JP2001049779A - 先入れ機器用床開口の閉鎖工法 - Google Patents

先入れ機器用床開口の閉鎖工法

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JP2001049779A
JP2001049779A JP11262527A JP26252799A JP2001049779A JP 2001049779 A JP2001049779 A JP 2001049779A JP 11262527 A JP11262527 A JP 11262527A JP 26252799 A JP26252799 A JP 26252799A JP 2001049779 A JP2001049779 A JP 2001049779A
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concrete
floor
equipment
closing
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Yasuyuki Kaneko
康之 金子
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Toshiba Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 先入れ機器用床開口の下部に接する壁にブラ
ケットを設置し、デッキプレート支持用の仮設支持鉄骨
梁を架設してこの上にコンクリート型枠材としてデッキ
プレートを敷設する。その後、開口部の鉄筋工事を行
い、開口閉鎖用のコンクリート打設を行うことにより先
入れ機器用床開口の閉鎖を完了させていた。ブラケット
及び仮設支持鉄骨梁はスタッドを介して壁及び床のコン
クリート駆体と一体に設置されているため、その撤去、
切り欠きに膨大な手数を要した。また、各種資材の設
置、撤去、切り欠き等の作業は下階から行わなければな
らず、高所作業となっていた。 【解決手段】 構築物の建設工事における先入れ機器用
床開口の閉鎖工法において、コンクリート駆体形成のコ
ンクリート型枠材の支持を吊り材及び仮設支持材を用い
て開口上部から設置、支持した後に、コンクリート打設
を行い先入れ機器用床開口を閉鎖するようにした先入れ
機器用床開口の閉鎖工法。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所の建
屋等その他の構築物において、先入れ機器用床開口の閉
鎖作業の工程を減らし、且つ、機器、配管、ダクト、ケ
ーブルトレイ等施設設備計画と開口閉鎖用工法に要する
支持材との干渉を無くすことのできる先入れ機器用床開
口の閉鎖工法に関する。
【従来の技術】原子力発電所の建屋等その他の構築物の
建設において、上階の床コンクリート打設に先立って下
階に機器等の施設設備を搬入、設置する必要がある場合
は、上階の床にコンクリート打設を行わない先入れ機器
用床開口を設定し、この開口から機器等の施設設備を搬
入、設置した後にコンクリート駆体を形成し、先入れ機
器用床開口の閉鎖を行うのが通例である。このようにす
ることにより、先入れ機器等の施設設備の搬入、設置作
業と並行して他部の建設工事を進めることができるた
め、建設工事期間の短縮を行うことができる。ところ
で、従来、この先入れ機器用床開口のコンクリート駆体
の形成による開口の閉鎖を行う場合には、先ず、開口下
部に接する壁にブラケットを設置した後に、デッキプレ
ート支持用の仮設支持鉄骨梁を架設し、この上にコンク
リート型枠材としてのデッキプレートを敷設する。そし
て、開口部の鉄筋工事を行い、その後に開口閉鎖用のコ
ンクリートを打設して、先入れ機器用床開口の閉鎖を完
成させる。ブラケット及び仮設支持鉄骨梁はスタッドを
介して壁及び床のコンクリート駆体と一体的に設置され
ているため、その撤去、切り欠きには膨大な手数を要
し、通常は架設部材でありながら、設置されたまま残し
た状熊としていた。ブラケット及び仮設支持鉄骨梁が他
機器、配管、ダクト、ケーブルトレイ等の施設設備計画
と干渉が生じた場合には、膨大な手数を掛けて干渉部位
