JP2001041756A - 地図表示装置 - Google Patents
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Abstract
ドリーなものとする。 【解決手段】車両の現在位置に関連した複数の自然画像
を記億する自然画像蓄積手段6と、地図情報を表示する
表示画面を親画面としたとき、この親画面の一部に前記
自然画像を表示する少なくともlつの子画面を選択的に
表示する表示部8と、子画面への自然画像の表示状態を
指示する操作部30と、操作部からの指示に基づいて、
表示部の表示を制御する表示制御部7と、撮像手段35
とで構成される。撮像手段で撮像された自然画像は撮像
地点における位置情報と共に蓄積手段に蓄積される。撮
像手段の撮像、取り込みが操作部からの指示に基づいて
制御される。予め蓄積された自然画像および撮像手段か
ら取り込まれた自然画像のうち、車両の現在位置に関連
した自然画像を上記子画面に表示する。ユーザが自由に
自然画像を撮像手段を用いて取り込めるので目的地の検
索などが容易になる。
Description
ビゲーション装置などに適用できる地図表示装置に関す
る。詳しくは、表示面積の大きな親画面に地図情報を表
示し、走行道路の沿線風景や建物などの実際の自然画像
を表示面積の小さな子画面に表示することによって、現
在位置と、画面に表示された自然画像との対応関係の認
識を容易にすると共に、撮像手段を設けて自然画像を地
図表示装置内に取り込めるようにすることによって、表
示すべき自然画像数を拡張できるようにしたユーザフレ
ンドリーな地図表示装置を提案するものである。
ゲーション装置)として、全地球測位システムであるG
PS(Global Positioning System)装置や自律航法装
置を使用して車両の現在位置を検出して、地図表示と一
緒に車両の走行位置を表示すると共に、車両の進行に伴
って地図表示と車両の走行位置とを徐々にスクロールし
ていく地図表示装置が存在する。
て使用されている地図表示装置では、現在位置などをア
イコンやマーク等を用いて地図上に重ねて表示するもの
が知られている。
認識できても、実際に運転席から見えている景色等と、
画面に表示されている地図とを瞬時に照合することが困
難な場合が多い。その結果、経路を間違える等の不都合
が生じる場含があった。
図上に沿線風景などの実写映像を同時に表示する地図表
示装置が提案されている。例えば「特開平10−899
78号公報」には、道路の沿線沿いの風景や建物などを
実際に撮像し、その映像データ(動画像データ)を予め
記憶媒体に記憶しておき、車両の走行位置に対応して地
図とこの沿線映像(自然画像)とを合成して、一つの画
面に表示するようにしたナビゲーション装置が開示され
ている。
地図上に同時に表示することによって、自然画像によっ
て現在位置の確認が容易になり、進行経路の間違いを少
なくできるなどの効果がある。
は、地図を表示する画面と、自然画像を表示する画面と
が合成されて表示されるが、表示面積の大きな画面(親
画面)に風景などの自然画像を表示し、親画面の片隅に
子画面を配置して、ここに経路を示す地図を表示するよ
うにしている。
と照合する地図の存在が失われがちとなって、現在位置
との対応関係を瞬時に認識できなくなるおそれがある。
自然画像が動画像であるときには記憶媒体に記憶するデ
ータ量が大きくなって、多数の自然画像を保存できな
い。また、風景を撮影した映像データでは、市街地の開
発等によって風景が変わった場合に対応するため、大量
のデータを入れ替える必要があり、実用的でない。自然
画像をも目的地検索のための手段として使用する場合に
は多数の自然画像を保存する必要があるからである。
けでなく、その車両を使用する者独自の自然画像が蓄積
されていれば、目的地検索などを迅速かつ的確に行うこ
とができる。
を解決するものであって、地図と自然画像とを組み合わ
せて有効なナビゲーション機能を発揮できるようにする
と共に、車両の使用者自らが自然画像を取り込んで蓄積
できるようにすることによってユーザフレンドリーな地
図表示装置を実現したものである。
ためこの発明に係る地図表示装置では、車両の現在位置
を検出し、その現在位置に対応する地図情報を地図情報
蓄積手段より検索して表示部上に表示する地図表示装置
において、前記車両の現在位置に関連した複数の自然画
像を記億する自然画像蓄積手段と、 前記地図情報を表
示する表示画面を親画面としたとき、この親画面の一部
に前記自然画像を表示する少なくともlつの子画面を選
