JP2001043809A - 架張型のシャドウマスク及びこれを採用したカラー陰極線管 - Google Patents

架張型のシャドウマスク及びこれを採用したカラー陰極線管

Info

Publication number
JP2001043809A
JP2001043809A JP2000194821A JP2000194821A JP2001043809A JP 2001043809 A JP2001043809 A JP 2001043809A JP 2000194821 A JP2000194821 A JP 2000194821A JP 2000194821 A JP2000194821 A JP 2000194821A JP 2001043809 A JP2001043809 A JP 2001043809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tie bar
shadow mask
auxiliary
area
strips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000194821A
Other languages
English (en)
Inventor
Kan Kin
完 金
Junchoru Shin
淳 ▲ちょる▼ 申
Gwang-Soo Kang
広 洙 姜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2001043809A publication Critical patent/JP2001043809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/06Screens for shielding; Masks interposed in the electron stream
    • H01J29/07Shadow masks for colour television tubes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2229/00Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
    • H01J2229/07Shadow masks
    • H01J2229/0727Aperture plate
    • H01J2229/075Beam passing apertures, e.g. geometrical arrangements

Landscapes

  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイバーの影映りによる解像度の低下が防
止でき、しかも視覚による認識性を向上させることので
きる架張型のシャドウマスク及びこれを採用したカラー
陰極線管を提供する。 【解決手段】相互に所定間隔離隔されてスリットが形成
される多数のストリップと、隣り合うストリップを繋げ
てスリットを区切るタイバーと、タイバーの間に設けら
れて隣り合うストリップから相互に対向する方向にそれ
ぞれ延び、相互に接触しないように形成された第1及び
第2突起を具備した補助タイバーとを含んでなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野 】本発明はカラー陰極線管に
係り、具体的には、色選別機能を備えるものであって、
補助タイバーの構造が改善された架張型のシャドウマス
及びこれを採用したカラー陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】モニターやテレビジョンなどに用いられ
るカラー陰極線管は、電子銃から打ち出された3本の電
子ビームが蛍光膜の各蛍光体に正確に達するようにする
マスクを具備する。かかるマスクは、円形状の電子ビー
ム通過孔を有するドットマスクと、相互に平行し、且つ
縦長形の電子ビーム通過孔を有するスロットマスクと、
張力が加わるストリップによりスロットを形成する架張
型のシャドウマスクに大別される。
【0003】図1は、以上の3種のマスクの内、架張型
のシャドウマスクの一例を示すものである。
【0004】図示されたように、本発明にかかる架張型
のシャドウマスクは、薄板に所定の幅をもって形成され
