JP2001052171A - 周囲環境認識装置 - Google Patents

周囲環境認識装置

Info

Publication number
JP2001052171A
JP2001052171A JP11223938A JP22393899A JP2001052171A JP 2001052171 A JP2001052171 A JP 2001052171A JP 11223938 A JP11223938 A JP 11223938A JP 22393899 A JP22393899 A JP 22393899A JP 2001052171 A JP2001052171 A JP 2001052171A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance
object candidate
value
image
range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11223938A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3674400B2 (ja
Inventor
Kazumi Fujimoto
和巳 藤本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP22393899A priority Critical patent/JP3674400B2/ja
Publication of JP2001052171A publication Critical patent/JP2001052171A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3674400B2 publication Critical patent/JP3674400B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】物体の色や大きさに影響されず、常に正確に前
方の物体を検出することの出来る周囲環境認識装置を提
供する。 【解決手段】レーザレンジファインダ1で検出した距離
情報を、デジタル値の配列とした距離画像として距離画
像メモリ2に記憶し、演算装置4において、距離画像を
垂直方向に短冊状の小領域に分割し、分割した小領域内
の距離画像において垂直方向の距離値が一定であり、か
つ距離と距離画像の垂直位置との関係について予め定め
た道路モデルとの相関値が所定値以下である領域を物体
候補領域として抽出し、物体候補領域が連続して存在し
ていれば1つの物体候補範囲と判断することにより、物
体の存在する範囲を認識する周囲環境認識装置。従来の
ようにエッジの情報によらないので、背景や物体の色に
左右されずに周囲環境を認識することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は前方に存在する物
体の形状と距離を2次元平面的に計測する装置に関し、
特に、距離情報と輝度情報を組み合わせて処理すること
によって物体検出の精度を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の周囲環境認識装置(例えば、車両
用の障害物検出装置)としては、例えば特開平7−22
5127号公報に記載されたものがある。これは、撮像
した画像から縦エッジを検出し、ステレオ画像処理によ
り距離を測定し、距離と物体に応じた左右の範囲内に一
対の縦エッジが存在することで物体を認識している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術においては、背景や物体の色によっては1対の縦エッ
ジが検出できないことがあり、また、同じ色の物体が異
なる距離で重なっている状況では、2つの物体のエッジ
を正しく検出できないため、物体を正確に検出できない
場合があるという問題があった。また、検出対象として
車両を想定し、車両の大きさの物体を検出するように設
定されているので、車両と人のように大きさの異なる物
体を同時に区別して検出することが困難である、という
問題があった。
【0004】本発明は上記のごとき従来技術の問題を解
決するためになされたものであり、物体の色や大きさに
影響されず、常に正確に前方の物体を検出することの出
来る周囲環境認識装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、請求項1に記載の発明は、距
離画像に基づいて周囲環境を認識する装置であり、距離
画像を垂直方向に短冊状の小領域に分割し、分割した小
領域内の距離画像において垂直方向の距離値が一定であ
り、かつ距離と距離画像の垂直位置との関係について予
め定めた道路モデルとの相関値が所定値以下である領域
を物体候補領域として抽出し、物体候補領域が連続して
存在していれば1つの物体候補範囲と判断することによ
り、物体の存在する範囲を認識するように構成してい
る。このように構成することにより、従来のようにエッ
ジの情報によらないので、背景や物体の色に左右されず
に周囲環境を認識することができる。
【0006】また、請求項2に記載の発明は、距離画像
と輝度画像の両方に基づいて周囲環境を認識する装置で
あり、請求項1の構成に、輝度情報を検出する手段と、
前記物体候補範囲検出手段で検出した一つの物体候補範
囲と隣の物体候補範囲との間に領域を定義し、その領域
に対応する輝度画像の垂直方向における輝度値の積算ヒ
ストグラムを求め、求めたヒストグラムから、所定のし
きい値以上の度数が領域間全てに存在すれば、2つの物
体候補範囲は1つの物体として範囲を統合する物体候補
領域統合手段と、を追加したものである。このように構
成することにより、本来、1つの物体であるものが複数
の物体候補範囲に分けて検出された場合でも、正しく1
つの物体として検出することが可能となる。
【0007】また、請求項3に記載の発明においては、
相関値の演算おいて、距離が所定値以上の遠距離部分に
ついては距離の基準を所定距離に相当する遠距離に設定
して行なうように構成している。具体的には、遠距離で
