JP2001050111A - 気化器の燃料計測方法及び気化器の燃料計測装置 - Google Patents

気化器の燃料計測方法及び気化器の燃料計測装置

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JP2001050111A
JP2001050111A JP11223791A JP22379199A JP2001050111A JP 2001050111 A JP2001050111 A JP 2001050111A JP 11223791 A JP11223791 A JP 11223791A JP 22379199 A JP22379199 A JP 22379199A JP 2001050111 A JP2001050111 A JP 2001050111A
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fuel tank
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Akira Sato
晃 佐藤
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Keihin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料計測精度が高く、且つ計測時間を短縮で
きる気化器の燃料計測方法を提供する。 【構成】 絞り弁3の下流側の吸気路2に一定負圧を加
えるとともに一定空気量が流れるよう絞り弁開度を調整
する。気化器の主燃料ボス14、低速燃料ボス22を燃
料槽の一定液面下に没入する。気化器の消費状態におい
て、燃料を含む燃料槽の時間経過に伴なう重量変化を計
測し、単位時間当りの燃料流量を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、機関へ供給する混合気
の量及び濃度を調整、制御する気化器に関し、そのうち
特に、気化器の主燃料系、低速燃料系より吸気路内へ吸
出される主燃料量、低速燃料量を計測する気化器の燃料
計測方法及びそれを実施するに好適な気化器の燃料計測
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の気化器の燃料計測装置及び燃料計
測方法について図2により説明する。先ず、気化器につ
いて説明する。1は内部を吸気路2が貫通する気化器本
体であって、該吸気路は運転者によって操作される絞り
弁3にて開閉される。気化器本体1の下方には浮子室本
体4が配置されて浮子室5が形成され、浮子室5内には
後述する定液面制御機構によって一定なる燃料液面が形
成される。定液面制御機構は以下よりなる。6は浮子室
5内へ開口する燃料流入路7の端部に配置されるバルブ
シートであり、該バルブシートはフロートバルブ8によ
って開閉される。9は浮子室5内に配置されるフロート
であり、気化器本体1に軸9Bを介して回転自在に軸支
されるとともにアーム9Aがフロートバルブ8に対応し
て配置される。ここで浮子室5内に一定なる燃料液面が
形成されない状態において、フロート9は軸9Bを中心
に時計方向に回転して配置され、アーム9Aと同期的に
移動するフロートバルブ8はバルブシート6を開放保持
する。以上によると、燃料流入路7内にある燃料は、バ
ルブシート6を介して浮子室5内へ流入する。そして、
燃料室5内へ燃料が供給されて浮子室5内の燃料液面が
徐々に上昇すると、フロート9もまた徐々に上動し、軸
9Bを中心に反時計方向に回転するもので、浮子室5内
に一定なる燃料液面が形成されると、アーム9Aはフロ
ートバルブ8を上方向へ押圧してバルブシート6を閉塞
し、燃料流入路7から浮子室5内への燃料の供給が遮断
され、もって浮子室5内に一定なる燃料液面が形成され
る。又、気化器の吸気路2内には主燃料系M、低速燃料
系Sを介して主燃料及び低速燃料が吸出される。主燃料
