JP2001051460A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001051460A
JP2001051460A JP11314867A JP31486799A JP2001051460A JP 2001051460 A JP2001051460 A JP 2001051460A JP 11314867 A JP11314867 A JP 11314867A JP 31486799 A JP31486799 A JP 31486799A JP 2001051460 A JP2001051460 A JP 2001051460A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー・FAX・スキャナ/プリンタ機能を
有する複合型画像処理装置において、用いる機能にとっ
て適正な条件で原稿読み取り装置における白/黒レベル
補正を行い、コピーやプリントの画像品質を落とさず、
電源ON時すぐにFAX送信・スキャナ読み取りができる
ようにする。 【解決手段】 電源ON時、先ずカラースキャナ部1の白
/黒レベル補正等の初期設定動作を行い、FAXやスキ
ャナ機能を利用できる状態にし、その後コピー機能に必
要な作像プロセスを行うカラープリンタ部5等を立ち上
げる。ウオームアップ等により温度条件が変化するの
で、定着部が動作温度に達する直前に、再度カラースキ
ャナ部1の白/黒レベル補正を行いスキャナ回路の設定
パラメータを適正化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿画像を読み取
り、画像データに変換する画像読み取り手段、画像デー
タをもとに電子写真プロセスによりカラー及び/又は白
黒画像を形成する画像形成手段を備え、コピー・FAX
・スキャナ・プリンタ機能を有する複合型の画像処理装
置に関し、より詳細には、電源投入時に画像形成が可能
な状態に立ち上げるまでに、スキャナの白レベル補正及
び/又は黒レベル補正を複数回行うことにより迅速に各
機能の動作に適した状態を準備するようにした前記画像
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタル複写機、FAX、ス
キャナ、等において原稿読み取り装置が用いられてい
る。原稿読み取り装置は、CCDラインイメージセンサ
を有し、読み取り光学系を介して伝達される原稿画像を
CCDラインイメージセンサにより光電変換する。ま
た、原稿読み取り装置は補正手段を備え、読み取り時の
温度等の変動要素に影響されるCCDラインイメージセ
ンサの出力に、電気的な手段を用いて各種の補正を施
し、所望の画像データを出力させている。センサ出力に
施される補正の中でも、アナログ段階で行う白レベル補
正や黒レベル補正(以下、「AGC処理」という)は、画
像データを生成する処理には欠かせないもので、読み取
り時に、個々の装置のセンサ出力状態に応じて行われ
る。通常、読み取り時に、黒基準及び白基準をセンサに
より検知し、センサの状態を表す検知データ値に対応し
たパラメータをスキャナ回路に設定することによって行
う。
【0003】従来、原稿読み取り装置におけるAGC処
理は、電源立ち上げ時に行われるが、そのタイミングは
読み取り装置が適用される機器に応じて適当に決められ
ている。デジタル複写機の場合には、電源から作像が可
能となるまでの間に装置内の温度が変動し、CCDやア
ナログ回路の信号レベルにおいて温度ドリフトが避けら
れないという理由から、できるだけ原稿読み取り直前で
その処理を実行する方法が採られる。特に、階調性が重
要視されるカラー複写機の場合は画像への影響が発生す
る可能性があるので、通常、読み取り直前のタイミング
で行われる。実際には、電子写真プロセスにおける定着
温度が立ちあがる直前(定着リロード温度到達後)に実
行すれば良く、定着立ち上げ時間という十分な時間が与
えられるので、この補正を行うために余分な待ち時間を
必要としない。一方、FAX、スキャナの場合には、電
源ONしてすぐにFAX送信やスキャナ機能を用いること
が要求されるので、電源ON直後に行われ、スキャナスタ
