JP2001051221A - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置

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JP2001051221A
JP2001051221A JP2000161428A JP2000161428A JP2001051221A JP 2001051221 A JP2001051221 A JP 2001051221A JP 2000161428 A JP2000161428 A JP 2000161428A JP 2000161428 A JP2000161428 A JP 2000161428A JP 2001051221 A JP2001051221 A JP 2001051221A
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Shinichi Shikii
愼一 式井
Yasuhiro Kawai
康弘 川井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光路を折り返す構造を有する光走査装置にお
いて、光路を折り返す手段の反射面に埃が堆積しないよ
うにする。 【解決手段】 ポリゴンミラー20により偏向された光
ビームを、入射面33aと2つの反射面33b,33c
を有する台形状の折返しプリズム33の入射面33aに
略直角に入射させる。入射した光ビームは、反射面33
bで反射面33c側に向けて全反射し、さらに反射面3
3cで入射面33a側に向けて全反射し、入射面33a
から入射ビームと略反対方向に出射する。出射した光ビ
ームは、シリンドリカルレンズ34を通過して、シリン
ドリカルミラー35により反射されて被走査面40に向
かい、被走査面40上で走査スポットを形成する。折返
しプリズム33の天井側を向いた反射面33cには埃が
付着することとがなく、また、天井側に位置する反射面
33bには防塵カバー39が被せられているので、同様
に埃付着の問題を生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ビームを被走査
面上に等速走査させる光走査装置に関し、より詳細に
は、回転多面鏡などの光偏向器によって偏向された光ビ
ームの光路を折り返す構造を有する光走査装置における
埃対策に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリゴンミラー(回転多面
鏡)を使用した偏向器によって反射偏向された光ビーム
により光走査を行なう光走査装置がよく知られている。
この種の光走査装置はレーザビームなどを使用する記録
装置や読取装置に用いられているが、その一般的な構成
は、光ビームを出射する光源と、この光源から出射され
た光ビームを偏向するポリゴンミラーと、偏向された光
ビームを所定の被走査面上で収束させるとともに被走査
面上において等速走査させるfθレンズおよび偏向器の
面倒れによる走査線の位置誤差(ピッチムラ)を補正す
る面倒れ補正レンズなどを用いた走査光学系(結像光学
系)とからなる。
【0003】ここで、この走査光学系を構成するfθレ
ンズなどを、ポリゴンミラーにより偏向された光ビーム
の光軸上に単純に1列に配設すると、走査光学系のサイ
ズがこの光軸方向に大きくなってしまう。
【0004】そこで、例えば図4に示すように、走査光
学系に2枚の反射ミラー132,133を挿入し、ポリ
ゴンミラー120によって偏向されfθレンズ131を
通過した光ビームL1の光路を、第1の反射ミラー13
2により斜めに折り返すとともに、該折り返した光ビー
ムL2の光路が第1の反射ミラー132に入射する光ビ
ームL1の光路と交叉するように、さらに第2の反射ミ
ラー133により反射する構造とすることによって、必
要な光路長を確保するとともに走査光学系を小型化する
ことが行なわれている(例えば、特開平3−22051
7号)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4に
示すように、光ビームの光路を折り返し且つ交叉させる
には、2枚の反射ミラー132,133の内、必ず1枚
(本例では第1の反射ミラー132)が天井側を向く構
造としなければならなず、この天井側を向いた反射ミラ
ーの反射面上には埃が堆積し易く、結果として、このよ
うな構造を有する光走査装置を使用する読取装置などに