は相関値を演算する範囲を所定距離(例えば50mや1
00mまたは画面の上下の中央値等)から以遠の範囲に
設定する。このように構成することにより、遠距離部分
での物体検出能力の低下を防ぐことが出来る。
【0008】また、請求項4に記載の発明においては、
物体が存在する位置と道路モデルとの差の大きさに応じ
て物体が存在する確からしさ(差が大きいほど確からし
さは大きい)を定義し、該確からしさの値に周囲環境と
運転者の意図との少なくとも一方の条件を加味して警報
判断を行なうように構成している。このように構成する
ことにより、例えば、雨天や夜間の場合は、運転者に注
意を喚起するために、確からしさの値が低くても警報を
出力したり、運転者がアクセルペダルを踏んでいる状況
下では、運転者が前方に障害物がないと判断していると
考え、確からしさの値が高い場合にのみ、警報を出力す
るように構成することにより、警報の出力条件を柔軟に
設定することが出来、より適切な障害物警報を行なうこ
とが出来る。
【0009】また、請求項5に記載の発明においては、
物体候補範囲に対応する輝度画像の垂直方向において輝
度値の積算ヒストグラムを求め、求めたヒストグラムか
ら、所定のしきい値以下の度数の部分が領域内に存在す
れば、1つの物体ではなく、複数の物体として物体候補
範囲を分割するように構成している。このように構成す
ることにより、本来、複数の物体であるものが1つの物
体候補範囲として検出された場合でも、正しく複数の物
体として検出することが可能となる。
【0010】また、請求項6に記載の発明においては、
物体候補範囲に対応する輝度画像内において、輝度値が
しきい値以上の部分を物体とすることで物体形状を決定
し、かつ、決定した物体の距離画像を水平方向に走査
し、異なる距離値が出力された部分は、距離の異なる他
の物体であるとして物体を分離するように構成してい
る。このように構成することにより、異なる距離の物体
が画像上で重なっている場合でも別の物体として分離す
ることが出来る。
【0011】
【発明の効果】請求項1においては、エッジの情報によ
らないので、背景や物体の色などに左右されず、精度良
く物体を検出することができる、という効果が得られ
る。請求項2においては、上記の効果に加えて、本来、
1つの物体であるものが複数の物体候補範囲に分けて検
出された場合でも、正しく1つの物体として検出するこ
とが可能となる。また、請求項3においては、上記の効
果に加えて、遠距離部分での物体検出能力の低下を防ぐ
ことができる。また、請求項4においては、上記の効果
に加えて、確からしさを定義し、該確からしさの値に周
囲環境と運転者の意図との少なくとも一方の条件を加味
して警報判断を行なうことにより、夜間や雨天などの周
囲環境やアクセルペダルを踏んでいるなどの運転者の意
図を加味して警報出力等において柔軟に対応できる。ま
た、請求項5においては、上記の効果に加えて、本来、
複数の物体であるものが1つの物体候補範囲として検出
された場合でも、正しく複数の物体として検出すること
が可能となる。また、請求項6においては、異なる距離
の物体が画像上で重なっている場合でも別の物体として
分離することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明の構成を示すブロッ
ク図であり、(a)は距離画像のみを用いる場合、
(b)は距離画像と輝度画像の両方を用いる場合を示
す。図1において、レーザレンジファインダ1はレーザ
レーダの照射角を2次元平面的にラスタスキャンするこ
とで、前方に存在する物体までの距離(距離情報)とそ
の物体からの反射強度(輝度情報)を2次元平面的に計
測する。このレーザレンジファインダ1で計測された各
角度毎の距離値の2次元配列を距離画像、光の反射強度
値の2次元配列を輝度画像と呼ぶ。2は距離画像を記憶
する距離画像メモリ、3は輝度画像を記憶する輝度画像
メモリである。なお、距離情報はレーザレーダだけでな
くミリ波レーダでも得ることが可能であり、輝度情報は
可視カメラや赤外線カメラを用いても得ることが可能で
ある。演算装置4は例えばコンピュータとその周辺装置
で構成され、上記の距離画像や輝度画像を用いて詳細を
後述する演算処理を行ない、前方に存在する物体を識別
する。
【0013】図1(a)は、距離画像のみを用いて演算
処理を行なう構成を示し、後記の図2〜図6で説明する
内容、および図10のステップS100、S102〜S
104の部分に相当する。この場合には、レーザレンジ
ファインダ1の代わりにミリ波レーダを用いることが出
来る。
【0014】図1(b)は、距離画像と輝度画像の両方
を用いて演算処理を行なう構成を示し、後記の図2〜図
9で説明する内容および図10のステップS100〜S
108の部分に相当する。この場合には、レーザレンジ
ファインダ1の代わりとしては、距離画像用にミリ波レ
ーダを、輝度画像用に可視カメラまたは赤外線カメラを
用いることが出来る。
【0015】図2は車両の前方をラスタスキャンするレ
ーザレンジファインダ1と計測対象の物体5(車両を例
示)の位置関係、およびレーザレンジファインダ1で得
られた距離画像と輝度画像の一例を示した図である。な
お、距離画像と輝度画像は実際にはデジタル値の配列で
あるが、図2では図形で示している。また、距離画像に
おいては画面の下方ほど近い位置(距離が短い)、画面
の上方に行くにしたがって遠い位置(距離が長い)を示
す。また、距離画像で白地の部分はレーザレンジファイ
ンダ1の検出範囲内に存在するものがない(例えば空の
部分)ことを示し、黒地の部分は道路面であり、その中
に車両が存在している場合を示している。また、輝度画
像では反射強度の大きな(輝度の大きな)車両の部分の
みを示している。
【0016】図2に示すように、レーザレンジファイン
ダ1で得られる距離画像と輝度画像上の点と、実空間上
の点との位置関係は、水平・垂直のスキャニング角度
と、値を計測する際のビームの移動量(角度分解能)と
によって決まる。例えば、レーザレンジファインダ1の
位置を中心として水平・垂直方向の角度分解能をそれぞ
れθ、φとして計測を行なうと、中心から水平方向に3
