JP2001050180A - スクロ−ル圧縮機 - Google Patents

スクロ−ル圧縮機

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JP2001050180A
JP2001050180A JP11219656A JP21965699A JP2001050180A JP 2001050180 A JP2001050180 A JP 2001050180A JP 11219656 A JP11219656 A JP 11219656A JP 21965699 A JP21965699 A JP 21965699A JP 2001050180 A JP2001050180 A JP 2001050180A
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JP
Japan
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fitting cylindrical
frame
scroll
compliant
cylindrical surface
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Application number
JP11219656A
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English (en)
Inventor
Yasumasa Suzuki
康巨 鈴木
Hiroshi Ogawa
博史 小川
Minoru Ishii
稔 石井
Kiyoharu Ikeda
清春 池田
Takeshi Fushiki
毅 伏木
Takashi Sehata
崇史 瀬畑
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来のスクロール圧縮機では、コンプライア
ントフレームとガイドフレームの上下2ヶ所の嵌合円筒
面を高精度の同軸度で加工する必用があったので、生産
性が悪いという問題点を有していた。 【解決手段】 コンプライアントフレームとガイドフレ
ームの嵌合円筒面を軸方向に湾曲した曲面とし両部品の
接点は滑らかに移動する。従って、加工精度を極端に厳
しくする必要もなくなり、信頼性を損なうことなく生産
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍空調機器に
使用される冷媒圧縮機に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、本発明者らによる先行例である
特願平9−268579号で示される従来のスクロール
圧縮機の部分縦断面図である。1は固定スクロールであ
り、外周部はガイドフレーム15にボルト(図示せず)
によって締結されており、また台板部1aの一方の面
(図8においては下側)には板状渦巻歯1bが形成され
ていると同時に、外周部には2個1対のオルダム案内溝
1cがほぼ一直線上に形成され、このオルダム案内溝1
cにはオルダムリング9の2個1対の固定側爪9cが往
復摺動自在に係合されている。さらに固定スクロール1
の側面方向(図8において右側)からは吸入管10aが
密閉容器10を貫通して圧入されている。
【0003】2は揺動スクロールであり、台板部2aの
一方の面(図8において上側)には固定スクロール1の
板状渦巻歯1bと実質的に同一形状の板状渦巻歯2bが
形成されており、また台板部2aの板状渦巻歯2bと反
対側の面(図8において下側)の中心部には中空円筒形
状のボス部2fが形成されており、そのボス部2fの内
側面には揺動軸受2cが形成されている。また、ボス部
2fと同じ側の面の外周部には、コンプライアントフレ
ーム3のスラスト軸受3aと圧接摺動可能なスラスト面
2dが形成されている。また、揺動スクロール2の台板
部2aの外周部には、前記固定スクロールのオルダム案
内溝1cとほぼ90度の位相差を持つ2個1対のオルダ
ム案内溝2eがほぼ一直線上に形成されており、このオ
ルダム案内溝2eにはオルダムリング9の2個1対の揺
動側爪9aが往復摺動自在に係合されている。
【0004】コンプライアントフレーム3の中心部に
は、電動機によって回転駆動される主軸4を半径方向に
支持する主軸受3c及び補助主軸受3hが形成されてい
る。
【0005】ガイドフレーム15の外周面15gは焼き
ばめもしくは溶接などによって密閉容器10に固着され
ているものの、固定スクロール1の吐出ポート1fから
吐出される高圧の冷媒ガスをガイドフレーム15より電
動機側(図8において下側)に設けられた吐出管10b
に導く流路は確保されている。またガイドフレーム15
の内側面の固定スクロール側(図8において上側)に
は、上嵌合円筒面15aが形成されており、コンプライ
アントフレーム3の外周面に形成された上嵌合円筒面3
dと係合されている。他方ガイドフレーム15の内側面
の電動機側(図8において下側)には、下嵌合円筒面1
