JP2001043292A - 証券発行仕分装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

証券発行仕分装置およびそのプログラム記録媒体

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JP2001043292A
JP2001043292A JP21644799A JP21644799A JP2001043292A JP 2001043292 A JP2001043292 A JP 2001043292A JP 21644799 A JP21644799 A JP 21644799A JP 21644799 A JP21644799 A JP 21644799A JP 2001043292 A JP2001043292 A JP 2001043292A
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JP21644799A
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English (en)
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Tetsushi Takeshita
哲史 竹下
Hiroyuki Yoshida
博行 吉田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タクシーチケット等の証券の発行やその管理業
務および回収した使用済み証券の分類し分けや分類集計
業務を一元管理することで、それら一連の業務を効率よ
く実行する。 【解決手段】管理サーバ1はタクシーチケットカードを
発行する際に、チケット番号を自動生成し、この番号を
その券面情報と共に証券発行印刷装置2に転送してチケ
ットカードを印刷発行させる他、この番号と券面情報と
を対応付けた証券発行レコードを作成して記憶管理す
る。また、回収した使用済み証券を分類仕分けする際
に、分類仕分装置3側において、チケット番号を入力す
ると、この番号に該当する分類ポケットを選択してチケ
ットカードを分類別に仕分ける。すると、分類仕分装置
3側から転送されてきたチケット番号や金額データに基
づいて管理サーバ1は明細レコードを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タクシーチケッ
ト等の証券を発行すると共に、回収された使用済み証券
を分類仕分けする証券発行仕分装置およびそのプログラ
ム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、タクシー業界においても、その支
払い業務の合理化を図るために、証券の一種であるチケ
ットカードを発行するようにしている。この場合、チケ
ットカードは一般にタクシー会社とは別の印刷業者に依
頼して印刷発行されたもので、そのカードにはチケット
番号や顧客(得意先)コード、顧客名等が印刷されてい
る。そして、印刷発行されたチケットカードの束は、顧
客別に配布され、その顧客がタクシー利用時にチケット
カードでの支払いを要求すると、乗務員は所定の必要事
項をカードに記入し、タクシー会社はそれを回収し、事
務センターや協同組合に送付する。そして、事務センタ
ーや協同組合は、チケットカードを手作業で顧客毎に分
類仕分けし、それに記入されている必要事項をコンピュ
ータへキー入力するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにチケットカードに伴う一連の作業を全て手作業で
行うことは、業務効率が悪く、それだけ事務経費も増大
するため、その改善が要望されているものの、いまだに
手作業に頼らざるを得ないのが現状であった。この発明
の課題は、タクシーチケット等の証券の発行やその管理
業務および回収した使用済み証券の分類仕分けや分類集
計業務を一元管理することで、それら一連の業務を効率
よく実行できるようにすることである。
【0004】この発明の手段は、次の通りである。請求
項第1記載の発明は、証券用紙に所定の券面情報を印刷
して証券を発行すると共に、使用済み証券が回収された
際に、その券面情報に含まれている分類情報にしたがっ
て証券を該当分類に対応する分類別ポケットに仕分ける
証券発行仕分装置であって、証券を発行する際に、証券
番号を自動生成する証券番号生成手段と、この証券番号
生成手段によって生成された証券番号をその証券の券面
情報と共に印刷して証券を発行する印刷発行手段と、前
記証券番号生成手段によって生成された証券番号とその
証券に対応する券面情報とを対応付けた証券発行レコー
ドを作成する発行レコード作成手段と、この発行レコー
ド作成手段によって作成された発行レコードを記憶管理
する発行レコード記憶手段と、回収した使用済み証券を
分類仕分けする際に、証券上に印刷されている証券番号
を入力すると共に、その証券に記入されている金額情報
を入力する入力手段と、この入力手段によって入力され
た証券番号に基づいて前記発行レコード記憶手段を検索
し、該当する券面情報に含まれている分類情報を読み出
し、この分類情報に該当する分類別ポケットを選択して
当該証券を分類仕分けする仕分け手段と、前記入力手段
によって入力された証券番号および金額情報とこの証券
番号に基づいて前記発行レコード記憶手段を検索するこ
とによって得られた券面情報とにより明細レコードを作
成する明細レコード作成手段とを具備するものである。
【0005】なお、この発明は次のようなものであって
もよい。 (1)分類別に証券を発行した際に、今回の発行枚数を
分類別に集計する集計手段と、この集計手段によって集
計された分類別発行枚数を記憶管理する発行枚数記憶手
段と、使用済み証券を回収した後において、前記発行枚
数記憶手段内の分類別発行枚数に基づいて証券の利用状
況を分類別に集計する利用状況集計手段とを設ける。こ
の場合、証券利用者に配布されている証券の在庫量を、
前記利用状況集計手段によって分類別に集計された証券
の利用状況に基づいて検出する分類別在庫量検出手段
