JP2001042408A - 撮像用装置 - Google Patents

撮像用装置

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JP2001042408A
JP2001042408A JP21780999A JP21780999A JP2001042408A JP 2001042408 A JP2001042408 A JP 2001042408A JP 21780999 A JP21780999 A JP 21780999A JP 21780999 A JP21780999 A JP 21780999A JP 2001042408 A JP2001042408 A JP 2001042408A
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JP
Japan
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unit
optical system
shake correction
shake
holding
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JP21780999A
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English (en)
Inventor
Hidenori Nakagawa
英法 中川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型で重量や体積が大きい場合でも、振れ補
正機構の動作を容易に調整する。 【解決手段】 振れを補正する振れ補正光学系11と、
振れ補正光学系11を保持して変位可能な保持枠16
と、保持枠16を駆動するための第1のヨーク13、第
2のヨーク17、シフトマグネット21a、21b、シ
フトコイル23a、、23b及びシフトマグネット27
a、23bから成るアクチュエータと、保持枠16の位
置を検出するための位置検出素子22a、22b及び投
光素子24a、24bから成る位置検出手段と、振動を
検出するための振動検出素子18a、18bと、アクチ
ュエータを制御する制御回路基板19とを単一の本体1
0により保持して振れ補正ユニットを構成する。振れ補
正ユニットをレンズ装置から取り外して振れ補正光学系
11の動作を調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビカメラ等の
撮影装置に装着して使用可能であり、振れ補正機構を備
えた撮像用装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の撮像用装置は多様な原因により振
れることがあり、例えば屋外で使用された場合には風圧
が原因で振れることが多い。撮像用装置が振れた場合に
は、映像が振れによる影響を受け、特に望遠撮影の際に
受ける振れによる影響は著しい。このため、従来の多く
の撮像用装置は振れ補正機構を備え、振れによる影響を
防止している。
【0003】この種の振れ補正機構は、撮像光学系の少
なくとも一部を構成する振れ補正光学系と、振れ補正光
学系を保持して移動可能な保持枠と、保持枠を駆動する
ための電磁アクチュエータ等の駆動手段と、保持枠の位
置を検出するためのPSD等の位置検出手段と、振動を
検出するための振動ジャイロ等の振動検出手段とを備え
ている。電磁アクチュエータはコイルとマグネットから
成り、これらのコイルとマグネットうちの一方を固定側
に保持し、他方を保持枠に保持している。そして、振れ
補正機構は振れ補正光学系、保持枠、駆動手段、位置検
出手段、振動検出手段を組立性や構造上の空間を優先し
て配置している。
【0004】このような振れ補正機構を備えた撮像用装
置では、制御手段は振動検出手段が検出した結果に基づ
いて駆動手段を制御し、保持枠を主光学系の光軸に対し
て直交する面内で振れを吸収する方向に直接駆動し、振
れによる結像位置のずれを補正して像ぶれを解消してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の振
れ補正機構は、振れ補正光学系、保持枠、駆動手段、位
置検出手段及び振動検出手段を組立性や構造上の空間を
優先して配置しているため、これらの振れ補正機構の構
成要素が点在し、例えば振動検出手段が振れ補正光学系
から離れて位置している。また、振れ補正機構の動作を
確認する際には、振れ補正機構の全ての構成要素を完全
に組み立てることが必要となっている。このため、大型
で重量や体積が大きい場合には、振れ補正機構の調整が
極めて困難になるという問題点がある。
【0006】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
大型で重量や体積が大きくても、振れ補正機構の動作を
容易に調整し得る撮像用装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る撮像用装置は、振れを補正する振れ補正
光学系と、該振れ補正光学系を変位可能に保持する保持
枠と、該保持枠を駆動する駆動手段と、前記保持枠の位