択的に表示する表示部と、前記子画面への自然画像の表
示状態を指示する操作部と、前記操作部からの指示に基
づいて、前記表示部の表示を制御する表示制御部と、
撮像手段とで構成され、前記撮像手段で撮像された自然
画像は撮像地点における位置情報と共に前記蓄積手段に
蓄積され、前記撮像手段の撮像、取り込みが前記操作部
からの指示に基づいて制御されると共に、予め蓄積され
た自然画像および前記撮像手段から取り込まれた自然画
像のうち、前記車両の現在位置に関連した自然画像を上
記子画面に表示するようにしたことを特徴とする。
位置を検索し、その現在位置に対応ナる地図情報を地図
情報を蓄積した蓄積手段(地図データベース)より検索
して表示部に表示する。この蓄積手段にはさらに自然画
像のデータベースも設けられ、車両の現在位置に対応し
た複数の自然画像が記憶されている。表示部は、地図情
報を表示する表示画面中に重ね含わせた状態で、自然画
像を表示する少なくとも1つの子画面を有し、この子画
面を選択的に表示して、自然画像の表示を行う。操作部
からの指示で、子画面の表示、切り換え及び消去などの
制御処理が行われる。
らが好みの自然画像を取り込んで子画面に表示できるの
で、ユーザフレンドリーな地図表示装置を実現できる。
装置を、上述したカーナビゲーション装置に適用した場
合の実施の一形態について、図1以下を参照して説明す
る。図1に示すカーナビゲーション装置10では、装置
全体の制御を司るCP∪1を始めとして、後述する位置
検出装置20などからのデータを処理してCPU1にそ
のデータを転送するシステムコントローラ2、地図情報
などを描画する複数の描画プレーンと、描画データを処
理するためのワーキングメモリとして機能するDRAM
などのメモリ手段3、各種制御プログラムが格納された
フラッシュROMなどのメモリ手段4、地図情報、沿線
沿いの風景や建物などの自然画像情報などが記録された
情報蓄積装置6、この情報蓄積装置6をCPU1に接続
するためのインタフェース(I/F)回路5、LCDな
どを用いた表示部(モニタ)8およびその表示制御回路
7が設けられる。
は現在位置を知るための位置検出装置20が設けられて
いる。この位置検出装置20は周知のように、現在位置
の緯度、経度情報を得る全地球測位システムであるGP
S装置21、車の走行速度を検出する車速パルス検知手
段22および車の回転方向(進行方向)を検出するため
のジャイロセンサ23で構成される。
モードや自然画像表示モードなどの指示を与えるための
外部入力装置30が設けられている。図1に示す例では
リモコン装置が使用され、このリモコン装置30の本体
には、複数の操作キーが設けられている。その中には上
述した地図表示モードを指示したり、自然画像表示モー
ドを指示したり、スクロールを指示したり、目的地検索
を指示したりする複数の操作キーが存在するが、その具
体例は割愛する。リモコン装置30に対してその受信部
32がカーナビゲーション装置10側に設けられてい
る。
めの撮像手段35と、その入力インタフェース手段36
とが設けられている。
置10では、情報蓄積装置6としてDVD−ROM(Di
gital Video Disk-Read Only Memory)や、ハードディ
スク(HDD)等の書き換え可能なディスク媒体を使用
するものであって、ここに記憶された地図データを表示
部8上に表示するものであり、表示部8上に表示された
地図をスクロールさせた場合に、カーソルが位置する自
車位置(現在位置)の道路を特定道路としたとき、この
特定道路沿いのデータとして記憶された自然画像を表示
する。
画面40を親画面とし、これよりも小さな表示画面41
を子画面としたとき、地図情報は親画面40に表示し、
沿線沿いの自然画像は子画面41に表示する。子画面4
1は少なくとも1つ用意され、好ましくは2つ用意され
る。図の実施形態は2個の子画面41a、41bを使用
した場合で、親画面40のほぼ中央部に並んで位置させ
る。親画面40の中央部はカーソルが表示され、通常は
このカーソル位置が現在位置であり、車両走行時はその
位置は走行道路の位置となる。したがってカーソルの左
右に子画面41a、41bが並んで表示される。
図情報の確認を妨げることなく、しかも子画面の画像内
容を十分認識できる程度の大きさに選ばれる。したがっ
て親画面40の1/4〜1/9程度が子画面41の画面
サイズとなる。
における風景、建物、店舗、案内標識などを実際に撮影
した画像や、これに多少アレンジした画像である。情報
蓄積装置6にはこれらの他に、目的地検索を行うときに
