JP2001046898A - シェルリフタ、シェルライナ、シェル本体、ロッドミル及びロッドミルによる砕石方法 - Google Patents

シェルリフタ、シェルライナ、シェル本体、ロッドミル及びロッドミルによる砕石方法

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JP2001046898A
JP2001046898A JP11224533A JP22453399A JP2001046898A JP 2001046898 A JP2001046898 A JP 2001046898A JP 11224533 A JP11224533 A JP 11224533A JP 22453399 A JP22453399 A JP 22453399A JP 2001046898 A JP2001046898 A JP 2001046898A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原石との衝突時にロッドのリバウンドを抑制
し、ロッドのエネルギを一度に衝撃的に原石に作用させ
て、上記原石を効率よく破砕することが可能なシェルリ
フタ、シェルライナ、シェル本体、ロッドミル、ロッド
ミルによる砕石方法を提供する。 【解決手段】 シェルリフタ22の回動方向側の側面
に、ロッドの落下を防止して、所定の期間ロッドを掛止
する掛止面28aと、ロッドに回転力を付加して下方に
投射する転動投射面25とを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェルリフタ、シ
ェルライナ、シェル本体、ロッドミル、ロッドミルによ
る砕石方法に関するものであり、特に、原石の破砕性の
改善に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロッドミルを用いて原石を破砕し
て砕石となす方法が用いられている。これは、シェル本
体内に配設されるロッドを、シェル本体の内壁に配設さ
れている複数のシェルリフタによって順次上方に持ち上
げ、所定の高さから原石に投射して原石に衝突させて、
その衝突時のエネルギによって原石を破砕するものであ
る。
【0003】また、この場合に、そのようなロッドミル
による破砕方法においては、上記ロッドを下方に投射す
る場合には、多少の回転が生じる場合はあっても上記ロ
ッドを積極的に回転させることは想定されておらず、た
だ単純に下方に投射するものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのようにた
だ単純に上記ロッドを下方に投射するものにおいては、
上記ロッドが原石と衝突した場合に、上記ロッドの力は
上記原石に対して主に単純に垂直方向に作用するため、
上記原石との衝突によって上記ロッドがリバウンドし易
いものとなってしまう虞があった。そのため、上記ロッ
ドの位置エネルギが上記原石に一度に衝撃的に作用しず
らいものとなり、上記原石を効率よく破砕することが困
難であった。
【0005】そこで、本発明は、原石との衝突時に上記
ロッドのリバウンドを抑制し、上記ロッドのエネルギを
一度に衝撃的に原石に作用させて、上記原石を効率よく
破砕することが可能なシェルリフタ、シェルライナ、シ
ェル本体、ロッドミル、ロッドミルによる砕石方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、シェ
ルリフタであって、ロッドミルのシェル本体の内壁に配
設されて、シェル本体の回転時にロッドを掛止して上昇
させるシェルリフタであって、上記シェルリフタの少な
くとも回動方向側の側面に、上記ロッドの落下を防止し
て、所定の期間上記ロッドを掛止する掛止面と、上記ロ
ッドに回転力を付加して下方に投射する転動投射面と、
を有することを特徴とする。
【0007】上記第1の構成のシェルリフタにおいて
は、上記ロッドに回転力を付加して下方に投射する転動
投射面を有しているため、投射時に上記ロッドに回転力
が付加される。そのため、上記ロッドの力が原石に対し
て複雑に作用し、その反力も複雑に分散されたものとな
るため上記ロッドのリバウンドが抑制され、上記ロッド
のエネルギを一度に衝撃的に原石に作用させることがで
きて、上記原石を効率よく破砕することが可能となる。