たスリット11により離隔されるストリップ12と、ス
トリップのうち隣り合うストリップ12を繋げてスリッ
ト11を区切るタイバー13とを具備する。
【0005】このマスクにおいて、ストリップ12を繋
げるタイバー13は、外部からの衝撃によるマスクの振
動が原因となって生ずる画面ハウリングが低減可能であ
る。ところが、タイバー13の垂直方向ピッチPVがそ
の水平方向ピッチPHより大きい場合、すなわち、PV
≧2PHの場合には、このタイバー13が画面上に映
り、視る者に目障りとなる問題がある。また、これは画
質劣化につながる。
【0006】上記のような問題点を解決するための架張
型のシャドウマスクが米国特許第4,926,089号
に開示されている。
【0007】図2に示されたように、相互に所定間隔離
隔されたストリップ21によりスリット22が形成さ
れ、このストリップ21はタイバー23により繋がって
いる。これらタイバー23の間には、相互に対向するス
トリップ21の内一方のストリップ21から延び対応す
るストリップと繋がってない補助タイバー24が設けら
れて、スリット21が複数個に分割される。
【0008】ところが、前述のような架張型のシャドウ
マスクにおいて、補助タイバー24は、マスクパターン
を作製するエッチング技術により補助タイバーの水平幅
W1がタイバーの水平幅W2より小さくなるため電子ビ
ームが補助タイバー24及びタイバー23により隠され
ることにより生ずる非発光領域の僅かな明暗差が生ず
る。この明暗差は視聴者に目障りとなるといった視覚に
よる認識性の悪化をもたらし、これにより画質が劣化す
る。
【0009】さらに、パネルの内面に蛍光膜を形成する
には、図3に示されたように、架張型のシャドウマスク
フレーム組立体をパネル100の内面に装着した後、蛍
光膜101の形成のための露光作業を行う必要がある
が、この時、露光作業に用いられる露光光源102は、
架張型のシャドウマスク20のタイバー23及び補助タ
イバー24により区切られる1つの垂直方向ピッチに当
たる領域を照射可能な長さを有する。この露光光源10
2を用いて蛍光膜を形成する場合、図4に図示されたよ
うに、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の蛍光膜パ
ターンが均一に形成できなくなる。すなわち、架張型の
シャドウマスク20の補助タイバー24は、一方のスト
リップ21から延び他方の ストリップ21'の近傍に設
けられているため、他方のストリップと補助タイバー4
4の端部の間に光が露出されて、これと対応する部位の
蛍光膜がブラックマトリックスにより侵入される問題が
ある。
【0010】上記のように、赤色、緑色、青色蛍光体の
ブラックマトリックスによる侵入は、蛍光体の発光領域
の縮小をもたらす。また、この侵入された領域が画面上
に映り、視覚による認識性が悪化する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、その目的は、蛍光膜の形成時
に、補助タイバーの形成部位で蛍光膜がブラックマトリ
ックスにより侵入されることを防止することのできる架
張型のシャドウマスクとこれを採用したカラー陰極線管
を提供することである。
【0012】本発明の他の目的は、タイバーの影が画面
上に映り、目障りとなる視覚による認識性の問題を根本
的に解決できる架張型のシャドウマスクとこれを用いた
カラー陰極線管を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる陰極線管の架張型のシャドウマスク
は、相互に所定間隔離隔されてスリットが形成される多
数のストリップと、隣り合うストリップを繋げてスリッ
トを区切るタイバーと、 タイバーの間に設けられて隣
り合うストリップから相互に対向する方向にそれぞれ延
長され、相互に接触しないように形成された第1及び第
2突起を具備した補助タイバーとを含んでなることを特
徴とする。
【0014】本発明において、補助タイバーの面積はタ
イバーの面積とほぼ等しいか、あるいはその面積差が一
定範囲内にある。
【0015】上記目的を達成するためのカラー陰極線管
は、蛍光膜が形成されたパネルと、パネルの内部に装着
されるものであって、架張型のシャドウマスクとフレー
ムとが組み合わされてなる架張型のシャドウマスクフレ
ーム組立体と、パネルと封着され、ネック部及びコーン
部を持つファンネルと、ネック部に装着される電子銃
