JP2001045358A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JP2001045358A
JP2001045358A JP11214740A JP21474099A JP2001045358A JP 2001045358 A JP2001045358 A JP 2001045358A JP 11214740 A JP11214740 A JP 11214740A JP 21474099 A JP21474099 A JP 21474099A JP 2001045358 A JP2001045358 A JP 2001045358A
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JP
Japan
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signal
image
radio signal
digital camera
voice
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JP11214740A
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English (en)
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Tetsuo Ashida
哲郎 芦田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 迅速かつ容易に探すことができる撮像装置を
提供する。 【解決手段】 カメラ10は電波信号受信部22を備え
ている。電波信号受信部22は、リモコンから送信され
た捜索信号を受信する。制御部24では、測光部40に
より測光した値が撮影画像を視認することができる程度
の所定値以上だった場合には、撮像デバイス36により
撮影した撮影画像を電波信号送信部60に出力する。電
波信号送信部60では、撮影画像を電波信号に変換して
送信する。これにより、リモコンに設けられたディスプ
レイに撮影画像が表示される。従って、カメラ10が存
在する場所を容易に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置に係り、特
に、リモコン等による遠隔操作が可能な撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば不意に家の庭に飛んで
きた鳥や蝶等を撮像装置、例えばカメラで撮影しようと
した場合、カメラを探すのに時間がかかったり、どこに
置いたかを忘れてしまったりしてシャッターチャンスを
逃してしまう場合がある。また、旅行等にカメラを持っ
ていく場合、旅行の直前になってカメラを探そうとして
も見つからず、旅行先でレンズ付きフィルムを購入せざ
るを得なくなったりする場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題を
解決すべく成されたものであり、迅速かつ容易に探すこ
とができる撮像装置を提供することが目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、遠隔操作装置から送信され
る捜索信号を受信する受信手段と、前記捜索信号を受信
した場合に被写体を撮影したときの撮影画像が視認可能
か否かを判断する判断手段と、前記判断手段による判断
結果が視認可能の場合に撮影した撮影画像を前記遠隔操
作装置へ送信し、かつ前記判断結果が視認不可能の場合
に外部に存在を報知する出力手段と、を有することを特
徴としている。
【0005】受信手段は、遠隔操作装置から送信される
捜索信号を受信する。捜索信号は、電磁波、例えば電波
信号や赤外線により送信される。
【0006】判断手段は、捜索信号を受信した場合、被
写体を撮影したときの撮影画像が視認可能か否かを判断
する。視認可能か否かの判断は、例えば撮影した場合の
画像が明るい暗いかを判断することにより行うことがで
きる。
【0007】具体的には、例えば撮影レンズを透過した
光を測光し、該測光した値が予め定めた所定値以上か否
かを判断する。そして、測光値が予め定めた所定値以上
の場合は、撮影した場合の画像が明るく、視認可能であ
ると判断することができ、測光値が予め定めた所定値よ
りも小さい場合は撮影した場合の画像が暗く視認不可能
であると判断することができる。なお、実際に撮影し、
該撮影した画像がある一定レベル以上明るいか否かを判
断することにより撮影画像が視認可能か否かを判断する