ート信号が来次第すぐに読み取りを開始する。このよう
なことから、従来技術として、原稿読み取り開始するま
での時間をできるだけ短縮することを目的として、読み
取りが可能となるまでの待機時に黒レベル補正を行い、
読み取りスタート時に白レベル補正を行う、とした提案
もなされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、FAX
機能等を有する複合型の複写機において、原稿読み取り
装置がFAX機能とコピー機能とに共通に用いられるこ
とから、原稿読み取り装置の補正を、FAX機能を重視
して、上記したように電源ON直後に行うようにすると、
読み取り結果がFAXに用いられる場合は良いが、コピ
ーに用いられる場合に、電源ON直後に設定したパラメー
タがその後生じる温度ドリフトによりコピー時には最適
な値から外れてしまい、適正な補正がなされない。一
方、複写機能を重視して、定着温度が所定の温度に立ち
あがり、温度条件が安定する、直前に行うようにする
と、FAX機能を実際には利用しようとしている場合に
は、待ち時間が生じ無駄な時間が費やされることにな
る。本発明は、FAX機能などを有する複合型の複写機
における上記した従来技術の問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、原稿画像読み取り手段、電子写真プ
ロセスによりカラー及び/又は白黒画像を形成する画像
形成手段を備え、コピー・FAX・スキャナ・プリンタ
機能を有する複合型の画像処理装置の原稿読み取り装置
における白レベル補正及び/又は黒レベル補正を、複合
された機能のいずれを用いる場合にも最適な条件で行う
ことを可能とし、コピーやプリントの画像品質を落とさ
ずに、電源ON時すぐにFAX送信・スキャナ読み取りが
できるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、画像
読み取り手段において白レベル補正及び/又は黒レベル
補正を行い、該画像読み取り手段が読み取った画像デー
タを外部に出力させるモード、及び画像読み取り手段が
読み取った画像データをもとに画像形成手段により画像
を形成させるモードで画像処理動作を行う画像処理装置
において、電源投入後から前記画像形成手段が画像形成
可能な状態になるまでの間に、前記画像読み取り手段に
おける白レベル補正及び/又は黒レベル補正を前記動作
モードが実行可能となる各々のタイミングに合わせて行
うことを特徴とする画像処理装置を構成する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載された
画像処理装置において、前記画像読み取り手段が読み取
り性能を異にした複数機能を持つ手段である場合に、前
記白レベル補正及び/又は黒レベル補正のタイミングを
前記機能別に異ならせるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項3の発明は、請求項2に記載された
画像処理装置において、白レベル補正及び/又は黒レベ
ル補正のタイミングを読み取りを白黒読み取り可能な機
能を用いて行う場合に早く、カラー読み取り可能な機能
を用いて行う場合に遅く行うようにすることを特徴とす
るものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項2又は3に記載
された画像処理装置において、白レベル補正及び/又は
黒レベル補正のタイミングを読み取りを2値読み取り可
能な機能を用いて行う場合に早く、多値読み取り可能な
機能を用いて行う場合に遅く行うようにすることを特徴
とするものである。
【0009】請求項5の発明は、請求項1乃至4のいず
れかに記載された画像処理装置において、前記画像形成
手段が電子写真プロセスにより画像を形成する手段であ
る場合に、画像形成モード時の前記白レベル補正及び/
又は黒レベル補正を定着リロード温度到達後に行うこと
を特徴とするものである。
【0010】請求項6の発明は、請求項5に記載された
画像処理装置において、前記制御手段は、前記定着リロ
ード温度到達後に行う白レベル及び/又は黒レベル補正
の前に前記画像形成手段におけるプロセスコントロール
