JP2001042409A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001042409A
JP2001042409A JP11220699A JP22069999A JP2001042409A JP 2001042409 A JP2001042409 A JP 2001042409A JP 11220699 A JP11220699 A JP 11220699A JP 22069999 A JP22069999 A JP 22069999A JP 2001042409 A JP2001042409 A JP 2001042409A
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numerical value
camera
mode
light
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JP11220699A
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Nobuhisa Kojima
信久 小島
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Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースを増すことなく指標を発光さ
せ、かつ動作表示に利用できるようにしたカメラを提供
する。 【解決手段】 表面に動作モード、数値等が表記された
回転操作部材10(モードダイヤル)は、カメラ本体の
上面に設置され、この回転操作部材10の近傍に指標2
を構成する光透過部材2a、単色または2色を発光する
LEDによる発光源21が設けられている。発光源21
は、点灯制御、点滅制御、または輝度制御が行われる。
指標2は、撮影者がファインダ接眼部4を覗いたときに
被写体と同時に見える位置に設けられ、ファインダ表示
としても用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、詳
しくは、動作状態を変更するためのモードダイヤルに表
記されたモード或いは数値の1つを特定するための指標
を備えたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのモードダイヤルは上面に
モードを示す文字や記号が印字されており、ダイヤルを
操作して選択するモードを指標の位置に合わせるという
用い方をしている。このモードダイヤルは、モードを示
す文字・記号の表示が印字されているので、どれだけの
モードがあるのか、どちらにどれだけ操作すれば良いの
かが一目でわかるという利点がある。
【0003】しかし、このモードダイヤルのモードを示
す文字・記号は、暗い場所では見えないため、確認する
には外光を利用することになる。または、指標を示す文
字や記号をLED等の発光部材で点灯し、確認が行える
ようにしたカメラがある。さらに、モードダイヤルの下
にEL(エレクトロ ルミネッセンス)等の発光部材を
配置して、モードを示す文字・記号を光らせるというこ
とも提案されている(特開平8−334818号公
報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカメラ
は、指標を発光部材で光らせたものや、発光部材でモー
ドダイヤルのモードを示す文字や記号を光らせたもの
は、指標が光るのみでカメラの動作表示に使用している
ことはなかった。
【0005】また、カメラのファインダ接眼部の周辺に
は、従来よりLED等の発光部材が配置されており、A
F(Auto Focus:オート・フォーカス)の合
焦、非合焦の表示に利用している。このため、指標用の
発光部材を新たに設置しようとしても、設置スペースの
確保が難しいほか、コストアップを招くという問題があ
る。
【0006】本発明は、設置スペースを増すことなく指
標を発光させ、かつ動作表示に利用できるようにしたカ
メラを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する構成は、請求項1に記載のように、本体の所
定位置に設けられ、その回転操作に応じて動作モードや
数値を設定する操作部材と、前記操作部材に表記された
動作モード或いは数値を発光源の発光により特定する指
標と、前記発光源を点灯または点滅制御する制御手段を
備えることを特徴とするカメラである。