と、ファンネルのコーン部に装着される偏向ヨークとを
含んでなるものであって、架張型のシャドウマスクは、
相互に所定間隔離隔されてスリットが形成される多数の
ストリップと、隣り合うストリップを繋げてスリットを
区切るタイバーと、タイバーの間に設けられて隣りあっ
たストリップから相互対応する方向にそれぞれ延長され
相互に接触しないように形成された補助タイバーとを含
んでなることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に基づき、本
発明をさらに詳細に説明する。
【0017】図5に示されたように、カラー陰極線管
は、内面に所定のパターンの蛍光膜41が形成されたパ
ネル40と、パネル40の内面に設けられるものであっ
て、架張型のシャドウマスク51とフレーム56とが組
み合わされるマスクフレーム組立体50と、パネル40
と封着され、ネック部60aとコーン部60bを有する
ファンネル60と、ファンネル60のネック部60aに
封込されて架張型のシャドウマスク51の電子ビーム通
過孔を介して蛍光膜41を励起させる電子ビームを放出
する電子銃62と、ファンネルのコーン部60b及びネ
ック部60aにかけ渡されて電子銃62から放出された
電子ビームを偏向させる偏向ヨーク63とを含む。
【0018】パネル40の内面に形成された蛍光膜41
は、赤色、緑色、青色の蛍光体がドット状またはストラ
イプ状に塗布されてなる。
【0019】架張型のシャドウマスクフレーム組立体5
0は、図6に示されたように、電子ビーム通過孔を有す
るマスク51と、このマスクに張力が加わるように支持
するフレーム56とを含む。
【0020】マスク51は、図7に示されたように、5
0〜100μmの薄板にスリット52により相互に所定
間隔離隔され190μmの幅を持つ複数個のストリップ
53が形成され、スリット52はストリップ53’、5
3''を繋げて相対的に大きい垂直方向ピッチPV'を持
つタイバー54により分割される。
【0021】そしてタイバー54の間には相互に対向す
るストリップ53から延長される複数本の補助タイバー
55が形成されて、スリット52を等間隔に分割するこ
とになる。
【0022】スリット52を分割する補助タイバー55
は、隣り合うストリップ53’、53''の相互に対向す
る側に延びる第1及び第2突起55a、55bを具備す
る。ここで、相互に対向するストリップ53’、5
3’’から延長される第1及び第2突起55a、55b
は、互いに接触しない。
【0023】実施例において、補助タイバー55の垂直
長さL1、すなわち、ストリップの長手方向への垂直長
さL1は100〜120μmに形成し、タイバー54の
垂直長さL2は55〜90μmに形成して、タイバー5
4の垂直長さが補助タイバーのそれより大きく形成する
ことが好ましい。そして補助タイバー55の水平幅W3
(第1及び第2突起の水平幅の合計)は、タイバーの水
平幅W4より小さく形成される。また補助タイバー54
の面積A1=(L1×W3)はタイバー54の面積A2
=(L2×W4)と等しくするか、あるいはその面積差
を一定範囲内にする。
【0024】例えば、補助タイバーの水平幅W3は、モ
ニターに用いられる架張型のシャドウマスクの場合、隣
り合うストリップ53から相互に対向する方向に15μ
mずつ延びて30μmの幅を有し、テレビに用いられる
架張型のシャドウマスクの場合、隣り合うストリップか
ら対向する方向に72.5μmずつ延びて145μmに
形成される。補助タイバー55の面積は、視覚による認
識性を勘案してタイバーの面積と異なって形成可能であ
るが、好ましくは、タイバー54の面積及び補助タイバ
ー55の面積を等しく形成する。ここで、補助タイバー
55の面積A1とタイバー面積A2との違いは、30%
以内であることが好ましい。換言すると、(A1−A
2)/A2≦0.3である。
【0025】そして図6に示されたように、マスクを支
持するフレーム56は、架張型のシャドウマスクの長辺
部を支持するものであって、相互に所定間隔離隔される
1対のサポート部材56a、56bと、両端部がサポー
ト部材56a、56bに固定されて架張型のシャドウマ
スク51に張力を与える弾性部材56c、56dとを含
む。フレーム56は、上記の実施例により限定されるも
のではなく、架張型のシャドウマスク51に張力が与え
られる構造であれば、いずれも採用可能である。