【0008】また、第2には、シェルリフタであって、
上記第1の構成において、上記転動投射面の表面形状
が、側面視略平面状であることを特徴とする。また、第
3には、シェルリフタであって、上記第1の構成におい
て、上記転動投射面の表面形状が、側面視略円弧状であ
ることを特徴とする。よって、それらの上記転動投射面
の表面を、ロッドが好適に転動することができ、上記ロ
ッドへの十分な回転力の付加が可能になる。
【0009】また、第4には、上記第1又は2又は3の
構成において、上記転動投射面に、凹凸が形成されてい
ることを特徴とする。よって、ロッドと転動投射面との
摩擦を高めて、ロッドを確実に転動させることが可能と
なる。
【0010】また、第5には、シェルリフタであって、
上記第1から第4までのいずれかの構成において、配設
時における上記掛止面の上記シェルリフタ側面における
高さ方向の長さが、上記転動投射面の50〜90パーセ
ントの長さであることを特徴とする。
【0011】上記第5の構成のシェルリフタにおいて
は、配設時における上記掛止面の上記シェルリフタ側面
における高さ方向の長さが、上記転動投射面の50〜9
0パーセントの長さであるため、上記掛止面と上記転動
投射面の比率が最適なものとすることができる。つま
り、上記掛止面と上記転動投射面を合わせた長さには、
スペースや耐久性の問題などから限りがあるため、その
比率を最適に配分する必要があるが、配設時における上
記掛止面の上記シェルリフタ側面における高さ方向の長
さが、上記転動投射面の50〜90パーセントの長さと
することによって、上記掛止面によるロッドの掛止性と
上記転動投射面によるロッドの転動性を、ともに十分に
確保とすることができ、最適な上記掛止面と上記転動投
射面の配分とすることが可能になる。
【0012】また、第6には、シェルリフタであって、
上記第1から第5までのいずれかの構成において、上記
転動投射面が、上記掛止面から30〜70度の角度を有
して傾斜していることを特徴とする。
【0013】上記第6の構成のシェルリフタにおいて
は、上記転動投射面が、上記掛止面から30〜70度の
角度を有して傾斜しているため、上記ロッドをスムーズ
に掛止状態から転動状態に移行させることができるとと
もに、急激な角度変化によって上記ロッドが飛び出して
しまい、上記転動投射面の表面をロッドが転動すること
ができなくなってしまうような虞もない。
【0014】また、第7には、シェルリフタであって、
上記第1から第6までのいずれかの構成において、上記
シェルリフタが硬質ゴム製であることを特徴とする。よ
って、作動時の低騒音化を図ることができる。
【0015】また、第8には、シェルライナであって、
上記第1から第7までのいずれかの構成のシェルリフタ
を有することを特徴とする。よって、ロッドミルの稼動
時の原石の破砕作業効率の低下を防止することができ、
かつランニングコストを低減させることができるシェル
ライナとすることができる。
【0016】また、第9には、上記第8の構成におい
て、上記シェルライナの本体が、硬質ゴム製であること
を特徴とする。よって、作動時の低騒音化を図ることが
できる。
【0017】また、第10には、シェル本体であって、
上記第8又は9の構成のシェルライナを有することを特
徴とする。よって、ロッドミルの稼動時の原石の破砕作
業効率の低下を防止することができ、かつランニングコ
ストを低減させることができるシェル本体とすることが
できる。
【0018】また、第11には、ロッドミルであって、
上記第10の構成のシェル本体を有することを特徴とす
る。よって、ロッドミルの稼動時の原石の破砕作業効率
の低下を防止することができ、かつランニングコストを
低減させることができるロッドミルとすることができ
る。
【0019】また、第12には、ロッドミルによる砕石
方法であって、シェルリフタを有するシェル本体を回転
させることによってロッドを上昇させ、その上昇させた
位置からロッドを原石に投射して破砕するロッドミルに
よる砕石方法であって、上記ロッドの落下を防止して、
所定の期間上記ロッドを掛止する掛止面と、上記ロッド
に回転力を付加して下方に投射する転動投射面とを有す
るシェルリフタを用いて、上記シェル本体の回転によっ
て、上記掛止面が上記ロッドを掛止して上記ロッドを上
