JP2001051910A - 不揮発メモリ装置 - Google Patents

不揮発メモリ装置

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JP2001051910A
JP2001051910A JP11229444A JP22944499A JP2001051910A JP 2001051910 A JP2001051910 A JP 2001051910A JP 11229444 A JP11229444 A JP 11229444A JP 22944499 A JP22944499 A JP 22944499A JP 2001051910 A JP2001051910 A JP 2001051910A
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豊明 菅谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は不揮発メモリ装置に関し、書き換え
の途中で事故が発生しても書き換え直前のデータを保護
することができ、またセクタのデータ書き換えに要する
時間を短縮することができる不揮発メモリ装置を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】 複数のセクタを有する電気的消去、書き
込みが可能でセクタ単位で消去を行なう不揮発メモリ1
と、該不揮発メモリ1にデータの消去、データの書き込
み、データの読み出しを指示し制御を行なう不揮発メモ
リ制御手段2、セクタデータを一時保持するセクタデー
タ一時保持手段3と、どのセクタに有効なデータが記憶
されているかを示すセクタ管理情報を保持するセクタ管
理情報保持手段10とを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は不揮発メモリ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の不揮発メモリ装置には、以下のよ
うなタイプがあった。 電気的消去書き込みが可能で、所定のブロック(以下
セクタという。詳しくはフラッシュメモリへの書き込み
と消去の単位である)単位で消去を行ない、電源切断時
も記憶データが消滅しない不揮発メモリと、該不揮発メ
モリにデータの消去、データの書き込み、データの読み
出しを指示し、制御を行なう不揮発メモリ制御手段を具
備している。
【0003】そして、データを読み出す時は、データの
内容に応じた特定のセクタからデータを読み出す。ま
た、データを書き換える際は、前記不揮発メモリ制御手
段が書き換え対象データの内容に応じた特定のセクタ
(書き換え対象セクタ)からデータを読み出して、セク
タデータ一時保持手段に格納し、セクタデータ一時保持
手段に格納されたデータの書き換え対象データを更新
し、該書き換え対象セクタを消去した後、該セクタデー
タ一時保持手段内の更新されたセクタデータを前記消去
した書き換え対象セクタに書き込むようになっている。
【0004】電気的消去書き込みが可能で、所定のブ
ロック(以下セクタという)単位で消去を行ない、電源
切断時も記憶データが消滅しない不揮発メモリと、該不
揮発メモリにデータの消去、データの書き込み、データ
の読み出しを指示し、制御を行なう不揮発メモリ制御手
段と、どのセクタに有効なデータが記憶されているかを
示すセクタ管理情報を保持するセクタ管理情報保持手段
を具備している。
【0005】そして、前記不揮発メモリは、1つ以上の
書き換え対象セクタ(0個以上の書き換え非対象セク
タ)と、書き換え対象セクタと同数で、かつ、各対象セ
クタと対応付けられた予備セクタを持っている。
【0006】書き換え対象セクタと、各予備セクタは、
実データ部と、データ検証部からなり、書き換え対象セ
クタの内容を書き換える時は、該書き換え対象セクタに
対応する予備セクタの内容も同様に書き換えて、書き換
え対象セクタとこれに対応する予備セクタの内容を同一
に保ち、書き換え対象セクタのデータ検証部を参照し
て、該書き換え対象セクタが異常と判定された時には、
該書き換え対象セクタに対応する予備セクタの内容を該
書き換え対象セクタにコピーし、予備セクタのデータ検
証部を参照して、該予備セクタが異常と判定された時
は、該予備セクタに対応する書き換え対象セクタの内容
を該予備セクタにコピーするようになっている。
【0007】図17は従来技術1の動作説明図である。
1はフラッシュメモリ等よりなる不揮発メモリで、該不
揮発メモリはセクタ0〜セクタ3より構成されている。
2は不揮発メモリ1と接続され、不揮発メモリ1にデー
タの消去、データの書き込み、データの読み出しを指示
し制御を行なう不揮発メモリ制御手段、3はセクタデー
タを一時保持するセクタデータ一時保持手段であり、例
えばRAMで構成されている。
【0008】ここで、セクタ1の内容の一部を書き換え
る場合、不揮発メモリ制御手段2がセクタ1の内容をR
AM3にコピーする()。次に、不揮発メモリ制御手
段がセクタ1を消去すると共に、RAM3中の書き換え
対象データを書き換える()。次に、不揮発メモリ制