【0026】前述のように構成されたカラー陰極線管
は、図5に示されたように、ネック部に装着された電子
銃から打ち出された電子ビームが走査位置に応じて選択
的に偏向ヨーク63により偏向された後、架張型のシャ
ドウマスク51のスロット52を介して蛍光膜に達し、
これにより画像が形成される。
【0027】このように画像を形成するカラー陰極線管
は、蛍光膜パターンがブラックマトリックスにより侵入
されず、均一に形成されるので、輝度及び解像度が向上
される。より具体的に説明すれば、パネル40の内面に
蛍光膜を形成するには、ブラックマトリックスが形成さ
れた状態で赤色、緑色、青色のうちいずれかの蛍光体を
塗布し、架張型のシャドウマスクフレーム組立体50を
装着した状態で露光工程を行う必要がある。この過程
で、架張型のシャドウマスク51の補助タイバー55
は、隣り合うストリップ53から相互に対向する方向に
延びる第1及び第2突起55a、55bよりなり、且つ
互いに接触しないようになっているため、露光のための
光源が第1及び第2突起55a、55bの間を通じて蛍
光体を露光することになる。架張型のシャドウマスク5
1に補助タイバー55が形成してあるとしても、この補
助タイバーにより露光のための光が遮蔽され、補助タイ
バーと対応する部位の蛍光体が露光されないことが防止
可能になる。
【0028】そして前述のようにカラー陰極線管が作動
する過程で電子銃から放出された電子ビームは、スリッ
ト52を区切るタイバー54及び補助タイバー55によ
り隠されて蛍光膜41の蛍光体を完全に励起できなくな
るため、画面上にこの部分が影として映る。ところが、
タイバー54の垂直長さL2より補助タイバー55の垂
直長さL1が長く、且つタイバー55と補助タイバー5
4との面積がほぼ等しいので、蛍光膜が励起されないた
めに画面上に映る影の面積がほぼ等しくなる。これによ
り、スクリーン面に形成される画像に均一な分布及び均
一な面積をもって影が映り、視聴者による認識が困難と
なり、結果として画質が向上される。かかる影の分布
は、タイバー55及び補助タイバー54の数を調整する
ことにより変化させることができる。
【0029】本発明の効果は、下記の実験により一層明
らかになる。
【0030】実験例1 この実験では、モニター等に用いられる陰極線管の架張
型のシャドウマスクのタイバーの垂直幅に対して補助タ
イバーの垂直幅を変え、タイバーと補助タイバーとの面
積の差による視覚による認識性の関係を調べてみた。そ
の結果を下記表1を示す。
【0031】
【表1】
【0032】表1から、タイバーと補助タイバーとの面
積差が30%以内の場合に視覚による認識性が良好であ
ることが確認できた。
【0033】図8ないし図13は、表1に示された架張
型のシャドウマスクのタイバーと補助タイバーとの面積
差により蛍光膜に映ったタイバーの視覚による認識性の
状態を接写及び20倍拡大撮影した写真である。
【0034】図8は、補助タイバーの面積がタイバーの
面積の50%である架張型のシャドウマスクの影が蛍光
膜に映った状態を20倍拡大して示すものである。
【0035】図9は、補助タイバーの面積がタイバーの
面積の50%である架張型のシャドウマスクを採用した
陰極線管の画像に補助タイバー及び補助タイバーの影が
映ったことを接写撮影したものであって、タイバーの影
が蛍光膜に鮮明に映ることが分かる。
【0036】図10は、補助タイバーの面積がタイバー
の面積の75%である架張型のシャドウマスクのタイバ
ーの影が蛍光膜に映った状態を20倍拡大撮影したもの
である。
【0037】図示されたように、補助タイバーとタイバ
ーの影との大きさがほぼ等しく、且つタイバーと補助タ
イバーとの影の明暗差があまり大でない。
【0038】図11は、補助タイバーの面積がタイバー
の面積の75%である架張型のシャドウマスクを採用し
た陰極線管の画像に補助タイバーと補助タイバーの影が
映ったことを接写撮影したものであって、蛍光膜に映っ
たタイバーの影と補助タイバーの影とが区別し難いこと
が分かる。
【0039】図12は、補助タイバーの面積がタイバー
の面積の100%である架張型のシャドウマスクのタイ
バーの影が蛍光膜に映った状態を20倍拡大撮影したも
のである。図示されたように、補助タイバーとタイバー
との面積を等しくするため、補助タイバーの垂直の長さ
が大きくなったことが分かる。図13に示されたよう
に、補助タイバーとタイバーとの面積がほぼ等しい架張