おいて、画像ムラやS/N劣化などの問題を生じる。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であって、光ビームの光路を折り返す構造とするととも
に、埃付着の問題を解決することができる光走査装置を
提供すること目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光走査装置は、
偏向器から被走査面までの間に、偏向器からの光ビーム
を折り返す手段としての折返しプリズムを挿入すること
により、必要な光路長を確保するとともに、天井側を向
く反射面に埃が付着するという問題を解決したことを特
徴とするものである。
【0008】すなわち、本発明の光走査装置は、光ビー
ムを発する光源と、該光ビームを所定の方向に偏向する
偏向器と、該偏向器により偏向された光ビームを所定の
被走査面上において等速度走査させる走査光学系とを備
えた光走査装置であって、走査光学系を、偏向器から入
射した光ビームを、該光ビームの入射方向と逆向きに反
射する、少なくとも2つの反射面を有する折返しプリズ
ムを備えたものとしたことを特徴とするものである。
【0009】ここで「逆向き」とは、折返しプリズムか
ら出射した出射ビームの光軸が、少なくとも、折返しプ
リズムに入射する入射ビームの光軸と反対方向の成分を
有するものであればよく、必ずしも、出射ビームの光軸
が入射ビームの光軸と正反対方向でなくてもよい。
【0010】「折返しプリズム」は、少なくとも2つの
反射面を用いて、入射した光ビームを、各反射面におい
て順次全反射し、折返しプリズム内への入射方向と逆向
きに光ビームを出射することができるものである限り、
どのような形状のものであっても良い。例えば、この折
返しプリズムとしては、偏向された光ビームが入射する
入射面と、この入射面を透過した光ビームを反射する第
1の反射面と、第1の反射面で反射された光ビームを入
射面に向けて反射する第2の反射面とを有する三角プリ
ズムや台形プリズムなどを使用することができる。
【0011】さらに、本発明の光走査装置においては、
少なくとも2つの反射面のうち、折返しプリズムの天井
側に配された少なくとも1つの反射面を覆うように、該
少なくとも1つの反射面と空隙を隔てて防塵カバーを配
設する、すなわち天井側に位置する反射面を防塵カバー
で保護する構造とするのが好ましい。
【0012】また、折返しプリズムに入射し、該折返し
プリズム内で反射される光ビームの光路が、該折返しプ
リズム内で共振を起こさないように設定されているもの
とするのが望ましい。
【0013】ここで、「共振を起こさないように設定さ
れている」とは、折返しプリズムの形状と、該折返しプ
リズムに入射する入射ビームの入射位置および入射角と
の関係が、折返しプリズム内で光ビームが共振を起こさ
ないように設定されていることを意味する。
【0014】さらにまた、本発明の光走査装置において
は、入射面に付着する埃の影響を受けることなく、また
コンパクト且つ安価なものとするために、折返しプリズ
ムの入射面における光ビームの径(ビーム中心の光強度
Iの1/e2 となる点の直径;eは自然対数の底)を、
2mm以上10mm以下とするのが望ましい。
【0015】また、本発明の光走査装置においては、走
査光学系を、折返しプリズムにより反射された(折り返
された)光ビームを被走査面に向けて反射させる反射ミ
ラーをさらに備えたものとすることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の光走査装置によれば、偏向器か
らの光ビームを折り返す手段として折返しプリズムを使
用するようにしたので、天井側を向く反射面に埃が堆積
する虞れがなくなり、結果として、読取装置などにおい
て、画像ムラやS/N劣化などの問題を生じる虞れがな
くなる。
【0017】また、折返しプリズムの天井側に位置する
反射面を防塵カバーで保護する構造とすれば、この反射
面の外側に埃が付着して全反射に影響を与えるという問
題も生じない。
【0018】さらに、折返しプリズム内で共振を起こさ
ないように、折返しプリズムの形状と、折返しプリズム
に入射する入射ビームの入射位置および入射角との関係
を設定すれば、プリズム内部での光ビームの共振による
ノイズの発生を防止することができる。
【0019】さらにまた、折返しプリズムの入射面にお
けるビーム径を2mm以上10mm以下の範囲に抑える
ようにすれば、この微小サイズの埃が入射面に付着して
も、この埃の影響を受けることがなくなり、またコンパ
