JP2001052010A - 画像検索装置およびその方法 - Google Patents

画像検索装置およびその方法

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JP2001052010A
JP2001052010A JP11224239A JP22423999A JP2001052010A JP 2001052010 A JP2001052010 A JP 2001052010A JP 11224239 A JP11224239 A JP 11224239A JP 22423999 A JP22423999 A JP 22423999A JP 2001052010 A JP2001052010 A JP 2001052010A
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澄 草間
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健太郎 松本
Kunihiro Yamamoto
邦浩 山本
Miyuki Enokida
幸 榎田
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】階層構造を有する画像データについて効率の良
い、効果的な検索処理を実行可能とする。 【解決手段】ステップS21において検索対象画像が指
定されると、ステップS22において、その階層構造か
ら最も低い解像度の画像データを取り出し、これを用い
て特徴量を算出する。ステップS23では、ステップS
22で算出された特徴量を用いて類似画像の検索を行
う。そして、ステップS24において、検索された類似
画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像検索装置および
その方法に関し、たとえば類似画像検索装置およびその
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚の画像を蓄積した画像デー
タベースを用いた類似画像検索方法では、まず多くの画
像を用意して、それらの画像の特徴量を計算した後に、
その画像と特徴量をあわせて画像データベースに登録す
る。そして、次に検索の対象となる検索画像を用意し、
検索画像の特徴量をデータベースに登録する際と同様の
手法で特徴量を計算し、計算された特徴量にもっとも近
い特徴量の画像を画像データベース中から検索し、その
画像を類似画像とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては次のような問題点がある。
【0004】すなわち、非常に高解像度で圧縮された画
像を指定し、その画像に類似した画像を画像データベー
スから検索する場合は、まず指定された高解像度の画像
データをデコードしてメモリ上に展開し、さらにその画
像データに対して計算した特徴量にもっとも類似してい
る画像を、画像データベースから検索しなければならな
い。
【0005】ここで、指定された画像の解像度が低い場
合には、デコード時間も十分短く、メモリ量も多くを必
要としないために大きな問題とはならない。しかしなが
ら、非常に高解像度の圧縮された画像データの場合、デ
コード時間に多くを費やし、高解像度のデータを展開す
るための大きなメモリ空間も必要とする。
【0006】さらに、その後にその高解像度のデータを
用いて特徴量の計算を行うため、高速に多くの計算を処
理するCPUパワーも必要とする。
【0007】最近、FlashPixに代表されるように、1つ
の画像について複数解像度の画像データを含ませた、階
層構造を有する画像フォーマットが実用化されている
が、このような階層構造を有した画像データの特性を有
効に用いて、効果的な検索処理を行うという提案はなさ
れていない。
【0008】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、階層構造を有する
画像データについて効率良く、効果的な検索処理を実行
可能とすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による画像検索方法は例えば以下の工程を備
える。すなわち、指定された画像に類似する画像を、格
納手段に格納された複数の画像から検索する画像検索方
法であって、前記指定された画像が複数の解像度に対応
する画像データを含んでなる階層構造を有した画像デー
タである場合に、該指定された画像の最も低い解像度の
画像データを用いて特徴量を算出する算出工程と、前記
算出工程で算出された特徴量を用いて、前記格納手段に
格納された複数の画像から類似画像を検索する検索工程
とを備える。
【0010】また、上記の目的を達成するための本発明
による画像検索装置は例えば以下の構成を備える。すな
わち、指定された画像に類似する画像を、格納手段に格
納された複数の画像から検索する画像検索装置であっ