【0008】この構成によれば、操作部材のモード或い
は数値を特定する指標が点灯制御または点滅制御により
発光する。したがって、簡単な構成により、カメラの動
作表示や操作部材の照明を行うことができる。
【0009】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、前記指標は、前記
発光源として複数の発光色を選択可能にすることを特徴
とするカメラである。
【0010】この構成によれば、発光源の発光色を変更
できるようにすることで、撮影者(ユーザー)に操作部
材の照明状態からカメラの動作表示に切り換わったこと
を知らせることができる。
【0011】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項3に記載のように、前記操作部材は、
回動操作されることを特徴とするカメラである。
【0012】この構成によれば、ダイヤルの表面の複数
箇所に数値やモードの表記があっても、指標部分が照光
され、その対向部分の数値やモードの表示が指定され、
或いは入力されることを知らせることができる。
【0013】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項4に記載のように、前記制御手段は、
前記指標の輝度を変更する輝度制御手段を備えることを
特徴とするカメラである。
【0014】この構成によれば、指標部の発光源の輝度
が変更可能であるため、撮影者にモードダイヤルの照明
状態からカメラの動作表示に切り換わったことを知らせ
ることができる。
【0015】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項5に記載のように、前記制御手段は、
前記指標が特定している動作モード或いは数値に応じて
前記発光源の発光状態を制御する発光状態制御手段を備
えることを特徴とするカメラである。
【0016】この構成によれば、発光状態制御手段によ
り点灯制御、点滅制御、輝度を変化等の各種の制御等が
行え、指標の発光状態から現在のモードダイヤルが特定
される状況を確実に知らせることができる。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項6に記載のように、撮影等にともなって操作
される操作スイッチと、動作モード或いは数値を設定す
る操作部材と、前記操作部材上に表記された動作モード
或いは数値を発光により特定するための指標と、前記操
作スイッチからの信号に応じて前記指標の輝度を制御す
る輝度制御手段を備えることを特徴とするカメラであ
る。
【0018】この構成によれば、カメラの撮影にともな
って操作スイッチが操作されると、指標の発光の輝度状
態が輝度制御手段により制御され、操作部材上の表記内
容を特定することができる。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項7に記載のように、撮影等にともなって操作
される操作スイッチと、動作モード或いは数値を設定す
る操作部材と、前記操作部材上に表記された動作モード
或いは数値を発光により特定するための指標と、前記操
作スイッチからの信号に応じて前記指標の発光状態を制
御する発光状態制御手段を備えることを特徴とするカメ
ラである。
【0020】この構成によれば、カメラの撮影にともな
って操作スイッチが操作されると、指標の発光状態が発
光状態制御手段により制御され、操作部材上の表記内容
を特定することができる。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項8に記載のように、前記操作スイッチは、シ
ャッタレリーズ釦であることを特徴とするカメラであ
る。
【0022】この構成によれば、シャッタレリーズ釦を
操作スイッチとすることで、シャッタレリーズ釦の操作
に応じて関連する項目の表記が的確に行えるようにな
る。
【0023】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項9に記載のように、被写体を確認するための
ファインダ接眼部と、撮影者がファインダ接眼部を覗い
たことを検知する検知手段と、前記操作部材の近傍に設
けられ、動作モード或いは数値を設定する操作部材と、
前記ファインダ接眼部に設けられ、前記動作モード或い
は前記数値を発光により特定する指標と、前記検知手段
からの信号に応じて前記指標の発光輝度を変更する輝度
制御手段を備えたことを特徴とするカメラである。