クトで低コストの光走査装置を構成することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光走査装置の具体
的な実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0021】図1は本発明の光走査装置の第1実施形態
の概略構成を示す主走査断面図(平面図)(A)および
ポリゴンミラー以降の走査光学系のみについて示した副
走査断面図(側面図)(B)である。なお、図中の互い
に直交するx,y,zの各軸の内、x軸方向を主走査方
向とし、z軸方向を副走査方向とする。また、xz平面
を主走査断面といい、yz平面を副走査断面という。
【0022】図1に示す光走査装置1は、波長が650
〜670nmの光ビーム(レーザビーム)を出射する光
源11と、光源11から出射された光ビームを平行光線
束とするコリメータレンズ12と、6つの偏向面(反射
面)を有し該偏向面に入射した光束を走査光学系(結像
光学系)30の方向に偏向する偏向器としてのポリゴン
ミラー20と、副走査方向に関して光ビームを収束させ
るように、すなわちコリメータレンズ12を通過した平
行光線束をポリゴンミラー20の偏向面上に線像を結ぶ
ように配置された入射光走査光学系としてのシリンドリ
カルレンズ14と、ポリゴンミラー20により偏向され
た光ビームを所定の被走査面40上に結像するとともに
この走査面上で等速度走査させる走査光学系30とから
なる構成である。
【0023】ここで、この光走査装置1に使用される走
査光学系30は、全体としてポリゴンミラー20側に凹
面を呈する球面レンズ31と、球面レンズ32と、入射
面33aおよび2つの反射面33b,33cを有しポリ
ゴンミラー20から入射面33aに入射した光ビームを
該光ビームの入射方向と逆向きに反射する台形状の折返
しプリズム33と、折返しプリズム33側が略平面で且
つ反対側が凹面を呈したシリンドリカルレンズ34と、
シリンドリカルレンズ34側に凹面を呈し、折返しプリ
ズム33により折り返されシリンドリカルレンズ34を
通過した光ビームを被走査面40に向けて反射させる反
射ミラーとしてのシリンドリカルミラー35とをこの順
に配してなる構成である。折返しプリズム33の天井側
に位置する反射面33b近傍には、この反射面33bと
空隙を隔てて、埃よけの防塵カバー39が被せられてい
る。なお、図1(B)において、シリンドリカルレンズ
34およびシリンドリカルミラー35が配された図中下
側を走査光学系30の1階といい、球面レンズ31,3
2が配された上側を走査光学系30の2階という。
【0024】上記構成の光走査装置1の光学定数を表1
に示す。なお、走査光学系30のレンズ軸とポリゴンミ
ラー20への入射ビームのなす角は79度、ビーム走査
角度は±42度、被走査面40上における光ビームの径
は主走査方向および副走査方向ともに、約100μmで
ある。
【表1】
【0025】また、折返しプリズム33は、光ビームが
入射面33aに対して略垂直に入射したとき、折返しプ
リズム33内で光ビームが共振を起こしてノイズを発生
することがないように、図示した形状のものにおいて
は、入射面33aと反射面33bとがなす角θ1と、入
射面33aと反射面33cとがなす角θ2とを合計した
角度が90度とならないように設定する。本例において
は、具体的には、角θ1,θ2の内、いずれか一方を4
5度とし、他方を45度から少しずれるように設定す
る。
【0026】次に上記構成の光走査装置1の作用につい
て説明する。
【0027】光源11から出射された光ビームは、コリ
メータレンズ12により平行光線束とされた後、シリン
ドリカルレンズ14によりポリゴンミラー20の反射面
上に線像として結像する。
【0028】ポリゴンミラー20の反射面において反射
した光ビームは、走査光学系30の2階に配された球面
レンズ31および球面レンズ32を通過して、折返しプ
リズム33の入射面33aに対して略垂直に入射する。
【0029】折返しプリズム33内に入射した光ビーム
は、先ず反射面33bで反射面33c側に向けて全反射
され、さらに反射面33cで入射面33a側に向けて全
反射され、入射面33aから、入射方向とは逆向きに出
射する。
【0030】この入射面33aから出射した光ビーム
は、走査光学系30の1階に配されたシリンドリカルレ
ンズ34を通過して、シリンドリカルミラー35により
反射偏向されてxz平面と略並行に配された被走査面4
0に向かい、被走査面40上に集光されてこの被走査面
40上で走査スポットを形成する。
【0031】ここで、ポリゴンミラー20は軸回りに矢