と、この在庫量検出手段によって検出された在庫量が所
定量以下かを判別する判別手段と、この判別手段によっ
て所定量以下であることが判別された際に、その旨を報
知する報知手段とを設けてもよい。 (2)全体が有底円筒状に形成された回転可能な分類別
収納部内に、仕切板を配置することによって前記分類別
ポケットを複数構成し、前記証券仕分け手段は、回収し
た使用済み証券を分類別に仕分ける際に、前記入力手段
によって入力された証券番号に基づいて前記発行レコー
ド記憶手段を検索し、該当する券面情報に含まれている
分類情報を読み出し、この分類情報に該当する分類別ポ
ケットが所定の証券投入口の位置に来るまで前記分類別
収納部を回転駆動させる。この場合、前記証券番号と分
類情報、分類情報と分類別ポケットとを対応付けたポケ
ット管理情報を記憶するポケット管理情報記憶手段を設
け、前記証券仕分け手段は、証券番号が入力された際
に、前記ポケット管理情報記憶手段の内容を参照するこ
とにより該当分類に対応する分類ポケットを選択するよ
うにしてもよい。 (3)回収した使用済み証券を分類仕分けする際に、前
記証券番号生成手段によって生成された証券番号をその
証券の券面情報と共に印刷することによって発行された
自社発行の証券である場合に、前記仕分け手段は前記入
力手段によって入力された証券番号に基づいて前記発行
レコード記憶手段を検索し、該当する券面情報に含まれ
ている分類情報を読み出し、この分類情報に該当する分
類別ポケットを選択して当該証券を分類仕分けし、ま
た、外部発行の証券である場合には、分類情報の入力を
受け付け、入力された分類情報に該当する分類別ポケッ
トを選択して当該証券を分類別に仕分ける。 (4)回収した使用済み証券を分類仕分けする際に、前
記入力手段によって入力された証券番号に基づいて前記
発行レコード記憶手段を検索し、該当する証券番号が記
憶されていなければ、エラー報知を行う。 (5)回収した使用済み証券を分類仕分けする際に、前
記入力手段によって入力された証券番号に基づいて前記
発行レコード記憶手段を検索し、該当する証券番号が記
憶されていれば、そのレコードに回収済みであることを
示す回収情報を付加する。 (6)証券用紙の種類毎にそれに対応する印字フォーマ
ットで証券を種類別に発行し、回収した使用済み証券を
分類仕分けする際に、証券を種類別に分類仕分けすると
共に、種類別に仕分けられた証券毎に前記明細レコード
を作成する。
【0006】請求項1記載の発明においては、例えば、
タクシー用のチケットカード等の証券を発行する際に、
証券番号を自動生成すると共に、生成された証券番号を
その証券の券面情報と共に印刷する他、生成された証券
番号とその証券に対応する券面情報とを対応付けた証券
発行レコードを作成し、作成された発行レコードを記憶
管理する。そして、回収した使用済み証券を分類仕分け
する際に、証券上に印刷されている証券番号を入力する
と共に、その証券に記入されている金額情報を入力する
と、入力された証券番号に基づいて前記発行レコード記
憶手段を検索し、該当する券面情報に含まれている分類
情報を読み出し、この分類情報に該当する分類別ポケッ
トを選択して当該証券を分類別に仕分けする他、入力さ
れた証券番号および金額情報とこの証券番号に基づいて
前記発行レコード記憶手段を検索することによって得ら
れた券面情報とにより明細レコードを作成する。したが
って、タクシーチケット等の証券の発行やその管理業務
および回収した使用済み証券の分類仕分けや分類集計業
務を一元管理することで、それら一連の業務を効率よく
実行することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
18を参照してこの発明の一実施形態を説明する。図1
は、証券発行仕分装置の全体構成を示したブロック図で
ある。この証券発行仕分装置はタクシー会社に構築され
たローカルエリアネットワーク(LAN)を構成するも
ので、管理サーバ1、証券発行印刷装置2、分類仕分装
置3を有する構成となっている。管理サーバ1はこの証
券発行仕分装置の全体動作を制御するもので、証券(タ
クシーチケットカード)を発行する際に、証券番号(チ
ケット番号)を自動生成すると共に、生成された証券番
号をその証券の券面情報(得意先コードや得意先名等)
と共に証券発行印刷装置2に転送して印刷出力させる
他、生成した証券番号とその証券に対応する券面情報と
を対応付けた証券発行レコードを作成し、この発行レコ
ードを記憶管理する。また、乗務員を通して回収した使
用済み証券を分類仕分けする際に、分類仕分装置3を起
動させるが、その際、分類仕分装置3側において、キー
ボード上から証券番号、金額情報が入力されると、入力
された証券番号に基づいて証券発行レコードを検索し、
該当する券面情報に含まれている分類情報(得意先コー
ド等)を読み出して分類仕分装置3に転送する。ここ
で、分類仕分装置3はチケットカードを分類仕分けする
ための複数の分類ポケットを有し、管理サーバ1から転
送されてきた分類情報に該当する分類別ポケットを選択
して当該証券を分類別に仕分ける。また、管理サーバ1
は入力された証券番号および金額情報とこの証券番号に
基づいて得られた券面情報とによりチケット毎の明細レ
コードを作成して記憶管理し、この明細レコードに基づ
いて得意先別に請求書を発行する。
【0008】分類仕分装置3は次のような構成となって
いる。すなわち、分類仕分装置3は図1に示すように、
その全体が机上に形成され、その天板部内にはチケット
カードを分類別に収納する分類ボックス4が設けられて
いる。分類ボックス4は回転可能に軸支されているもの
で、後述する複数の分類ポケットを有する構成となって
いる。また、天板部上にはチケット番号等を入力するキ
ーボード5、入力データを表示したり、エラーメッセー
ジを表示する表示装置6が設置されている。カード投入
口7は上方から分類ボックス4内にチケットカードを投
入するための開口部で、チケットカードに該当する分類
ポケットがカード投入口7の対応する位置に来た際に、
カード投入口7はシャッター板(図1では図示省略)に
よって開放される。
【0009】図2は分類仕分装置3内の主要構造を概念