θ、垂直方向に2φ離れた位置Aについては、画像上で
の位置は画像の中心から水平方向に3画素、垂直方向に
2画素離れた座標となる。また、距離画像と輝度画像の
座標が同じであれば、実空間上でも同じ位置を計測した
値となる。
【0017】図3は、距離画像において、道路が存在す
る位置での垂直方向の1ラインと物体(車両)が存在す
る位置で垂直方向での1ラインを取り出し、横軸に距
離、縦軸に距離画像の垂直座標を取ったときのグラフで
ある。なお、道路での距離分布を実線、物体での距離分
布を破線で示す。
【0018】図3から判るように、道路では距離画像の
垂直座標が下から上に変化すると共に、規則性を持って
距離も増加する。この規則性を道路モデルと名付ける。
【0019】この道路モデルは、図4に示すように、幾
何学的に下記(数1)式のような理論値を計算によって
求める方法、或いは実際に前方に物体のない道路をレー
ザレンジファインダ等で計測し、得られた距離画像のデ
ータを非線形回帰分析等の統計的手法を行なうことによ
り、作成できる。
【0020】
【0021】ただし、 L(θ,φ):道路モデル L:レーザレンジファインダが検出する理論上の距離 θ:スキャンするレーザレーダと水平面との成す角 φ:レーザレンジファインダの正面とスキャンするレー
ザレーダとの成す角 また、前方に物体が存在する場合には、図3から判るよ
うに、距離画像の垂直座標を下から上に変化させると同
じ距離が連続して現れる。このことから、道路モデルと
比較すると同じ距離が連続して現れる領域で道路モデル
との差異が生じることが判る。したがって、図5に示す
ように、距離画像を垂直方向に領域分割して縦長の短冊
状の領域を作り、下記(数2)式のような道路モデルと
の相関値rnの二乗rn 2を計測し、相関の低い領域を物
体候補領域(A)として抽出する。このような処理を距
離画像の水平方向に順次実施し、連続して抽出された領
域は一纏めとして、物体候補範囲(O)とする。このよ
うな処理によって物体の検出が可能となる。なお、相関
値rn自体を用いてもよいが、差を大きくして明確にす
るため、ここでは相関値の二乗rn 2を求めている。以
下、rn 2を単に相関値と記す。
【0022】
【0023】ただし、Rij:座標(i,j)における距
離 Lij:座標(i,j)における道路モデルから算出され
た距離 i:水平座標の値 j:垂直座標の値 上記のようにして求めた(数2)式の値が所定値よりも
小さい部分を物体の存在位置とすることにより、基本的
には距離画像のみを用いて物体を検出することが出来
る。
【0024】ただし、上記の方法では、遠距離部分にお
いて検出の精度が低下する。すなわち、図6からもわか
るように、遠距離部分に物体が存在する場合には領域全
体の道路モデルとの差異は近距離部分に物体が存在する
場合よりも小さくなる。また、道路モデル自体も遠距離
になるにつれて、真値との差が大きくなる傾向にある。
さらに、1枚の画像を取得する時間を短くしようとする
と、レーザレンジファインダのビームを高速に移動しな
ければならないので、計測誤差も増大する。上記のよう
な状態においても、遠距離部分での物体の検出能力を低
下させないためには、遠距離部分で、再度、道路モデル
との比較を行なう。すなわち、遠距離では前記(数2)
式のjの範囲を、例えば画面の高さの中央位置または所
定距離(例えば50mや100m)から以遠に相当する
範囲(例えば全体でj:0〜255の場合にj:125
〜255の範囲)に設定し、その範囲で相関値を演算す
る。これにより、遠距離部分での相関値が得られる。こ
のように構成すれば、遠距離部分での道路モデルとの差
異が明確になり、遠距離部分での物体検出が可能にな
る。
【0025】次に、物体存在の確からしさを定義する方
法を説明する。物体存在の可能性は道路モデルとの差の
大きさで推定できる。道路上に車や人など立体物が存在
すれば、その位置での道路モデルとの差は大きくなる。
また、道路上の小さな落下物や測定のばらつきによる部
分は道路モデルとの差は小さい。したがって、道路モデ
ルとの差の大きいものは確からしさの値を高く、小さい
ものは低く設定する。
【0026】上記のように物体存在の確からしさを定義
することにより、障害物検出の警報装置等に応用するこ
とが出来る。例えば、雨天や夜間の場合は、運転者に注
意を喚起するために、確からしさの値が低くても警報を
出力したり、運転者がアクセルペダルを踏んでいる状況
下では、運転者が前方に障害物がないと判断していると
考え、確からしさの値が高い場合にのみ、警報を出力す
るように構成することにより、警報の出力条件を柔軟に
設定することが出来、より適切な障害物警報を行なうこ
とが出来る。
【0027】次に、これまでの距離画像に基づいた処理
に輝度画像を加えることにより、複数の物体候補範囲を
統合する方法について説明する。図7に示すように、一
つの物体候補範囲と隣の物体候補範囲との間に領域を定
義する。その領域に対応する輝度画像の垂直方向におけ
る輝度値の積算ヒストグラムを求める。求めたヒストグ
ラムから、しきい値以上の度数が領域間全てに存在すれ
ば、2つの物体候補範囲は1つの物体として範囲を統合
する。例えば図7に示した例では、距離画像(a)にお
いて車両の左半分に相当する物体候補範囲と右半分に相
当する物体候補範囲とがあった場合に、その間に定義し
た領域では、輝度画像(b)における輝度値のヒストグ
ラムがしきい値以上なので、処理後の距離画像(c)に
示すように、それらの物体候補範囲を一つの範囲に統合
する。 また、物体候補領域の一部に物体が存在する場
合には、その位置に対応するように、それぞれの物体候
補範囲の開始位置や終了位置を変更する。例えば、図7
(a)においては、物体として3人の人物が存在する領
域が表示されているが、左端の人物が領域の半分にかか
っているので、図7(c)に示すように、左端の人物全
体を含むように物体候補範囲を変更している。
【0028】次に、物体候補範囲を複数の範囲に分割す
る方法を説明する。図8(b)の輝度画像に示すよう
に、物体候補範囲に対応する輝度画像の垂直方向におい
て輝度値の積算ヒストグラムを求める。求めたヒストグ