を行うことを特徴とするものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項1乃至6のいず
れかに記載された画像処理装置において、前記制御手段
は、最初の白レベル及び/又は黒レベル補正後で、かつ
前記画像形成手段を画像形成可能な状態にするまでの間
に、前記画像読み取り手段における偽造防止用のバーコ
ード読み取りを行わせることを特徴とするものである。
【0012】請求項8の発明は、請求項1乃至7のいず
れかに記載された画像処理装置において、前記画像デー
タを外部に出力させる動作モードがFAX機能、スキャ
ナ機能の少なくとも1機能を用いたモードであることを
特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明を添付する図面とともに示
す以下の実施例に基づき説明する。本発明に係わる画像
処理装置は、コピー・FAX・スキャナ・プリンタ機能
を有する複合型の画像処理装置を構成する。図1は、本
発明に係わる画像処理装置の実施例の全体ブロック図を
示す。図1を参照し、本実施例の装置の構成要素及び機
能の概略を、以下に説明する。本例の装置は、カラース
キャナ部1と、FAX I/F部2と、スキャナ/プリ
ンタ I/F部3と、画像処理部4と、カラープリンタ
部5と、制御部6と、を有する。また、装置はFAX
I/F部2から回線を通して外部のFAXと接続され、
スキャナ/プリンタ I/F部3からケーブルを介して
ホスト(PC:パーソナル コンピュータ等)7と接続
され、双方向に画像データの通信を行う。
【0014】像入力部としてカラースキャナ部1、FA
X I/F部2、スキャナ/プリンタ I/F部3を備え
る。カラースキャナ部1は原稿をCCDなどのイメージ
センサで原稿画像を読み取り、アナログ信号に変換し
て、アナログ信号処理、A/D変換、シェーディング補
正した後、画像データとして出力する。FAX I/F
部2は電話回線からのFAXデータを復調して画像デー
タを出力し、また、カラースキャナ部1で読み取った画
像データを後述する画像処理部4でFAX用に処理後、
変調して電話回線に出力する。スキャナ/プリンタ I
/F部3はPC等からケーブルで送られてきた画像デー
タを受け取りカラープリンタ部5に出力し、また、カラ
ースキャナ部1で読み取った画像データを画像処理部4
でγ補正後、PC7等へ出力する。
【0015】これらを通して入力される画像データは画
像処理部4でγ補正、変倍、色補正、階調補正などの処
理後、カラープリンタ部5で画像形成される。制御部6
はFAX I/F部2、スキャナ/プリンタ I/F部
3、画像処理部4及びカラープリンタ部5、各部の構成
ユニット間のシーケンス制御と画像データ処理制御をコ
マンドデータにより行うことにより、コピー・FAX・
スキャナ・プリンタ機能を実行する。コピー機能時はカ
ラースキャナ部1で読んだ原稿の画像データを画像処理
部4を介してカラープリンタ部5へ出力し、プリントア
ウトする。FAX機能時はFAX I/F部2で受信し
た画像データを画像処理部4を介してカラープリンタ部
5へ出力したり、カラースキャナ部1で読んだ原稿の画
像データをFAX I/F部2から送信する。スキャナ
出力は機能別に白黒データならばG出力のみ、カラーデ
ータならばR・G・B出力となり、2値データならば、
2ビット出力、多値データならば例えば、8ビット(1
0ビット)出力となる。スキャナ/プリンタ機能時はス
キャナ/プリンタ I/F部3で受信した画像データを
画像処理部4を介してカラープリンタ部5へ出力した
り、カラースキャナ部1で読んだ原稿の画像データをス
キャナ/プリンタ I/F部3から送信する。
【0016】次に、上記した実施例の画像処理装置にお
ける電源投入時の動作を説明する。本発明に係わる画像
処理装置は、コピー・FAX・スキャナ・プリンタ機能
を有しており、電源投入後、すぐにいずれかの機能が利
用されるという前提で、電源投入時の立ち上げ、初期設
定等の初期動作が進められる。即ち、電源投入後、どの
機能が利用されても立ち上がり時間を不要に伸ばさずに
短い所要時間で、最適な設定がなされ、目的の機能が実