【0024】この構成によれば、撮影者がファインダ接
眼部を覗いたことを検知手段が検知すると、これに応じ
て輝度制御手段がファインダ接眼部内の指標の発光輝度
を変化させ、ファインダ内の表示が明るくなり過ぎない
ようにすることができる。
【0025】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項10に記載のように、前記操作部材
は、回動操作されることを特徴とするカメラである。
【0026】この構成によれば、ダイヤル型の操作部材
は、円周方向に所定間隔に複数の数値または動作モード
の表記を有する場合が多く、どのモードや数値が特定
(選択)されるのかわかりずらいが、指標の輝度を変化
させることにより、その対向部分の数値やモードの表記
や入力等の選択を認知させることができる。
【0027】本出願に係る発明の目的を実現する構成
は、請求項11に記載のように、撮影者がファインダ接
眼部を覗いたことを検知する検知手段と、動作モード或
いは数値を設定する操作部材と、前記操作部材の近傍に
設けられ、前記モード或いは前記数値を発光により特定
するための指標と、前記検知手段からの信号に応じて前
記指標の発光状態を変更する発光状態制御手段を備えた
ことを特徴とするカメラである。
【0028】この構成によれば、撮影者がファインダ接
眼部を覗いたことを検知手段が検知すると、これに応じ
て発光状態制御手段はファインダ接眼部内の指標の発光
状態を変化させ、現在のモードダイヤルのモード位置を
撮影者に確実に知らせることが可能になる。
【0029】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項12に記載のように、前記操作部材
は、回動操作されることを特徴とするカメラである。
【0030】この構成によれば、複数の数値または動作
モードが表記されたダイヤル型の操作部材に対し、指標
の発光状態を変化させることにより、その対向部分の数
値やモードの表記や入力等の選択を認知させることがで
きる。
【0031】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項13に記載のように、前記指標は、フ
ァインダ接眼部近傍に配置されていることを特徴とする
カメラである。
【0032】この構成によれば、モードダイヤルの指標
をファインダ表示として、カメラの動作表示に用いるこ
とが可能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0034】図1は、本発明によるカメラの一実施の形
態を示す斜視図である。1はモードダイヤルであり、こ
のモ一ドダイヤル1を回転させることによってカメラの
オート撮影やセルフ撮影等のモード(mode)が切り
換えられる。2はモードダイヤル1の指標であり、アク
リル等の光透過部材でできており、その下に後述するL
ED(発光ダイオード)等の発光部材が配置されてい
る。3はレリーズ釦であり、4はファインダ接眼部であ
り、5は各種情報表示用のLCD(液晶表示器)であ
る。
【0035】図2は、図1のカメラを正面方向から見た
斜視図である。6は撮影レンズであり、モードダイヤル
1が「AUTO」の位置にセットされると、不図示のレ
ンズバリア(lens barrier)が開き、沈胴
位置から撮影位置へ移動する。7はファインダ対物部で
あり、8は発光装置である。9aはAFユニットの投光
部であり、9bは受光部である。
【0036】次に、モードダイヤル1について説明す
る。
【0037】図3は、図1に示したモードダイヤル1の
平面図である。モードダイヤル1は、回転操作部材10
と、この回転操作部材10の上面に配置された表示板1
1を備えている。回転操作部材10は左右いずれの方向
にも回転でき、所定の角度の回転操作を行うとクリック
感を感じるように構成されている。モード設定は、回転
操作部材10の上面に配置表示されているモード表示板
11の文字や記号を指標2に合わせるように操作する。
【0038】次に、モードダイヤルの構造について説明
する。図4は、モードダイヤルの内部構造を示す断面図
である。
【0039】回転操作部材10はダイヤル止め板12に
より保持されており、止め板押え13によりダイヤル止
め板12と回転操作部材10は一体的に固定されてお
り、カバー部材14を回転操作部材10とダイヤル止め
板12の間に挟み込んだ状態になっているため、回転す
ることができる。ダイヤル止め板12には、下面にダイ