御手段2はRAM3の内容をセクタ1に書き込む
()。この方法の問題点は、との途中で事故があ
ると、セクタ1の内容が消失してしまうという問題があ
る。
【0009】図18は従来技術2の検証と復帰の説明図
である。図17と同一のものは、同一の符号を付して示
す。この実施例では、セクタ0からセクタ3までが全て
予備のセクタを持っていることである。不揮発メモリ制
御手段2は、(a)に示すようにセクタ1とセクタ1用
予備セクタのデータ検証部1bを調べる()。なお、
1aは実データ部である。
【0010】ここで、データ検証部1bの動作を説明す
る。 1.方法1 消去後の値(例えばFFh:hは16進数を示す)と異
なる所定のビットパターン(例えば55h)をセクタ所
定の位置(例えば末尾)に、実データ部を書き込んだ直
後に書き込む。セクタ所定の位置(例えば末尾)が所定
のビットパターン(例えば55h)であれば、実データ
の書き込みが正常に行われていると判定できる。
【0011】2.方法2 また、実データ部1aのチェックサムをセクタ所定の位
置に書き込む。実データ部とチェックサムを読み出し、
矛盾がなければ、実データは正常と判定できる。
【0012】セクタ1のデータ検証部1bが異常で、セ
クタ1用予備セクタのデータ検証部1bが正常の時につ
いて考える。不揮発メモリ制御手段2はセクタ1用予備
セクタの内容を(b)に示すようにRAM3にコピーし
た後、(c)に示すようにセクタ1を消去し、RAM3
の内容をセクタ1に書き込む()。
【0013】なお、セクタ1のデータ検証部1bが正常
で、セクタ1用予備セクタのデータ検証部1bが異常の
時、不揮発メモリ制御手段2はセクタ1の内容をRAM
3にコピーした後、セクタ1用予備セクタを消去し、R
AM3の内容をセクタ1用予備セクタに書き込む。
【0014】セクタ1のデータ検証部1bと、セクタ1
用予備セクタのデータ検証部1bが共に正常の時には何
もしない。セクタ1のデータ検証部1bとセクタ1用予
備セクタのデータ検証部1bが共に異常の時には、修正
不能であるが、このような事故は殆ど発生しない。
【0015】図19は従来技術2のセクタ書き換えの説
明図である。(a)に示すようにセクタ1の内容をRA
M3にコピーする()。次に、(b)に示すようにセ
クタ1を消去すると共に、RAM3中の書き換え対象デ
ータを書き換える()。図の1kが書き換え部分であ
る。次に、(c)に示すようにRAM3の内容をセクタ
に書き込む()。次に、セクタ1用予備セクタを消去
した後、RAM3の内容を(d)に示すようにセクタ1
用予備セクタに書き込む()。
【0016】この方法の場合には、〜の間に事故が
あっても、書き換え直前のデータがセクタ1又は予備セ
クタの何れかに残り、セクタの検証と復帰処理を行え
ば、書き換え直前の状態に戻すことができる。
【0017】問題点は、以下の通りである。 1.書き換え対象セクタと同数の予備セクタが必要 2.同じデータを書き換え対象セクタと予備セクタの両
方に書き込むので、データの書き換えに時間がかかる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の場合、書
き換え対象セクタの消去開始から更新した内容の書き込
み完了までの間に、操作ミスや停電により電源が切れた
り、ノイズやソフトウェアのバグ等で不揮発メモリ制御
手段2が誤動作した場合、該書き換え対象セクタの内容
が消失してしまい、元に戻すことができない。また、こ
のような問題を解決するために、書き換え対象セクタと
同数の予備セクタを持たせる方法の場合には、多くのセ
クタ(即ちメモリ容量)を必要とし、しかも、同じデー
タを書き換え対象セクタと予備セクタの両方に書き込む
ため、データの書き換えに時間がかかるという問題があ
った。
【0019】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、書き換えの途中で事故が発生しても書き
換え直前のデータを保護することができ、またセクタの
データ書き換えに要する時間を短縮することができる不
揮発メモリ装置を提供することを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】(1)前記した課題を解
決する請求項1記載の発明は、複数のセクタを有する電
気的消去、書き込みが可能でセクタ単位で消去を行なう
不揮発メモリと、該不揮発メモリにデータの消去、デー
タの書き込み、データの読み出しを指示し制御を行なう
不揮発メモリ制御手段と、セクタデータを一時保持する
セクタデータ一時保持手段と、どのセクタに有効なデー
タが記憶されているかを示すセクタ管理情報を保持する
セクタ管理情報保持手段とを有することを特徴とする。
【0021】このように構成すれば、セクタ管理情報保
持手段を参照して予備セクタを決めながらセクタ書き換
えを行なうので、書き換えの途中で事故が発生しても書
き換え直前のデータを保護することができる。また、予
備セクタは少なくとも1つ設けるだけでよいので、書き
換えに要する時間を短縮することができる。
【0022】(2)請求項2では、前記不揮発メモリ