型のシャドウマスクは、蛍光膜に映ったタイバーの影と
補助タイバーの影とが区別し難く、全蛍光膜に亘って映
るタイバー及び補助タイバーの明暗が均一なので、視覚
による認識性が向上されたことが分かる。
【0040】実験例2 この実験では、テレビジョンなどに用いられる陰極線管
の架張型のシャドウマスクのタイバーの垂直幅に対し補
助タイバーの垂直幅を変え、タイバーと補助タイバーと
の面積差による視覚による認識性の関係を調べてみた。
その結果を下記表2に示す。
【0041】
【表2】
【0042】表2から、タイバーと補助タイバーとの面
積差が30%以内の場合に視覚による認識性が良好であ
ることが確認できた。
【0043】図14ないし図17は、表2に架張型のシ
ャドウマスクのタイバーと補助タイバーとの面積差によ
り蛍光膜に映ったタイバーの視覚による認識性の状態を
接写及び20倍拡大撮影した写真である。
【0044】図14は、補助タイバーの面積がタイバー
の面積の55%である架張型のシャドウマスクのタイバ
ーの影と補助タイバーの影が蛍光膜に映った状態を示す
ものである。図15は、補助タイバーの面積がタイバー
の面積の55%である架張型のシャドウマスクを採用し
た陰極線管の画像に補助タイバーと補助タイバーの影が
映ったことを接写撮影したものであって、相対的に蛍光
膜パターンの水平方向ピッチ及び架張型のシャドウマス
クの水平方向ピッチがモニター用の陰極線管に比べ大で
あっても、タイバーの影は鮮明に映ることが分かる。
【0045】図16は、補助タイバーとタイバーとの面
積差が74%である架張型のシャドウマスクのタイバー
の影が蛍光膜に映った状態を20倍拡大撮影したもので
あって、補助タイバーの面積をタイバーの面積に近づけ
るため、補助タイバーの垂直の長さが大きくなったこと
が分かる。
【0046】そして図17は、補助タイバーの面積がタ
イバーの面積の74%である架張型のシャドウマスクを
採用した陰極線管の画像に補助タイバーと補助タイバー
の影が映ったことを接写撮影したものであって、蛍光膜
に映ったタイバーの影と補助タイバーの影とが区別しづ
らく、全蛍光膜に亘って映るタイバーと補助タイバーの
明暗が均一なので、視覚による認識性が向上されたこと
が分かる。
【0047】そして表2において、補助タイバーの面積
がタイバーの面積の130%以上の場合は撮影しなかっ
たが、補助タイバーの面積が相対的に広まったことによ
り蛍光膜に映る補助タイバーの影が大きくなり、タイバ
ーの残影が小さくなるので、タイバーの残影は画面上に
白く映ることが分かった。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る陰極線
管の架張型のシャドウマスクは、タイバーの間に形成さ
れる補助タイバーの面積をタイバーとほぼ等しく形成す
ることにより、タイバーの影映りによる解像度の低下が
防止できるとともに、視覚による認識性が向上できる。
【0049】本発明は、図面に示された一実施例に基づ
いて説明されたが、これは例示的なものに過ぎず、当該
分野における通常の知識を有した者なら、これより各種
の変形及び実施例の変形が可能なことは言うまでもな
い。
【0050】よって、本発明の真の保護範囲は請求の範
囲の技術的な思想によって定まるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の架張型のシャドウマスクを示す平面図で
ある。
【図2】従来の架張型のシャドウマスクの他の例を示す
平面図である。
【図3】パネルの内面に架張型のシャドウマスクが装着
された状態で露光する状態を示す図面である。
【図4】図2に示された架張型のシャドウマスクを用い
て露光した場合、蛍光膜の露光パターンを示す図面であ
る。
【図5】本発明にかかるカラー陰極線管の一部切断斜視
図である。
【図6】本発明にかかる架張型のシャドウマスクフレー
ム組立体を示す斜視図である。
【図7】図6に示された架張型のシャドウマスクをパネ
ルの内面に装着して蛍光膜を露光する時の露光パターン
を示す斜視図である。
【図8】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タイ
バーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態を
撮影したものである。