ヤル回転検出接片15が取り付けられ、その下に配置さ
れたベース部材16の上面に設置されているダイヤル回
転検出基板17との接触により回転操作部材10の回転
位置が検出できる。
【0040】また、ダイヤル止め板12の下面には、ク
リック(click)溝部18が設けられている。ベー
ス部材16には、クリックバネ19が嵌め込まれてお
り、クリックバネ19が嵌め込まれている溝の上にクリ
ックボール20が保持されている。クリックボール20
はクリックバネ19により下から上へ、ダイヤル止め板
12に押し付けられており、所定の角度毎に設けてある
クリック溝部18に嵌まることにより、クリック感を感
じるように構成されている。
【0041】また、指標2はファインダ接眼部4の右側
近傍に位置しており、アクリル等の光透過部材2aを用
いて作られている。その下には、発光源21としてのL
EDが配設されている。この発光源21は、ベース部材
16の上面に設置されているダイヤル回転検出基板17
上に取り付けられている。発光源21は単色または2色
を発光するLEDが用いられ、不図示の制御回路によ
り、点灯制御、点滅制御、輝度制御が行われる。ここ
で、指標2は、撮影者がファインダ接眼部4を覗いたと
きに被写体と同時に見える位置に設けられており、ファ
インダ表示としても用いることができる。さらに、上記
のようにモードダイヤル1は撮影モード設定部材だけで
なく、発光装置のガイドナンバー設定部材等、数値を変
更できる部材を設けることもできる。
【0042】なお、本実施の形態では、右手でボディを
持ちながら右手の人差し指(または親指)でモードダイ
ヤル1を操作できるように配置しているが、左手で操作
できるように、ファインダ接眼部の左側近傍に配置して
もよい。
【0043】図5は指標2の発光に単色LEDを用いた
場合のカメラの撮影動作を示すフローチャートである。
図中、“S”はステップを意味している。
【0044】モードダイヤル1がOFFのとき、指標2
は消灯している。始めに、モードダイヤル1を「AUT
O」に設定することでカメラの電源がONにされ、撮影
レンズ6は沈胴位置から撮影位置へ移動する(S50
1)。これにより、指標2は点灯し、表示板11が照明
される(S502)。次に、被写体の構図をファインダ
で確認しながら、レリーズ釦3を半押しすると(S50
3)、指標2は一旦消灯する(S504)。ここで、レ
リーズ釦3が半押しされないときは、半押しされるまで
待機する。次に、公知の測距法により被写体までの距離
が測定され、さらに公知の測光法により被写体の輝度が
測定される(S505)。次に、不図示のレンズ駆動部
材により、不図示のエンコーダからレンズ位置信号を得
ながら、S505で測定した測距情報に応じて、撮影レ
ンズ6が駆動される(S506)。このとき、被写体に
合焦したとカメラが判断したとき(S507)、指標2
を点灯させる(S508)。
【0045】しかし、被写体が測距範囲外にあり或いは
測距結果が不確かであることをカメラが判断した場合
(S507)、指標2を点滅させて撮影者に警告を行う
(S509)。次に、レリーズ釣3を全押しする(S5
10)と、指標2は一旦消灯する(S511)。そし
て、前記露出条件に応じて、或る絞り開口径で一定時間
フィルムを露光し、巻き上げ(S512)を行って撮影
を終了する。ここで、レリーズ釦3が全押しされずに半
押しのままの場合は、レリーズ釦3が全押しされるまで
S505からS510までを繰り返す。また、レリーズ
釦3が半押しされない状態になればS503へ戻る(S
513)。次に、指標2は再び点灯し、モードダイヤル
1の表示板11を照明する(S514)。以上の撮影動
作は、カメラのモードダイヤル1がOFFされるまで繰
り返される。また、全ての操作の途中でカメラのモード
ダイヤル1がOFFにされれば、全ての処理を中断し、
動作を終了する。
【0046】また、上記実施の形態において、モードダ
イヤル1を「SELF」に設定したとき、指標2はAU
TOの設定と同様に点灯するとしてもよいが、「AUT
O」の設定とは異なる制御、例えば点滅制御を行うこと
で、現在の設定が「AUTO」か「SELF」かを区別
することができる。
【0047】図6は、緑と赤の2色LEDを用いて指標
2を発光させたときのカメラの撮影動作を示すフローチ
ャートである。モードダイヤル1がOFFのとき、指標
2は消灯している。まず、モードダイヤル1を「AUT
O」に設定することでカメラの電源がONにされ、撮影
レンズ6が沈胴位置から撮影位置に移動する(S60
