JP2001052236A - 紙葉類金庫及び紙葉類処理装置 - Google Patents
紙葉類金庫及び紙葉類処理装置Info
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- JP2001052236A JP2001052236A JP11227395A JP22739599A JP2001052236A JP 2001052236 A JP2001052236 A JP 2001052236A JP 11227395 A JP11227395 A JP 11227395A JP 22739599 A JP22739599 A JP 22739599A JP 2001052236 A JP2001052236 A JP 2001052236A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 紙葉類の集積枚数の影響を受けずに、紙葉類
を一括して繰り出すことができる紙葉類送出手段を備え
た紙葉類金庫、及びこの紙葉類金庫を備えた紙葉類処理
装置を提供する。 【解決手段】紙葉類を収容する紙葉類金庫であって、紙
葉類金庫に収容された複数の紙葉類を集積する集積手段
を備え、さらに、第1の送出部と第2の送出部とを有
し、第1の送出部と第2の送出部とによって集積された
複数の紙葉類を挟持し一括して送り出すよう構成された
紙葉類送出手段とを備える紙葉類金庫とし、第1の送出
部は、集積された複数の紙葉類の最上層の紙葉類の最上
面に接し、複数の紙葉類に送出力を与えるよう構成さ
れ、第2の送出部は、複数の紙葉類の最下層の紙葉類の
最下面に接し、複数の紙葉類に送出力を与えるよう構成
された紙葉類金庫とする。
を一括して繰り出すことができる紙葉類送出手段を備え
た紙葉類金庫、及びこの紙葉類金庫を備えた紙葉類処理
装置を提供する。 【解決手段】紙葉類を収容する紙葉類金庫であって、紙
葉類金庫に収容された複数の紙葉類を集積する集積手段
を備え、さらに、第1の送出部と第2の送出部とを有
し、第1の送出部と第2の送出部とによって集積された
複数の紙葉類を挟持し一括して送り出すよう構成された
紙葉類送出手段とを備える紙葉類金庫とし、第1の送出
部は、集積された複数の紙葉類の最上層の紙葉類の最上
面に接し、複数の紙葉類に送出力を与えるよう構成さ
れ、第2の送出部は、複数の紙葉類の最下層の紙葉類の
最下面に接し、複数の紙葉類に送出力を与えるよう構成
された紙葉類金庫とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を収納する
紙葉類金庫及び該紙葉類金庫を備えた紙葉類処理装置に
関し、特に自動販売機等に内蔵され、紙葉類を一括して
送出して利用者に払い出す手段を備える紙葉類金庫及び
該紙葉類金庫を備えた紙葉類処理装置に関するものであ
る。
紙葉類金庫及び該紙葉類金庫を備えた紙葉類処理装置に
関し、特に自動販売機等に内蔵され、紙葉類を一括して
送出して利用者に払い出す手段を備える紙葉類金庫及び
該紙葉類金庫を備えた紙葉類処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】紙葉類金庫が備える紙葉類送出手段は、
紙葉類金庫(例えば一万円用の金庫)の紙葉類を送り出
す方の端部に取り付けられる。図6に示すように、紙葉
類送出手段221は、V字状のフレーム254を有し、
フレーム254は二枚が互いに平行に配置されている。
さらに、紙葉類送出手段221は、二枚のフレーム25
4の中央部254Aを貫通し、装置の側壁(図6に図示
せず)に固定される支軸251を有する。二枚のフレー
ム254の内側であって支軸251上に、一対のローラ
253が回転可能に取り付けられている。ローラ253
の、送出方向に対して鉛直方向下側にローラ272が配
置され、ローラ272は自由回転可能なベアリング(図
6に図示せず)により側壁の内面に接触して支承され
た、回転軸273に取り付けられている。ローラ272
はローラ253に接触するよう、ローラ253の方向に
付勢されている。
紙葉類金庫(例えば一万円用の金庫)の紙葉類を送り出
す方の端部に取り付けられる。図6に示すように、紙葉
類送出手段221は、V字状のフレーム254を有し、
フレーム254は二枚が互いに平行に配置されている。
さらに、紙葉類送出手段221は、二枚のフレーム25
4の中央部254Aを貫通し、装置の側壁(図6に図示
せず)に固定される支軸251を有する。二枚のフレー
ム254の内側であって支軸251上に、一対のローラ
253が回転可能に取り付けられている。ローラ253
の、送出方向に対して鉛直方向下側にローラ272が配
置され、ローラ272は自由回転可能なベアリング(図
6に図示せず)により側壁の内面に接触して支承され
た、回転軸273に取り付けられている。ローラ272
はローラ253に接触するよう、ローラ253の方向に
付勢されている。
【0003】V字状のフレーム254の一の端部254
Bには、回転軸255Bを介してローラ255が回転可
能に取り付けられている。フレーム254は支軸251
を中心に回動可能であり、紙葉類を送出する場合には図
示しないソレノイドの作用によりY1の方向に回動す
る。よって、ローラ255は図中二点鎖線で示すローラ
255Aの位置に移動する。
Bには、回転軸255Bを介してローラ255が回転可
能に取り付けられている。フレーム254は支軸251
を中心に回動可能であり、紙葉類を送出する場合には図
示しないソレノイドの作用によりY1の方向に回動す
る。よって、ローラ255は図中二点鎖線で示すローラ
255Aの位置に移動する。
【0004】この時点で複数の紙葉類すなわち紙葉類群
は支持材234上に積層されており、ローラ255の前
述の移動(以後この位置にある場合ローラ255は、ロ
ーラ255Aという。)により、ローラ255Aと、回
転可能なベアリング(図6に図示せず)により支承され
るローラ286との間に挟まれる。次に図示しない駆動
モータの回転が支軸251に取り付けられたタイミング
プーリ252に伝達され、さらにタイミングベルト25
7を介してローラ255と同軸に配置されたタイミング
プーリ256に伝達される。よって、ローラ255Aが
図中反時計方向Y2に、ローラ252が図中反時計方向
Y3に回転するので紙葉群類は一括して、ローラ255
Aによって繰り出されローラ252によって送り出さ
れ、使用者に返却される。
は支持材234上に積層されており、ローラ255の前
述の移動(以後この位置にある場合ローラ255は、ロ
ーラ255Aという。)により、ローラ255Aと、回
転可能なベアリング(図6に図示せず)により支承され
るローラ286との間に挟まれる。次に図示しない駆動
モータの回転が支軸251に取り付けられたタイミング
プーリ252に伝達され、さらにタイミングベルト25