の撤去、切り欠き等を行っている。また、ブラケット、
仮設支持鉄骨梁、デッキプレートの設置及び撤去、切り
欠き等の作業は下階から行わねばならず、高所作業とな
っていた。
【発明が解決しようとする課題】上述の先入れ機器用床
開口の閉鎖工法においては、ブラケット、仮設支持鉄骨
梁の設置部には機器、配管、ダクト、ケーブルトレイ等
の計画を行うことできず、干渉が生じた場合には膨大な
手数を掛けてブラケット、仮設支持鉄骨梁の撤去、切り
欠きを行わなければならず、合理的な機器、配管、ダク
ト、ケーブルトレイ等の計画を阻む要因となり、また、
撤去、切り欠きにおいては建設工数の削減、工期の短縮
を阻む要因となっている。更に、ブラケット、仮設支持
鉄骨梁、デッキプレートの設置及び撤去、切り欠きの作
業は下階から行わねばならず、安全性確保のための仮設
足場、作業スペースの確保等により、合理的な建築工事
を阻む要因となる。本発明は、上記事情に鑑みなされた
もので、原子力発電所の建屋等その他の構築物の先入れ
機器用床開口の閉鎖工法において、合理的な機器、配
管、ダクト、ケーブルトレイ等の計画を阻むブラケッ
ト、仮設支持鉄骨梁を用いずに、また、高所作業を行わ
ずに床開口の閉鎖を行うことを可能とする先入れ機器用
床開口の閉鎖工法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、構築物の建設
工事における先入れ機器用床開口の閉鎖工法において、
コンクリート駆体形成のコンクリート型枠材の支持を吊
り材及び仮設支持材を用いて開口上部から設置、支持し
た後に、コンクリート打設を行い先入れ機器用床開口を
閉鎖するようにした先入れ機器用床開口の閉鎖工法。更
に本発明は、前記構築物が原子力発電所である先入れ機
器用床開口の閉鎖工法。
【発明の実施の形態】本発明に係わる先入れ機器用開口
の閉鎖工法は、開口上部に仮設支持材を設置し、ここか
ら吊り材にて開口下部に設置したコンクリート型枠材を
支持した後に、コンクリート打設を行うことにより、開
口にコンクリート駆体を形成し、閉鎖を行い、所定のコ
ンクリート強度の発生を確認した上で、吊り材を切断
し、仮設支持材を撤去する。即ち、本発明においては、
従来の開口下部に設置したブラケット、仮設支持鉄骨梁
を用いずに、開口上部に簡易に取り外せる仮設支持材及
び吊り材によりコンクリート型枠材を支持し、且つ、所
定のコンクリート強度の発生後に吊り材を切断して開口
の閉鎖を完了する。なお、コンクリート埋設部の吊り材
はコンクリート駆体内に埋め殺しとする。従って、本発
明においては、機器、配管、ダクト、ケーブルトレイ等
の計画と干渉するブラケット、仮設支持鉄骨梁を用いず
に、又、全ての作業を開口上部から行うことができる。
即ち、本発明の施工法によれば、機器、配管、ダクト、
ケーブルトレイ等の計画に影響することなく先入れ機器
用床開口の閉鎖を行うことが可能となり、従って従来の
ブラケット及び仮設支持鉄骨梁との干渉部の撤去、切り
欠きの手間もなくなるとともに、開口の閉鎖工事の高所
作業も削減することができる。以下に図面を参照して本
発明の実施の形態を説明する。図1乃至図3は、本発明
に係わる先入れ機器用床開口の閉鎖工法を示す要部断面
図である。図1は、先入れ機器用床開口1を示すもの
で、床2には壁3が垂設され、床2には開口閉鎖部に配
置される鉄筋を接続するための鉄筋4が接続部を露出さ
せた状態で埋設されている。図2は、開口部に開口閉鎖
のためのコンクリート型枠材5、吊り材6、仮設支持材
7を設置した状態を示す。コンクリート型枠材5、吊り
材6、仮設支持材7は開口上部から設置することができ
る。コンクリート型枠材5は矢印8で示すコンクリート
打設時の圧力に耐える強度を有するものであれば特に制
限はなく、例えば、合板、デッキプレート、プレキャス
トコンクリート、金属等が使用できる。また、コンクリ
ート型枠材5を鋼材等の補強材にて補強し、補強材より
吊り材6を支持することによりコンクリート型枠材5の
コンクリート打設時の耐圧力を向上させることも可能で
ある。吊り材6は生コンクリート打設時の圧力及びコン
クリート型枠材5の荷重に耐える強度を有するものであ