昇させ、所定の位置で、重力によって上記ロッドを上記
掛止面側から上記転動投射面側に移動させ、続いて、上
記転動投射面で上記ロッドを重力によって転動させて上
記ロッドに回転力を付加し、続いて、回転力が付加され
た状態の上記ロッドを、その状態から下方に投射し、原
石上に落下させて衝突させ、その衝突によって、上記原
石を破砕することを特徴とする。
【0020】上記第12の構成のロッドミルによる砕石
方法においては、上記ロッドに回転力を付加して下方に
投射する転動投射面を有しているため、投射時に上記ロ
ッドに回転力が付加される。そのため、原石との衝突時
に上記ロッドのリバウンドが抑制され、上記ロッドのエ
ネルギを一度に衝撃的に原石に作用させることができ
て、上記原石を効率よく破砕することが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての一実
施例を図面を利用して説明する。本実施例によるシェル
本体1は、図1に示すように、供給口11側を排出口1
2側よりも大径とした円錐台形状を呈した中空筒体であ
る。また、シェルライナ2は、図2に示すように、シェ
ルライナ本体21と、シェルリフタ22と、取付部材T
1とを有している。
【0022】ここで、シェルライナ本体21は、該シェ
ル本体1の内壁13に、円周方向に分割して、貼着でき
るように形成されており、金属材としての底板26をそ
の外周面に一体的に有する硬質ゴムで構成されている。
また、該内壁13から中心方向へ距離zの厚さを有して
いる。
【0023】また、シェルリフタ22は、シェルリフタ
本体23と、保持部材29とを有している。ここで、シ
ェルリフタ本体23は、硬質ゴム製であって、全体とし
て、幅方向の側面が略方形状を呈し、上記シェル本体1
の内壁13の長手方向に周設可能の長さを有している。
【0024】また、両側の上端部には、図2に示すよう
に、ロッドに回転力を付加して下方に投射する転動投射
面25を有し、下部には後記する保持部材29を取り付
けるべく、溝部が形成されている。そして、長手方向の
2つの側面28は、該内壁13に該シェルリフタ22を
取り付けた場合において、上記内壁13から所定距離
(距離z+距離y)だけ垂直状に立設した形態を呈し、
かつ、該シェルライナ本体21の上面から距離yだけ突
出している。この側面28は、シェル本体1の回転中心
の方向(「高さ方向」又は「放射方向」とする)へ立設
している。そして、その側面28の上記シェルライナ本
体21の上面から距離yだけ突出している部分が、上記
ロッドの落下を防止して、所定の期間上記ロッドを掛止
する掛止面28aとなっている。
【0025】上記転動投射面25は、上面27と該側面
28とが直交して形成される2つの角部に、高さ方向に
それぞれ距離xの長さを有して設けられている。そし
て、該距離xと該距離yとの関係、すなわち上記転動投
射面25と掛止面28aと高さ方向の長さの関係はy/
x×100=約77パーセントの式で表される。つま
り、上記転動投射面25の長さは、上記シェルリフタ本
体23及び上記シェルライナ本体21が上記内壁13に
取り付けられ、その際、上記シェルリフタ本体23の上
記側面28が上記シェルライナ本体21の上面から突出
する状態を呈しているが、その突出した長さの約77パ
ーセントだけの長さを有することを示している。なお、
これらの数値は、本発明の発明者が、ロッドの転動性、
掛止性、原石の破砕作業効率、経済性等を研究した結
果、想到しえたものであり、諸処の条件を考慮に入れ
て、配設時における上記掛止面28aの上記シェルリフ
タ側面における高さ方向の長さが、上記転動投射面25
の50〜90パーセントの長さとなる範囲で選定する。
【0026】また、上記転動投射面25は、図2に示す
ように、上記掛止面28aから30〜70度の角度αを
有して傾斜している。そのため、上記ロッドをスムーズ
に掛止状態から転動状態に移行させることができるとと
もに、急激な角度変化によって上記ロッドが飛び出して
しまい、上記転動投射面の表面をロッドが転動すること
ができなくなってしまうような虞もない。また、上記転
動投射面25の表面形状は、側面視略平面状に形成され
ている。
【0027】上記保持部材29は、金属板材で形成さ
れ、その下面に、後記する取付部材T1のボルト15の