系Mは主として以下よりなる。10は主燃料ジェットで
あり、ブリード管11、ニードルジェット12を介して
吸気路2内へ開口し、ニードルジェット12、ブリード
管11内には絞り弁3に取着されるジェットニードル1
3が挿入される。そして、前記主燃料ジェット10、ブ
リード管11、ニードルジェット12は気化器本体1よ
り下方にのびる主燃料ボス14内に装着される。低速燃
料系Sは主として以下よりなる。20はブリード孔を備
えた低速ノズルであり、この低速ノズル20は低速噴孔
21を介して吸気路2に開口する。かかる低速ノズル2
0は気化器本体1より下方にのびる低速燃料ボス22内
に装着される。
【0003】そして従来の燃料計測装置は以下よりな
る。気化器の燃料流入路7は低圧状態に加圧された燃料
槽30に連絡され、該燃料流入路7には積算流量計31
が配置され、積算流量計31を流れる燃料流量は差圧式
実流量計32によって計測される。一方、気化器本体1
の吸気路2には負圧ポンプ33に連なる負圧吸入路34
が接続され、該負圧吸入路には、ソニックノズル35が
配置され、ソニックノズル35より上流側に負圧計36
が配置される。
【0004】そして、気化器の燃料流量は以下によって
計測される。まず負圧ポンプ33が駆動されて負圧吸入
路34に一定負圧を加え、かかる状態において、一定空
気量が吸気路2内を流れるよう絞り弁3の開度を調整す
る。吸気路2内を流れる空気量は負圧計36によって検
出される。一方、気化器の浮子室5内には燃料槽30内
の昇圧された燃料が燃料流入路7を介して供給される。
以上によれば、気化器の主燃料系M及び低速燃料系Sに
は一定なる負圧と一定なる空気量との一定計測条件が付
与され、これによって主燃料系Mのニードルジェット1
2及び低速燃料系Sの低速噴孔21より吸気路2内に浮
子室5内の燃料が吸出される。そして、浮子室5内の燃
料が主燃料系M、低速燃料系Sによって消費されると、
それに相当して浮子室5内の一定燃料液面は低下し、こ
の液面低下によって前述した定液面制御機構としてのフ
ロートバルブ8がバルブシート6を開口し、燃料槽30
内の燃料が浮子室5内の燃料液面を一定燃料液面に復帰
させるよう燃料流入路7を介して供給される。従って、
燃料流入路7内を流れる燃料を積算流量計31、差圧式
実流量計32にて計測することによって、主燃料系M及
び低速燃料系Sより吸気路2に向かって消費される燃料
量が計測される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の気化器の
燃料計測装置によると、燃料流入路からバルブシートを
介して浮子室内へ流入する燃料量を計測し、この燃料量
を気化器の消費燃料としていることから下記の問題点を
有する。 (1)フロートバルブの作動の影響により流量値が安定
しない。すなわち、フロートバルブは、バルブシートを
断続的に開閉することによって一定燃料液面を形成する
もので、燃料流入路内を燃料が円滑に流れにくい。又、
フロートは、軸によって回転支持されるもので、フロー
トの回転を円滑に制御しにくいもので、このことも燃料
流入路を流れる燃料の円滑化をさまたげる。 (2)燃料流入路を流れる燃料中にエアーが混入された
場合、該エアーがフロートバルブを通過する際、流量が
大きく変動する。 (3)主燃料系及び低速燃料系が消費する燃料量とバル
ブシートを介して供給される燃料量とが一致して安定す
る迄に多くの時間を必要とし、安定した計測が行なえる
迄に多くの時間を必要とする。
【0006】本発明はかかる不具合に鑑み成されたもの
で、燃料計測精度が高く、且つ計測時間を短縮すること
のできる気化器の燃料計測方法と、それを実施するに好
適な燃料計測装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】本発明になる気化器の燃料
計測方法は前記目的達成の為に、絞り弁の下流側吸気路
に一定負圧を加えるとともに一定空気量が流れるよう絞