的に示したもので、(A)は概略横断面図、(B)は概
略縦断面図である。分類ボックス4はその支軸を中心に
回転可能に取り付けられたもので、その内部には放射状
に取り付けられた仕切り板8によって複数の分類ポケッ
ト9が形成されている。この分類ポケット9はチケット
カードを分類毎に収納するもので、分類ボックス4の外
周面において各分類ポケット9に対応する位置には、位
置決め用のバーコード(ポケット番号)10がそれぞれ
付加されている。ここで、管理サーバ1から分類情報が
転送されて来ると、分類仕分装置3は分類ボックス4を
正逆転可能に回転駆動させると共に、位置マークセンサ
11によって分類情報に該当するバーコードが読み取ら
れた際に、その位置で分類ボックス4を停止するように
モータ駆動を制御する。これによって分類ポケット9は
カード投入口7の下側に位置し、シャッター板12が開
き、チケットカードの投入が可能となる。
【0010】図3は管理サーバ1の全体構成を示したブ
ロック図である。CPU1−1は、記憶装置1−2内の
オペレーティングシステムや各種アプリケーションソフ
トにしたがって管理サーバ1、証券発行印刷装置2、分
類仕分装置3の全体動作を制御する中央演算処理装置で
ある。記憶装置1−2は、オペレーティングシステムや
各種アプリケーションソフトの他、データベース、文字
フォント等が格納されている記憶媒体やその駆動系を有
している。記憶媒体1−3は固定的に設けたもの、もし
くは着脱自在に装着可能なものであり、ハードディス
ク、フロッピィデスク、光ディスク、RAMカードなど
の磁気的・光学的記録媒体、半導体メモリによって構成
されている。また、記録媒体1−3内のプログラムやデ
ータは必要に応じてCPU1−1の制御によりRAM
(スタティクRAMなど)1−4にロードされる。更に
CPU1−1は通信回線等を介して他の機器側から送信
されてきたプログラムやデータを受信して記録媒体1−
3に格納したり、他の機器側に設けられている記録媒体
に格納されているプログラムやデータをアクセスし、通
信回線等を介して使用することもできる。また、CPU
1−1に入出力周辺デバイスである入力装置1−5、表
示装置1−6、印刷装置1−7がバスラインを介して接
続されており、入出力プログラムにしたがってCPU1
−1はそれらの動作を制御する。また、CPU1−1に
は通信インターフェイス(図示せず)を介して証券発行
印刷装置2、分類仕分装置3が接続されており、証券発
行印刷装置2、分類仕分装置3の動作を制御する。な
お、印刷装置1−7はチケットカードの利用に伴って顧
客毎に請求書を印刷発行するページプリンタである。
【0011】図4は管理サーバ1の記憶装置1−2内の
各種ファイルやテーブルを示している。発行依頼ファイ
ルFAは得意先から依頼されたチケットカードの発行依
頼枚数を記憶管理するもので、図5はこの発行依頼ファ
イルFAの構成を示している。すなわち、発行依頼ファ
イルFAは「日付」、「得意先コード」、「用紙種
類」、「発行依頼枚数」を1レコード分のデータとする
構成で、「日付」はこの発行依頼レコードを追加入力し
たときの日付、「得意先コード」はタクシー利用者であ
る得意先に割り当てられているコード、「用紙種類」は
チケットカードの印刷フォーマットやサイズに応じたカ
ード種類を示している。例えば、図6はチケットカード
の具体例を示したもので、「チケット番号」、「得意先
コード」、「得意先名」の他、運賃記入欄、署名欄等の
定型的な項目データが印刷されたもので、その印刷フォ
ーマットやサイズは、図7に示す証券レイアウト情報テ
ーブルTAの内容に応じてものとなっている。ここで、
証券レイアウト情報毎に異なる種類のチケットカードが
発行される。「発行依頼枚数」は得意先から依頼された
チケットカードの依頼枚数で、オペレータによって任意
に入力されたものである。証券レイアウト情報テーブル
TAは印刷項目毎に、「項目名」、「X座標」、「Y座
標」、「フォント種」、「サイズ」を1レコードとする
構成で、チケットカードの種類毎にその印刷フォーマッ
トを定義するが、図示の例では1カード分の印刷フォー
マットを例示している。
【0012】図8は得意先にチケットカードを発行した
際に、その発行状況を記憶管理する発行保存ファイルF
Bの構成を示している。発行保存ファイルFBは「用紙
種類」、「チケット番号」、「発効日」、「得意先コー
ド」、「回収日付」を1レコードとする構成で、「回収
日付」は使用済みのチケットカードをタクシー会社で回
収したときの日付であり、未回収のときにはその項目は
空欄となっている。用紙マスタファイルFCは用紙の種
類毎に最終チケット番号を記憶管理するもので、図9に
示すように「用紙種類」、「用紙名」、「最終チケット
番号」を1レコードとする構成となっている。ここで、
チケットカードを印刷発行する毎に、チケットカードに
は一連No.であるチケット番号がその種類に応じて自
動生成されて印刷されるが、「最終チケット番号」には
用紙の種類毎に印刷されたチケット番号の最後の値が保
持される。
【0013】枚数管理テーブルTBは得意先に発行した
チケットカードの利用状況を記憶管理するもので、図1
0はこの枚数管理テーブルTBの構成を示し、「得意先
コード」、「用紙種類」、「発行枚数」、「残数」、
「限度枚数」を1レコードとする構成となっている。
「残数」はその得意先がチケットカードを利用する毎に
減算されるもので、得意先が現在保有するチケットカー
ドの在庫枚数に相当する。「限度枚数」は得意先が現在
保有するチケットカードの在庫枚数が所定値以下となっ
た際の在庫不足を検出するために予め設定されたもの
で、「残数」、「限度枚数」とを比較することによって
在庫不足の検出が行われる。
【0014】得意先マスタファイルFDは図11に示す
ように得意先毎に、「得意先コード」、「得意先名」、
‥‥「分類ポケット番号」を1レコードとする構成で、
「分類ポケット番号」はその得意先に対応して分類ボッ
クス4に割り当てられている分類ポケット9を特定する
ための番号である。証券明細データファイルFEは使用
済みの回収チケットカード毎に、利用金額等を示す明細
レコードを記憶管理するもので、図12に示すように