て、前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像
データを含んでなる階層構造を有した画像データである
場合に、該指定された画像の最も低い解像度の画像デー
タを用いて特徴量を算出する算出手段と、前記算出手段
で算出された特徴量を用いて、前記格納手段に格納され
た複数の画像から類似画像を検索する検索手段とを備え
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる一実施形態
の画像検索装置を添付の図面を参照して詳細に説明す
る。
【0012】図1は本実施形態による画像検索処理を実
現するコンピュータシステム(画像検索装置)の構成を
示すブロック図である。
【0013】図1において、101はCPUであり、本
実施形態のシステム全体の制御を行う。102はキーボ
ードであり、102aのマウスとともにシステムに対す
る操作指示の入力に使用される。103は表示装置で、
CRTや液晶などで構成され、CPU101の制御下で
各種表示を行う。104はROM、105はRAMであ
り、当該システムにおける記憶装置を構成し、CPU1
01が実行する制御プログラムやシステムが利用するデ
ータを記憶する。106はハードディスク装置、107
はフロッピーディスク装置で、システムのファイルシス
テムに使用される外部記憶装置を構成している。108
はプリンタである。
【0014】図2は本実施形態による画像検索処理の大
まかな流れを示すフローチャートである。図2におい
て、まず、ステップS21で、ユーザは検索対象となる
画像を指定する。次に、ステップS22で、上記画像の
特徴量を計算する。次に、ステップS23で、上記特徴
量に基づき類似画像を検索する。次に、ステップS24
で、上記検索により選られた類似画像を表示装置103
に表示する。以下、これらのステップの各々について詳
細に説明する。
【0015】<ステップS21の説明>図3はステップ
S21において表示装置103に表示される操作画面例
を示す図である。図3において、31はディレクトリ指
定部、32はファイル指定部、33はオープンボタン、
34は画像表示領域、35は検索実行ボタンである。
【0016】検索画像指定時におけるソフトウェア動作
の概略は次の通りである。まず、ユーザはディレクトリ
指定部31においてディレクトリを指定し、指定された
ディレクトリ内のファイルを、ファイル指定部32にお
いて指定し、オープンボタン33を押して(クリックし
て)画像を開く。すると、オープンされた画像が画像表
示領域34に表示される。
【0017】続いて、画像表示領域34に表示された画
像に類似した画像を検索したい場合には、検索実行ボタ
ン35を押す。検索実行ボタン35が押されると、ステ
ップS21が終了し、処理はステップS22に進む。
【0018】画像表示領域34に表示された画像が所望
のものでなかった場合には、上記に示した動作と同様に
別のファイルを指定し、画像を表示させて、所望の画像
が現れるまでくりかえすことができる。
【0019】<ステップS22の説明>ステップS22
では、上記検索したい画像の低解像度データを用いて特
徴量を計算する。
【0020】図4に示すように、検索したい画像がPhot
oCDやFlashPixといったような階層構造をもった画像デ
ータであった場合、一つの画像ファイル中に複数の解像
度の画像データが含まれている。このような階層構造を
もった画像データの場合、一般には高解像度のデータ4
A1は低解像度のデータ4A4と比較して、多くのデコ
ード時間を費やし、多くのメモリを必要とする。したが
って、特徴量を計算するために、デコード時間が短く、
少ないメモリ量で表示することが可能な低解像度のデー
タ4A4を使用する。
【0021】本実施形態では、特徴量の算出にあたり、
画像を複数領域に分割し、各領域のR、G、B値の平均
値を求め、これを特徴量とする。以下、本実施形態によ
る特徴量の算出について詳細に説明する。
【0022】図5は、特徴量の算出のための、画像の分
割状態を示す図である。図5に示すように、低解像度の
画像データ4A4を表示する画像表示領域の大きさは水
平方向にW画素、垂直方向にH画素であり、これを、水
平方向に3分割、垂直方向に2分割、計6分割し、左上
から順に領域(0,0)、領域(1,0)、…領域
(2,1)とする。これら各領域のR,G,B値の平均
値を算出し、計18個の数値をもって、検索したい画像
の特徴量とする。
【0023】以上の様な特徴量算出処理の流れを、図6
のフローチャートを用いて更に説明する。図6は本実施
形態による特徴量算出処理を説明するフローチャートで
ある。図6に示されるように、まずステップS50にお
いて指定された画像の最も低い解像度に対応した画像デ
ータを選択する。次に、ステップS51で変数kを値0
で初期化し、ステップS52で変数jを値0で初期化
し、ステップS53で変数iを値0で初期化する。