行できるようにする。このため、先ず、カラースキャナ
部1を立ち上げる。即ち、スキャナAGC処理(白レベ
ル補正及び黒レベル補正)等の初期設定動作を行い、F
AXやスキャナ機能が利用できる状態となるように立ち
上げる。その後、コピー機能の実行に必要な作像プロセ
スを行うカラープリンタ部5等を画像形成が可能な状態
となるように立ち上げる(なお、定着ウオームアップに
ついては、電源ON時から開始しても良い)。このような
手順で立ち上げ動作を行う場合に、スキャナ機能を立ち
上げた後に、定着ウオームアップ等が進行することにな
り、時間の経過に伴い温度条件が変化することから、ス
キャナ機能立ち上げ時のスキャナAGC処理による設定
は適正ではなくなってくる。従って、所定の温度に達し
た時に、コピー機能に必要なカラースキャナ部1の設定
を温度条件に合わせるために、再びスキャナAGC処理
を行うことにし、コピーを行う時点における設定を適正
化する。
【0017】一方、本例の装置は、処理する画像データ
として白黒/カラー、或いは、2値/多値の場合があ
り、各々のデータ入力に用いるスキャナ機能の性能にも
違いがあり、カラー画像データ或いは多値画像データの
読み取りに対してはより高い精度が求められる。本発明
では、使用する読み取り機能によってその読み取り画像
データの利用を制限する。即ち、電源ON時直後に行うA
GC処理による設定は温度等が変動し不安定な状態であ
りカラー画像データ或いは多値画像データの読み取りに
対しては適正な動作が保証されないので、この場合、F
AX機能のデータとしては利用するが、スキャナ機能の
データとして出力し利用することはしないようにする。
このような初期設定時の動作により、電源投入時にFA
Xやスキャナ機能を利用する場合、或いはコピー機能を
利用する場合の何れにおいても、短い所要時間で、適正
な動作がなされる。
【0018】図2及び図3は、電源投入時に行われる本
実施例の画像処理装置の初期設定動作のフローチャート
を示す。図2は、スキャナ部で白黒・2値画像データの
読み取り機能を利用する場合に適用するもので、図3
は、スキャナ部でカラー・多値画像データの読み取り機
能を利用する場合に適用するものである。先ず、白黒・
2値画像データの読み取り機能を利用する場合の電源投
入時の本装置の動作を図2のフローを参照して、より詳
細に説明する。このフローは、電源ONにより開始され
る。電源ON後、先ず、カラースキャナ部1においてAG
C処理(処理内容は後述する)を実行する(S20)。
その後、偽造防止用のバーコード処理を行う(S2
1)。この処理では、スキャナ内部のバーコードを読み
取って機番を確認し、コピー・プリント時に機番に応じ
た追跡パターンを出力画像中に書き込むための設定を行
う。ここまでの処理を行った後は、FAX送信・スキャ
ナを使用可能とする(S22)。ここでは、スキャナ機
能として白黒・2値画像データの読み取り機能を利用し
た場合であるから、電源ON直後の不安定な条件下におい
て行われたAGC処理であっても、スキャナ部1で読み
取られた2値画像データをスキャナ機能によるデータ出
力を行い例えばPCで利用するためにに送信し、又、F
AX送信に利用しても実用上問題が生じない。
【0019】フローではここで、電源ON時からON状態に
あるカラープリンタ部5における2本の定着ローラのヒ
ータのうち加圧(下)ヒータの温度が100度以上であ
るかをチェックする(S23)。このチェックは、現在
のカラープリンタ部5の状態を知るために行うもので、
プリンタ部を以前に動作させて、その後あまり長く休止
させていなかったかを、加圧(下)ヒータの温度により
推測するために、温度のチェックをするものである。こ
こで、温度が100度未満ならば、長く休止していた状
態であったと推測し、プリンタ作像条件の再設定のため
に「朝一プロコン動作」を行う(S24)。その後、プ
リンタの階調特性設定のために「プロコンγ処理」を行
う(S25)。なお、上記したプリンタのプロコンは長
い休止時間後に通常行われる電位制御と光量制御による
プリンタのプロセスコントロール手順で、それ自体は従
来から行われている。従って、その内容については、こ
こでは詳述しない。ステップS23で、加圧(下)ヒー