7を介してローラ255と同軸に配置されたタイミング
プーリ256に伝達される。よって、ローラ255Aが
図中反時計方向Y2に、ローラ252が図中反時計方向
Y3に回転するので紙葉群類は一括して、ローラ255
Aによって繰り出されローラ252によって送り出さ
れ、使用者に返却される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来の紙葉類送出手段によれば、最上層の紙葉類に対し
て繰出力を付与し、紙葉類間では最上層の紙葉類から最
下層の紙葉類に順次摩擦力が働いて紙葉類群として一括
して繰り出されていた。したがって、特に紙葉類の集積
枚数が多い場合に、最上層の紙葉類に対して下層の紙葉
類は順次刺身状(繰出方向に層がずれ上層に行くにした
がってずれが大きくなる状態)にずれてしまうことがあ
る。
従来の紙葉類送出手段によれば、最上層の紙葉類に対し
て繰出力を付与し、紙葉類間では最上層の紙葉類から最
下層の紙葉類に順次摩擦力が働いて紙葉類群として一括
して繰り出されていた。したがって、特に紙葉類の集積
枚数が多い場合に、最上層の紙葉類に対して下層の紙葉
類は順次刺身状(繰出方向に層がずれ上層に行くにした
がってずれが大きくなる状態)にずれてしまうことがあ
る。
【0006】このように刺身状のずれを生じた紙葉類
は、券長異常として検出されたり、所定の枚数が繰り出
されないという問題を生じていた。そこで、紙葉類の集
積枚数の影響を受けずに、複数の紙葉類を一括して繰り
出すことができる紙葉類送出手段を備えた紙葉類金庫及
び該紙葉類金庫を備えた紙葉類処理装置を提供すること
を目的とする。
は、券長異常として検出されたり、所定の枚数が繰り出
されないという問題を生じていた。そこで、紙葉類の集
積枚数の影響を受けずに、複数の紙葉類を一括して繰り
出すことができる紙葉類送出手段を備えた紙葉類金庫及
び該紙葉類金庫を備えた紙葉類処理装置を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明による紙葉類金庫は、例えば図
1及び図2に示すように、紙葉類を収容する紙葉類金庫
22であって;紙葉類金庫22に収容された複数の前記
紙葉類を集積する集積手段33、31、45、34と;
第1の送出部53、55と第2の送出部72、82とを
有し、第1の送出部53、55と第2の送出部72、8
2とによって前記集積された複数の紙葉類を挟持し一括
して送り出すよう構成された紙葉類送出手段10とを備
え;第1の送出部53、55は、前記集積された複数の
紙葉類の最上層の紙葉類の最上面に接し、前記複数の紙
葉類に送出力を与えるよう構成され;前記第2の送出部
72、82は、前記複数の紙葉類の最下層の紙葉類の最
下面に接し、前記複数の紙葉類に送出力を与えるよう構
成されている。
に、請求項1に係る発明による紙葉類金庫は、例えば図
1及び図2に示すように、紙葉類を収容する紙葉類金庫
22であって;紙葉類金庫22に収容された複数の前記
紙葉類を集積する集積手段33、31、45、34と;
第1の送出部53、55と第2の送出部72、82とを
有し、第1の送出部53、55と第2の送出部72、8
2とによって前記集積された複数の紙葉類を挟持し一括
して送り出すよう構成された紙葉類送出手段10とを備
え;第1の送出部53、55は、前記集積された複数の
紙葉類の最上層の紙葉類の最上面に接し、前記複数の紙
葉類に送出力を与えるよう構成され;前記第2の送出部
72、82は、前記複数の紙葉類の最下層の紙葉類の最
下面に接し、前記複数の紙葉類に送出力を与えるよう構
成されている。
【0008】このように構成すると、紙葉類金庫は、複
数の紙葉類すなわち紙葉類群に送出力を与えるよう構成
された第1の送出部と、第2の送出部とを有する紙葉類
送出手段を備えるので、紙葉類送出手段の両送出部で挟
持して紙葉類群に送出力を与えることができ、紙葉類群
を確実に一括して集積された状態で送り出すことができ
る。
数の紙葉類すなわち紙葉類群に送出力を与えるよう構成
された第1の送出部と、第2の送出部とを有する紙葉類
送出手段を備えるので、紙葉類送出手段の両送出部で挟
持して紙葉類群に送出力を与えることができ、紙葉類群
を確実に一括して集積された状態で送り出すことができ
る。
【0009】ここの最上層の紙葉類とは、積層された紙
葉類のうち第1の送出部に最も近い紙葉類をいい、最下
層の紙葉類とは積層された紙葉類のうち第2の送出部に
最も近い紙葉類をいう。最上面とは最上層の紙葉類の第
1の送出部側の面をいい、最下面とは最下層の紙葉類の
第2の送出部側の面をいう。
葉類のうち第1の送出部に最も近い紙葉類をいい、最下
層の紙葉類とは積層された紙葉類のうち第2の送出部に
最も近い紙葉類をいう。最上面とは最上層の紙葉類の第
1の送出部側の面をいい、最下面とは最下層の紙葉類の
第2の送出部側の面をいう。
【0010】請求項2に係る発明による紙葉類金庫は、
請求項1に記載の紙葉類金庫において、前記第1の送出
部と前記第2の送出部とを駆動する共通の駆動部を備え
る。
請求項1に記載の紙葉類金庫において、前記第1の送出
部と前記第2の送出部とを駆動する共通の駆動部を備え
る。
【0011】紙葉類金庫は、第1の送出部と前記第2の
送出部とを駆動する共通の駆動部を有するので、第1の
送出部と第2の送出部を同期させて駆動することがで
き、積層された紙葉類群に送出方向のずれを生じること
なく、一括して送り出すことができる。
送出部とを駆動する共通の駆動部を有するので、第1の
送出部と第2の送出部を同期させて駆動することがで
き、積層された紙葉類群に送出方向のずれを生じること
なく、一括して送り出すことができる。
【0012】請求項3に係る発明による紙葉類処理装置
は、紙葉類を挿入する挿入口と;紙葉類を返却する返却
口と;前記挿入された紙葉類を収容する請求項1または
請求項2に記載の紙葉類金庫と;前記紙葉類金庫より一
括して送り出された複数の紙葉類を前記返却口へ搬送す
る返却部とを備える。
は、紙葉類を挿入する挿入口と;紙葉類を返却する返却
口と;前記挿入された紙葉類を収容する請求項1または
請求項2に記載の紙葉類金庫と;前記紙葉類金庫より一
括して送り出された複数の紙葉類を前記返却口へ搬送す
る返却部とを備える。
【0013】紙葉類処理装置は、複数の紙葉類を一括し
て送り出す紙葉類金庫を備えるので、送り出された複数
の紙葉類を返却口へ一括して搬送し返却することができ
る。
て送り出す紙葉類金庫を備えるので、送り出された複数
の紙葉類を返却口へ一括して搬送し返却することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相似する部材には同一又は類似符号を付
し、重複した説明は省略する。
て、図面を参照して説明する。なお、各図において互い
に同一あるいは相似する部材には同一又は類似符号を付