は、有効なデータを記憶する1つ以上の有効セクタと、
有効なデータを記憶していない少なくとも1つの予備の
セクタから構成され、各有効セクタと各予備セクタは、
セクタ管理部と、実データ部と、データ検証部からな
り、データを読み出す時は不揮発メモリ制御手段が、セ
クタ管理情報保持手段内に保持されているセクタ管理情
報を参照して所望のデータがどのセクタにあるかを判別
して読み出し、データを書き換える際は、不揮発メモリ
制御手段が予備セクタを消去し、それと同時若しくは前
後に、セクタ管理情報保持手段内に保持されているセク
タ管理情報を参照して書き換え対象のデータがどのセク
タにあるかを判別して、該セクタのセクタ管理部と、実
データ部を読み出してセクタデータ一時保持手段に格納
し、セクタデータ一時保持手段に格納した実データ部の
書き換え対象部分を更新すると共に、所定のアルゴリズ
ムに基づいてセクタ管理部の内容を更新し、また所定の
アルゴリズムに基づいてデータ検証部を生成し、該更新
されたセクタデータ一時保持手段内の実データ部とセク
タ管理部とデータ検証部を、前記消去した予備セクタに
書き込むと共に、セクタ管理情報保持手段内のセクタ管
理情報を更新することを特徴とする。
【0023】このように構成すれば、セクタ管理情報保
持手段を参照して予備セクタを決めながらセクタ書き換
えを行なうので、書き換えの途中で事故が発生しても書
き換え直前のデータを保護することができる。また、予
備セクタは少なくとも1つ設けるだけでよいので、書き
換えに要する時間を短縮することができる。
【0024】(3)請求項3では、電源投入時には、前
記不揮発メモリ制御手段が全てのセクタのセクタ管理部
とデータ検証部を読み出し、この情報を基にセクタの管
理情報を作成し、セクタ管理情報保持手段に保持するこ
とを特徴とする。
【0025】このように構成すれば、以後の不揮発メモ
リへのデータの書き換えを誤りなく、行なうことが可能
となる。 (4)請求項4では、各セクタのセクタ管理部は、セク
タが保持するデータの内容を示すセクタ内情報(論理セ
クタ番号)と、該セクタが保持するデータ(論理セク
タ)を書き換えた回数を示す情報とを含むことを特徴と
する。
【0026】このように構成すれば、再起動時に各セク
タが保持するデータの書き換え回数を用いて、どのセク
タが予備セクタであるかを判別し、セクタ管理情報を生
成することにより、不揮発メモリからのデータの読み出
しと書き込みを誤りなく行なうことが可能となる。
【0027】(5)請求項5では、各セクタのセクタ管
理部は、セクタが保持するデータの内容を示すセクタ内
情報(論理セクタ番号)と、該セクタが保持するデータ
(論理セクタ)を書き換えた時刻の順序関係を示す書き
換え順序情報とを含むことを特徴とする。
【0028】このように構成すれば、再起動時に各セク
タが保持するデータの書き換え時刻の順序関係を用い
て、不揮発メモリからのデータの読み出しと書き込みを
誤りなく行なうことが可能となる。
【0029】(6)請求項6では、各セクタのセクタ管
理部は、セクタが保持するデータの内容を示すセクタ内
容情報(論理セクタ番号)と、全セクタの書き換え時刻
の順序関係を示す、全セクタ書き換え順序情報とを含む
ことを特徴とする。
【0030】このように構成すれば、再起動時に前記全
セクタ書き換え順序情報に基づき、不揮発メモリからの
データの読み出しと書き込みを誤りなく行なうことが可
能となる。
【0031】(7)請求項7では、各セクタのセクタ管
理部は、各セクタが保持するデータの内容を示す、全セ
クタ内容情報(論理セクタ番号テーブル)と、全セクタ
の書き換え時刻の順序関係を示す、全セクタ書き換え順
序情報とを含むことを特徴とする。
【0032】このように構成すれば、再起動時に全セク
タ内容情報と全セクタの時刻の順序関係に基づいて、不
揮発メモリからのデータの読み出しと書き込みを誤りな
く行なうことが可能となる。
【0033】(8)請求項8では、前記データ検証部
は、所定の特定データを含むことを特徴とする。このよ
うに構成すれば、データ検証部がセクタデータの誤りを
検出することが可能となる。
【0034】(9)請求項9では、前記データ検証部
は、セクタ管理部とデータ部のチェックサムであること
を特徴とする。このように構成すれば、簡単な計算によ
り、セクタデータの異常を検出することが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明によるデー
タの検証とセクタ管理情報の生成を示す図である。図1
9と同一のものは、同一の符号を付して示す。図におい
て、1は不揮発メモリで、物理セクタ番号と、論理セク
タ番号が付されている。1aは実データ部、1bはデー
タ検証部(チェックサム)である。1cは各論理セクタ
の書き換え回数記憶部、1dは論理セクタ番号記憶部
で、1cと1dとでセクタ管理部を構成している。ここ
では、物理セクタと論理セクタが使用されているが、物
理セクタは、実際にどこにアクセスするかを区別するた
めに用いるものであり、論理セクタは、どこにどのよう
な情報が入っているかを区別するための管理情報として