方形状を呈する頭部が嵌脱可能となるべく形状を呈する
嵌合溝部291を有して、上記シェルリフタ本体23の
下部に有する溝部に取り付けられている。そして、上記
嵌合溝部291の側面形状は、上記ボルト15の頭部の
側面形状と略同一で、かつ、上記ボルト15の頭部を嵌
合したときに、上記嵌合溝部291の下面内側に、上記
ボルト15の頭部の下面に有する一対の条溝と嵌合する
レール状の一対の突起を有した形状となっている。
【0028】さらに、取付部材T1は、ボルト15と、
座板16と、ナット18とを有している。上記ボルト1
5は、上記保持部材29に有する嵌合溝部291に嵌合
可能な略方形状の頭部を有し、該頭部下面に一対の条溝
が設けられている。上記座板16は、略円盤状を呈して
上記シェル本体1外面にクッション材を介在するべく備
えたものである。上記ナット18は、いわゆる六角ナッ
トである。
【0029】上記シェルリフタ22を上記シェル本体1
の内壁13に取り付ける場合においては、まず、上記ボ
ルト15の頭部を上記シェルリフタ本体23の下部に有
する溝部に取り付けた上記保持部材29の嵌合溝部29
1に嵌合する。このとき、上記頭部下面に設けた一対の
条溝と、該嵌合溝部291下面に有する一対の突起とは
嵌合された状態となる。そして、上記ボルト15の軸部
を、上記内壁13を貫通するボルト孔14に挿通し、上
記シェル本体1の外周面側から上記座板16を介して上
記ナット18で締め付け、固定する。
【0030】次に、本実施例の使用状態について説明す
る。図3に示すように、シェルライナ本体21と、シェ
ルリフタ22とを有するシェルライナ2を内壁13に取
り付けたシェル本体1を、ロッドミル10に設置した場
合において、図1に示すように、上記シェル本体1内部
へ複数のロッド17を収納し、図示しないモータ等で構
成される駆動部3のクッション性を備えた車輪31及び
外輪体32を介して、上記シェル本体1を可逆的に回転
方向41あるいは回転方向42に回動するとともに、ホ
ッパ5内に収納されている原石61を、シュート51を
介して給石装置52に送り、該給石装置52から水とと
もに上記シェル本体1内へ供給する。そして、上記原石
61を上記ロッド17と上記シェルライナ2間で破砕し
て砕石62となし、該砕石62を排出口12より排出
し、砕石状態に応じて分別する分別装置53で分別す
る。
【0031】また、上記構成のシェル本体1によれば、
図1〜図3に示すように、ロッドミル10で使用する場
合において、該シェル本体1がその内壁13に、シェル
ライナ2のシェルリフタ22を構成する硬質ゴム製のシ
ェルリフタ本体23が上述した形状を呈し、かつ、該シ
ェルリフタ本体23と硬質ゴム製のシェルライナ本体2
1とが上述した配置関係を有してシェルライナ2が周設
されている。そのため、図4に示すように、上記シェル
本体1が回動して所定の高さまで上記ロッド17が上昇
すると、上記シェルリフタ22の上記掛止面28aが下
向きに傾斜した面となる。そのため、上記ロッド17
は、上記掛止面28aから上記転動投射面25側へ転動
し、さらに上記転動投射面25を転動するため、上記ロ
ッド17に回転力が付加される。そして、図4に示すよ
うに、上記ロッド17は、上記転動投射面25の先端部
から、回転しながら下方に投射される。そして、図5に
示すように、上記ロッド17は回転しながら、供給され
てくる原石61上に落下し、図1に示すように、原石6
1が下側のシェルリフタ22との間で衝接して破砕され
砕石62となる。
【0032】上記ロッド17が原石61上に落下して原
石61に衝突する場合に、従来における構成では、上記
ロッド17の力は上記原石61に対して主に単純に垂直
方向に作用するため、図6に示すように、上記原石61
との衝突によって上記ロッド17がリバウンドし易いも
のとなってしまう。それに対して、本実施例では、上記
転動投射面25によって上記ロッド17に回転力が付加
されているため、上記ロッド17の力が上記原石61に
対して複雑(方向、力の大きさ、摩擦など)に作用し、
その反力も複雑に分散されたものとなる。そのため、図
7に示すように、上記ロッド17への反力が分散して力
の向きが不統一となり、結果としてリバウンドが抑制さ
れ、上記ロッド17のエネルギを一度に衝撃的に上記原
石61に作用させることができて、上記原石61を効率