印R方向に高速回転されるため、折返しプリズム33の
入射面33aに入射する光ビームは該入射面33a上
を、図(A)中の矢印X方向に繰り返し主走査する。こ
の矢印X方向に繰り返し主走査された光ビームは、シリ
ンドリカルミラー35により反射偏向されるから被走査
面40上において、図(B)の奥行き方向に繰り返し主
走査されることになる。
【0032】ここで、折返しプリズム33の各反射面3
3b,33cと入射面33aとがなす角度は、光ビーム
が入射面33aに対して略垂直に入射したとき、共振を
起こさないように設定されているので、ビーム光の共振
によって画像にノイズが生じるなどの問題を生じること
はない。
【0033】また、天井側を向いた反射面33cは、反
射面33cの外側に埃が堆積することがなく、画像ムラ
やS/N劣化などの問題を生じる虞れがない。さらに、
折返しプリズム33の天井側に位置する反射面33b近
傍には、反射面33bすなわち折返しプリズム33と空
隙を隔てて防塵カバー39が設けられているので、この
反射面33bの外側に埃が堆積して全反射に影響を与え
るという問題も生じない。
【0034】なお、このような防塵カバー39を設ける
ことなく、反射面33bにおいて確実に全反射するよう
に、反射面33bに蒸着膜を塗布するなどしてもよい。
【0035】一方、光ビームが入射する入射面33aに
は埃付着防止用の防塵カバーを設けることは困難であ
る。ここで、付着した埃の大きさを最大φ200μmと
すると、ビーム径(1/e2 )が2mm以下のとき、埃
による光量のロスが1%以上になり、ムラ画像の原因と
なる。
【0036】他方、折返しプリズムの奥行きtを15m
mとすると、入射面33aの有効高さは10mm程度に
なり、ビーム径をこの有効高さ以下に抑える必要があ
る。逆に、ビーム径を有効高さ以上にしようとすると、
折返しプリズム33の奥行きtを大きくする必要が生
じ、結果として、光学系のコストアップにつながってし
まう。よって、ビーム径を2mm以上10mm以下の範
囲に抑えることにより、奥行きtが15mmの折返しプ
リズム30を使用することができ、φ200μm以下の
大きさの埃によってはムラ画像が生じることがなく、ま
たコンパクト且つ低コストの光走査装置を構成すること
ができる。
【0037】次に、本発明の光走査装置の第2実施形態
について、図2および表2を参照して説明する。
【0038】図2は、第2実施形態の光走査装置1の概
略構成を示す主走査断面図(A)およびポリゴン以降の
走査光学系のみについて示した副走査断面図(B)であ
る。なお、この図2において、図1中の要素と同等の要
素には同番号を付し、それらについての説明は特に必要
のない限り省略する。この第2実施形態の光走査装置1
の光学定数を表2に示す。
【表2】
【0039】この第2実施形態の光走査装置1は、上記
第1実施形態の光走査装置1において配されていた、折
返しプリズム33により折り返されシリンドリカルレン
ズ34を通過した光ビームを被走査面40に向けて反射
するシリンドリカルミラー35を取り除いた構造のもの
である。
【0040】折返しプリズム33の入射面33aから出
射した光ビームは、走査光学系30の1階に配されたシ
リンドリカルレンズ34を通過し直接に被走査面40に
向かい、xy平面と略並行に配された被走査面40上に
集光されて被走査面40上で走査スポットを形成する。
【0041】この第2実施形態の光走査装置1において
も、第1実施形態の光走査装置1と同様に、天井側を向
いた反射面33cには埃が堆積することがないので、画
像ムラやS/N劣化などの問題を生じる虞れがなく、ま
た防塵カバー39が設けられているので、この反射面3
3bの外側に埃が堆積して全反射に影響を与えるという
問題も生じない。
【0042】次に、本発明の光走査装置の第3実施形態
について、図3および表3を参照して説明する。
【0043】図3は、第3実施形態の光走査装置1の概
略構成を示す主走査断面図(A)および走査光学系のみ
について示した副走査断面図(B)である。なお、この
図3において、図1中の要素と同等の要素には同番号を
付し、それらについての説明は特に必要のない限り省略
する。この第3実施形態の光走査装置1の光学定数を表
3に示す。
【表3】
【0044】この第3実施形態の光走査装置1は、第1
実施形態の光走査装置1において走査光学系30の1階
に配されていたシリンドリカルレンズ34を2階に配し
た構造のものである。この第3実施形態の光走査装置1
においては、ポリゴンミラー20の反射面において反射
した光ビームは、走査光学系30の2階に配された球面