機能するものである。
【0036】10は物理セクタと論理セクタの対応関係
を示すセクタ管理情報保持手段であり、どのセクタに有
効なデータが記憶されているかを示すセクタ管理情報を
記憶するものである。該セクタ管理情報保持手段10と
しては、例えばRAMが用いられる。2は不揮発メモリ
制御手段で、例えばCPUが用いられ、3はセクタデー
タ一時保持手段で、例えばRAMが用いられる。論理セ
クタ番号記憶部1dと論理セクタ書き換え回数記憶部1
cとでセクタ管理部を構成している。
【0037】先ず、電源投入による立ち上げ動作につい
て説明する。電源投入時には、不揮発メモリ制御手段2
が、全てのセクタのセクタ管理部とデータ検証部を読み
出し、これら情報を基にセクタ管理情報保持手段10の
内部構成を作成する。不揮発メモリ1に蓄積されている
セクタ情報(セクタ管理部情報、データ検証部1b)は
電源断時にも記憶されている。従って、電源投入する
と、その内容を読み出すことができる。
【0038】この実施の形態例によれば、以後の不揮発
メモリ1へのデータの書き換えを誤りなく行なうことが
可能となる。図1に示すように構成されたシステムにお
いて、不揮発メモリ制御手段2は、論理セクタ番号1
d、論理セクタ書き換え回数1c、実データ部1aのチ
ェックサムを照合し、矛盾がなければ記憶されている論
理セクタ番号を、その物理セクタの論理セクタ番号とす
る。但し、他の物理セクタと同じ論理セクタ番号が付い
ている場合には、論理セクタ書き換え回数記憶部1cを
参照して論理セクタ書き換え回数が大きい方を有効とす
る。残った物理セクタ(チェックサムに矛盾があったも
の、又は論理セクタ書き換え回数が小さい方)を予備セ
クタとする。
【0039】図に示す場合には、物理セクタ3と4が共
に同じ論理セクタ番号3を持っている。この場合には、
書き換え回数が多い方(書き換え回数20を有するセク
タ)を本来のセクタとして用い、書き換え回数が小さい
方(書き換え回数19を有するセクタ)を予備セクタと
する。
【0040】この実施の形態例によれば、各セクタが保
持するデータの書き換え回数を用いて、どのセクタが予
備セクタであるか判別し、セクタ管理情報を生成するこ
とにより、不揮発メモリからのデータの読み出しと、デ
ータの書き込みを誤りなく行なうことが可能となる。
【0041】図2〜図4は本発明によるデータの書き換
えの説明図である。図1と同一のものは、同一の符号を
付して示す。ここでは、論理セクタ1の内容を書き換え
る場合を例にとって説明する。不揮発メモリ制御手段2
は、セクタ管理情報保持手段10を参照して、(a)に
示すように論理セクタ1を保持する物理セクタ2の全デ
ータをRAM3へコピーする()。この時の予備セク
タは、物理セクタ4である。
【0042】次に、不揮発メモリ制御手段2は、セクタ
管理情報保持手段10を参照して、予備セクタである物
理セクタ4を(b)に示すように消去すると共に、RA
M3中の書き換え対象データを書き換え、論理セクタ書
き換え回数を1つ加算し、チェックサムを生成する
()。この結果、RAM3中の書き換え回数が12か
ら13に変化する。
【0043】次に、RAM3中のデータを物理セクタ4
に書き込むと共に、セクタ管理情報の論理セクタ1に対
応する物理セクタ番号と予備セクタに対応する物理セク
タ番号を(c)に示すように入れ換える()。この結
果、論理セクタ1が予備セクタになる。この時の、予備
セクタの内容は、論理セクタ1の1回前の内容となる。
【0044】この実施の形態例によれば、〜の処理
中に事故があっても、データの検証とセクタ管理情報の
生成によって、書き換え直前の状態に復帰することがで
きる。また、複数の書き換え対象セクタに対して、1つ
の予備セクタを用意するだけでよい。更に、データ書き
換え時、同じデータを複数のセクタに2度書く必要がな
い。
【0045】なお、セクタ書き換え回数がオーバフロー
しないように、セクタ書き換え回数の領域を想定する最
大書き換え回数の最大値より十分大きくとる。例えば、
最大書き換え回数を100万回に設定すれば、220>1
00万なので、セクタ書き換え回数の領域を20ビット
用意すればよい。
【0046】また、回数の大小関係を循環的に考えるこ
とにする。例えば、セクタ書き換え回数の領域が8ビッ
トの時、0<1<2<3…<255<0、即ち、255
よりも0が大きいと解釈することとし、書き換え回数2
55の次は0に戻すようにすればよい。
【0047】また、データ検証部1bは、チェックサム
の代わりに、前述した所定のビットパターンを入れるよ
うにしてもよい。この場合、データ検証部の所定の位置
に所定のビットパターンがあれば実データに異常がない
と判定できる。
【0048】図5は本発明によるデータの検証とセクタ
管理情報の生成の説明図である。図4と同一のものは、
同一の符号を付して示す。図において、5は全セクタの
書き換え通算回数を記憶するセクタ書き換え通算回数記
憶部である。該セクタ書き換え通算回数記憶部5は不揮
発メモリ制御手段2と接続され、不揮発メモリ制御手段
2から出力されたデータを記憶する。その他の構成は、
図4と同じである。このように構成されたシステムの動