タが100度以上であれば、少し前にプリンタを使用し
ていたとして、「朝一プロコン動作」と「プロコンγ処
理」は行わない。また、定着ヒータがONして加熱され、
所定の動作温度に達するまでに、カラープリンタ部5に
おける作像動作に必要なデータのダウンロードなどのプ
リンタ部における電源投入時の処理が行われる(S2
6)。
【0020】次に、加熱が続けられている加圧(下)ヒ
ータが定着可能なリロード温度(例えば160度)に達
したか否かをチェックする(S27)。この温度に達し
た時点では、加熱中に変化し続けた装置内の温度が定常
状態に近づき画像形成時の状態とみなせる。従って、加
圧(下)ヒータがリロード温度に達した時点で、温度条
件に影響を受けるカラースキャナ部1のスキャナAGC
処理を再び実行する(S28)ことにより、コピー作成
に使用するスキャナ回路のパラメータを適正な値に再設
定する。スキャナAGC処理後、定着(上)及び加圧
(下)ヒータがリロード温度に達したか否かをチェック
し(S29)、リロード温度に達した時点でコピー・プ
リント可能となる。なお、上記実施例において、「電源
ON時」はメインスイッチでのONのみでなく、省エネスイ
ッチON時(メインスイッチOFF時でもFAX受信可能な
状態となる)も含む。また、上述したバーコード処理
(S21)を行うタイミングは2度目のスキャナAGC
処理(S28)の後に行ってもよい。
【0021】次いで、スキャナ部でカラー・多値画像デ
ータの読み取り機能を利用する場合の電源投入時の本装
置の動作を図3のフローを参照して、より詳細に説明す
る。このフローは、電源ONにより開始される。電源ON
後、先ず、カラースキャナ部1においてAGC処理(処
理内容は後述する)を実行する(S10)。その後、偽
造防止用のバーコード処理を行う(S11)。この処理
では、スキャナ内部のバーコードを読み取って機番を確
認し、コピー・プリント時に機番に応じた追跡パターン
を出力画像中に書き込むための設定を行う。ここまでの
処理を行った後に、FAX機能を立ち上げFAX送信を
可能とする(S12)。ここでは、S10でスキャナの
AGC処理を行ったので、カラースキャナ部1の読み取
り画像データをFAX送信に利用することを可能とする
が、電源ON直後の不安定な条件下における処理であるか
らFAX機能への利用を可能としても、カラースキャナ
部1で読み取られたデータを例えばPCでカラー・多値
画像データとして利用するために送信するといったスキ
ャナ機能への使用を制限する。
【0022】この後、電源ON時からON状態にあるカラー
プリンタ部5における2本の定着ローラのヒータのうち
加圧(下)ヒータの温度が100度以上であるかを現在
のカラープリンタ部5の温度環境を知るためにチェック
する(S13)。ここで、温度が100度未満ならば、
プリンタ作像条件の再設定のために「朝一プロコン動
作」を行い(S14)、その後、プリンタの階調特性設
定のために「プロコンγ処理」を行う(S15)。ステ
ップS13で、加圧(下)ヒータが100度以上であれ
ば、プリンタが既に使用状態にあると推定し、「朝一プ
ロコン動作」と「プロコンγ処理」は行わない。また、
プリンタの立ち上げ処理として定着ヒータが所定の動作
温度に達するまでに、カラープリンタ部5における作像
動作に必要なデータのダウンロードなどの処理が行われ
る(S16)。
【0023】次に、加熱が続けられている加圧(下)ヒ
ータが定着可能なリロード温度(例えば160度)に達
したか否かをチェックし(S17)、画像形成時の状態
とみなせるリロード温度に達した時点で、温度条件の影
響を受けるカラースキャナ部1のスキャナAGC処理を
再び実行する(S18)ことにより、コピー作成に使用
するスキャナ回路のパラメータを適正な値に再設定す
る。スキャナAGC処理後、定着(上)及び加圧(下)
ヒータがリロード温度に達したか否かをチェックし(S
19)、リロード温度に達した時点でコピー・プリント
可能となる。なお、上記実施例において、「電源ON時」
はメインスイッチでのONのみでなく、省エネスイッチON
時(メインスイッチOFF時でもFAX受信可能な状態と
なる)も含む。 また、上述したバーコード処理(S1