「処理日」、「用紙種類」、「チケット番号」、「得意
先コード」、「金額」を1レコードとする構成となって
いる。この証券明細データファイルFEの内容を得意先
毎に1レコードずつ集計することによって得意先別の請
求書が作成発行される。
【0015】図13はRAM1−4の内容を示した図
で、各種のワークエリアを有し、そのワークエリアに
は、図示のような情報が一時記憶される。すなわち、チ
ケットカードの発行時や回収時にける処理過程におい
て、これらの情報がRAM4−1内に書き込まれるもの
で、エリアSYS_DATEには「システム日付」、エ
リアR_CNTには「レコード数」、エリアTOKU_
NOには「得意先コード」、エリアP_SYUには「用
紙種類」、エリアH_MAIには「発行依頼枚数」、エ
リアEND_TNOには「最終チケット番号」、エリア
S_DATEには「処理日」、エリアT_NOには「証
券番号」、エリアT_CODEには「得意先コード」、
エリアKAI_DATEには「回収日付」、エリアPK
には「ポケット番号」、エリアKINには「金額」が一
時記憶される。
【0016】次に、この一実施形態の動作を図14〜図
18に示すフローチャートを参照して説明する。ここ
で、これらのフローチャートに記述されている各機能を
実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で記憶媒体1−3に格納されており、C
PU1−1はこのプログラムコードにしたがった動作を
逐次実行する。
【0017】図14はチケットカードの発行依頼時にお
ける入力処理を示したフローチャートである。先ず、シ
ステム日付を取得してエリアSYS_DATEにセット
しておく(ステップA1)。そして、「自動候補表示す
るか」を調べるが(ステップA2)、この自動候補表示
は、得意先が保有するチケットカードの在庫枚数が所定
値以下になったかを自動検出してその得意先を案内表示
するもので、自動候補表示するか否かは予め任意に指定
される。いま、自動候補表示が指定されていない場合に
は、オペレータが指定した得意先に対して発行依頼枚数
の入力が行われる。すなわち、ステップA3−A7はこ
の場合の処理を示し、チケットカードの発行依頼があっ
た得意先コードを入力してエリアTOKU_NOにセッ
トすると共に(ステップA3)、依頼された用紙の種類
を入力してエリアP_SYUにセットし(ステップA
4)、更に、発行依頼枚数を入力してエリアH_MAI
にセットしておく(ステップA5)。すると、エリアS
YS_DATEの「システム日付」、エリアTOKU_
NOの「得意先コード」、エリアP_SYUの「用紙種
類」、エリアH_MAIの「発行依頼枚数」を項目デー
タとするレコードが作成されて発行依頼ファイルFAに
追加登録される(ステップA6)。このようにして1顧
客分の登録が終わると、入力終了が指示されたかを調べ
(ステップA7)、終了指示があるまでステップA3に
戻り、上述の動作を繰り返す。
【0018】一方、自動候補表示が指定されている場合
にはステップA8に進み、枚数管理テーブルTBをアク
セスし、在庫枚数が不足している得意先を検出するため
に「残数」<「限度枚数」の条件が成立するレコードを
抽出する。そして、該当レコード数をエリアR_CNT
にセットし(ステップA9)、その値が「0」かを調べ
(ステップA10)、「0」であれば、ステップA3に
進み、通常入力となるが、その値が「1」以上であれ
ば、候補レコードを全て一覧表示する(ステップA1
1)。ここで、得意先名、得意先コード、用紙の種類が
表示されるので、その得意先を目視確認し、発行依頼枚
数を入力すると(ステップA12)、「システム日
付」、「得意先コード」、「用紙種類」、「発行依頼枚
数」を項目データとするレコードが作成されて発行依頼
ファイルFAに追加登録される(ステップA13)。そ
して、エリアR_CNT内のレコード数から「1」を減
算し(ステップA14)、その値が「0」になったかを
調べ(ステップA15)、「0」になるまでステップA
12に戻り、上述の動作を繰り返す。
【0019】図15はチケットカードの発行処理を示し
たフローチャートである。先ず、システム日付を取得し
てエリアSYS_DATEにセットし(ステップB
1)、用紙種類を入力してエリアP_SYUにセットし
ておく(ステップB2)。そして、入力指定された用紙
種類に該当するレコード群を発行依頼ファイルFAから
全て抽出する(ステップB3)。この結果、抽出レコー
ドがあるかを調べ(ステップB4)、無ければ発行処理
の終了となるが、有れば、証券レイアウト情報テーブル
TAをアクセスし、「得意先コード」、「得意先名」、
「証券番号」のレイアウト情報を取得する(ステップB
5)。そして、このレイアウト情報に基づいて得意先コ
ードの印字位置を決定し、証券発行印刷装置2へ転送す
ると共に(ステップB6)、この得意先コードをキーと
して得意先マスタファイルFDを検索し、該当する得意
先名を取得し(ステップB7)、この得意先名の印字位
置を決定し、証券発行印刷装置2へ転送する(ステップ
B8)。更に、エリアP_SYU内の用紙種類をキーと
して用紙マスタファイルFCから最終チケット番号を取
得し、エリアEND_TNOにセットしておく(ステッ
プB9)。そして、この最終チケット番号に「1」を加
算してその値を更新し、それを今回の証券番号として生
成した後(ステップB10)、この証券番号の印字位置
を決定し、証券発行印刷装置2へ転送する(ステップB
11)。
【0020】このようにしてカード1枚分の印刷データ
を作成して証券発行印刷装置2へ転送すると、次のステ
ップB12に進み、エリアP_SYU内の用紙種類をキ
ーとして用紙マスタファイルFCを検索し、該当する
「最終チケット番号」をエリアEND_TNOの値に更
新する。更に、エリアP_SYUの「用紙種類」、エリ
アEND_TNOの「最終チケット番号」、エリアSY
S_DATEの「システム日付」、エリアTOKU_N
Oの「得意先コード」を項目データとするレコードを作
成して発行保存ファイルFBに追加登録する(ステップ
B13)。そして、発行依頼ファイルFA内の該当レコ