1)。このとき、指標2は赤色点灯し、表示板11を照
明する(S602)。
【0048】次に、撮影者が、被写体の構図をファイン
ダで確認しながらレリーズ釦3を半押しにすると(S6
03)、指標2は一旦消灯する(S604)。ここで、
レリーズ釦3が半押しされないときは、半押しされるま
で待機する。次に、公知の測距法により被写体までの距
離を測定し、さらに公知の測光法により被写体の輝度を
測定する(S605)。次に、不図示のレンズ駆動部材
により不図示のエンコーダからレンズ位置信号を得なが
ら、S605で測定した測距情報に応じて撮影レンズ6
を駆動する(S606)。このとき、被写体に合焦した
とカメラが判断した場合(S607)、指標2を緑色に
点灯させる(S608)。
【0049】しかし、被写体が測距範囲外である、また
は測距結果が不確かであるとカメラが判断した場合(S
607)、指標2を赤点滅させて撮影者に警告する(S
609)。次に、レリーズ釦3を全押しする(S61
0)と、指標2は一旦消灯する(S611)。そして、
前記露出条件に応じて、或る絞り開口径で一定時間フイ
ルムを露光し、巻き上げして(S612)撮影を終了す
る。ここで、レリーズ釦3を全押しされずに半押しのま
まであれば、レリーズ釦3が全押しされるまでS605
〜S610までの処理を繰り返し実行する。また、レリ
ーズ釦3が手押しもされない状態になれば、S603へ
戻る(S613)。このとき、指標2は再び点灯し、モ
ードダイヤル1の表示板11が照明さされる(S61
4)。以上の撮影動作は、カメラのモードダイヤル1が
OFFにされるまで繰り返し実行される。また、全ての
操作の途中でカメラのモードダイヤル1がOFFにされ
ると、全ての処理を中断し、終了する。
【0050】また、上記実施の形態において、モードダ
イヤル1を「SELF」に設定したとき、指標2は「A
UTO」の設定と同様に赤色点灯にしてもよいが、「A
UTO」の設定とは異なる緑色に点灯する。または緑色
または赤色の点滅制御にすることで、現在の設定が「A
UTO」か「SELF」かを区別することが可能とな
る。
【0051】上記の2つの実施の形態では、モードダイ
ヤル1に「AUTO」と「SELF」撮影モードのみあ
る場合について述べてきたが、更なる撮影モード、例え
ば「スポーツ撮影モード」や「夜景撮影モード」等があ
る場合には、指標2の点滅周波数を変更する、発光色を
増やす、または輝度を変更する等の制御により実現可能
である。
【0052】また、上記2つの実施の形態では、レリー
ズ釦3を半押ししたときに、指標2を消灯したが、これ
に代えて輝度を下げてもカメラの動作表示に切り換わっ
たことを知らせることができる。さらに、撮影者がファ
インダ接眼部4を覗いたことを検知するファインダ検知
手段(不図示)を設けることにより、撮影者がファイン
ダ接眼部4を覗いたことを検知すると、前記指標2の発
光を停止制御(または輝度を低下するように制御)する
ことで、カメラの動作表示に切り換わったことを知らせ
ることができる。
【0053】なお、上記の実施の形態のいずれの場合に
おいても、フィルムに代えてCCD等の電子撮像装置を
用いれば、電子カメラにおいて本発明を実施することが
できる。また、上記実施の形態においては、モードダイ
ヤルが回転式であるとしたが、往復動するスライドバー
であってもよい。
【0054】〔発明と実施の形態との対応〕以上の実施
の形態において、モードダイヤル1(回転操作部材1
0)が操作部材に、レリーズ釦3が操作スイッチ相当す
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に示した
本発明は、操作部材に表記された動作モード或いは数値
を発光源の発光により特定する指標を、前記発光源を制
御手段により点灯または点滅制御するようにしたので、
簡単な構成により、カメラの動作表示や操作部材の照明
を行うことができる。
【0056】請求項2に示した本発明は、指標の発光源
に複数の発光色を選択可能なものを用いるようにしたの
で、複数の指標内容を形成でき、操作部材の照明状態か
らカメラの動作表示に切り換わったこと等を知らせるこ
とが可能になる。
【0057】請求項3に示した本発明は、操作部材をダ
イヤル型にして、回動操作されるようにしたので、ダイ
ヤルの表面の複数箇所に数値やモードの表示が行われて
いても、指標部分が照光され、その対向部分の数値やモ
ードの表示が指定され、或いは入力されることを知らせ
ることができる。
【0058】請求項4に示した本発明は、制御手段が指