よく破砕することが可能となる。
【0033】また、上記転動投射面25の表面形状が、
側面視略平面状に形成されているため、上記転動投射面
25の表面での上記ロッド17の転動が阻害されること
なく好適に転動することができ、上記ロッド17への十
分な回転力の付加が可能になる。
【0034】また、配設時における上記掛止面28aの
上記シェルリフタ側面における高さ方向の長さが、上記
転動投射面25の50〜90パーセントの長さであるた
め、上記掛止面28aと上記転動投射面25の比率が最
適なものとすることができる。つまり、上記掛止面28
aと上記転動投射面25を合わせた長さには、スペース
や耐久性の問題などから限りがあるため、その比率を最
適に配分する必要があるが、配設時における上記掛止面
28aの上記シェルリフタ22側面における高さ方向の
長さが、上記転動投射面25の50〜90パーセントの
長さとすることによって、上記掛止面28aによる上記
ロッド17の掛止性と上記転動投射面25によるロッド
の転動性を、ともに十分に確保することができ、最適な
上記掛止面28aと上記転動投射面25の配分とするこ
とが可能になる。
【0035】また、上記転動投射面25が、上記掛止面
28aから30〜70度の角度を有して傾斜しているた
め、上記ロッド17をスムーズに掛止状態から転動状態
に移行させることができるとともに、急激な角度変化に
よって上記ロッド17が飛び出してしまい、上記転動投
射面25の表面を上記ロッド17が転動することができ
なくなってしまうような虞もない。また、上記シェルリ
フタ22の本体が硬質ゴム製であるため、作動時の低騒
音化を図ることができる。
【0036】なお、本発明は、上記実施例の構成のみに
限定されるものではなく、多様な態様が可能である。例
えば、上記実施例では、硬質ゴム製のシェルリフタ2
2、及びシェルライナ本体21を用いた構成としている
が、それのみに限定されるものではなく、シェルリフタ
とシェルライナ本体を一体的にスチールによって形成す
る構成としてもよい。具体的には、図8に示すように、
シェルリフタ212とシェルライナ本体214を一体的
にスチールによって形成し、シェル本体100に複数列
配設して、取付部材300によって固着する。また、上
記シェルリフタ212には、上記実施例と同様に、掛止
面212aと該掛止面212aから所定の角度傾斜して
いる転動投射面212bが形成されている。
【0037】このように構成しても、上記実施例と同様
に、上記転動投射面212bによって上記ロッド17に
回転力を付加することができるため、上記ロッド17の
リバウンドを抑制することができ、上記ロッド17のエ
ネルギを一度に衝撃的に上記原石61に作用させること
ができて、上記原石61を効率よく破砕することが可能
となる。なお、このようにシェルリフタ212とシェル
ライナ本体214を一体的にスチールによって形成する
場合には、上記実施例のようにゴム製とした場合に比べ
て耐久性では不利となるが、破砕効率では有利なものと
することができる。
【0038】また、上記実施例では、上記転動投射面2
5の表面形状は、側面視略平面状に形成しているが、そ
れのみに限定されるものではなく、表面形状を図9に示
すように、側面視略円弧状に形成した転動投射面250
とすることも可能である。このように構成しても、表面
をロッド17が好適に転動することができ、ロッド17
への十分な回転力の付加が可能になる。さらに、図10
に示すように、表面に凹凸形状を有する転動投射面26
0とすることも可能である。このように構成することに
よって、上記ロッド17が上記転動投射面260の表面
を転動する場合に、上記ロッド17と上記転動投射面2
60との摩擦を高めることができる。そのため、上記ロ
ッド17の上記転動投射面260の表面での滑りを抑制
することができ、上記転動投射面260の表面で上記ロ
ッド17を確実に滑ることなく転動させることができ
る。
【0039】また、上記実施例では、上記転動投射面2
5は、上記シェルリフタ22の両側に形成されて、シェ
ル本体1の左右いずれの方向への回転にも対応すること
ができるようになされているが、それのみに限定される
ものではなく、シェル本体1の回転方向がいずれかに限
定されている場合には、少なくとも回動方向側の側面に
形成されていればよい。