5bが形成されており、コンプライアントフレーム3の
外周面に形成された下嵌合円筒面3eと係合されてい
る。またガイドフレーム15の内側面には、シール材を
収納するシール溝が2ヶ所に形成されており、それらシ
ール溝に上シール材16aおよび下シール材16bが嵌
着されている。そしてこれら2つのシール材とガイドフ
レーム15の内側面とコンプライアントフレーム3との
外側面とによって形成された空間、すなわちフレーム空
間15fは、コンプライアントフレーム3に形成された
均圧孔3iを介してボス部外側空間2hと連通してい
る。なお、上シール材16a及び下シール材16bは必
ずしも必用ではなく、係合箇所の微小隙間でシール可能
であれば省略できる部品である。また、上下を揺動スク
ロールの台板部2aとコンプライアントフレーム3で囲
われたスラスト軸受3aの外周側の空間、すなわち台板
外周部空間2iは、板状渦巻歯の巻終わり近傍である吸
入空間1gと連通しているので、吸入ガス雰囲気となっ
ている。
【0006】主軸4の揺動スクロール側(図8において
上側)端部には、揺動スクロール2の揺動軸受2cと回
転自在に係合する揺動軸受部4bが形成されており、そ
の下側には主軸バランサ4eが焼きばめられており、さ
らにその下側にはコンプライアントフレーム3の主軸受
3c及び補助主軸受3hと回転自在に係合する主軸部4
cが形成されている。また主軸の他端部には、サブフレ
ーム6の副軸受6aと回転自在に係合する副軸部4dが
形成されており、この副軸部4dと前述した主軸部4c
との間に電動機回転子8が焼きばめられている。また、
この電動機回転子8の上端面には上バランサ8aが、下
端面には下バランサ8bが締結されており、前述した主
軸バランサ4eとの3個のバランサによって静バランス
及び動バランスがとられている。さらに主軸4の下端面
にはオイルパイプ4fが圧入されており、密閉容器10
の底部に溜まった冷凍機油10eを吸い上げる。
【0007】また、密閉容器10の側面にはガラス端子
10fが取り付けられており、電動機固定子7からのリ
ード線が接合されている。
【0008】次に、この従来のスクロール圧縮機の基本
動作について説明する。定常運転時には密閉容器空間1
0dは吐出ガス雰囲気となり高圧となるので、密閉容器
10の底部の冷凍機油10eがオイルパイプ4f、主軸
4に軸方向に貫通して設けられた高圧油給油穴4gを経
由してボス部空間2gに導かれる。そして、この高圧油
は揺動軸受2cで減圧されて中間圧となり、ボス部外側
空間2hに流れる。中間圧となった冷凍機油は、均圧孔
3iを通ってフレーム空間15fに流れ、その後中間圧
調整弁などを経由して低圧空間である台板外周部空間2
iに開放される。さてコンプライアントフレーム3に
は、ボス部外側空間2hの中間圧に起因する力及びスラ
スト軸受3aを介しての揺動スクロール2からの押付け
力の合計が下向きの力として作用するものの、フレーム
空間15fの中間圧に起因する力及び下端面の高圧雰囲
気に露出している部分に作用する高圧に起因する力の合
計が上向きの力として作用し、そして定常運転時にはこ
の上向きの力が前述した下向きの力より大きくなるよう
に設定されている。このためコンプライアントフレーム
3は、上嵌合円筒面3dをガイドフレーム15の上嵌合
円筒面15aに、下嵌合円筒面3eをガイドフレーム1
5の下嵌合円筒面15bに案内され、固定スクロール側
(図8において上側)に浮き上がっている。そしてスラ
スト軸受3aを介してコンプライアントフレーム3に押
し付けられている揺動スクロール2も、同じく上方に浮
き上がり、その結果揺動スクロール2の歯先と歯底は、
固定スクロール1のそれぞれ歯底と歯先に接触して摺動
する。
【0009】また液圧縮時などには、揺動スクロール2
に作用するスラスト方向ガス負荷Fgthが大きくな
り、揺動スクロール2はスラスト軸受3aを介してコン
プライアントフレーム3を反固定スクロール側(図8に
おいて下側)に強く押し下げるので、揺動スクロール2
の歯先や歯底と固定スクロール1の歯底や歯先との間に
は比較的大きな隙間が生じ、圧縮室内の異常な圧力上昇
が回避される。なお、この時のリリーフ量は、コンプラ
イアントフレーム3のリリーフ当り面3qとガイドフレ
ーム15のリリーフ面15hとの距離によって管理され
る。
【0010】さて、コンプライアントフレーム3には、
揺動スクロール2に発生する転覆モーメントの一部また
は全部がスラスト軸受3aを介して伝達されるものの、
主軸受3cから受ける軸受負荷と、その反作用である2
つの力の合力、すなわち上嵌合円筒面3dを介してガイ
ドフレーム15から受ける反力と下嵌合円筒面3eを介
してガイドフレーム15から受ける反力との合力、とに
よって生ずる遇力が前記転覆モーメントを打ち消すよう
に作用するので、非常に良好な定常運転時追随動作安定
性及びリリーフ動作安定性を有する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した、コン