標の輝度を変更する輝度制御手段を備えるようにしたの
で、撮影者にモードダイヤルの照明状態からカメラの動
作表示に切り換わったことを知らせることができる。
【0059】請求項5に示した本発明は、制御手段が、
前記指標が特定している動作モード或いは数値に応じて
前記発光源の発光状態を制御する発光状態制御手段を備
える構成にしたので、発光状態制御手段により点灯制
御、点滅制御、輝度を変化等の各種の制御等が行え、指
標の発光状態から現在のモードダイヤルが特定される状
況を確実に知らせることができる。
【0060】請求項6に示した本発明は、撮影等にとも
なって操作される操作スイッチと、動作モード或いは数
値を設定する操作部材と、前記操作部材上に表示された
動作モード或いは数値を発光により特定するための指標
と、前記操作スイッチからの信号に応じて前記指標の輝
度を制御する輝度制御手段を備える構成にしたので、操
作スイッチが操作されると、指標の発光の輝度状態が輝
度制御手段により制御され、操作部材上の表示内容を特
定することが可能になる。
【0061】請求項7に示した本発明は、撮影等にとも
なって操作される操作スイッチと、動作モード或いは数
値を設定する操作部材と、前記操作部材上に表示された
動作モード或いは数値を発光により特定するための指標
と、前記操作スイッチからの信号に応じて前記指標の発
光状態を制御する発光状態制御手段を備える構成にした
ので、操作スイッチが操作されると、指標の発光状態が
発光状態制御手段により制御され、操作部材上の表示内
容を特定することができる。
【0062】請求項8に示した本発明は、操作スイッチ
をシャッタレリーズ釦にしたので、シャッタレリーズ釦
の操作に応じて関連する項目の表示が的確に行えるよう
になる。
【0063】請求項9に示した本発明は、ファインダ接
眼部と、撮影者がファインダ接眼部を覗いたことを検知
する検知手段と、動作モード或いは数値を設定する操作
部材と、前記ファインダ接眼部に設けられ、前記動作モ
ード或いは前記数値を発光により特定する指標と、前記
検知手段からの信号に応じて前記指標の発光輝度を変更
する輝度制御手段を備えた構成にしたので、撮影者がフ
ァインダ接眼部を覗いたとき、ファインダ内の表示が明
るくなり過ぎないようにすることができる。
【0064】請求項10に示した本発明は、前記操作部
材をダイヤル型にして、回動操作されるようにしたの
で、指標の輝度を変化させることにより、その対向部分
の数値やモードの表示や入力等の選択を認知させること
ができる。
【0065】請求項11に示した本発明は、撮影者がフ
ァインダ接眼部を覗いたことを検知する検知手段と、動
作モード或いは数値を設定する操作部材と、前記操作部
材の近傍に設けられ、前記モード或いは前記数値を発光
により特定するための指標と、前記検知手段からの信号
に応じて前記指標の発光状態を変更する発光状態制御手
段を備えた構成にしたので、撮影者がファインダ接眼部
を覗いたことに応じてファインダ接眼部内の指標の発光
状態を変化させることができ、現在のモードダイヤルの
モード位置を撮影者に確実に知らせることが可能にな
る。
【0066】請求項12に示した本発明は、操作部材を
ダイヤル型にして、回動操作されるようにしたので、指
標の発光状態を変化により数値や動作モードの表示、入
力等の選択を撮影者に認知させることができる。
【0067】請求項13に示した本発明は、モードダイ
ヤルの指標をファインダ接眼部近傍に配置したので、フ
ァインダ表示として、カメラの動作表示に用いることが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの一実施の形態を示す斜視
図である。
【図2】図1のカメラを正面方向から見た斜視図であ
る。
【図3】図1に示したモードダイヤルの詳細構成を示す
平面図である。
【図4】本発明のカメラのモードダイヤルの内部構造を
示す断面図である。
【図5】指標の発光源に単色LEDを用いた場合のカメ
ラの撮影動作を示すフローチャートである。
【図6】指標の発光源に緑、赤の2色LEDを用いた場
合の撮影動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 モードダイヤル 2 指標 3 レリーズ釦 4 ファインダ接眼部 5 LCD 6 撮影レンズ 7 ファインダ対物部 8 発光装置 9a AFユニットの投光部 9b AFユニットの受光部 10 回転操作部材 11 表示板 12 ダイヤル止め板 13 止め板押え 14 カバー部材 15 ダイヤル回転検出接片 16 べ一ス部材 17 ダイヤル回転検出基板 18 クリック溝部 19 クリックバネ 20 クリックボール 21 発光源(LED)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の所定位置に設けられ、その操作に