れば特に制限はなく、例えば、鋼線、鋼材等が使用でき
る。また、吊り材6の形状にも特に制限はなく、例え
ば、トラス形状にして吊り耐力を向上させることも可能
である。また、開口部閉鎖敷設鉄筋9を床2に埋設され
ている鉄筋4の接続用に露出されている端部に接続す
る。仮設支持材7はコンクリート打設時の圧力及び吊り
材6の支持力に耐える強度を有するものであれば特に制
限はなく、例えば、鋼材、木材、コンクリート版等が使
用でき、その形状にも特に制限はない。図3は、開口部
閉鎖のコンクリートに所定の強度発生を確認した後に、
吊り材6を切断し、仮設支持材7を撤去し、先入れ機器
用床開口の閉鎖を完了させた状態を示すものである。開
口部閉鎖用のコンクリート駆体10に埋設された吊り材
6はコンクリート駆体10の中に埋め殺しの状態とな
る。以上のように、吊り材6の切断、仮設支持材7の撤
去ともに閉鎖した開口部で行うため、高所作業は発生し
ない。
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わる先
入れ機器用床開口の閉鎖工法は、開口上部に仮設支持材
を設置し、ここより吊り材にてコンクリート型枠材を支
持した後に、コンクリート打設を行い、開口を閉鎖して
所定のコンクリート強度の発生を確認したうえで、吊り
材を切断し仮設支持材を撤去して先入れ機器用床開口の
閉鎖を完了させる。即ち、本発明においては、従来の開
口下部に設置したブラケット、仮設支持鉄骨梁を用いず
に開口上部に簡易に取り外せる仮設支持材及び吊り材を
設置し、こよりコンクリート型枠材を支持し、コンクリ
ートを打設した後に所定のコンクリート強度の発生を確
認したうえで吊り材を切断し先入れ機器用床開口の閉鎖
を完了する。なお、コンクリート埋設部の吊り材はコン
クリート駆体に埋め殺しとする。従って、本発明におい
ては従来のブラケット、仮設支持鉄骨梁を用いずに支持
材の設置を開口上部から行うことができ、仮設支持部材
は簡易に撤去することができる。即ち、本発明によれ
ば、機器、配管、ダクト、ケーブル等の計画と干渉する
ことなく先入れ機器用床開口の閉鎖を行うことができ、
機器、配管、ダクト、ケーブルトレイ等との干渉部のブ
ラケット、仮設支持鉄骨梁の撤去、切り欠き等の作業を
行うことなく、更に、高所作業をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる実施の形態における先入れ機器
用床開口を示す断面図。
【図2】本発明に係わる実施の形態におけるコンクリー
ト打設時の状態を示す断面図。
【図3】本発明に係わる実施の形態における先入れ機器
用床開口の閉鎖を完了させた状態を示す断面図。
【符号の簡単な説明】
1…先入れ機器用床開口 2…床 3…壁 4…鉄筋 5…コンクリート型枠材 6…吊り材 7…仮設支持材 8…コンクリート打設を示す矢印 9…開口部閉鎖敷設鉄筋 10…コンクリート駆体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構築物の建設工事における先入れ機器用
    床開口の閉鎖工法において、コンクリート駆体形成のコ
    ンクリート型枠材の支持を吊り材及び仮設支持材を用い
    て開口上部から設置、支持した後に、コンクリート打設
    を行い先入れ機器用床開口を閉鎖することを特徴とする
    先入れ機器用床開口の閉鎖工法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記構築物が原子力
    発電所であることを特徴とする先入れ機器用床開口の閉
    鎖工法。
JP11262527A 1999-08-12 1999-08-12 先入れ機器用床開口の閉鎖工法 Pending JP2001049779A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104929360A (zh) * 2015-06-26 2015-09-23 张玉华 模板系统以及现浇砼楼板
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