ようにしてもよい。また、CCD等の撮像装置を用いた
場合、その一部の素子、例えば中心部分の素子の出力の
みを観察するようにしてもよい。
【0008】出力手段は、判断手段による判断結果が視
認可能の場合に、撮影した撮影画像を遠隔操作装置に送
信する。撮影は、例えば所定のタイミングでシャッタを
切り、シャッタが開いた時間だけレンズを透過した光が
CCD等の撮像装置に電荷として蓄積されることにより
行われる。この蓄積された電荷が被写体像を示す画像信
号になる。なお、上記のように被写体を所定のタイミン
グで撮影する場合だけでなく、常時被写体を撮影するよ
うにしてもよい。
【0009】また、撮影画像は、例えば電波信号により
送信する。これにより、遠隔操作装置にLCD等の表示
手段を備えることにより、遠隔走査装置に撮影画像を表
示させることができる。なお、遠隔操作装置に設けた表
示手段以外の表示手段に撮影画像を表示させてもよい。
【0010】従って、撮像装置をどこに置いたか忘れて
しまったような場合でも、何らかの表示手段に表示され
た撮影画像を確認することにより、撮像装置が存在する
場所を迅速かつ容易に知ることができる。
【0011】また、出力手段は、判断手段によって画像
が視認不可能と判断された場合に外部に存在を報知す
る。この報知は例えば発音手段、例えばブザーを鳴らし
たりすることにより行う。なお、この他にも発光体、例
えばフラッシュを光らせることにより報知してもよい
し、バイブレータ等により振動させることにより報知し
てもよい。
【0012】従って、撮像装置が暗い場所にあったり、
ケースに入ったりしている場合等においても、報知手段
による報知により撮像装置の周囲にいる操作者は、撮像
装置が存在する場所を迅速かつ容易に知ることができ
る。
【0013】請求項2記載の発明は、前記受信手段は、
音声を認識する音声認識手段を備え、認識した音声を前
記捜索信号として受信することを特徴としている。
【0014】音声認識手段は、音声を認識する。そし
て、受信手段は、認識した音声を捜索信号として受信す
る。すなわち、撮像装置の周囲にいる操作者が音声を発
することにより、出力手段が動作する。従って、操作者
は簡単に撮像装置を捜索することができる。また、遠隔
操作装置から捜索信号を出力せずに撮像装置を捜索する
ことができるため、遠隔操作措置を簡単な構成にするこ
とができる。
【0015】請求項3記載の発明は、前記受信手段は、
前記音声認識手段による認識結果が予め定めた認識結果
だった場合に、認識した音声を前記捜索信号として受信
することを特徴としている。
【0016】受信手段は、例えば、特定の音声パターン
を捜索を指示するためのコマンドとして、すなわち予め
定めた認識結果として設定しておき、該特定の音声パタ
ーンと音声認識手段による認識結果の音声パターンとが
一致した場合に限り認識した音声を捜索信号として受信
する。
【0017】従って、音声を発しただけでは出力手段は
動作せず、捜索を指示するためのコマンドを発声したと
きのみ出力手段が動作するため、捜索したい場合にのみ
確実に撮像装置を捜索することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]以下、図面
を参照して本発明の第1の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0019】図2(A)には、本発明が適用された撮像
装置としてのデジタルカメラ10の外観が示されてい
る。また、図2(B)には、デジタルカメラ10を遠隔
操作するためのリモコン70の外観が示されている。図
2(A)に示すように、デジタルカメラ10は、シャッ
タボタン12、レンズ14、ストロボ16、メモリーカ
ード18に撮影した画像を記録するためのメモリーカー
ドドライブ20、リモコン70からの操作信号(本実施
の形態では電波信号とする)を受信するための電波信号
受信部22等を備えている。
【0020】一方、リモコン70はデジタルカメラ10
を遠隔操作で撮影するためのシャッタボタン72、デジ
タルカメラ10を捜索するための捜索ボタン74、シャ
ッタボタン72又は捜索ボタン74を押下したときに、
各々に対応する電波信号を送信するため、又は捜索ボタ
ン74を押下したときに、デジタルカメラ10から送信
される映像信号を受信するためのアンテナ76、デジタ
ルカメラ10から送信される映像信号を表示するディス
プレイ78、及びデジタルカメラ10から送信される電
波信号の受信強度を示すLED79等を備えている。
【0021】図1には、デジタルカメラ10のブロック
図が示されている。図1に示すように、デジタルカメラ
10は制御部24を備えている。制御部24には、駆動