使用される文字情報などが相互に関連付けて保存されて
いる。
る。自然画像を追加する場合には撮像手段35を使用す
る。撮像手段35としては小型のビデオカメラ(CCD
カメラなど)を利用することができ、これを図3Aに示
す車両40のダッシュボード41の上面に装備する。
右何れかの方向に存在する風景や建物などを取り込むの
で、ビデオカメラを1台使用する場合にはこのビデオカ
メラ35に回転機構37が取り付けられ、この回転機構
37を自動若しくは手動で制御して、進行方向に対して
左側の沿線若しくは右側の沿線に向け、目的の被写体を
撮像することになる。2台のビデオカメラを用意すると
きには図3Bのようにダッシュボードの左右両側に装備
すればよい。
の道路に対し、どの位置でどちらの側(方向)に存在し
たかの情報も記憶される。その位置情報は位置検出装置
20のデータに基づいて算出される。方向に関しては回
転角度や何れのビデオカメラを使用したかを方向情報と
して利用し、位置検出装置20より算出された進行方向
でとの計算によって方向を算出する。この撮像処理およ
びカーナビゲーション装置10内への取り込みについて
は後述する。
常時子画面41に映し出すこともできれば、リストメニ
ューの中から自然画像表示モードが選択されたときだけ
映し出すこともできるし、あるいは特定のリストメニュ
ーが選択されたとき、換言すれば目的地検索のため画面
をスクロールするモードが選択されたとき、自動的に子
画面41に自然画像を表示することができる。子画面4
1に自然画像を表示する場合には、現在車両がどの道路
にいるのかを知る必要があることと、その道路が特定さ
れたとき特定された道路に関連した自然画像を検索し表
示する必要がある。
路の管理主体の違いに応じて階層化されている。そして
交差点をノードとし、ノード間に属する道路をリンクと
呼称したとき、このリンクに対して道路のレベルに応じ
て階層化されたリンクデータとして保存されている。
ル1としたとき、一般道路のうち国道をレベル2、都道
府県道をレベル3、市町村道をレベル4、私道をレベル
5のように階層化することになる。
国道があり、それぞれの黒丸が別の道路(破線図示)と
交差するノードであるとき、リンクごとに複数の情報が
保存されている。図4では1つの国道のあるエリアに対
し例えば図のように4つの交差点が有ったときには、3
つのリンク構成(リンク1〜リンク3)となり、それぞ
れのリンクに対して、図5に示すような道路データの管
理テーブルが設けられている。この管理テーブルには道
路レベル、道路のID(国道名)、リンクID(地名な
ど)、さらにはそれぞれのリンクの交差点である始点お
よび終点の座標(経度、緯度情報など)が互いに関連付
けられて保存されている。
て図6および図7を参照して説明する。図6はリンクと
自然画像が存在するポイントとの関係を示すものであ
り、図7は情報蓄積装置6での画像データの管理方法の
一態様を示す。まず図6のようにリンク1について注目
すると、このリンク1に対してはその沿線沿いに4つの
自然画像のポイント(*1〜*4)が登録されているも
のとする。自車位置をカーソル「▲」で示す。
れがリンク1に下ろした垂線と交わる点の座標(x、
y)で表され、この座標はノードを基準にしたときの交
点のxおよびy座標であったり、交点の経度情報をx座
標で表し、緯度情報をy座標で表すこともできる。また
図7のように、ポイントP1〜P4のリンク1に対する
方角(進行方向を画面の上側とし、これを北の方位とし
たときの方角)も関連情報として保存される。この方角
情報によって道路の左側の自然画像を左側の子画面41
aに間違いなく表示し、そして道路の右側の自然画像を
右側の子画面41bに表示することができる。したがっ
て進行方向が上述とは反対方向になった場合には子画面
41a、41bに表示される内容も反転する。
6に蓄積されている自然画像の記録媒体に対するアドレ
スAがある。このアドレスAは画像IDがファイル名と
して付されており、アドレスAを参照するなどして自然
画像を子画面41に表示することになる。したがってリ
ンクと自然画像とが相互に関連する情報としては、図7
のように、画像ID、リンクの階層内容(図では道路レ
ベルと道路IDとリンク名)、自然画像の位置座標、リ
ンクに対する方角および自然画像データのアドレス情報
である。
テーブル化されて蓄積することができ、この場合、自然
画像に関連した情報は同じテーブル内に、自然画像情報
自体は同じ情報蓄積装置6の別のエリアに蓄積される
か、若しくはフラッシュROM4などの別の記憶媒体の
当該アドレスによって指定されるアドレスに記憶してお
くこともできる。
位置検出装置20によって自車位置とカーソル位置の双
方を経度および緯度情報として保持している。カーソル
位置によって現在画面に表示されているエリアの中心位
置を表現する。
合には、階層化されたリンクデータ群の中から自車位置
が含まれるリンクを検索し、検索できた場合にはそのリ
ンクをドライブリンク情報として保持する。このように
リンク情報を保持するのは、自然画像がこのリンク(特
定された走行道路、停車道路など)に沿った関連情報と
して存在するか否かを判断し、存在する場合には自車位
置を考慮してその自然画像を適宜表示するためである。
そして、例えば自車より前方100〜200m先に自然
画像を表示するポイントが存在すると判断されたときに
は、この自然画像を子画面41に表示する。
ールを指示したような場合には、カーソル位置を基準に
してこれより所定径の範囲内に存在するリンクを検索す
る。検索できたリンクはスクロールリンク情報として保
持しておく。これは上述したようにそのスクロールリン
クに沿った情報として自然画像を表示するためである。
このリンク検索は上位レベルのリンクから行う。
10において、外部入力装置30からの指示に基づい
て、CP∪1がシステムコントローラ2にデータの読み
出し指示を与えると、I/F回路5は情報蓄積装置6を
制御して該当するデータを読み出しDRAM3に格納す
る。
み出し、画像表示に必要な処理(データ伸張処理、エラ
ー訂正処理など)を施した後、そのデータが地図データ
であるときにはDRAM3に用意された地図面用フレー
ムバッファ(描画プレーン、以下同じ)に描画する。自
然画像が読み出されたときにはこれを自然画面用フレー
ムバッファに描画する。文字データについてはDRAM
3のグラフィック用フレームバッファに描画する。表示
制御回路7では、これら複数の描画面を表示制御し、検
索された情報が表示部8に表示される。
であるときには、位置検出装置20から得られたデータ
に基づいて、CPU1が現在位置を算出し、必要な地図
データを表示する。この地図データは順次更新されなが
ら表示される。自然画像を表示する場合には、親画面4
0に地図情報が表示され、子画面41の対応する位置に
自然画像が表示されるように、表示制御部7がその表示
状態をコントロールする。
準にして所定の距離内に存在するリンクを検索し、検索
したリンクをスクロールリンクとして保持する。スクロ
ールリンクが決定すると、決定したスクロールリンクを
含む地図を地図面用プレーンに描画する。
て記憶されている画像データ(自然画像)を検索する。
自然画像が存在するときにはこの自然画像データを自然
画面用プレーンに描画する。それぞれのプレーンから読
み出した地図および自然画像データを表示部8に表示す
る。
ンクに対して、どの位置でどちらの側(方向)に存在す
るかの位置情報を保持しているので、スクロールリンク
の左右位置に対応させて自然画像が表示される。スクロ
ールに伴い地図データも自然画像データも更新される。
なお、子画面41の親画面40に対する位置は不変であ
る。
0のほぼ中央部に位置する子画面41に表示するため、
この自然画像を視認し易くなり、実際に車両が走行して
いる道路の景色や目標物を、子画面に表示される自然画
像と見比べることで、現在位置を有効に確認できる。
するため、自然画像データベースの容量は、それほど膨
大とならず、また、自然画像を収集するための撮影作業
や自然画像の差し換え等も、動画の場合に比べて容易で
ある。自然画像としては風景自体をそのまま撮影したも
のの他に、コンピュータによる画像編集処理等によって
目標物を抽出した画像を表示することができる。したが
って、長期間にわたって建て替えの可能性がなく、ま
た、最も目立つ建物等の外観を自然画像として選択する
ことで、季節や周辺の建造物の変化に拘らず、有効な位
置確認の手段として用いることができる。
の一実施形態について図8のフローチャートを参照して
説明する。図8は特に目的地を検索するためユーザがス
クロールを指示した場合の処理例を示すフローチャート
である。
者)によりスクロール指示がなされると(ステップS1
00)、CPU1はカーソル位置座標から最寄りのリン
クを探索する(ステップS101)。次に探索したリン
クの方向を計算し(ステップS102)、直前に描画し
たときの描画面の回転方向との比較を行う(ステップS
103)。
角度(量子化して定められた最小方位(16方位等)の
角度)以上、ずれている場含にはリンク方向が変化した
ものとみなして(ステップS103)、リンク前方が画
面上方となるよう地図面を再描画する(ステップS10
6)。
ときには、リンク方向が変化していないと判断すると共
に(ステップS103)、カーソルがリンクからずれて
いるときにはカーソル位置から最寄りのリンクに垂線を
下ろした点を計算し(ステップS104)、その点が画
面中央に描画されるように、地図面をスクロールすると
共にカーソル位置を更新する(ステップS105)。
場合を説明したが、これは位置検出装置20は完全なも
のではないので、リンクからずれてカーソルが表示され
る場合があり、このような場合にはカーソルがリンクの
上に表示されるようにカーソル位置を修正する必要があ
るからである。
積装置6に記憶されている画像データ(自然画像デー
タ)のうち、このリンクに沿った情報であって、しかも
スクロール方向の前方に位置し、つまりカーソルよりも
先に位置し、かつこのカーソル位置に最も近い画像デー
タを検索する(ステップS107)。このとき、当該リ
ンクに対し、スクロール前方に向かって左側、右側で1
つずつ検索する。
左右に確保した子画面41a、41bに表示する(ステ
ップS108)。その後、地図面保持用のタイマをスタ
ートさせる(ステップS109)。そして、タイマがス
トップするまで同じ地図面を表示し、タイマがストップ
すると(ステップS110)、再びステップS102に
戻り、同一リンクあるいは同一道路の次リンクの方向の
計算が繰り返され、地図面の表示角度調整や地図面のス
クロール処理および画像データの更新処理が行われるこ
とになる。
表示処理を説明したが、通常の車両走行中における地図
表示モードの場合にも、ドライブリンクとそれに付随す
る画像データを検索しながら、自然画像が子画面41に
順次更新されながら表示されることになる。
施形態を示すフローチャートである。
には地図表示モードとなっていて上述したような地図が
親画面40に表示されている(ステップS200)。こ
の表示モードのとき位置検出装置20から現在地の位置
情報を取得する(ステップS201)。取得した位置情
報を利用してCPU1はドライブリンクの検索を行い、
検索したドライブリンクをDRAM3に保持し、その状
態で待機する(ステップS202)。
指示が依然としてなされないときには(ステップS20
3)、ステップS200に戻り地図表示モードを継続す
ることになる。
ードにしてユーザからの画像取り込み指示がなされる
と、取り込まれた画像が子画面41にそのまま表示(ス
ルー画像表示)されるモードに遷移する(ステップS2
04)。この画像取り込みモードでは、入力インタフェ
ース回路36によってDRAM3上に設けられたフレー
ムバッファ(自然画面用描画プレーン)に取り込まれた
画像データを常に描画しておくこともできる。
と場所が決まり、ビデオカメラ35を操作して撮影の指
示がなされると(ステップS205)、フレームバッフ
ァ内に取り込まれた画像データがリンク情報データ(図
5および図7参照)と共に情報蓄積装置6に書き込まれ
る(ステップS206)。この書き込みが終了すると地
図表示モードに遷移する(ステップS200)。情報蓄
積装置6に書き込まれたこの画像データは、自然画像と
して他に存在する自然画像のデータと共に直ちに利用で
きる。
合、ステップS200の地図表示モードに遷移するので
はなく、ステップS204のスルー画像表示モードに遷
移して再び画像データの取り込みが可能なように状態遷
移することもできる。
2つの子画面を表示するようにしたが、例えば自車走行
位置よりも下側の表示領域であって、道路の真上に1枚
の子画面を表示し、ここに車両前方に位置するポイント
の自然画像を表示することもできる。この場合、左右何
れかの画像であるかを明示すれば、ポイント位置の確認
を誤ることがない。
の現在位置を検出し、その現在位置に対応する地図情報
を地図データベースより検索して表示を行う地図表示装
置において、車両の現在位置に対応した複数の自然画像
を記憶する自然画像データベースを設け、地図情報を表
示する表示画面中に重ね合わせた状態で、自然画像を表
示する少なくとも1つの子画面を選択的に表示できるよ
うにすると共に、自然画像をユーザ自身が取り込めるよ
うにしたものである。
に表示するので、この自然画像を視認することにより、
実際に車両が走行している道路の景色や日標物を子画面
に表示される自然画像と見比べることができ、現在位置
の確認が迅速にでき、しかもその確認作業が的確とな
る。これは自然画像を使用することによって、地図とい
う二次元虚構の世界と、自然画像という現実の世界を結