1)を行うタイミングは2度目のスキャナAGC処理
(S18)の後に行ってもよい。
【0024】次に、上記した実施例の画像処理装置にお
ける電源ON時のスキャナ動作を説明する。このスキャナ
動作は、上記した図2,図3により示された画像処理装
置の電源投入時の動作に対応して並行に行われる。図4
は、電源ON時に行われる本実施例の画像形成装置のスキ
ャナ動作のフローチャートを示す。図4に示されるよう
に、本フローは電源ONにより開始され、カラースキャナ
部1は、電源ONされた時点で、いくつかの初期動作を行
う。先ず、イメージセンサのCCD等を駆動するタイミ
ング信号を発生するASICの初期レジスタを設定する
(S30)。また、制御部6のメインボード上のNVR
AMにメモリされたバックアップデータ(スキャナ単体
で調整された調整値)をシリアルデータで受信し(S3
1)、そのデータをもとにDAC(ディジタル/アナロ
グ コンバータ)の初期値を設定する(S32)。DA
Cでは、デジタル値で与えられた初期設定値をアナログ
電圧値に変え、アナログ量でAGCやシェーディング補
正を行うスキャナ回路のパラメータを設定する。
【0025】初期動作終了後、初期設定された動作条件
によりスキャナを動作させ、スキャナAGC処理を行う
(S33)。AGC処理(白レベル補正及び黒レベル補
正)は、先ず、スキャナランプをOFFの状態にして基準
黒部をCCDにより読み取り、得た黒レベル値が目標値
になるようにスキャナ回路のパラメータを設定するとい
う操作を行って得たパラメータ値をメモリに記憶する。
次に、ランプをONにして基準白板を読み取り、得た白レ
ベル値が目標値になるようにスキャナ回路のパラメータ
を設定するという操作を行って得たパラメータ値をメモ
リに記憶する。メモリに記憶したパラメータは、原稿読
み取り時に設定され、読み取られた黒レベル・白レベル
が所定の値となるように補正される。上記したAGC処
理後に、CCDにより基準白板を読み取って、AGC調
整された出力値に基づいて主走査方向のすべての画素単
位のデータをメモリに記憶し、シェーディングデータの
取込を行う(S34)。このデータを用いて原稿読み取
り時にシェーディング補正を行う。
【0026】次に、原稿領域外に貼付された機械ごとに
異なるバーコードを読み取って、メインボード上のNV
RAM内の登録機械番号と照合する(S35)。もし、
不一致の場合は偽造防止のためにサービスマン コール
の異常表示をして機械は停止する。AGC実行(S3
3)からバーコード読取動作実行(S35)までの手順
は、スキャナの原稿照明ランプをONし、読み取り部を載
せたキャリッジが1回スキャン動作を行うことにより達
成される。ここで、FAX送信とスキャナ読み取りが可
能となるので、スキャナにスキャナスタート信号がくる
ことを確認し(S36)、確認できれば、スキャンを実
行する(S37)なお、図3の動作例においては、スキ
ャナが読み取った画像データ(カラー・多値)は、FA
X送信に利用されるが、カラー・多値画像データとして
利用しない。
【0027】次に、図2,3のフローでの説明のよう
に、定着加圧(下)ヒータがリロード温度達成後に、A
GCが再実行される。ここで、FAX送信とスキャナ読
み取りだけを行う動作であると、定着用のヒータは駆動
されずに(従って、図2のS27、図3のS17で定着加
圧(下)ヒータがリロード温度に達しない)AGCが再
実行されないこともあり得るが、本例の場合は、コピー
・プリント動作が起動している場合で、このAGCの実
行は、定着加圧(下)ヒータがリロード温度達成後に、
メインからのシリアルコマンドで実行される。スキャナ
側の手順としては、メインからAGCスタート信号がく
ることを確認し(S38)、確認できれば、AGCを実
行する(S39)。その後、定着(上)・(下)ヒータ
がリロード温度到達後にコピー・プリント可能、また図
3の場合には動作を制限していたスキャナについても可
能となる(図2のS29,図3のS19)ので、この時
にコピー・プリント(場合によってスキャナ)用として
実際に原稿の読み取りを行うためにスキャナを起動させ
る。スキャンの実行は、メインからのシリアルコマンド