【図9】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タイ
バーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態を
撮影したものである。
【図10】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図11】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図12】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図13】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図14】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図15】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図16】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
【図17】架張型のシャドウマスクのタイバーと補助タ
イバーとの面積差によってその影が蛍光膜に映った状態
を撮影したものである。
フロントページの続き (72)発明者 申 淳 ▲ちょる▼ 大韓民国 京畿道 水原市 八達区 靈通 洞 988−2番地 サルグゴルアパート 717棟 1401号 (72)発明者 姜 広 洙 大韓民国 京畿道 水原市 八達区 靈通 洞 1052−2番地 ハンゴル双龍アパート 244棟 1802号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に所定間隔離隔されてスリットが形
    成される多数のストリップと、隣り合う前記ストリップ
    を繋げてスリットを区切るタイバーと、 前記タイバー
    の間に設けられて隣り合うストリップから相互に対向す
    る方向にそれぞれ延長され、相互に接触しないように形
    成された第1及び第2突起を具備した補助タイバーとを
    含んでなることを特徴とするカラー陰極線管の架張型の
    シャドウマスク。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2突起の突出長が同一で
    あって、第1及び第2突起の間の空間がスロットの中央
    部に位置づけられたことを特徴とする請求項1に記載の
    カラー陰極線管の架張型のシャドウマスク。
  3. 【請求項3】 前記タイバーの面積と補助タイバーの面
    積との差が、30%以内であることを特徴とする請求項
    1に記載のカラー陰極線管の架張型のシャドウマスク。
  4. 【請求項4】 蛍光膜が形成されたパネルと、前記パネ
    ルの内部に装着されるものであって、架張型のシャドウ
    マスクとフレームとが組み合わされてなる架張型のシャ
    ドウマスクフレーム組立体と、前記パネルと封着され、
    ネック部及びコーン部を持つファンネルと、前記ネック
    部に装着される電子銃と、ファンネルのコーン部に装着
    される偏向ヨークとを含んでなるものであって、前記架
    張型のシャドウマスクは、相互に所定間隔離隔されてス
    リットが形成される多数のストリップと、隣り合う前記
    ストリップを繋げてスリットを区切るタイバーと、前記
    タイバーの間に設けられて隣りあったストリップから相
    互に対向する方向にそれぞれ延長され相互に接触しない
    ように形成された補助タイバーとを含んでなることを特
    徴とするカラー陰極線管。
  5. 【請求項5】 前記タイバーの面積と補助タイバーの面
    積との差が、30%以内であることを特徴とする請求項
    4に記載のカラー陰極線管。
JP2000194821A 1999-06-30 2000-06-28 架張型のシャドウマスク及びこれを採用したカラー陰極線管 Pending JP2001043809A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR99-25812 1999-06-30
KR1019990025812A KR100354245B1 (ko) 1999-06-30 1999-06-30 음극선관용 텐션 마스크