り弁開度を調整し、気化器本体の、主燃料系を含む主燃
料ボス及び低速燃料系を含む低速燃料ボスを、内部に一
定なる燃料液面X−Xが形成される燃料槽の燃料液面内
に没入し、気化器の燃料消費状態において、低速燃料
系、主燃料系より吸気路内へ吸出される燃料の単位時間
当りの重量変化を検出したことを第1の特徴とする。
【0008】又、本発明の気化器の燃料計測装置は、内
部に一定なる燃料液面X−Xが形成されるとともに主燃
料系を含む主燃料ボス及び低速燃料系を含む低速燃料ボ
スが燃料液面X−X内に進退自在に配置される燃料槽
と、燃料槽を含む燃料の単位時間当りの重量変化を検出
して出力する電子天秤と、電子天秤から出力される信号
を演算処理するCPUとを備えたことを第2の特徴とす
る。
【0009】又、本発明は前記第2の特徴に加え、前記
燃料槽を、主燃料ボス及び低速燃料ボスを収納するとと
もに小なる燃料表面を形成する第1燃料槽と、第1燃料
槽内に形成される燃料液面X−Xの近傍高さ位置にあっ
て、第1燃料槽の燃料表面に比較して大なる燃料表面を
形成する第2燃料槽と、第1燃料槽と第2燃料槽とを燃
料液面X−Xの下方位置で連通する連通管とにより形成
したことを第3の特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の第1の特徴によると、気化器は一定の
計測条件下に設定され、主燃料系及び低速燃料系が燃料
槽より実際に消費する単位時間当りの重量変化を計測す
ることによって消費燃料量が計測される。
【0011】又、本発明の第2の特徴によると、燃料槽
内には一定なる燃料液面が形成され、該燃料槽内に気化
器の主燃料系を含む主燃料ボス及び低速燃料系を含む低
速燃料ボスが進退自在に配置される。そして、気化器は
一定の計測条件下に設定され、燃料槽を含む燃料の単位
時間当りの重量変化が電子天秤にて計測され、該信号が
CPUにて演算処理される。
【0012】更に第3の特徴によると、小なる燃料表面
を有する第1燃料槽と、第1燃料槽の燃料液面の近傍高
さ位置にあって第1燃料槽の燃料表面に比較して大なる
燃料表面を形成する第2燃料槽とが連通管にて連通され
るので燃料流量の計測精度を向上できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明になる気化器の燃料計測装置の
一実施例を図1により説明する。気化器は従来の気化器
と同一であるので同一符号を使用し説明を省略する。但
し、気化器の定液面制御機構(バルブシート、フロート
バルブ、フロート、アーム)及び浮子室本体は計測に際
し不用である。又、一端が気化器の吸気路2に連なり、
他端が負圧ポンプ33に連なる負圧導入路34に配置さ
れるオリフィス40、オリフィス40の上下流の差圧を
検出する差圧計41、オリフィス40の上流側にある圧
力計42は吸気路2に加えられる負圧及び吸気路2内を
流れる空気量を計測するものである。但し、図1に示さ
れる如く、ソニックノズル35、負圧計36を用いても
よい。
【0014】50は気化器本体1の主燃料系Mを含む主
ノズル14及び低速燃料系Sを含む低速ノズル20を収
納しうる第1燃料槽であり、該第1燃料槽50内には、
一定なる燃料液面X−Xが形成される。この一定なる燃
料液面X−Xは、気化器のアッセンブリ状態において、
浮子室内に形成される燃料液面と同一高さとすることが
好ましい。又、この第1燃料槽50の一定なる燃料液面
X−Xの燃料表面は小なることが望ましい。小なる燃料
表面とは主燃料ボス14及び低速燃料ボス22の外周と
大なる間隙を有しないことを言う。51は第1燃料槽5
0の側方位置にある第2燃料槽であり、以下よりなる。
この第2燃料槽51は、薄い皿状をなし、第1燃料槽5
0の燃料液面X−Xの高さと略同位置に配置される。い
いかえると、第2燃料槽51は第1燃料槽50の上方位
置の高さにのみ存在するもので、その深さは浅い。そし
て、前記第1燃料槽50の底部と、第2燃料槽51の底