ードから取得した発行依頼枚数分の発行処理が終了した
かを調べ(ステップB14)、発行依頼枚数分の処理が終
了していなければ、上述の処理で得られた同様の得意先
コード、得意先名およびそれらの印字位置をそのまま保
持した状態で、ステップB10に戻り、チケット番号を
「1」ずつ更新しながら一連のチケット番号を順次生成
し、得意先コード、得意先名と共に生成したチケット番
号を証券発行印刷装置2へ転送する(ステップB1
5)。
【0021】これによって1レコード分(1顧客分)の
処理が終わると、ステップB3で抽出した各レコードの
うち、次のレコードを指定してその位置にカーソルを移
動させる(ステップB16)。そして、指定位置にレコ
ードがあれば(ステップB17)、当該レコードの得意
先に対しても上述と同様の発行処理を行うために、ステ
ップB6に戻り、以下、全レコード終了まで上述の動作
を繰り返す(ステップB6−B17)。ここで、全レコ
ード分の発行処理が終了すると、図16のステップB1
8に移り、証券発行印刷装置2に対して印刷命令を与え
る。この場合、証券発行印刷装置2側においては、管理
サーバ1から転送されてきた発行データを得意先別にそ
の発行依頼枚数分印刷発行する。そして、管理サーバ1
側においては、発行保存ファイルFBから「発行日付」
に該当する全レコードを抽出し(ステップB19)、抽
出した全レコードを得意先別・用紙種類別のレコード数
として集計し(ステップB20)、枚数管理テーブルT
Bの「発行枚数」にそのレコード数を加算する(ステッ
プB21)。
【0022】図17はタクシー会社において、使用済み
のチケットカードが回収された場合に、そのチケットカ
ードをバッチ処理によって分類仕分けしながら証券明細
データファイルFEを作成する動作を示したフローチャ
ートである。この場合、管理サーバ1と分類仕分装置3
とが共同し合いながらそれらの間でデータ転送を行うこ
とで図17のフローチャートにしたがった動作が逐次実
行される。すなわち、分類仕分装置3側から所定のデー
タを入力すると、管理サーバ1側では各種ファイルを参
照しながらその結果結果を分類仕分装置3へ転送する。
【0023】先ず、分類仕分装置3側で処理日(回収
日)を入力してエリアS_DATEにセットすると共に
(ステップC1)、分類処理する用紙種類を入力してエ
リアP_SYUにセットしておく(ステップC2)。す
ると、管理サーバ1においてエリアP_SYU内の用紙
マスタファイルFCは用紙マスタファイルFC内に存在
するかを調べ(ステップC3)、存在すれば、自社発行
のチケットカードであるが、無ければ、自社以外の部外
発行のチケットカードであることが判別される。いま、
この判別結果が自社発行のチケットカードであれば、分
類仕分装置3側において、チケットカードから証券番号
を視読してキーボード5を用いて証券番号を入力し、エ
リアT_NOにセットする(ステップC4)。すると、
管理サーバ1はこの用紙種類と証券番号をキーとして発
行保存ファイルFBから得意先コード、回収日付を取得
し、対応するエリアT_CODE、エリアKAI_DA
TEにセットする(ステップC5)。ここで、該当する
レコードがあり、かつそのレコードの「回収日付」が空
欄かを調べる(ステップC6)。すなわち、該当レコー
ドが無い場合には、チケットカードの入力ミス等であ
り、有ってもその「回収日付」が空欄であれば、回収済
みあるいは入力ミスであるため、分類仕分装置3側でそ
の旨がメッセージ表示によってエラー報知され(ステッ
プC7)、当該証券番号の入力を無効とする。
【0024】一方、該当レコードが1つでも有り、かつ
それが未回収であれば、ステップC8に進み、エリアT
_CODE内の得意先コードをキーとして得意先マスタ
ファイルFDを検索し、該当するポケット番号を取得
し、エリアPKにセットすると共に分類仕分装置3に転
送する。すると、分類仕分装置3は分類ボックス4を回
転駆動させてポケット番号に該当する分類ポケット9を
選択する(ステップC9)。この場合、カード投入口7
の真下に分類ポケット9が合わせ込まれてシャッター板
が解放される。ここで、オペレータはそのチケットカー
ド上の金額を入力してカード投入口7からチケットカー
ドを投入すると、シャッター板が閉じられると共に、金
額データは管理サーバ1に転送されてエリアKINにセ
ットされる(ステップC10)。
【0025】すると、エリアS_DATEの「処理
日」、エリアP_SYUの「用紙種類」、エリアT_N
Oの「証券番号」、エリアT_CODEの「得意先コー
ド、エリアKINの「金額」を項目データとするレコー
ドが作成されて証券明細データファイルFEに追加登録
される(ステップC11)。そして、エリアP_SYU
の用紙種類、エリアT_NOの証券番号をキーとして発
行保存ファイルFBが検索され、該当するエリアKAI
_DATEに「回収日付」としてエリアS_DATEの
処理日を書き込むことによって回収日付の更新が行われ
る(ステップC12)。これによって1チケット分の分
類仕分けが終わると、作業終了の指示があったかを調べ
(ステップC13)、終了指示が無ければ、ステップC
2に戻り、チケットカード毎に上述の動作を繰り返す。
【0026】他方、回収されたチケットカードが外部発
行のものであれば、キーボード5により証券番号の入力
の他、得意先コードの入力を行う(ステップC14、1
5)。この場合、入力された得意先コードが得意先マス
タファイルFD内に存在するかを調べ(ステップC1
6)、無ければ入力ミスとして判断し、ステップC15
に戻り、再入力を受け付けるが、入力された得意先コー
ドが得意先マスタファイルFD内に存在すれば、上述し
た自社発行の場合と同様、ポケット番号の取得(ステッ
プC17)、分類ボックス4を回転駆動させて分類ポケ
ット9の選択(ステップC18)、金額入力(ステップ
C19)、新規レコードを作成して証券明細データファ
イルFEへの追加登録(ステップC20)が行われる。
なお、外部発行の場合には、回収日付の更新は行われな
い。そして、作業終了の指示が無ければ、ステップC2
に戻り、終了指示があるまで上述の動作を繰り返す。
【0027】ここで、作業の終了が指示された場合に