作を以下に説明する。
【0049】不揮発メモリ制御手段2は、セクタの内容
を検証しながら、セクタ管理情報を作成する。即ち、各
セクタについて論理セクタ番号1d、セクタ書き換え通
算回数1e、実データ部1aのチェックサムを照合し、
矛盾がなければ、記録されている論理セクタ番号をその
物理セクタの論理セクタ番号とする。
【0050】但し、他の物理セクタと同じ論理セクタ番
号が付いている場合には、セクタ書き換え通算回数が大
きい方を有効とする。残った物理セクタ(前記チェック
サムで矛盾があったもの、又はセクタ書き換え通算回数
が小さい方)を予備セクタとする。
【0051】チェックサムに矛盾のないセクタ(正常セ
クタ)に記録されているセクタ書き換え通算回数のうち
最大の値(図では物理セクタ3の20)をセクタ書き換
え回数記憶部5に、現在のセクタ書き換え通算回数とし
て保持する。
【0052】図6〜図8は本発明のデータの書き換えの
説明図である。図5と同一のものは、同一の符号を付し
て示す。ここでは、論理セクタ1の内容を書き換える場
合を例にとって説明する。
【0053】このシステムにおいて、セクタ管理情報を
参照して、(a)に示すように論理セクタ1を保持する
物理セクタ2の全データをRAM3にコピーする
()。RAM3には、物理セクタ2の内容がコピーさ
れる。この時のセクタ書き換え回数記憶部5の値は正常
セクタに記録されているセクタ書き換え回数の最大値で
ある20である。予備セクタは、物理セクタ4である。
【0054】不揮発メモリ制御手段2は、セクタ管理情
報保持手段10を参照して、予備セクタである物理セク
タ4を(b)に示すように消去すると共に、RAM3中
の書き換え対象データを書き換え、セクタ書き換え通算
回数記憶部5の値を1つ加算して21にすると共に、そ
の書き換え通算回数をRAM3中のセクタ書き換え通算
回数格納部にも書き込み、更にチェックサム1bを生成
する()。
【0055】次に、RAM3中のデータを予備セクタで
ある物理セクタ4に書き込むと共に、セクタ管理情報の
論理セクタ1に対応する物理セクタ番号と予備セクタに
対応する物理セクタ番号を(c)に示すように入れ換え
る()。なお、予備セクタの内容は、論理セクタ1の
1回前の内容である。
【0056】この発明の実施の形態例の効果は、図2〜
図4に示す実施の形態例と同様である。なお、セクタ書
き換え通算回数がオーバフローしないように、セクタ書
き換え回数の領域を想定する最大書き換え回数の最大値
より十分大きくとる。例えば、最大書き換え回数を10
0万回に設定すれば、220>100万なので、セクタ書
き換え回数の領域を20ビット用意すればよい。
【0057】また、回数の大小関係を循環的に考えるこ
とにする。例えば、セクタ書き換え回数の領域が8ビッ
トの時、0<1<2<3…<255<0、即ち、255
よりも0が大きいと解釈することとし、書き換え回数2
55の次は0に戻すようにすればよい。
【0058】また、データ検証部1bは、チェックサム
の代わりに、前述した所定のビットパターンを入れるよ
うにしてもよい。図9は本発明によるデータの検証とセ
クタ管理情報の説明図である。この実施の形態例では、
セクタ書き換え回数の代わりに、セクタ管理部が時刻情
報1fを記憶するようにしたものである。時刻情報1f
は、書き換え日時と、書き換え時刻と、書き換え秒デー
タより構成されている。6は時計である。
【0059】このように構成されたシステムにおいて、
不揮発メモリ制御手段2は、セクタの内容を検証しなが
ら、セクタ管理情報を作成する。即ち、各物理セクタに
ついて、論理セクタ番号1d、論理セクタ書き換え時刻
情報1f、実データ部1aのチェックサムを照合し、矛
盾がなければ記録されている論理セクタ番号を、その物
理セクタの論理セクタ番号とする。但し、他の物理セク
タと同じ論理セクタ番号が付いている場合には、セクタ
書き換え日時が遅い方を有効とする。そして、残った物
理セクタで、チェックサムに矛盾があったもの、又はセ
クタ書き換え日時が早い方を予備セクタとする。
【0060】図10〜図12は本発明によるデータの書
き換えの説明図である。図9と同一のものは、同一の符
号を付して示す。ここでは、論理セクタ1の内容を書き
換える場合について説明する。不揮発メモリ制御手段2
は、セクタ管理情報保持手段10を参照し、(a)に示
すように論理セクタ1を保持する物理セクタ2の全デー
タをRAM3へコピーする()。次に、不揮発メモリ
制御手段2は、セクタ管理情報保持手段10を参照し、
予備セクタである物理セクタ4を(b)に示すように消
去すると共に、RAM3中の書き換え対象データを書き
換え、6の時計を参照して、現在の日時をRAM3中に
書き込み、更にチェックサムを生成する()。
【0061】次に、不揮発メモリ制御手段2は、RAM
3中のデータを物理セクタ4に書き込むと共に、セクタ
管理情報の論理セクタ1に対応する物理セクタ番号と予
備セクタに対する物理セクタ番号を(c)に示すように
入れ換える()。なお、予備セクタの内容は、論理セ
クタ1の1回前の内容である。この実施の形態例の効果