部とは連通管52によって連絡されるもので、これによ
ると第2燃料槽51には第1燃料槽50と同一高さの燃
料液面が形成される。又、前記第2燃料槽51の燃料表
面は、第1燃料槽の燃料表面に比較して大なる燃料表面
とする。
【0015】60は公知の電子天秤であって、該電子天
秤上には、燃料を含む第1燃料槽50、第2燃料槽5
1、連通管52が載置される。電子天秤60は、第1燃
料槽50、第2燃料槽51、連通管52とそれらに貯溜
される燃料の重量を計測し、CPU61に向けて電気信
号を出力し、CPU61にて前記出力信号に応じた重量
(燃料流量)を演算処理する。
【0016】次に前記装置による気化器の燃料計測につ
いて説明する。気化器の燃料計測に当り、気化器の主燃
料系Mを含む主燃料ボス14及び低速燃料系Sを含む低
速燃料ボス22を第1燃料槽50の一定なる燃料液面X
−X下に没入する。このとき、電子天秤60上には、燃
料を含む第1燃料槽50、第2燃料槽51、連通管52
が載置されるもので、気化器本体1の重量を加えない。
【0017】そして、従来と同様にまず負圧ポンプ33
が駆動されて負圧吸入路34に一定負圧が加えられ、こ
の状態において、一定空気量が吸気路2内を流れるよう
絞り弁3の開度が調整される。吸気路2に加えられる負
圧は圧力計42にて計測され、空気量は差圧計41によ
って計測される。
【0018】上記一定条件の元に吸気路2内を空気が流
れ、吸気路2に負圧が生起すると、主燃料系Mにあって
はニードルジェット12より第1燃料槽50内の燃料が
吸気路2内に吸出され、低速燃料系Sにあっては低速噴
孔21より第1燃料槽50内の燃料が吸気路2内に吸出
される。以上によると、第1燃料槽50(第2燃料槽5
1、連通管52を含めて)内の燃料は、前記吸気路2内
への吸出に応じて時間経過とともに減少するものであ
り、このとき、単位時間当りの重量変化が電子天秤60
によって計測され、電子天秤60より出力される信号が
CPU61にて演算処理され、単位時間当りの燃料重量
(gr/sec)、いいかえると燃料流量を計測しう
る。すなわち計測開始時における基準重量W1(第1燃
料槽50の重量A+第2燃料槽51の重量B+連通管5
2の重量C+貯溜される燃料重量G1)から一定時間経
過後における計測重量W2(第1燃料槽50の重量A+
第2燃料槽51の重量B+連通管52の重量C+貯溜さ
れる燃料重量G2)の差が、気化器が消費する実流量と
なる。
【0019】以上述べた気化器の燃料計測方法による
と、 (1)気化器は吸気路に一定計測条件が付与され、一方
主燃料系、低速燃料系は一定液面が形成される第1燃料
槽内に没入され、かかる状態において主燃料系及び低速
燃料系から吸気路内に向けて実際吸出される燃料量(燃
料重量)が直接的に電子天秤によって計測される。従っ
て、定液面制御機構としてのフロート、フロートバルブ
の影響を全く受けることがなく、又、第1燃料槽内の燃
料を計測するのでエアーを噛みことがなく、極めて正確
な燃料計測を行なうことができる。 (2)主燃料系、低速燃料系は直接的に第1燃料槽内の
燃料を吸出し、この燃料の重量変化を電子天秤によって
重量計測したので、主燃料系、低速燃料系が吸気路に向
けて吸出される燃料を即座に且つ短時間の間に計測する
ことができ、計測効率を大きく向上できる。
【0020】又、本発明の燃料計測装置によると、従来
の装置に対して燃料槽と電子天秤を用意すればよいので
その実施において大きなコスト上昇の発生が抑止される
とともに格別に大なる設置スペースを必要とするもので
なく、容易に実施できるものである。
【0021】又、燃料槽を、主燃料ボス14と低速燃料
ボス22を収納し、小なる燃料表面L1を形成する第1
燃料槽50と第1燃料槽50内に形成される燃料液面X
−Xの近傍高さ位置にあり、第1燃料槽50の小なる燃
料表面L1より大なる燃料表面L2を形成する第2燃料
槽51と燃料液面X−Xの下方位置で第1燃料槽50と
第2燃料槽51とを連通する連通管52にて連絡したこ