プライアントフレームがそれ自身のモーメントバランス
をとりながら軸方向に可動である従来のスクロール圧縮
機、いわゆる従来のフレームコンプライアントスクロー
ル圧縮機では、図9に示すように、コンプライアントフ
レームの上嵌合円筒面の径「D3d」と下嵌合円筒面の径
「D3e」との差「D3d−D3e」と、ガイドフレームの上
嵌合円筒面の径「D15a」と下嵌合円筒面の径「D15b」
との差「D15a−D15b」とが精度良くほぼ同じ値に加工
されている場合は、コンプラフレームの上嵌合円筒面3
dとガイドフレームの上嵌合円筒面15aは平行にな
り、同時にコンプラフレームの下嵌合円筒面3eとガイ
ドフレームの下嵌合円筒面15bも平行となる。この状
態でにリリーフした時には(図9でコンプライアントフ
レームが下側に微小に動いた時には)、両嵌合面とも良
好な微小摺動が約束される。
【0012】他方、図10に示すように、コンプライア
ントフレームの上嵌合円筒面の径「D3d」と下嵌合円筒
面の径「D3e」との差「D3d−D3e」と、ガイドフレー
ムの上嵌合円筒面の径「D15a」と下嵌合円筒面の径
「D15b」との差「D15a−D15b」とが等しくない場合
(この図では「D15a−D15b > D3d−D3e」)、コン
プラフレームの上嵌合円筒面3dの上嵌合面エッジ部3
jはガイドフレームの上嵌合円筒面15aに食い込んだ
状態になり、同時にコンプラフレームの下嵌合円筒面3
eの下嵌合面エッジ部3kもガイドフレームの下嵌合円
筒面15bに食い込んだ状態になる。この状態でにリリ
ーフした時には(図10でコンプライアントフレームが
下側に微小に動いた時には)、コンプライアントフレー
ム3の上嵌合面エッジ部3jがガイドフレーム15の上
嵌合円筒面15aにダメージを与えるとともに、コンプ
ライアントフレーム3の下嵌合面エッジ部3kがガイド
フレーム15の上嵌合円筒面15bにダメージを与え
る。すなわち、コンプライアントフレームの上嵌合円筒
面の径「D3d」、下嵌合円筒面の径「D3e」、ガイドフ
レームの上嵌合円筒面の径「D15a」、下嵌合円筒面の
径「D15b」の4ヶ所全てを高精度に加工しないと、ガ
イドフレーム15の上嵌合円筒面15aおよび下嵌合円
筒面15bが異常摩耗してロックし、コンプラフレーム
3は作動不良となる。
【0013】この発明は、上記の問題点を解消するため
になされたもので、信頼性を損なうことなくコンプライ
アントフレームの加工性を改善することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1のスクロ−ル圧
縮機は、密閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦巻歯
が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合わされ
た固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スク
ロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動スクロー
ルを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプライアン
トフレームと、前記コンプライアントフレームの2つの
嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライアントフ
レ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径方向に
支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレームとを
備えたスクロール圧縮機において、前記コンプライアン
トフレームの2つの嵌合円筒面及び前記ガイドフレ−ム
の2つの嵌合円筒面に全周にわたって軸方向に湾曲した
曲面を設けたものである。
【0015】また、請求項2のスクロ−ル圧縮機は、密
閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦巻歯が相互間に
圧縮室を形成するように互いに噛み合わされた固定スク
ロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロールを軸
方向に支持するとともに、前記揺動スクロールを駆動す
る主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレーム
と、前記コンプライアントフレームの2つの嵌合円筒面
とそれぞれ嵌合し、前記コンプライアントフレ−ムを軸
方向に摺動可能にするとともに、半径方向に支持する2
つの嵌合円筒面を有するガイドフレームとを備えたスク
ロール圧縮機において、前記コンプライアントフレーム
の一方の嵌合円筒面もしくはこの嵌合円筒面に嵌合する
ガイドフレームの嵌合円筒面のどちらか一方に全周にわ
たって軸方向に湾曲した曲面を設けるとともに、前記コ