レンズ31,32を通過し、さらにシリンドリカルレン
ズ34を通過して、折返しプリズム33の入射面33a
に対して略垂直に入射する。
【0045】折返しプリズム33内に入射した光ビーム
は、反射面33b,33cにおいて夫々全反射した後、
入射面33aから、入射方向とは逆向きに出射する。こ
の入射面33aから出射した光ビームは、走査光学系3
0の1階に配されたシリンドリカルミラー35により反
射偏向されて被走査面40に向かい、被走査面40上に
集光されてこの被走査面40上で走査スポットを形成す
る。
【0046】この第3実施形態の光走査装置1において
も、第1実施形態の光走査装置1と同様に、天井側を向
いた反射面33cには埃が堆積することがないので、画
像ムラやS/N劣化などの問題を生じる虞れがなく、ま
た防塵カバー39が設けられているので、この反射面3
3bの外側に埃が堆積して全反射に影響を与えるという
問題も生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光走査装置の第1実施形態の概略構成
を示す主走査断面図(A)および副走査断面図(B)
【図2】本発明の光走査装置の第2実施形態の概略構成
を示す主走査断面図(A)および副走査断面図(B)
【図3】本発明の光走査装置の第3実施形態の概略構成
を示す主走査断面図(A)および副走査断面図(B)
【図4】従来の光走査装置の概略構成を示す副走査断面
【符号の説明】
1 光走査装置 11 レーザ光源 12 コリメータレンズ 14 シリンドリカルレンズ 20 ポリゴンミラー 30 走査光学系 31 球面レンズ 32 球面レンズ 33 折返しプリズム 34 シリンドリカルレンズ 35 シリンドリカルミラー 39 防塵カバー 40 被走査面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを発する光源と、該光ビーム
    を所定の方向に偏向する偏向器と、該偏向器により偏向
    された光ビームを所定の被走査面上において等速度走査
    させる走査光学系とを備えた光走査装置において、 前記走査光学系が、前記偏向器から入射した光ビーム
    を、該光ビームの入射方向と逆向きに反射する、少なく
    とも2つの反射面を有する折返しプリズムを備えたこと
    を特徴とする光走査装置。
  2. 【請求項2】 前記折返しプリズムが、前記偏向され
    た光ビームが入射する入射面と、該入射面を透過した光
    ビームを反射する第1の反射面と、該第1の反射面で反
    射された光ビームを前記入射面に向けて反射する第2の
    反射面とを有するプリズムであることを特徴とする請求
    項1記載の光走査装置。
  3. 【請求項3】 前記少なくとも2つの反射面のうち、
    前記折返しプリズムの天井側に配された少なくとも1つ
    の反射面を覆うように、該少なくとも1つの反射面と空
    隙を隔てて配設された防塵カバーをさらに備えたことを
    特徴とする請求項1または2記載の光走査装置。
  4. 【請求項4】 前記折返しプリズムに入射し、該折返
    しプリズム内で反射される光ビームの光路が、該折返し
    プリズム内で共振を起こさないように設定されているこ
    とを特徴とする請求項1から3いずれか1項記載の光走
    査装置。
  5. 【請求項5】 前記折返しプリズムの入射面における
    前記光ビームの径が2mm以上10mm以下であることを特
    徴とする請求項1から4いずれか1項記載の光走査装
    置。
  6. 【請求項6】 前記走査光学系が、前記折返しプリズ
    ムにより反射された光ビームを、前記被走査面に向けて
    反射させる反射ミラーをさらに備えたことを特徴とする
    請求項1から5いずれか1項記載の光走査装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018036435A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

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JP2018036435A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置及び該光走査装置を備えた画像形成装置

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