は、図18のステップC21に進み、エリアS_DAT
E内の処理日に基づいて証券明細データファイルFEを
検索し、該当するレコードを抽出する。そして、抽出レ
コードに基づいて得意先別・用紙種類別のレコード数を
集計し(ステップC22)、枚数管理テーブルTB内の
得意先別・用紙種類別の「残数」をステップで集計され
た該当レコード数で減算することにより、「残数」を更
新する(ステップC23)。そして、証券明細データフ
ァイルFEの内容に基づいて得意先別に請求書を作成し
て印刷出力するが、その際、得意先別に金額データを集
計して合計額を求める(ステップC24)。
【0028】以上のように、この一実施形態おいては、
チケットカードを発行する際に、チケット番号を自動生
成すると共に、生成された番号を得意先コードや得意先
名と共に証券発行印刷装置2に転送して印刷出力させる
他、生成したチケット番号とその券面情報とを対応付け
た証券発行レコードを作成し、このレコードを発行保存
ファイルFBに記憶管理しておき、また、回収した使用
済みカードを分類仕分けする際に、分類仕分装置3側に
おいて、キーボード上からチケット番号、金額が入力さ
れると、入力されたチケット番号に基づいて発行保存フ
ァイルFBを検索し、該当する得意先コードを読み出す
と共に、得意先マスタファイルFDを検索してポケット
番号を取得し、該当する分類ポケット9に当該カードを
分類仕分けさせ、また、入力されたチケット番号および
金額等からなる明細レコードを作成して証券明細データ
ファイルFEに追加登録し、その証券明細データファイ
ルFEの内容にしたがって得意先別に請求書を発行す
る。つまり、タクシーチケットの発行やその管理業務お
よび回収した使用済みカードの分類し分けや分類集計業
務をタクシー会社側において一元管理するようにしたか
ら、それら一連の業務を効率よく実行することが可能と
なる。この場合、カード発行時には、チケット番号が自
動生成され、また、回収した使用済みカードを分類仕分
けする際には、チケット番号を入力するだけでよく、桁
数の多い得意先コードの入力が不要となるので、更に作
業効率の向上を期待することができる。
【0029】また、得意先別にチケットカードを発行し
た際に、今回の発行枚数を分類別に集計し、集計された
分類別発行枚数を記憶管理し、使用済みカードを回収し
た後において、この分類別発行枚数に基づいてカードの
利用状況を分類別に集計管理するようにしたから、タク
シー会社側で得意先の利用状況をリアルタイムで把握す
ることができ、上得意先を的確に判断することが可能と
なる。また、タクシー利用者に配布されているチケット
カードの在庫量が所定量以下かを判別し、所定量以下で
あれば、その旨を報知するようにしたから、得意先が現
在保有しているチケットカードの枚数を得意先の在庫状
況としてタクシー会社側で把握することができ、得意先
から発行依頼が無くとも、その対応策を素早く講じるこ
とが可能となる。
【0030】また、分類仕分装置3は全体が有底円筒状
に形成された回転可能な分類ボックス4内に、仕切板を
配置することによって複数の分類ポケット9が構成さ
れ、チケットカードを分類仕分けする際に、入力された
チケット番号に該当する分類ポケット9が投入口7の位
置に来るまで分類ボックス4を回転駆動させるするよう
にしたから、分類仕分装置3の全体を小型化することが
でき、しかも小型化を図ったとしても分類数を多く取る
ことができ、タクシーチケットの分類仕分けとして極め
て有効なものとなる。この場合、チケット番号と得意
先、得意先と分類ポケットとを対応付けて記憶管理して
いるので、チケット番号を入力するだけで該当得意先に
対応する分類ポケットを選択することができ、分類仕分
けの作業効率を向上させることが可能となる。
【0031】更に、回収したカードを分類仕分けする際
に、カード発行時に自動生成されたチケット番号が付加
されているカード(自社発行のカード)であれば、チケ
ット番号を入力するだけで該当する分類ポケットが選択
されて当該カードを分類仕分けしすることができる他、
外部発行のカードであっても、チケット番号と共に得意
先コードの入力を受け付け可能とすることで、入力され
た得意先に該当する分類ポケットを選択することが可能
となる。したがって自社発行か、外部発行かに応じて回
収カードを予め手作業によって仕分けておくという面倒
な作業が不要となる。
【0032】一方、回収した使用済みカードを分類仕分
けする際に、入力されたチケット番号が記憶管理されて
いなければ、エラー報知するようにしたから、入力ミス
や偽造カードの発見が可能となる。また、分類仕分けす
る際に、入力されたチケット番号が記憶管理されていれ
ば、その管理レコードに回収済みであることを示す回収
情報を付加するようにしたから、入力ミスや偽造カード
の発見の他、トータル的なカード管理が可能となる。ま
た、チケットカードの種類別にそれに対応する印字フォ
ーマットでカードを発行すると共に、カードを種類別に
分類仕分けし、更に種類別に仕分けられたカード毎に明
細レコードを作成するようにしたから、どのような種類
のカードであっても上述した一連の処理をカード種別毎
に管理実行することが可能となる。
【0033】なお、上述した実施形態においては、回収
した使用済みカードを分類仕分けする際に、入力された
チケット番号および金額等からなる明細レコードを作成
して証券明細データファイルFEに追加登録し、その証
券明細データファイルFEの内容にしたがって得意先別
に請求書を発行するようにしたが、証券明細データファ
イルFEの内容を事務センタやタクシー協同組合側のホ
ストコンピュータに送信して請求書の発行を依頼しても
よい。また、インターネット加入者である得意先との間
で発行依頼や在庫不足を通知するためにインターネット
を介してメールで連絡し合うようにしてもよい。また、
チケットカードの発行日付、回収日付を記憶管理するよ
うにしたから、この発行日付、回収日付を参照すること
によって得意先別に利用頻度を算出したり、期間帯別の
利用回数を算出し、利用頻度が高い顧客に対して特別な
割引等のサービスを提供するようにしてもよい。