で実行される。スキャナ側の手順としては、メインから
スキャナスタート信号がくることを確認し(S40)、
確認できれば、スキャンを実行する(S41)。
【0028】
【発明の効果】(1) 請求項1の発明に対応する効果 電源立ち上げ後から画像形成手段が画像形成可能な状態
になるまでの間に、画像読み取り手段におけるAGC処
理(白レベル補正及び/又は黒レベル補正)を複数回行
うことにより、FAXやスキャナ機能を利用する場合、
或いはコピーやプリンタ機能を利用する場合それぞれの
動作モードに合わせたタイミングで最適な条件でスキャ
ナAGC処理を行いスキャナ回路の設定パラメータを適
正化できるので、コピーやプリントの画像品質を落とさ
ずに、無駄な時間を費やすこと無くそれぞれの機能を利
用することができる。また、複数回行うAGC処理の最
初は、電源立ち上げ後すぐに行うことにより電源ON時す
ぐにFAX送信・スキャナ読み取りを可能とすることが
でき、その後、プリンタの作像が可能な状態となった時
に、再度AGC処理を行い、プリンタの立ち上げの間に
生じる温度ドリフトの影響を受けずにスキャナ回路に適
正なパラメータを設定することができるので、コピーや
プリントの画像が高品質に保たれる。
【0029】(2) 請求項2の発明に対応する効果 上記(1)の効果に加えて、使用する読み取り機能別に
前記白レベル補正及び/又は黒レベル補正のタイミング
を分けるようにし、電源ON時直後に行うAGC処理によ
る設定は温度等が変動し不安定な状態であり高精度の読
み取りに対しては適正な動作が保証されないので、比較
的精度のいらないFAX機能のデータとして利用する読
み取り機能とし、コピーやスキャナ機能のデータとして
出力しないようにする。このような初期設定時の動作に
より、電源投入時に各機能の立ち上げを短い所要時間で
行い、適正な動作が確保できる。 (3) 請求項3の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、スキャナAGCの
タイミングを白黒読み取り可能な機能は早く、カラー読
み取り可能な機能は遅く行うようにすることにより白黒
スキャナとして使用するときは精度を必要としないの
で、すぐに使用可能となり、カラースキャナとして使用
するときは精度を必要とするので、安定後に使用可能と
して高精度を確保することができる。 (4) 請求項4の発明に対応する効果 上記(1)、(2)の効果に加えて、スキャナAGCの
タイミングを2値読み取り可能な機能は早く、多値読み
取り可能な機能は遅く行うようにすることにより2値ス
キャナとして使用するときは精度を必要としないので、
すぐに使用可能となり、多値スキャナとして使用すると
きは精度を必要とするので、安定後に使用可能として高
精度を確保することができる。
【0030】(5) 請求項5,6の発明に対応する効
果 上記(1)〜(4)の効果に加えて、画像形成手段が電
子写真プロセスにより画像を形成する手段である場合
に、スキャナの読み取り手段のAGC処理を定着リロー
ド温度到達後に行うことにより、また、前記スキャナA
GC処理の前に前記画像形成手段におけるプロセスコン
トロールを行うことにより、コピー機能を立ち上げる場
合に立ち上げの所要時間を不要にのばすことなく、適時
(正に画像形成時の)にAGC処理が行われ、適正な条
件をスキャナに設定することが可能となる。 (6) 請求項7の発明に対応する効果 上記(5)の効果に加えて、カラーコピーとして不可欠
な偽造防止用のバーコード読み取り動作を、最初の白レ
ベル及び/又は黒レベル補正後で、かつ前記画像形成手
段を画像形成可能な状態に立ち上げる途中の都合がよい
タイミングで実施できるので、立ち上がり時間を不要に
のばすことを防止できる。 (7) 請求項8の発明に対応する効果 コピー・FAX・スキャナ/プリンタ機能の動作が可能
な複合型の画像処理装置において、上記(1)〜(6)
の効果を具現化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる画像処理装置の実施例の全体
ブロック図を示す。
【図2】 本発明の画像処理装置の電源投入時に行われ
る初期設定動作の1例を示すフローチャートである。