置を検出する位置検出手段と、振動を検出する振動検出
手段と、前記位置検出手段と前記振動検出手段の検出結
果に基づいて前記駆動手段を制御する制御手段とを有す
る撮像用装置において、前記振れ補正光学系、前記保持
枠、前記駆動手段、前記位置検出手段及び前記振動検出
手段を単一の保持手段により一体的に保持して振れ補正
ユニットを構成したことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の断面図であり、レンズ
装置1は図示しない例えばテレビ撮影装置の本体に着脱
可能とされている。レンズ装置1の筐体2の内部には、
物体側から順次に合焦光学系3、変倍光学系4、像面変
動補正光学系5、振れ補正ユニット6及び結像光学系7
が配置されている。
【0009】図2は振れ補正ユニット6の組立断面図、
図3はその分解斜視図であり、保持手段としての本体1
0は、像面変動補正光学系5と結像光学系7に着脱可能
とされている。本体10の像面変動補正光学系5側に
は、振れ補正光学系11、地盤12、第1のヨーク1
3、基板14a、14b、L字状部材15、保持枠1
6、第2のヨーク17等が配置されている。そして、本
体10の結像光学系7側には、振動検出素子18a、1
8bと制御回路基板19が配置されている。
【0010】振れ補正光学系11は保持枠16により保
持されており、磁性体から成る第1のヨーク13と基板
14a、14bは地盤12に組み付けられている。L字
状部材15は地盤12と保持枠16の間に位置付けら
れ、保持枠16は第1のヨーク13と第2のヨーク17
とにより挟持された状態で地盤12に組み付けられてい
る。
【0011】地盤12には長孔12a、12bが形成さ
れ、第1のヨーク13にはネオジウムマグネット等の永
久磁石から成るシフトマグネット21a、21bが磁気
的に吸着されている。基板14a、14bにはPSD等
の位置検出素子22a、22bが位置決め固定され、L
字状部材15には長孔15a、15bが形成されてお
り、これらの長孔15a、15bは地盤12の長孔12
a、12bと直交する方向に向けられている。
【0012】保持枠16にはスリット16a、16bが
形成されていると共に、シフトコイル23a、23bが
固定されている。また、保持枠16にはIRED等の投
光素子24a、24bが、光束をスリット16a、16
bを通過させて位置検出素子22a、22bにそれぞれ
入射させるように取り付けられている。
【0013】更に、保持枠16にはコロ25a、25b
が固定されており、これらのコロ25a、25bはL字
状部材15の長孔15a、15bにそれぞれ嵌合され、
L字状部材15はA方向に摺動可能とされている。L字
状部材15にはコロ26a、26bが固定されており、
これらのコロ26a、26bは地盤12の長孔12a、
12bに嵌合され、L字状部材15はB方向にも摺動可
能とされている。これにより、保持枠16はL字状部材
15によってA方向とB方向に駆動されると共に、光軸
廻りの相対的回転運動であるローリングが規制されてい
る。
【0014】第2のヨーク17も磁性体とされ、第2の
ヨーク17にはネオジウムマグネット等の永久磁石から
成るシフトマグネット27a、27bが磁気的に吸着さ
れている。振動検出素子18a、18bは本体10に相
互に直交する方向に向けて形成された取付座10a、1
0bにそれぞれ取り付けられ、制御回路基板19は本体
10に形成された取付座10cに取り付けられている。
【0015】保持枠16の光軸に対する傾きやがたつき
を防止するために、チャージ部材28と複数のコロ29
が保持枠16に配置されており、これらのコロ29は保
持枠16の周縁に配置され、地盤12に嵌合可能とされ
ている。
【0016】振れ補正ユニット6は上述のように構成さ
れているので、位置検出素子22a、22bと投光素子
24a、24bとの組合わせにより位置検出手段が構成
されている。また、第1のヨーク13、第2のヨーク1
7、シフトマグネット21a、21b、シフトコイル2
3a、23b、及びシフトマグネット27a、27bの
組合わせにより、保持枠16をA方向とB方向に駆動す
る駆動手段、つまり電磁アクチュエータが構成されてい
る。
【0017】振れ補正光学系11、地盤12、第1のヨ
ーク13、基板14a、14b、L字状部材15、保持
枠16、第2のヨーク17、振動検出素子18a、18
b、制御回路基板19等の振れ補正ユニット6の構成要
素は、本体10に一体的に組み付けられている。この際
に、振れ補正光学系11と保持枠16を除く振れ補正ユ
ニット6の構成要素は、本体10に対して一体的に着脱
可能とされている。
【0018】撮像用装置が振れると、制御回路基板19
は振動検出素子18a、18bが検出した結果に基づい
て駆動手段を制御し、保持枠16を主光学系の光軸に対
して直交する面内で振れを吸収する方向に直接駆動す
る。そして、振れ補正光学系11の補正動作を最適に制
御し、振れによる結像位置のずれを補正して像ぶれを解
消する。
【0019】ここで、振動ジャイロ等の振動検出素子1
8a、18bは性能にばらつきが多いため、振れ補正光
学系11の動作を調整する際には、撮像用装置1台に使
用する任意の検出方向による必要個数の振動検出素子1