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001043809A true JP2001043809A (ja) 2001-02-16

Family

ID=19597765

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000194821A Pending JP2001043809A (ja) 1999-06-30 2000-06-28 架張型のシャドウマスク及びこれを採用したカラー陰極線管
JP2000194719A Pending JP2001043808A (ja) 1999-06-30 2000-06-28 陰極線管用架張型のシャドウマスク

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000194719A Pending JP2001043808A (ja) 1999-06-30 2000-06-28 陰極線管用架張型のシャドウマスク

Country Status (8)

Country Link
US (2) US6472806B1 (ja)
JP (2) JP2001043809A (ja)
KR (1) KR100354245B1 (ja)
CN (2) CN1146948C (ja)
DE (2) DE10009494A1 (ja)
FR (2) FR2795863B1 (ja)
GB (2) GB2351599B (ja)
NL (2) NL1015015C2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100669452B1 (ko) * 2001-02-27 2007-01-15 삼성에스디아이 주식회사 음극선관용 마스크 조립체

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW451244B (en) * 1999-07-15 2001-08-21 Matsushita Electronics Corp Cathode ray tube
TW582048B (en) 1999-12-21 2004-04-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Cathode ray tube
JP3773733B2 (ja) * 2000-01-13 2006-05-10 松下電器産業株式会社 陰極線管
KR20010097161A (ko) * 2000-04-20 2001-11-08 김순택 칼라 음극선관용 텐션마스크와 이의 제조방법 및텐션마스크를 제조하기 위한 노광마스크
US6614154B2 (en) * 2000-04-20 2003-09-02 Samsung Sdi Co., Ltd. Tension mask frame assembly having a variable area for dummy bridges
KR100683647B1 (ko) * 2000-04-21 2007-02-15 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관의 텐션 마스크 프레임 조립체
KR100335112B1 (ko) * 2000-04-29 2002-05-04 구자홍 칼라 음극선관용 색선별 전극
KR100647573B1 (ko) * 2000-10-13 2006-11-17 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 텐션마스크 조립체
WO2002039478A1 (fr) * 2000-11-10 2002-05-16 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Masque perfore pour tube cathodique
KR100708639B1 (ko) * 2001-01-12 2007-04-18 삼성에스디아이 주식회사 칼라 음극선관용 마스크 프레임 조립체
KR100728774B1 (ko) * 2001-02-27 2007-06-19 삼성에스디아이 주식회사 음극선관의 색 선별 장치
KR100786827B1 (ko) * 2001-06-08 2007-12-20 삼성에스디아이 주식회사 음극선관의 색 선별 장치
WO2003049137A2 (en) * 2001-11-30 2003-06-12 Bmc Industries, Inc. Tie bars only on the grade side of aperture masks
KR100439265B1 (ko) * 2002-05-22 2004-07-07 엘지.필립스디스플레이(주) 칼라음극선관
JP2004311092A (ja) * 2003-04-03 2004-11-04 Mitsubishi Electric Corp カラー陰極線管のシャドウマスクおよびカラー陰極線管
JP2004335110A (ja) * 2003-04-30 2004-11-25 Mitsubishi Electric Corp カラー陰極線管用マスク構体及びカラー陰極線管
US8149837B2 (en) 2007-01-16 2012-04-03 Futurewei Technologies, Inc. Method of supporting an open provider backbone network
KR101919467B1 (ko) 2012-05-08 2019-02-11 삼성디스플레이 주식회사 단위 마스크 및 이를 포함하는 마스크 조립체
US9667561B2 (en) 2013-04-26 2017-05-30 Mediatek Inc. Packet output controller and method for dequeuing multiple packets from one scheduled output queue and/or using over-scheduling to schedule output queues
CN110257769B (zh) * 2019-07-29 2021-11-12 云谷(固安)科技有限公司 一种掩膜版及蒸镀装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3973965A (en) * 1972-05-30 1976-08-10 Tokyo Shibaura Electric Co., Ltd. Making shadow mask with slit-shaped apertures for CRT
US4296189A (en) 1979-05-24 1981-10-20 Rca Corporation Color picture tube having improved slit type shadow mask and method of making same
JPS5765650A (en) 1980-10-07 1982-04-21 Dainippon Printing Co Ltd Shadow mask
JPS58225538A (ja) * 1982-06-24 1983-12-27 Toshiba Corp カラ−受像管
US4727280A (en) 1984-03-30 1988-02-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Shadow mask for color cathode ray tube shaped to minimize doming
US4926089A (en) 1988-12-02 1990-05-15 Zenith Electronics Corporation Tied slit foil shadow mask with false ties
US4942332A (en) 1988-12-02 1990-07-17 Zenith Electronics Corporation Tied slit mask for color cathode ray tubes
US5030881A (en) * 1990-07-02 1991-07-09 Rca Licensing Corporation Color picture tube with shadow mask having improved aperture border
DE69132527T2 (de) 1990-11-22 2001-08-23 Toshiba Kawasaki Kk Negativplatte zur Herstellung einer Schattenmaske und Verfahren zur Herstellung der Negativplatte
JPH06275206A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Hitachi Ltd 可変孔ピッチのシャドウマスクを備えたカラー陰極線管
US5583391A (en) 1995-11-15 1996-12-10 Thomson Consumer Electronics, Inc. Color picture tube shadow mask having improved mask aperture pattern
JPH1040826A (ja) * 1996-07-24 1998-02-13 Nec Kansai Ltd カラー陰極線管用シャドウマスク
IT1298770B1 (it) * 1998-03-20 2000-02-02 Videocolor Spa Maschera d'ombra di un cinescopio a colori,comportante una miglior spaziatura delle colonne di aperture della stessa