【0040】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載のシェル
リフタの構成によれば、上記ロッドに回転力を付加して
下方に投射する転動投射面を有しているため、投射時に
上記ロッドに回転力が付加される。そのため、上記ロッ
ドの力が原石に対して複雑に作用し、その反力も複雑に
分散されたものとなるため上記ロッドのリバウンドが抑
制され、上記ロッドのエネルギを一度に衝撃的に原石に
作用させることができて、上記原石を効率よく破砕する
ことが可能となる。
【0041】また、特に、請求項2又は3に記載のシェ
ルリフタによれば、それらの上記転動投射面の表面を、
ロッドが好適に転動することができ、上記ロッドへの十
分な回転力の付加が可能になる。
【0042】また、特に、請求項4に記載のシェルリフ
タによれば、ロッドと転動投射面との摩擦を高めて、ロ
ッドを確実に転動させることが可能となる。
【0043】また、特に、請求項5に記載のシェルリフ
タによれば、配設時における上記掛止面の上記シェルリ
フタ側面における高さ方向の長さが、上記転動投射面の
50〜90パーセントの長さであるため、上記掛止面と
上記転動投射面の比率が最適なものとすることができ
る。つまり、上記掛止面と上記転動投射面を合わせた長
さには、スペースや耐久性の問題などから限りがあるた
め、その比率を最適に配分する必要があるが、配設時に
おける上記掛止面の上記シェルリフタ側面における高さ
方向の長さが、上記転動投射面の50〜90パーセント
の長さとすることによって、上記掛止面によるロッドの
掛止性と上記転動投射面によるロッドの転動性を、とも
に十分に確保とすることができ、最適な上記掛止面と上
記転動投射面の配分とすることが可能になる。
【0044】また、特に、請求項6に記載のシェルリフ
タによれば、上記転動投射面が、上記掛止面から30〜
70度の角度を有して傾斜しているため、上記ロッドを
スムーズに掛止状態から転動状態に移行させることがで
きるとともに、急激な角度変化によって上記ロッドが飛
び出してしまい、上記転動投射面の表面をロッドが転動
することができなくなってしまうような虞もない。
【0045】また、特に、請求項7に記載のシェルリフ
タによれば、作動時の低騒音化を図ることができる。
【0046】また、特に、請求項8に記載のシェルライ
ナによれば、ロッドミルの稼動時の原石の破砕作業効率
の低下を防止することができ、かつランニングコストを
低減させることができるシェルライナとすることができ
る。
【0047】また、特に、請求項9に記載のシェルライ
ナによれば、作動時の低騒音化を図ることができる。
【0048】また、特に、請求項10に記載のシェル本
体によれば、上記請求項7又は8のいずれかの構成のシ
ェルライナを有することによって、ロッドミルの稼動時
の原石の破砕作業効率の低下を防止することができ、か
つランニングコストを低減させることができるシェル本
体とすることができる。
【0049】また、特に、請求項11に記載のロッドミ
ルによれば、ロッドミルの稼動時の原石の破砕作業効率
の低下を防止することができ、かつランニングコストを
低減させることができるロッドミルとすることができ
る。
【0050】また、特に、請求項12に記載のロッドミ
ルによる砕石方法によれば、上記ロッドに回転力を付加
して下方に投射する転動投射面を有しているため、投射
時に上記ロッドに回転力が付加される。そのため、原石
との衝突時に上記ロッドのリバウンドが抑制され、上記
ロッドのエネルギを一度に衝撃的に原石に作用させるこ
とができて、上記原石を効率よく破砕することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施例のシェル本体を示す断
面図である。
【図2】図1のA−A線断面における要部拡大断面図で
ある。
【図3】本発明に基づく一実施例のロッドミルの一部破
断して示す側面図である。
【図4】転動投射面の作用によって生じるロッドの動き
を示す説明図である。
【図5】図1におけるB−B線断面図である。
【図6】転動していないロッドの原石との衝突時の運動
を示す説明図である。
【図7】転動しているロッドの原石との衝突時の運動を
示す説明図である。
【図8】シェルリフタとシェルライナ本体を一体的にス