【0024】続いて、ステップS54で配列dのk番目
の要素d(k)に、上記ステップS50で選択した画像
データによって得られる画像の領域(i,j)のR値の
平均値を代入する。また、d(k+1)にG値の平均
値、d(k+2)にB値の平均値を代入する。なお、
R,G,B値の平均値の算出方法は図7のフローチャー
トを用いて後述する。
【0025】次に、ステップS55で、kを値3だけ増
加させ、ステップS56で、iを値1だけ増加させる。
ステップS57で、iを値2と比較し、2より大きけれ
ばステップS58へ進む。そうでなければS54へ戻
る。ステップS58では、jを値1だけ増加させ、ステ
ップS59で、jを値1と比較し、1より大きければ処
理を完了する。そうでなければS53へ戻る。
【0026】上記処理を完了すると、18個の要素を持
つ配列d()に、検索したい画像の特徴量が格納され
る。
【0027】尚、上記の例では特徴量算出のため、図5
に示すように画像を6個の領域に分割しているので、ス
テップS57で変数iと値2を比較し、ステップS59
で変数jと値1を比較しているが、画像の分割数が異な
れば上記の各値もそれに応じて変更されることは明らか
である。分割数を変更した場合は、特徴量の要素数は1
8個でなく、それに応じて増減する。
【0028】また、本実施形態では、図5に示すように
画像を6個の等面積の矩形領域に分割しているが、分割
は矩形に限らずより複雑な形状でもよい。
【0029】図7は本実施形態による領域毎のR,G,
B値の平均値算出方法を説明するフローチャートであ
る。なお、ここで、画像データは、R(X,Y)、G
(X,Y)、B(X,Y)の3つの配列に格納されてい
るものとする。但し、0≦X<W、0≦Y<Hであり、
画像の左上隅を起点(0,0)とする。尚、以下のフロ
ーではX0≦X<X1、Y0≦Y<Y1の部分領域の平均
濃度を算出し、変数DR,DG,DBにそれぞれR,
G,Bの平均濃度を返す。
【0030】尚、図6のステップS54における領域
(i,j)に相当する領域は、 X0=W*i/3,X1=W*(i+1)/3 Y0=H*j/2,Y1=H*(j+1)/2 に対応するので、定数X0,X1,Y0,Y1を上記のよう
に初期化してから図7に示すフローチャートを実行す
る。
【0031】まず、ステップS61で変数DR,DG,
DBを0で初期化し、ステップS62で変数YをY0で
初期化し、ステップS63で変数XをX0で初期化す
る。次に、ステップS64で、DRにR(X,Y)を加
える。同様にDGにG(X,Y)、DBにB(X,Y)
を加える。
【0032】ステップS65で変数Xを値1だけ増加さ
せ、ステップS66で変数XとX1を比較し、等しけれ
ばS67へ、そうでなければS64へ戻る。ステップS
67で変数Yを値1だけ増加させ、ステップS68で変
数YとY1を比較し、等しければS69へ、そうでなけ
ればS63へ戻る。こうして、領域(i,j)における
全画素の色成分毎の色値の和が得られる。
【0033】次に、ステップS69で、変数DR,D
G,DBをそれぞれ領域内の画素の数(すなわち、(X
1−X0)×(Y1−Y0))で除算する。この結果、D
R,DG,DBは領域内の画素濃度を画素数で割った平
均濃度となる。
【0034】<ステップS23の説明>ステップS23
では、上記画像特徴量に基づき、類似画像検索を行う。
なお、ハードディスク装置106にはN枚の画像データ
が蓄積されており、各々の画像の特徴量が、上で説明し
たのと同じ方法により事前に算出され、格納されている
ものとする。すなわち、画像をデータベースに登録する
際にも、低解像度の画像を用いて特徴量を計算する。
【0035】また、画像データは周知のJPEG、BM
Pなどの標準的なファイル形式で格納してあっても良い
し、いわゆるRDBMS(リレーショナルデーベースマ
ネジメントシステム)に独自の形式で格納してあっても
良い。
【0036】画像特徴量はN×18の大きさを持つ2次
元配列D(n,i)(ただし、0≦n<N,0≦i<1
8)に格納されているものとする。このとき提示画像と
第n番目の画像との画像間距離S(n)を以下の式で定
義する。
【0037】
【数1】
【0038】この画像間距離S(n)が小さいほど、画
像の類似度は高いと判定する。すなわち、本実施形態で
は、N枚全ての画像と提示画像の間の画像間距離S
(n)(0≦n<N)を計算し、次にS(n)の小さい
ものから順にM個(0<M<N)を選び出すことで、類
似画像検索を行う。以下、S(n)の計算手順を図8、
M個の画像選出手順を図9のフローチャートを用いて説
明する。
【0039】図8は、本実施形態による画像関距離の計
算手順を説明するフローチャートである。図8におい
て、ステップS71で変数min、nを値0で、Lを十
分大きな値で初期化し、ステップS72で変数i、S
(n)を値0で初期化する。
【0040】次に、ステップS73でD(n,i)とd
(i)の差分の二乗をS(n)に加算する。ステップS