ンプライアントフレームの他方の嵌合円筒面もしくはこ
の嵌合円筒面に嵌合するガイドフレームの嵌合円筒面の
どちらか一方に全周にわたって軸方向に湾曲した曲面を
設けたものである。
【0016】また、請求項3のスクロ−ル圧縮機は、密
閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦巻歯が相互間に
圧縮室を形成するように互いに噛み合わされた固定スク
ロール及び揺動スクロールと、前記揺動スクロールを軸
方向に支持するとともに、前記揺動スクロールを駆動す
る主軸を半径方向に支持するコンプライアントフレーム
と、前記コンプライアントフレームの2つの嵌合円筒面
とそれぞれ嵌合し、前記コンプライアントフレ−ムを軸
方向に摺動可能にするとともに、半径方向に支持する2
つの嵌合円筒面を有するガイドフレームとを備えたスク
ロール圧縮機において、前記コンプライアントフレーム
の固定スクロ−ル側及び電動機側の2つの嵌合円筒面の
うち、固定スクロ−ル側の嵌合円筒面及びこの嵌合円筒
面に嵌合する前記ガイドフレームの嵌合円筒面の少なく
とも一方の嵌合円筒面の全周にわたって軸方向に湾曲し
た曲面を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.まず最初に、図1
及び図2において、本発明の実施の形態1の説明を行
う。
【0018】図1は本発明の実施の形態1の縦断面図で
あり、また図2は本発明の実施の形態1の主要箇所の部
分縦断面図である。1は固定スクロールであり、外周部
はガイドフレーム15にボルト(図示せず)によって締
結されており、また台板部1aの一方の面(図1におい
ては下側)には板状渦巻歯1bが形成されていると同時
に、外周部には2個1対のオルダム案内溝1cがほぼ一
直線上に形成され、このオルダム案内溝1cにはオルダ
ムリング9の2個1対の固定側爪9cが往復摺動自在に
係合されている。さらに固定スクロール1の側面方向
(図1において右側)からは吸入管10aが密閉容器1
0を貫通して圧入されている。
【0019】2は揺動スクロールであり、台板部2aの
一方の面(図1において上側)には固定スクロール1の
板状渦巻歯1bと実質的に同一形状の板状渦巻歯2bが
形成されており、また台板部2aの板状渦巻歯2bと反
対側の面(図1において下側)の中心部には中空円筒形
状のボス部2fが形成されており、そのボス部2fの内
側面には揺動軸受2cが形成されている。また、ボス部
2fと同じ側の面の外周部には、コンプライアントフレ
ーム3のスラスト軸受3aと圧接摺動可能なスラスト面
2dが形成されている。また、揺動スクロール2の台板
部2aの外周部には、前記固定スクロールのオルダム案
内溝1cとほぼ90度の位相差を持つ2個1対のオルダ
ム案内溝2eがほぼ一直線上に形成されており、このオ
ルダム案内溝2eにはオルダムリング9の2個1対の揺
動側爪9aが往復摺動自在に係合されている。
【0020】コンプライアントフレーム3の中心部に
は、電動機によって回転駆動される主軸4を半径方向に
支持する主軸受3c及び補助主軸受3hが形成されてい
る。
【0021】ガイドフレーム15の外周面15gは焼き
ばめもしくは溶接などによって密閉容器10に固着され
ているものの、固定スクロール1の吐出ポート1fから
吐出される高圧の冷媒ガスをガイドフレーム15より電
動機側(図1において下側)に設けられた吐出管10b
に導く流路は確保されている。またガイドフレーム15
の内側面の固定スクロール側(図1において上側)に
は、上嵌合円筒面15aが形成されており、コンプライ
アントフレーム3の外周面に形成された上嵌合円筒面3
dと係合されている。他方ガイドフレーム15の内側面
の電動機側(図1において下側)には、下嵌合円筒面1
5bが形成されており、コンプライアントフレーム3の
外周面に形成された下嵌合円筒面3eと係合されてい
る。また、コンプライアントフレームとガイドフレーム
の各々2ヶ所の嵌合円筒面には、図2に示すように全周
にわたって軸方向に湾曲した曲面を設けられている。な
お、固定スクロ−ル1を密閉容器10に焼きばめ等で固
着し、ガイドフレ−ム15をこれにボルト締結するよう
にしてもよい。
【0022】またガイドフレーム15の内側面には、シ
ール材を収納するシール溝が2ヶ所に形成されており、
それらシール溝に上シール材16aおよび下シール材1
6bが嵌着されている。そしてこれら2つのシール材と
ガイドフレーム15の内側面とコンプライアントフレー
ム3との外側面とによって形成された空間、すなわちフ
レーム空間15fは、コンプライアントフレーム3に形
成された均圧孔3iを介してボス部外側空間2hと連通
している。なお、上シール材16a及び下シール材16
bは必ずしも必用ではなく、係合箇所の微小隙間でシー
ル可能であれば省略できる部品である。また、上下を揺
動スクロールの台板部2aとコンプライアントフレーム
3で囲われたスラスト軸受3aの外周側の空間、すなわ
ち台板外周部空間2iは、板状渦巻歯の巻終わり近傍で