チールによって形成した例を示す説明図である。
【図9】転動投射面の表面形状を側面視略円弧状に形成
した例を示す説明図である。
【図10】表面に凹凸形状を有する転動投射面とした例
を示す説明図である。
【符号の説明】
1、100 シェル本体 2 シェルライナ 22、212 シェルリフタ 10 ロッドミル 17 ロッド 25、212b、250、260 転動投射面 28a、212a 掛止面 61 原石 α 角度
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月30日(2000.8.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、シェ
ルリフタであって、ロッドミルのシェル本体で、略円錐
台形状を呈するシェル本体の内壁に配設されて、シェル
本体の回転時にロッドを掛止して上昇させるシェルリフ
タであって、上記シェルリフタの少なくとも回動方向側
の側面に、上記ロッドの落下を防止して、所定の期間上
記ロッドを掛止するべく上記シェル本体の内壁から垂直
状に立設する掛止面と、上記ロッドに回転力を付加して
下方に投射するべく配設時に上記シェルリフタ側面にお
ける高さ方向の長さが、上記掛止面よりも長く形成され
転動投射面と、を有することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】上記第1の構成のシェルリフタにおいて
は、上記ロッドに回転力を付加して下方に投射するべく
配設時に上記シェルリフタ側面における高さ方向の長さ
が、上記掛止面よりも長く形成された転動投射面を有し
ているため、投射時に上記ロッドに回転力が付加され
る。そのため、上記ロッドの力が原石に対して複雑に作
用し、その反力も複雑に分散されたものとなるため上記
ロッドのリバウンドが抑制され、上記ロッドのエネルギ
を一度に衝撃的に原石に作用させることができて、上記
原石を効率よく破砕することが可能となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】また、第12には、ロッドミルによる砕石
方法であって、略円錐台形状を呈し、シェルリフタを有
するシェル本体を回転させることによってロッドを上昇
させ、その上昇させた位置からロッドを原石に投射して
破砕するロッドミルによる砕石方法であって、上記ロッ
ドの落下を防止して、所定の期間上記ロッドを掛止する
べく上記シェル本体の内壁から垂直状に立設する掛止面
と、上記ロッドに回転力を付加して下方に投射するべく
配設時に上記シェルリフタ側面における高さ方向の長さ
が、上記掛止面よりも長く形成された転動投射面とを有
するシェルリフタを用いて、上記シェル本体回転させ
ることによって、上記掛止面が上記ロッドを掛止して上
記ロッドを上昇させ、重力によって上記ロッドを上記掛
止面側から上記転動投射面側に移動させ、続いて、上記
転動投射面で上記ロッドを重力によって転動させて上記
ロッドに回転力を付加し、続いて、回転力が付加された
状態の上記ロッドを、その状態から下方に投射し、原石
上に落下させて衝突させ、その衝突によって、上記原石
を破砕することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】上記第12の構成のロッドミルによる砕石
方法においては、上記ロッドに回転力を付加して下方に
投射するべく配設時に上記シェルリフタ側面における高
さ方向の長さが、上記掛止面よりも長く形成された転動
投射面を有しているため、投射時に上記ロッドに回転力
が付加される。そのため、原石との衝突時に上記ロッド
のリバウンドが抑制され、上記ロッドのエネルギを一度
に衝撃的に原石に作用させることができて、上記原石を
効率よく破砕することが可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】
【発明の効果】本発明に基づく請求項1に記載のシェル
リフタの構成によれば、上記ロッドに回転力を付加して
下方に投射するべく配設時に上記シェルリフタ側面にお
ける高さ方向の長さが、上記掛止面よりも長く形成され
転動投射面を有しているため、投射時に上記ロッドに
回転力が付加される。そのため、上記ロッドの力が原石
に対して複雑に作用し、その反力も複雑に分散されたも