8a、18bに加えて、振れ補正光学系11、保持枠1
6、駆動手段、位置検出手段及び制御回路基板19の全
ては、撮像用装置1台につき1組で行う必要がある。
【0020】このような理由から、本実施例では振動検
出素子18a、18bを振れ補正ユニット6の一体的な
構成要素としている。このため、振れ補正光学系11の
動作を調整する際には、振れ補正ユニット6をレンズ装
置1から取り外し、振れ補正光学系11の動作を調整し
得る図示しない工具に取り付ける。その後に、振動検出
素子18a、18bに電圧を印加し、本体10に任意の
振動を加えながら制御パラメータを調整し、振動検出素
子18a、18bの性能のばらつきの原因を振れ補正ユ
ニット6ごとに調整する。そして、振れ補正光学系11
の動作を調整した振れ補正ユニット6を、像面変動補正
光学系5と結像光学系7の間に組み付け、レンズ装置1
を完成する。
【0021】なお実施例では、振れ補正ユニット6を像
画変動補正光学系5と結像光学系7の間に配置したが、
合焦光学系3の物体側に配置してもよい。また、振れ補
正機能を有しない合焦光学系3、変倍光学系4、像面変
動補正光学系5、及び結像光学系7を着脱可能に構成し
てもよい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る撮像用
装置は、振れ補正光学系、保持枠、駆動手段、位置検出
手段及び振動検出手段を保持手段により一体的に保持し
て、振れ補正ユニットを構成したので、大型で重量や体
積が大きい場合でも、振れ補正ユニットを取り外して振
れ補正光学系の動作を容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の縦断面図である。
【図2】振れ補正ユニットの組立断面図である。
【図3】振れ補正ユニットの分解斜視図である。
【符号の説明】
1 レンズ装置 3 合焦光学系 4 変倍光学系 5 像面変動補正光学系 6 振れ補正ユニット 7 結像光学系 10 本体 11 振れ補正光学系 13、17 ヨーク 14a、14b 基板 15 L字状部材 16 保持枠 18a、18b 振動検出素子 19 制御回路基板 21a、21b、27a、27b シフトマグネット 22a、22b 位置検出素子 23a、23b シフトコイル 24a、24b 投光素子 28 チャージ部材 29 コロ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振れを補正する振れ補正光学系と、該振
    れ補正光学系を変位可能に保持する保持枠と、該保持枠
    を駆動する駆動手段と、前記保持枠の位置を検出する位
    置検出手段と、振動を検出する振動検出手段と、前記位
    置検出手段と前記振動検出手段の検出結果に基づいて前
    記駆動手段を制御する制御手段とを有する撮像用装置に
    おいて、前記振れ補正光学系、前記保持枠、前記駆動手
    段、前記位置検出手段及び前記振動検出手段を単一の保
    持手段により一体的に保持して振れ補正ユニットを構成
    したことを特徴とする撮像用装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段を前記保持手段により保持
    した請求項1に記載の撮像用装置。
  3. 【請求項3】 前記保持枠を移動しないようにする手段
    を前記保持手段により保持した請求項1又は2に記載の
    撮像用装置。
  4. 【請求項4】 前記振れ補正ユニットを除いた光学系を
    着脱可能に構成した請求項1〜3のうちの何れか1つの
    請求項に記載の撮像用装置。
  5. 【請求項5】 前記振れ補正光学系と前記保持枠とを除
    く前記振れ補正ユニットの構成要素を、前記保持手段に
    より一体的に着脱可能に保持した請求項1〜4のうちの
    何れか1つの請求項に記載の撮像用装置。
  6. 【請求項6】 物体側から順次に合焦用光学手段、変倍
    用光学手段、前記振れ補正ユニット及び結像用光学手段
    から撮像装置に対して着脱可能なレンズ装置を構成した
    請求項1〜5のうちの何れか1つの請求項に記載の撮像
    用装置。
  7. 【請求項7】 物体側から順次に前記振れ補正ユニッ
    ト、合焦用光学手段、変倍用光学手段及び結像用光学手
    段から撮像装置に対して着脱可能なレンズ装置を構成し
    た請求項1〜5のうちの何れか1つの請求項に記載の撮
    像用装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003161976A (ja) * 2001-11-29 2003-06-06 Pentax Corp カメラおよびそのシャッタースピード調整装置
KR100594121B1 (ko) * 2004-12-17 2006-06-28 삼성전자주식회사 카메라 렌즈 어셈블리의 손떨림 보정 장치
KR100724945B1 (ko) * 2005-06-16 2007-06-04 삼성전자주식회사 카메라 렌즈 어셈블리의 손떨림 보정 장치
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