    応じて動作モードや数値を設定する操作部材と、前記操
    作部材に表記された動作モード或いは数値を発光源の発
    光により特定する指標と、前記発光源を点灯または点滅
    制御する制御手段を備えることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 前記指標は、前記発光源として複数の発
    光色を選択可能にすることを特徴とする請求項1記載の
    カメラ。
  3. 【請求項3】 前記操作部材は、回動操作されることを
    特徴とする請求項1記載のカメラ。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記指標の輝度を変更
    する輝度制御手段を備えることを特徴とする請求項1記
    載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記指標が特定してい
    る動作モード或いは数値に応じて前記発光源の発光状態
    を制御する発光状態制御手段を備えることを特徴とする
    請求項1または4記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 撮影等にともなって操作される操作スイ
    ッチと、動作モード或いは数値を設定する操作部材と、
    前記操作部材上に表記された動作モード或いは数値を発
    光により特定するための指標と、前記操作スイッチから
    の信号に応じて前記指標の輝度を制御する輝度制御手段
    を備えることを特徴とするカメラ。
  7. 【請求項7】 撮影等にともなって操作される操作スイ
    ッチと、動作モード或いは数値を設定する操作部材と、
    前記操作部材上に表記された動作モード或いは数値を発
    光により特定するための指標と、前記操作スイッチから
    の信号に応じて前記指標の発光状態を制御する発光状態
    制御手段を備えることを特徴とするカメラ。
  8. 【請求項8】 前記操作スイッチは、シャッタレリーズ
    釦であることを特徴とする請求項6または7記載のカメ
    ラ。
  9. 【請求項9】 被写体を確認するためのファインダ接眼
    部と、撮影者がファインダ接眼部を覗いたことを検知す
    る検知手段と、動作モード或いは数値を設定する操作部
    材と、前記操作部材の近傍に設けられ、前記動作モード
    或いは前記数値を発光により特定する指標と、前記検知
    手段からの信号に応じて前記指標の発光輝度を変更する
    輝度制御手段を備えたことを特徴とするカメラ。
  10. 【請求項10】 前記操作部材は、回動操作されること
    を特徴とする請求項9記載のカメラ。
  11. 【請求項11】 撮影者がファインダ接眼部を覗いたこ
    とを検知する検知手段と、動作モード或いは数値を設定
    する操作部材と、前記操作部材の近傍に設けられ、前記
    モード或いは前記数値を発光により特定するための指標
    と、前記検知手段からの信号に応じて前記指標の発光状
    態を変更する発光状態制御手段を備えたことを特徴とす
    るカメラ。
  12. 【請求項12】 前記操作部材は、回動操作されること
    を特徴とする請求項11記載のカメラ。
  13. 【請求項13】 前記指標は、ファインダ接眼部近傍に
    配置されていることを特徴とする請求項1〜12記載の
    カメラ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004294932A (ja) * 2003-03-28 2004-10-21 Nikon Corp レンズ鏡筒及びカメラシステム
US9733551B2 (en) 2014-08-26 2017-08-15 Ricoh Imaging Company, Ltd. Variable-position operation device

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