のとなるため上記ロッドのリバウンドが抑制され、上記
ロッドのエネルギを一度に衝撃的に原石に作用させるこ
とができて、上記原石を効率よく破砕することが可能と
なる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】また、特に、請求項12に記載のロッドミ
ルによる砕石方法によれば、上記ロッドに回転力を付加
して下方に投射するべく配設時に上記シェルリフタ側面
における高さ方向の長さが、上記掛止面よりも長く形成
された転動投射面を有しているため、投射時に上記ロッ
ドに回転力が付加される。そのため、原石との衝突時に
上記ロッドのリバウンドが抑制され、上記ロッドのエネ
ルギを一度に衝撃的に原石に作用させることができて、
上記原石を効率よく破砕することが可能となる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッドミルのシェル本体の内壁に配設さ
    れて、シェル本体の回転時にロッドを掛止して上昇させ
    るシェルリフタであって、上記シェルリフタの少なくと
    も回動方向側の側面に、 上記ロッドの落下を防止して、所定の期間上記ロッドを
    掛止する掛止面と、 上記ロッドに回転力を付加して下方に投射する転動投射
    面と、 を有することを特徴とするシェルリフタ。
  2. 【請求項2】 上記転動投射面の表面形状が、側面視略
    平面状であることを特徴とする請求項1に記載のシェル
    リフタ。
  3. 【請求項3】 上記転動投射面の表面形状が、側面視略
    円弧状であることを特徴とする請求項1に記載のシェル
    リフタ。
  4. 【請求項4】 上記転動投射面に、凹凸が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載のシェ
    ルリフタ。
  5. 【請求項5】 配設時における上記掛止面の上記シェル
    リフタ側面における高さ方向の長さが、上記転動投射面
    の50〜90パーセントの長さであることを特徴とする
    請求項1又は2又は3又は4に記載のシェルリフタ。
  6. 【請求項6】 上記転動投射面が、上記掛止面から30
    〜70度の角度を有して傾斜していることを特徴とする
    請求項1又は2又は3又は4又は5に記載のシェルリフ
    タ。
  7. 【請求項7】 上記シェルリフタが硬質ゴム製であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は
    6に記載のシェルリフタ。
  8. 【請求項8】 上記請求項1又は2又は3又は4又は5
    又は6又は7に記載のシェルリフタを有することを特徴
    とするシェルライナ。
  9. 【請求項9】 上記シェルライナの本体が、硬質ゴム製
    であることを特徴とする請求項7に記載のシェルライ
    ナ。
  10. 【請求項10】 上記請求項8又は9に記載のシェルラ
    イナを有することを特徴とするシェル本体。
  11. 【請求項11】 上記請求項10に記載のシェル本体を
    有することを特徴とするロッドミル。
  12. 【請求項12】 シェルリフタを有するシェル本体を回
    転させることによってロッドを上昇させ、その上昇させ
    た位置からロッドを原石に投射して破砕するロッドミル
    による砕石方法であって、 上記ロッドの落下を防止して、所定の期間上記ロッドを
    掛止する掛止面と、上記ロッドに回転力を付加して下方
    に投射する転動投射面とを有するシェルリフタを用い
    て、 上記シェル本体の回転によって、上記掛止面が上記ロッ
    ドを掛止して上記ロッドを上昇させ、 所定の位置で、重力によって上記ロッドを上記掛止面側
    から上記転動投射面側に移動させ、 続いて、上記転動投射面で上記ロッドを重力によって転
    動させて上記ロッドに回転力を付加し、 続いて、回転力が付加された状態の上記ロッドを、その
    状態から下方に投射し、原石上に落下させて衝突させ、 その衝突によって、上記原石を破砕することを特徴とす
    るロッドミルによる砕石方法。
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