ラムから、所定のしきい値以下の度数が領域内に存在す
れば、1つの物体ではなく、複数の物体として物体候補
範囲を分割する。また、範囲の端にしきい値以下の度数
が存在する場合には、その位置に対応するように、物体
候補範囲の開始位置や終了位置を変更する。図8に例で
は、左側の車両の左端部分の範囲を変更し、また、3人
の人物で左端の1人と他の2人の間にしきい値以下の領
域があるので、3人を1人と2人に分割している。
【0029】次に、物体形状を検出する方法と、異なる
距離の物体が重なっている場合の分離方法を説明する。
図9(a)の距離画像は、これまでの処理によって確定
した範囲を示す。この確定した範囲に対応する輝度画像
内において、画像処理で一般的な二値化処理を行なう。
二値化処理とは所定のしきい値よりも小さい輝度値を持
つ画素を黒(例えば8ビットの場合は0)、大きい輝度
値を持つ画素を白(例えば8ビットの場合は255)に
する処理である。しきい値は判別分析法と呼ばれる自動
しきい値決定法に基づいて決定する。上記の二値化処理
によって画素が白(255)となった部分を物体とす
る。さらに、距離画像の水平方向のi座標において垂直
方向の距離画像を走査したときに輝度画像が255とな
る距離のヒストグラムを求め、最も度数の高い距離を物
体のi座標の距離とする。このような処理を物体範囲内
で行い、もし異なる距離が出力されれば、異なる距離の
物体が輝度画像上で重なっていると判断し、物体を分離
する。例えば、図9の右端の2人の人物は画像上では隣
接しているが、距離は異なっているので、図9(b)に
示すように別の物体として分離する。
【0030】次に、これまで説明した原理を用いて前方
にある物体を検出する実施例について説明する。ここで
は、輝度・距離情報検出装置としてレーザレンジファイ
ンダを用いた場合について説明する。なお、前記のよう
に距離情報はミリ波レーダ、輝度情報は可視カメラや赤
外線カメラを用いても検出できる。
【0031】図10は、この実施例における処理を示す
フローチャートである。図10において、まず、ステッ
プS100で、レーザレンジファインダから距離画像を
入力し、ステップS101で、輝度画像を入力する。次
に、ステップS102で、距離画像を垂直方向に短冊状
の領域(An)に分割する(図5参照)。
【0032】次に、ステップS103では、この分割し
た領域のそれぞれについて、前記(数2)式に示した道
路モデルとの相関値rn 2を求める。そして相関の低い領
域を物体候補領域(A)として抽出する。具体的にはr
n 2がしきい値T1以上であればAnに1を代入する。rn
2がしきい値T1以下で、かつ、しきい値T2以上の時
は遠距離部分で道路モデルとの相関値を求め、しきい値
T1以上であればAnに1を代入する。これらに当ては
まらない場合にはAnに0を代入し、次の領域の処理に
うつる。なお、物体候補領域の高さについては、距離画
像を下から上へ順に移行した際にデータがロスト(レー
ダの検出範囲外でデータが無い部分)しているj座標
(道路や物体と空との境界位置)とする。さらに、An
=1となった領域についてはrn 2の値に基づいて確から
しさの値を設定する。このような操作を全ての領域に対
して行い、物体候補領域を抽出する(図5、図6参
照)。
【0033】次に、ステップS104では、物体候補範
囲の検出を行なう(図5参照)。すなわち、ステップS
103で抽出した物体候補領域が連続して存在する箇所
があれば1つの物体(Om)として、左端の領域の開始
位置(is)、右端の領域終了位置(ie)、および連
続する領域内の一番大きいj座標を高さ(h)として求
め、単独で存在するときには領域の開始位置と終了位置
と高さをそのまま求めることで、物体候補範囲の検出O
m=(ism,ie,hm)を行なう。このような操作を
距離画像の水平方向に順次行い、物体候補範囲を決定す
る。前記図2〜図6に示した方法では、上記の処理のみ
で物体を決定する〔図1(a)の構成〕。
【0034】次に、ステップS105では、上記ステッ
プS104の結果とステップS101で入力した輝度画
像とに基づいて、物体候補範囲の統合を行なう(図7参
照)。すなわち、物体候補範囲Omと物体候補範囲Om+1
の間に始点〔iem,max(hm,hm+1)〕、終点〔i
m+1,max(hm,hm+1)〕となる領域を定義し、そ
の領域内において輝度画像の垂直方向に対する輝度値の
積算ヒストグラムを求める。求めたヒストグラムにおい
て、しきい値T3以上の度数が領域全てに存在すれば、
2つの領域は1つの物体として物体候補範囲を統合し、
各々の物体候補範囲をOm=(999,999,999),Om+1
〔ism,iem+1,max(hm,hm+1)〕に変更す
る。また、しきい値T3以上の度数が一部に存在する場
合には、その位置に対応するように、物体候補範囲の開
始位置をOm(ism,ie'm,hm)、終了位置をOm+1
=(is'm,iem,hm)に変更する。このような処理
を左端の物体候補範囲から順次行い、物体候補範囲の統
合を行なう。
【0035】次に、ステップS106では、物体候補範
囲の分割を行なう(図8参照)。すなわち、物体候補範
囲Omで輝度画像の垂直方向に対して輝度値の積算ヒス
トグラムを求める。求めたヒストグラムにおいて、しき
い値T4以下の度数が存在すれば、1つの物体ではなく
複数の物体であるとして物体候補範囲をOm=(ism
ie'm,hm)とOp=(isp,iem,hm)に分割す
る。また、しきい値T4以上の度数が範囲の端の部分に
存在する場合には、その位置に対応するように、物体候
補範囲の開始・終了位置をOm=(is'm,ie'm
m)に変更する。
【0036】次に、ステップS107では、物体形状の
検出を行なう(図9参照)。すなわち、物体候補範囲O
m〔ただし、Om≠(999,999,999)〕で輝度画像の2値
化処理を行なう。そして判別分析法により求めたしきい
値T5よりも大きければ輝度値を255に変更し、しき
い値T5よりも小さければ輝度値を0に変更し、物体の
形状を決定する。このような処理をすべての物体候補領
域に対して行ない、前方に存在する全ての物体形状を検
