JP2001050807A - ストッパー付き振動センサー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、地震時作動させるべき防災機器
を、生活振動などで誤作動させないために初期作動振動
を制限したセンサーである。 【構成】 振動で自由に動くようになっている鉄球
（４）をストッパー（５）で囲んだ傾斜電極（２）に乗
せて、振動を受けると、電極２（３）に接触する様にな
っている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、主に、地震時の防災
設備を自動的に作動させる機器に利用される。

【０００２】

【従来の技術】従来の、振動センサーは初期作動点が曖
味であった為に、利用する際に制御が面倒であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】この発明が解決しよ
うとする課題は、振動により作動させる初期作動点を明
確にさせることである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】傾斜を持った、傾斜電極
（２）に自由に動く構造になっている鉄球（４）を乗せ
ておく。傾斜電極（２）には、ストッパー（５）がつい
ている。

【０００５】ストッパー（５）は、作動させたい振動の
大きさにより隆起角度を変更する。

【０００６】

【作用】本案は、以上のよな構成であるから、振動を受
けると、鉄球（４）が、移動しようとする。しかし、ス
トッパー（５）を乗り越える振動以上でない場合は移動
しない。

【０００７】振動がストッパー（５）を乗り越えるに足
る振動であった場合、鉄球（４）は、ストッパー（４）
を乗り越え、横に移動する。

【０００８】横に移動した鉄球は、傾斜電極（２）と電
極２（３）の触れると接触面（６）を通じて各電極に通
電される。

【０００９】振動が収まると、鉄球（４）は傾斜電極
（２）の傾斜を転がり元の位置に、戻る。

【実施例】以下、実施例について説明する。

【００１０】鉄球（４）は自由に動く構造になっている
ので、傾斜電極（２）の中央位置に止まっている。しか
も、ストッパー（５）隆起で、初期作動振動を制限させ
られている。

【００１１】ストッパー（４）隆起を乗り越える大きさ
の振動を検知すると鉄球（４）は、移動を行い電極２
（３）と傾斜電極（２）に同時に接触する。

【００１２】接触した鉄球（４）は、文字通り鉄球であ
るから導通し、接触面（６）を通して電気が流れる。

【００１３】以上、感知させたい振動に設定したストッ
パー（４）隆起を乗り越える大きさの振動を検知する
と、接触面（６）を通じて鉄球（４）内部を通り通電さ
れ、振動が収まると、傾斜を転がり鉄球は元の位置に戻
る。。

【発明の効果】以上のことから、このように簡単な構造
で、作動開始振動を設定して、振動センサーを作動する
ことが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の側面図で有る

【図２】本発明の俯瞰図である。

【符号の説明】

１ 本体 ２ 傾斜電極 ３ 電極２ ４ 鉄球 ５ ストッパー ６ 接触面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】鉄球が振動により、傾斜を駆け上がる事を
   利用して電気信号を送るセンサーで、初期作動を制御す
   るストッパー隆起を付けた、振動センサー。