とによると、 (1)燃料槽全体の重量及び燃料槽内に貯溜される燃料
重量を軽減することができ、これによると、気化器の計
測時(燃料の吸出時)において、全体の重量(燃料槽と
燃料の合計重量)に対する重量変化割合を比較的大きく
取ることができ、これによって計量精度を向上できる。 (2)特に第1燃料槽50の燃料液面X−Xの近傍高さ
位置に、大なる燃料表面L2を有する第2燃料槽を設け
たことによると計測時における燃料液面の低下速度を押
さえることができ、これによるとニードルジェット12
の開口及び低速噴孔21と燃料液面X−Xとのヘッド差
の変化割合を小さく抑止でき、計測精度を向上できる。
【0022】
【発明の効果】以上の如く、本発明になる気化器の燃料
計測方法によると、絞り弁の下流側吸気路に一定負圧を
加えるとともに一定空気量を流した計測状態において、
低速燃料系、主燃料系より吸気路内へ吸出される燃料量
を貯溜燃料を含む燃料槽の単位時間当りの重量変化を検
出することによって気化器の消費燃料量を計測したの
で、極めて正確に燃料の計測ができるとともにその計測
時間を大きく短縮できる。又、燃料計測装置としては、
一定なる燃料液面が形成され、主燃料ボス、低速燃料ボ
スを進退できる燃料槽と、燃料槽を含む燃料の単位時間
当りの重量変化を検出して出力する電子天秤を用意すれ
ばよいので、その実施に際して大幅なコスト上昇をもた
らすことがなく、容易に実施することができる。更に、
燃料槽を主燃料ボス、低速燃料ボスを収納するとともに
小なる燃料表面L1を形成する第1燃料槽と、第1燃料
槽の燃料液面X−Xの近傍高さ位置にあって、第1燃料
槽の燃料表面L1より大なる燃料表面L2を形成する第
2燃料槽と、燃料液面X−Xの下方位置において第1燃
料槽と第2燃料槽とを連通する連通管とにより形成した
ことによると、燃料の計量精度をより一層向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる気化器の燃料計量装置の一実施例
を示す簡略図。
【図2】従来の気化器の燃料計量装置の簡略図。
【符号の説明】
1 気化器本体 M 主燃料系 14 主燃料ボス 22 低速燃料ボス S 低速燃料系 50 第1燃料槽 51 第2燃料槽 52 連通管 60 電子天秤

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞り弁の下流側吸気路に一定負圧を加え
    るとともに一定空気量が流れるよう絞り弁開度を調整
    し、気化器本体の、主燃料系を含む主燃料ボス及び低速
    燃料系を含む低速燃料ボスを、内部に一定なる燃料液面
    X−Xが形成される燃料槽の燃料液面内に没入し、気化
    器の燃料消費状態において、低速燃料系、主燃料系より
    吸気路内へ吸出される燃料の単位時間当りの重量変化を
    検出してなる気化器の燃料計測方法。
  2. 【請求項2】 内部に一定なる燃料液面X−Xが形成さ
    れるとともに主燃料系を含む主燃料ボス及び低速燃料系
    を含む低速燃料ボスが燃料液面X−X内に進退自在に配
    置される燃料槽と、燃料槽を含む燃料の単位時間当りの
    重量変化を検出して出力する電子天秤と、電子天秤から
    出力される信号を演算処理するCPUとを備えてなる気
    化器の燃料計測装置。
  3. 【請求項3】 前記燃料槽を、主燃料ボス及び低速燃料
    ボスを収納するとともに小なる燃料表面S1を形成する
    第1燃料槽と、第1燃料槽内に形成される燃料液面X−
    Xの近傍高さ位置にあって、第1燃料槽の燃料表面S1
    に比較して大なる燃料表面S2を形成する第2燃料槽
    と、第1燃料槽と第2燃料槽とを燃料液面X−Xの下方
    位置で連通する連通管とにより形成してなる請求項2記
    載の気化器の燃料計測装置。
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