ある吸入空間1gと連通しているので、吸入ガス雰囲気
となっている。
【0023】主軸4の揺動スクロール側(図1において
上側)端部には、揺動スクロール2の揺動軸受2cと回
転自在に係合する揺動軸受部4bが形成されており、そ
の下側には主軸バランサ4eが焼きばめられており、さ
らにその下側にはコンプライアントフレーム3の主軸受
3c及び補助主軸受3hと回転自在に係合する主軸部4
cが形成されている。また主軸の他端部には、サブフレ
ーム6の副軸受6aと回転自在に係合する副軸部4dが
形成されており、この副軸部4dと前述した主軸部4c
との間に電動機回転子8が焼きばめられている。また、
この電動機回転子8の上端面には上バランサ8aが、下
端面には下バランサ8bが締結されており、前述した主
軸バランサ4eとの3個のバランサによって静バランス
及び動バランスがとられている。さらに主軸4の下端面
にはオイルパイプ4fが圧入されており、密閉容器10
の底部に溜まった冷凍機油10eを吸い上げる。
【0024】また、密閉容器10の側面にはガラス端子
10fが取り付けられており、電動機固定子7からのリ
ード線が接合されている。
【0025】次に、この実施の形態1のスクロール圧縮
機の基本動作について説明する。定常運転時には、密閉
容器空間10dは吐出ガス雰囲気となり、高圧となるの
で、密閉容器10の底部の冷凍機油10eがオイルパイ
プ4f、主軸4に軸方向に貫通して設けられた高圧油給
油穴4gを経由してボス部空間2gに導かれる。そし
て、この高圧油は揺動軸受2cで減圧されて中間圧とな
り、ボス部外側空間2hに流れる。中間圧となった冷凍
機油は、均圧孔3iを通ってフレーム空間15fに流
れ、その後中間圧調整弁などを経由して低圧空間である
台板外周部空間2iに開放される。さてコンプライアン
トフレーム3には、ボス部外側空間2hの中間圧に起因
する力及びスラスト軸受3aを介しての揺動スクロール
2からの押付け力の合計が下向きの力として作用するも
のの、フレーム空間15fの中間圧に起因する力及び下
端面の高圧雰囲気に露出している部分に作用する高圧に
起因する力の合計が上向きの力として作用し、そして定
常運転時にはこの上向きの力が前述した下向きの力より
大きくなるように設定されている。このためコンプライ
アントフレーム3は、上嵌合円筒面3dをガイドフレー
ム15の上嵌合円筒面15aに、下嵌合円筒面3eをガ
イドフレーム15の下嵌合円筒面15bに案内され、固
定スクロール側(図1において上側)に浮き上がってい
る。そしてスラスト軸受3aを介してコンプライアント
フレーム3に押し付けられている揺動スクロール2も、
同じく上方に浮き上がり、その結果揺動スクロール2の
歯先と歯底は、固定スクロール1のそれぞれ歯底と歯先
に接触して摺動する。なお、図2の場合、コンプライア
ントフレーム3とガイドフレーム15の各々2ヶ所の嵌
合円筒面の曲面の頂点の軸方向位置は、この定常運転状
態において互いに一致するように設計されている。
【0026】また液圧縮時などには、揺動スクロール2
に作用するスラスト方向ガス負荷Fgthが大きくな
り、揺動スクロール2はスラスト軸受3aを介してコン
プライアントフレーム3を反固定スクロール側(図1に
おいて下側)に強く押し下げるので、揺動スクロール2
の歯先や歯底と固定スクロール1の歯底や歯先との間に
は比較的大きな隙間が生じ、圧縮室内の異常な圧力上昇
が回避される。なお、この時のリリーフ量は、コンプラ
イアントフレーム3のリリーフ当り面3qとガイドフレ
ーム15のリリーフ面15hとの距離によって管理され
る。
【0027】では次に、リリーフ動作時の嵌合円筒面の
状態について述べる。本実施の形態1のスクロール圧縮
機では、図2に示すように、コンプライアントフレーム
の上嵌合円筒面3dおよびガイドフレームの上嵌合円筒
面15aは軸方向に湾曲した曲面形状である。このた
め、コンプライアントフレームがリリーフ(図2で下側
に移動)した場合、両部品の接点は滑らかに移動する。
すなわち、図10に示した従来例のようにエッジ部を持
たないので、異常摩耗が進行してロックしてしまうよう
な不具合は発生し得ない。
【0028】また、嵌合円筒面の軸方向湾曲面は、圧接
する両部品すなわちコンプライアントフレームとガイド
フレームの両部品に形成せず、一方の部品のみに形成し
てもほぼ同等の効果が得られる。例えば図3に示すよう
に、ガイドフレーム15の上嵌合円筒面15aと下嵌合
円筒面15bにのみ軸方向の湾曲面を形成し、コンプラ
イアントフレーム3の上嵌合円筒面3dと下嵌合円筒面
3eには軸方向の湾曲面を形成しない場合でも、エッジ
部を持たないので異常摩耗の進行やロックの発生を回避
できると共に、湾曲面の加工が2ヶ所で済むので生産性
の向上による更なるコスト低減がはかれる。また湾曲面
の形成がガイドフレーム15よりコンプラフレーム3の
方が容易である場合は、図4に示すようにコンプラフレ
ーム3の上嵌合円筒面3dと下嵌合円筒面3eにのみ軸
方向の湾曲面を形成しても、図3と同一の作用と効果が