【0034】更に、チケットカードの印刷発行と請求書
の印刷発行を別々のプリンタで行うようにしたが、タク
シー会社側でチケットカードの印刷発行と請求書の印刷
発行とを行う場合には、1台のプリンタを兼用するよう
にしてもよい。また、上述の実施形態はタクシー用のチ
ケットカードを例示したが、金融機関が取り扱うその他
の証券であっても同様に適用可能である。また、ローカ
ルエリアネットワーク上に管理サーバ1、証券発行印刷
装置2、分類仕分装置3を備えた通信システムを例示し
たが、それらを1台の装置に組み込んだスタンドアロ−
ンタイプの証券発行仕分装置であってもよい。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、タクシーチケット等
の証券の発行やその管理業務および回収した使用済み証
券の分類し分けや分類集計業務を一元管理するようにし
たから、それら一連の業務を効率よく実行することがで
きる。この場合、証券発行時には、証券番号が自動生成
され、また、回収した使用済み証券を分類仕分けする際
には、証券番号を入力するだけでよく、桁数の多い得意
先コード等の入力が不要となるので、更に作業効率の向
上を期待することができる。したがって、タクシー会社
で採用するようにすれば、業務効率の向上によって、事
務経費を大幅に削減することができると共に、顧客に対
するサービス向上を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ローカルエリアネットワークを構成する証券発
行仕分装置の全体構成を示したブロック図。
【図2】分類仕分装置3の内部構造を示した図で、
(A)はその概略横断面図、(B)はその概略縦断面
図。
【図3】管理サーバ1の全体構成を示したブロック図。
【図4】この実施形態において使用される記憶装置1−
2内の各種ファイルやテーブルを示した図
【図5】発行依頼ファイルFAのデータ構造を示した
図。
【図6】チケットカードの具体例を示した図。
【図7】証券レイアウト情報テーブルTAのデータ構造
を示した図。
【図8】発行保存ファイルFBのデータ構造を示した
図。
【図9】用紙マスタファイルFCのデータ構造を示した
図。
【図10】枚数管理テーブルTBのデータ構造を示した
図。
【図11】得意先マスタファイルFDのデータ構造を示
した図。
【図12】証券明細データファイルFEのデータ構造を
示した図。
【図13】処理途中において、RAM1−4内のワーク
域に一時記憶される各種のデータを示した図。
【図14】証券発行依頼入力時における動作を示したフ
ローチャート。
【図15】証券発行時の動作を示したフローチャート。
【図16】図15に続く証券発行動作を示したフローチ
ャート。
【図17】使用済み証券が回収された際に実行される証
券分類し分け動作を示したフローチャート。
【図18】図17に続く証券分類し分け動作を示したフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 管理サーバ 2 証券発行印刷装置 3 分類仕分装置 4 分類ボックス 7 カード投入口 9 分類ポケット 1−1 CPU 1−2 記憶装置 1−3 記憶媒体 1−5 入力装置 1−6 表示装置 1−7 印刷装置 FA 発行依頼ファイル FB 枚数管理テーブル FC 用紙マスタファイル FD 得意先マスタファイル FE 証券明細データファイル TA 証券レイアウト情報テーブル TB 枚数管理テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07B 13/00 G06F 15/21 Z Fターム(参考) 5B023 BA05 GA02 GA06 JA02 5B049 BB32 BB47 CC16 CC39 DD01 DD02 DD04 DD05 EE02 EE05 FF02 FF03 FF04 FF09 GG04 GG07 5B055 BB00 CC13 FB03 LL11 LL15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】証券用紙に所定の券面情報を印刷して証券
    を発行すると共に、使用済み証券が回収された際に、そ
    の券面情報に含まれている分類情報にしたがって証券を
    該当分類に対応する分類別ポケットに仕分ける証券発行
    仕分装置であって、 証券を発行する際に、証券番号を自動生成する証券番号
    生成手段と、 この証券番号生成手段によって生成された証券番号をそ
    の証券の券面情報と共に印刷して証券を発行する印刷発
    行手段と、 前記証券番号生成手段によって生成された証券番号とそ
    の証券に対応する券面情報とを対応付けた証券発行レコ
    ードを作成する発行レコード作成手段と、 この発行レコード作成手段によって作成された発行レコ
    ードを記憶管理する発行レコード記憶手段と、 回収した使用済み証券を分類仕分けする際に、証券上に
    印刷されている証券番号を入力すると共に、その証券に
    記入されている金額情報を入力する入力手段と、 この入力手段によって入力された証券番号に基づいて前
    記発行レコード記憶手段を検索し、該当する券面情報に
    含まれている分類情報を読み出し、この分類情報に該当
    する分類別ポケットを選択して当該証券を分類別に仕分
    ける仕分け手段と、 前記入力手段によって入力された証券番号および金額情
    報とこの証券番号に基づいて前記発行レコード記憶手段
    を検索することによって得られた券面情報とにより明細
    レコードを作成する明細レコード作成手段とを具備した
    ことを特徴とする証券発行仕分装置。
  2. 【請求項2】分類別に証券を発行した際に、今回の発行
    枚数を分類別に集計する集計手段と、 この集計手段によって集計された分類別発行枚数を記憶
    管理する発行枚数記憶手段と、 使用済み証券を回収した後において、前記発行枚数記憶
    手段内の分類別発行枚数に基づいて証券の利用状況を分
    類別に集計する利用状況集計手段とを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の証券発行仕分装置。