回路26が接続されている。駆動回路26には、レンズ
14、ストロボ16、シャッタ32、絞り34、及び撮
像デバイス36が接続されている。撮像デバイス36
は、例えばCCD等の撮像素子を含んで構成される。
【0022】制御部24では、測距部38により測定さ
れた被写体との距離に基づいてオートフォーカス(A
F)制御値を定めて駆動回路26へ出力する。駆動回路
26では、AF制御値に基づいてレンズ14を駆動さ
せ、自動的に焦点調整を行う。
【0023】また、制御部24では、測光部40により
測定された測光値に基づいて露光制御値、例えば絞り値
(絞りの開口量)やシャッタスピード、ストロボ16に
より発光させるか否か等を定めて駆動回路26へ出力す
る。そして、シャッタボタン12が押下されると、駆動
回路26では、露光制御値に基づいてシャッタ32や絞
り34、ストロボ16、撮像デバイス36を駆動させ、
レンズ14を透過した被写体像を撮影する。
【0024】撮像デバイス36のCCDには、露光制御
値に応じて入射する光の光量に対応した電荷が蓄積され
る。蓄積された電荷、すなわち画像信号は、アナログ信
号処理部46へ出力される。
【0025】アナログ信号処理部46では、入力された
画像信号に所定のアナログ信号処理(例えばノイズ低減
処理)を施し、A/D変換部48へ出力する。A/D変
換部48では、入力されたアナログ信号をデジタル信号
に変換してデジタル信号処理部50へ出力する。デジタ
ル信号処理部52では、入力されたデジタル信号に所定
のデジタル信号処理(例えばシェーディング補正処理)
を施し、画像データとしてメモリ54へ出力する。ま
た、メモリ54に出力された画像データの画像はディス
プレイ58により表示される。
【0026】デジタルカメラ10では、操作ボタン64
により所定の操作を行うことにより撮影した画像をメモ
リカード18へ記憶させることができる。この場合、メ
モリ54に記憶された画像データは圧縮伸張部56へ出
力され、該圧縮伸張部56において所定の画像圧縮処理
(例えばJPEG処理)が行われる。圧縮された画像デ
ータはメモリカードドライブ20に出力され、メモリカ
ード18に書き込まれる。
【0027】なお、デジタルカメラ10では、メモリカ
ード18に記憶された圧縮画像データを読み出すことも
できる。この場合、メモリカード18から読み出された
圧縮画像データは圧縮伸張部56へ出力され、該圧縮伸
張部56において伸張処理が施される。これにより、圧
縮画像から元の画像に戻される。伸張処理された画像
は、ディスプレイ58に表示される。
【0028】また、デジタルカメラ10では、所定の時
点の画像を撮影するだけでなく、ビデオカメラの如く撮
影している被写体の映像を常時ディスプレイ58に表示
させることもできる(以下、ムービーモードという)。
【0029】また、制御部24には、上記の他にも電波
信号送信部60、電波信号受信部22、ブザー64が接
続されている。電波信号受信部22は、リモコン70に
より送信された操作信号を受信する。
【0030】制御部24では、この操作信号に応じた処
理を行う。例えば、操作信号が、リモコン70のシャッ
タボタン72が押下されたことを示す信号だった場合に
は、デジタルカメラ10のシャッタボタン12が押下さ
れた時と同じ動作を行い、被写体の撮影を行う。操作信
号がリモコン70の捜索ボタン74が押下されたことを
示す信号だった場合には、撮影した画像が視認可能か否
かを判断し、視認可能の場合には、撮影した画像を電波
信号送信部60により所定の電波信号(例えばFM変調
した信号)に変換して送信する。また、測光部40によ
り測定した光量が所定値よりも小さかった場合には、撮
影した画像を送信する代わりにブザー64を鳴らす。な
お、ブザーの代わりに、ストロボ16を発光させるよう
にしてもよい。
【0031】撮影した画像が視認可能か否かの判断は、
例えば測光部40により測定した光量が所定値以上か否
かを判断することにより行う。また、撮像デバイス36
のCCDに蓄積された電荷の量が所定値以上か否かを判
断してもよい。
【0032】図3には、リモコン70のブロック図が示
されている。図3に示すように、リモコン70は、制御
部80を備えており、制御部80には、送信回路82、
信号処理回路84、ディスプレイ78、捜索ボタン7
4、シャッタボタン72、LED79が接続されてい
る。信号処理回路84には受信回路88が接続されてい
る。
【0033】制御部80は、シャッタボタン72又は捜
索ボタン74が押下された場合、送信回路82に各々に
応じた操作信号を出力する。送信回路82では、操作信
号を所定の電波信号(例えばFM変調した信号)に変換