し、重複した説明は省略する。
【0015】図1を参照して、本発明の紙葉類送出手段
としての一括紙幣送出手段10を備えた、本発明の紙葉
類金庫としての一万円金庫22を備えた本発明の紙葉類
処理装置としての紙幣処理装置1を説明する。紙幣処理
装置1は、一万円金庫22に加えて千円金庫400、五
千円金庫500を備え、循環する本発明の紙葉類として
の紙幣(千円札、五千円札、一万円札)を取り扱う。
としての一括紙幣送出手段10を備えた、本発明の紙葉
類金庫としての一万円金庫22を備えた本発明の紙葉類
処理装置としての紙幣処理装置1を説明する。紙幣処理
装置1は、一万円金庫22に加えて千円金庫400、五
千円金庫500を備え、循環する本発明の紙葉類として
の紙幣(千円札、五千円札、一万円札)を取り扱う。
【0016】外部から挿入口110に挿入された紙幣
は、受付可能な真正紙幣の場合は、その種類に応じて、
搬送機構としての搬送部210、240、260により
搬送され、振り分け部220、320、340によって
振り分けられて各金庫400、500、22の支持材4
31、531、34上にそれぞれ支持され、保留され
る。そして、次客の取引開始、すなわち、新たな紙幣の
挿入により、保留されていた全ての紙幣はそれぞれの金
庫400、500、22内に収納される。
は、受付可能な真正紙幣の場合は、その種類に応じて、
搬送機構としての搬送部210、240、260により
搬送され、振り分け部220、320、340によって
振り分けられて各金庫400、500、22の支持材4
31、531、34上にそれぞれ支持され、保留され
る。そして、次客の取引開始、すなわち、新たな紙幣の
挿入により、保留されていた全ての紙幣はそれぞれの金
庫400、500、22内に収納される。
【0017】より具体的には、千円金庫400、五千円
金庫500において、支持材431、531が上昇し札
落し板433、533に当接し、支持材431、531
上に集積されている千円札、五千円札はそれぞれ金庫部
420、520内の載置台432、532上に落とされ
収納される。また、一万円金庫22において、札落し板
38が下がり支持材34上に集積された一万円札を金庫
部24内の載置台35上に落とし収納する。
金庫500において、支持材431、531が上昇し札
落し板433、533に当接し、支持材431、531
上に集積されている千円札、五千円札はそれぞれ金庫部
420、520内の載置台432、532上に落とされ
収納される。また、一万円金庫22において、札落し板
38が下がり支持材34上に集積された一万円札を金庫
部24内の載置台35上に落とし収納する。
【0018】紙幣の挿入後、商品購入がなされ釣り札を
払い出す場合には、保留されていた全ての紙幣はそれぞ
れの金庫400、500、22内に一旦収納される。つ
ぎに、釣り札払い戻すべき枚数の紙幣が送り出される
が、通常一万円札は釣り札として払い出されることはな
い。
払い出す場合には、保留されていた全ての紙幣はそれぞ
れの金庫400、500、22内に一旦収納される。つ
ぎに、釣り札払い戻すべき枚数の紙幣が送り出される
が、通常一万円札は釣り札として払い出されることはな
い。
【0019】五千円札を含んだ釣り札が払い出される場
合には、まず五千円札が紙幣送出手段11、搬送部70
1、705、260によって一枚ずつ一万円金庫22上
に送り出され、その後千円札が紙幣送出手段11、搬送
部702、705、260によって一枚ずつ一万円金庫
22に送り出される。よって、一万円金庫22上の支持
材34上には下から順に五千円札、千円札の順に重ねら
れる。全ての払い出す紙幣が集積されると、一括紙幣送
出手段10によって確実に一括して送り出され返却部8
00によって返却口810まで搬送され返却口810か
ら一括して払い出される。
合には、まず五千円札が紙幣送出手段11、搬送部70
1、705、260によって一枚ずつ一万円金庫22上
に送り出され、その後千円札が紙幣送出手段11、搬送
部702、705、260によって一枚ずつ一万円金庫
22に送り出される。よって、一万円金庫22上の支持
材34上には下から順に五千円札、千円札の順に重ねら
れる。全ての払い出す紙幣が集積されると、一括紙幣送
出手段10によって確実に一括して送り出され返却部8
00によって返却口810まで搬送され返却口810か
ら一括して払い出される。
【0020】紙幣の挿入後、不図示の取消釦が押された
場合は、千円金庫400、五千円金庫500に保留され
ている千円札、五千円札は紙幣送出手段11により一枚
ずつ送り出され、それぞれ搬送機構としての搬送部70
1、702によって搬送され、さらに搬送機構としての
搬送部705、260に搬送されて、一万円金庫22の
支持材34上に支持されて保留され、一括紙幣送出手段
10によって一括して送り出され、返却機構としての返
却部800によって返却口810に全紙幣一括して返却
される。
場合は、千円金庫400、五千円金庫500に保留され
ている千円札、五千円札は紙幣送出手段11により一枚
ずつ送り出され、それぞれ搬送機構としての搬送部70
1、702によって搬送され、さらに搬送機構としての
搬送部705、260に搬送されて、一万円金庫22の
支持材34上に支持されて保留され、一括紙幣送出手段
10によって一括して送り出され、返却機構としての返
却部800によって返却口810に全紙幣一括して返却
される。
【0021】図2を参照し、本発明による実施の形態の
紙葉類送出手段としての一括紙幣送出手段10を備え
た、本発明の紙葉類金庫としての一万円金庫22の構成
を説明する。一万円金庫22は、搬送されてきた紙幣
(千円、五千円、一万円)(図示せず)を一万円金庫2
2の内部に取り込む取込手段23と、一万円紙幣を収容
する金庫部24と、取込手段23によって取り込まれた
紙幣を一時的に保留する保留手段25と、保留手段25
で保留状態にある一万円紙幣を金庫部24内の収納保持
部26に収納させる収納手段27と、保留状態にある紙
幣を必要に応じて一括して放出部に送出する一括紙幣送
出手段10とを備えている。なお、本実施の形態におい
て「金庫部24内の収納保持部26に紙幣を収納する」
ことは、「金庫部24に紙幣を収納する」ことになる。
金庫部24とは、一万円金庫22内部であって保留手段
25としての支持材34上で保留状態にある紙幣、及び
収納保持部26に収納された紙幣が存在し得る空間をい
い、札落し板38(図4参照)が上死点(図4(A)参
照)にある場合の札落し板38より下の空間をいう。
紙葉類送出手段としての一括紙幣送出手段10を備え
た、本発明の紙葉類金庫としての一万円金庫22の構成
を説明する。一万円金庫22は、搬送されてきた紙幣
(千円、五千円、一万円)(図示せず)を一万円金庫2
2の内部に取り込む取込手段23と、一万円紙幣を収容
する金庫部24と、取込手段23によって取り込まれた