出する。
【0037】次に、ステップS108では、物体決定を
行なう。図9に示したように、検出された物体のi座標
において垂直方向の距離画像を走査したときに輝度画像
が255となる距離のヒストグラムを求め、最も度数の
高い距離をi座標の物体距離とする。このような処理を
物体候補範囲内で行い、もし異なる距離が出力されれ
ば、物体が輝度画像上で重なっていると判断し、物体を
分離する。このような処理を検出した物体に対して行
い、最終的な物体の決定を行なう。上記ステップS10
5〜S108を含む構成は、図1(b)に示した構成に
相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図であり、(a)
は距離画像のみを用いる場合、(b)は距離画像と輝度
画像の両方を用いる場合。
【図2】車両の前方をラスタスキャンするレーザレンジ
ファインダ1と計測対象の物体2の位置関係、およびレ
ーザレンジファインダ1で得られた距離画像と輝度画像
の一例を示した図。
【図3】距離画像において、道路が存在する位置と物体
が存在する位置とで垂直方向での1ラインを取り出し、
横軸に距離、縦軸に距離画像の垂直座標を取ったときの
グラフ。
【図4】レーザレンジファインダが検知する距離から理
論上の道路モデルを計算するための図。
【図5】物体候補領域と物体候補範囲の設定方法を示す
図。
【図6】遠距離部分における物体候補領域の抽出方法を
示す図。
【図7】物体候補範囲の統合方法を示す図。
【図8】物体候補範囲の分割方法を示す図。
【図9】物体形状検出と物体決定方法を示す図。
【図10】本発明における演算処理を示すフローチャー
ト。
【符号の説明】
1…レーザレンジファインダ 2…距離画像を
記憶するメモリ 3…輝度画像を記憶するメモリ 4…演算装置 5…物体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載され、車両前方の水平、垂直両
    方向について角度毎の距離情報を検出する距離情報検出
    手段と、 検出した角度毎の距離情報をデジタル値の配列とした距
    離画像を、垂直方向に短冊状の小領域に分割する分割手
    段と、 距離と距離画像における垂直位置との関係について予め
    定められた道路モデルを設定し、前記分割した小領域内
    の距離画像について、垂直方向の距離値が一定であり、
    かつ、前記道路モデルとの相関値が所定値以下である領
    域を物体候補領域として抽出する物体候補領域抽出手段
    と、 前記物体候補領域が連続して存在していれば、それらを
    1つの物体候補範囲と判断する物体候補範囲検出手段
    と、 を備えたことを特徴とする周囲環境認識装置。
  2. 【請求項2】車両に搭載され、車両前方の水平、垂直両
    方向について角度毎の距離情報および輝度情報を検出す
    る距離・輝度情報検出手段と、 検出した角度毎の距離情報をデジタル値の配列とした距
    離画像を、垂直方向に短冊状の小領域に分割する分割手
    段と、 距離と距離画像における垂直位置との関係について予め
    定められた道路モデルを設定し、前記分割した小領域内
    の距離画像について、垂直方向の距離値が一定であり、
    かつ、前記道路モデルとの相関値が所定値以下である領
    域を物体候補領域として抽出する物体候補領域抽出手段
    と、 前記物体候補領域が連続して存在していれば、それらを
    1つの物体候補範囲と判断する物体候補範囲検出手段
    と、 前記の検出した角度毎の輝度情報をデジタル値の配列と
    したものを輝度画像と名付けた場合に、前記物体候補範
    囲検出手段で検出した一つの物体候補範囲と隣の物体候
    補範囲との間に領域を定義し、その領域に対応する前記
    輝度画像の垂直方向における輝度値の積算ヒストグラム
    を求め、求めたヒストグラムから、所定のしきい値以上
    の度数が領域間全てに存在すれば、それらの物体候補範
    囲を1つの物体として範囲を統合する物体候補領域統合
    手段と、 を備えたことを特徴とする周囲環境認識装置。
  3. 【請求項3】前記物体候補領域抽出手段における相関値
    の演算おいて、距離が所定値以上の遠距離部分について
    は距離の基準を所定距離に相当する遠距離に設定して行
    なうことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    周囲環境認識装置。
  4. 【請求項4】物体が存在する位置と道路モデルとの差の
    大きさに応じて物体が存在する確からしさを定義し、該
    確からしさの値に周囲環境と運転者の意図との少なくと
    も一方の条件を加味して警報判断を行なう警報判断手段
    を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    かに記載の周囲環境認識装置。
  5. 【請求項5】物体候補範囲に対応する輝度画像の垂直方
    向において輝度値の積算ヒストグラムを求め、求めたヒ
    ストグラムから、所定のしきい値以下の度数の部分が領
    域内に存在すれば、1つの物体ではなく、複数の物体と
    して物体候補範囲を分割する物体候補領域分割手段を備
    えたことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れかに
    記載の周囲環境認識装置。
  6. 【請求項6】物体候補範囲に対応する輝度画像内におい
    て、輝度値がしきい値以上の部分を物体とすることで物
    体形状を決定し、かつ、決定した物体の距離画像を水平
    方向に走査し、異なる距離値が出力された部分は、距離
    の異なる他の物体であるとして物体を分離する手段を備
    えたことを特徴とする請求項2乃至請求項5の何れかに
    記載の周囲環境認識装置。