して送信する。
【0034】受信回路88は、デジタルカメラ10から
送信された画像信号を受信し、信号処理回路84へ出力
する。信号処理回路84では、受信した画像信号に所定
の信号処理を施して制御部80へ出力する。制御部80
では、信号処理が施された画像信号をディスプレイ78
に出力し、画像を表示させる。
【0035】また、制御部80では、電波信号を受信し
ている間は、LED79を点滅させる。さらに、受信し
た電波信号の強度、例えば振幅レベルに応じてLED7
9の点滅間隔を変更する。例えば、電波信号の強度が大
きくなるに従って点滅間隔を短くし、電波信号の強度が
小さくなるに従って点滅間隔を長くする。これにより、
デジタルカメラ10が近くに存在するか否かを容易に判
断することができる。
【0036】なお、デジタルカメラ10の各部は、基本
的に図示しないメイン電源(例えばバッテリ)から電源
が供給されて動作するが、メイン電源のオフ時には、サ
ブ電源(例えばリチウム電池)により電源が供給され、
リモコン70から送信される電波信号の監視のみを行
う。これにより、メイン電源の消費電力を抑えることが
できる。
【0037】次に、本実施の形態の作用として、制御部
24において実行される制御ルーチンについて図4に示
すフローチャートを参照して説明する。
【0038】リモコン70のシャッタボタン72又は捜
索ボタン74が押下されると、制御部80は、対応する
操作信号を送信回路82に送信する。送信回路82で
は、操作信号を所定の電波信号に変換し、アンテナ76
を介して送信する。
【0039】デジタルカメラ10では、ステップ100
で操作信号を受信したか否かを判断する。そして、操作
信号を受信していない場合にはステップ100で否定さ
れ、ステップ102でシャッタボタン12が押下された
か否かを判断する。シャッタボタン12が押下された場
合にはステップ102で肯定され、ステップ106で通
常の撮影処理が行われる。
【0040】すなわち、測距部38により測定された被
写体との距離に基づいて定めたAF制御及び測光部40
により測定された測光値に基づいて定めた露光制御値を
駆動回路26へ出力する。駆動回路26では、AF制御
値及び露光制御値に基づいてシャッタ32や絞り34、
ストロボ16、撮像デバイス36を駆動させ、レンズ1
4を透過した被写体像を撮影する。
【0041】そして、撮像デバイス36のCCDに蓄積
された電荷、すなわち画像信号がアナログ信号処理部4
6へ出力される。出力された画像信号は、アナログ信号
処理部46で所定のアナログ信号処理施され、A/D変
換部48でアナログ信号からデジタル信号に変換され
る。デジタル信号に変換された画像信号は、デジタル信
号処理部52で所定のデジタル信号処理が施され、画像
データとしてメモリ54へ出力され、その画像はディス
プレイ58に表示される。
【0042】一方、操作信号を受信した場合には、ステ
ップ100で肯定され、ステップ104で操作信号が捜
索を指示する信号か否か、すなわち、捜索ボタン74が
押下されたか否かを判断する。捜索を指示する信号でな
かった場合には、ステップ10で否定され、ステップ1
05で撮影を指示する信号だったか否か、すなわち、シ
ャッタボタン72が押下されたか否かを判断する。
【0043】シャッタボタン72が押下されたと判断し
た場合には、ステップ105で肯定され、ステップ10
6で前述と同じように通常の撮影処理を行う。
【0044】一方、捜索を指示する信号だった場合は、
ステップ104で肯定され、ステップ108で測光部4
0により測光した測光値を取りこむ。そして、ステップ
110において、取り込んだ測光値が予め定めた所定値
以上か否か、すなわち、撮影画像を視認することができ
るレベルか否かを判断する。
【0045】取り込んだ測光値が予め定めた所定値以上
だった場合、すなわち、撮影画像を視認することができ
るレベルである場合には、ステップ112で、ステップ
104と同じように通常の撮影処理を行い、撮影した画
像の画像データを電波信号送信部60へ出力する。電波
信号送信部60では、撮影した画像を電波信号により送
信する。
【0046】デジタルカメラ10から送信された電波信
号は、リモコン70のアンテナ76を介して受信回路8
8に受信される。受信した電波信号は、信号処理回路8
4により所定の信号処理(例えばノイズ低減処理)が施
され、ディスプレイ78に表示される。すなわち、デジ
タルカメラ10が存在する場所の画像がディスプレイ7
8に表示される。従って、デジタルカメラ10の存在す
る場所を容易に確認することができる。
【0047】また、デジタルカメラ10が前述したムー
ビーモードの場合には、シャッタ32は切らずに、撮影