紙幣を一時的に保留する保留手段25と、保留手段25
で保留状態にある一万円紙幣を金庫部24内の収納保持
部26に収納させる収納手段27と、保留状態にある紙
幣を必要に応じて一括して放出部に送出する一括紙幣送
出手段10とを備えている。なお、本実施の形態におい
て「金庫部24内の収納保持部26に紙幣を収納する」
ことは、「金庫部24に紙幣を収納する」ことになる。
金庫部24とは、一万円金庫22内部であって保留手段
25としての支持材34上で保留状態にある紙幣、及び
収納保持部26に収納された紙幣が存在し得る空間をい
い、札落し板38(図4参照)が上死点(図4(A)参
照)にある場合の札落し板38より下の空間をいう。
【0022】図3に、図2の取込手段23周辺の部分左
側面図を示す。図3に示すように、取込手段23は、一
万円金庫22(図2参照)の取込側端部に配置され、一
万円金庫22まで搬送されてきた紙葉類としての紙幣
(千円、五千円、一万円)(図示せず)を挟んで一万円
金庫22の金庫部24の内部に取り込むための、押えロ
ーラ29とプレスローラ30とを含んで構成される。プ
レスローラ30と同軸に羽根車33が取り付けられ、羽
根車33は4枚の羽根33Aを有し、羽根33Aによっ
て紙幣の後端部(進行方向に対して後ろ側の端部)が押
され紙幣が取り込まれる。なお、羽根車33は後述のよ
うに集積手段に含まれる。
側面図を示す。図3に示すように、取込手段23は、一
万円金庫22(図2参照)の取込側端部に配置され、一
万円金庫22まで搬送されてきた紙葉類としての紙幣
(千円、五千円、一万円)(図示せず)を挟んで一万円
金庫22の金庫部24の内部に取り込むための、押えロ
ーラ29とプレスローラ30とを含んで構成される。プ
レスローラ30と同軸に羽根車33が取り付けられ、羽
根車33は4枚の羽根33Aを有し、羽根33Aによっ
て紙幣の後端部(進行方向に対して後ろ側の端部)が押
され紙幣が取り込まれる。なお、羽根車33は後述のよ
うに集積手段に含まれる。
【0023】図2に戻って説明を続ける。内側フレーム
86A(図5参照)に、支軸90回りに回動可能に取り
付けらた斜行プレート45によって、取り込まれた紙幣
はカールすることなく支持材34上に集積される。斜行
プレート45の位置を検出し、紙幣の取り込みを検出す
るセンサ46が内側フレーム86Aに取り付けられてい
る。
86A(図5参照)に、支軸90回りに回動可能に取り
付けらた斜行プレート45によって、取り込まれた紙幣
はカールすることなく支持材34上に集積される。斜行
プレート45の位置を検出し、紙幣の取り込みを検出す
るセンサ46が内側フレーム86Aに取り付けられてい
る。
【0024】取り込まれた紙幣を集積する支持材34の
下側には、昇降可能に構成された紙幣載置台35が配置
されている。この紙幣載置台35は、載置台上昇機構3
6により昇降可能に構成され、圧縮コイルバネ37によ
り上方に付勢されている。したがって、支持材34はそ
の下面側で紙幣載置台35上に収納された一万円紙幣を
上側から押えるストッパとしても機能する。本発明の集
積手段は、羽根車33、ストッパ31、斜行プレート4
5、支持材34を含んで構成される。
下側には、昇降可能に構成された紙幣載置台35が配置
されている。この紙幣載置台35は、載置台上昇機構3
6により昇降可能に構成され、圧縮コイルバネ37によ
り上方に付勢されている。したがって、支持材34はそ
の下面側で紙幣載置台35上に収納された一万円紙幣を
上側から押えるストッパとしても機能する。本発明の集
積手段は、羽根車33、ストッパ31、斜行プレート4
5、支持材34を含んで構成される。
【0025】図4に図2のA−A部分矢示図を示す。
(A)は後述の札落し板38が上死点にある場合、
(B)は札落し板38が下死点にある場合を示す。図に
示すように、収納手段27は、昇降可能な札落し板38
とこの札落し板38を支持する支持部材39とを備えて
いる。札落し板38は、左右の支持材34上に紙幣が取
り込まれた状態で、下死点に向かって下降するときに、
その支持材34上に集積され静止した紙幣を収納保持部
26内へ落し込む。収納保持部26とは支持材34より
下で載置台35より上の部分をいう。したがって、図4
(B)に示すように、札落し板38が昇降する際の下死
点は、支持材34の下面位置よりも低くなるように設定
されている。
(A)は後述の札落し板38が上死点にある場合、
(B)は札落し板38が下死点にある場合を示す。図に
示すように、収納手段27は、昇降可能な札落し板38
とこの札落し板38を支持する支持部材39とを備えて
いる。札落し板38は、左右の支持材34上に紙幣が取
り込まれた状態で、下死点に向かって下降するときに、
その支持材34上に集積され静止した紙幣を収納保持部
26内へ落し込む。収納保持部26とは支持材34より
下で載置台35より上の部分をいう。したがって、図4
(B)に示すように、札落し板38が昇降する際の下死
点は、支持材34の下面位置よりも低くなるように設定
されている。
【0026】一方、図4(A)に示す上死点は、取込手
段23(図2参照)から紙幣が取り込まれるのを妨げな
いように、取込手段23の紙幣を押さえローラ29とプ
レスローラ30に挟まるれるようにガイドするガイド4
0(図2参照)の終端位置よりも高くなるように設定さ
れている。札落し板38は、支持部材39上に一体に取
り付けられた動力伝達片42を介して、収納動作機構4
1から動力を受けて昇降するようになっている。
段23(図2参照)から紙幣が取り込まれるのを妨げな
いように、取込手段23の紙幣を押さえローラ29とプ
レスローラ30に挟まるれるようにガイドするガイド4
0(図2参照)の終端位置よりも高くなるように設定さ
れている。札落し板38は、支持部材39上に一体に取
り付けられた動力伝達片42を介して、収納動作機構4
1から動力を受けて昇降するようになっている。
【0027】図2に示すように、収納動作機構41は、
モータ43と、このモータ43の駆動軸43Aと一体に
取り付けられたレバー44とを含んで構成され、レバー
44の自由端側のピン92が収納手段27の動力伝達片
42の横長の孔42A(図4(A)参照)中に挿入され
た構成になっている。それによってクランク機構が構成
されており、収納手段27が動力を受けて昇降する。
モータ43と、このモータ43の駆動軸43Aと一体に
取り付けられたレバー44とを含んで構成され、レバー
44の自由端側のピン92が収納手段27の動力伝達片
42の横長の孔42A(図4(A)参照)中に挿入され
た構成になっている。それによってクランク機構が構成
されており、収納手段27が動力を受けて昇降する。
【0028】次に図2と図5を参照して説明する。一括
紙幣送出手段10は、本発明の駆動部としてのモータ4
9(図1参照)を有し、モータ49の動力は支軸51に