JP22393899A 1999-08-06 1999-08-06 周囲環境認識装置 Expired - Fee Related JP3674400B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22393899A JP3674400B2 (ja) 1999-08-06 1999-08-06 周囲環境認識装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22393899A JP3674400B2 (ja) 1999-08-06 1999-08-06 周囲環境認識装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001052171A true JP2001052171A (ja) 2001-02-23
JP3674400B2 JP3674400B2 (ja) 2005-07-20

Family

ID=16806064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22393899A Expired - Fee Related JP3674400B2 (ja) 1999-08-06 1999-08-06 周囲環境認識装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3674400B2 (ja)

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004362265A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Honda Motor Co Ltd 赤外線画像認識装置
JP2006039698A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Denso Corp 車両用物体検知装置
JP2007058674A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Sanyo Electric Co Ltd 対象物認識装置
JP2007110638A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Nikon Corp 被写体解析装置、撮像装置、および画像処理プログラム
JP2008507454A (ja) * 2004-07-26 2008-03-13 オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド 道路使用弱者保護システム
JP2009168751A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Toyota Motor Corp 障害物検出システム及び障害物検出方法
JP2009176091A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Fuji Heavy Ind Ltd 物体検出装置
JP2011113330A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Fuji Heavy Ind Ltd 物体検出装置および運転支援システム
US7969466B2 (en) 2004-11-30 2011-06-28 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle surroundings monitoring apparatus
JP2011529181A (ja) * 2008-07-24 2011-12-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 距離測定
WO2012164804A1 (ja) * 2011-06-02 2012-12-06 パナソニック株式会社 物体検出装置、物体検出方法および物体検出プログラム
JP2013517567A (ja) * 2010-01-12 2013-05-16 クアルコム,インコーポレイテッド 軌道ベースのロケーション判断を使用した画像識別
JP2013140515A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Toyota Central R&D Labs Inc 立体物検出装置及びプログラム
WO2014073322A1 (ja) * 2012-11-08 2014-05-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 物体検出装置及び物体検出方法
JP2014119858A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Fuji Heavy Ind Ltd 画像処理装置
US8768007B2 (en) 2012-03-26 2014-07-01 Tk Holdings Inc. Method of filtering an image
JP2014142832A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム
US8824733B2 (en) 2012-03-26 2014-09-02 Tk Holdings Inc. Range-cued object segmentation system and method
JP2014235750A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社リコー 目標検出方法及び目標検出装置
WO2015178497A1 (en) * 2014-05-19 2015-11-26 Ricoh Company, Limited Processing apparatus, processing system, processing program, and processing method
JP2016186702A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士重工業株式会社 車外環境認識装置