は、前述した実施の形態例と同じである。
【0062】なお、書き換え順序が分かるように、セク
タ書き換え日時の単位を十分細かくする必要がある。例
えば、セクタ1回の書き換えに最低1msかかるとすれ
ば、記録する日時を1ms以下の単位で記録すればよ
い。当然、それ以上の精度の時計が必要となる。
【0063】また、データ検証部1bとしては、チェッ
クサムの代わりに所定のビットパターンを使用してもよ
い。以上、説明したように、この実施の形態例によれ
ば、各セクタが保持するデータの書き換え時刻の順序関
係を用いて不揮発メモリへのデータの書き換えを誤りな
く行なうことが可能となる。
【0064】図13は、本発明によるデータの検証とセ
クタ管理情報の生成の説明図である。図5と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。この実施の形態例では、
セクタ管理情報として、全セクタの書き換え通算回数1
eと、全ての論理セクタと物理セクタの対応関係を示す
論理セクタ番号テーブル1gが設けられている。その他
の構成は、図5と同じである。
【0065】このように構成されたシステムにおいて、
不揮発メモリ制御手段2は、各セクタのセクタ書き換え
通算回数1e、論理セクタテーブル1g、実データ部1
aのチェックサムを照合する。そして、チェックサムに
矛盾のない(即ち正常な)セクタの中で、セクタ書き換
え通算回数の最も大きな値(図では物理セクタ3の2
0)を、セクタ書き換え通算回数記憶部5中に、現在の
セクタ書き換え通算回数として保持する。そして、セク
タ書き換え通算回数の最も大きなセクタ(図の例では物
理セクタ3)に記憶されている論理セクタ番号テーブル
1gを読み出し、セクタ管理情報保持手段10に論理セ
クタ0,1,2,3,予備セクタにそれぞれ対応する物
理セクタ番号として保持する。
【0066】図14〜図16は本発明によるデータ書き
換えの説明図である。論理セクタ1の内容を書き換える
場合、(a)に示すようにセクタ管理情報保持手段10
からセクタ管理情報を参照し、論理セクタ1を保持する
物理セクタ2の全データをRAM3にコピーする
()。
【0067】次に、不揮発メモリ制御手段2は、セクタ
管理情報を参照し、予備セクタである物理セクタ4を
(b)に示すように消去すると共に、RAM3中の書き
換え対象データを書き換え、セクタ書き換え通算回数記
憶部5の書き換え回数を1つ加算して21にすると共
に、その書き換え回数をRAM3中のセクタ書き換え通
算回数格納部にも書き込む。また、セクタ管理情報の論
理セクタ1に対応する物理セクタ番号と予備セクタに対
応する物理セクタ番号を入れ換え、更新されたセクタ管
理情報の論理セクタ0,1,2,3,予備セクタに対応
する物理セクタ番号をRAM3の論理セクタ番号テーブ
ル格納部にコピーし、更にチェックサムを生成する
()。
【0068】次に、(c)に示すようにRAM3中のデ
ータを物理セクタ4に書き込む()。そして、物理セ
クタ2が予備セクタとなる。この予備セクタの内容は、
論理セクタ1の1回前の内容となる。
【0069】このように構成された実施の形態例の効果
は、前述した他の実施の形態例の場合と同様である。な
お、セクタ書き換え通算回数がオーバフローしないよう
に、セクタ書き換え回数の領域を想定する最大書き換え
回数の最大値より十分大きくとる。例えば、最大書き換
え回数を100万回に設定すれば、220>100万なの
で、セクタ書き換え回数の領域を20ビット用意すれば
よい。
【0070】また、回数の大小関係を循環的に考えるこ
とにする。例えば、セクタ書き換え回数の領域が8ビッ
トの時、0<1<2<3…<255<0、即ち、255
よりも0が大きいと解釈することとし、書き換え回数2
55の次は0に戻すようにすればよい。
【0071】また、データ検証部1bは、チェックサム
の代わりに、前述した所定のビットパターンを入れるよ
うにしてもよい。また、セクタ書き換え通算回数の代わ
りに、セクタ書き換え日時を使用してもよい。
【0072】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば以下の効果が得られる。 (1)請求項1記載の発明によれば、複数のセクタを有
する電気的消去、書き込みが可能でセクタ単位で消去を
行なう不揮発メモリと、該不揮発メモリにデータの消
去、データの書き込み、データの読み出しを指示し制御
を行なう不揮発メモリ制御手段と、セクタデータを一時
保持するセクタデータ一時保持手段と、どのセクタに有
効なデータが記憶されているかを示すセクタ管理情報を
保持するセクタ管理情報保持手段とを有することによ
り、セクタ管理情報保持手段を参照して予備セクタを決
めながらセクタ書き換えを行なうので、書き換えの途中
で事故が発生しても書き換え直前のデータを保護するこ
とができる。また、予備セクタは少なくとも1つ設ける
だけでよいので、書き換えに要する時間を短縮すること
ができる。
【0073】(2)請求項2記載の発明によれば、セク
タ管理情報保持手段を参照して予備セクタを決めながら
セクタ書き換えを行なうので、書き換えの途中で事故が