取り付けられた歯車50を介して支軸51に伝達され
る。支軸51は一万円金庫22の側壁85A、Bに水平
に取り付けられ、歯車50は一方の側壁85Aの外面側
に配置されている。支軸51には、さらに側壁85A、
Bの内面近傍に配置された一対のタイミングプーリ52
と、タイミングプーリ52の内側に配置された紙葉類を
送出するための一対の本発明の第1の送出部としてのロ
ーラ53とが取り付けられる。支軸51には、さらにタ
イミングプーリ52とローラ53の間に配置された一対
のV字状のフレーム54が回動可能に取り付けられてい
る。タイミングプーリ52、フレーム54及びローラ5
3は紙幣の搬送方向軸Xに垂直な鉛直軸Zに対して対称
に設けられ、ローラ53は紙幣の長手方向(送り出し方
向)両端に作用する。
紙幣送出手段10は、本発明の駆動部としてのモータ4
9(図1参照)を有し、モータ49の動力は支軸51に
取り付けられた歯車50を介して支軸51に伝達され
る。支軸51は一万円金庫22の側壁85A、Bに水平
に取り付けられ、歯車50は一方の側壁85Aの外面側
に配置されている。支軸51には、さらに側壁85A、
Bの内面近傍に配置された一対のタイミングプーリ52
と、タイミングプーリ52の内側に配置された紙葉類を
送出するための一対の本発明の第1の送出部としてのロ
ーラ53とが取り付けられる。支軸51には、さらにタ
イミングプーリ52とローラ53の間に配置された一対
のV字状のフレーム54が回動可能に取り付けられてい
る。タイミングプーリ52、フレーム54及びローラ5
3は紙幣の搬送方向軸Xに垂直な鉛直軸Zに対して対称
に設けられ、ローラ53は紙幣の長手方向(送り出し方
向)両端に作用する。
【0029】V字状のフレーム54の一端には、本発明
の第1の送出部としてのローラ55、及びローラ55と
一体に構成されたタイミングプーリ56が回転可能に取
り付けられ、タイミングプーリ52、タイミングプーリ
56間にはタイミングベルト57が掛け渡され、動力が
ローラ55に伝達可能に構成されている。
の第1の送出部としてのローラ55、及びローラ55と
一体に構成されたタイミングプーリ56が回転可能に取
り付けられ、タイミングプーリ52、タイミングプーリ
56間にはタイミングベルト57が掛け渡され、動力が
ローラ55に伝達可能に構成されている。
【0030】V字状のフレーム54の他端には、フレー
ム54同士を接続する連結シャフト58が取り付けら
れ、側壁85A、Bの内側に配置された内側フレーム8
6A、Bのさらに内側に配置された内側壁87A、Bの
一方87Aに取り付けられたソレノイド60の動力を受
けて、V字状のフレーム54が支軸51を中心にして回
動する。
ム54同士を接続する連結シャフト58が取り付けら
れ、側壁85A、Bの内側に配置された内側フレーム8
6A、Bのさらに内側に配置された内側壁87A、Bの
一方87Aに取り付けられたソレノイド60の動力を受
けて、V字状のフレーム54が支軸51を中心にして回
動する。
【0031】詳しくは、一括紙幣送出手段10は、内側
壁87Aに取り付けられた支軸61Aに回動可能に設け
られた回動レバー61を有し、回動レバー61の自由端
と支軸61Aとの中間に位置する中間部61Bとソレノ
イド60のプランジャ60Aとを接続する第1の作動レ
バー62と、一端が回動レバー61の自由端に、他端が
連結シャフト58に連結された第2の作動レバー63と
を有する。
壁87Aに取り付けられた支軸61Aに回動可能に設け
られた回動レバー61を有し、回動レバー61の自由端
と支軸61Aとの中間に位置する中間部61Bとソレノ
イド60のプランジャ60Aとを接続する第1の作動レ
バー62と、一端が回動レバー61の自由端に、他端が
連結シャフト58に連結された第2の作動レバー63と
を有する。
【0032】よって、ソレノイド60の励磁によりプラ
ンジャ60Aがソレノイド60へ向かう方向に移動し、
回動レバー61が支軸61Aを中心に図2中時計方向に
回動し、回動レバー61の自由端がソレノイド60に近
づく方向に移動し、この移動が連結シャフト58によっ
てV字状のフレーム54の他端に伝達され、フレーム5
4の他端がソレノイド60に近づく方向に移動するの
で、フレーム54が図2中反時計方向に回動され、ロー
ラ55が下降する。なお、回動レバー61とフレーム5
4とには引っ張りバネ64が掛け渡され、フレーム54
を時計方向に回動しようとする付勢力が働き、初期状態
(ソレノイド60が励磁されない状態)でローラ55が
上位置で待機する。
ンジャ60Aがソレノイド60へ向かう方向に移動し、
回動レバー61が支軸61Aを中心に図2中時計方向に
回動し、回動レバー61の自由端がソレノイド60に近
づく方向に移動し、この移動が連結シャフト58によっ
てV字状のフレーム54の他端に伝達され、フレーム5
4の他端がソレノイド60に近づく方向に移動するの
で、フレーム54が図2中反時計方向に回動され、ロー
ラ55が下降する。なお、回動レバー61とフレーム5
4とには引っ張りバネ64が掛け渡され、フレーム54
を時計方向に回動しようとする付勢力が働き、初期状態
(ソレノイド60が励磁されない状態)でローラ55が
上位置で待機する。
【0033】内側フレーム87Aには支軸88が取り付
けられ、支軸88には回動レバー61を介してV字状の
フレーム54と連動して昇降するストッパ65が回動可
能に取り付けられている。ストッパ65は、回動レバー
61の終端に回動可能に取り付けられているベアリング
66と接し、さらに引っ張りバネ67によって図2中反
時計方向に回動するように付勢されている。ストッパ6
5は支持材34上に取り込まれた紙幣の先端を揃える機
能を有し、紙葉類の集積中はストッパ65の先端部65
Aが鉛直になる状態で待機する。紙葉類を送出するとき
には、V字状のフレーム54に同期してストッパ65
は、引っ張りバネ67の付勢力によって先端部65Aが
上昇するよう回動する。
けられ、支軸88には回動レバー61を介してV字状の
フレーム54と連動して昇降するストッパ65が回動可
能に取り付けられている。ストッパ65は、回動レバー
61の終端に回動可能に取り付けられているベアリング
66と接し、さらに引っ張りバネ67によって図2中反
時計方向に回動するように付勢されている。ストッパ6
5は支持材34上に取り込まれた紙幣の先端を揃える機
能を有し、紙葉類の集積中はストッパ65の先端部65
Aが鉛直になる状態で待機する。紙葉類を送出するとき
には、V字状のフレーム54に同期してストッパ65
は、引っ張りバネ67の付勢力によって先端部65Aが
上昇するよう回動する。
【0034】内側フレーム87Aには、歯車50と噛合
する歯車70がタイミングプーリ71(前二者図5に不
図示)と一体に同一軸上に設けられ、かつ内側フレーム
87Aに対して回転自在に取り付けられている。タイミ
ングプーリ71は、側壁85Aの外面側に配置されてい