74で変数iを値1だけ増加させる。ステップS75で
変数iと値18を比較し、等しければS76へ、そうで
なければS73へ戻る。ステップS76で変数nを値1
だけ増加させる。ステップS77で変数nとNを比較
し、等しければ処理を終了する。そうでなければS72
へ戻る。
【0041】以上の処理により、配列S(n)に、提示
画像と全蓄積画像との間の画像間距離が格納される。続
いて、画像間距離の小さなものから順にM個を選出し、
その画像番号を配列T()に格納する処理を図9を用い
て説明する。図9は本実施形態による類似画像の選択手
順を説明するフローチャートである。
【0042】図9において、ステップS81で変数jを
値0で初期化し、ステップS82で変数iを値0で初期
化し、ステップS83で変数minを値0で、Lを十分
大きな値で初期化する。
【0043】次いで、ステップS84でS(i)とLを
比較し、S(i)<LならS85へ、そうでなければS
86へ進む。ステップS85で変数minに値iを代
入、LにS(i)を代入する。
【0044】ステップS86でiを値1だけ増加させ、
ステップS87でiとNを比較し、等しければS88
へ、そうでなければS83へ戻る。ステップS88で
は、T(j)に値minを代入し、ステップS89でS
(min)に十分大きな値を代入する。ステップS81
0でjを値1だけ増加させ、ステップS811でjとM
を比較し、等しければ処理を完了する。そうでなければ
S82へ戻る。
【0045】以上説明した処理によって、配列T(j)
(0≦j<M)に、提示画像との類似度の高い順に画像
番号が格納される。
【0046】<ステップS24の説明>図10はステッ
プS24において表示装置103に表示される操作画面
例を示す図である。
【0047】図10において、91には提示された検索
したい画像を縮小表示する。92a〜hには、上記処理
により検索された類似画像を縮小表示する、92aに
は、もっとも類似度の高い画像番号T(0)に対応する
画像、92bにはT(1)に対応する画像、…と表示
し、92hには、92a〜hの中でもっとも類似度の低
い画像を表示する。
【0048】縮小表示92a〜92hには、格納された
画像データをデコードし、画面上に縮小して表示しても
良いし、標準的な画像フォーマットであるFlashPixのよ
うにアイコン用の低解像度のアイコンデータを持ってい
る場合には、アイコンデータを表示しても良い。ボタン
93を押すと次候補、つまりT(8)〜T(15)に対
応する画像を92a〜hに縮小表示する。これをT(M
−1)に達するまで繰り返すことができる。ボタン94
を押すとステップS24を完了する。
【0049】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、画像が階層構造を持つフォーマットで保存されてい
た場合に、最低解像度の画像データを用いて特徴量の計
算を行い、この計算された特徴量を用いて画像の検索
や、画像データベースへの登録を行うので、画像検索を
効率的に行える画像検索装置が提供される。
【0050】なお、本実施形態において、CPU101
が十分に高速であり、メモリ(RAM)105も十分な
容量がある場合には、その能力に応じて、特徴量の計算
を行うのに用いる画像データの解像度を自動的に高解像
度の階層に設定するようにしてもよい。
【0051】また、検索対象となる複数の画像同士が非
常に類似していた場合、ユーザが和の指定によって画像
の細部まで確認できるように、より高解像度の階層をユ
ーザがマニュアルで設定できるようにしてもよい。
【0052】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0053】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても、達成さ
れることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読
み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の
機能を実現することになり、そのプログラムコードを記
憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、
コンピュータが読み出したプログラムコードを実行する
ことにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけ
でなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)
などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理に
よって前述した実施形態の機能が実現される場合も含ま
れることは言うまでもない。
【0054】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