した映像を逐次電波信号送信部60に出力する。従っ
て、リモコン70のディスプレイ78には、デジタルカ
メラ10が存在する場所の映像(動画像)が表示され
る。
【0048】なお、リモコン70の制御部80では、デ
ィスプレイ78にデジタルカメラ10が存在する場所の
画像を表示させると共に、受信回路88により受信した
電波信号の強度に応じてLED79を点滅させる。この
とき、LED79の点滅間隔は電波信号の強度に応じて
変わるので、この点滅間隔を確認することにより、デジ
タルカメラ10が近くに存在するか否かを容易に推定す
ることができる。
【0049】一方、取り込んだ測光値が所定値よりも小
さかった場合には、ステップ114でブザー62を鳴ら
す。これにより、例えばデジタルカメラ10がケースに
入っている場合のように、撮影しても画像が暗く視認で
きないような場合でも、デジタルカメラ10の存在を知
らせることができる。また、ブザー62を鳴らす代わり
にストロボ16を発光させるようにしてもよい。
【0050】このように、デジタルカメラ10がどこに
あるかを忘れてしまったような場合でも、リモコン70
の捜索ボタン74を押下することによりデジタルカメラ
10が存在する場所の画像がディスプレイ78に表示さ
れるため、容易にデジタルカメラ10の存在する場所を
知ることができる。また、ディスプレイ78に表示され
る画像が見にくいような場合でも、LED79の点滅間
隔を確認することによりデジタルカメラ10が近くに存
在するか否かを容易に推定することができる。さらに、
デジタルカメラ10の撮影画像を表示できない場合で
も、ブザー62を鳴らすことによりデジタルカメラ10
の存在する場所を知ることができる。
【0051】デジタルカメラの小型化及び人間の高齢化
等により、カメラを探すのに時間がかかったり、カメラ
を置いた場所を忘れてしまったりすることが増える可能
性があるが、上記のようにカメラを捜索する機能を備え
ることにより容易にカメラを発見することができるため
便利である。
【0052】なお、リモコン70に暗証番号の入力、設
定をするための操作ボタンを設けて暗証番号を予め設定
できるようにし、入力された暗証番号と予め設定された
暗証番号とが一致した場合に限り、操作信号を送信する
ようにしてもよい。このようにすれば、暗所番号を知っ
ている者しかデジタルカメラ10の存在を知ることがで
きず、例えば盗難を防止することができる。なお、暗証
番号を送信し、デジタルカメラ10側で暗証番号の認識
を行ってもよい。
【0053】また、本実施の形態では、操作信号として
電波信号を用いた場合を例に説明したが、これに限ら
ず、赤外線信号を用いてもよい。 [第2の実施の形態]以下、図面を参照して本発明の第
2の実施の形態を詳細に説明する。
【0054】図5には、第2の実施の形態に係るデジタ
ルカメラ10’のブロック図が示されている。なお、第
1の実施の形態におけるデジタルカメラ10と同一部分
には同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0055】デジタルカメラ10’は、音声認識部66
を備えている、音声認識部66にはマイク68が接続さ
れている。マイク68に入力された音声信号は、音声認
識部66に出力される。
【0056】音声認識部66は、デジタルカメラ10’
を操作するための操作コマンドの音声パターンが予め登
録されており、この音声パターンとマイク68により入
力された音声パターンとを比較(パターンマッチング)
し、最も類似する操作コマンドを決定して制御部24へ
出力する。
【0057】デジタルカメラ10’の操作コマンドの音
声パターンは、例えば、撮影する場合は「さつえい」、
デジタルカメラ10を捜索する場合には「さがす」と設
定することができる。そして、制御部24では、音声認
識部66から出力される認識結果に応じた処理を行う。
【0058】次に、第2の実施の形態の作用を説明す
る。
【0059】図6には、制御部24において実行される
制御ルーチンのフローチャートが示されている。なお、
第1の実施の形態における図4に示すフローチャートと
同一処理を行うステップについては同一符号を付し、そ
の詳細な説明を省略する。
【0060】音声がマイク68に入力され、音声信号が
音声認識部68に出力されると、音声認識部66では、
入力された音声信号の音声パターンが予め登録された音
声パターンと比較し、最も類似する操作コマンドを決定
して制御部24へ出力する。
【0061】制御部24では、図6に示すステップ20
0において音声認識部66から認識結果を受信したか否
かを判断する。認識結果を受信した場合には、ステップ