得られる。また、軸方向の湾曲面の形成を、上下の嵌合
円筒面で一方をコンプライアントフレ−ム3とし、他方
をガイドフレ−ム15とするように別々としてもよい。
【0029】さらに、嵌合円筒面の軸方向湾曲面は、図
5に示すように、上下2ヶ所の嵌合円筒面のうちコンプ
ライアントフレ−ム3及びガイドフレ−ム15の両部品
の上嵌合円筒面(固定スクロ−ル側の嵌合円筒面)にだ
け形成しても、ほぼ同等の効果が得られる。というの
は、一般に下嵌合円筒面より上嵌合円筒面の方が作用力
が大きいため、異常摩耗などのトラブルが発生するのは
上嵌合円筒面がほとんどであることによる。
【0030】加えて、この場合にも上嵌合円筒面の軸方
向湾曲面は、圧接する両部品すなわちコンプライアント
フレーム3とガイドフレーム15の両部品に形成せず、
一方の部品のみに形成してもほぼ同等の効果が得られ
る。例えば図6示すように、ガイドフレーム15の上嵌
合円筒面15aにのみ軸方向の湾曲面を形成し、コンプ
ライアントフレーム3の上嵌合円筒面3dには軸方向の
湾曲面を形成しない場合でも、エッジ部を持たないので
異常摩耗の進行やロックの発生を回避できると共に、湾
曲面の加工が1ヶ所で済むので生産性の向上による更な
るコスト低減がはかれる。また湾曲面の形成がガイドフ
レーム15よりコンプラフレーム3の方が容易である場
合は、図7に示すようにコンプラフレーム3の上嵌合円
筒面3dにのみ軸方向の湾曲面を形成しても、図5と同
一の作用と効果が得られる。
【0031】なお、コンプライアントフレーム3には、
揺動スクロール2に発生する転覆モーメントの一部また
は全部がスラスト軸受3aを介して伝達されるものの、
主軸受3cから受ける軸受負荷と、その反作用である2
つの力の合力、すなわち上嵌合円筒面3dを介してガイ
ドフレーム15から受ける反力と下嵌合円筒面3eを介
してガイドフレーム15から受ける反力との合力、とに
よって生ずる遇力が前記の伝達された転覆モーメントを
打ち消すように作用するので、非常に良好な定常運転時
追随動作安定性及びリリーフ動作安定性を有するのは従
来のフレームコンプライアントスクロール圧縮機と同様
である。
【0032】なお、本発明の実施の形態1は、すべて小
形・中形の冷凍機・空調機において主に実施されている
密閉型圧縮機で説明したが、自動車用空調機で主に採用
されている駆動要素を圧縮要素収納容器の外部に有する
形態のの圧縮機でも同様な効果が得られる。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わるスクロール圧
縮機は、密閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦巻歯
が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合わされ
た固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動スク
ロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動スクロー
ルを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプライアン
トフレームと、前記コンプライアントフレームの2つの
嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライアントフ
レ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径方向に
支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレームとを
備えたスクロール圧縮機において、前記コンプライアン
トフレームの2つの嵌合円筒面及び前記ガイドフレ−ム
の2つの嵌合円筒面に全周にわたって軸方向に湾曲した
曲面を設けたので、コンプライアントフレームおよびガ
イドフレームの加工精度を極端に厳しくする必要がなく
なるので、信頼性を損なうことなく生産性の高い低コス
トのスクロール圧縮機が実現される。
【0034】また、本発明の請求項2に係わるスクロー
ル圧縮機は、密閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦
巻歯が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合わ
された固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動
スクロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動スク
ロールを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプライ
アントフレームと、前記コンプライアントフレームの2
つの嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライアン
トフレ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径方
向に支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレーム
とを備えたスクロール圧縮機において、前記コンプライ
アントフレームの一方の嵌合円筒面もしくはこの嵌合円
筒面に嵌合するガイドフレームの嵌合円筒面のどちらか
一方に全周にわたって軸方向に湾曲した曲面を設けると
ともに、前記コンプライアントフレームの他方の嵌合円
筒面もしくはこの嵌合円筒面に嵌合するガイドフレーム
の嵌合円筒面のどちらか一方に全周にわたって軸方向に
湾曲した曲面を設けたことで、コンプライアントフレー
ムおよびガイドフレームの加工精度を極端に厳しくする
必要がなくなるとともに湾曲面の加工が2ヶ所となるの
で、信頼性を損なうことなく生産性のさらに高いすなわ
ちさらに低コストのスクロール圧縮機が実現される。
【0035】また、本発明の請求項3に係わるスクロー
ル圧縮機は、密閉容器内に設けられ、それぞれの板状渦
巻歯が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合わ
された固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺動
スクロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動スク
ロールを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプライ
アントフレームと、前記コンプライアントフレームの2
つの嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライアン
トフレ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径方
向に支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレーム
とを備えたスクロール圧縮機において、前記コンプライ
アントフレームの固定スクロ−ル側及び電動機側の2つ
の嵌合円筒面のうち、固定スクロ−ル側の嵌合円筒面及
びこの嵌合円筒面に嵌合する前記ガイドフレームの嵌合
円筒面の少なくとも一方の嵌合円筒面の全周にわたって
軸方向に湾曲した曲面を設けたことで、コンプライアン
トフレームおよびガイドフレームの加工精度を極端に厳
しくする必要がなくなるとともに湾曲面の加工が最小1
ヶ所となるので、信頼性を損なうことなく生産性のさら
に高いすなわちさらに低コストのフレームコンプライア
ントスクロール圧縮機が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1のスクロ−ル圧縮機の
縦断面図。
【図2】 本発明の実施の形態1のスクロ−ル圧縮機の
主要部の部分縦断面図。
【図3】 本発明の実施の形態1の別ののスクロ−ル圧
縮機の主要部の部分縦断面図。
【図4】 本発明の実施の形態1のさらに別のスクロ−
ル圧縮機の主要部の部分縦断面図。
【図5】 本発明の実施の形態1のさらに別のスクロ−
ル圧縮機の主要部の部分縦断面図。
【図6】 本発明の実施の形態1のさらに別のスクロ−
ル圧縮機の主要部の部分縦断面図。
【図7】 本発明の実施の形態1のさらに別のスクロ−
ル圧縮機の主要部の部分縦断面図。
【図8】 従来のスクロール圧縮機の縦断面図。
【図9】 従来のスクロール圧縮機の不具合を説明する
説明図。
【図10】 従来のスクロール圧縮機の不具合を説明す
る別の説明図。
【符号の説明】
1 固定スクロール、1b 板状渦巻歯、2 揺動スク
ロール、2b 状渦巻歯、3 ンプライアントフレー
ム、3d 嵌合円筒面、3e 嵌合円筒面、4軸、10
閉容器、15 イドフレーム、15a 嵌合円筒面、
15b 嵌合円筒面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 稔 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 池田 清春 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 伏木 毅 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 瀬畑 崇史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3H039 AA03 AA04 AA12 BB04 BB07 BB08 CC02 CC03 CC08 CC09 CC33

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に設けられ、それぞれの板状
    渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合
    わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺
    動スクロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動ス
    クロールを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプラ
    イアントフレームと、前記コンプライアントフレームの
    2つの嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライア
    ントフレ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径
    方向に支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレー
    ムとを備えたスクロール圧縮機において、 前記コンプライアントフレームの2つの嵌合円筒面及び
    前記ガイドフレ−ムの2つの嵌合円筒面に全周にわたっ
    て軸方向に湾曲した曲面を設けたことを特徴とするスク
    ロール圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に設けられ、それぞれの板状
    渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合
    わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺
    動スクロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動ス
    クロールを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプラ
    イアントフレームと、前記コンプライアントフレームの
    2つの嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライア
    ントフレ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径
    方向に支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレー
    ムとを備えたスクロール圧縮機において、 前記コンプライアントフレームの一方の嵌合円筒面もし
    くはこの嵌合円筒面に嵌合するガイドフレームの嵌合円
    筒面のどちらか一方に全周にわたって軸方向に湾曲した
    曲面を設けるとともに、前記コンプライアントフレーム
    の他方の嵌合円筒面もしくはこの嵌合円筒面に嵌合する
    ガイドフレームの嵌合円筒面のどちらか一方に全周にわ
    たって軸方向に湾曲した曲面を設けたことを特徴とする
    スクロール圧縮機。
  3. 【請求項3】 密閉容器内に設けられ、それぞれの板状
    渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように互いに噛み合
    わされた固定スクロール及び揺動スクロールと、前記揺
    動スクロールを軸方向に支持するとともに、前記揺動ス
    クロールを駆動する主軸を半径方向に支持するコンプラ
    イアントフレームと、前記コンプライアントフレームの
    2つの嵌合円筒面とそれぞれ嵌合し、前記コンプライア
    ントフレ−ムを軸方向に摺動可能にするとともに、半径
    方向に支持する2つの嵌合円筒面を有するガイドフレー
    ムとを備えたスクロール圧縮機において、 前記コンプライアントフレームの固定スクロ−ル側及び
    電動機側の2つの嵌合円筒面のうち、固定スクロ−ル側
    の嵌合円筒面及びこの嵌合円筒面に嵌合する前記ガイド
    フレームの嵌合円筒面の少なくとも一方の嵌合円筒面の
    全周にわたって軸方向に湾曲した曲面を設けたことを特
    徴とするスクロール圧縮機。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2374120A (en) * 2001-01-29 2002-10-09 Mitsubishi Electric Corp Scroll compressor

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2374120A (en) * 2001-01-29 2002-10-09 Mitsubishi Electric Corp Scroll compressor
GB2374120B (en) * 2001-01-29 2003-04-23 Mitsubishi Electric Corp Scroll compressor
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