【図3】 本発明の画像処理装置の電源投入時に行われ
る初期設定動作の他の例を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の画像処理装置の電源ON時に行われる
スキャナ動作の1例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…カラースキャナ部、 2…FAX I/
F部、3…スキャナ/プリンタ I/F部、4…画像処
理部、5…カラープリンタ部、 6…制御
部、7…PC(パーソナル コンピュータ)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り手段において白レベル補正
    及び/又は黒レベル補正を行い、該画像読み取り手段が
    読み取った画像データを外部に出力させるモード、及び
    画像読み取り手段が読み取った画像データをもとに画像
    形成手段により画像を形成させるモードで画像処理動作
    を行う画像処理装置において、電源投入後から前記画像
    形成手段が画像形成可能な状態になるまでの間に、前記
    画像読み取り手段における白レベル補正及び/又は黒レ
    ベル補正を前記動作モードが実行可能となる各々のタイ
    ミングに合わせて行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された画像処理装置にお
    いて、前記画像読み取り手段が読み取り性能を異にした
    複数機能を持つ手段である場合に、前記白レベル補正及
    び/又は黒レベル補正のタイミングを前記機能別に異な
    らせるようにしたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載された画像処理装置にお
    いて、白レベル補正及び/又は黒レベル補正のタイミン
    グを読み取りを白黒読み取り可能な機能を用いて行う場
    合に早く、カラー読み取り可能な機能を用いて行う場合
    に遅く行うようにすることを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載された画像処理装
    置において、白レベル補正及び/又は黒レベル補正のタ
    イミングを読み取りを2値読み取り可能な機能を用いて
    行う場合に早く、多値読み取り可能な機能を用いて行う
    場合に遅く行うようにすることを特徴とする画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載された
    画像処理装置において、前記画像形成手段が電子写真プ
    ロセスにより画像を形成する手段である場合に、画像形
    成モード時の前記白レベル補正及び/又は黒レベル補正
    を定着リロード温度到達後に行うことを特徴とする画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された画像処理装置にお
    いて、前記制御手段は、前記定着リロード温度到達後に
    行う白レベル及び/又は黒レベル補正の前に前記画像形
    成手段におけるプロセスコントロールを行うことを特徴
    とする画像処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載された
    画像処理装置において、前記制御手段は、最初の白レベ
    ル及び/又は黒レベル補正後で、かつ前記画像形成手段
    を画像形成可能な状態にするまでの間に、前記画像読み
    取り手段における偽造防止用のバーコード読み取りを行
    わせることを特徴とする画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかに記載された
    画像処理装置において、前記画像データを外部に出力さ
    せる動作モードがFAX機能、スキャナ機能の少なくと
    も1機能を用いたモードであることを特徴とする画像処
    理装置。
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