発生しても書き換え直前のデータを保護することができ
る。また、予備セクタは少なくとも1つ設けるだけでよ
いので、書き換えに要する時間を短縮することができ
る。
【0074】(3)請求項3記載の発明によれば、電源
投入時には、前記不揮発メモリ制御手段が全てのセクタ
のセクタ管理部とデータ検証部を読み出し、この情報を
基にセクタの管理情報を作成し、セクタ管理情報保持手
段に保持することにより、以後の不揮発メモリからのデ
ータの読み出しと書き換えを誤りなく、行なうことが可
能となる。
【0075】(4)請求項4記載の発明によれば、各セ
クタのセクタ管理部は、セクタが保持するデータの内容
を示すセクタ内情報(論理セクタ番号)と、該セクタが
保持するデータ(論理セクタ)を書き換えた回数を示す
情報とを含むことにより、各セクタが保持するデータの
書き換え回数を用いて、どのセクタが予備セクタである
かを判別し、セクタ管理情報を生成することにより、不
揮発メモリからのデータの読み出しと書き込みを誤りな
く行なうことが可能となる。
【0076】(5)請求項5記載の発明によれば、各セ
クタのセクタ管理部は、セクタが保持するデータの内容
を示すセクタ内情報(論理セクタ番号)と、該セクタが
保持するデータ(論理セクタ)を書き換えた時刻の順序
関係を示す書き換え順序情報とを含むことにより、各セ
クタが保持するデータの書き換え時刻の順序関係を用い
て、不揮発メモリからのデータの読み出しと、データの
書き込みを誤りなく行なうことが可能となる。
【0077】(6)請求項6記載の発明によれば、各セ
クタのセクタ管理部は、セクタが保持するデータの内容
を示すセクタ内容情報(論理セクタ番号)と、全セクタ
の書き換え時刻の順序関係を示す、全セクタ書き換え順
序情報とを含むことにより、前記全セクタ書き換え順序
情報に基づき、不揮発メモリからのデータの読み出しと
データの書き込みを誤りなく行なうことが可能となる。
【0078】(7)請求項7記載の発明によれば、各セ
クタのセクタ管理部は、各セクタが保持するデータの内
容を示す、全セクタ内容情報(論理セクタ番号テーブ
ル)と、全セクタの書き換え時刻の順序関係を示す、全
セクタ書き換え順序情報とを含むことにより、全セクタ
内容情報と全セクタの時刻の順序関係に基づいて、不揮
発メモリからのデータの読み出しとデータの書き込みを
誤りなく行なうことが可能となる。
【0079】(8)請求項8記載の発明によれば、前記
データ検証部は、所定の特定データを含むことにより、
データ検証部がセクタデータの誤りを検出することが可
能となる。
【0080】(9)請求項9記載の発明によれば、前記
データ検証部は、セクタ管理部とデータ部のチェックサ
ムであることにより、簡単な計算により、セクタデータ
の異常を検出することが可能となる。
【0081】このように、本発明によれば、書き換えの
途中で事故が発生しても書き換え直前のデータを保護す
ることができ、またセクタのデータ書き換えに要する時
間を短縮することができる不揮発メモリ装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデータの検証とセクタ管理情報の
生成を示す図である。
【図2】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図3】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図4】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図5】本発明によるデータの検証とセクタ管理情報の
生成の説明図である。
【図6】本発明のデータの書き換えの説明図である。
【図7】本発明のデータの書き換えの説明図である。
【図8】本発明のデータの書き換えの説明図である。
【図9】本発明によるデータの検証とセクタ管理情報の
生成の説明図である。
【図10】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図11】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図12】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図13】本発明によるデータの検証とセクタ管理情報
の生成の説明図である。
【図14】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図15】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図16】本発明によるデータの書き換えの説明図であ
る。
【図17】従来技術1の動作説明図である。
【図18】従来技術2の検証と復帰の説明図である。
【図19】従来技術2のセクタ書き換えの説明図であ
る。
【符号の説明】
1 不揮発メモリ 1a 実データ部 1b データ検証部 1c セクタ書き換え回数記憶部 1d 論理セクタ番号記憶部 2 不揮発メモリ制御手段 3 セクタデータ一時保持手段 10 セクタ管理情報保持手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセクタを有する電気的消去、書き