JP2017138219A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社デンソー 物体認識装置
JP2019114150A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社Subaru 車外環境認識装置

Cited By (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004362265A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Honda Motor Co Ltd 赤外線画像認識装置
JP2006039698A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Denso Corp 車両用物体検知装置
JP4639681B2 (ja) * 2004-07-23 2011-02-23 株式会社デンソー 車両用物体検知装置
US9330321B2 (en) 2004-07-26 2016-05-03 Tk Holdings, Inc. Method of processing an image of a visual scene
JP2008507454A (ja) * 2004-07-26 2008-03-13 オートモーティブ システムズ ラボラトリー インコーポレーテッド 道路使用弱者保護システム
US8594370B2 (en) 2004-07-26 2013-11-26 Automotive Systems Laboratory, Inc. Vulnerable road user protection system
US8509523B2 (en) 2004-07-26 2013-08-13 Tk Holdings, Inc. Method of identifying an object in a visual scene
US7969466B2 (en) 2004-11-30 2011-06-28 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle surroundings monitoring apparatus
JP2007058674A (ja) * 2005-08-25 2007-03-08 Sanyo Electric Co Ltd 対象物認識装置
US7809196B2 (en) 2005-08-25 2010-10-05 Sanyo Electric Co., Ltd Object recognition apparatus
JP4578353B2 (ja) * 2005-08-25 2010-11-10 三洋電機株式会社 対象物認識装置
JP4654874B2 (ja) * 2005-10-17 2011-03-23 株式会社ニコン 被写体解析装置、撮像装置、および画像処理プログラム
JP2007110638A (ja) * 2005-10-17 2007-04-26 Nikon Corp 被写体解析装置、撮像装置、および画像処理プログラム
JP2009168751A (ja) * 2008-01-18 2009-07-30 Toyota Motor Corp 障害物検出システム及び障害物検出方法
JP2009176091A (ja) * 2008-01-25 2009-08-06 Fuji Heavy Ind Ltd 物体検出装置
JP2011529181A (ja) * 2008-07-24 2011-12-01 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 距離測定
JP2011113330A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Fuji Heavy Ind Ltd 物体検出装置および運転支援システム
JP2013517567A (ja) * 2010-01-12 2013-05-16 クアルコム,インコーポレイテッド 軌道ベースのロケーション判断を使用した画像識別
WO2012164804A1 (ja) * 2011-06-02 2012-12-06 パナソニック株式会社 物体検出装置、物体検出方法および物体検出プログラム
JP5877376B2 (ja) * 2011-06-02 2016-03-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 物体検出装置、物体検出方法および物体検出プログラム
US9152887B2 (en) 2011-06-02 2015-10-06 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Object detection device, object detection method, and object detection program
JP2013140515A (ja) * 2012-01-05 2013-07-18 Toyota Central R&D Labs Inc 立体物検出装置及びプログラム
US8824733B2 (en) 2012-03-26 2014-09-02 Tk Holdings Inc. Range-cued object segmentation system and method
US8768007B2 (en) 2012-03-26 2014-07-01 Tk Holdings Inc. Method of filtering an image
WO2014073322A1 (ja) * 2012-11-08 2014-05-15 日立オートモティブシステムズ株式会社 物体検出装置及び物体検出方法
US9424462B2 (en) 2012-11-08 2016-08-23 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Object detection device and object detection method