る。
する歯車70がタイミングプーリ71(前二者図5に不
図示)と一体に同一軸上に設けられ、かつ内側フレーム
87Aに対して回転自在に取り付けられている。タイミ
ングプーリ71は、側壁85Aの外面側に配置されてい
る。
【0035】ローラ53に対向して一対の本発明の第2
の送出部としてのローラ72が回転可能に配置されてい
る。ローラ72が取り付けられているローラ軸73は内
壁85A、Bの内側面に接触するベアリング74によっ
て回転可能に支承されている。ベアリング74は板バネ
75によって上方(ローラ72の中心がローラ53の中
心に向かう方向)に付勢され、ローラ72の中心とロー
ラ53の中心との距離を一定に保ち、ローラ72とロー
ラ53とが紙幣を挟んで送り出す際には複数の紙幣すな
わち紙幣群の厚みに相当する距離だけ下方に移動するよ
うに構成されている。
の送出部としてのローラ72が回転可能に配置されてい
る。ローラ72が取り付けられているローラ軸73は内
壁85A、Bの内側面に接触するベアリング74によっ
て回転可能に支承されている。ベアリング74は板バネ
75によって上方(ローラ72の中心がローラ53の中
心に向かう方向)に付勢され、ローラ72の中心とロー
ラ53の中心との距離を一定に保ち、ローラ72とロー
ラ53とが紙幣を挟んで送り出す際には複数の紙幣すな
わち紙幣群の厚みに相当する距離だけ下方に移動するよ
うに構成されている。
【0036】ローラ軸73には、ローラ72に回転を与
えるためのタイミングプーリ77が、側壁85Aの外面
側に配置されて取り付けられ、タイミングプーリ71か
ら動力を伝達するためのタイミングベルト78が、タイ
ミングプーリ77とタイミングプーリ71の間に掛け渡
されている。ローラ軸73にはさらに、ローラ72の外
側でベアリング74の内側に配置され、タイミングプー
リ76が取り付けられている。
えるためのタイミングプーリ77が、側壁85Aの外面
側に配置されて取り付けられ、タイミングプーリ71か
ら動力を伝達するためのタイミングベルト78が、タイ
ミングプーリ77とタイミングプーリ71の間に掛け渡
されている。ローラ軸73にはさらに、ローラ72の外
側でベアリング74の内側に配置され、タイミングプー
リ76が取り付けられている。
【0037】支持材34には支軸89を中心に微少角度
だけ回動するプレート80が取り付けられており、プレ
ート80の紙幣取込側の先端には回転可能に設けられた
タイミングプーリ81が取り付けられている。タイミン
グプーリ76、タイミングプーリ81間には本発明の第
2の送出部としてのタイミングベルト82が掛け渡さ
れ、タイミングベルト82は紙幣に下側から接して紙幣
に繰出力を与える。タイミングベルト82に張りを持た
せるためのテンショナー83が下部内側フレーム93
A、Bに取り付けられている。プレート80は、板バネ
84により上方向に付勢されており、V字状のフレーム
54が反時計方向に回動し、ローラ55が最上層の紙幣
の最上面に接触し、集積された紙幣を一括して繰り出す
ために適切な力がかかるように調整されている。
だけ回動するプレート80が取り付けられており、プレ
ート80の紙幣取込側の先端には回転可能に設けられた
タイミングプーリ81が取り付けられている。タイミン
グプーリ76、タイミングプーリ81間には本発明の第
2の送出部としてのタイミングベルト82が掛け渡さ
れ、タイミングベルト82は紙幣に下側から接して紙幣
に繰出力を与える。タイミングベルト82に張りを持た
せるためのテンショナー83が下部内側フレーム93
A、Bに取り付けられている。プレート80は、板バネ
84により上方向に付勢されており、V字状のフレーム
54が反時計方向に回動し、ローラ55が最上層の紙幣
の最上面に接触し、集積された紙幣を一括して繰り出す
ために適切な力がかかるように調整されている。
【0038】ローラ55、タイミングベルト82、ロー
ラ53、及びローラ72はすべてのローラは同期して回
転し、紙幣との接触部における搬送速度が同じとなるよ
うに設定されている。
ラ53、及びローラ72はすべてのローラは同期して回
転し、紙幣との接触部における搬送速度が同じとなるよ
うに設定されている。
【0039】図2を参照して一万円金庫の作用について
説明する。押さえローラ29とプレスローラ30に挟ま
れて押された紙幣は、垂直の姿勢で取り付けられたスト
ッパ31の下部を押し、ばね32の抗力に打ち勝って一
万円金庫22内部を進む。押えローラ29とプレスロー
ラ30を通過した紙幣は、プレスローラ30と同軸に取
り付けられた羽根車33が有する4枚の羽根33Aによ
って紙幣の後端部(進行方向に対して後ろ側の端部)が
押され紙幣はさらに先に押され、プレスローラ30の回
転中心より下側に配置された、保留手段25としての支
持材34上に落下し、収容される。このとき、ストッパ
31はばね32の付勢力により垂直の姿勢に戻る。
説明する。押さえローラ29とプレスローラ30に挟ま
れて押された紙幣は、垂直の姿勢で取り付けられたスト
ッパ31の下部を押し、ばね32の抗力に打ち勝って一
万円金庫22内部を進む。押えローラ29とプレスロー
ラ30を通過した紙幣は、プレスローラ30と同軸に取
り付けられた羽根車33が有する4枚の羽根33Aによ
って紙幣の後端部(進行方向に対して後ろ側の端部)が
押され紙幣はさらに先に押され、プレスローラ30の回
転中心より下側に配置された、保留手段25としての支
持材34上に落下し、収容される。このとき、ストッパ
31はばね32の付勢力により垂直の姿勢に戻る。
【0040】また、一万円金庫22内に挿入された紙幣
は、搬送力により斜行プレート45を押し上げて、集積
される。紙幣が集積されると、センサ46がオンとな
る。一万円金庫22に次々に搬送された紙幣は支持材3
4上に順次集積される。
は、搬送力により斜行プレート45を押し上げて、集積
される。紙幣が集積されると、センサ46がオンとな
る。一万円金庫22に次々に搬送された紙幣は支持材3
4上に順次集積される。
【0041】第1のケースとして、支持材34上に集積
された紙幣の送り出しが必要でないときを説明すると、
この場合、一万円金庫に搬送されるのは一万円紙幣だけ
である。
された紙幣の送り出しが必要でないときを説明すると、
この場合、一万円金庫に搬送されるのは一万円紙幣だけ
である。
【0042】次に、図2と図5(図5の右側面図)を参
照して、第2のケース、すなわち支持材34上に集積さ
れた紙幣の送り出しが必要なとき、例えば、商品の選択
前に取消釦(図示せず)が押され、紙幣の一括返却のた
めに、紙幣が送り出される場合を説明する。この場合、
一万円紙幣に加えて、五千円金庫500(図1参照)内
に集積されている五千円紙幣、千円金庫内400(図1
参照)内に集積されている千円紙幣が一万円金庫22に
搬送され、支持材34上に集積される。