104で認識結果が捜索を指示するコマンドか否かを判
断する。
【0062】認識結果が捜索を指示する操作コマンドだ
った場合、すなわち、認識結果が「さがす」だった場合
には、ステップ104で肯定され、ステップ108以降
の処理を行う。
【0063】一方、認識結果が「さがす」でなかった場
合には、ステップ104で否定され、ステップ105で
撮影を指示する操作コマンドだったか否かを判断する。
認識結果が撮影を指示するコマンドだった場合、すなわ
ち、認識結果が「さつえい」だった場合、ステップ10
5で肯定され、ステップ106で通常の撮影処理を行
う。
【0064】なお、認識結果が「さがす」だった場合、
ステップ112で画像を送信せず、ブザー62を鳴らす
だけにしてもよい。このようにすれば、リモコン70が
必要なくなり、操作コマンドを発声するだけでデジタル
カメラ10’が存在する場所を知ることができる。
【0065】また、マイク及び音声認識部をリモコン7
0に設け、リモコン70で音声認識した認識結果をデジ
タルカメラ10’に送信するようにしてもよい。この場
合には、デジタルカメラ10’側に操作コマンドの音声
パターンを予め登録しておき、送信された認識結果の音
声パターンと予め登録された操作コマンドの音声パター
ンとを比較し、該比較結果に応じた処理を行うようにす
ればよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、捜索信号を受信した場合、被写体を撮影し
たときの撮影画像が視認可能か否かを判断し、判断結果
が視認可能の場合に被写体の撮影を指示すると共に撮影
した撮影画像を送信し、かつ判断手段による判断結果が
視認不可能の場合に外部に存在を報知するように構成し
たので、撮像装置をどこに置いたか忘れてしまったよう
な場合でも、撮像装置が存在する場所を迅速かつ容易に
知ることができる、という効果を有する。
【0067】請求項2記載の発明によれば、音声を発す
ることにより出力手段が動作するため、簡単に撮像装置
を捜索することができる、という効果を有する。
【0068】請求項3記載の発明によれば、音声認識手
段による認識結果が予め定めた認識結果だった場合に出
力手段が動作するため、捜索したい場合にのみ確実に撮
像装置を捜索することができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態に係るカメラのブロック図
である。
【図2】 (A)はカメラの外観図、(B)はリモコン
の外観図である。
【図3】 リモコンのブロック図である。
【図4】 第1の実施の形態における制御部で実行され
る制御ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【図5】 第2の実施の形態に係るカメラのブロック図
である。
【図6】 第2の実施の形態における制御部で実行され
る制御ルーチンの流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ 12 シャッタボタン 14 レンズ 16 ストロボ 18 メモリカード 20 メモリカードドライブ 22 電波信号受信部(受信手段) 24 制御部(判断手段) 26 駆動回路 32 シャッタ 34 絞り 36 撮像デバイス 60 電波信号送信部(出力手段) 62 ブザー(出力手段) 66 音声認識部(音声認識手段) 70 リモコン(遠隔操作装置) 78 ディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔操作装置から送信される捜索信号を
    受信する受信手段と、 前記捜索信号を受信した場合に被写体を撮影したときの
    撮影画像が視認可能か否かを判断する判断手段と、 前記判断手段による判断結果が視認可能の場合に撮影し
    た撮影画像を前記遠隔操作装置へ送信し、かつ前記判断
    結果が視認不可能の場合に外部に存在を報知する出力手
    段と、 を有する撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記受信手段は、音声を認識する音声認
    識手段を備え、認識した音声を前記捜索信号として受信
    することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、前記音声認識手段によ
    る認識結果が予め定めた認識結果だった場合に、認識し
    た音声を前記捜索信号として受信することを特徴とする
    請求項2記載の撮像装置。
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