
【0025】このように本実施形態例によれば、送信セ
ンタ13において逐一制御を行わなくとも、かご内モニ
タ6や乗場モニタ8に映し出す映像を、その建造物で好
評と思われる内容や時間帯に応じた内容に設定すること
ができるので、エレベータの利用者はいつでも、モニタ
6,8を見ることによって有益な情報を得ることができ
る。それゆえ、エレベータの利用者のモニタ6,8に対
する注目度が高まるとともに、乗りかご2内の犯罪を抑
止する効果も高まる。
【0026】また、本実施形態例では送信センタ13か
らメッセージユニット17に対して画像情報や画像制御
プログラム情報が随時供給可能なので、画像情報や画像
制御プログラム情報の追加・更新を容易に行うことがで
きる。それゆえ、作業員をわざわざ現地へ派遣しなくと
も、常に新鮮な情報をモニタ6,8に供給することがで
きる。
【0027】なお、本実施形態例では、予め所定の画像
制御プログラム情報を記憶している表示切替ユニット1
0を備えているので、メッセージユニット17を省略し
たとしても、表示切替ユニット10からモニタ6,8に
対して放送映像と画像情報と撮影情報とを送信すること
が可能であり、その場合、簡単な構成で多彩な情報要求
に応えることができるのでコスト面において有利とな
る。もちろん、表示切替ユニット10を省略して、メッ
セージユニット17からモニタ6,8に対して放送映像
と画像情報と撮影情報とを送信するという構成も可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上説明したような形態で実施
され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】建造物ごとにチューナおよび画像提供手段
を設置して、この画像提供手段の保持する画像制御プロ
グラム情報に従って、放送映像と予め作成された画像情
報と防犯カメラによる乗りかご内の撮影情報とを、それ
ぞれ所定の順序で所定時間ずつモニタ装置へ送信するよ
うにしたので、監視センタにおいて逐一制御を行わなく
とも、モニタ装置に映し出す映像を建造物や時間帯に応
じた内容に設定することができる。それゆえ、建造物や
時間帯ごとに異なる情報要求に対して簡単かつ安価に応
えることができるとともに、モニタ装置に対する注目度
が高まるため乗りかご内の犯罪を抑止する効果も高ま
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示す要部ブロック図で
ある。
【図2】図1中のメッセージユニットが受信した情報を
処理する手順を示すフローチャートである。
【図3】該メッセージユニットが画像表示テーブルを作
成する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 乗りかご 5 防犯カメラ 6 かご内モニタ 8 乗場モニタ 9 信号弁別器 10 表示切替ユニット 10a〜10n 画像記憶領域 12 アンテナ 13 送信センタ(監視センタ) 15 電話回線 17 メッセージユニット 18 チューナ 19 タイムラプスビデオ 20 タイマーユニット 21 エレベータの制御盤 22 インターフェイスユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/232 H04N 5/232 B 5K101 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 361 361 9/02 9/02 B (72)発明者 小澤 夕紀恵 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 斎藤 国寿 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 播本 淳美 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 宮嶋 勝利 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 八島 千恵 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 多田納 尚之 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 Fターム(参考) 3F303 DB11 DC11 DC23 DC31 DC32 DC33 EA03 EA09 3F304 CA16 ED01 ED06 ED16 5C022 AA05 AB61 AB65 5C054 AA01 CA04 CC02 CH08 DA06 DA09 EA03 EH00 5K048 AA00 BA10 BA47 CA04 DC07 EB14 EB15 FB01 FB04 FB10 FC01 GB05 HA01 HA02 5K101 KK14 KK16 LL01 NN06 NN07 VV03

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して監視センタと遠隔的に
    接続されているエレベータの乗りかご内を撮影する防犯
    カメラと、前記乗りかご内や該乗りかごが停止する乗場
    に設置されて前記防犯カメラが撮影した映像等を映し出
    すモニタ装置とを備えたエレベータの遠隔表示装置にお
    いて、 アンテナを介して放送映像信号を受信するチューナと、
    予め作成された画像情報および画像制御プログラム情報
    を記憶して出力信号を制御する画像提供手段とを備え、
    この画像提供手段が前記画像制御プログラム情報に従っ
    て、前記放送映像と前記画像情報と前記防犯カメラによ
    る撮影情報とをそれぞれ所定の順序で所定時間ずつ前記
    モニタ装置へ送信するようにしたことを特徴とするエレ
    ベータの遠隔表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記画像提供
    手段に、前記監視センタから前記通信回線を介して前記
    画像情報および前記画像制御プログラム情報が随時供給
    されるメッセージユニットを設けたことを特徴とするエ
    レベータの遠隔表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の記載において、前記
    画像提供手段に、所定の前記画像情報および前記画像制
    御プログラム情報のみを記憶している表示切替ユニット
    を設けたことを特徴とするエレベータの遠隔表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3の記載において、前記
    メッセージユニットと前記表示切替ユニットのうちのい
    ずれか一方が、前記モニタ装置に対して前記放送映像と
    前記画像情報と前記撮影情報とを送信するようにしたこ
    とを特徴とするエレベータの遠隔表示装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102364942A (zh) * 2011-11-09 2012-02-29 慈溪市供电局 一种专网应急指挥无线视频系统
TWI577627B (zh) * 2015-03-18 2017-04-11 由田新技股份有限公司 用於電梯設備之監控系統及其監控方法
CN112291595A (zh) * 2020-10-31 2021-01-29 成都新潮传媒集团有限公司 广告排序方法、装置及存储介质

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