階層構造を有する画像データについて効率良く、効果的
な検索処理が実行可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による画像検索処理を実現するコン
ピュータシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による画像検索処理の大まかな流れ
を示すフローチャートである。
【図3】ステップS21において表示装置103に表示
される操作画面例を示す図である。
【図4】複数解像度を有する階層構造の画像データを説
明する図である。
【図5】特徴量の算出のための、画像の分割状態を示す
図である。
【図6】本実施形態による特徴量算出処理を説明するフ
ローチャートである。
【図7】本実施形態による領域毎のR,G,B値の平均
値算出方法を説明するフローチャートである。
【図8】本実施形態による画像関距離の計算手順を説明
するフローチャートである。
【図9】本実施形態による類似画像の選択手順を説明す
るフローチャートである。
【図10】表示装置103に表示される操作画面例を示
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 邦浩 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 榎田 幸 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND08 ND35 NK07 NK08 NK31 QM08

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された画像に類似する画像を、格納
    手段に格納された複数の画像から検索する画像検索方法
    であって、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該指定された画像の最も低い解像度の画像データを
    用いて特徴量を算出する算出工程と、 前記算出工程で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    工程とを備えることを特徴とする画像検索方法。
  2. 【請求項2】 前記算出工程は、前記指定された画像の
    最も低い解像度の画像データに基づいて形成される画像
    を複数のブロックに分割し、各ブロック毎の特徴量を算
    出して当該画像データの特徴量を得ることを特徴とする
    請求項1に記載の画像検索方法。
  3. 【請求項3】 前記算出工程は、前記各ブロック毎に、
    色成分値の平均値を算出して特徴量を得ることを特徴と
    する請求項2に記載の画像検索方法。
  4. 【請求項4】 前記格納手段には、複数の画像データと
    当該画像データの特徴量を対応づけて格納されており、 前記検索工程は、前記算出工程で算出された特徴量と前
    記格納手段に格納された特徴量に基づいて画像間距離を
    求め、求められた画像関距離に基づいて類似画像を抽出
    することを特徴とする請求項1に記載の画像検索方法。
  5. 【請求項5】 前記格納手段に格納される特徴量は、階
    層構造を有する複数の画像データの各々の最低解像度の
    画像データを用いて得たものであることを特徴とする請
    求項4に記載の画像検索方法。
  6. 【請求項6】 前記検索工程は、前記画像関距離の近い
    ものから順に所定個数の画像を類似画像として抽出する
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像検索方法。
  7. 【請求項7】 前記検索工程で得られた画像データに基
    づく表示を行う表示工程を更に備えることを特徴とする
    請求項1に記載の画像検索方法。
  8. 【請求項8】 指定された画像に類似する画像を、格納
    手段に格納された複数の画像から検索する画像検索方法
    であって、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該複数の解像度のうちの一つを当該装置の処理能力
    に基づいて選択する選択工程と、 前記指定された画像の、前記選択工程で選択された解像
    度に対応した画像データを用いて特徴量を算出する算出
    工程と、 前記算出工程で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    工程とを備えることを特徴とする画像検索方法。
  9. 【請求項9】 指定された画像に類似する画像を、格
    納手段に格納された複数の画像から検索する画像検索方
    法であって、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該複数の解像度のうちの一つを当該装置の処理能力