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100669452B1 (ko) * 2001-02-27 2007-01-15 삼성에스디아이 주식회사 음극선관용 마스크 조립체

Also Published As

Publication number Publication date
CN1146947C (zh) 2004-04-21
GB2351600B (en) 2003-12-31
GB2351599A (en) 2001-01-03
KR100354245B1 (ko) 2002-09-28
NL1015015C2 (nl) 2001-05-01
NL1015014C2 (nl) 2001-05-01
CN1146948C (zh) 2004-04-21
NL1015014A1 (nl) 2001-01-03
KR20010005027A (ko) 2001-01-15
CN1292567A (zh) 2001-04-25
FR2795863A1 (fr) 2001-01-05
JP2001043808A (ja) 2001-02-16
US6472806B1 (en) 2002-10-29
NL1015015A1 (nl) 2001-01-03
FR2795862B1 (fr) 2001-11-30
GB2351600A (en) 2001-01-03
FR2795862A1 (fr) 2001-01-05
DE10009494A1 (de) 2001-01-04
GB2351599B (en) 2003-12-31
DE10009495A1 (de) 2001-01-04
FR2795863B1 (fr) 2001-11-30
GB0007023D0 (en) 2000-05-10
CN1292568A (zh) 2001-04-25
GB0007022D0 (en) 2000-05-10
US6437496B1 (en) 2002-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001043809A (ja) 架張型のシャドウマスク及びこれを採用したカラー陰極線管
US5877586A (en) Slot-type shadow mask
JPH1116511A (ja) カラー陰極線管用シャドウマスクとその製造方法
US6614154B2 (en) Tension mask frame assembly having a variable area for dummy bridges
US6630775B1 (en) Tension mask frame assembly for color cathode ray tube
US7215071B2 (en) Color cathode ray tube having a detensioning mask frame assembly
KR100385214B1 (ko) 평면형 음극선관의 텐션 마스크 프레임 조립체
KR100339363B1 (ko) 새도우 마스크 어셈블리
JP3476947B2 (ja) カラー陰極線管
KR20030038252A (ko) 칼라 음극선관용 새도우마스크
US6690104B2 (en) Shadow mask in color cathode ray tube
US6812627B2 (en) Cathode ray tube having mask assembly for displaying clearer images
JP3235493B2 (ja) 陰極線管の色選別機構及びカラー陰極線管
KR100426576B1 (ko) 칼라 음극선관
JPH1064441A (ja) シャドウマスク型カラー陰極線管
US6734612B2 (en) Tension mask assembly for flat cathode ray tube
JP2001135254A (ja) カラー陰極線管
KR920001981Y1 (ko) 칼라 음극선관용 섀도우마스크
KR20010097160A (ko) 칼라 음극선관의 텐션 마스크 프레임 조립체
KR910007732B1 (ko) 칼라 브라운관의 섀도우 마스크 및 이를 이용한 노광방법
JP3494825B2 (ja) カラー陰極線管
KR20020012867A (ko) 샤도우 마스크
KR20000067286A (ko) 칼라음극선관용 섀도우마스크
JP2002184322A (ja) 陰極線管
JPH11265665A (ja) 陰極線管

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20070125

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070131