    込みが可能でセクタ単位で消去を行なう不揮発メモリ
    と、 該不揮発メモリにデータの消去、データの書き込み、デ
    ータの読み出しを指示し制御を行なう不揮発メモリ制御
    手段と、 セクタデータを一時保持するセクタデータ一時保持手段
    と、 どのセクタに有効なデータが記憶されているかを示すセ
    クタ管理情報を保持するセクタ管理情報保持手段とを有
    することを特徴とする不揮発メモリ装置。
  2. 【請求項2】 前記不揮発メモリは、有効なデータを記
    憶する1つ以上の有効セクタと、有効なデータを記憶し
    ていない少なくとも1つの予備のセクタから構成され、 各有効セクタと各予備セクタは、セクタ管理部と、実デ
    ータ部と、データ検証部からなり、 データを読み出す時は不揮発メモリ制御手段が、セクタ
    管理情報保持手段内に保持されているセクタ管理情報を
    参照して所望のデータがどのセクタにあるかを判別して
    読み出し、 データを書き換える際は、不揮発メモリ制御手段が予備
    セクタを消去し、 それと同時若しくは前後に、セクタ管理情報保持手段内
    に保持されているセクタ管理情報を参照して書き換え対
    象のデータがどのセクタにあるかを判別して、該セクタ
    のセクタ管理部と、実データ部を読み出してセクタデー
    タ一時保持手段に格納し、 セクタデータ一時保持手段に格納した実データ部の書き
    換え対象部分を更新すると共に、所定のアルゴリズムに
    基づいてセクタ管理部の内容を更新し、また所定のアル
    ゴリズムに基づいてデータ検証部を生成し、 該更新されたセクタデータ一時保持手段内の実データ部
    とセクタ管理部とデータ検証部を、前記消去した予備セ
    クタに書き込むと共に、 セクタ管理情報保持手段内のセクタ管理情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1記載の不揮発メモリ装置。
  3. 【請求項3】 電源投入時には、前記不揮発メモリ制御
    手段が全てのセクタのセクタ管理部とデータ検証部を読
    み出し、この情報を基にセクタの管理情報を作成し、セ
    クタ管理情報保持手段に保持することを特徴とする請求
    項2記載の不揮発メモリ装置。
  4. 【請求項4】 各セクタのセクタ管理部は、 セクタが保持するデータの内容を示すセクタ内情報(論
    理セクタ番号)と、該セクタが保持するデータ(論理セ
    クタ)を書き換えた回数を示す情報とを含むことを特徴
    とする請求項3記載の不揮発メモリ装置。
  5. 【請求項5】 各セクタのセクタ管理部は、 セクタが保持するデータの内容を示すセクタ内情報(論
    理セクタ番号)と、該セクタが保持するデータ(論理セ
    クタ)を書き換えた時刻の順序関係を示す書き換え順序
    情報(論理セクタ書き換え順序)とを含むことを特徴と
    する請求項3記載の不揮発メモリ装置。
  6. 【請求項6】 各セクタのセクタ管理部は、 セクタが保持するデータの内容を示すセクタ内容情報
    (論理セクタ番号)と、全セクタの書き換え時刻の順序
    関係を示す、全セクタ書き換え順序情報とを含むことを
    特徴とする請求項3記載の不揮発メモリ装置。
  7. 【請求項7】 各セクタのセクタ管理部は、 各セクタが保持するデータの内容を示す全セクタ内容情
    報(論理セクタ番号テーブル)と、全セクタの書き換え
    時刻の順序関係を示す、全セクタ書き換え順序情報とを
    含むことを特徴とする請求項3記載の不揮発メモリ装
    置。
  8. 【請求項8】 前記データ検証部は、所定の特定データ
    を含むことを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載
    の不揮発メモリ装置。
  9. 【請求項9】 前記データ検証部は、セクタ管理部とデ
    ータ部のチェックサムであることを特徴とする請求項1
    乃至7の何れかに記載の不揮発メモリ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002366420A (ja) * 2001-06-08 2002-12-20 Nec Corp 不揮発性記憶装置及びその書き換え制御方法
JP2006018594A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Mitsubishi Electric Corp 情報処理装置
KR100816120B1 (ko) 2006-12-27 2008-03-21 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 메모리 장치의 블록간 데이터 교환 방법

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