EP2919197A4 (en) * 2012-11-08 2016-11-09 Hitachi Automotive Systems Ltd OBJECT DETECTION DEVICE AND OBJECT DETECTION METHOD
JP2014096005A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Hitachi Automotive Systems Ltd 物体検出装置及び物体検出方法
JP2014119858A (ja) * 2012-12-14 2014-06-30 Fuji Heavy Ind Ltd 画像処理装置
JP2014142832A (ja) * 2013-01-24 2014-08-07 Canon Inc 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム
JP2014235750A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社リコー 目標検出方法及び目標検出装置
JP2016001463A (ja) * 2014-05-19 2016-01-07 株式会社リコー 処理装置、処理システム、処理プログラム及び処理方法
WO2015178497A1 (en) * 2014-05-19 2015-11-26 Ricoh Company, Limited Processing apparatus, processing system, processing program, and processing method
CN106463060A (zh) * 2014-05-19 2017-02-22 株式会社理光 处理装置、处理系统、处理程序和处理方法
US10402664B2 (en) 2014-05-19 2019-09-03 Ricoh Company, Limited Processing apparatus, processing system, processing program, and processing method
CN106463060B (zh) * 2014-05-19 2020-01-10 株式会社理光 处理装置、处理系统和处理方法
JP2016186702A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士重工業株式会社 車外環境認識装置
JP2017138219A (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 株式会社デンソー 物体認識装置
JP2019114150A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社Subaru 車外環境認識装置
US10810757B2 (en) 2017-12-25 2020-10-20 Subaru Corporation Vehicle exterior environment recognition apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP3674400B2 (ja) 2005-07-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3674400B2 (ja) 周囲環境認識装置
EP3229041B1 (en) Object detection using radar and vision defined image detection zone
JP3669205B2 (ja) 障害物認識装置
JP6550881B2 (ja) 立体物検出装置、立体物検出方法、立体物検出プログラム、及び移動体機器制御システム
US7545956B2 (en) Single camera system and method for range and lateral position measurement of a preceding vehicle
US8976999B2 (en) Vehicle detection apparatus
US8385599B2 (en) System and method of detecting objects
JP4650079B2 (ja) 物体検出装置、および方法
JP5145986B2 (ja) 物体検出装置及び測距方法
US8204278B2 (en) Image recognition method
JP2003296736A (ja) 障害物検知装置及びその方法
US20080166024A1 (en) Image processing apparatus, method and program thereof
JP2002352225A (ja) 障害物検出装置及びその方法
JP7072641B2 (ja) 路面検出装置、路面検出装置を利用した画像表示装置、路面検出装置を利用した障害物検知装置、路面検出方法、路面検出方法を利用した画像表示方法、および路面検出方法を利用した障害物検知方法
JP2004112144A (ja) 前方車両追跡システムおよび前方車両追跡方法
JP2006151125A (ja) 車載用画像処理装置
JP2001134771A (ja) 対象物認識装置
WO2020154990A1 (zh) 目标物体运动状态检测方法、设备及存储介质
JP2007114831A (ja) 物体検出装置
CN114118252A (zh) 一种基于传感器多元信息融合的车辆检测方法及检测装置
JP2008262333A (ja) 路面判別装置および路面判別方法
WO2020196513A1 (ja) 物体検出装置
JP3633368B2 (ja) 障害物検出装置
CN115327572A (zh) 一种车辆前方障碍物检测方法
JP2010197378A (ja) レーダ画像処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050301

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees