JP2001042235A - 光スイッチ及び光信号を切換えるための方法 - Google Patents

光スイッチ及び光信号を切換えるための方法

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JP2001042235A JP2000207417A JP2000207417A JP2001042235A JP 2001042235 A JP2001042235 A JP 2001042235A JP 2000207417 A JP2000207417 A JP 2000207417A JP 2000207417 A JP2000207417 A JP 2000207417A JP 2001042235 A JP2001042235 A JP 2001042235A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液体利用の光スイッチにおける不慮の気泡形成
を防ぐ。 【解決手段】本発明に従う光スイッチ(50)には第1
の導波路区画(22)と、第2の導波路区画(24)と
を備える。基板(27)は房(54)を形成し、前記第
1と第2の導波路区画(22、24)に結合されてお
り、該房(54)によって、前記第1の導波路区画(2
2)を前記第2の導波路区画(24)から分離する。ま
た、前記房(54)内において前記導波路区画(22、
24)の交差点に配置されている加熱素子(35)は、
同じく、前記房(54)内に配置された液体(34)に
作用する。前記房(54)内の圧力を制御するための手
段(52)が含まれており、不測の泡発生を防いでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、光スイッ
チに関するものであり、とりわけ、光スイッチ内におけ
る流体圧を制御して、切換特性を向上させる、全反射に
基づく光スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】内面反射光スイッチには、それぞれの導
波路区画の交差点に配置された液体内に気泡を形成する
ことによって、状態を変化させるものもある。例えば、
参考までに援用されている、「Total Inter
nal ReflectionOptical Swi
tches Employing ThermalAc
tivation」と題する米国特許第5,699,4
62号(対応する特開平10−90735号:「光スイ
ッチ素子および光スイッチ方法」参照)には、気泡を利
用して、状態を変化させる光スイッチの記載がある。
【0003】図1に示すように、上記特許に記載の光ス
イッチ15は、クラッド材料27によって包囲されたコ
ア材料の導波路区画22〜25を備えている。導波路区
画22及び23は、液体34が充填されたトレンチ32
によって導波路区画24及び25から分離されている
(図2)。液体34の屈折率は、導波路区画22〜24
の屈折率に近いか、または、同じである。従って、光ス
イッチ15の第1の状態において、導波路区画22を通
過する光信号は、トレンチ32への到達時に、ほとんど
反射または屈折を生じない。代わりに、導波路区画22
からの光信号は、液体34を通過して、導波路区画24
に入射する。
【0004】トレンチ32には、光スイッチ15の状態
を切換えるために利用可能な、基板上に配置された加熱
素子35(図2)も含まれている。加熱素子35には、
加熱素子35によって発生する熱量を選択的に増/減す
るための制御回路要素が含まれている。光スイッチ15
の状態を切換えるため、加熱素子35の温度が液体34
の沸点を超えるまで、加熱素子35の温度を上昇させる
ことによって、図3に示すように、液体34内に気泡4
1が形成させられる。気泡41は、液体34及び導波路
区画22〜25とは屈折率が大きく異なり、導波路区画
22から導波路区画24まで延びている。従って、導波
路区画22を通過する光信号は、導波路区画22と気泡
41の界面において反射される。従って、導波路区画2
2によって伝送される光信号は、導波路区画22と気泡
41の界面において反射され、導波路区画24ではな
く、導波路区画23に沿って進行する。
【0005】光スイッチ15をもとの状態に戻すため、
気泡41が崩壊するまで、加熱素子35の温度が低下さ
せられる。換言すれば、加熱素子35の温度は、液体3
4の沸点またはそれ未満にまで低下させられる。気泡4
1が崩壊すると、導波路区画22に沿って進行する光信
号は、もはや、導波路区画22の端部において反射され
ず、光信号は、従って、導波路区画23ではなく、導波
路区画24に送り込まれる。
【0006】しかし、気泡42(図4)が偶然トレンチ
32内に形成されると、光スイッチ15に関する問題が
生じる。こうした条件下では、加熱素子35が液体34
の沸点未満であっても、気泡42が期せずしてトレンチ
32内に形成されることがある。こうした状態になる
と、導波路区画22に沿って進行する信号は、加熱素子
35の温度に関係なく導波路区画23に向かって反射さ
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、光スイッチにおける気泡の形成を制御して、不慮の
気泡がトレンチ内に形成されて、光スイッチの働きを妨
げることがないようにする方法と、そのように動作する
装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
先行技術に関する不足及び欠点が克服される。一般に、
本発明によれば、光スイッチにおける気泡の偶発的な形
成を防止するための装置及び方法が得られる。
【0009】本発明には、基板、第1の導波路区画、第
2の導波路区画、加熱素子、液体、及び、圧力制御機構
が含まれている。基板は、第1の導波路区画及び第2の
導波路区画に結合され、第1の導波路区画を第2の導波
路区画から分離する房を含んでいる。液体は、房内に納
められており、加熱素子に反応する。圧力制御機構によ
って、房内の圧力が制御され、第1の導波路区画と第2
の導波路区画間における不測の気泡形成が阻止される。
【0010】本発明のもう1つの特徴によれば、房は、
第1の隔室(コンパートメント)と第2の隔室から構成
される。2つの隔室は、第1の隔室から第2の隔室に延
びる通路を介して相互接続されている。房内の圧力を制
御するため、圧力制御機構によって、第2の隔室内で液
体の温度が制御される。
【0011】本発明のもう1つの特徴によれば、圧力制
御機構は、ピストンとアクチュエータから構成される。
アクチュエータは、房内の圧力を高めるため、ピストン
をある方向に移動させ、房内の圧力を低下させるため、
ピストンを逆方向に移動させる。
【0012】本発明のもう1つの特徴によれば、圧力制
御機構は、基板を房に送り込み、かつ、房から取り除く
か、あるいは、そのいずれかを行うことによって、房内
における圧力を制御する。
【0013】本発明は、また、光信号を切換えるための
方法を提供するものとみなすことも可能である。この方
法には、第1の導波路、第2の導波路、及び、第3の導
波路を設けるステップと、液体が充填された房を含んで
おり、房によって、第1の導波路区画が第2の導波路区
画から分離されるようになっている、基板を設けるステ
ップと、加熱素子を設けるステップと、第1の導波路区
画を介して光信号を伝送するステップと、第1の温度か
ら第2の温度に加熱素子の温度を上昇させることによっ
て、液体内に気泡を形成するステップと、房内の圧力を
調整し、加熱素子の温度が第1の温度の場合には、第1
の導波路区画を介して伝送される光信号が、房を通っ
て、第2の導波路区画に送り込まれるようにし、加熱素
子の温度が、第2の温度になると、第1の導波路区画を
介して伝送される光信号が、前記気泡の境界において反
射され、第3の導波路区画を介して伝送されるようにす
るステップが含まれている。
【0014】本発明の他の特徴及び利点については、添
付の図面と関連づけて読み取れば、下記の詳細な説明を
検討することにより、当該技術者には明らかなになるで
あろう。こうした特徴及び利点は、全て、本発明に包含
されるものとする。
【0015】
【発明の実施の形態】発明者の発見によれば、従来の技
術に関して上記し、図4に示すように、内面反射光スイ
ッチ15のトレンチ内における偶発的な気泡42の形成
は、通常、加熱素子35から基板38を介して拡散する
熱によって誘発される。これに関して、基板38の温度
は、加熱素子35が繰り返し熱を発生すると、次第に上
昇する場合が多い。光スイッチ15が、同様のスイッチ
・アレイの1つである場合、他の光スイッチに関連した
近くの加熱素子によって発生する熱のために、基板38
の温度が次第に上昇する可能性がある。
【0016】結果として、基板38は、図4に示すよう
に、トレンチ32内に不測の気泡42の形成を誘導する
のに十分な高温になる可能性がある。換言すれば、さま
ざまな位置における基板38の温度が、液体34の沸点
を超え、そのため、液体34内における不測の気泡42
の形成を誘導することになる可能性がある。この気泡4
2によって、光スイッチ15は、加熱素子35の状態
(すなわち、温度)に関係なく、反射状態になる。さら
に、基板38の温度のために、導波路区画22によって
伝送される光信号を反射するのに十分なサイズの不測の
気泡42が誘発される限りにおいて、導波路区画22に
よって伝送される各信号は、導波路区画23に沿って反
射され、加熱素子35の温度制御では、光スイッチ15
の状態を制御するのに効果がない。
【0017】一般に、本発明によれば、図1〜3に示す
従来の光スイッチ15と同様の改良された光スイッチ5
0(図5)が得られる。しかし、従来の光スイッチ15
とは異なり、本発明の光スイッチ50には、液体34に
加えられる圧力を制御する圧力制御機構52(図6)が
含まれている。圧力制御機構52によって、この圧力は
十分な高さに保たれるので、基板38からの熱によっ
て、液体内に不測の気泡形成が誘発されることはない。
従って、光スイッチ50の切換特性は、基板38の温度
によってあまり影響される異はない。
【0018】図5及び図6を参照すると、光スイッチ5
0のクラッド材料27によって、導波路区画22〜25
が結合される基板が形成される。クラッド材料27によ
る基板には、導波路区画22及び23を、それぞれ、導
波路区画24及び25から分離する房54が含まれてい
る。房54は、液体34が充填されており、房54には
気密密閉を施し、液体34には脱ガスを施すのが望まし
いが、脱ガスが施されていない液体34を利用すること
も可能である。房54内には、加熱素子35が結合され
る基板38が配置されている。
【0019】光スイッチ50の第1の状態において、加
熱素子35の温度は、液体34の沸点以下の第1の温度
である。従って、導波路区画22及び24間における液
体内には、気泡は存在しない。液体34の屈折率は、光
が液体に入射し、あまり方向を変化させずに、通過する
ように、導波路区画22〜25の屈折率に対して十分に
うまく整合することが望ましい。従って、光スイッチ5
0の第1の状態において、導波路区画22を介して光ス
イッチ50に入力される光信号は、液体34を通過し
て、導波路区画24に入射する。
【0020】光スイッチ50の第2の状態において、加
熱素子35の温度は、液体34の沸点である第2の温度
まで上昇する。この状態において、加熱素子35からの
熱によって、図3に示すように、液体34内に気泡41
が形成される。気泡41は、導波路区画22の端部から
導波路区画24の端部まで延びるのが望ましい。従っ
て、導波路区画22を介して光スイッチ50に入力され
る光信号は、導波路区画22と気泡41の界面において
反射され、導波路区画23を介して光スイッチ50から
出射する。
【0021】図6に示すように、光スイッチ50には、
房54内の圧力を制御する圧力制御機構が含まれてい
る。圧力制御機構52によって、房54内の圧力は、不
測の気泡形成を阻止する範囲内に維持されるが、光スイ
ッチ50がその第2の状態にある場合、加熱素子35か
らの熱によって、房54内に気泡を形成することは可能
である。
【0022】これに関して、房54内の圧力が上昇する
につれて、液体34の沸点が上昇し、房54内の圧力が
低下するにつれて、液体34の沸点が低下する。さら
に、基板38の加熱は、主として、加熱素子35を第2
の温度まで加熱するか、または、近くの同様の加熱素子
を第2の温度まで加熱することによって生じるので、基
板38の温度は、一貫して、上述の第2の温度より低い
ことが望ましい。
【0023】液体34の沸点は、房54の圧力とともに
変化し、基板38の温度は、一貫して第2の温度より低
いことが望ましいので、液体34の沸点を基板38の温
度と第2の温度との間の範囲内の温度にする、房54内
における圧力範囲が存在する。房54内の圧力がこの圧
力範囲内に維持される限りにおいて、その圧力によっ
て、基板38からの熱が、液体34内において偶発的な
気泡42の形成を誘発するのが阻止され、加熱素子35
からの熱だけに反応して、液体34内に気泡41を形成
することが可能になる。
【0024】しかし、房54内の圧力が、この上述の圧
力範囲の最低値未満になると、基板38からの熱によっ
て、液体34内に不測の気泡42が形成される可能性が
ある。この結果、スイッチ50が図らずも反射状態(す
なわち、第2の状態)になる。房54内の圧力が、この
上述の圧力範囲より高くなると、加熱素子35の温度が
第2の温度である場合、加熱素子35からの熱では、液
体34内に気泡の形成を誘発するのに不十分である。従
って、光スイッチ50が、加熱素子35だけに応答して
機能することを保証するため、圧力制御機構52によっ
て、房54内の圧力が上述の圧力範囲内に維持される。
【0025】さまざまな方法及び装置を用いて、房54
内の圧力を制御することが可能である。望ましい実施例
の場合、房54内の圧力は、液体34の一部の温度を制
御することによって制御される。図5及び図6によって
示されるように、望ましい実施例の房54は、2つの隔
室55及び58と、通路62から構成される。通路62
は、隔室55から隔室58まで延びており、隔室55及
び58のいずれか一方からの液体34が、通路62を通
って、隔室55及び58のもう一方に流入することが可
能である。
【0026】図6によって示される構成の場合、圧力制
御機構52には、熱を発生して、隔室58内における液
体34の温度を制御する加熱素子が含まれている。隔室
58は、一部が液体34によって、また、一部が、蒸気
によって充填されており、液体34は蒸気と平衡がとれ
ている。当該技術において既知のように、密閉された房
内における液相/気相の2相系の圧力は、温度に比例し
て変動する。従って、圧力制御機構52は、隔室58内
の温度を制御することによって、房54全体の圧力を制
御する。
【0027】圧力制御機構52が、隔室58内の液体3
4の温度に作用して、房54内における適正な温度範囲
を維持することができるのが望ましいが、一般には、圧
力制御機構52によって、隔室55内における液体34
の温度がかなりの影響を受けるのは望ましくない。これ
に関して、液体34の温度を変化させると、液体34の
屈折率が影響される。導波路区画22〜25からの光信
号は、隔室55内の液体を通過するので、光信号の減衰
を最小限に抑えるには、隔室55内の液体34の屈折率
は一定であることが望ましい。従って、隔室55内にお
ける液体34の温度は、隔室55内における液体34の
屈折率の変動を最小限に抑えるため、一定に保たれるべ
きである。
【0028】図6に示されるように、液体34を2つの
隔室55及び58内に分離するのは、隔室55内におけ
る液体34の温度を一定に保つのに役立つ。これに関し
て、通路62の比較的小さい断面積によって、2つの隔
室55及び58の液体34間における熱伝達が妨げられ
る。しかし、通路62によって、隔室58内の圧力は房
全体に通じている。従って、隔室58内における液体3
4の温度が変化しても、隔室55内における液体34の
温度にはあまり影響がないが、房54全体の圧力は急速
に変化する。従って、房54を2つの隔室55及び58
に分割することは、圧力制御機構52の房54全体の圧
力を決定する能力をあまり損なうことなく、隔室55内
の液体34を一定の温度に維持するのに役立つことにな
る。
【0029】留意すべきは、液体34の温度が隔室58
の温度変化によって受ける影響は、通路62の断面積を
より小さくすると、低下するという点である。従って、
通路62の断面積は、2つの隔室55及び58間におけ
る圧力変化の伝達能力と両立、できるだけ小さいことが
望ましい。
【0030】図7は、スイッチ50の動作方法を示すフ
ローチャートである。動作時、図7のブロック65及び
67によって示されるように,スイッチ50をモニタす
ることが可能で、加熱素子35の温度が、液体34の沸
点未満が望ましい第1の温度でありえる。これに関し
て、図7のブロック69及び71によって示されるよう
に、導波路区画22を介したスイッチ50に対する光信
号の入力が、導波路区画24と導波路区画23のいずれ
を介して出力されるかの決定がなされる。信号が、導波
路区画24を介して出力される場合、房54内の圧力は
十分に高く、隔室58内における液体34の温度を上昇
させる必要がない。従って、圧力制御機構52は、図7
のブロック73によって示されるように、隔室58内の
液体34の温度を維持することによって、房54内の圧
力を維持する。しかし、光信号が導波路区画23を介し
て出力される場合、液体34内に、不測の気泡42が形
成されていることがある。この場合、図7のブロック7
4によって示されるように、房54内の圧力を上昇させ
て、不測の気泡42を崩壊させることが望ましい。
【0031】ブロック69、71、及び、74を実施す
る場合、導波路区画22を介して光スイッチ50に入力
される光信号が、導波路区画24を介して出力されるま
で、圧力制御機構52によって発生する熱が上昇させら
れる。圧力制御機構52からの熱によって、隔室58内
の液体34の温度が上昇するにつれて、房54内の圧力
が高まり、不測の気泡42のサイズが収縮する。導波路
区画22を介して入力される光信号が、導波路区画24
を介して出力されると、基板38からの熱では、光スイ
ッチ50の動作にかなりの影響を与えるのは不十分にな
り、さらに、隔室58の温度を上昇させる必要がなくな
る。従って、図7のブロック73によって示されるよう
に、圧力制御機構52は、隔室55内の圧力を維持する
ため、必要に応じて、隔室58内の液体34に対する加
熱を続行する。
【0032】図7のブロック77によって示されるよう
に、加熱素子35の温度が、液体34の沸点を超えるこ
とが望ましい第2の温度である場合には、光スイッチ5
0のモニタも実施される。加熱素子35の温度が、第2
の温度である場合、加熱素子35によって生じる熱のた
めに、房54内に気泡41が形成されるはずである。従
って、導波路区画22を介して入力される光信号は、気
泡41と導波路区画22の端部との界面において反射さ
れるはずであり、従って、光信号は、導波路区画23を
介して出力されるはずである。光信号が、実際に、導波
路区画23を介して出力される場合、房54内の圧力
は、加熱素子35による気泡41の発生を可能にするの
に十分な程に低い。従って、圧力制御機構52は、図7
のブロック73、78、及び、79によって示されるよ
うに、隔室58内の液体34の温度を維持することによ
って、房54内の圧力を維持する。しかし、光信号が、
代わりに、導波路区画24を介して出力される場合、房
54内の圧力が、高すぎるため、加熱素子35によって
生じる熱に応答して気泡41を形成することができな
い。従って、図7のブロック78、79、及び、80に
よって示されるように、光信号が、導波路区画24を介
してスイッチ50から出力されるまで、隔室58の温度
は、圧力制御機構52によって低下させられる。
【0033】ブロック78、79、及び、80を実施す
る場合、導波路区画22を介して光スイッチ50に入力
される光信号が、導波路区画24を介してもはや出力さ
れなくまるまで、圧力制御機構52によって生じる熱が
低下させられる。圧力制御機構52からの熱の低下によ
って、隔室58内の液体34の温度が低下するにつれ
て、房54内の圧力も低下し、加熱素子35からの熱に
よって誘発される気泡のサイズが拡張する。ブロック7
9において、導波路区画22を介して入力される光信号
が、導波路区画24を介してもはや出力されていないと
いうことになると、房54内の圧力は、気泡41の形成
を可能にするのに十分なほど低く、隔室58内の液体3
4の温度をそれ以上低下させる必要がなくなる。従っ
て、図7のブロック73によって示されるように、圧力
制御機構52は、隔室58内における液体34の温度を
維持するため、必要に応じて、隔室58内の液体34に
対する加熱を続行する。
【0034】上記モニタ及び制御を実施することによっ
て、房54内の圧力が適正な圧力範囲内に維持されると
いう保証が得られる。所望に応じて、モニタ及び制御を
繰り返すことによって、スイッチ50が、加熱素子35
だけに応答して、動作し続けるという保証を得ることが
可能になる。
【0035】圧力制御機構52の動作を制御するため、
圧力制御機構52には、図8によって示されるように、
コントローラ85を含むのが望ましい。望ましい実施例
の場合、コントローラ85は、電気回路要素及び/また
は機械コンポーネントを含むハードウェアによって実施
されるが、所望であれば、ソフトウェアまたはハードウ
ェアとソフトウェアの組み合わせによって実施すること
も可能である。コントローラ85は、データ・インター
フェイス86から、導波路区画22を介して光スイッチ
50に入力される信号を出力するのが、導波路区画23
と24のどちらであるかを指示する通知信号を受信す
る。望ましい実施例の場合、データ・インターフェイス
86には、通知信号を自動的に発生して、コントローラ
85に伝送することができるように、光が導波路区画2
3及び24のいずれを通って進行しているかを検出する
センサが含まれている。
【0036】コントローラ85は、図7のブロック74
及び80において、上述の通知信号に基づき、圧力制御
機構52によって発生する熱を上昇させるべきか、ある
いは、低下させるべきかの判定を行い、圧力制御機構5
2によって発生する熱を制御するための制御信号を加熱
素子87に送る。一例として、加熱素子87は、抵抗器
とすることが可能である。コントローラ85は、圧力制
御機構52によって発生する熱量を増大させるため、加
熱素子87に印加する電圧を高くし、圧力制御機構52
によって発生する熱量を減少させるため、加熱素子87
に印加する電圧を低くする。代わりに、コントローラ8
5は、加熱素子87に伝送される加熱パルスのデューテ
ィ・サイクルを変更するといった、他の技法によって加
熱素子87を制御することも可能である。コントローラ
85は、さらに、図7のブロック73において、それが
房54内の圧力を維持するのを助けるため、房54内に
配置された温度センサ88及び/または圧力センサ89
から入力を受信することが可能である。
【0037】望ましい実施例には、2つの隔室55及び
58を備えた房54が含まれているが、留意すべきは、
任意の数の(1つ以上の)隔室を利用して、本発明を実
施することが可能であるという点である。例えば、圧力
制御機構52は、所望の場合、隔室55内の液体34を
直接加熱することが可能であり、隔室58及び通路62
は不要になる。しかし、前述のように、一般には、隔室
55内の液体34の温度に対する影響は最小限にするの
が望ましく、従って、望ましい実施例に基づいて隔室5
8内の液体34を加熱するのが望ましい。
【0038】さらに、房54内の液体34を加熱する以
外の技法を用いて、房54内の圧力を制御することも可
能である。例えば、図9には、圧力制御機構52がピス
トン81とアクチュエータ84から構成された実施例が
示されている。アクチュエータ84は、房54内の圧力
を高めるために、ピストンをy方向に移動させ、房54
内の圧力を下げるため、ピストン81を逆方向に移動さ
せる。図9によって示された実施例の働きは、房54内
の圧力が、流体34の温度を変化させる代わりに、ピス
トン81を移動させることによって制御されるという点
を除けば、図6によって示された実施例の働きと同じで
ある。
【0039】図10によって示されるように、アクチュ
エータ84は、房54内の圧力を増/減させるため、い
つ、どの方向にピストン81を移動させるべきかを判定
する、コントローラ90に結合されるのが望ましい。コ
ントローラ85(図8)と同様に、コントローラ90
も、データ・インターフェイス及び/または圧力センサ
89から入力を受信して、房54内の圧力を高める必要
があるか、または、低下させる必要があるかの判定を行
うことが可能である。さらに、コントローラ90は、電
気回路要素及び/または機械コンポーネントを含むハー
ドウェアによって実施するのが望ましいが、所望であれ
ば、ソフトウェアまたはハードウェアとソフトウェアの
組み合わせによって実施することも可能である。
【0040】図11によって示されるもう1つの実施例
の場合、圧力制御機構52は、液体または蒸気のような
物質を密閉房54内に注入することによって、房54内
の圧力を高めるインジェクタ91から構成することが可
能である。解放弁94を用いて、房54内の液体34ま
たは蒸気の一部が脱出して、リザーバ97に流入できる
ようにすることによって、房54内の圧力を低下させる
ことが可能である。図11によって示される実施例の働
きは、房54内の圧力が、それぞれ、房54内にある物
質を注入し、房54内からその物質を放出することによ
って制御されるという点を除けば、図6によって示され
た実施例の働きと同じである。
【0041】図12によって示されるように、上述の実
施例の圧力制御機構52には、インジェクタ91の及び
解放弁94の動作を制御し、インジェクタ91を介し
て、房54内にある物質を注入すべき時機、または、解
放弁94を介して、房54内からその物質を解放すべき
時機を判定するためのコントローラ99が含まれている
のが望ましい。コントローラ85(図8)と同様、コン
トローラ99は、データ・インターフェイス86及び/
または圧力センサ89から入力を受信して、房54内の
圧力を高める必要があるか、または、低下させる必要が
あるかの判定を行うことが可能である。さらに、コント
ローラ99は、電気回路要素及び/または機械コンポー
ネントを含むハードウェアによって実施するのが望まし
いが、所望であれば、ソフトウェアまたはハードウェア
とソフトウェアの組み合わせによって実施することも可
能である。
【0042】留意すべきは、とりわけ、スイッチ50が
交換網に用いられている場合、同じ房54及び圧力制御
機構52を利用する、複数のスイッチ50を設計するこ
とが可能であるという点である。従って、複数の加熱素
子35が房54内に存在する可能性がある。この状況の
場合、他の加熱素子による気泡の形成が、房54内の圧
力に影響する、従って、スイッチ50の切換特性に影響
する可能性がある。しかし、上述のように、房54の圧
力をモニタして、適正な範囲内に維持することによっ
て、圧力制御機構52は、他の加熱素子及び/または基
板に関連した気泡の形成によって誘発される追加圧力を
補償する。
【0043】上述の実施例の場合、液体34内における
気泡41または42の存在が、導波路区画22を介して
入力される光信号が、導波路区画23と24のどちらを
介して出力されるかを確かめることによって検出され
る。しかし、他の方法を利用して、気泡41または42
の存在を検出することもできるし、液体34内における
気泡41または42の存在を検出するための任意の技法
を用いて、本発明を実施することも可能である。
【0044】強調しておくべきは、本発明の上述の実施
例、すなわち、どの「望ましい」実施例も、本発明につ
いて可能性のある単なる実施例にすぎない。上述の実施
例に対して、多くの変更及び修正を施すことが可能であ
る。従って、こうした修正及び変更は、全て、本発明の
範囲内に含まれるものとする。以下に本発明の広汎な応
用のための実施態様の数例をかかげる。
【0045】(実施態様1)光スイッチ(50)であっ
て、第1の導波路区画(22)と、第2の導波路区画
(24)と、房(54)を形成し、前記第1と第2の導
波路区画(22、24)に結合されており、前記房(5
4)によって、前記第1の導波路区画(22)を前記第
2の導波路区画(24)から分離するようになってい
る、基板(27)と、前記房(54)内において前記導
波路区画(22、24)の交差点に配置されている加熱
素子(35)と、前記房(54)内に配置されて、前記
加熱素子(35)に反応する液体(34)と、前記房
(54)内の圧力を制御するための手段(52)が含ま
れている、光スイッチ(50)。
【0046】(実施態様2)前記制御手段(52)に、
ピストン(81)が含まれていることを特徴とする、実
施態様1に記載の光スイッチ(50)。 (実施態様3)前記制御手段(52)に、インジェクタ
(91)が含まれていることを特徴とする、実施態様1
に記載の光スイッチ(50)。
【0047】(実施態様4)前記加熱素子(35)が、
第1の状態において第1の温度を有し、第2の状態にお
いて第2の温度を有することと、前記制御手段(52)
によって、前記液体(34)の沸点を前記第1の温度と
前記第2の温度の間の温度に設定する圧力範囲内に前記
圧力が維持されることを特徴とする、実施態様1に記載
の光スイッチ(50)。
【0048】(実施態様5)前記制御手段(52)に加
熱素子(87)が含まれることを特徴とする、実施態様
1に記載の光スイッチ(50)。
【0049】(実施態様6)前記房(54)に、間に通
路(62)を備えた第1の隔室(55)と第2の隔室
(58)が含まれていることと、前記加熱素子(87)
によって、前記第2の隔室(58)内の前記液体(3
4)が加熱されると、前記圧力が上昇することを特徴と
する、実施態様5に記載の光スイッチ(50)。
【0050】(実施態様7)光信号を切換えるための方
法であって、第1の導波路区画(22)、第2の導波路
区画(24)、及び、第3の導波路区画(23)を設け
るステップと、液体(34)が充填された房(54)を
含んでおり、前記房(54)によって、前記第1の導波
路区画(22)が前記第2の導波路区画(24)から分
離されるようになっている、基板(27)を設けるステ
ップと、加熱素子(35)を設けるステップと、前記第
1の導波路区画を介して光信号を伝送するステップと、
前記房(54)内の圧力を調整し、前記加熱素子(3
5)の温度が第1の温度の場合には、前記第1の導波路
区画(22)を介して伝送される光信号が、前記房(5
4)を通って、前記第2の導波路区画(24)に送り込
まれるようにし、前記加熱素子(35)の前記温度が、
上昇して、第2の温度を超える場合に限って、前記液体
(34)内に気泡(41)が形成され、前記第1の導波
路区画(22)を介して伝送される光信号が反射され
て、前記第3の導波路区画(23)内に送り込まれるよ
うにするステップが含まれている、切換方法。
【0051】(実施態様8)前記調整ステップに、基板
を前記房(54)内に送り込むステップが含まれること
を特徴とする、実施態様7に記載の方法。
【0052】(実施態様9)さらに、ピストン(81)
を設けるステップが含まれることと、前記調整ステップ
に、前記ピストン(81)を移動させるステップが含ま
れることを特徴とする、実施態様7に記載の方法。
【0053】(実施態様10)前記調整ステップに、前
記液体(34)を加熱するステップが含まれることを特
徴とする、実施態様7に記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光スイッチの平面図である。
【図2】図1によって示されたスイッチの断面図であ
る。
【図3】少なくとも2つの導波路区画を分離する液体内
に、気泡が適正に形成された場合の、図2のスイッチを
表した断面図である。
【図4】少なくとも2つの導波路区画を分離する液体内
に、気泡が偶発的に形成された場合の、図2のスイッチ
を表した断面図である。
【図5】本発明の光スイッチの平面図である。
【図6】図5によって示されたスイッチの断面図であ
る。
【図7】図6の圧力制御機構の構成及び機能性を表した
フローチャートである。
【図8】図6の圧力制御機構を例示したブロック図であ
る。
【図9】圧力制御機構がアクチュエータとピストンから
構成される場合の、図6のスイッチを表した断面図であ
る。
【図10】図9の圧力制御機構を例示したブロック図で
ある。
【図11】圧力制御機構にインジェクタが含まれる場合
の、図6の房及び圧力制御機構を表した側面図である。
【図12】図11の圧力制御機構を例示したブロック図
である。
【符号の説明】
22 第1の導波路区画 23 第3の導波路区画 24 第2の導波路区画 27 基板 34 液体 35 加熱素子 41 気泡 50 光スイッチ 52 圧力制御手段 54 房 55 第1の隔室 58 第2の隔室 62 通路 81 ピストン 87 加熱素子 91 インジェクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A. (72)発明者 マーク・トロール アメリカ合衆国カリフォルニア州パロアル ト マグノリア ドライブ3881 (72)発明者 デール・ダブリュ・スクローダー アメリカ合衆国カリフォルニア州スコッツ ヴァレイ タッカー ロード1555

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光スイッチであって、 第1の導波路区画と、 第2の導波路区画と、 房を形成し、前記第1と第2の導波路区画に結合されて
    おり、前記房によって、前記第1の導波路区画を前記第
    2の導波路区画から分離するようになっている、基板
    と、 前記房内において前記導波路区画の交差点に配置されて
    いる加熱素子と、 前記房内に配置されて、前記加熱素子に反応する液体
    と、 前記房内の圧力を制御するための手段が含まれている、 光スイッチ。
  2. 【請求項2】光信号を切換えるための方法であって、 第1の導波路区画、第2の導波路区画、及び、第3の導
    波路区画を設けるステップと、 液体が充填された房を含んでおり、前記房によって、前
    記第1の導波路区画が前記第2の導波路区画から分離さ
    れるようになっている、基板を設けるステップと、 加熱素子を設けるステップと、 前記第1の導波路区画を介して光信号を伝送するステッ
    プと、 前記房内の圧力を調整し、前記加熱素子の温度が第1の
    温度の場合には、前記第1の導波路区画を介して伝送さ
    れる光信号が、前記房を通って、前記第2の導波路区画
    に送り込まれるようにし、前記加熱素子の前記温度が、
    上昇して、第2の温度を超える場合に限って、前記液体
    内に気泡が形成され、前記第1の導波路区画を介して伝
    送される光信号が反射されて、前記第3の導波路区画内
    に送り込まれるようにするステップが含まれている、 切換方法。
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