  3. 【請求項3】証券利用者に配布されている証券の在庫量
    を、前記利用状況集計手段によって分類別に集計された
    証券の利用状況に基づいて検出する分類別在庫量検出手
    段と、 この在庫量検出手段によって検出された在庫量が所定量
    以下かを判別する判別手段と、 この判別手段によって在庫量が所定量以下であることが
    判別された際に、その旨を報知する報知手段とを設けた
    ことを特徴とする請求項2記載の証券発行仕分装置。
  4. 【請求項4】全体が有底円筒状に形成された回転可能な
    分類別収納部内に、仕切板を配置することによって前記
    分類別ポケットを複数構成し、 前記証券仕分け手段は、回収した使用済み証券を分類仕
    分けする際に、前記入力手段によって入力された証券番
    号に基づいて前記発行レコード記憶手段を検索し、該当
    する券面情報に含まれている分類情報を読み出すことに
    よって、この分類情報に該当する分類別ポケットが所定
    の証券投入口の位置に来るまで前記分類別収納部を回転
    駆動させるするようにしたことを特徴とする請求項1記
    載の証券発行仕分装置。
  5. 【請求項5】前記証券番号と分類情報、分類情報と分類
    別ポケットとを対応付けたポケット管理情報を記憶する
    ポケット管理情報記憶手段を設け、 前記証券仕分け手段は、証券番号が入力された際に、こ
    の証券番号に基づいて前記ポケット管理情報記憶手段の
    内容を参照することにより該当分類に対応する分類ポケ
    ットを選択するようにしたことを特徴とする請求項4記
    載の証券発行仕分装置。
  6. 【請求項6】回収した使用済み証券を分類仕分けする際
    に、前記証券番号生成手段によって生成された証券番号
    をその証券の券面情報と共に印刷することによって発行
    された内部発行の証券である場合には、前記仕分け手段
    は前記入力手段によって入力された証券番号に基づいて
    前記発行レコード記憶手段を検索し、該当する券面情報
    に含まれている分類情報を読み出し、この分類情報に該
    当する分類別ポケットを選択して当該証券を分類仕分け
    し、また、外部発行の証券である場合には、分類情報の
    入力を受け付け、入力された分類情報に該当する分類別
    ポケットを選択して当該証券を分類別に仕分けるように
    したことを特徴とする請求項1記載の証券発行仕分装
    置。
  7. 【請求項7】回収した使用済み証券を分類仕分けする際
    に、前記入力手段によって入力された証券番号に基づい
    て前記発行レコード記憶手段を検索し、該当する証券番
    号が記憶されていなければ、エラー報知を行うようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の証券発行仕分装置。
  8. 【請求項8】回収した使用済み証券を分類仕分けする際
    に、前記入力手段によって入力された証券番号に基づい
    て前記発行レコード記憶手段を検索し、該当する証券番
    号が記憶されていれば、そのレコードに回収済みである
    ことを示す回収情報を付加するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の証券発行仕分装置。
  9. 【請求項9】証券用紙の種類毎にそれに対応する印字フ
    ォーマットで証券を種類別に発行し、回収した使用済み
    証券を分類仕分けする際に、証券を種類別に分類仕分け
    すると共に、種類別に仕分けられた証券毎に前記明細レ
    コードを作成するようにしたことを特徴とする請求項1
    記載の証券発行仕分装置。
  10. 【請求項10】コンピュータが読み取り可能なプログラ
    ムコードを有する記録媒体であって、 証券を発行する際に、証券番号を自動生成させるコンピ
    ュータが読み取り可能なプログラムコードと、 生成された証券番号をその証券の券面情報と共に印刷さ
    せるコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    と、 生成された証券番号とその証券に対応する券面情報とを
    対応付けた証券発行レコードを作成させるコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムコードと、 作成された発行レコードを記憶管理させるコンピュータ
    が読み取り可能なプログラムコードと、 回収した使用済み証券を分類仕分けする際に、証券上に
    印刷されている証券番号がその証券に記入されている金
    額情報と共に入力された場合に、入力された証券番号に
    基づいて前記発行レコードを検索し、該当する券面情報
    に含まれている分類情報を読み出し、この分類情報に該
    当する分類別ポケットを選択して当該証券を分類仕分け
    させるコンピュータが読み取り可能なプログラムコード
    と、 入力された証券番号および金額情報とこの証券番号に基
    づいて前記発行レコードを検索することによって得られ
    た券面情報とにより明細レコードを作成させるコンピュ
    ータが読み取り可能なプログラムコードとを有する記録
    媒体。
JP21644799A 1999-07-30 1999-07-30 証券発行仕分装置およびそのプログラム記録媒体 Abandoned JP2001043292A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006515451A (ja) * 2003-10-27 2006-05-25 ベーヴェ ジステック アクチエンゲゼルシャフト カードを供給する方法と装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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