照して、第2のケース、すなわち支持材34上に集積さ
れた紙幣の送り出しが必要なとき、例えば、商品の選択
前に取消釦(図示せず)が押され、紙幣の一括返却のた
めに、紙幣が送り出される場合を説明する。この場合、
一万円紙幣に加えて、五千円金庫500(図1参照)内
に集積されている五千円紙幣、千円金庫内400(図1
参照)内に集積されている千円紙幣が一万円金庫22に
搬送され、支持材34上に集積される。
【0043】次に図2を参照し、本発明の実施の形態の
一万円金庫22の一括紙幣送出手段10の作用を説明す
る。紙幣が支持材34上に取り込まれていない初期状態
では、V字状のフレーム54はバネ64による付勢力の
みが作用しているので、ローラ55は支持材34から離
れた上方にあり、ストッパ65は先端部65Aが鉛直の
状態の下方にあり、取り込まれた紙幣が繰り出し方向に
ストッパ65までしか行かないように拘束する。
一万円金庫22の一括紙幣送出手段10の作用を説明す
る。紙幣が支持材34上に取り込まれていない初期状態
では、V字状のフレーム54はバネ64による付勢力の
みが作用しているので、ローラ55は支持材34から離
れた上方にあり、ストッパ65は先端部65Aが鉛直の
状態の下方にあり、取り込まれた紙幣が繰り出し方向に
ストッパ65までしか行かないように拘束する。
【0044】所定枚数の紙葉類が一万円金庫22に取り
込まれて集積され、紙幣を繰り出す必要があるときに
は、ソレノイド60が励磁され、プランジャ60Aをソ
レノイド60の方向に引き込む。するとローラ55が下
降し最上層の紙幣の最上面に接触し、最下層の紙幣の最
下面が接触しているタイミングベルト82との間に複数
の紙幣すなわち紙幣群を挟む。同時に、ストッパ65を
拘束していた回動レバー61のベアリング66の接触が
外れ、引っ張りバネ67の付勢力によりストッパ65が
支軸の回りに図2中反時計方向に回動するためストッパ
65の先端部65Aが上昇し紙幣の送出を許可する。
込まれて集積され、紙幣を繰り出す必要があるときに
は、ソレノイド60が励磁され、プランジャ60Aをソ
レノイド60の方向に引き込む。するとローラ55が下
降し最上層の紙幣の最上面に接触し、最下層の紙幣の最
下面が接触しているタイミングベルト82との間に複数
の紙幣すなわち紙幣群を挟む。同時に、ストッパ65を
拘束していた回動レバー61のベアリング66の接触が
外れ、引っ張りバネ67の付勢力によりストッパ65が
支軸の回りに図2中反時計方向に回動するためストッパ
65の先端部65Aが上昇し紙幣の送出を許可する。
【0045】次に図示しないモータが回転し、動力が歯
車50に伝達され歯車50が回転すると、支軸51が回
転し、支軸51の回転力がタイミングプーリ52に伝達
され、ローラ53、タイミングベルト57を介してロー
ラ55が回転する。また、歯車50から歯車70、タイ
ミングベルト78、タイミングプーリ77を介してロー
ラ軸73にも動力が伝達され、ローラ72、タイミング
プーリ76も回転する。更にタイミングプーリ76の回
転力によりタイミングベルト82が回転する。
車50に伝達され歯車50が回転すると、支軸51が回
転し、支軸51の回転力がタイミングプーリ52に伝達
され、ローラ53、タイミングベルト57を介してロー
ラ55が回転する。また、歯車50から歯車70、タイ
ミングベルト78、タイミングプーリ77を介してロー
ラ軸73にも動力が伝達され、ローラ72、タイミング
プーリ76も回転する。更にタイミングプーリ76の回
転力によりタイミングベルト82が回転する。
【0046】したがって、最上層の紙幣の最上面にはロ
ーラ55が接触し、最下面の紙幣の最下面にはタイミン
グベルト82が接触し、紙幣群は前両者によって挟まれ
繰出力が作用するので一括して確実に繰り出される。さ
らにローラ55、タイミングベルト82、ローラ53、
ローラ72の回転が同期しているので、繰出速度と同じ
速度でローラ53、ローラ72に挟まれて送り出され、
紙幣群は搬送方向の刺し身状のずれを生じることなく、
一括して一万円金庫22の外部に送出される。
ーラ55が接触し、最下面の紙幣の最下面にはタイミン
グベルト82が接触し、紙幣群は前両者によって挟まれ
繰出力が作用するので一括して確実に繰り出される。さ
らにローラ55、タイミングベルト82、ローラ53、
ローラ72の回転が同期しているので、繰出速度と同じ
速度でローラ53、ローラ72に挟まれて送り出され、
紙幣群は搬送方向の刺し身状のずれを生じることなく、
一括して一万円金庫22の外部に送出される。
【0047】紙幣群の送出を完了すると、ソレノイド6
0は脱磁され、V字状のフレーム54にはバネ64の付
勢力のみが作用するので図2中時計方向に回動し、ロー
ラ55は上昇する。ストッパ65には、ベアリング66
が接触してバネ67の付勢力に抗して図2中時計方向に
回動する力が働くので、ストッパ65の先端部65Aは
下降する。そして、次回の紙幣を受け入れる準備が完了
する。
0は脱磁され、V字状のフレーム54にはバネ64の付
勢力のみが作用するので図2中時計方向に回動し、ロー
ラ55は上昇する。ストッパ65には、ベアリング66
が接触してバネ67の付勢力に抗して図2中時計方向に
回動する力が働くので、ストッパ65の先端部65Aは
下降する。そして、次回の紙幣を受け入れる準備が完了
する。
【0048】紙幣が集積されると、センサ46がオンと
なる。紙幣群が送出されると、センサ46はオフとなる
ので、センサ46がオフとならないことで紙幣の金庫内
の残留を検出することができる。
なる。紙幣群が送出されると、センサ46はオフとなる
ので、センサ46がオフとならないことで紙幣の金庫内
の残留を検出することができる。
【0049】なお、本発明の実施の形態において「送り
出す」とは「繰り出す」を含む概念である。また、本実
施の形態において、最上層の紙葉類に接する第1の送出
部がローラであり、最下層の紙葉類に接する第2の送出
部がタイミングベルトであるが、第1の送出部がタイミ
ングベルト、第2の送出部がローラであってもよい。ま
た、第1の送出部、第2の送出部が、ともにローラであ
っても、ともにタイミングベルトであってもよい。な
お、紙葉類とは、紙幣の他、金券、有価証券等をいう。
出す」とは「繰り出す」を含む概念である。また、本実
施の形態において、最上層の紙葉類に接する第1の送出
部がローラであり、最下層の紙葉類に接する第2の送出
部がタイミングベルトであるが、第1の送出部がタイミ
ングベルト、第2の送出部がローラであってもよい。ま
た、第1の送出部、第2の送出部が、ともにローラであ
っても、ともにタイミングベルトであってもよい。な
お、紙葉類とは、紙幣の他、金券、有価証券等をいう。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1の送
出部と第2の送出部により積層された複数の紙葉類を挟