び付けることが容易になるからである。
表示するため、自然画像データベースの容量は、それほ
ど膨大とならず、自然画像収集作業が容易になる。自然
画像は子画面にのみ表示するようにしたので、地図の読
み取りを妨げることもない。
然画像を装置内の情報蓄積装置に保存できるようにした
ので、ユーザに即した目的地検索を実現でき、ユーザフ
レンドリーな地図表示装置を提供できる。したがってこ
の発明はカーナビゲーション装置のような地図表示装置
などに適用して好適である。
ナビゲーション装置に適用したときの一実施形態を示す
要部の構成図である。
然画像の子画面が表示された場含の具体例を示す説明図
である。
である。
る。
明図である。
ローチャートである。
ャートである。
・・情報蓄積装置、8・・・表示部、20・・・位置検
出装置、21・・・GPS装置、35・・・撮像手段
(ビデオカメラ)
Claims (6)
- 【請求項1】 車両の現在位置を検出し、その現在位置
に対応する地図情報を地図情報蓄積手段より検索して表
示部上に表示する地図表示装置において、 前記車両の現在位置に関連した複数の自然画像を記億す
る自然画像蓄積手段と、 前記地図情報を表示する表示
画面を親画面としたとき、この親画面の一部に前記自然
画像を表示する少なくともlつの子画面を選択的に表示
する表示部と、 前記子画面への自然画像の表示状態を指示する操作部
と、 前記操作部からの指示に基づいて、前記表示部の表示を
制御する表示制御部と、 撮像手段とで構成され、 前記撮像手段で撮像された自然画像は撮像地点における
位置情報と共に前記蓄積手段に蓄積され、 前記撮像手段の撮像、取り込みが前記操作部からの指示
に基づいて制御されると共に、予め蓄積された自然画像
および前記撮像手段から取り込まれた自然画像のうち、
前記車両の現在位置に関連した自然画像を上記子画面に
表示するようにしたことを特徴とする地図表示装置。 - 【請求項2】 前記子画面は、前記地図情報の読み取り
を阻害しない大きさであって、かつ、前記自然画像を認
織可能な大きさであることを特徴とする請求項1記載の
地図表示装置。 - 【請求項3】 前記親画面のほぼ中央部の両側に2つの
子画面表示領域が設けられ、前記地図情報の中央部に車
両の現在位置を示すマークが表示されると共に、 前記
子画面には、前記車両の現在位置の両側に存在する風景
や目標物などの自然画像を対応させて表示するようにし
たことを特徴とする講求項1記載の地図表示装置。 - 【請求項4】 前記子画面への自然画像は、目的地など
の検索を行うスクロールモードの場合の他に、前記車両
走行時における地図表示モードのときも表示されるよう
になされたことを特徴とする請求項1記載の地図表示装
置。 - 【請求項5】 前記撮像手段は、小型のビデオカメラで
あって、前記車両のダッシュボードの上面側に取り付け
られたことを特徴とする請求項1記載の地図表示装置。 - 【請求項6】 前記撮像手段には回転手段が設けられ、
この回転手段を駆動することによって、走行道路の左右
両側の風景や建物を撮像できるようにしたことを特徴と
する請求項1記載の地図表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21884099A JP4206571B2 (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 地図表示装置、ナビゲーション装置、及び地図表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP21884099A JP4206571B2 (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 地図表示装置、ナビゲーション装置、及び地図表示方法 |
Publications (3)
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JP2001041756A true JP2001041756A (ja) | 2001-02-16 |
JP2001041756A5 JP2001041756A5 (ja) | 2006-04-27 |
JP4206571B2 JP4206571B2 (ja) | 2009-01-14 |
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ID=16726172
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