    に基づいて選択する選択工程と、 前記指定された画像の、前記選択工程で選択された解像
    度に対応した画像データを用いて特徴量を算出する算出
    工程と、 前記算出工程で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    工程とを備えることを特徴とする画像検索方法。
  10. 【請求項10】 指定された画像に類似する画像を、格
    納手段に格納された複数の画像から検索する画像検索装
    置であって、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該指定された画像の最も低い解像度の画像データを
    用いて特徴量を算出する算出手段と、 前記算出手段で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    手段とを備えることを特徴とする画像検索装置。
  11. 【請求項11】 前記算出手段は、前記指定された画像
    の最も低い解像度の画像データに基づいて形成される画
    像を複数のブロックに分割し、各ブロック毎の特徴量を
    算出して当該画像データの特徴量を得ることを特徴とす
    る請求項10に記載の画像検索装置。
  12. 【請求項12】 前記算出手段は、前記各ブロック毎
    に、色成分値の平均値を算出して特徴量を得ることを特
    徴とする請求項11に記載の画像検索装置。
  13. 【請求項13】 前記格納手段には、複数の画像データ
    と当該画像データの特徴量を対応づけて格納されてお
    り、 前記検索手段は、前記算出手段で算出された特徴量と前
    記格納手段に格納された特徴量に基づいて画像間距離を
    求め、求められた画像関距離に基づいて類似画像を抽出
    することを特徴とする請求項10に記載の画像検索装
    置。
  14. 【請求項14】 前記格納手段に格納される特徴量は、
    階層構造を有する複数の画像データの各々の最低解像度
    の画像データを用いて得たものであることを特徴とする
    請求項13に記載の画像検索装置。
  15. 【請求項15】 前記検索手段は、前記画像関距離の近
    いものから順に所定個数の画像を類似画像として抽出す
    ることを特徴とする請求項13に記載の画像検索装置。
  16. 【請求項16】 前記検索手段で得られた画像データに
    基づく表示を行う表示手段を更に備えることを特徴とす
    る請求項10に記載の画像検索装置。
  17. 【請求項17】 指定された画像に類似する画像を、格
    納手段に格納された複数の画像から検索する画像検索装
    置であって、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該複数の解像度のうちの一つを当該装置の処理能力
    に基づいて選択する選択手段と、 前記指定された画像の、前記選択手段で選択された解像
    度に対応した画像データを用いて特徴量を算出する算出
    手段と、 前記算出手段で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    手段とを備えることを特徴とする画像検索装置。
  18. 【請求項18】 指定された画像に類似する画像を、
    格納手段に格納された複数の画像から検索する画像検索
    装置であって、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該複数の解像度のうちの一つを当該装置の処理能力
    に基づいて選択する選択手段と、 前記指定された画像の、前記選択手段で選択された解像
    度に対応した画像データを用いて特徴量を算出する算出
    手段と、 前記算出手段で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    手段とを備えることを特徴とする画像検索装置。
  19. 【請求項19】 コンピュータに、指定された画像に類
    似する画像を、格納手段に格納された複数の画像から検
    索する画像検索処理を実現させるための制御プログラム
    を格納する記憶媒体であって、該制御プログラムが、 前記指定された画像が複数の解像度に対応する画像デー
    タを含んでなる階層構造を有した画像データである場合
    に、該指定された画像の最も低い解像度の画像データを
    用いて特徴量を算出する算出工程のコードと、 前記算出工程で算出された特徴量を用いて、前記格納手
    段に格納された複数の画像から類似画像を検索する検索
    工程のコードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
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