持して繰り出すので、紙葉類同士の繰り出しに際する繰
出方向のずれを少なくでき、複数の紙葉類を確実に一括
して繰り出し、複数の紙葉類の一括した払い出しを達成
することができる。
出部と第2の送出部により積層された複数の紙葉類を挟
持して繰り出すので、紙葉類同士の繰り出しに際する繰
出方向のずれを少なくでき、複数の紙葉類を確実に一括
して繰り出し、複数の紙葉類の一括した払い出しを達成
することができる。
【図1】本発明の紙幣処理装置の構成を示す模式的断面
図である。
図である。
【図2】一括紙幣送出手段を備えた本発明の一万円金庫
を表す正面断面図である。
を表す正面断面図である。
【図3】図2の一万円金庫の取込手段を表す部分的側面
図である。
図である。
【図4】図2のA−A部分矢示図であり一万円金庫の収
納手段及び収納動作機構を説明する。
納手段及び収納動作機構を説明する。
【図5】図2の一万円金庫の右側面図である。
【図6】従来の紙葉類繰出手段の構成を表す模式図であ
る。
る。
1 紙幣処理装置 10 一括紙幣送出手段 11 紙幣送出手段 22 一万円金庫 23 取込手段 24 金庫部 25 保留手段 26 収納保持部 27 収納手段 29 押さえローラ 30 プレスローラ 31 ストッパ 32 ばね 33 羽根車 33A 羽根 34 支持材 35 紙幣載置台 36 載置台上昇機構 37 圧縮コイルバネ 38 札落し板 39 支持部材 40 ガイド 41 収納動作機構 42 動力伝達片 43 モータ 43A 駆動軸 44 レバー 45 斜行プレート 46 センサ 49 モータ 50 歯車 51 支軸 52 タイミングプーリ 53 ローラ 54 フレーム 55 ローラ 56 タイミングプーリ 57 タイミングベルト 58 連結シャフト 60 ソレノイド 60A プランジャ 61 回動レバー 61A 支軸 61B 中間部 62 第1の作動レバー 63 第2の作動レバー 64 引っ張りバネ 65 ストッパ 65A 先端部 66 ベアリング 67 引っ張りバネ 70 歯車 71 タイミングプーリ 72 ローラ 73 ローラ軸 74 ベアリング 75 板バネ 76、77 タイミングプーリ 78 タイミングベルト 80 プレート 81 タイミングプーリ 82 タイミングベルト 83 テンショナー 84 板バネ 85A、B 側壁 86A、B 内側フレーム 87A、B 内側壁 88、89、90 支軸 92 ピン 93A、B 下部内側フレーム 110 挿入口 210 搬送部 220 振り分け部 240、260 搬送部 320、340 振り分け部 400 千円金庫 431 支持材 432 載置台 433 札落し板 500 五千円金庫 531 支持材 532 載置台 533 札落し板 701、702 搬送部 705 搬送部 800 返却部 810 返却口
Claims (3)
- 【請求項1】紙葉類を収容する紙葉類金庫であって;前
記紙葉類金庫に収容された複数の前記紙葉類を集積する
集積手段と;第1の送出部と第2の送出部とを有し、前
記第1の送出部と前記第2の送出部とによって前記集積
された複数の紙葉類を挟持し一括して送り出すよう構成
された紙葉類送出手段とを備え;前記第1の送出部は、
前記集積された複数の紙葉類の最上層の紙葉類の最上面
に接し、前記複数の紙葉類に送出力を与えるよう構成さ
れ;前記第2の送出部は、前記複数の紙葉類の最下層の
紙葉類の最下面に接し、前記複数の紙葉類に送出力を与
えるよう構成された;紙葉類金庫。 - 【請求項2】前記第1の送出部と前記第2の送出部とを
駆動する共通の駆動部を備える請求項1に記載の紙葉類
金庫。 - 【請求項3】紙葉類を挿入する挿入口と;紙葉類を返却
する返却口と;前記挿入された紙葉類を収容する請求項
1または請求項2に記載の紙葉類金庫と;前記紙葉類金
庫より一括して送り出された複数の紙葉類を前記返却口
へ搬送する返却部とを備えた;紙葉類処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11227395A JP2001052236A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 紙葉類金庫及び紙葉類処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11227395A JP2001052236A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 紙葉類金庫及び紙葉類処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001052236A true JP2001052236A (ja) | 2001-02-23 |
Family
ID=16860161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11227395A Pending JP2001052236A (ja) | 1999-08-11 | 1999-08-11 | 紙葉類金庫及び紙葉類処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001052236A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014023108A1 (zh) * | 2012-08-09 | 2014-02-13 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 柜员循环一体机及其钞票堆叠装置 |
-
1999
- 1999-08-11 JP JP11227395A patent/JP2001052236A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014023108A1 (zh) * | 2012-08-09 | 2014-02-13 | 广州广电运通金融电子股份有限公司 | 柜员循环一体机及其钞票堆叠装置 |
US9517910B2 (en) | 2012-08-09 | 2016-12-13 | Grg Banking Equipment Co., Ltd. | Circular integrated cashpoint machine and banknote stacking apparatus therefor |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060616 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081110 |
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